後天的要素
昨日、「後天的要素」に関して書くのをすっかり忘れていました。なぜ忘れたかと言えば、それは今のわれわれにとって大前提のお話し、文明社会のお約束だから。
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>人間の思考や意志決定が遺伝子の組み合わせで定まっていてもおかしくない。
考え方が既に充分すぎるほどクラッシュしている
ようなので説得するのは無駄かもしれない。
おそらく奇天烈DQN啓蒙本の読み過ぎでしょう。
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昨夜、こういうやりとりがコメント欄であって(にしてももう少し礼節を持って書いて欲しいものですが)、「人間の思考や意志決定が遺伝子の組み合わせで定まっていてもおかしくない」という考えは、今の私たちの社会(科学知識)においては、十分トンデモなものでしょう。内外の優れたSF作品は、未来社会において、そういう発想が国家によって民衆に強いられる社会を鋭く批判して来た。
しかし、遺伝子工学の果てにあるものは、否応なく、それが常識になるかも知れない社会です。いま私たちの常識では、それは奇天烈DQN啓蒙本の世界というより、血_液型性_格診_断に近いものでしょうが、それが当たり前になる世界を、SFのクリエーターたちは警告してきた。
「全てが遺伝子によって決まっているかも知れない」という考えは、「全ては血_液型性_格診_断で説明できる」という発想とは基本的にちょっと別物ですね。後者は、せいぜいひょっとしたら統計学的な裏打ちが出来なくもない、という程度のお話しです(それすら民族によって血液_型の人口比がバラバラな状況ではほとんど統計学的な価値は持たない)。前者は、それを疫学的、統計学的なデータが確実に裏打ちするかも知れない、というリアルなお話しです。
たとえば離婚遺伝子の件に関して言えば、現実論としては、そういうものが本当にあったとして、でも離婚するか否かを決定づけるのは、所詮、結婚している状態の変遷によるだろうし、あるいは経済収入、教育や環境、当時の風俗にも左右するでしょう。その遺伝子が個人の選択にどれほどの影響を及ぼすかは甚だ疑わしい。というのが、現代での文明社会の正しい受け止め方です。
しかしここにもう一つ直面する現実というのがあって、われわれは、性格にせよ健康にせよ、私たちの人生が、後天的要素、環境であるとか、収入であるとか、教育であるとかに左右されることを知っている。しかしこれらの考えは、反面においては、ムラ社会であるとか、国家をより優れた人材で回すための戒め、あるいは方便でもあるんですよね。努力しなさい、勉学しなさい、という方便として、私たちは物事が後天的要素によって決められることを、文明人の道徳として身につけて来た。当たり前のように。それを否定して、先天的要素を強調する者は、あたかもファシストであるかのように唾棄した。現にナチスはそうだったけれど。
将来、遺伝子工学が全てを解き明かした時に、劇的なパラダイム・シフトが起こって、「後天的要素なんてのは、国民を清く正しく働かせるための為政者の方便に過ぎない。全ては遺伝子で説明出来る」という議論が大っぴらに繰り広げられる時代が<また>来るかも知れない。
そういう時代になったら、その後天的要素の改善及び進化をもって、村社会の一員としての人間性を高めるために、家族であるとか教育であるとかに重きを置くことが、果たして正しい選択なのか? という議論も起こるでしょう。それら社会コストを減じるために、遺伝子工学で早めに選別を行うことは正しい選択ではないか? という時代が必ず来る。
* ところで、将来ゲイ遺伝子が発見されるとして、遺伝子には無駄な部分が一杯あるんですよね。進化の過程で、なんでこんなのが残っているんだろう、と機能していない部分がある。誰がどういう意図で遺伝子をデザインしたか解らないけれど、そういう一見無駄な部分、エラーな部分が、実はヒトが将来進化するために、あるいは絶滅の危機から逃れるために太古から用意されたのかも知れない。
ひょっとしたら動物行動学や他のアプローチから、一見種の存続に反する行為や遺伝子が、ある日その種が危機に陥った時にスイッチが入り、生存や進化の切り札になる要素かも知れない、と解明される日が来るかも知れない。
↓その他の話題はメ-ルマガジソにて
※ 【福田退陣】首相「最高指揮官」の責任放棄 自衛隊高級幹部会同を異例の欠席
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000932-san-pol
※ 疲労感じる原因たんぱく質を発見 慈恵医大教授ら
http://www.asahi.com/science/update/0903/OSK200809030091.html
