またしても奈良県
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2007年08月30日(木)13:00~16:00の約3時間
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いきなりかよ!? せめて24時間前には流せよ。コメントも出来ないらしい。
本日多忙モード。
私は週明けから夜7時のニュースをちらと見る暇しかありません。朝、ネットでニュースサイトを一周するのが精一杯の状況なのですが、何かニュースありました?(^_^;)
ネカフェ難民の話ですけれど、もちろん同情は必要なんです。われわれは文明人ですから、貧困者を放置するのは、文明人としてのモラルに反することです。
ただ、ことはそれ以前に重大な問題を孕んでいるというのが、当サイトの以前からのスタンスです。つまり将来の社会保障コストの劇的な増大であり、彼らが消費経済から取り残されることの経済的損失です。この辺りをきちんと試算して、彼らを速やかに沼の底からサルベージすべしという社会合意が早急に必要だと思います。
※ 産科医療の遅れ 奈良でまた
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000945-san-soci
それがね、昨日このニュースをテレビで途中から見たんですよ。奈良奈良と連呼しているから、確か以前にも妊婦がたらい回しされて亡くなったという不幸な事件がありましたよね。だから私はそれと勘違いして、何で今頃こんなニュースを流して新厚労相までコメントしているんだろう……、と不思議に思ったわけです。
日本みたいに、救急車が当たり前に来て、速やかに搬送してくれるなんていう国は、たぶん世界中でここだけでしょう。ただ中でも妊婦の場合は急を要するわけで、こういう事故が起こったことは気の毒ではあれど、一方で私の中では、出産のリスクを考えると、起こりがちな一例であって、ただ問題点としては、それが社会のシステムの中で発生し、システムの欠陥によって惹起されたことは問題だろう、と思う程度なわけです。
昔は、集落ごとに産婆が何人もいたんですよ。それが今じゃ、市町村に一人しかいない産科医に完璧な手当を求めて、少子化どうしよう……、なんて議論をしているんですから、これほど矛盾したことはない。
あとは、個人の産科医がもうリスクを取れなくなっている。組織が守ってくれる中核医療施設でないと、お産は扱えなくなっている。たとえば脳外や心臓もそうだけど、こちらはまだオペの予定は立てられるで、社会の側にも、そりゃ心臓麻痺や卒中じゃ、助からなくて当たり前みたいな諦めがあるけれど、お産の場合は、それが常に突発的であるにもかかわらず、助からなければ医療事故、みたいな思いこみが社会に蔓延したのも問題ですよね。
※ 老舗トップ、孤独と悲哀 逮捕されたトンボ鉛筆前会長
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070830/jkn070830000.htm
うんまあ、でも同情すべき余地は何も無いと思うよ。
※ 在イラク米軍の電子戦争の実態 ~ 自動車爆弾システムをハッキングする
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000005-vgb-secu
ほうほう。細部まで読む暇がないんだが。
※ メルマガおまけ 集中力
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コメント
https://eiji.txt-nifty.com/diary/2007/08/post_bd0a.html#comments
さっそく、こんな香ばしいニュースが。
客を「難民」なんて呼ばれたら気分が悪い。気持ちはわかりますよ。
もっと良いネーミングを、業界団体幹部の鳩首集めて考えてはいかがでしょうか。
投稿: Inoue | 2007.08.30 10:51
>つまり将来の社会保障コストの劇的な増大であり、彼らが消費経済から取り残されることの経済的損失です。
情けは人のためならず、ザンスよ。生活保護を受けるまでに転落させたら、それって全部、税金でわれわれが負担しなきゃならんでしょうが。
あと、低賃金労働が全部ダメとは思わない。そのおかげで、無料のサポート電話とか、100円バーガーや80円のメール便や送料300円のネット書店が利用できている。
だけれど、低賃金仕事をするのは、リタイアした高齢者とか、学生とか、主婦であるべきで、それを本業にして暮らしていかなきゃならない人を生むような社会政策はおかしい。
投稿: Inoue | 2007.08.30 11:09
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/08/28/16718.html
すいません、こっちです。ネットカフェ団体が「難民」扱いはやめてくれと声明を出した。
投稿: Inoue | 2007.08.30 11:24
> …助からなければ医療事故、みたいな思いこみが社会に蔓延したのも問題ですよね。
そうですが、これはもう取り返しがつかないところまで進んでいて、日本全国で年間数十しかない妊産婦死亡の過半が医療訴訟になっています。
やればやるほど分娩を扱う医師と医療機関は少なくなって、逆効果は明らかなんですが、…。
奈良県は通常の分娩施設が急減しており、今回の報道もこれに拍車をかけるでしょう。搬送先はますます遠くなり、救命は難しくなるでしょうし、救急車内での死亡事例は着実に増えていくことになるだろうと思います。
目の前で死なれる救急隊員の気持ちというのも、少しは考えてあげて欲しいものですが、ネット上の新聞記事は「救急車流産」呼ばわりです。
投稿: rijin | 2007.08.30 11:30
>ネットカフェ団体が「難民」扱いはやめてくれと
語義的には「ジプシー」のほうがしっくりくるんだけど……。
マスゴミの知識と教養の無さには…
投稿: | 2007.08.30 12:41
あ、日本語で当てるなら「流民」かな?
