移民問題2
*
本日土曜の日記は、都合により15時頃の更新になります。
さあ、新刊はもうお手元に届きましたかぁ?(^o^)/
* 「地方の皆さん」とか言われるとムッと来るというご意見がありました。確かに。私も田舎に帰っている時にテレビを見ていて東京のスタジオから地方地方と連呼されるとムッとしますね。それが単に客観的事実であっても。
テレビ局を東京から追い出すというのはどうでしょう。在京局はNHKのみ。民放局は全部地方に追い出して、番組製作も、今在阪局がやっているように東京スタジオでの収録を禁止する。そしたらタレントは他局の掛け持ちが難しくなってご当地タレントや、局専属みたいな形になってチャンネルに個性が出るでしょう。
* コメント欄に関してネタバレは止めて下さいというクレーム若干。著者としては、読者の反応がスピーディに聞こえてくるというのは嬉しかったりするのですが、ネタバレ許容度も個人差がありますので、皆さん互いにご注意をということで。
ちなみに、私はネタバレということに関しては全く無頓着な人間です(~_~;)。映画だろうが小説だろうが、ネタバレされて楽しめなくなるということはありません。逆に、散々隠されて、こんなオチかよ! どうしても誰も教えてくれなかっただよ~、という方でして。たぶん圧倒的な少数派だと思いますが。
※ 移民政策2
今日も頑なに(~_~;)移民政策に関して。昨日は、非常に有意義なコメントを多数頂戴できました。感謝します。私はサマータイムにしても移民にしても大まじめですよ。ただ、私の流儀として、反対意見を欲していることは事実です。それで自分の考えのどこに穴があるかを検証出来ますから。
問題は、人口減にどう立ち向かうかです。人口減の利点云々ということに関して言えば、私はもう決着は付いたと思っています。つまり人口減=少子化社会には何の利得も無い。10年前やっていた少子化の議論で、全く外れたものがあって、それは何かというと、地方の過疎化と都市部への集中加速です(団塊世代の年寄りが死ねば一定の問題は解決するという魅力的な話があるけれど、彼ら死なないでしょう。あと30年は生きて、現役世代はその面倒を見なければならない。しかも資産形成のチャンスすら無かったワープアな世代が、富を独占した世代が遊んで暮らし豊かな老後を過ごすために、また犠牲を払うんです。後期医療制度を見て下さい。お年寄りたちはあの程度の負担すら嫌だ、国が面倒見て当然だとごねている)。
人口減が進めば、都会でも空き家が出て地価は下がり、満員電車からも解放されるはずだった。所が、地方の過疎化と一極集中は加速するばかりで、結局はそれを加速したのは地方の少子高齢化なんですよね。地方自体が人口減の縮小スパイラルに陥ってしまった。
都会でも、昔のマンモス団地のゴーストタウン化が進行しているんだけど、でも都市部というマスで見れば、全く無視できる局地現象に過ぎないんですよね。
たとえば皆さんが何年も利用している満員電車で、昔よりだいぶ良くなった、さらに今後も改善が見込めるだろう、という路線がありますか? 東横線は北へと延びるし、田園都市線も、今の沿線開発のスピードを考えると、全くそんな気配は無いですよ。
一方で、地方で限界集落を支えるコストはますます増える。住民税を全く当てに出来ずに生産人口が激減する中で、限界集落を維持する社会コストはますます自治体に重い負担としてのしかかってくる。
日本という国は、明治維新以降の殖産興業から、すべて産めよ増やせよの発想で来たんですね。経済は明らかに上げ底で、地方に至っては、そもそも存立し得ない状況なのに、公共事業で必死に支えている。死に体の業界を税金投入で四半世紀支えているようなものです。これを倒して良いのなら構わない。でもそれをソフトランディングさせる方法ってなかなか無いでしょう。
それが足手まといになるから、私はずっと郡部は畳め、コンパクトシティに引っ越しさせて限界集落は畳めと主張している。けれども、それをやった所で、地方経済が維持できる保証は全く無い。
もう産めよ増やせよの時代じゃない、というのは正論だと思う。けれど成長が宿命の資本主義社会に於いて、パイを広げるというのは、一番簡単で確実な経済成長理論です。逆に、パイが縮小するというのは、悪夢と言って良い。日本でここ10年起こったことはそれです。それがもっと激しくなる。
縮小して構わないじゃないか? というのなら、それでやっていける経済モデルを提示しなきゃならないけれど、残念ながらそれは計画経済という話になるでしょう。
そこで移民政策です。私は何度も書いているように昔から「一千万単位の移民を入れろ」という主義の人間です。特定アジアがどうのこうの、とかの話は当然あるでしょう。でも何事もリスクは付き物ですよ。だから移民は駄目だという人々は、移民に代わる政策を提示すべきだと思う。先進国で多民族化していないのは日本だけですよ。鎖国して日本がやっていけるという目論見があるなら良いけれど、無いでしょう? 果たしてどうやってこの社会を日本人だけで維持するのか? 答えがあるのなら教えて欲しい。
移民が逆にコスト増を招くだけだ、というのであれば、もちろんその可能性はあるわけですが、それを論じるのであれば、たとえば今すでにブラジル人労働者を受け入れている地域の費用対効果というのを見る必要があるでしょう。
中国人に乗っ取られるというのなら、ここが日本でなければならない、中国と一体になるよりは、日本社会の一員として暮らした方が得だと思えるような、中国よりましな社会や文化を維持すれば良いんですよ。鎖国していれば安全だというのは、ある分野に限定してしか言えないでしょう。
コミュニティは、それが村社会だろうが、国家だろうが、気心が知れた者同士で回した方が楽だし上手く行くに決まっています。でも企業はとうに多国籍化している。日本は長らく単一民族を装って来たせいか、どうしても外国人を入れるということに生理的拒否反応を持つけれど、もうそういう時代じゃないでしょう。
それでこの移民賛成論を否定するには、
1.少子化社会でも経済が回せる。経済成長が不要である、GDPが減ってもみんながハッピーになれる経済モデルの構築が必要(現状存在しない)。今以上の、徹底した輸出依存構造とか、金融への特化が必要になりますよね。
2.移民を受け入れることは、費用対効果的にプラスにはならないことの証明。
この二つの解決が必要なわけですね。もちろん逆に言えば、いま日本人が移民に否定的なのは、素人考えにも、それを否定する要素が一杯思いつけるからですね。たとえば送り出す側の論理も考える必要がある。
移民政策を推進するには、日本が移民しても行きたい国、つまり稼げる国であることを証明しなければならない。でもこれはすでにインドネシアでの看護師や介護士募集で実は期待したほどの人数が集まらなかったことですでに綻びが見えているんですよね(実際日本が稼げる国であれば、そもそも少子化なんかには陥らないわけです。結婚して子供をいっぱい育てた方が家庭にとってもハッピーなんだから。子供がいても家計を苦しめるだけの儲けしか社会が創出できないから少子化が加速している)。本当に移民に頼るしかない、という時になったら…、すでにそうなりつつあるわけですが、日本はもう何の魅力も無い国になっているかも知れない。その時は、もうインドの山奥まで行って人を買ってくるしかないでしょうが。
今後必要なことは、移民反対派は、縮小経済でもハッピーになれる経済理論を構築する必要があるでしょう。あるいは人口減でも経済成長を維持出来る政策論を。もちろん老人福祉の切り捨てなんてのも、選択肢としては、十分にあり得ることです。だって現役世代は割りを食うだけですから、露骨な世代間戦争が絶対に起きないとは言えない。
他方、移民推進派も理論武装が必要で、そもそも何のための移民なのか? 単にGDPを維持するための頭数が必要だ、では国民の理解は得られない。ワープアに代わる低賃金労働力確保だということだけでも理解は得られないだろうし、それではそもそも労働者は来てくれないでしょう。そういう議論を重ねていくことで、少子化でも何とかやっていける経済が編み出され、一方で、移民もせいぜい自治体レベル、あるいは工場レベルでの試みを継続することで、なんとなく上手く行くかも知れない。
きちんと議論して問題点をクリアした上でないと、移民政策をぶち上げただけでコストばかり掛かって失敗するだろうし、今の低成長からも脱出できないことになる。
※ 「老齢加算」廃止は適法 東京地裁初判断 原告の訴え棄却
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080626-00000133-san-soci
これは難しい問題ですよね。生活保護は、いずれは打ち切ることを前提とした制度なのに、お年寄りにまた働けというのは無理だから、一度始めたものは切れない。一方で、もし生活保護で、老人がそこそこの暮らしが出来るとしたら、そりゃますます年金を払う人間はいなくなるでしょう。国としては、生かさず殺さずで、年金ちゃんと掛け金を払わないと、こんな惨めな生活が死ぬまで続くんだよ、ということを国民に晒すしか無いんですよね。だって今ですら生活保護で9万円も貰えるのであれば、それ以下のリターンしか無い年金を払うなんてバカみたいじゃないですか。
もしこの訴えが認められるなら、日本全国の年金受給者は、生活保護以下の支給しか無い国民年金は、「最低限の文化的生活を営む権利を踏みにじっている」と裁判できますよね。
社会として姥捨て山を作る意思や覚悟もなく、老人でも文化的生活を送る権利を国家が約束しなければならないというのなら、金銭授受ということは止めて、どこかの限界集落の山の中に国が施設を作って、そこで現物支給で養うしかないですよ。
ただそんなことをするんだったら、まだしも現金をばらまいた方が国にとっては安上がりなんですよね。だから施設からの追い出しが始まったわけで。
※ 派遣社員保険料25%増 高齢者医療導入で健保に負担
http://www.asahi.com/job/news/TKY200806260268.html
※ キュー・サムファン
※ 東電、来年1月に大幅値上げへ=年内は据え置き-料金基準改定を正式発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080626-00000167-jij-bus_all
※ 右半身はオス、左はメス 雌雄同体クワガタ発見
http://www.asahi.com/national/update/0626/SEB200806260005.html
※ 前日の空虚重量69.2キロ
前々日、打鍵ミスでうっかり68キロとか打ってしまいましたが、69キロの打ち間違いです。にしても、24時間で600グラムの減で、またしても減量したけりゃ徹夜仕事を実証しましたね。
神経痛の痛み、地獄の様相。サロンパスを3枚に増やすも全く効果無し。悶絶しながら仕事する。徹夜二日目。どうにか頑張る。
※ メルマガ有料版おまけ 「タイムマシーンにお願い」シーズン3放送開始 & スピード違反取締の合理性
| 固定リンク
コメント
阿修羅男爵?