※ 育児放棄で母親に懲役6年=置き去り2歳児餓死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000054-jij-soci
※ 投げ出し・福田の“本性”を暴いた記者の“正体”
http://netallica.yahoo.co.jp/news/47214
※ 米映画に1千億円超投_資 UAE政府系メディア
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080904/mds0809040128000-n1.htm
※ 「金」取ったのに…国のソフトボール補助金95%カット
http://www.asahi.com/sports/update/0903/TKY200809030252.html
※ 巨人が広島の追撃振り切る、小笠原サイクル安打達成
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20080903-OYT1T00695.htm
※ 岩国基地、基地祭の祝賀飛行取りやめ 燃料費を節約
http://www.asahi.com/national/update/0903/SEB200809030006.html
※ 前日の空虚重量 68.3キロ
昨日、フリーズからハードの再起動に20分も掛かってしまい、ほとほと嫌になる。
最近気になっていることがあるのですが、電池が、どんどん進化していくでしょう。ただ使えない電池が最近増えているのですが、これはどういう理由なんでしょうね。
たとえば、ラジオとか、ミニマグライトに入れる単三乾電池で、最近の高性能電池が、軒並み駄目なんですよ。2本で何百円もするような単三電池を買って、いざミニマグライトに入れると、入れた瞬間だけは点灯するんですけれど、いざ必要な時になったら、全然点らない。あんな単純な構造なのに。もちろん他のツールに入れてみると、容量は残っている。ただ、ラジオで駄目、ミニマグライトで駄目。ラジオも充電機能も付いている中国製の非常用品ライトとかあるじゃないですか。ああいうのに入れても全く駄目(ちなみにこいつは充電用ニッカドも受け付けない)。
だからわが家では、最近は、全くノーマルなアルカリ電池以外は買うな、と命じているんですよ。
※ 有料版おまけ ぽすれん終了のお知らせ
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コメント
>最近の高性能電池
パナソニックから販売されてるものの事でしょうか?
あれは、新品だと電圧が1.7Vくらいあるので、懐中電灯などに使うと球切れを起こすらしいですよ。
投稿: Lynn | 2008.09.04 10:28
>にしてももう少し礼節を持って書いて欲しいものですが
無礼なコメント大変申し訳ありませんでした。
以降は表現方法を取捨選択して
コメントする事にいたします。
これでよろしいでしょうか。
それでは行ってきます。
投稿: 2008.09.04 00:41 | 2008.09.04 10:41
>>人間の思考や意志決定が遺伝子の組み合わせで定まっていてもおかしくない。
私は、自然科学系の学部出身なんで、興味をもって受け取っています。
考えてみれば、優良な子孫を残すことは生物として自然な欲求です。
遺伝子の情報以前に、結婚にあたっては意識的にも、無意識でも、優位性のある体型が好まれるのは一般的ですし、自分の体験からも思い当たるようにも思います。(笑)
色々なことが判っても、ボーデンレーベンのように国家が強制的な伴侶を決めない限りは、伴侶を選ぶ自由もあるし、相手にも選ばない自由もあります。
これが保証される限りは、とりあえずは安心なのだと思いますが。
投稿: 外資社員 | 2008.09.04 10:53
>新品だと電圧が1.7Vくらいあるので
オキシライドはそうでしたが、エボルタの
ほうは普通の電池と同じです。
投稿: くま | 2008.09.04 11:13
科学に通じた先生が「種の存続」なる20世紀前半の遺物を前提に論考なさっているのが不思議です。
それを唱えたローレンツの「ソロモンの指環」は名著ですが、じきにティンバーゲンらによって「個体の保存」との概念が提示され、後に「遺伝子の保存」まで至ります。現代的には自然界に「個体」以上のカテゴリーを持ち込むには高踏的な論理の芸が必要では。
失礼なことを書き連ねましたが、先生は「種」を遺伝的な根拠を備えた実体とお考えなのでしょうか?
軍ヲタ的には、国家や民族も実体でありそうなので、勝手に納得です。
投稿: 動物屋 | 2008.09.04 11:20
>原因たんぱく質
やっぱりブレーキが無いクルマは危ないよ。でも、注射できるってほどブツが取れているのが謎。やっぱり乳酸?