投稿: | 2007.08.30 12:44
>つまり将来の社会保障コストの劇的な増大
現在の生産能力の莫大な損失にした方がいいかも。
これは将来の経済的な各問題に直結する。
それにポテンシャルのかなり高い人達がいる。
実にもったいない。
>消費経済から取り残される
単純に労働者=消費者とすれば消費激減は当然。
>低賃金仕事をするのは~社会政策はおかしい。
逆転政策以外の何者でもない。
要はその場しのぎで安上がりで使いやすい人達を
徹底的にこき使って一時だけ大衆の目をごまかせば
後はどうなっても構わない、典型的な刹那行政。
この国の将来など既に見えたようなもの。
昨日のエントリで
>多くの方には申し訳無いですが、全く同情が沸かないのですよ。彼らに対して。私は。
という人は実は今の自分が単に運が良かっただけ
という事がわかっていないし、自分もそうなる
運命にあるという事もわかっていない。
所詮人間は落ちて初めて……という事なのかな。
投稿: | 2007.08.30 15:34
> 確か以前にも妊婦がたらい回しされて亡くなったという不幸な事件がありましたよね。
受け入れ先を探すのに時間を要したことは事実ですが、
妊婦が「たらい回し」されたという事実はありませんが。
> 組織が守ってくれる中核医療施設でないと、お産は扱えなくなっている。
別に大病院でも、大学病院でも、組織が医者を守ってくれるようなことはないわけで。
福島大野病院のK先生も、女子医大病院のS先生も、病院側から「後ろから撃たれている」のですよ。
また、以下の記事も是非ご覧頂きたいと思います。
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/08/89387_8035.html
投稿: tm | 2007.08.30 16:23
私は山梨に行ってハイジの村の近くにあるひまわり満開の場に行って来ました。180センチくらいありました。そこにはなぜかコスプレ集団が集まっていました。なんだったんだろ?
投稿: neko | 2007.08.30 17:19
>生活保護を受けるまでに転落させたら、それって全部、税金でわれわれが負担しなきゃならんでしょうが。
大丈夫っすよ。生活保護申請にも事実上、現住所は不可欠ですから、どっちにしてもネカフェ難民は生活保護は受けられません。つか、日本の生活保護は困窮してるかどうかだけでなく、働く能力の有無を重要視しますから(だから病気や高齢、障害がベスト、たとえホームレスになってもそれだけではもらえない)、自分の力で月5万前後のネカフェ代を継続的に払える特に働き盛りの世代に生活保護が出ることはまずありえないでしょう。
投稿: | 2007.08.30 18:06
ネットカフェ難民にポテンシャルの高い人なんています?
5000人いたら10人いるかいないかぐらいでは?
ポテンシャル高けりゃとっくにそんな事やってない気がしましよ
どうやっても能力のない人をどうやって喰っていかせるか
そこが鍵じゃないのですか?
投稿: | 2007.08.30 18:21
既に不正出血をしていて、38才で、6ヶ月なのにしかも妊婦検診を受けていなくて「妊娠しているかも知れない」レベルで、明け方にスーパーに居た…
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070830-248866.html
http://www.daily.co.jp/gossip/2007/08/29/0000581795.shtml
という、ファクターを抜くのは如何な物かと。
盥回しをしなくても、胎児は救急車の到着時点でどうだったろうか。
伊藤一長氏の「死亡」を打ったのと同じで記事を書く「時点」では、医師の確認無くして「死亡と書けない」というだけで、胎児の予後はもう歴然としていた物と思われる。
交通事故を起こした軽自動車の運転手の過失の方が余程重い。
こちらは、脳卒中だろうが、心筋梗塞だろうが、関係者に与える問題は普遍的である。
投稿: | 2007.08.30 18:37
ネットカフェ難民の話でよく判らないのが
「それって昔に比べて増えてるの?」って
とこですね。
以前からドヤ街があった訳ですし、それが
ネットカフェに変わっただけなのか、それとも
実際に対象が増えているのか逆に減っているのか。
その辺りから見ないといかんと思うんですが。
後、やっぱり定職に着くのが苦痛と言う人も
一定数必ず居る訳ですから。そういう人にとっては就業支援も「よけいなお世話」でしょう。
ホームレスと同様に。
投稿: 紅 | 2007.08.30 19:29
ネットカフェに居住している人もホームレスの人の人達にしても、昔から生活に困窮してる人は
いたのです。 今に始まったことではない。
自分の祖母は、たまにホームレスの人を家に連れてきてご飯を食べさせてあげてました。
旦那の暴力を恐れて逃げてきた人を何ヶ月も匿ってあげていたりもしました。
昔から、それこそ江戸時代だって生活の苦しい人や家族とのトラブルで家を出てしまう人はいた
のです。
昔と今の違いは、ずばり、弱い人や貧しい人を人や社会が助けなくなったことです。
助けないで人を見下すことしかしなくなったからだと思います。
しかも、自己責任論という見下した言い方で。
ネットカフェで生活している人は働いているのです。 それはそれは良く働きます。
自分の派遣のバイトを経験したのでわかります。
しかし、犯罪を犯した人は税金で三食ちゃんとご飯が食べられます。 たまには風呂にも入れます。
ぐわいが悪くなれば病院へ連れていってもくれます。
お金がないからといって、見捨てたりはしません。
まじめに働いている人が批判されたりして、犯罪を犯した人にはそれが一切向かない。
これは、ホームレスの人を襲撃していい気になっている中学生と同じ心理が大人にもあるからでは
ないかと自分は考えています。
世界第6位の大富豪だった人の会社が倒産したりするほど人生とはわからないものなのです。
誰だってホームレスのような生活になる可能性はあるのです。
世の中、全体の問題。 ひいては、日本人の心が冷たくなってしまった結果であるということを
考えるべきではないかと自分は思います。
投稿: たにゃか | 2007.08.30 20:17
>奈良奈良と連呼している
奈良県に何か個人的な恨みでもあるのかな。
これだけ集中して叩くのはちと異常ではないのか。
>システムの欠陥
ただでさえ医者が少ないのにさらに生産効率(?)