投稿: | 2008.06.27 10:05
>雌雄同体クワガタ
そう。マジンガーZのあしゅら男爵ですよね。
>移民問題
私は移民の受け入れは致し方無しと思います。
とはいえ、日本国籍であっても目が青いだけでガイジンと呼ぶメンタリティを変えていく必要がありますね。そういう私もジェロが流暢に演歌を歌う姿にいささか違和感を覚えてしまうのですが・・・。
投稿: とおりすがりん | 2008.06.27 10:24
ターバンを巻いた演歌歌手チャダも思い出してください。
投稿: は | 2008.06.27 10:33
> 1.少子化社会でも経済が回せる。
現に欧州の先進国は回ってるじゃないですか。欧州のどこに1億2千万がいないとやっていけない国があるのですか?ソ連に至っては今でこそ油とプーチンの強硬政治で勢いがありますが、それまでどれほど悲惨だったかをみれば、人口を維持しなければ国民が食べていけないという理由なんかないですよ。しかも、戦争でもして激減したというわけでもない。逆に日本はあの惨敗の中から戦後復興できたじゃないですか。
> 2.移民を受け入れることは、費用対効果的にプラスにはならないことの証明
移民問題は経済で片付かない問題です。費用対効果がいくらあっても、民族間対立問題はそれで解決がつくわけではありません。それはパレスチナ問題しかり、一連のユーゴ内戦やチェチェン紛争しかりです。証明されてますよ。チェチェンに至っては全体で80万人の1割から2割が失われたといわれてますが、戦争前ならその費用対効果ですべき戦争でないことは明白でした。しかし、ロシアの進軍への対峙を決め、一度この小国が跳ね返している。
移民との摩擦が紛争にならない限りは経済の視点のみで捉えることもできるでしょう。しかし、民族間憎悪はそんなもので簡単に抑えたり拭えたりするものじゃないです。現地にいけばわかりますが、経済的に豊かになっている旧ユーゴの各国ではありますが、互いの怨念は表面上は出てなくても実際には彼らの中に残ってます。チェチェンなんて何百年もロシアに蹂躙されている。経済どうのこうのではないんですよ。
今回の件で確信しましたが、大石氏は戦記的なものを書いてはおられますが、平和ボケの日本の中にいて、論理だけでしのごの言っているとしか思えません。そこいらの評論家の域を全く出ていない。
投稿: | 2008.06.27 11:01
>新刊
第4巻では、ロシア軍が大活躍ですね。また、お話の展開もスピーディーになってきたように思います。しかし、この調子ですと何巻まで出るのでしょうか。今回のような予想外の展開を期待しております。
>移民問題
確かに先生のおっしゃるとおり、日本では社会保障も含めて、「人口が増え続けること」を前提にシステムが構築されていますから、人口減少期に入るとシステムが破綻するのはごもっともな話です。
ちなみに日本の総人口は2006年から、すでに減少に転じております。
いずれにしても、国民に十分な説明がなされ、かつ選挙で「移民受け入れの可否」を判断がなされない中で、なし崩し的に移民を受け入れようという動きには反対です。
投稿: Feri | 2008.06.27 11:03
それでこの移民反対論を否定するには、
1.移民化社会で経済が回せる。経済成長が確実であり、今後もGDPが増えればみんながハッピーになれる経済モデルの構築が必要(英米では貧困層が増えただけ)。英米のように、輸出依存構造に出来ないとか、金融への特化しか出来なくりますよね。
2.移民を受け入れることは、費用対効果的にプラスにはなることの証明。
投稿: | 2008.06.27 11:07
人口がGDPの源泉だってことを理解してない人が多いようですな。
韓国がどんなに口惜しがっても日本のGDPに及ばないことの根本的な原因に思いを馳せればわかることなのにねぇ。(多すぎても問題ですけど、少ないのも問題です)
投稿: | 2008.06.27 11:16
>韓国がどんなに口惜しがっても日本のGDPに及ばないことの根本的な原因に思いを馳せればわかることなのにねぇ
ルクセンブルクと韓国を比べれば、人口ではなく、商業活動の効率こそが重要なことがわかるはず。
韓国が豊かになれたのは、豊かな日本やアメリカと貿易しているのが大きな要因です。
投稿: | 2008.06.27 11:22
わかりました。
まず、中央政府を無視して鹿児島に一杯、中国人もしくは韓国人に移民で来てもらいましょう。日本人の比率が半分未満になるまで。彼らにがんばってもらって経済で成功、ますます移民を増やします。もちろん、移民ですから、国籍は日本で、選挙権も与えます。民主主義を貫いて、選挙して日本から離脱宣言してもらいましょう。次は九州支配です。
投稿: | 2008.06.27 11:30
どっちも的外れでしょう。
GDPは一人当たり付加価値創出額×人口ですから、
効率が変わらなければ人口が増えるだけGDP増加になりますし、
人口増以上に効率が低下するならGDP減少になるだけの話です。
受け入れ派は効率が変わらないことが前提になっていますし、
否定派は効率が落ちることが前提になっています。
お互い、根拠示さなければ水掛け論ですね。
投稿: | 2008.06.27 11:31
結局レイシズムで思考停止ですか。
投稿: qqq | 2008.06.27 11:33
>移民問題
移民というには”国籍取得”を前提として、入国プログラムは
あるべきでしょうね。 これは現時点で日本にはありません。
ですから、外国人労働者と、国籍取得希望者がごちゃ混ぜに議論され
国民側にも、そうした違いの認識なしに”ガイジン”と一緒くたに
する人も多いのでしょう。
国籍取得については、本当にハードルが下がりました。
現在の政府基準は、税、社会保険、年金支払い実績があり、犯罪履歴がないことです。 これは現在の社会保険、年金問題への明確な期待が現れています。
私の会社では、国籍取得希望者には、色々な支援をしています。
もちろん、個人の選択ですから、最終的にはとらない、取れない人も
おりますが、国籍取得希望者への政府、地域社会、企業、そして
個人からの支援と理解は、非常に重要なのだと思います。
投稿: 外資社員 | 2008.06.27 11:42
>お互い、根拠示さなければ水掛け論ですね。
つうか、これ以上に効率が落ちる理由が見出せない。
日本の労働生産性は先進国でもそれほど高くないのだし。
従って効率が変わらないことを前提するのは、最低限の条件だと思うが。
投稿: | 2008.06.27 11:45
>国籍取得については、本当にハードルが下がりました。
田舎在住だけど、運転免許の更新に行って、外国人の多さにビックリした。
なし崩し的に、既に緩和されているのだと思った。
投稿: | 2008.06.27 12:10
移民肯定の人は、移民をロボットか奴隷だと思ってませんか?
- 日本人がやりたがらないヨゴレ仕事を安い賃金でやってくれる。
- 日本人が住みたがらない過疎地に住んでくれて、都会には出ようとしない。
こういう扱いをしていたら、暴動が起こることは必定だと思いますが。アメリカやブラジルは、経済がうわむきで夢があるときに移民を受け入れてきましたが、日本で、こういう底辺労働をさせる為に移民を受け入れるっていうのは将来の暴動の火種を作るだけかと。
ヨーロッパでは移民排斥運動が起きてますし。
それと、過疎地に強制的に住まわせたとすると、移民の人口が過半数となる可能性がありますが、その場合、その村の風習は移民元の国のものに変わってしまう可能性があり、それはアリなんですかね。
それとも、その国の風習を捨てないと移民禁止? だとすると奴隷以外の何物でもない。
都心に一極集中しているのは、人口減が理由だとは思いません。単に地方より都会の方が魅力的だからではないかと。貧しい国から来た移民の第一世代は地方で我慢するかもしれませんが、二世三世になると、当然都会に押し寄せるでしょう。
今緊急に、老人介護の人手が足りないからって一千万人の人手を借り入れたら、将来の子孫が困るんじゃないですか?
老人は、介護されるのを我慢して、子孫に広々とした国を残すべきでは? 人口が5千万人ぐらいになれば、食糧自給だって可能になるでしょう。
投稿: | 2008.06.27 12:26
>>移民問題
是非以前に朝鮮人や中国人を100年間近く社会に組み込みながら、二等市民扱いして時折ガス抜きとして排斥や迫害を有力政治家が煽ってる状況で他民族であっても大量受け入れする事がなにを引き起こすか考えておくべきですよ。
最悪でもなく可能性が低くないのは1930年代のドイツと同じように貧困のはけ口に「劣等」民族への憎悪を煽り、
独裁を確立する政治勢力の台頭と経済的窮状打開のための拡大主義に走ること。
これが、日本に於いてはアジア圏での大規模戦争に直結する事は65年前のアジア・ヨーロッパが痛いほど体験している。
まずは、彼ら朝鮮人・中国人や新規移民であるブラジル・ペルー人との共存の追究ではないですか?
