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2007.02.01

万能?の危険運転致死罪

 昨日、2ちゃんのニュース速報+板に切込隊長と私の名前が入ったスレッドが立ちまして。いやぁ、恥ずかしいでありますぅ(~_~;)。私の固有名詞があんなメジャーな板に出るのは、田中が長野県知事に当選して、2ちゃんねるを舞台にした私への攻撃が集中した時以来ですよ。7年振りくらいかな。でも次は切込隊長の固有名詞の前に俺の名前を入れてくれ。
 どのくらいのアクセスが来るんだろうと思っていたら、これが全く誤差の範囲内で、リンク元データベースで調べたら、たったの15人! いつものストーカー連中が、誰も気付いてくれない過疎った井戸の底wから好運にもレスキューされ、陽の光を浴びるしばしのチャンスを得たけれどやっぱり内輪だけで祭りする羽目になったという、これまたいつもの状況が繰り返された様子でして、ちょっとがっかりです。ニュー速+を舞台にパブリシティできるなんていうチャンスは望んでもそう滅多に得られるものじゃないですからね。

* ちなみに昨日のアクセス状況です。
アクセス数: 14,969  (前日値:15,319)
訪問者数: 5,930  (前日値:5,801)

 リピートを含むアクセス数に至っては、前日より減っている。スレの勢いとしては、決してマイナー・レベルじゃなかったんだけどなぁ(~_~;)。地方自治板のスレの勢いに比べりゃ、そりゃもう桁が違うわけで。ただそれでもこんなもんなんですよね。

 ただ気になるのは、あの板は、誰でもスレッドを立てられる訳じゃないんですよね。とすると、いくら私が普段、2ちゃんが無くても誰も困らない、でもこの空間を失いたくないのであれば、きちんと管理できることを証明して、国家権力によって潰されることを回避しなさい、と主張している人間とはいえ、その影響力なんて知れていますから、2ちゃんの裏方にとっては、蠅や蚊程度の存在でしかない。つまりニュースバリューなんて何も無いわけですよ。にもかかわらず、スレッドが立ってしまうというのは、運営サイドに、切込隊長のヨイショをする奴は晒して炎上させちゃれ、という暗黙の意思があるということですよね。先日、差押え騒動の時に、zakzakを気にくわないからNGワードにしたしないという話があって、そんなのちゃねら~の反発を招くだけだろう、という突っ込みが多かったわけですが。
 もちろん2ちゃんを回している連中に良心などあろうはずもないから、こういうことは起こりうるだろうけれど、にしても、ちょっと情けない手口ですよね。
 裁判自体は、ひろゆきがよほど下手を打たなければ、訴因では勝てるような気がしますけどね。だからこそあいつはこれは勝てると思って珍しく法廷に顔出したわけで。客観的という言葉は嫌いだけど、客観的に見ると、本件での切込隊長の勝ち目は微妙だなと思う。だから彼には別な目論見があるんだろう、と私は思っている次第で。

※ 叩き出される

 昨日のネタの続きですが、パソ通時代にフォーラムから叩き出されたことをして「誰それはフォーラムからすら叩き出され……」と中傷のネタにする人々が一定数いますが、フォーラムから叩き出されるという行為は、言ってみれば勲章みたいなものですよ。私のブログには、複数のフォーラムを叩き出された経験のある猛者がごろごろいらっしゃいますが(~_~;)。
 長い長いフレームを戦い、結果として勝ち負けが付かなかった。フレームというのは、通常なかなか勝ち負けが付かない複雑な問題だからフレーム化するわけでしてね。その時、最後にはどうなるか、と言えば、運営サイドの反対側で論陣を張っていた人間は、そこから出て行くしかなくなるわけです。これは正邪の問題じゃない。単に、身を退くという行為に過ぎない。
 それを2ちゃん時代の、煽りしか芸がないアラシと同列に論じるのはどうかと思う。この連中は、パソ通時代の最低限のお約束事だった「議論する」という方向性がすっぽり抜け落ちているから。
 パソ通時代の話をすると、エリート臭が鼻につくみたいな反応が必ずあるけれども、仕方無いですよ。実際にそれだけのキャリアを積んでいるわけですから。