を上げるためのシステムって一体何だろうか。
お産用の自動設備、ないしはロボットでも
造って導入しやがれという事なのだろうか。
それとも医者がいないところで子供を作る
無神経な親が悪いとでもいうのだろうか。
さっぱりわけがわからない。
>思いこみが社会に蔓延した
させている人達がいるという事かな。
心理学の使い手、それも刷り込みの
テクニシャンによる犯行だったりして。
どのみち何か裏があるんじゃないかな。
>新厚労相までコメントしている
ようだから。
投稿: P | 2007.08.30 20:33
追加でスマソ。
>日本人の心が冷たくなってしまった結果
というより長期間の平成大不況とその後に
格差社会を作った結果、荒んでしまった
という面は否定できない。
学生の表情一つ見ても溌剌さすら全く
感じられない地域もある。
何事もよろしくない方向へ行ってますな。
(これでは気分は坊さんだ)
投稿: P | 2007.08.30 20:47
>既に不正出血をしていて、38才で、6ヶ月なのにしかも妊婦検診を受けていなくて「妊娠しているかも知れない」レベルで、明け方にスーパーに居た…
我が家にも妊婦がおりますが、妊娠6週目から、ずーっとこちらの方も神経を使っています。同行するときには、階段で必ず「手すり持て」「足もと気をつけて」は口癖です。
6ヶ月の段階で「妊娠かも?」レベルだと、より気を配るべき妊娠初期段階で胎児に危険な行動を取っている可能性もありますね。
ただ事実として産科医療が不味い状態にはまり込んでいるのを早急に改善しないと・・・・・・
出生率なんざ上がる訳が無い。
>実は今の自分が単に運が良かっただけ
という事がわかっていないし、自分もそうなる
運命にあるという事もわかっていない。
運が良かったとも思うし、何時また落ちるかという恐怖感からは逃げれた事がありません。
私は貧乏でした。我が家は貧しかった。だから今でも「貧乏ほど恐ろしいものは無い」ってのが信条です。
だから、ありとあらゆる手段を用いて「貧困」からの防衛に走っています。
自由?やりがい?夢?自分のポテンシャル?どうでもいい事です。金が稼げれば。どうでもいい事です。貧乏から逃げられれば。
ネットカフェ住民の中には、その辺の認識が甘かった連中も一定数いるわけです。
「ネットカフェ住民だから手助けする」というのを否定しているのです。先日の投稿に「義父の性的暴力から逃れる為に」というのがありました。これはネットカフェ住民問題ではなく、「性暴力」問題として解決すべき事柄で、早急に手を打つべき事柄です。
障害を持つ方や高齢者の方もいらっしゃるかもしれません。そういった方々も個別に「障害者問題」「高齢者問題」として対応すべきだと思います。
一律保護の対象という極論には納税者として首肯しかねます。
投稿: 所長 | 2007.08.30 20:47
あれ、妊娠で救急車とか呼んでもいいんでしたっけ・・?駄目ってことは無いのか。出産費用だって自己負担だし、この手のリスク回避は個々に委ねられてるってことじゃないですかね。
個人的には産科医療が充実しようが育児手当が増加しようが出生率に反映されないんじゃないかと思ってます。自分が年老いた時のことを真剣に考えられる年齢になってみないとその重要性が理解できないんじゃないかなー。
投稿: 2歳児の父 | 2007.08.30 22:01
>一律保護の対象という極論には納税者として首肯しかねます。
その結果将来的に現在コストをかける以上のコストがあなたやあなたの子供に降りかかることが目に見えているのにですか?
それでもなお「愚図など捨て置け」といえますか?
それ以前に社会構造から来る就職難としての側面もある問題をそのまま放置するというのは法治国家としても文明国家としても落第だと思いますけどね。
>だから、ありとあらゆる手段を用いて「貧困」からの防衛に走っています。
>自由?やりがい?夢?自分のポテンシャル?どうでもいい事です。金が稼げれば。どうで>もいい事です。貧乏から逃げられれば。
私の家も大概貧乏でしたし(車どころかビデオデッキさえ高校あがるまでなかったですし旅行なんて殆ど行った事ないです)、私の両親も若い時はかなり苦労したらしいです。
が、私は「仕事は金が稼げればどうでもいい」とは教わりませんでしたし父はそうは思ってませんでした。
やりたい事と自分の仕事が常に完全に一致するとは限りませんが、金銭と同時に仕事によって得られる甲斐も大事であると父は考えていましたし、私もそう思っています。
出来ることと、やりたいことを折衝し納得する作業こそが仕事を見つけていく上で大事だと私は思いますけどね。
それを怠ったり余りにもありえない高みを望むような人間は確かに救済する価値はないかもしれませんが、氷河期に直撃した世代全てをそういう人間だと断じるのは余りにも乱暴でしょう。
「今の生活が出来るのは親の金(と能力)のお陰であり、この生活をするには自分も同じくらい稼がなければならない。そしてそれはとても大変」
「身の丈にあった生活をする」
という事を教わって来なかったが為にそうなってしまった人たちがいるのだろうなぁと思うと、金持ちの子供ってのはある意味不幸だとは思いますけどね。
投稿: 偏頭痛持ち技術者 | 2007.08.30 22:16
>助からなければ医療事故、みたいな思いこみが社会に蔓延したのも問題ですよね。
なのに、われらが小倉先生は訴訟の手を緩めるなど片腹痛いと
la_causette
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/
投稿: truly_false | 2007.08.30 22:36
>助からなければ医療事故、みたいな思いこみが社会に蔓延したのも問題ですよね。
助かったのは医師のおかげ。
助からなかったのは全部患者が悪いから。
とした暗黒時代が長かった反動かと。
いまだって、医者の提供するサービスの内容説明や価格構成だって明確にされていないし~。
投稿: ほるほる | 2007.08.30 23:28
過去に何があったかで他人を救う救わないなんていえるのは
いったいどれだけ偉い方なのですか?
生殺与奪の権減を与えられましたか?
怠けやがったから お前は一生奴隷搾取されちゃいな ですか?
どんな過去があったにせよ、やり直すチャンスはいつでもあっていいんじゃないんですか?だめですか?