そのためには冷戦期の西ドイツ並みの過激な差別排除政策を徹底する必要性が高いと思いますが。
そもそも日本には大和民族とアイヌ民族と琉球民族だけしかいないということ自体が明治政府が全国平定のために作り上げた壮大な虚構なんだし、
今の「大和民族」はそこそこ安定化しているのだから、やれない話では全くない。
投稿: 業界インサイダー@分割してみる | 2008.06.27 12:26
>ネタバレ
せめて週末ぐらいまで待つべきでしたね
次回は自重します。
ちなみにyossiの語尾は伸ばしません
>人口減=少子化
限界集落を畳んでコンパクト・シティ化というより、限界地方(都市)を畳んで、コンパクト・カントリー化しているというのが、今の実態で、抜本策を取らなければこれが進行するのみということになるのでしょう。
それに伴うマンパワーの減少を補うと言うより、世代間格差の付け回しを目的とした、現在自民湯が唱える移民案に賛成できるかというのは、別問題ですが。
投稿: yossi | 2008.06.27 12:41
マイナス成長への対応は、不労所得を増やせばすむことです。つまり、金融や投資に金を注ぎ込む。
労働者を輸入して、その成果を輸出しようなんていう加工貿易は効率が悪すぎてやるだけ無駄です。
投稿: | 2008.06.27 12:43
出張で、地方(長崎)から出てきて、五反田、大崎付近をうろうろしていますが、新刊ありません・・売切れてしまった?今から名古屋ですから名古屋で探してみます。
投稿: 親牛 | 2008.06.27 12:46
>問題は、人口減にどう立ち向かうかです。人口減の利点云々ということに関して言えば、
>私はもう決着は付いたと思っています。つまり人口減=少子化社会には何の利得も無い。
大石氏の論拠となっている↑が完全に誤っているから、それを補強するための各論が全て間違ったものになっている。移民問題もそのひとつ。つまり大石氏が上記の引用部分を誤りであると認めない限り、「大石氏の論は全てが誤ったものになってしまう」ということです。それがコメ欄が否定論で埋め尽くされている原因ですよ。これはサマータイム論にも、そっくりそのまま当てはまっている。
>人口減=少子化社会には何の利得も無い
決着なんか付いていないし、どこからそんな誤った考えが出てくるのか不思議です。
GDPの総量が落ちても、国民一人当たりの利益が増えるのであれば、何も問題は無い。とするのが、個々のコメ欄に書かれている人の多くが持っている考えではないかと思います。
これは大石氏自身も書かれているように、
>もう産めよ増やせよの時代じゃない、というのは正論だと思う。
なんですよ。だから移民で人口増やしてGDPをあげるという、考え方そのものが誤りです。
地球レベルにまで持っていかなくても、食料やエネルギーの面で、養える人口というのは上限があります。グローバル経済化で、もうその上限が見えてしまった。日本みたいな先進国は高度な生活レベルを維持するためには、人口を減らすことでしかそれに対応はできない。昨日も書かれている人がありましたが、10のGDPを10人で作るのではなく、8のGDPを4人で作り上げても良いのです。
日本人の生産性は欧米に比べて低いといわれています。これは改善の余地がある。
老人が増えるというのはいずれ時が解決します。
少子化は限られた予算枠の中で、教育を手厚くして、生産能力の高い人間を育てる好機です。
また、投資ではなく投機が実体経済を押し上げているように見える現在の状況を、正常な方向に戻すとしたら実体の無い経済活動を削減して、総量を減らす(正常な値に戻す)、それに応じた人口で経済をまわす。この方法しかありません。
後進国からの移民政策はこれを阻害します。12のGDPを14人で作ろうとするのですから。
そして、そこに格差が生まれて問題がおきます。
投稿: | 2008.06.27 12:50
移民問題については、移民そのものだけではなく在日外国人に対する行政の対日本人差別とも言うべき事態について、行政に対する不信感もあるんじゃないでしょうか?
よく言われる生活保護についてはもちろん、小学校等で喧嘩があっても、在日外国人児童・生徒(旧植民地出身に限らない)には叱責等はなく、日本人児童・生徒に対して「○○君はいろいろあるんだから」と妙な言い含められ方をして終わり、ということを友人等からも聞くことがありました(行政の事なかれ主義ですね)。
この種の事が澱のように溜まっていれば、移民反対もやむなしかと。
ぶっちゃけ、個人的には移民が来てもいいんですが、現状で来てもらっても誰もが不幸になって終わりのような。
投稿: | 2008.06.27 12:57
>マイナス成長への対応は、不労所得を増やせばすむことです。つまり、金融や投資に金を注ぎ込む。
これはちょっと賛成できません。個人当たりの生産性を挙げるという方法でいいと思います。
能力以上に稼いでる人(つまり組織内失業している人とか、ムニャムニャな人w)を減らす。
技術革新が個人当たりの生産性を上昇させることはわかっているんですから、マジメにやるならそのほうがいいでしょう。マネーゲームは何一つ生産に寄与しません。
投稿: | 2008.06.27 13:00
先生に伺いたい。問題は限界集落をどう回避するかということのようですが、移民を受け入れたら、それが解決するんですか?
中国なんか少数民族は地方でやっていけないから大都市に出稼ぎに出てるじゃないですか。つまりは仕事がないんですよ。人口減の問題なんかじゃない。実入りのいい仕事が地方にあれば地方に人は残りますよ。収入が得られないから地方を離脱しているんです。これは何も日本に限ったことじゃないです。
移民だって、もっと実入りのいい仕事があればそっちに移っちゃいますよ。何の解決にもなりません。
投稿: | 2008.06.27 13:31
>業界インサイダーさん
在日、朝・韓・中については、移民とは別問題でしょう。
1世の場合には、殆どが日本人だったのですし、
敗戦時には、国籍選択の権利がありました。
(現に何割かは日本人となった)
また、すでに私が書いたように、日本国籍取得のハードルは低く
なったので、犯罪歴さえなければ、日本生まれで、納税・社会保険負担の
実績があるから、何ら困難はありません。
むしろ、そうできるのに何故やらないかの理由には興味があります。
そこが何らかの鍵になるかもしれませんね。
但し、国家への貢献という意味では、納税も社会保険も負担していますので
母国への送金が続くならば、国籍をとってもとらなくても、その点では
あまり変化はないはずです。
参考まで
韓国では、在日韓国人への見方は厳しいのです。
韓国には納税せず、兵役は免除され、選挙権がある特権階級と思う
見方が強いようです。
投稿: 外資社員 | 2008.06.27 13:45
>移民問題
1週間ほど前の読売新聞にも掲載されてましたが、
『移民開国』より先にまず『難民開国』をすべきだと思います。
日本への難民は、島国であり難民発生国からの
距離の遠さもあり、他国に比べ少ないものの、
それでも年数百人の難民申請者がいます。
移民の前に、一種のモデルテストとして
難民受け入れの大幅な規制緩和というのはどうでしょう?
日本への難民はこの前のフィリピン人一家の
裁判を見ても分かるように、日本に馴染み、日本語にも堪能、
難民という性質上、日本への忠誠心にも問題ありません。
もちろん、日本語全然という難民もいるでしょうから、
難民用の教育プログラムも整備する必要もあるでしょうが。
日本へはビルマ(ミャンマー)からの難民が特に多いようです。
情報機関の元高官という人物もいるようですし、
難民開国がうまくいけば、対ビルマのヒューミント、
さらにはビルマからの対中国諜報も行えるかも。
投稿: | 2008.06.27 14:45
>もう産めよ増やせよの時代じゃない、というのは正論だと思う。
そうですかね?
これが一番の解決策だと思いますが。
先日の妊娠協定の話とか良いなぁと思ったんですがyahooのコメントは批判ばかりで萎えました。
お前らがそんなだから子供増えないんだって(笑)
後先考えずに行動して抱えるリスクを不安視するよりも、そういうところから生まれてくるダイナミズムの方が大事なんじゃないかと。
それを受け入れる社会基盤の整備とか、もっと努力すべき部分が山ほどあるのにそれを放置して移民で短期的な解決を図ろうというのは安易過ぎると思います。
投稿: 2歳児の父 | 2008.06.27 14:55
生産年齢人口を回復するものすごく簡単な方法があるぞ。
男にとって究極のぜいたく品である専業主婦に重税を課すのだ。
あっというまに大量かつ教育レベルの極めて高い労働力が溢れ出す。
投稿: | 2008.06.27 15:55
>敗戦時には
朝鮮戦争難民なのか、敗戦までに住み着いたのか、グレイのままで乗り越えてしまったのが、問題を複雑にさせているか?
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
硬骨漢もいるようだが
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200806270253.html
投稿: pongchang | 2008.06.27 15:56
>人口減
なんだろう、批判的な意見にしても何らかの名前を名乗ればもっと説得力があるのに。それに名無し同士で討論しても話の流れが掴めない。
人口が少なくなること自体には仰るように、ヨーロッパの例を見てもやりようがあると思います。しかしわが国で問題なのは急激な人口減であり、一旦膨らんでしまった人口が急激に萎んでしまうことの弊害です。元々少なかったり、緩やかな人口カーブを持っている国の例はあまり当てはまらないのではないかと感じます。
山ほどいる無職の爺さん婆さんの生活を、少ない若年層でどう面倒見ろというのかが今国家が頭を抱えている問題であり、人口が少なくなるにしてもどう軟着陸させるかを考えなければなりません。
移民に関しても方策のひとつだとは思いますが、日本人のメンタリティが受け入れられるかどうか疑問ではあります。大和の時代からやってきた(異論はあるにせよ)単一民族国家が多民族国家に移行できるかどうかはわかりません。かなりの軋轢はあるでしょうね。それにいっったん入ってしまった移民はもう出すことはできない。やり直しが効かないということは少々怖さを感じますね。
投稿: DDG | 2008.06.27 16:05
>男にとって究極のぜいたく品である専業主婦に重税を課すのだ。
あっというまに大量かつ教育レベルの極めて高い労働力が溢れ出す。
ヲイ、誰が子供産むんだ?
子供のいない夫婦や独身に重税を課した方が
問題解決の手段にならないか?
