被害者の癒し
※ 「島に尽くした人なのに」陸自ヘリ墜落
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news001.htm
http://www.asahi.com/national/update/0331/SEB200703310015.html
機長は徳之島のご出身だったそうで、お気の毒なことです。しかも定年間近で。映像を観ると、ほんとに頂上なんですよね。あとほんの数十フィート高度を持てれば、腹を掠る程度でクリアできたかも知れない。
この部隊は任務が過酷なだけあって、犠牲者が多いですね。
※ 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-11.html
【あったかどうかの以前に、沖縄で戦争があり、日本軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。】
うちの爺さんは死んだけれど、別に基地があったから死んだとは思わないわけで……。
※ フジテレビが謝罪文掲載 ADHDめぐる表現で行き過ぎ
http://www.asahi.com/culture/update/0331/TKY200703310124.html
番組を丸投げしていると、どんだけの代物が出来るのかということですよね。偶にはその丸投げ体質を反省して貰いたいけれど。
※ 群馬大・不合格訴訟:控訴審も請求棄却 佐藤さん、上告はしない方針 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070330-00000138-mailo-l10
これは仕方ないですよね。表向き、こういう所は年齢制限しちゃ行けないことになっているんだろうけれど、医師の場合は仕方ないんじゃないでしょうか。養成には時間が掛かるわけで、それなりの年月活躍してくれなきゃ困る。
※ 神戸連続児童殺傷 加害男性が遺族に謝罪の手紙
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070331/jkn070331010.htm
遺族はもとより、犯人の家族も地獄ですよね。最近感じるのは、もちろん理不尽な事件に巻き込まれ、最愛の子供を失って被害者という立場になってしまう人々の存在は気の毒なわけですが。先日一審判決が出た幼児の列への突っ込み事故とか。
たとえばこの事件で言えば、裁判で、加害者家族が到底払えない金額の賠償金が認定されているわけですね。手紙で反省が伝わるのか? ということにも疑問があるわけですが、言葉は悪いけれど、とことん加害者側を追い込むことによってしか、遺族の癒しが得られないとしたら、それはそれで悲しいというか、それが真に何かの解決策になるんだろうか、と疑問でならない。
※ 07:30特別来日!外交の巨人キッシンジャーの警告「目覚めよ!日本人」“交渉の極意”を伝授 CX
その「特別来日」ってどういう意味よ? 丁度今、日本に来ているのかな。年初のいつもの12chの番組では、「日本が核武装するのは当然だ」みたいなことを言っていてちょっと驚いたのですが、この人は日本の核武装を押してくれるんだろうか。
※ メルマガおまけ untitle
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コメント
>とことん加害者側を追い込むことによって
インフルエンザワクチンの被害者も、インフルエンザ脳炎の被害者も、タミフルの被害者も、厚労省を叩く事で、癒しを得ています。まぁ、癒しを与えるのが【厚生】行政ですから。でも、医師や看護師を検挙しても【更生】行政には繋がらないので
>それはそれで悲しいというか、
>真に何かの解決策になるんだろうか、
と疑問ですね。
投稿: pongchang | 2007.04.01 10:07
薬の副作用としては例えばステロイドは皮膚が菲薄化する
http://plaza.umin.ac.jp/JPS1927/fpj/issue/TOC112/98-112-221.html
でも、その副作用は包茎の治療にも応用される
http://www.suyama-clinic.com/disease/child-phimosis.html
でも、ステロイド恐怖症の人は、それを癒しとは感じずに、心の疵に塩を塗りたくられた気持ちになるだろう。
投稿: pongchang | 2007.04.01 10:21
>>【あったかどうかの以前に、沖縄で戦争があり、日本軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。】
いわゆる「平和運動家」の方々は、昔からこの手の発想をされるわけなんですが、具体的行動として「平和を実現する」ためには百害あって一利なしな発想なんですよね。