だめならしょうがないですね。あきらめなっていってやってください。そういう方を見かけたら。
投稿: | 2007.08.30 23:33
>小倉先生
まーこーいう人はとりあえずほっといて
法律自体を変えてしまいましょう。
「法の支配」は絶対だと言うのだからどんなに自分が納得行かない法でもきっと受け入れますよ。
>だめならしょうがないですね。あきらめなっていってやってください。そういう方を見かけたら。
そこまで親身になる義理もないですな。
投稿: 紅 | 2007.08.30 23:57
医療過誤訴訟自体が年間1000件前後しか提起されておらず、しかも原告勝訴率が3割前後しかない我が国において、どうして「助からなければ医療事故、みたいな思いこみが社会に蔓延し」ていると見ることができるのか不思議です。
投稿: 小倉秀夫 | 2007.08.31 00:58
「助からなければ医療事故、みたいな思いこみが社会に蔓延し」の前段に「お産の場合は」と限定しているのですが
なぜわざわざ省略するのでしょうか?>小倉先生
投稿: なかなか寝ない人 | 2007.08.31 01:03
>小倉秀夫 氏
人は、訴訟の数や勝訴率を数えて印象を形成するわけではないから、大石先生のように感じたとしても何の不思議はないでしょう。
ところで、小倉氏は、「1000件前後しか」というくらいだから、思いこみが蔓延してたら、もっと訴訟の数が多いはずだとお考えなんでしょうが、そこまで単純化できるのかなとも思います。
投稿: バルケッタ | 2007.08.31 01:56
病院でなくなった人の数と、医療事故があったものと信じて訴訟に至った件数との数には未だ大きな開きがあるのではないかと思います。
投稿: 小倉秀夫 | 2007.08.31 02:13
「お産の場合は」が、抜けているのをとりあえず脇におくとして、
「原告勝訴率が3割しかない」のって、見方を変えると、「本件は医療事故だ」と思いこんで訴訟に至ったけど、裁判では負けた事例の方が多い、ってことですよね?つまり、(裁判の結果を信じるなら)患者サイドが医療事故だと信じて訴えたうちの、10件中7件は医療事故ではなかったと。こりゃ、「助からなければ医療事故って思いこみが蔓延し」てるという言い方も出来るのでは?
投稿: ya-mana | 2007.08.31 02:28
産婦人科医を叩きすぎて、アメリカみたいな新生児死亡率になったらどうするのかという事だ。
本末転倒にならないか心配している。
投稿: | 2007.08.31 04:46
>いまだって、医者の提供するサービスの内容説明や価格構成
>だって明確にされていないし~。
どこかの自由化大国のように、救急車一回がウン十万だなんて明朗会計を見せられたところでどーなるんですかね?
指が2本チョン切れ、価格構成を示されて、安いほうの指の縫合をチョイスできるなんて、とても素敵なことなんですね(棒読み)
投稿: truly_false | 2007.08.31 06:27
捏造っぽいですね。結局産経は右の朝日、戦前の朝日。このブログでの多くの意見も一気に陳腐化。
http://www.asahi.com/national/update/0830/OSK200708300066.html
投稿: papa | 2007.08.31 06:40
リスク管理していない妊婦のおかげで地域住民が不利益を被る現状はどうにかしてほしいものであります。いや本当に。
投稿: ¥e | 2007.08.31 07:25
>いまだって、医者の提供するサービスの内容説明や価格構成
>だって明確にされていないし~。
そういやマクドナルドに行ってもサービスの内容説明や価格構成は明確にしてくれませんな。
どこまでがサービスで、ハンバーガーの原価が幾らで、その内人件費が幾らで、技術料が幾らでとか教えてくれたためしがありません。
スマイルだけは0円ですが。
投稿: 紅 | 2007.08.31 07:34
>2歳児の父さんへ
正常分娩では健康保険は使えませんが、
異常分娩は治療の対象になるので、
健康保険が使えます。
私は逆児だったので、保険が使えたとのことで、
親孝行な子だと当時、言われたそうですが・・・。
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/4075/hiyou.htm
投稿: SOL | 2007.08.31 08:22
小倉秀夫名義で投稿している人へ。
あなたのやっていることは、ネット弁護士の小倉秀夫先生の名誉に対する重大な毀損行為です。
小倉先生ほどの方が、あなたが投稿されたような厨房(ネット用語で「中学生程度の」「程度が低い」「利口そうに振る舞っているが中身がすっからかんの」などの意味です)めいた発言をされるはずがありません。
「自分は単にに小倉秀夫という名前を名乗っているだけで、ネット弁護士として著明な小倉秀夫と明示したわけではない」などという言い訳は通用しません。
前後の投稿から、読んでいる人はこれがネット弁護士として著明な小倉秀夫先生の投稿であると思いこんでしまうことは明白です。
直ちに止めてください。
なお、「ネット弁護士」というのは、一部では「ネットで名前が売れているものの、ろくな仕事はしていない、議論もろくに出来ないですぐぶち切れるクセにフランス語かぶれがみっともない中身がすっからかんであっぱっぱーの弁護士」という意味を持つという、根拠のない誂謗中傷があるやに聞きますが、そのような見解には断固抗議し、本投稿における「ネット弁護士」というのが、「ネットでの発信に熱心な弁護士」という意味であることをここに明記します。
投稿: | 2007.08.31 09:15
↑上の名無しさんは何がしたかったのでしょうか。
そういうコメントを書くと、それを読んだ人が、私の反論について、ことさら信用しなくなると思っているのでしょうか。
それとも、お医者様のいうことに文句をつけたら、今後もネット上で嫌がらせをしてやるぜと言う警告なのでしょうか。
投稿: 小倉秀夫 | 2007.08.31 12:24
自称 小倉秀夫さま
他人の名を騙るのは匿名より卑怯です。
心を入れ替えてください。
投稿: | 2007.08.31 12:38
他人の名前を騙るのは
「卑怯者」兼「臆病者」兼「愚か者」
だと思います。
実名表記やコテハン使用が厭なら
捨てハンか通りすがり名
を使うことを望みます。
投稿: | 2007.08.31 15:07
>いまだって、医者の提供するサービスの内容説明や価格構成だって明確にされていないし~。
明細は会計時に無料で請求することができます。
どんなクスリを使ったのかなどといった詳細なものも頼めばもらえます。
それを断ることは通達違反になるのでできません。
また内容説明も医師は求められればしなければいけません(即座にしてもらえるか
どうかは話が別です)
投稿: むにむに | 2007.08.31 16:04
JSFか!