フェミ?ジェンダー?奴らは亡国案内人
投稿: 営業マン | 2008.06.27 16:05
>移民問題
うろ覚えながら、かつてのローマ帝国も現在の日本と同様の少子化に見舞われたそうで、その際に、他民族を市民に格上げすることで減少した市民を穴埋めするようなことが行われたそうですが、それが後のローマ帝国衰退の遠因になった、というような話を聞いたことがあります。
産めよ増やせよ、がベストな回答なんでしょうが、欲求が満たされる環境下に置かれると、そこに安住してしまうというのが人間の業というか性なのではないかと。
やはり生物的な欲求に関わるような話となると、2000年以上前から顕在化している問題であっても解決し難いというのは、人間の理性の無力を思い知らされるようで悔しいですなあ。
この移民問題、何か滅亡の仕方の二者択一を迫られているようで、何ともやるせない。
投稿: PIAT | 2008.06.27 16:08
よし、営業マンに妥協して独身にも重税を課そう。
子なしには不妊治療を義務付けよう。
そして子どもなんて保育園で育てりゃいいんだよ。
投稿: 技術人 | 2008.06.27 16:16
人口減が経済の停滞と縮小をもたらすのは当たり前です。
一方で、移民推進派、特に経団連やら自民党は二級市民=奴隷労働者としての移民拡大を目指しているのが実情です。研修生制度はその好例ですね。
これは、人道的にあり得ないことですし、事実、使い捨て奴隷としての研修生制度は人身売買を行っているという国際的な批判と、逃亡不法在留者の問題といった形で破綻しています。非正規雇用という形で若い人を奴隷にすることにも行き詰まった結果、移民1000万人と打ち上げたのが自民と経団連ですよね。
この手の二級市民制度は、欧州で深刻化しているように、治安の悪化、人道問題、不法移民、そして雇用の取り合いといった深刻な問題を起こします。
アメリカも、非違民査証にしろ、グリーンカードにせよ、基本的に単純労働者や米国民の雇用を奪う職種には発行しません。すでに寿司職人への就労ビザ発給がなくなっているのも、そういった理由です。尚グリーンカードは、民族多様化の観点から、ある一定数、発給されます。アメリカの低賃金労働移民は、その多くが不法越境者によるものです。建前では即追放なのですが、いなくなると経済が回らなくなることと、不法就労者にも人権と労働基本権があるという考え(それはそれ、これはこれ)から、即立ち退きにはならない場合が多々あります。
一方で、特殊技能者(高学歴者)に発給されるH1bビザが、雇用環境の悪化から発行数を激減される(もともとITバブル臨時枠で大幅に増えていた)など、米国民の雇用保護という観点から共和党政権でも思い切った行動をとります。
移民には国家への忠誠や経済問題だけでなく、人権や人道、国のあり方、国民、市民とは何かという重要な課題があります。
自民党やら日経連、御用学者にそういった事への深慮が全くなく、単に格安労働力が欲しいからという浅薄な動機しかない以上、現在日本には移民を大規模に受け入れる能力は全くありません。それは、特殊技能者だけという約束だった派遣労働を無定見に拡大し、自国民を奴隷化した過去十数年の行為や、研修生制度という使い捨て奴隷輸入の実績からも自明でしょう。
非移民就労査証や、移民に門戸を開く事はすべき事と考えますが、それは限定的なものであるべきと考えます。
投稿: | 2008.06.27 16:17
まぁ、自民党というか保守派の諸君が恐れているのは
「世界における存在感が大幅に低下する恐れ、特に中国・インドとの経済的地位の逆転の影響」
という点でしょう(経済同友会シミュレーション)。
http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2006/pdf/060630a.pdf
くだらねー。
JAXAの平岩先生の話を聞け!
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/matsuura/space/070522_india1/
投稿: 技術人 | 2008.06.27 16:22
人口減少は、過去30年行ってきた少子高齢化対策なるものが完全に誤りであったことの証左なんですね。
投稿: | 2008.06.27 16:22
>『移民開国』より先にまず『難民開国』をすべきだと思います。
本来、これが始めにこないといけません。
東京にはかなりの数の北朝鮮、中国からの事実上の亡命者や難民が居ますが、亡命や難民に対して鎖国を続けているため、支援者との結婚などいろいろな手を使って在留している有様です。
こういった人道問題や人権問題、しかも1000万人移民に比べれば雀の涙のような数を放置して、二級市民大量輸入を企てるようでは底が知れます。
投稿: | 2008.06.27 16:29
日本の少子化対策は1994年の「エンゼルプラン」からじゃねーの。
歴史修正イクナイ。
投稿: 技術人 | 2008.06.27 16:36
高齢者は高齢者同士、自助して貰おうじゃないの。
そのためのサーボモータつきのパワーアシストスーツです。
投稿: 技術人 | 2008.06.27 16:46
>移民問題
他でも話が出ているけど、経済成長の為に移民を増やして人口を増やせというが、食料や資源を確保出来るのかね?
それに、国力の基準が経済で無くなってしまう可能性はないのか。
つい最近まで、戦艦の数などの、軍事力が全てだったのでは?
GDPなどの経済指標など何処かへ行ってしまって、食糧確保指数なんかが全てになっていたり。
投稿: | 2008.06.27 17:39
>投稿 | 2008.06.27 16:17 名無しさん
研修制度が”悪意”の企業に、抜け道になっているのは事実ですが、
多くの場合では、海外法人での就労予定者向けでもあり、
技術習得目的でもJAICAなどが協力して多くのケースが行われています。
当然の事ながら、安価な労働を目的として悪意の研修については、
私も許すべきではないと思いますけれど、
”使い捨て奴隷としての研修生制度”などと、過激な言葉を使うならば
研修ビザで入国した、何割が該当なのかの根拠を示さない限り、
あなたの説は感情論としか見えません。
私のような真っ当な”研修制度”を推進している人間には、
是非 悪意の研修制度の割合は、是非知りたいですね。
投稿: 外資社員 | 2008.06.27 17:51
治安の悪化や人道問題は人種の問題ではないでしょう?貧困層が増えれば人種をとう必要はない。過去の移民政策が失敗したといえ、その時代と今の人権意識の違いを明らかに無視している。
今後の世界のあり方において人の移動に制限をかけられると考えてる方がおかしい。
移動の制限が無くなり、民族や宗教、文化が混在するのがあるべき方向性で、それを日本という国家の安定的成長にどう上手く使えるかという問題でしかないでしょう。
投稿: たつや | 2008.06.27 18:08
そうなってくると、国家というくくりも緩くなっていって、EUの全世界版みたいのが出来るんじゃないですかね。国がどうとかってことは人の意識には余りあがらなくなる。まあそれもいいと思いますけど。ただ、宗教のくくりだけは残りそう。
投稿: | 2008.06.27 18:24
不妊治療に外車分くらい突っ込んだ上に、もう子宮無いし(~_~;)
二回発症してるから三度目もほぼ確定だろうし。
やっぱ死ぬしかないっすかねぇ。
投稿: たま | 2008.06.27 19:03
移民の利点云々言うならば、
それは移民によるコストとメリットを比較するだけでは不十分でしょう。
移民を受け入れない場合のコストとメリットも出し、それを勘案するべきです。
機会費用ですね。
まあどう計算するのかは判りませんが。ただ、厳密な計算ができないから選択を放棄すると言うのは政治の世界では怠慢であり無責任だとは思いますね。
投稿: 紅 | 2008.06.27 19:54
>たま | 2008.06.27 19:03
自身は地味オタ独身ですが、立場上言わせてもらいます
イキロ
なんかえらい乱暴な話しているなと思ったら
やっぱり当事者のコメついちゃったよ...
人間の不妊率って案外高いのをご存知ない方がいるようで...
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details_1.cfm?cid=2&bookcode=282780
の5行目あたり。
大金払ってついに子宝に恵まれず血の涙流す思いの夫婦の方って案外多いんですよ。
少子化対策、何やってんの、補弾幕薄いよ!
というべきか。
投稿: 順 | 2008.06.27 20:03
まあ移民は別に限界集落に住むわけじゃなく
高度成長期と同じく都市部の生産性に寄与して
結果として地方に回すお金を増やすってこと
なんでしょうから最初から限界集落に移民
なんて発想は無いでしょうね。
それに向上心からよく働く移民は最終的に
働かない旧日本人を駆逐するでしょうから
ニートだの汗水流して働かない連中などが
駆逐されて三等国民に墜ちることによる
でしょうからその層は大反対するでしょうが
そいつらに政治的行動力皆無ですから
無視していいでしょう。
投稿: | 2008.06.27 20:14
少子高齢化の原因は、医療の向上により子供が死ななくなり、そのため予備の子供を作らなくなった。予備の子供を育てる必要が無くなったので、その分を消費に回すことができるようになり、豊かな生活を送ることができるようになった。
各個人の合理的判断により少子化になったわけで、それを政策でひっくり返すことは不可能。高齢者が豊かに暮らせるようになったのも、少子化のおかげなのだから、少子高齢化対策は行う必要が無い。政治家と官僚が予算とポストを確保するため、人口増加に頼った福祉財政を構築したミスを隠すために行っている無駄な公共政策にすぎない。
投稿: ほるほる | 2008.06.27 20:34
そもそも日本の国土は平野部が少ないんだから、より楽な生活環境を求めて都市部に人が集中してくるのは仕方ないのでは?
投稿: | 2008.06.27 20:34
>1.少子化社会でも経済が回せる。経済成長が不要である、GDPが減ってもみんながハッピーになれる経済モデルの構築が必要(現状存在しない)。
ここ10数年で、少子化社会でも経済成長が無くても経済が回ることは立証されていると思います。
私のような35歳以下の日本人は、少子化社会と低成長とマイナス成長の日本経済しか知りません。
バブル世代や高度成長期世代にしてみれば、厳しい時代に見えるかもしれませんが、35歳以下の人々にとっては物心ついたときから続いている当たり前の状況にすぎません。
情報技術の発展と冷戦の終結により、パイが欲しければパイのあるところへ行けばいいし、グローバル化した世界市場で外貨取引なり株なりを行えるようになったいまでは、政府からの援助を期待するよりも、世界市場にチャレンジしたほうが遙かにマシです。
第1次産業はGDPの数%、第2次産業もGDPの2割を切ろうとしている現状では、政府が音頭を取れば、国全体が好景気に沸くということも全く期待できない。
移民なんていう重荷を背負わせるよりも、国民から重荷を取っ払って自由に活動できるようにするのが、これからの政府の役割たと思います。
投稿: ほるほる | 2008.06.27 21:25
・・・いや、グローバルに羽ばたきたいなら
とっとと個人でやればいいだけのは話だと思いますが。
投稿: 紅 | 2008.06.27 22:03
今頃になって移民政策をとっても手遅れかもしれません。
それどころか10年後には再度棄民政策が外務省の手によって実行されるかも。
送り出し先はブラジル、シベリアってとこですか。
ひょっとすると北朝鮮あたりで鉄鉱石でも掘ってください、みたいな話になるかも。
今、仕事にあぶれてる人は生活保護という安全網がありますが、これが消滅する事態となったらどうするのか。
大恐慌時代、アメリカのサラリーマンが田舎に出て行って農地を耕すということを大勢やったようですが、
ことごとく失敗。餓死者も相当数出たようです。
移民とか生活レベル維持とかいう高級な問題よりも、
どうやって食いつないでいくか?というレベルにまで落ちる可能性も想定すべきかと。
投稿: 夕暮れガンマン | 2008.06.27 22:26
あの、今現在の高齢者の話をなさっている方がいますが、今現在の高齢者は問題じゃなく、ここでコメントを入れているであろう現役世代の方々の高齢者時代の問題ですよ。
他人事みたいなコメントを入れてる方がいますが、棄民でもするんですか?