軍隊がいるからそこが戦場になるのではなくて、経済や交通の要地だから人が集まって、人がいるからそこを守ったり奪ったりするために軍隊の必要性が生じるわけだから。
そこを「戦場」にしないためには、周辺国間で偶発的なトラブルを戦争に直結させないために普段から信頼醸造に努めるとか、周辺国の利害関係を巧みに操ってそこが「戦場」になることがえらい迷惑になるような国際関係の構造を作り出すとかが必要なのであって、「軍隊がいなくなる」というのはその結果論でしかない。
……ああ、その意味で、北朝鮮の一連の行動は「平和的」なのか。
韓国以外のすべての関係国が本音では「いっそぶっ潰してやりたい」と思ってても、手が出せない「構造」を作り上げているわけだし。
ただ、「戦争」ってのは、捲き込まれた当事者にこうした非合理な感情論にすがりたくさせるほど理不尽なものだって辺りは、押さえておいた方が良いのかもしれませんが。
投稿: 義忠 | 2007.04.01 11:55
>>【あったかどうかの以前に、沖縄で戦争があり、日本軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。】
古来より賢者は歴史から学び愚者は経験からしか学べない
といいますな。
もう一度経験してもらうしかないでしょうね。
軍隊を引き上げたら本当に自分たちが思っているとおりになるのか。戦乱が終わって王朝が統一され、その結果軍事力をほとんど縮小したあと薩摩に支配されてエライ目にあわされた記憶
はもう忘れちゃったのかなwww
投稿: | 2007.04.01 12:15
>日本軍が駐屯していたことが
>多くの命を絶った根幹の理由だ。
日本軍がいたのに上陸されなかった
ラバウルやトラックや台湾の例はなんだろうねと。
そこが攻撃されるかどうかは単に作戦上の問題
であって、一番なのは住民避難の徹底ができなかった
事が大きいわけで。
でもこういうこと言う奴に限って
住民避難の法制でもある有事法制や
国民保護法には反対するんだよね。
まぁ彼らが沖縄から米軍と自衛隊を追い出して
中国海軍様に太平洋に進出しやすくする魂胆
なのはお見通しだけどもね。
投稿: たか@ | 2007.04.01 12:39
>>まぁ彼らが沖縄から米軍と自衛隊を追い出して
>>中国海軍様に太平洋に進出しやすくする魂胆
>>なのはお見通しだけどもね。
イデオロギー的な裏読みは話をこじらせるだけかと。
発言者個人のプロフィールがどうなってるか知りませんが、問題はこうした発言を支持する層がそれなりにいるということで、彼ら彼女らの思想的背景は先の大戦で受けた精神的外傷ですよ。
勿論、根っこが同じでも逆方向に発症している層だっているので、一概に彼らだけの問題ではありませんが。
だからどちらかと言えば、メンタル・ヘルスの領域だと思うのですけどね。
投稿: 義忠 | 2007.04.01 12:56
【南京で戦争があり、中国軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。】
なるほど。
……いえ、ただの言葉遊びですスミマセン。
投稿: D | 2007.04.01 13:07
>琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22574-storytopic-11.html
軍による自決強制の根拠が崩れて次元の違う話しになっている。
慰安婦問題の時は「戦争に於ける女性の人権問題」に進路変更しました。両方とも生存者の一方的な証言だけで歴史に書くわけにはいきません。教科書には沖縄戦、集団自決の記述が書かれていて軍の関与を否定しているわけでもない。事実についてある程度の幅をもたせるのはしかたがないところです。
曽野綾子は沖縄の一部で入島拒否、立ち入り禁止の仕打ちを受けていると聞きましたが本当なんですかね。
投稿: | 2007.04.01 13:29
>>とことん加害者側を追い込むことによってしか、遺族の癒しが得られないとしたら、それはそれで悲しいというか、それが真に何かの解決策になるんだろうか、と疑問でならない。
解決策はありますが、先生もあまりお好きではないでしょう、キリスト教にはその手法があります。所謂「赦し」ですね。
ここまで文化的に進化し、近代国家を形成した後なら宗教的神学研究というのは、積極的に社会学と社会契約(もちろん法律)の中に導入しても、多分、悪いことはありますまい。
理不尽を越えられるのは、超人的な理不尽。歴史的体積を持っている宗教ぐらいですよ(別名:心の棚)。
まぁ、そうでなかったら一生その理不尽さを向かい合って「赦さない」でいるしかないでしょうね。それはそれで修羅の道ですが。
投稿: | 2007.04.01 14:54
【イラクで戦争があり、イラク軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。】
わあっ!