※ 前知事出張旅費巡る住民訴訟 原告側、和解受け入れへ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news002.htm

 これは負け戦ですよね。この裁判も悩ましいところがあって、訴えたい相手は田中康夫本人なのに、彼は県庁という行政組織に守られていて、実際に戦う相手は長野県庁になるわけです。この寸借詐欺事件では、じつは 長野県庁も被害者なわけですよ。不必要な予算を組まされて。なのに、田中がいない長野県庁を相手に戦っても、被害者同士で戦って時間と裁判費用の無駄遣いをしているようなものですから、原告としては和解を飲むしか無かったという所でしょう。
 こういう時に、知事個人の責任を問えるようにしないと駄目ですよね。

※ <埼玉園児死傷>危険運転致死傷罪の適用求め18万人署名
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000125-mai-soci

 親の稼ぎで気ままに暮らす中年プータローに、ささやかな家庭の幸せを台無しにされたわけで、つましい平和な家庭を破壊したのが、少なくとも同じ人種ではなかった。明らかに隣りにいて欲しくない、唾棄すべき奴だった。
 だから厳罰をということになるわけですよね。これが普通のサラリーマンや主婦だったら、遺族の怒りもちょっと違ったことでしょう。
 ただ過失は過失に過ぎないわけです。車というのは、一瞬の判断ミスで凶器と化す。
 遺族が危険運転致死罪の適用を訴えるのは個人の自由だし、もしそれで救いや癒しが得られると考えているのなら、仕方ないけれど、メディアがそれに付き合うのは危険だと思う。
 極論すれば、加害者の自堕落な人生が、この悲劇の原因を作ったと言える。けれども、その生き方自体は法では裁けない。そして過失はそれ以上の故意の存在を意味しない。
 それに、危険運転致死罪をバラ色のように考えている人々がいるけれども、これはその有期刑のMAXを保証するものでは無いんですよね。先週、夕方のテロ朝のテレビニュースで加古川刑務所のレポートを流していましたが、パトカーに追われて信号無視を繰り返し、最後に他人の車を巻き込んで死亡事故。当然危険運転致死罪で起訴されたわけですが、それでも5年6ヶ月の懲役に過ぎない。こんなにも悪質な死亡事故でも僅か5年です。法律というのは、そういうものです。
 起こったことは、この上無い悲劇で、加害者は、その人生自体が世間にとっては不愉快極まりないけれど、それでも彼は、過失で裁くしかない。もしこの被害者の背後に弁護士でもいるなら、変な希望を遺族に持たせるべきじゃない。
 日本の司法制度やメディアが、被害者遺族の存在に長らく無頓着であったことは事実だけれど、それでも、リンチを防ぐための司法制度であるという文明社会の合意事項を忘れるべきじゃない。

※ 社民党阿部議員元秘書セクハラ事件

 なるものが存在していまして、これは裁判になっているんですよね。真贋の判断が付きかねるので、敢えてURL等の記載はしません。これはセクハラ事件の相談で社民党を訪れた時に世話になった秘書がいて、いろいろ相談していたんだけど、所が逆にこの秘書が今度は狼になったという話らしい。
 で私が真贋に自信が無いのは、こういうのって藪の中の話でしょう。そこに突然「性的暴行」という言葉が出てくるわけです。要するにレイプということですよね。キスを迫ったとかそういうレベルじゃない。ただ具体的というか、レイアウトが結構グレーな感じがして、ちょっと首を傾げるというのが正直な所なんですよ。

※ <強盗殺人>時効成立の男見つかる 年金手続きで家裁に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000172-mai-soci

 時効の概念にはそれなりの理由もあるんだろうけれど、少なくとも昔と違って人間は長生きするようになったんだから、全ての刑法の時効を今の倍程度には引き揚げるべきだと思う。
 てかこの人、戸籍は無いのに、年金は払い続けていて、しかもそのことに警察は気付かなかったということだろうか。それとも事件を起こす前に必要年月を満たしていたとか?