ちなみに私はこの前述べたとおり明確な、そして有益な将来像が見えるまで移民政策は反対です。
投稿: k-74 | 2008.06.27 22:56
人間はどうしたって食べていかなきゃならんわけで、国土にしろ地球にしろ有限な環境の中で、増やせる人口の上限はあるだろう。
どなたかが書いていたが、現在の食料の総生産量が養える人口は約59億人だそうな。単純に考えると7億余計だということになる。で、この7億はまだ餓死していないのだから、充足率50%と単純に考えても、飢えている人が17億いることになる。
経済活動はこれにエネルギー消費量を合算して考えるべきであって、豊かな生活を維持しようと思ったら、食糧生産量とエネルギー消費効率を技術革新で増やして行くしかない。でも、既に食糧供給率の面で上限を突破している上に、地球環境維持のために、消費されるエネルギー消費量は今後減らしていこうというのが世界の流れだ。だから「産めよ増やせよ……」は現在完全な間違いであることが容易に理解できる。
GDPが人口に比例するのなら、GDPを増やすことは今後不可能。なら豊かな生活を維持するためには、GDPが減っても個人の消費できる食料とエネルギー量が増えればいいということになる。
それが意味することは、人口減でGDPを下げても、個人が豊かになる政策をということになる。これが急にはムリだから、やはりジンワリとした高齢者切捨てと、少子化の放置しかないんじゃね?
つまり間引いて残った人で豊かな生活を送るか、全員で貧乏になって飢えるか、どっちか。
政府と勝ち組は前者を選ぼうとして、弱者は後者を選んでる?
投稿: | 2008.06.27 23:11
↑×飢えている人が17億
○飢えている人が14億
投稿: | 2008.06.27 23:12
>k-74さま
困った高齢者たちは、「団塊の老人」でその後の人は、あまり心配していないのでは? その世代は自己防衛してるでしょう。つまり世代間闘争は既に始まっているかと。
ニートとワープアはまた別だろうけどw
投稿: | 2008.06.27 23:15
>縮小経済の被害を防ぐ移民政策
人口増という現象を政策で装飾し、
いかに《輝かしい未来がある》と国民へアピールするか、
政治には問われているのですが、
移民政策には、輝きを感じることができないのです。
外国人と衝突した際のネガティブなイメージ(歴史)はあるし、
私の場合、
移民後の拡大経済の中で、自分はその恩恵(成功体験)を得られるのかと想起した際、
明るい生活のビジョンを持てないのです。
移民達が輝かしい笑顔で生活しているだろうことは、思い浮かべられるというのに。
それじゃ、どうやって拡大経済にするのかというと、
北欧モデルの導入こそ有効と考えています。
中所得者を増やし、ヒマ(長期休暇やフレキシブルな勤務時間)を増やし、
ヒマを行政参加・地域参加・観光(地域交流)へと誘導する政策と教育。
ヒマと安定した所得の両立こそ、夫の子育て・世代間交流を促し、
家庭と地域と日本を発展させる素地になると思っているのです。
北欧の少子化対策を導入し、実効化させるには、
仕事を減らしヒマを作り出し、
そのヒマを経済活動へ導く(使って貰う)政策が、鍵になると。
ps
観光地としての日本の魅力は、
食・美術芸能・技術等、色々ありますが、
ガラパゴス(島国歴史)なところも、魅力じゃないのかと思うのです。
選民主義じゃないですよ。
国際結婚で、色んな日本のお方が増えるのは賛成なのです。
日本に来て結婚して下さる方との間に出来る家庭には、何らかの日本が混じってる。
それなら隣人であっても、なんとかなりそうだなと思えてしまうのです。
投稿: nanwa hachi | 2008.06.27 23:55
移民政策などというドラスティックな政策を採る度胸があるなら、非正規雇用に対する法的規制をやって欲しい。今の非正規雇用者の割合は3割を超え、若年者層では5割近い数字となっています。
日本の建設的将来を展望するなら、安い労働力を狙い、今の格差社会をさらに助長するような移民政策は止めて欲しいです。
日本の人口が8千万人になってもいいじゃないですか。限界集落なんてそもそもは、平地が少ないゆえ、不便を承知で住まざるを得なかったわけだし。人口が少なくなれば、わざわざ不便な場所に住む必要もありません。なかには、人里を離れて限界集落に落ち着く厭世人士が増えるかも。
団塊世代が高齢者になる20年間は我慢の時期ということで耐え忍びましょう。その後には、適正規模の日本が待っています。ひょっとしたら、自然に恵まれた日本に回帰できるかも。ただし、人口規模の縮小は経済規模そのものを縮小させますから、所得水準はかなり下がるでしょう。でも、問題ありません。貧富なんて、比較と主観の問題ですから。皆が貧しければ、それは貧しさではありません。服や靴下は、継ぎを当てて着古すくらいの生活がまともというものです。
投稿: ペンチ | 2008.06.28 00:25
エンゼルプランなんて大失政の確定期の事象ですよ。
合計特殊出生率が1.8を割り込んだのは1970年代後半でしょう。これを割り込むと人口維持が不可能になるという目安でした。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1550.html
その時点でとっくに今の姿は「中学校公民科教科書」に載る程度に一般認識されていましたよ。NHK教育の20時台の番組でもかなり頻繁に扱われていました。要するに、政官は当然知っていた事です。
社会保障の破綻や医療の破綻は、その時点で深刻な課題と認識されていましたが、先送りと利権化を繰り返し、バブルに狂奔して社会資本を蚕食し、その後のポストバブルで破綻させてしまった訳で、エンゼルプランはインパール作戦、良くてレイテ海戦に相当しますね。
今はさしずめ昭和20年4月半ばに相当ですね。未だに食い逃げできると思っている訳です。
投稿: | 2008.06.28 01:04
ここまで見てて驚いたんですが、コメントが移民反対でほぼ固まってますね。
何人かは賛成の立場をとると思っていたんですが…。
……どっち付かずなこと書いてしまったのは、ちょっと恥ずかしいかな。
投稿: PIAT | 2008.06.28 01:06
大石さんがずいぶん前に書かれていたと思いますが、今進行している若年層の奴隷化は、30年後の国富の蚕食なんですよね。
彼らが高齢化したときに年金も蓄えもない、貧困層になる。
その人たちが生存できるようにするためにどれだけの国富を要するか、わかっていても食い逃げしようという訳です。
負け組は死ぬまで奴隷労働させて、働けなくなれば放り出して死ぬに任せるという訳です。アメリカの悪い面ばかり取り込むのがお好きなようです。
投稿: | 2008.06.28 01:09
>ここまで見てて驚いたんですが、コメントが移民反対でほぼ固まってますね。
人道的見地から、移民や外国人就労は認めるべきと思いますが、その前にやるべき事は山ほどあり、其れをやらずに奴隷輸入国になる事は許されないと考えます。
イタリアは経済的にはぱっとしませんが、恐ろしいほどの低出生率で国を維持している、マーストリヒト条約加盟にあたりずいぶん無茶をしたとはいえ、EUのなかで埋没せずにそれなりにやっているんですね。
あのイタ公ができて日本は二級市民と奴隷輸入に頼るなんて情けないことを目指すというのが現状です。まぁイタリアが良いという訳ではないですが、奴隷輸入と自国民の二級市民化が国策という国よりはマシでしょう。
投稿: | 2008.06.28 01:19
>そもそも日本の国土は平野部が少ないんだから、より楽な生活環境を求めて都市部に人が集中してくるのは仕方ないのでは?