ブッシュも大喜び!
投稿: RammJager | 2007.04.01 14:58
>キリスト教には
仏教には因果応報というのがあり、今の因果を断ち切る術を説いていますね。
投稿: たつや | 2007.04.01 15:06
【あったかどうかの以前に、沖縄で戦争があり、日本軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。】
証拠を以って事実を立証することができないという、「被害者」側の自白でつな。
投稿: 土門見人 | 2007.04.01 15:37
※ 琉球新報
ウチナンチューとヤマトンチューというものがあるんじゃないんですか?
投稿: 岡倉天心 | 2007.04.01 16:54
>沖縄で戦争があり、日本軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。
根幹の理由は、昭和天皇が戦争継続に拘ったから。歴史にタラレバはないが敗戦は亡国ではない、さっさと降伏すればよかったんだよ。天皇自身もその辺は心得ていたんだろう。沖縄訪問だけはなかったな。
投稿: TOソープランド | 2007.04.01 17:33
>表向き、こういう所は年齢制限しちゃ行けないことになっているんだろうけれど、医師の場合は仕方ないんじゃないでしょうか。
それなら、きっちりと年齢制限を募集要項に書いておくべきなのに、「年齢制限はありません」と明記しちゃったから、大学側は引っ込みがつかなくなって、裁判でも、「年齢制限ではない」と主張したんです。
本来、裁判では、年齢制限の是非を議論すべきなのに、それを封じ込めて、議論すらしないで裁判を終わりにしてしまった。
但し、10年前なら、裁判すら起こせなかった可能性があります。以前は自分の試験点数さえ知らされず、合否だけしか通知がなかったのですから。横浜国大を不合格になった人が国を相手取って裁判おこして情報公開を求める訴訟おこして勝ったからこそ、点数が公開されるようになった。
投稿: Inoue | 2007.04.01 19:02
>>【あったかどうかの以前に、沖縄で戦争があり、日本軍が駐屯していたことが多くの命を絶った根幹の理由だ。】
まあ住民の生命財産を守ろうと本気で日本軍が考えていたのならオープンシティにする選択肢はあったと思いますよ。
投稿: dada | 2007.04.01 19:11
>まあ住民の生命財産を守ろうと本気で日本軍が考えていたのならオープンシティにする選択肢はあったと思いますよ。
そうそう。沖縄戦が本土防衛準備の時間稼ぎでしかなかったのは事実なわけで。
本土の一般国民が米国を、当時の政府を、天皇を「赦した」のに対して、沖縄の人は「赦していない」ということなのでは。
投稿: | 2007.04.01 20:05
>まあ住民の生命財産を守ろうと本気で日本軍が考えていたのならオープンシティにする選択肢はあったと思いますよ。
後知恵なら何とでも言える。
当時の閣僚にそういう選択肢を選択できる政治的可能性って全く無かったと思いますよ。
投稿: | 2007.04.01 22:35
>沖縄で戦争があり、日本軍が駐屯
沖縄はもともとは藩ではなく朝鮮と同じく中国から柵封を受けて
いた王朝ですからね。民族的には例えるならラテン民族ならポルトガルやスペイン、イタリアかゲルマン民族ならドイツとオランダか、それくらいの差があるのではともおもいます。
ウチナンチューとヤマトンチューという呼び名がまさしく
それでしょうね。かなり屈折した感情がからんでいるのでしょう。
投稿: | 2007.04.01 23:44
>義忠氏
私の言う「彼ら」というのは
そういう外傷的メンタル面を利用して
特定イデオロギーを達成しようという輩の
ことであって。
>オープンシティにする
その手の話は最近左側の人たちで流行ってる
自治体の「非武装都市決議」のような
レベルではないかと。
オープンシティで済むなら無差別爆撃なんて