※ 無資格助産事件、院長ら不起訴へ 横浜地検、影響考慮か
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200701310419.html

 これは正しい判断と言って良いのだろうか。というのも、この病院の場合、どうしても人集めが出来なくて、やむなくその事態に至ったということではなく、単にコスト削減の一貫として、そういう状態を恒常化させていたとされている。
 全国的には、法律が実態に追い付いていないという現実があるわけですが、何か釈然としない部分は残りますよね。

※ 南青山を舞台に…華麗なる詐欺師のテクニックとは
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007013115.html

 なんでこの手の詐欺に引っ掛かるんだろう。ある所にはお金はあるというか、他人にお金を貸すというのは、人間に優越感を与えるんでしょうか。

※ 掃海艦艇、強化プラスチック製へ=機雷除去「本来任務」化で-防衛省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000099-jij-soci&kz=soci

 やっとという感じですね。木製には木製のよさがあるだろうけれど、さすがに地球の裏側での任務が増えるだろうことを考えると、これは時代の流れですよね。

※ 巨額横領事件、千田受刑者の妻アニータさんが来日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070131i214.htm

 何か国全体がおちょくられているような気がして不快なんだが、結局、こういう時に、愛人まで裁く法律は無いんですよね。ただ入国自体は拒否出来ると思うわけですが。

※ 鳥インフルエンザ懸念、マラソン中止 鹿児島・出水市
http://www.asahi.com/national/update/0131/SEB200701310008.html

 とうとう来ちゃいましたね。どうしよう……。あれが関所を越えるのは時間の問題だと思うけどなぁ。熊本と宮崎には山脈という、野鳥にもハードな地形が立ちふさがるけれども、大隅と宮崎を隔てるものは関所しか無いもんなぁ。

※ チューリップ解散…再結成も年齢、体力の限界で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000008-ykf-ent

 ここはローリングストーンズをぜひ見習って貰いたい。

※ 神奈川県相模原市、政令指定市めざす 市長が表明
http://www.asahi.com/politics/update/0131/006.html

 へえ~。そんなに大きな街だったんだ。

※ 「踏み字」取り調べ事件、控訴を断念 鹿児島県警
http://www.asahi.com/national/update/0131/SEB200701310009.html

 これで焦点は、県警本部長が被害者の前で土下座するとか、担当者の固有名詞を上げてきちんと処分できるかに移るわけですね。鹿児島では県議選がスタートするわけですが、その焦点の方は今回は立候補しないんだろうか。

※ アキバ名物「おでん缶」続きキターッ! 熟女米ブーム
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007013124.html

 リンクをコピーしつつ、俺に何を言えと!?(ry……。

※ 共産党大はしゃぎ 「2ちゃんねる」にカキコミ
http://www.j-cast.com/2007/01/30005204.html

 共産党的には、同志よ! これぞ我らがプロXだ! みたいな話だろうか。

※ メルマガおまけ 22才の別れ&携帯駅間距離

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コメント

>zakzakを気にくわないから
>NGワードにしたしないという話

あれはzakzakのほうが先に件の閉鎖騒動の記事で
「2ちゃん側は記事を無断転載して騒いでいる」
みたいなニュー速スレを全否定するような
的外れな煽り入れたから
「ではおっしゃるとおりzakzakの記事は
転載禁止にしましょう。」
みたいな展開で、いつもの運営側の
お遊び感覚だと感じたんですがね。

投稿: たか@ | 2007.02.01 10:12

>掃海艦艇、強化プラスチック製へ=機雷除去「本来任務」化で-防衛省

大型木造船建造技術が失われてしまうのね。

投稿: | 2007.02.01 10:26

>これが全く誤差の範囲内で、リンク元データベースで調べたら、たったの15人!

もしかしたら、その一人かもしれませんw
いちおう専ブラからだったんですけど、ニュース速報+板でスレを立てた記者が粘着していますからね。住人にとってはどうでもいいスレですよ。

投稿: 岡倉天心 | 2007.02.01 10:40

>掃海艦艇、強化プラスチック製へ=機雷除去「本来任務」化で-防衛省

 果たして、アメリカのイラン攻撃とそれに伴うホルムズ海峡機雷封鎖に間に合うのでしょうか?