細切れコメント申し訳ないです。
都市部への人口集中は、貧困が背景である場合が多いです。典型例としてペンシルヴェニアのフィラデルフィアという街をみると良くわかります。都心のごく一部と郊外を除き、貧民窟です。21世紀に入り、連邦と州の財政投入でかなりマシになりましたが、人が立ち入れないほどに悲惨で治安最悪です。
http://www.geocities.jp/hirapeaphilly/philadelphia/safety.html
リスクレベル7以上は昼間でもとても立ち入りできませんが、カムデンはマップ以上に酷いという実感があります。また、サブプライムバブルは、こういった地域の再生事業と直結しており、現在、急速にスラムへの回帰が進んでいるようです。
それでも、人が集まるところでは人が餓死せずに生きてゆけるし、生きてゆくのに必要なお金も田舎より安いです。まずは餓死しないのが第一です。貧困化が進めば都市に人が集まり地方が死んでしまうのは一般的な事です。ロンドンしかり、パリしかり、上海しかり、デリーしかりです。日本では東京大阪と県庁所在地でしょうか。
投稿: | 2008.06.28 01:43
声の大きい民族が移民してくると、コスト増加になります。
恫喝に負けて闇専従増えるでしょうね。
宇宙人でも攻めてこないかな。
人類駆逐されればこんな議論も無意味に・・・
投稿: | | 2008.06.28 01:56
外資社員様
技術研修生制度が本来はまともな目的の制度である事に異論はありませんし、まともな事業所や本来の目的のために努力されている方がいる事は認めます。
一方で、この手の制度は「労働者」でなく「研修生」としての身分であるが故に悪意が入り込む土壌になっている事も事実です。同様に、酒田短期大学騒動以後マシになりましたが「留学生」が不法就労(昔の苦学生の就労でなく留学を隠れ蓑にした就労)の温床であったことも事実です。
473000件ヒットなど、恥です。内容も相変わらず酷いものですが、どこかで見たような内容ですね。
http://www.google.com/search?client=safari&rls=ja-jp&q=研修生 奴隷&ie=UTF-8&oe=UTF-8
これらをなくすためには就労査証を真っ当に発給すべきと思います。「研修」「留学」「興行」「介護」などをトンネルにした奴隷輸入は即刻無くすのが当然です。それは制度の廃絶でなく、本来の目的に回帰するための大幅な縮小と、外国人就労者への正常な門戸開放であると考えます。ただ、それは安い労働力が欲しいから移民1000万人という考えとは全く異なるものでしょう。
投稿: | 2008.06.28 02:27
移民を入れますと脅しながら、派遣に代表されるワープアを政治や経済界が正当化しようとしているように思える今日この頃です。
投稿: ハナヤロウ | 2008.06.28 02:36
分割の続きが書けませんでした…多忙無念。と言う事で、レスを兼ねて続き。
>>PIATさん
>ここまで見てて驚いたんですが、コメントが移民反対でほぼ固まってますね。
>何人かは賛成の立場をとると思っていたんですが…。
私も賛成ではありますが、しかし、現状の日本社会の構造や方向性を維持した状況では危険が高すぎる。はっきり言えばやりたくても無理。と言うことです。
移民する側もされる側も不幸にならない状況と言うのがある程度社会システムとして出来ていないと緊急避難ではない移民の大量受け入れ、特に労働力や人口の不足を補うための意図的な受け入れや誘致は歴史的に見ても(第二次世界大戦前後の話だけではなく文明という物が他の土地からの移民や奴隷を必要とする程度には進化して以降、規模の大小を問わねば数えきれぬほどに)その文明の破滅の引き金になる場合があまりに多い。
今の日本にはクリアすべき懸念事項が多すぎる。
で、生き残り策としては、計画経済や社会主義の長所を取り込んで現状の日本型資本主義の悪しき部分をとことん排除することが最良になるとは思いますよ。
あくまでも「最大公約数的な最大幸福の追求」と言う命題が生き残りの前提であるのならば。ですけど。
最低でも日本の場合には資源はないけど放棄された耕作地や農漁村を復旧させる覚悟さえあれば今の人口全ては無理でも相当数の人間を生き残らせる事が可能である良質な土地と天候に恵まれてはいる。
地球全体の気象環境が破綻し始めてるとは言っても、他国に比べればそのインパクトは非常に少ない。
ならば、今、何故これだけ貧困が蔓延し資源や食糧で大騒ぎになってるかといえば、富の偏在が加速しつづけてることにこそ最大の原因があると思いますけど。
極度の富の偏在を推進している極端な規制緩和や税制での直間比率の対等化の際限ない推進などの諸政策がまずは地方社会の崩壊を招き、喰いあぶれた人々が東京に殺到してきています。
減反政策と食糧輸入自由化が狼煙であり、大店法撤廃と農協解体がグラウンド・ゼロとも言えます。
それと並行して、ワープア問題やヒルズ族のモラルハザードに象徴される「運と金と悪知恵がある輩が金を儲けるためにはなんでもあり」「極少数の上が大多数の下からとことん搾取する」と言う非常に古典経済学的な命題を現代に蘇らせた。
で、この状態で暴力革命をベースにした共産主義化への方向転換と言うハードランディングを行うのも一つの有効な手段なのかもしれませんが、
それ自体がヒトラー的な独裁者ではなくスターリンやポルポト的な別方向の独裁者を産み出す温床であることは20世紀と言う時代が結果論的に証明した。
そうなると、私が考えうる中での最良の選択肢は「社会主義の再評価と資本主義の再評価」じゃぁないかと思います。
つまりは社会主義経済が行き詰まった要素である計画経済やプロレタリアート独裁の根本的な変質ともいえる社会構造のピラミッド化の固定を切り捨て、方や資本主義が何度もぶち当たっている自由放任経済による富の再分配の機能停止や政治権力による公共財産の私物化を切り捨てて、ミクスしたような感じの全く新しい経済概念を取り込んでしまう。と言う感じですか。
悪い言い方をすればとんでもないキメラを産み出して自前で実験するということになりますけど、今よりは数段マシでしょうね。それが少なからず痛みを伴うとは言っても、「最大多数の最大幸福」みたいな具体的な方向付けに裏付けられた地に足のついた希望があるならば、最低でも私は次の世代の為にそれを背負うことを甘受するし、地に足のついた希望こそが本当に人を動かすと思いますけど。
小泉時代に叫ばれていた「痛み」は言葉からして全く空虚で、掛け声とやってることが目指す結果が全く正反対である事が大半で、そもそも公共財産の私物化を完成させるための荒療治を粉飾するための詐術だった訳ですので、私がここで書いたことがどの程度理解されるか自信がありませんが…
投稿: 業界インサイダー@分割してみた | 2008.06.28 02:49
寝ようと思っていたら
業界インサイダー様
私は、移民反対を強く書いており、このブログコメントでは移民反対の急先鋒といっても良いですが、元々は外国人就労査証の拡充と移民制度の拡充が持論ですし、基本的には変わっていません。
しかし、若年層の困窮化と奴隷化、様々な制度を悪用した外国人奴隷の輸入の実情などがありながら、移民1000万人などと軽はずみな事を主張する現状から、実質的に移民反対に転じています。実際には、人権と人道、労働基本権を遵守した上での外国人労働者受け入れと移民は進めるべきだし、それは人口減少へのパッチ当て程度にはなると考えています。
欧州は社民主義政党(日本の社民党は社民主義政党ではないです)が政権与党である事が多く、現在の資本主義社会が暴走する事を抑止してきているし、国民の困窮化や二級市民化を抑止してきていると考えます。行き過ぎると保守政党が政権を取っています。
19世紀の自滅した資本主義に回帰しようとしている現状は結局国内の需要を疲弊させ、外需依存のよわっちい経済体制でしかないでしょう。本来は、とっくに内需が喚起されて外需の減退をある程度補ってしかるべきなのに、家はおろか貧困のために結婚すらできない人が大勢いる有様です。少子高齢化はますます進行するでしょう。
欧州社民主義にも功罪いろいろとあり、社会的、歴史的背景の違いからも全面的に取り入れる事ができる訳ではなく、そもそも日本に社民主義政党が存在しない(SIの議席はなんと社民党が持っていますが、社民党は長年加盟費すら払わず、民社党の自爆によって横滑りしてきた経緯があり、トンデモ売国決議案をSIやIUSYに持ち込んでいます)実情があり、日本で欧州社民主義的な動きが拡大するとは思えないです。
この辺りの自民や財界、官庁の暴走を抑止すべき政治的思想軸が存在しない点が日本の悲劇で、きわめて危ういものを感じます。それにより自民党の政権担当能力までが著しく劣化し、欠陥法を次々に通してしっぺ返しを食らいつつあります。この先10年は相当に混沌とした社会情勢になるように思います。
投稿: | 2008.06.28 03:40
>様々な制度を悪用した外国人奴隷の輸入の実情などがありながら
一部の例外をさも大多数であるかのような意見を表明するのであればその根拠をお示しください。根拠無く一部の例外事例だけで全てであるかのようなご意見は無意味です。
投稿: | 2008.06.28 05:14
少し趣旨違いですが警察との抗争・二年の末に虚偽告訴で投獄されて誤判を訴え続けて12年が過ぎます。
満期出獄後の抗議行動に再逮捕寸前となり海外避難をして誣告者らの審判を待ちました しかし全面敗訴から不法滞在となり入管檻に半年余 さらに同罪で刑務所に投獄されました。
滞在費が切れて不法滞在となり総領事館にも入管や警察にも事実は伝えた 一年後に八王子検察庁から誣告者らの不起訴処分通知が届き総領事館に帰国の渡航証の交付を依頼した この翌日に入管に逮捕され主要各紙に「不法滞在の確信犯」実名記事が載った
入管法で禁固刑半年余 更に同罪で刑事訴追され禁固4ヶ月 警察ではすし詰めの留置人が吐く煙幕の様な煙で喉を傷め声が出なくなった
当国の留置場(家畜小屋)がどんなに劣悪・危険なものか領事館は認識している 入管法で科刑の後に更に処罰すべく牢獄に投げ込んだ この拷問と悲惨な処遇と身の安全に脅かされた復讐はする
ここでも自国民を弾圧する官僚(海外在官)の冷酷さを弾劾する 随分と酷い仕打ちをされた 一連のスラバヤ総領事館が絡んだ汚職疑惑の闇が知りたい
袴田事件をみるまでもなく警察・検察に拠る証拠捏造が発覚しても絶対に認めない
また裁判所もこれを封殺する 絶望的な日本の警察裁判所 警察が有罪と認めたらどう足掻いても逃れられない
この検面調書から12年が過ぎる ことは簡単至極 この本人署名を本人に確認させれば瞬時に解決する
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/gizou001.jpg.html
投稿: 流浪の民の乱 | 2008.06.28 07:29
>投稿 | 2008.06.28 02:27 名無しさん
ご指摘のような労働形態を問題するならば、
派遣、サービス残業もお話であり、外国人
労働者固有の問題とも思えませんが。
外国人の場合には、言葉の問題や、日本国法への
無知ゆえ被害は出やすい点は認めますけれど。
就労ビザを必須としようが、やる人間は弱い立場の人間を狙いますので方法が変わるだけと思いますが。
国も対策をとっており、パスポートの預かりを
禁止しておりますし、就労・研修目的の入国やへのパンフ配布やHPでの注意喚起をしております。
いづれにせよ、移民、外国人労働者が奴隷で
あるような言い方はどうかと思いますよ。
搾取的な労働が存在するのは、外国人に
限りませんし、
具体的な事例や、数字を上げないと説得力が
ありません。
投稿: 外資社員 | 2008.06.28 08:02
投稿 | 2008.06.28 05:14
>一部の例外をさも大多数であるかのような意見を表明するのであればその根拠をお示しください。根拠無く一部の例外事例だけで全てであるかのようなご意見は無意味です。
まったくそのとおりなので、
まっとうに運用されている技術研修生制度の割合とかの調査結果があれば書いたほうが良いと思います。でなければ、どっちが例外的な事例なのかがわからない。
自分の見知ってる範囲がまともだからと言って、全体がまともかというと…。(9割は屑らしいですしね;-))
私は数字は持ってませんが、まあそうですね、
表沙汰になった事例の、少なくとも10倍は隠蔽されていると推定しています。でもまあ多くても100倍程度かな?
投稿: | 2008.06.28 08:06
投稿 | 2008.06.28 08:06
どうしようもないですね。悪魔の証明要求ですか。
あの~普通、あると主張したほうがデータを出すものなのですが。おまけに9割は屑だそうですがそのデータとやらもお示しください。表沙汰になった事例とやらの数は?それも示さずに10倍だの100倍だのも無意味ですね。挙句自分の周りですか。
はあ。
投稿: | 2008.06.28 09:04
2、3年前の学士会報に東大の先生が書いていたけど、
日本の戦後の経済成長の要因を分析すると、人口増による要因よりも、イノベーションによる要因の方がはるかに大きかったということらしい。
すなわち、人口が穏やかな減少をたどったとしても、経済成長は可能だということ。
地方の過疎化の問題は、日本の政治・経済の中央集権的な体制によるものが多いような気がする。
アメリカのような連邦制(日本だと道州制?)にしたら、少しは良くなるかな??