なかっただろうしねぇ。
>沖縄の人は「赦していない」
そもそも琉球新報が沖縄県人の思想を
代弁してるのかどうかからして疑問ですが。
朝日新聞が日本人の思想を代弁してるのかと同じで。
投稿: たか@ | 2007.04.02 01:33
>>私の言う「彼ら」というのは
>>そういう外傷的メンタル面を利用して
>>特定イデオロギーを達成しようという輩の
>>ことであって。
「個」のレベルでおかしなイデオロギーにかぶれようが、何してようが、それほど目くじら立てる必要はないと思うんですよ。
そこにシンパシーを感じる人々がいなければ、彼らはただの「個」として立ち腐れてくだけ。
まぁ、バカはほっとけ、で済む。
しかし、現実にはそうではなく、常に一定数は支持する人々がいる。
だけど、その非合理性と非論理性を非難したり馬鹿にしたりしたからって、彼ら彼女らの「傷」が癒されるわけじゃないので問題の解決にはならんのですよ。
とは言え、じゃあどうすれば良いかというと妙案もないんですが。
まぁ、「気が済むまで理不尽に憎ませる」ってのも「癒し」のプロセスとなるのかもしれませんが。
投稿: 義忠 | 2007.04.02 02:26
徳之島のヘリ墜落の件ですが、現場で対策本部を指揮していたのは、あの番匠幸一郎さんでした。TVの取材に答えておられました。
いろいろと、大変な役回りの多い方ですね。
投稿: せんせい | 2007.04.02 04:23
>(医師は)それなりの年月活躍してくれなきゃ困る。
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_05f5.html
かなりの年月「活躍(笑)」している医師が多いようで。
余談
先生は今神奈川にいらっしゃるんでしたっけ?
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_59ca.html
投稿: | 2007.04.02 08:17
沖縄本島の近くの島で、日本軍が最初から防衛を放棄した島が、米軍に使者を立ててその旨伝えたらば、確認のために上陸して日本軍がいない事を確認すると、そのまま撤収して放置されたという話を聞いた事がありますが、どこの島だったんでしょうねぇ・・・?
投稿: Escher | 2007.04.02 09:38
個人的には、いつまでも日本を許さないというのが沖縄の意思で
あるならば、いつでも独立して頂いて結構かと思います。
但し、結果責任はとって貰いたいと思いますが...。
投稿: ysaki | 2007.04.02 09:51
>まあ住民の生命財産を守ろうと本気で日本軍が考えていたのなら
国民の生命財産を守るという価値観は日本軍にはありません。
お寺の鐘から徳川家康の銅像。果ては農耕馬から一般家庭の鍋釜まで徴発した。現代の金属泥棒の比ではありません。
人命に関しても少年まで兵隊にとる。沖縄県民のように軍隊の盾にされるような悲惨なれいもありました。
国民の生命財産を守るのではなく奪うのが日本軍です。
有名な海軍大田司令官の「沖縄県民斯く戦えり。県民に対し、後世特別の御高配を賜らんことを」という海軍次官当ての電報の中には「所詮、敵来たりなば、老人子供は殺されるべく、婦女子は後方に運び去られて毒牙に供せらるべしとて、親子生き別れ、娘を軍衛門に捨つる親あり」という一節もある。海軍少将からしてこの認識だ、軍の関与で集団自決したのは明白である。
投稿: NANASU13 | 2007.04.02 11:38
>とことん加害者側を追い込むことによってしか、遺族の癒しが得られないとしたら、それはそれで悲しいというか、それが真に何かの解決策になるんだろうか
ちょっとご報告、
以前、同じ社宅アパートで親しくしていた同僚の奥さんに乳幼児の子供を殺されたご夫婦ですが、
新たにお子さんを授かり元気に子育てをされています。
前向きに歩みだした人もいるということで、少し救われますね。
投稿: まも | 2007.04.02 12:01