投稿: また | 2007.08.31 16:13
>ことさら信用しなくなると
こと‐さら【殊更】
[名・形動]1 考えがあってわざとすること。また、そのさま。故意。「―な仕打ち」「―につらく当たる」2 格別なさま。
どう考えても誤用ですね。弁護士と言えば文系では最優秀の資格の一つ。日本語をまともに書けないヤツが弁護士のわけない。
やはりこの投稿をした「小倉秀夫」はニセモノで決定ですね。
投稿: | 2007.08.31 16:22
ところで「助からなければ医療事故、みたいな思いこみが社会に蔓延し」ているのは方々のブログを見れば確認できますよ。
大淀の事件にしろ今回にしろ、「早く病院に転送されていれば助かった」という風に思っている人を方々で簡単に発見することができます。これはほぼ100%病院に行けば助かるという思いこみがあることを示しています。これの裏返しは「助からなければ医療ミス」です。
大淀の事件にしろ今回にしろ、病院にどれだけ速やかに転送できるかどうかというのとは別にそれはどれだけ救命できることだったのか?というのが顧みられることは一般の人の間にはあまりありません。
また医者や病院の対応だけがクローズアップされ、妊婦の自己管理や救急車接近時の交通ルールの問題があまり顧みられなくなるのはとても問題だと思います。
投稿: むにむに | 2007.08.31 16:27
大淀病院の話を少し読んでいたんですが、こういう医療事故?の場合、患者側
は幾らでも自分の思っている事をマスコミに垂れ流す事が出来ますが、医師側
は、個人情報保護法の縛りがあるので、同じレベルで自分の意見を表明する事
が出来ないのです。これっは情報戦と捉えた場合、全くの非対称戦で、片側は、
マスコミという戦略爆撃機で患者側に有利な情報を絨毯爆撃できるのに対し、
医師側は、それを単発ライフルで迎撃する様な構図になってしまいます。
そうなると最初から一定の先入感が埋め込まれて、訴訟、刑事罰と展開してし
まいます。(そういう産科医・外科医が何人も出ています。)
マスコミは、そういう点を踏まえて自重しないといけないのですが、毎日新聞
は、ここぞとばかりに絨毯爆撃を続け、実態としては奈良南部の産科救急医療
体制が崩壊していくのですね。奈良県民にはなかなか辛い状況だと思います。
投稿: ysaki | 2007.08.31 17:33
私のネットカフェ住民に対する主張への反論コメントも多く、勉強になります。コスト負担論に対してですが、反論者の多くは5400人の後に続く54000人あるいは540000人を見ているようです。
私自身は選別した結果あぶれるであろう、1000人を見ているので、その点が認識の差かもしれません。
私が一律救済策に反対なのは、現状の5400人は救えるかもしれませんが、新たな貧困層が別に生まれるだけと思われるからです。(思い込みかな?)
もちろん私費やボランティアでネットカフェ住民を一律に救済しようという取り組みや、そのような人々を反対したり揶揄する気持ちは毛頭ございません。欧米の富裕層は、そのような取り組みを当たり前のように行なっていますが、我が国も富裕層の道徳心に期待する程度で充分ではないでしょうか?
私が幼い頃に上野で見た傷痍軍人や旅行したアジア圏のストリートキッズ達に比べれば、ネットカフェ住民達は全然マシです。
投稿: 所長 | 2007.08.31 17:53
紅さま
>そういやマクドナルドに行ってもサービスの内容説明や価格構成は明確にしてくれませんな。
マクドナルドを利用するのに、そういった説明が必要だとは思えないのですが。
技術料などにしても、公開されている財務データからの推測できますし。
むにむにさま
>また内容説明も医師は求められればしなければいけません
医者の最大のサービスである診断の内容を、患者に求められるまでしないというのがまずいと思うのです。
カルテなどの診療記録はコピーを取って患者に管理させるようにすればいいと思います。
投稿: ほるほる | 2007.08.31 20:40
>↑上の名無しさんは何がしたかったのでしょうか。
ニセ小倉秀夫はおバカだということを立証してくれたわけですね。
こんなバカに名前を騙られた小倉先生がお気の毒です。
>医者の最大のサービスである診断の内容を、患者に求められるまでしないというのがまずいと思うのです。
>
>カルテなどの診療記録はコピーを取って患者に管理させるようにすればいいと思います。
正直めんどくさいでしょうね。
健康な時は病気に興味はないし、病気になったらなったで、病気の勉強をしている余裕はなくなるし。
健康なのに病気のことに詳しいのは医者かマニアだけですもんね。
説明してもらったって、正直わかんないですよ。
ぶっちゃけ、信頼できそうな医者におまかせ。信頼できる医者を見分けられるかどうかは、要するに自分の「人間力」でしかないやね。
投稿: 大倉秀夫 | 2007.08.31 21:08
>カルテなどの診療記録はコピーを取って患者に管理させるようにすればいいと思います。
今でもカルテのコピーは言えばもらえます。
前NHKの番組でそうやって自分でコピーもらって管理してる人の映像を見た記憶があります(番組名は失念。失礼)
投稿: むにむに | 2007.08.31 21:21
>a健康なのに病気のことに詳しいのは医者かマニアだけですもんね。
説明してもらったって、正直わかんないですよ。
検索エンジンでも使ってください。
もしくは、そういったサービスを自分で購入するか。
投稿: ほるほる | 2007.08.31 21:26
>投稿 | 2007.08.31 09:15
↑この人はアク禁にすべき人?