投稿: MS | 2008.06.28 10:22
業界インサイダー@分割してみた さま
ハイエクの「隷従への道―全体主義と自由 」でも読んでみた方がいいと思われ。
社会主義は人類社会に何の成果ももたらしていません。かたや、資本主義は人類文明と同じだけの長さで実績を積み重ねています。
資本主義を歪めようとするから、不幸が増えるんです。
投稿: ほるほる | 2008.06.28 10:23
私は移民たちが日本人の文化を受け入れて、日本人になってくれるのであれば受け入れても構わないと思いますが、実際はムリでしょうね。
古典からの引用ですが
「このまま、何もせんほうが、ええ・・・」
投稿: | 2008.06.28 10:43
現状をも資本主義と言うのであれば、資本主義はもともと歪んだものまで含んでいますけどね。原油の投機筋支配を見れば歴然です。需給で決まっているわけじゃありません。
投稿: Godot | 2008.06.28 10:44
たま様
>もう子宮無いし(~_~;)
でしたら、養子縁組を真剣にお考えになられたらと思います。
産む喜びは無理でも、子供の成長する喜びは人生において代え難いものがあります。
私たち夫婦も3年ほど(結婚からは5年)恵まれず、あと1年がんばって無理なら、
妻に養子の話を切り出さねばならないかと思っていた矢先に幸いにも恵まれました。
結構、責任だけでなく、感情的に敷居が高く、簡単に決められることではありませんが、
子供を持つ為の選択肢がまだあるということを忘れないで下さい。
投稿: SOL | 2008.06.28 10:46
Godot さま
>需給で決まっているわけじゃありません。
需給で決まっていますよ。買いを入れている人間が多いために原油の価格が上がっているのです。
市場の機能としては全くの正常運転です。
投稿: | 2008.06.28 10:47
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/137/index2.html
お勉強してください。
投稿: Godot | 2008.06.28 11:06
(ニッポンの地域力p6-26より)
・1949年まで日本の出生数は右肩あがり。未来の高齢者はここまで増える予定。
・1973年から1990年まで出生数はマイナス42%。今のローティーンは今子供を産んでいる世代よりも4割少ない。今後20年出生率が下がらなくても3割以上出生者数は減る
・中華人民共和国の0-4歳児は同10-14歳児の55%程度しかいない(一人っ子政策の浸透)。日本に人民を輸出する余裕が15年後に残っているか?
・渋谷の出生率0.75 中国の都市部の出生率は一説には0.65
・シンガポール台湾韓国香港ロシアスペインドイツの出生率は日本以下。
・フランスの出生率1.90(2001)、ドイツの出生率1.29
(2001)。日本は1975年1.91、2003年1.29。
投稿: | 2008.06.28 11:30
中国は戸籍にない子が大量にいるしい。
文化大革命だ大躍進だと大量間引きしても
終戦時の2~4倍も人口増加しているし。
投稿: | 2008.06.28 11:56
Godot さま
勉強が必要なのはあなたです。
市場の機能としては何も間違っていません。原油価格があがっては困る連中が何とか下げようとポジショントークをしているにすぎません。
投稿: | 2008.06.28 13:07
>「このまま、何もせんほうが、ええ・・・」
どんな古典かと思いましたが映画の台詞でしたか(笑)
なるほど天が崩れ落ちると、信じてる方にとってはそうなのでしょうね。若さを失い、失敗が何も生まないとうそぶくなら、元から明日はないことに気付くべきかと。
日本が若者であるなら七回転ぶ事より八回立ち上がる事を願うでしょう。
投稿: たつや | 2008.06.28 14:24
あなたは道具の話をしている。私は道具を使っている人間の行動を含んだシステムの話をしている。ポジショントークをすることは彼らにとって何なのか、彼らは一体何を代表して動いているのか考えれば、私には歪み以外の何者でもないですね。
投稿: Godot | 2008.06.28 14:32
>投稿 | 2008.06.27 11:07
> それでこの移民反対論を否定するには、
>1.移民化社会で経済が回せる。経済成長が確実であり、今後もGDPが増えればみんなが
>ハッピーになれる経済モデルの構築が必要(英米では貧困層が増えただけ)。英米のように、
>輸出依存構造に出来ないとか、金融への特化しか出来なくりますよね。
>2.移民を受け入れることは、費用対効果的にプラスにはなることの証明。
>
往年のFSHIMINやFWORLDAなんかを思い出す脳タリンなオウム返しですね。
人を増やし、パイを増やさなければ政治も経済も回らないことは何度も指摘しているはずです。
先に生まれた世代を、後から生まれた世代が養っていくという社会構造になっているのだから、
なんとかして後継世代を増やさなければならない。これは至上命題です。
そして、現代日本では後継世代が増える要因はひとつもない。
移民を受け入れる以外ないではありませんか。
でなければ、福祉も社会保障も知ったことじゃないという、夜警国家にするよりほかない。
たぶん、そっちの方向に向かいつつあるんでしょうが・・・・。
もしかして、移民反対論者って皆お金持ちばかり?
投稿: スサノオ | 2008.06.28 14:50
外資社員様
私は、労連系と連合系の組合に出入りしていますが、外資社員様が力説されるほど真っ当に運用されている制度ではないですよ。給料を払わない、安全靴で何度も蹴られるなどの暴行、強制貯蓄、社会保険猫糞、なんと所得税ねこばばまでなど、平然と行われています。所得税ねこばばの事例には非常に驚きましたがこれで労働者を縛る手にしており、たいへんに気の毒な事例となっています。(裁判に持ち込むか検討中のため、これ以上書けません。)
行政も責任の逃れで逃げ回っており、日本人だろうと外国人だろうとそりゃ悲惨ですわ。私の知る狭い範囲だけで極悪事例は手足の指でたりません。
だからこそ、問題化しているし、労働団体、人権団体が左派、右派ともに批判しているんですよ。
無給使役やら無休使役などの奴隷労働は90年代の緊急事態脱出のために大目に見られてきた嫌いがありますが、その結果、国民の多くを奴隷にし、外国から奴隷を輸入している様が表出化してきており、現在、時々7時台のニュースでも取り上げられる破廉恥経営者など氷山の一角です。
レッセフェールは道徳心や良識がなくとも羞恥心が僅かでもあればなんとか成り立ちましょうが、その羞恥心すら失われている現状があります。
まぁ、制度の誤摩化し運用は無理ということです。
投稿: | 2008.06.28 14:51
ラッシュですが、埼京線になるまえの赤羽線は非道かったですよ!
乗車率320%!
3駅なのでかろうじて耐えていましたが(肋骨を折った人もいました)
投稿: 危ない小父さん | 2008.06.28 14:54
このエントリーで論じられている人口減は是か非かについては、人口減は経済の縮小をもたらす深刻な事象であり、回復すべきと強く思います。そのためにも移民受け入れは一つの手と考えます。
一方で、1970年代から合計特殊出生率が2を割っている事態が一向に改善しない、今では人口減少に陥っているのは、きれいごとをいくら並べようと、今の30代半ば以下、特に20代後半世代が、結婚すらできないし、結婚できても子供をつくる経済的余力がないという歴然とした現実があります。
先月のメーデーは連合と労連の双方をワッチしましたが、「せめて結婚できる待遇を」というプラカードに胸がつかえる思いでした。
それでも絞り足らずに1000万人の移民を求めるというのは破廉恥行為でしょう。
移民と外国人労働者の受け入れのまえに、やるべきことは山ほどあり増す。
投稿: | 2008.06.28 15:01
乗車率300%を超えると、圧迫打撲や窓の破損がおこりませんか?