投稿: Escher | 2007.02.01 11:48

先生、ネラーはリンクやソース元が貼られていても専ブラ使ってる奴らが多いので、エロ画像じゃない限りリンク元を訪れる事ないデスヨw
だからスレタイやソースが間違っていても(意図的に改変しミスリード)1の書き込み内容を信用・判断して、誰もツッコミが入らずにスレが流れる事がありますよ

投稿: SEED | 2007.02.01 12:55

※ 掃海艦艇、強化プラスチック製へ

素人考えで恐縮ですが、プラ船だとすぐに沈みそう。
 対馬海峡で魚雷攻撃を受けた掃海艇<なるしま>の草鹿一尉は
「木造ですから、沈没はしません。01デッキが波で洗われる程度です」-原潜海峡を封鎖せよ-
って言ってたのぃ~。

投稿: MURA | 2007.02.01 13:50

>>相模原市政令指定都市化

一昨年の市長選挙の時から「(現在も市長であり、高齢で一昨年半年間くらい公務を病気で休んでいる)小川勇夫氏は相模原を政令市にしたことを『引退の花道』にするのではないか」と言う観測で話には上がっていた事なのですが、
その前にまずは政令市の面積要件を満たすために、津久井の四町(城山・津久井・相模湖・藤野)を吸収合併して置く必要があって…と言う感じで、今の市長や取り巻きが何年も前から水面下で動いていたことは事実な訳で(;´Д`)

まぁ、大きな都市といっても、それ以前に鉄道が通っている藤野や相模湖はまだしも、公共交通がバスしかない旧津久井町から市役所に直通する便が無いとか、公共交通はズタズタだし(実際、旧津久井町の人は相模大野よりは本厚木辺りで買いものすることの方が多いだろうし、藤野や相模湖の人は八王子で買いものしてしまうと思う)、公共インフラがまだまだワヤな状況で、債券発行できるのと名誉欲に釣られて強引に合併した街ですからね…今でも赤字に転落しかけているのに政令市にして、なんの得があるやら…小川市長の名誉欲にはついていけませんわ┐(´ー`)┌

投稿: Artane. | 2007.02.01 13:53

>-原潜海峡を封鎖せよ-
そこには、ついでに「海自の掃海技術は世界一」って書いてないかい。
それは自分達がそう思ってただけで実際は時代遅れの二流技術だったってオチがつきましたから。

投稿: デコイ | 2007.02.01 13:58

>相模原市
決して大きな街ではありません。単に市域がだだっ広いだけで、経済的には20万都市×3+αくらいのものです。行政インフラ以外は町田や大和、八王子などの近隣市へのおんぶにだっこで、これらの市からは相模原市がガン扱いされています。新潟や浜松とは異なり、とても「都市」としての実態を兼ね備えているものではありませんから、政令市への移行は認可されない可能性が大ですね。神奈川県にしてみても、横浜・川崎が政令市で言う事を聞かず、横須賀にも相手にされていない状態では、最後の「手駒」である相模原をそう易々と手放す事は出来ないでしょう。

>Artane.さま
さいたま市の事例によれば、政令市に昇格すると市長の退職金が4割増になるんだそうです。名誉欲よりもゼニでしょう、ゼニ。
城山町の合併反対派ホームページでこのソースを掲示していたのですが、今ではこのホームページ自体が消滅していますね。

投稿: 五月原清隆 | 2007.02.01 14:22

>> -原潜海峡を封鎖せよ-
> そこには、ついでに「海自の掃海技術は世界一」って書いてないかい。

15年近く前と今を同列に論じるのはナンセンス。
冷戦とバブルが崩壊して予算が付かなくなった「失われた10年」の間に技術革新に乗り遅れたというあたりが真相なのでは?

投稿: Escher | 2007.02.01 16:21

>「失われた10年」の間に技術革新に乗り遅れたというあたりが真相なのでは?