私の中では、名無しでこういうことを書く時点で荒らし認定なのですが。
投稿: 大石 | 2007.08.31 22:07
>マクドナルド
>サービス
>技術料
スマイルもサービスの中に入っている。しかも店の中では立派な技術(営業スマイルというやつ→どこの業界でも同じ)。ただ、それは建前上は0円というだけで、あそこでアルバイトしている人はその技術だけで時給を上げ昇格する賢い人もいる。店の売り上げに貢献する場合も多い。
なにやらキレかけているようだけど、ここは一つぐっとこらえた方がいい。なんでも「現在の」行政責任にするのは誤ちだと思っている人間もいる。
本来はバブル崩壊の検証からすべきなのに、何もしないで無理矢理ここまで引っぱったから現在の事態になっているのであって、今がチャンスとばかりによってたかって叩きまくるのは完全に筋が違う。
>ここぞとばかりに~産科救急医療体制が崩壊
こういうのはメディアバイオレンスとは言わないのかな。何故こうした事態に陥ってしまったのだろう。一方では怨恨説(?)が浮上しているようだが。
あと某自衛隊(空関係?)は京都議定書に批准していないんじゃないかな。何故演習あるいは訓練と称してわざわざ二酸化炭素をぶちまけるような行為を毎日しているのか、正直理解できない。
ダブスタの王国といわれそうだね、この国は。
投稿: P | 2007.08.31 22:55
>今でもカルテのコピーは言えばもらえます
言わなければもらえないというのが問題だと思っているわけで。
寿命も延びて数Gバイトの情報を手軽に持ち歩けるようにもなったのだから、もっと便利にできそうだと思うのですが。
投稿: ほるほる | 2007.08.31 23:03
>あと某自衛隊(空関係?)は京都議定書に批准していないんじゃないかな。何故演習あるいは訓練と称してわざわざ二酸化炭素をぶちまけるような行為を毎日しているのか、正直理解できない。
ダブスタの王国といわれそうだね、この国は。
二酸化炭素を減らすために、日本人の呼吸から止めてはいかがか。なんて言い出しそうですね。
京都議定書は軍事行動や経済行動を止めろ!なんて言っていませんし、批准したからと言って温暖化が防がれるわけでもない。
投稿: ほるほる | 2007.08.31 23:12
数ギガのデータなら、CTやMRIの画像だろうけど、そんなモン個人で持ってて何になるってんだか。読影でもするワケじゃあるまいし。
投稿: truly_false | 2007.08.31 23:25
>数ギガのデータなら、CTやMRIの画像だろうけど、そんなモン個人で持ってて何になるってんだか。
何で病院が患者のデータを保管しておく必要があるわけ?
銀行のように患者のデータを保管しておくことをひとつのサービスとして提供するならともかく。
投稿: ほるほる | 2007.08.31 23:53
>何で病院が患者のデータを保管しておく必要があるわけ?
患者のデータというのは、個人のデータであると同時に、全人類共通の財産でもあったわけですな。
ある病気について研究するとき、まずその病気の患者さんのカルテをしこしこ調べるところから始まったわけですわ。
持ち歩ける電カルってのも実現してますけど、患者に読まれちゃ困る情報は「裏カル」に全部記載されているって話です。二重帳簿ならぬ二重カルテ。科によっちゃ「患者は自己中心的な性格でしばしば嘘をつき、それを指摘されると容易に感情のコントロールを失う」くらいは書きますから。
投稿: 大倉秀夫 | 2007.09.01 00:43
きょうび、そこらのページ開設者ですら個人情報保護法の適用対象になることがあるっつうに、病院が患者のデータを保管するなんて程度のことが、とりわけ忌まわしくも由々しくもあろうハズがない。
それに、情報は、採取者のリテラシーに沿ってしか採取されないモンだし、保管されるのも保管者にリテラシーがあってこそのハナシ。
数ギガの画像が、素人でもググった程度で読影できるってんなら、医師不足も即効で解消されます罠。
投稿: truly_false | 2007.09.01 08:53
>とりわけ忌まわしくも由々しくもあろうハズがない。
どういう哲学に基づいて病院が患者のデータを保持する必要出ているのかが肝心なことだと思います。
>数ギガの画像が、素人でもググった程度で読影できるってんなら、医師不足も即効で解消されます罠。
医師育成よりも先に、画像診断アルゴリズムの発達が医師不足を解消してくれるかもしれません。
投稿: ほるほる | 2007.09.01 10:09
>ダブスタの王国といわれそうだね、この国は。
議定書に締結している主な国
* 92%(-8%) - オーストリア、ベルギー、ブルガリア、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、モナコ、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、(欧州連合15か国)
* 93%(-7%)- アメリカ合衆国(離脱している)
* 94%(-6%)- カナダ、ハンガリー、日本、ポーランド
* 95%(-5%)- クロアチア
* 100%(±0%)- ニュージーランド、ロシア、ウクライナ
* 101%(+1%)- ノルウェー
* 108%(+8%)- オーストラリア
* 110%(+10%)- アイスランド
はあぁ?
このに載っている国のみなさんww
空軍を保有してますけど。
演習もしてますけど何か?
投稿: rrt | 2007.09.01 11:55
診療記録の蓄積が新たな病気の治療法に結びつくってのは書いてあるのでそれじゃないところを
>何で病院が患者のデータを保管しておく必要があるわけ?