投稿: | 2008.06.28 15:02
>市場の機能としては何も間違っていません。原油価格があがっては困る連中が何とか下げようとポジショントークをしているにすぎません。
投機資金によるバブル相場で喜ぶやつなんて一握りだろうに。
原油の適正価格はバレル19ドルといわれているよ。
投稿: | 2008.06.28 15:05
> 先に生まれた世代を、後から生まれた世代が養っていくという社会構造になっているのだから
最近は少し変わってはいますが、アメリカは基本的には違いますよ。いくら年老いても自分達の収入もしくは蓄えで行ってますよ。別居、別会計です。
日本だってそうして悪いことはないでしょう。私なんてとっくに年金なんてないものと思って、70過ぎまでは何かで食べる手立てを作らなきゃと思ってます。
投稿: | 2008.06.28 15:06
MS様
学士会報はレフェリーなしですからまぁエッセイでしょう。最近、若い人向けの冊子がついてきますね。書斎に積まれています。
大学の人間にとっては技術革新が経済発展の原動力とした方が文教予算拡充の旗印にできますし。
むろん、人口が増えていたことだけでなく、高度な技術力がメインエンジンの一つであるのは事実です。それに、昭和30年代まで、日本は人口過剰で、移民を出していました。
今の人口減少問題は、生産人口比率の低下に歯止めが利かないということが大きいのではないでしょうか。
投稿: | 2008.06.28 15:13
>アメリカは基本的には違いますよ。いくら年老いても自分達の収入もしくは蓄えで行ってますよ。別居、別会計です。
アメリカの老人福祉はかなり劣悪で、歩けなくなれば地獄が待っているという点があります。歩けるうちは蓄え、ソーシャルセキュリティ、メディケア、老人就労で何とかなりますが、歩けなくなると安田病院のような収容所が待っています。
私がアメリカに住んでいた頃、州のお金が入ったそれなりにちゃんとした老人施設で死んだ人がベットの上で3日以上、気づかれず放置されていたことが露見して大騒ぎになりました。
寝たきり老人を無理矢理生かせることの是非もありますが、アメリカへ移民した人たちが、人種を問わず、年老いたらお金をもって故郷に帰りたいというのは理解できます。
移民立国の利点は、初等教育までと年老いてからという最も金のかかる時期に移民は自国にいるという点で、一番金のかかる、生産に寄与しない人口を少しでも抱えずにすむということであると某州知事の経済アドバイザから何度も聞かされました。
アメリカだからこそ享受できることと思います。
投稿: | 2008.06.28 15:24
>制度の誤摩化し運用は無理
悪用されるから制度であるんだけど。
警察から摘発されない速度違反をもって制度の不備とするのだろうか。それとも車に乗るなと言うのだろうか。
投稿: たつや | 2008.06.28 15:27
誤摩化しに行政も加担し、誤摩化しが当たり前になっている破廉恥な現実があるんよ。
レーンを逆走したり、歩道を車が走り回るのが当たり前になったら、町中の地道を時速120キロで走るのが当たり前になったら自動車社会は破綻でしょう。
それが今の雇用情勢。
投稿: | 2008.06.28 15:47
結局根拠が「自分がそう感じた」「自分の周りではそうだ」ってだけの人間に何を言っても無駄かと。
投稿: | 2008.06.28 15:51
>「自分がそう感じた」「自分の周りではそうだ」ってだけの人間に何を言っても無駄かと。
実情に目をつぶり、こうに違いない、こうであるはずだとオウムのように叫んでも無意味ですよ。
投稿: | 2008.06.28 16:04
> アメリカの老人福祉はかなり劣悪で、歩けなくなれば地獄が待っているという点があります。歩けるうちは蓄え、ソーシャルセキュリティ、メディケア、老人就労で何とかなりますが、歩けなくなると安田病院のような収容所が待っています。
ええ、存じてます。しかし、彼らはある意味それをよしとしている。子供の世話になるということに非常に抵抗があるようです(それがどこから来るのかわかりませんが)。フランスも干渉を嫌う点で同じで、指摘のような事例も出てます。
そういう生活観が日本にだって要求されているのではないでしょうか?将来的にそれが続くかどうかは別にして、経済生産性ということであれば、高齢でも働ける状況を作ればいいじゃないですか。移民なんか受け入れなくても。
少なくとも、高度経済成長はもうないわけですから、今までのやり方で高齢者を支えなければならないというのはもう幻想にすぎないです。
投稿: | 2008.06.28 16:08
>少なくとも、高度経済成長はもうないわけですから、今までのやり方で高齢者を支えなければならないというのはもう幻想にすぎないです。
これは同感ですねぇ。
床ずれでボロボロになっても無理にいかせてどうするのかと思うことがあります。
一方で、親族(たしか80近く)が意識不明で何度も長期間寝たきりになったとき、あまりの惨状に積極的な延命の中止を申し入れようかとかんがえましたが、本人に意識が戻ると絶対に生きて生きて生き残るという態度を取るので、3年間延命を続けたことがあります。
親族と入っても本人の考えはやはりわからないものだと痛感しました。
アメリカの話に戻ると、アメリカ人には敬老の精神が無いと説明されました。これは、東洋系の人やブラジル人が嘆いていたことで、だからこそ自分は年を取ったら帰るとのことでした。
自立心を尊重した道徳観念から、人の世話になるのは、たとえ子供でもよくないという考えが根底にあるとのことです。また、子供が地にとどまらず、合衆国中に散らばるので、子供による介護は物理的に成り立たない場合が多いとのことでした。
そうであるからこそ、車いすでも歩行器でもよいから何らかの手で動くことができれば慈善事業に頼ってでもなんとかなるが、動けなくなったらおしまいという恐怖心があるとのことでした。
寝たきりにならず死ねる点で良いのか、敬老精神が無いというべきなのか、判断しかねますが、アメリカで年寄りになりたくはないです。
一方で、70くらいまでは余裕のために働くことができる(日本で論じられる高齢者雇用は、生きるために働かせるという観点)点、高く評価すべきと思います。そもそも、定年制度は雇用差別なのでアメリカでは撤廃されているんですね。
年寄りは格安で働けという観点は、不当行為と社会的に糾弾されます。建前と実情の差はありますが、建前すらかなぐり捨ててしまったら駄目ですわ。
投稿: | 2008.06.28 16:30
ちょっと後半の書き方が悪かったのですが、投稿 | 2008.06.28 16:08さんが年寄りは死ぬまで格安で働けと論じているといっている訳ではありません。
老人が働ける雇用環境はぜひとも整備すべきですが、それはより豊かな生活のために働くものだと思います。
投稿: | 2008.06.28 16:36
>投稿 | 2008.06.28 08:06
>
>どうしようもないですね。悪魔の証明要求ですか。
明らかに誤読によるミスリーディングですね。
「そうでないことを証明する」ことが悪魔の証明ですよね。
悪魔の証明という言葉はおまじないではありません。
投稿: | 2008.06.28 16:51
>人口減は経済の縮小をもたらす深刻な事象
これが完璧に間違っているのですが、旧来思考から逃れらない、こうしたどうしようもないアホが、ロクでもない移民論をぶち上げているんですよね。
投稿: | 2008.06.28 17:12
「働かざる食うべからず」
働けなくなったら、死ぬのは自然の節理かと。これを制度でごまかしてもいずれは破綻する。それが年金という国家レベルの壮大な釣りだったのかもしれませんね。
だから働けるうちに人生の楽しみを享受できるように、労働環境の改善と長く働ける仕組みが、必要かなと思いますね。
投稿: | 2008.06.28 17:19
思い切って、日本を正式なアメリカの州のひとつにしてもらう。
というのはどうですか。
同じことを言っている人は他にもいますけどね。
日本がアメリカの正式な州になれば、議員も出せるし、大統領候補も出せる。植民地の今より日本の地位が向上する。
教育にしても、子供をイェールやハーバードなどに入れやすくなるかもしれない。
奨学金制度も今の日本よりは利用しやすくなるだろう。
大学の偏差値序列も崩れるかもしれない。
あー、それからさらに冗談ですが、日本がイタリアに参加するというのはどうでしょうかね。国民が全員のんびり生きても誰も何も気にしなくなる。
投稿: まえやま | 2008.06.28 17:36
>日本という国は、明治維新以降の殖産興業から、すべて産めよ増やせよの発想で来たんですね。
戦争に勝つための統制経済に官僚支配といった全体主義からいまだに抜け出ていないんです。
移民政策も、経済を統制や計画で運営できると信じている一部の人間による政策。
個人の自由を拡大することが一番の経済振興なのに、「移民をいれると経済のパイが増えるよ」モデルを国民に押しつけて、統制しようとしている。
ナチスによる経済統制と全く同じです。
>原油の適正価格はバレル19ドルといわれているよ。
こういうのをポジショントークといいます。
19ドルが適正なら、いまのうちに原油先物を売っておけばよい。
市場に参加せずに、市場の価格に文句をいう人間が一番ゆがんでいる。
投稿: ほるほる | 2008.06.28 18:24
冗談ついで
日本がアメリカの州になれば、北方領土問題もガス田問題も、それから北朝鮮拉致問題の解決もすみやかに解決するかもしれません。
アメリカにけんかを売って勝つことは出来ません。
中国や北朝鮮やロシアが日本に不誠実なのは日本はたいした外交能力や軍事力が無いとわかっているからですね。
投稿: まえやま | 2008.06.28 20:29
>日本がアメリカの正式な州になれば、議員も出せるし、大統領候補も出せる。植民地の今より日本の地位が向上する。
アメリカにとって何のメリットも無し。
日本人なら、各種ビザも比較的簡単に出して貰えるから、さっさと個人で移民すればよろしい。
投稿: ほるほる | 2008.06.28 21:15
断りを入れたように単なる冗談ですよ。
移民問題がどうこうというのであればこんな視点もあるのではないかという。指摘をしただけです。
日本がアメリカの州になるとは本気で思っていません。
今は個人で渡ることはそんなに大変でないのもわかりますよ。
ある程度の金持ちならば子供をアメリカの大学にやることなどもたやすいでしょうね。
投稿: まえやま | 2008.06.28 21:30
ほるほるさん
経済的自由を拡大し過ぎると経済的に破綻した個人が大量に生まれる。
食えなくなった個人は自殺するか他人の富を簒奪するしかない。
そうなると治安維持のため警察権力だけはどんどん拡大していく。
貧しくても従順な人間を作るために強力な洗脳教育も必要となる。
どちらもナチス化していきますね。
投稿: | 2008.06.29 06:42
>経済的自由を拡大し過ぎると経済的に破綻した個人が大量に生まれる。
これが間違い。
そんな事実はどこにもありません。
>食えなくなった個人は自殺するか他人の富を簒奪するしかない。
前後関係が逆。
他人の富を簒奪するか自殺するしかないアホが食えなくなる。
投稿: ほるほる | 2008.06.29 11:10
自民党本部で開催された「外国人材交流推進議員連盟」の勉強会において「日本国の百年の計を立てる時が来た」の表題で受け入れ論の講演を行った移民受け入れ推進論者のブログが、反対論者(大部分は2ちゃんねらーと思われる)の焼き討ちに遭っています。
http://blog.livedoor.jp/jipi/archives/51083946.html
合計としてのGDPが減ったとしても、それは大した問題ではないでしょう。技術革新とそれによる省力化を継続して、一人あたりのGDPを維持すれば、生活水準は維持できますから。
投稿: 土門見人 | 2008.06.29 15:25
満員列車の窓の破損は昔(1950-60)はよくあったそうな。
80年代の営団地下鉄の混み方もなかなか過酷なものがあった。
いまはどこもずいぶん、楽になりました。
投稿: 技術人 | 2008.07.01 11:55
順様 SOL様
ありがとうございます。十分沈んだと思うので一言御礼申し上げます。
自分とこの事は所詮不幸語りなのでどうかなと思ったんですが、上に書かれてる内容がちょっと嫁が見たら悲しむなっと。言うなってんじゃなく、発言は自由だと思うんですよ。なんだかんだ言っても自由に物が言える、戦争が最近は無い、なんとか食っていけるってのはこの国の良い所だと思うんで。ただ書いたり言ったりする前にモニタの向こうにちょっと想像力を働かせて、ちょっとだけ思いやりを、と。
最近は不妊治療もハードルが下がってますけど男が想像する以上に女性にはやはりリスクを伴う物だとおもいます。注射一本でおkな場合もあればいきなり手術室の前に呼ばれたりとか(まじびびるよ(~_~;))
養子は難しいですね。子供が嫌いでへらへら遊んでるって事になってる私はともかく普通の家庭でも養子ってのは制度自体がまだまだ難しいかと感じました。まずどこに相談するべ?ってとこからハードル高すぎです。環境とかのハードルは高めでも良いと思いますが。移民より海外子女に来てもらう方が良くないですか?養子として。
私はイキマス(~_~;)
嫁、嫁両親を看取るまでは死んだらいかんと言われてますから(^○^)
投稿: たま | 2008.07.01 21:45