第二時世界大戦当時から日本は機雷で封鎖されていて、戦後その「後始末」と朝鮮戦争で再び使われた機雷の後始末で、海自は世界トップクラスの掃海技術を持つといわれるようになりました。
が、そこで慢心してしまったのか、90年代前半のペルシャ湾での掃海派兵(軍事オペレーションである以上、「兵」の一字は動かしがたいでしょう)で他のNATO諸国の方が機材も技術も上であることがわかり、高い優先順位で装備の近代化と練度の向上を行った。と言うのが真相らしいです。

まぁ、どちらかというと「常に有事」と言う意味で陸の不発弾処理部隊の方が練度を維持できていた訳で
…退官した陸自の爆発物処理担当だった自衛官達が主に東南アジア、特にベトナム戦争で爆撃を大量に受けた地域やカンボジアなどの紛争で対人地雷がどっさり埋まっているところに赴いて、現地に爆発物処理のノウハウを教えてまわっているようですよ。

例えば、
http://www.jmas-ngo.jp/
とか。

投稿: Artane. | 2007.02.01 17:07

>技術革新に乗り遅れたというあたりが真相なのでは?
違う、違う。
技術は世界一と自惚れてて、いざ対外試合(湾岸戦争)に出張ったら「オタクらまだそんなことやってる」のって話になったわけだ。その辺の指摘は再三、センセもしてるけどね。
だから現在は幾らか立て直された状態かと

投稿: デコイ | 2007.02.01 17:07

> 単にコスト削減の一貫として

 看護師(4年生大学卒)と助産師(大卒か、看護師資格取得後助産師学校卒)の給与水準は、経営者が必死になるほどの違いではありません。

国立病院機構 近畿ブロック 採用情報
http://www.nho-kinki.jp/saiyo/kango-josan/shogu.html

 初任給で5000円、年間10万円程度です。1年間で分娩1回お任せできればお釣りが来ます。定昇しても、差額は50万円にもなりません。

 そもそも看護師と助産師で給与表が同じという場合すらあります。

 しかも、民間ではこれよりもさらに安い水準になります。

 助産師で長く現場にいるよりも、看護師の管理職として昇進していった方が号俸もよくなります。助産師が分娩に専従できない理由の一つでもあり、ここは専門性を尊重する意味でも、むしろ改善が必要だと思います。

投稿: rijin | 2007.02.01 17:36

>掃海部隊の能力
 あらら、逆でしたか。失礼しました。m(__)m

 前回ペルシャ湾に行った時に「井の中の蛙」ぶりを思い知らされたので、また来年辺りにペルシャ湾に出動しそうだからそれまでにキャッチアップして置こうという感じなのでしょうか?<FRP製掃海艇

投稿: Escher | 2007.02.01 17:40

>掃海技術
米海軍とは共同訓練をやってるのに、何故気がつかなかったのか未だに疑問に思う。

投稿: | 2007.02.01 20:03

>故意と過失
遺族は納得できないだろうが、やはり地検の判断は妥当だろう。
殺人で1人殺したのと10人殺したことと、
過失で1人死亡したのと10人死亡したのとは違う。
これを認めてしまうと、バスの運転手はタクシーの運転手
より事故を起こしたときの責任が過大なものとなってしまう。
預かる命が多いほど、より慎重な運転が求められるのは当然では
あるが、事故を起こしたときの責任も単純に人数倍にしてしまう
ことは司法制度の根幹を揺るがす。

もし、出来ることがあるとしたらそれは過失ではない
ことを証明することしかない。

投稿: | 2007.02.01 21:42

宮崎県新富町で発生した鳥インフルエンザですが
発生した養鶏場は新田原基地の目の前にあります。
ひょっとしたら、基地の中に殺処分した鳥が埋められたりして。

投稿: YOSHI | 2007.02.01 21:56

あっと、たった今のローカルニュースじゃ防衛省の土地に埋めるって言いました。
やっぱり基地の中?