義務だからです(^^)
>医師法第24条1項に、医師は患者を診療したら遅滞なく「経過を記録すること」が義務づけられている。これを「診療録」としている。また、2項で記録後最低5年間は保存することが義務づけられている(医療機関内で診療したものについては、その医療機関の義務である)。
とりあえずこのくらいは知っててからいろいろ注文つけてほしいと思うなさすがにw
投稿: | 2007.09.01 12:12
画像診断アルゴリズム(プ
そのうち家庭用PETとかポータブルMRIでも出来そうですね(棒読み)
投稿: truly_false | 2007.09.01 12:56
>とりあえずこのくらいは知っててからいろいろ注文つけてほしいと思うなさすがにw
法律があるなら変えればすむこと。
いつもながら、法律を金科玉条のごとく崇拝する日本人には驚きます。
>そのうち家庭用PETとかポータブルMRIでも出来そうですね(棒読み)
技術が許すなら可能でしょうね。
X線映像から疑わしい部分を読み取るマシンは普通に使われるようになっていますし、数年後には最初の診断はコンピュータが下すようになるかもね。
投稿: ほるほる | 2007.09.01 17:31
技術が許せば、個人でB-52だって持てます罠。
ただでさえ意義の疑わしいガン検診の数値をアルゴリズム化したに過ぎないシロモノに、自分の命を預けようなんて酔狂もをるまいし。
経済を考えなければ、何だって可能ではあるよ。
投稿: truly_false | 2007.09.01 21:39
>ただでさえ意義の疑わしいガン検診の数値をアルゴリズム化したに過ぎないシロモノ
それは画像診断アルゴリズムではありませんね。
ガン検診では20%近くのガンが見逃されているそうですが、それは人間が肉眼で大量のレントゲンをチェックしているからだそうです。
人間の目で発見できるモノなら、コンピュータにも発見できます。
>自分の命を預けようなんて酔狂もをるまいし。
すでに多くの人々の命が救われています。
コンピュータによる診断は技術的にも経済的にもすでに実用範囲のものです。日本でも実用化に向けた開発がすすめられています。
投稿: ほるほる | 2007.09.01 22:04
まあ、これまでは医師に着せられていた“見落とし”の責任が、診断装置メーカーに転嫁されるメリットを以ってよしとしましょうか。
投稿: truly_false | 2007.09.01 22:38
>コンピュータによる診断は技術的にも経済的にもすでに実用範囲のものです。日本でも実用化に向けた開発がすすめられています。
ゲイツん所の信頼性のないOSだけは
止めといてよねww
でも、近所の市民病院に最近行ったら
診察室の医者の机の上にパソコンのモニタ
ーが二つ置いてあってカルテは全部電子
化されとるのよ。症状を聞いてチェックをペンでタッチして
チョチョイってやって、モニター見て
「じゃあ前回と同じ薬を出して様子を見ましょうって」ん~~・・・・
これなら症状によっては患者にモニターをタッチさせてそれで薬を
出したら医者がいらない病気だってあるんじゃなかろうか?
俺は二時間も待たされたあげくの10分もない
診察でそう感じたねえ。医者だってそう
思ってるだろう。
いっそのことMRIみたいな人体をスキャン
するポッドに入ってスキャンして画面に出て
くる質問に答えて診断にすれば医者は少なくって済むよなあww
投稿: BBX | 2007.09.01 23:33
>まあ、これまでは医師に着せられていた“見落とし”の責任が、診断装置メーカーに転嫁されるメリットを以ってよしとしましょうか。
おそらくゲイツんところの手口を使うんじゃ
なかろうかなww
患者に問診の画面にタッチさせて
同意しますか? 次へ という例のやつ
をクリックさせる
投稿: BBX | 2007.09.01 23:37
ほるほる さま
カルテなんですがね、これまでのカルテって、あくまで患者本人が見て理解できるように書かれているものではなく、主治医が、診断・治療経過等を把握するためにつけているものなんじゃないですかね?つまり仕事上のメモ、あるいは、営業職で言うなら、顧客毎のファイルみたいなもの。これを、顧客にプレゼンできる資料に仕上げるなんて言ったら、それだけで大仕事ですよ、きっと。まあ、大病院で、一人の患者を複数の医師が診るために、カルテも共有化・かつ電子化されている場合なら、手間もそれほどかからないかもしれませんが、現状、すべての医療機関にそれを求めるのは無理でしょう。また、医療機関毎にカルテがあれば一人の患者の情報も分散していることになるけど、患者本人がデータを一元化して持ち歩くことになったら、データの紛失やら流出やら、病院が管理しているよりかなり面倒なことになりそうな気がしますが。
投稿: ya-mana | 2007.09.02 02:13
truly_false さま
>これまでは医師に着せられていた“見落とし”の責任が、診断装置メーカーに転嫁されるメリットを以ってよしとしましょうか。
コンピュータの診断結果を医者がチェックするのは当然でしょ。でなければ、どうやって治療方針をさだめるのやら。
>BBX さま
ハードもOSもメーカーオリジナルですよ。
たかだか3G程度のメモリしか扱えないパソコン用OSを使うはずがないでしょう。
Windowのように数万種類のハードやソフトの互換性を維持する必要もありませんし。
ya-mana さま
>これを、顧客にプレゼンできる資料に仕上げるなんて言ったら、それだけで大仕事ですよ、
病気や治療方針ごとに用意されたテンプレートに流し込むようにしておけば…。
>患者本人がデータを一元化して持ち歩くことになったら、データの紛失やら流出やら、
データそのものはネットワーク上のストレージにおいて、患者はそこからデータを取り出すためのキーを持ち歩くようにすれば。
確かに現状ではいろいろな困難がありますが、これからの医療サービスは顧客の利便性重視で発展していくと思います。
投稿: ほるほる | 2007.09.02 13:47
ほるほる様
>これからの医療サービスは顧客の利便性重視で発展していくと思います。
身内が命にかかわる病気になったときに分かったことは、
患者(やその近しい人)が欲しいものとは、カルテにある自分の病状の詳細情報でも、セカンドオピニオンでも、何通りもの治療プランでもなく、