投稿: YOSHI | 2007.02.01 21:59

>強化プラスチック製へ

これ技術的にかなりヤバいですよ。発想自体安直に過ぎるし、工法・その他、工学的な面でも多くの問題を抱えているのが現状だからこれは止めた方がいい。
詳細は面倒だからこれ以上何も書かないけど、マジヤバですよ。沈没必至といってもいいくらい。

>※ <埼玉園児

これも感情論で煽り立てて済ませるような問題では全くない。今の司法はどうした訳か判決等にかなり恣意的な面が見受けられるが、これがもしまかり通るようであれば、遠山の金さんか大岡越前の世界になってしまい、司法制度自体何の意味も為さなくなる。メディアもつき合うべきではない。言論によるリンチ、つまり暴力が当たり前になる。これはいくらなんでもまずい。権力監視どころか権力に加担する事になり、完全に本末転倒の世界になる。

投稿: | 2007.02.01 22:20

>掃海艦艇、強化プラスチック製~
 記事には、08年度以降予算要求されるフネからFRPで建造も~って書いてありますが、もしFRPが採用されると、現在整備が始まっている「ひらしま型」の08年以降に予算要求されるフネは、船体材料が変わるって事ですかね?
 船体の材料かえると、バランス等変わって結構大変な気がします。「ひらしま型」の設計はそれを見越したものになっているのか、それともFRP対応の掃海艇を新規に設計するのか。そこに興味ありますね。

 まぁ一般的に、水上戦闘艦や潜水艦に目が行きがちですが、機雷戦艦艇や機雷、それにその周囲の状況を調べていくと色々面白いですよ(特に、70~80年代の海自と政治との三海峡封鎖に対する考え方の相異とか)

投稿: 名無し二等空士 | 2007.02.01 22:37

>遠山の金さんか大岡越前の世界になってしまい、司法制度自体何の意味も為さなくなる

国民がそれを望んでるんだから、致し方ない
昨今、原理原則よりもそういった目の前の事しか考えなくなってきた気がするけど、そうしたいと思うならそうなるしかない

投稿: | 2007.02.01 23:05

>過失か危険運転致死か
以前もこの件で述べましたが、再犯であることや、前夜酒を飲んで車の中で仮眠?した後の運転であること、園児が列をなして歩いているところで長時間のわき見など普通ならありえないし、、実際は居眠りだったんじゃないのか?という疑念、等々、確かに立証は困難なのですが、単純に過失と呼ぶのは疑わしい点が多々あります。この件よりも、進入禁止違反ではありましたが、風見しんごさんの長女が犠牲となった事故の方が私は過失に近いと思いますがねえ。感情論で処罰が左右されるのは好ましくありませんが、事実を明らかにする努力をもう少し、とこの件に関しては思う訳です。

投稿: ya-mana | 2007.02.01 23:30

>国民がそれを望んでるんだから、致し方ない

 司法は、そういう原理で動かないところに利点があるのでは?
 

投稿: | 2007.02.02 00:45

>フォーラムから叩き出されるという行為は、言ってみれば勲章みたいなものですよ。

>運営サイドの反対側で論陣を張っていた人間は、そこから出て行くしかなくなるわけです。

先生のブログでアク禁貰うのも「勲章」と思って良いのかしら?
という考えが一瞬頭をよぎりました。すみません(笑

まぁ、個人のブログはともかく、
パソ通のフォーラムの運営者には中立であって欲しいと、
当時は強く思ったものですが、
それも遠い目をして懐かしむような思い出になってしまいましたね。

投稿: | 2007.02.02 11:26

>2007.02.01 21:42さん

バスの運転手で例えるなら乗客との応対をするために横を向きながら運転していて停留所に突っ込んでバス待ち客と乗客双方に死傷者を出すような事故を起こした場合、それが「過失」なのかという事を論議しないといけないと思いますよ。
そしてこの事故で言うならばこれと同様の事故をこの前にも起こしているわけで、過失でないのであればそれとは別に「運転に対する資質の存在が認められない」とし、新たな罰則なり処分なりを設けるべきでしょう。
それは今回の事件には適用はされないにしても、今後の為にはなるはずです。

同様の事故を数度起こしている人間に対してそれを毎度毎度軽微な過失で裁くのであれば、それはシステムに問題があるように自分には思えます。

投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2007.02.02 12:45

>原理原則
過失以上のことについてはどうなのかは第3者の立場では
憶測の範囲を超えないので司法の原理原則に関してのみ述べた。

趣旨はバスかタクシーかあるいは飛行機かといった責任の大きさや
わき見か居眠りかといった事故原因を追究する、あるいは過失か否か
を問うことにはなく、
感情論的に罪状や量刑を決めることは法のバランスを欠く可能性がある
のではないかということだ。

事故原因ということであれば、タクシーの運転手の場合であっても
同様にそれが過失なのかという議論になる。
そうではなく事故の大きさ、死傷者の数を単純に責任=量刑
にリンクさせることは避ける必要があるのではないかということ。
恐らく署名では大きな効力はなく、最初に書いたように過失でないことを
実証するしか方法はないのではないのだろうか。

ただ、法律は社会要請や背景によって変わっていくものではあるので、諸所の
法改正と同じように検討はされて然るべき問題で、国民の多数の意見が厳罰化
を望めば、そうした方向に行くことにはなると思う。

#わき見は過失になると思う。それが乗客対応であっても単なる不注意であっても
過失、あるいは重過失で業務上過失致死傷。
理由は簡単で現行法上は適用条件(故意、準故意)を満たさないから。
これはあくまで個人見解で過失ではないという意見も当然あるだろうが、
それは現行法改正の是非という話だと思う。
裁判員制度が導入されると法改正も含めて、こうした問題も国民的議論になるはず。

投稿: 2007.02.01 21:42 | 2007.02.02 22:06

法も万能ではないので、確かに今回の件で危険運転致死傷罪が適用できるか、といえば難しいでしょう。ひき逃げ犯の飲酒運転が立証できないのと同様に。
ただ、ほんの一瞬のわき見であれば、確かに過失と言えるのでしょうが、数秒間、あるいはそれ以上の長時間に渡って、前方を見ていなかった。これを過失というのが妥当なのか、という疑念が拭えない訳です。危険運転致死傷罪の適用条項のなかに、「その進行を制御する技能を有しないで四輪以上の自動車を走行させ、よって人を死傷させた者」というのがあって、まあ無免許で危険運転を繰り返したあげくに死亡事故を起こした場合等がこれに該当するらしいのですが、「運転に対する資質の存在が認められない」のであれば、この条項が適用されるのでは?という考え方もあるでしょう。今回の件でそこまでできるか、といえばやはり無理なのでしょうが、今回のケースは本当に不幸な事故としか言いようのない「純粋な過失」と、無免許で暴走行為を繰り返したあげくに事故を起こしたようなケースの中間にあり、どちらかと言えば実態は多くの飲酒事故に近いのではないかと思っています。第三者から見れば、まともな運転が出来ていない、できる状況になかったのに、ハンドルを握って起こした事故、しかも再犯。運転中の、一瞬の判断ミスだけが原因でなく、それに至る過程、ハンドルを握るまでの過程に、大きな問題があった、と思うのですね。だから、マスコミも只感情論を煽るのではなく、どうしたらこういう飲酒はしてない、もしくはアルコールは検知できないけど「運転不適格」な状態の運転者を路上から排除できるか、という方へ議論を持っていってもらいたい、とは思います。

投稿: ya-mana | 2007.02.02 23:54

個別案件にこだわるというのであれば、報道されていることされていないこと
を含めて推測して仮定と反証を繰り返すことは出来る。
ただ、そのこと自体に大きな意味を感じられないというのが正直なところである。

まず、危険運転致死傷罪における技能という用語については、どうして資格あるいは
それに類する単語としなかったのか、を考えればその意図がわかると思う。
資格というのは免許を持っているか、いないかという“形”の問題である。
一方、技能と言った場合、車であれば実際に運転する能力があるのかどうかの問題である。
極論すれば、一度も免許を取得したことがない場合でもその技能を有することはありうる。
すなわち、この法の規定では運転する能力があるかどうかが議論の対象となり、
無免許であることはその事故の本質とは関係ないことから技能という用語が使われているのである。
これは資質と言い換えても同様で、この言葉の言外に含まれるモラルといったことや事故時の
運動能力とも関係ない。(事故時の運動能力というのは“過去”のことであり、その時の状態
など誰にも検証できない、だから飲酒運転は現行犯以外は立件できないのである)
逆にそうしたものを排除するためにあえて技能と言っているのである。
仮にモラルなどない人間以外の制御下にあっても適用される、機械的な能力のことを指している
のだと思う。