病気が治るという(希望がもてる)ことだけだ、ということでした。それがないと、その日から何を支えに生きていったらいいのか分からなくなります。
あらゆるニーズに対応できることではなく、ニーズはほんとうにただそれだけです。利便を追求している余裕も、サービスをえり好みする余裕も、患者にはありません。
患者は「顧客」なのでしょうか。医療は患者の「利便」なのでしょうか・・・。
そして医療は本当に「サービス」なのでしょうか・・・。
投稿: 彼岸過迄 | 2007.09.02 19:08
医療はぜいたく品のひとつに過ぎません。
感傷的なことを並べて、是非と可能性とを混同しても解決には結びつかないと思います。
投稿: ほるほる | 2007.09.02 20:46
現在の書き方のカルテの殆どが、①患者の訴え②客観的な情報(データ類)③医者による解釈④医者による治療プランの四つからなっています。このうち②以外はいわば医者の「著作物」なんですよね(①も医者が取捨選択しているという意味で医者の「著作物」のようなもの)。
②の写しを持ち歩きたいのならご自由にどうぞ。
残りの部分については勘弁してください。
投稿: | 2007.09.02 21:10
ほるほるさんは、医療の将来にとても明るい未来をご覧になっているようで、羨ましいかぎりです。
投稿: | 2007.09.02 21:28
>投稿 | 2007.09.02 21:28
雨が降りそうなら、傘を持てばいいじゃない。と言っているだけですよ。
>医者の「著作物」のようなもの)。
でしたら、1~4の全ての引用もコピーも自由ということですね。
良かった。良かった。
投稿: ほるほる | 2007.09.02 23:26
傘が一本100万だったり、コピー一枚が1億だったりするかもね。
投稿: truly_false | 2007.09.03 00:18
・・・日本っていつから著作物のコピーが自由になったんだろう。
投稿: 紅 | 2007.09.03 07:55
>でしたら、1~4の全ての引用もコピーも自由ということですね。
今は患者本人が望めば原則コピーできますね。でもそういうのは「自由」とはいわないよね。
>コピー一枚が1億だったりするかもね。
まあA4一枚が20円から40円てのが相場ですかね。
カルテのコピーを手に入れるのは今でも可能なんです。でもそれとほるほるさんのいう、患者がカルテを持つ、というのとは違うでしょ?
>これからの医療サービスは顧客の利便性重視で発展していくと思います。
このような動きもあるでしょうが、それは十分な金を払える「顧客」相手だけだったりします。
今後コスト・アクセス・クオリティーが崩れていく中で、アクセスの悪化がまず目立つようになるでしょう。今回の奈良の出来事も、要するに「救急車に乗っても行くところがない」」という、アクセス悪化が表に出ただけのことです。
この点について「金のある顧客」に対してよいアクセスを提供する医療機関が出てきていますね。
技術屋さんは開発可能な技術について、いろいろ夢のある話しをしてくれるんですけどね、今後しばらく続くであろう医療経済の悪化を考えるとやっぱり当分は夢でしょうねえ。
投稿: | 2007.09.03 09:25
いやまあ、コピー代はタダみたいなモンですが、優秀な医師が腕によりを掛けて書けば、それがタダで済むって由もなかろうってこってすはい。
ましてや自由化されればなおさらのことで。
投稿: truly_false | 2007.09.03 12:49
紅さま
>・・・日本っていつから著作物のコピーが自由になったんだろう。
歴史のはじまりからです。
禁じられているのは頒布や販売です。
そもそも医者のカルテを著作物とするなら、その原案は患者。患者の権利の方が大きいと思われ。
>患者がカルテを持つ、というのとは違うでしょ?
ええ。そもそも、病院が患者のカルテを持たなければならない理由もありませんしね。
truly_false さま
>優秀な医師が腕によりを掛けて書けば、それがタダで済むって由もなかろうってこってすはい。
その結果、無意味な検査やクスリがやたらに使われて、保険財政を悪化させるわけですね。
占い師だって占い結果をプリントアウトしてくれるのに、医者はなんでカルテをくれないのか不思議。
投稿: ほるほる | 2007.09.03 21:36
>ええ。そもそも、病院が患者のカルテを持たなければならない理由もありませんしね。
ひとつひとつでは無意味な情報も、たくさん集まると価値が生じることがあるんです。
病院においておくことによって、主治医だけではなく、たくさんの医者があなたのカルテを閲覧するんです。
そうすることによって、病気の治療にあたらしい地平が開けるんですってば。
何かこの話前にも誰か言ってたよな。
>占い師だって占い結果をプリントアウトしてくれるのに、医者はなんでカルテをくれないのか不思議。
コピーならいつでも貰えますってば。
これも誰か言ってたよな。
ま、理解できないのじゃなくて理解したくないってことでしょうけどね。
投稿: | 2007.09.03 23:27
>そうすることによって、病気の治療にあたらしい地平が開けるんですってば。
カルテのコピーで充分じゃないですか。
>コピーならいつでも貰えますってば。
なぜ常にもらえないのですか?
>理解できないのじゃなくて理解したくないってことでしょうけどね。
あなたが、医療の中心が医者から患者に移りつつあることをね。
他のサービス業と同じく、医療も顧客中心の荒波にさらされることになる。
投稿: ほるほる | 2007.09.04 00:13
すんません。ちょっと堂々巡りしているような感じがするので、そろそろこれ畳みませんか?
投稿: 大石 | 2007.09.04 00:29
医療をコンシューマーオリエンティッドにしても、実際、消費者のほうはあんまし得にならないという逆説が分からないのならしょうがないですな。終わりにしときますはい。
投稿: truly_false | 2007.09.04 01:10
>医療をコンシューマーオリエンティッドにしても、実際、消費者のほうはあんまし得にならないという逆説
その逆説の存在こそが、顧客重視と医療から予防医療への移行と低コスト化を推し進める原動力ですよ。
医療技術を進歩させているのは、医療業界の外の人間ですしね。
それでは終了。
投稿: ほるほる | 2007.09.04 07:12