この案件に関してはテープの入れ替えを行っていて前方が疎かになった、と報道されている。
だから1秒、2秒の話ではないだろうことは分かるが、それを重大な過失以上のものである
とは言い切れない。恐らくその程度、あるいはそれ以上のことは日常的に行われている。
では、テープの交換ではなく、となりに小さな子供がいて、なにかの拍子に窓から落ちそうになった。
それでも前方から目も離さずに運転に専念しろと言えるかどうか。
すると、いやテープ交換と子供の危険じゃ同列に論じられないという議論になる。
しかし、これこそが感情論なのである。

運転適格判定というのは行われている。
免許の更新制度だ。
なにをバカな、そんなのは当たり前の話ではないか、という意見は至極尤もである。
ただ、事故というものはそうした判定、審査制度をすりぬける、あるいは検知できない
ところで起きる。
例えば、高齢者の免許返納制度というものがあるが、これを強制して運動能力が明らかに
劣ってきているのだから、現役引退したら免許を取り上げろ、ということを現在は出来ない。
確かに方法論としては様々な提言があるだろうし、有意義な議論は望むところではある。
だが、その意思あるものは法制度を破ってでも行われるものなのである。

過去の行状を考慮せよという意見があるのは、再犯率が高いといった話や性癖や習慣は直らない
といった心理学、行動学との関連性からそのようにもいわれる。
たしかに人間の存在は過去の延長線上にあり、未来もそこから大きく逸れることはないだろう。
裁くのは人間だからこれらは当然考慮され、心象にも結果にも影響する。
であればこそ、予断を持って裁くことの危険性を常に考慮することの重要性を再認識する必要がある
と思う。

というあたりでこの話は打ち止めにしたい。

投稿: | 2007.02.03 12:51

被害者が子供であったり、被害者の多寡で過失が危険運転に変わったりすることは好ましくないと思いますので、その点に関しては大石先生や↑の方のご主張に私も同意いたします。

ただ、今回の事案が「運転者なら誰でも行いうる過失」に該当するとは私には思えません。見通しの良い直線で集団で歩く園児に気づかないほど長時間のわき見をするか?怖くてできねーよ、というのが本音であります。前夜の飲酒が原因の寝不足・体調不良による居眠りか、日頃からこの種の危険運転を繰り返していたか、供述を信じるなら後者だし、供述がうそなら前者、どちらかではないか、だとするなら、法的処罰は立証できる現行法の範囲内で、過失で止むを得ないとしても、今後の法整備に繋げるため、あるいはある種の社会的制裁として、議論は大いにすべきではないのか、と思います。「被害者が有名人の娘だから」大きく取り上げられた別件とはここが大きく違う点ではないでしょうか。(もっとも、あちらの事案も、日頃からその危険性が指摘されていた場所であるにも関わらず、進入違反が原因の事故がおきてしまった、ということであれば、取締りの強化や道路改良の必要性の議論はすべきだと思いますが)

テープの交換と子供の転落のたとえ話がありましたが、運転者には車外の歩行者等のみならず、同乗者・乗客の安全を図る義務がありますので、このようなケースで事故を起した場合、その作業の必要性・緊急性が問われます。決して感情論からのみでなく、前方注意義務を怠ってまで他の作業をする必然性があったのかが、同じ過失で裁かれるにしてもその軽重の差となって現れるのではないでしょうか?もっとも、このようなケースを防ぐために、助手席の搭乗者にもシートベルトをつけさせるよう、「運転者に」義務づけられているのだとは思いますが。
バスの場合も、運行中に話しかけてくる乗客がいたとしても、運転手は次の停留所や信号で停車するまで待て、とだけ言って運転に専念すべきであって、乗客対応をしつつわき見運転なんてのはサービス精神の履き違え、大いなる勘違い、って奴ですね。ワンマン車の場合、乗客のモラルも問われる訳ですが。

現行法制度のもとでは、今回の事案を危険運転致死、と位置づけることはできない、というところまでは否定しませんが、誰にでも起こりうる、防ぎ得ない事故であったか、という点では、私は議論すべき点が多々あると思うし、またそれによって将来このような自己が減らせる余地も大いにあると思うのですがね。

投稿: ya-mana | 2007.02.03 16:06

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