>ナチス
後天的要素を取り上げすぎたのはスターリンのルイセンコ。ノーマライゼーションの思想とともに、後天的要素を持ち上げすぎるのも間違え。
投稿: pongchang | 2008.09.04 11:29
>くまさん
エボルタは1.5Vなんですね。
失礼しました。(^^ゞ
投稿: Lynn | 2008.09.04 11:56
ここ数日ですが、携帯からブログを見ると、
最新のエントリーのコメント数が、
コメントがあるのにゼロと表示されています。
当方携帯はauです。一度ご確認を。
投稿: チョッパー | 2008.09.04 12:19
>遺伝子
まあ真っ先に遺伝子の槍玉にあがり、遺伝子組み換えの対象になりそうなのは・・・・・・
「薄毛」だろうなあ。
難しい科学を抜きにして、みんな「遺伝子がA級戦犯だと知ってる」しね。そして大昔からの悩みだし、需要もねえ・・デカイしね。
カブらず植えず叩かない日が、いつかやってくる日を夢見て・・・・父祖千年の夢(多分)
知力や犯罪はおろか糖尿や癌よりも先に「薄毛」に10000ルーブル
投稿: 営業マネージャー(所長) | 2008.09.04 12:24
麻生氏が不出馬で、他の人間に選挙に勝たれたら、出る幕が無くなります。
投稿: | 2008.09.04 13:16
>有料版おまけ
ミルクとコーヒーフレッシュの違いはバターとマーガリンの様なものかと。
酸を浴びたら、直ぐに洗い流せという訳で、その手の薬品を扱う施設のトイレにはシャワーが設置されているのですが、昔化学の先生に聞いた話では、同僚で「中和すればいーじゃん!」とアルカリ性の薬品を掛けたものの、アルカリは皮膚の皮膚の下に潜り込むので、かえって皮膚が大きくベロリと剥けてしまったとか(^^;
投稿: yossi | 2008.09.04 17:30
遺伝情報に、行動を決定付けるプログラムが書かれているという、科学的証拠も、いやその片鱗すら現在のところ、科学的手段によって得られてはいません。
大石氏は根本的に勘違いをされているようですが、統計的手段によって得ることが出来るのは、相関関係性のみです。因果関係については、統計的な手段だけでは得られません。ゆえにヒトの行動パターンをいくら類型化できて、かつ特定の遺伝パターンがあったとしても、論理的には因果関係とは別種のものです。これは結果が100%であっても同じことです。統計学の基礎と因果関係と相関関係の違いについて、正しい知識を得ることをお勧めします。
一方、遺伝子情報が身体的特徴を決定付けているのは、一応科学の成果としては因果関係が、はっきりしているものがあります。
またヒト(に限らず動物も含めて)の行動パターンというのは、確率論的にしか語れません。もし、それがそうでないとするのであれば、確定した未来が存在することになってしまいますので、これはやはり有り得ないのです。
「神はサイコロ遊びしかしない」
これが現在における正しい因果律の解釈であり、それが覆されることはないことも論理的に証明されています。
投稿: | 2008.09.04 17:57
全て解読されてそれで全て解決するようになれば
デザインヒューマンの時代を迎えるだけ。
人類は蟻並みに進化するでしょうよw
ああ、宇宙時代には虫になるのが正しい進化なのかもね。
投稿: | 2008.09.04 18:10
>おまけ
脂肪じゃなくて、蛋白が大事。
自分の体ではない、蛋白に薬剤を吸着というか変性による消費を強いる。
まぁCODの滴定といっしょだから、無駄ではないか。
http://gakuen.gifu-net.ed.jp/~contents/kou_nougyou/jikken/SubKankyo/5/index.html
>後天的要素
か?どうかは、母のデータ提出と交雑検定が必要だな。
http://news.livedoor.com/article/detail/3805432/
投稿: pongchang | 2008.09.04 18:17
マナカナみたいな一卵性双生児でも性格は違うことから考えても、遺伝情報が100%性格や行動パターンに反映されるわけじゃないんでしょう。
戦国時代の武将が戦場に小姓を連れて行くのは、女性の代替なんだろうけど、その行為が変態的だと非難されていた形跡はないから、大昔から同性愛は黙認されていたんじゃないかしら。大奥では女性同士の同性愛もあったようだし。
それはそれとして、大石さんは故意にゴダードのカリカック家に関する研究を無視しているような。ひょっとして、現在はまったく相手にされていない研究なんでしょうか?
投稿: ピンちゃん | 2008.09.04 19:25
>電池
私も最初はオキシライドのことかと思ったのだけれど、それにしては球切れではなく電池切れと読めそうな表現なので首を傾げました。
お使いの機器とダメだった電池の情報がwebにあるなら推測してあげられるかもしれませんが…。
>ちなみにこいつは充電用ニッカドも受け付けない
ニッカドやニッ水は公称1.2Vなので、一部の機器は電圧不足で動かないことがあります。(一方、内部抵抗が低いという特徴から、機器によっては大電流が流れて過熱する場合もあります。)
ラジオやライトなら入れて使えれば儲けものみたいなところがありますが(それでも自己責任です念のため。)、モーターを使った機器やおもちゃの類は指定された電池を使わないとまずいと思ってください。
書かれている情報からわかるのはこれくらいですかね…。
あと、わずかしか電流を食わない電池時計はマンガンの方がいいです。アルカリでも動きますが、自己放電が馬鹿にならない時間にわたって使うので、値段的に損だと言われています。
投稿: BUNTEN | 2008.09.04 19:28
>最新のエントリーのコメント数が、
コメントがあるのにゼロと表示されています。<
火曜日以降のトラブルならメンテ障害の可能性が高いですね。センターに問い合わせてみます。
>オキシライド
たぶんこれだったと思います。
>ニッカドやニッ水は公称1.2Vなので、一部の機器は電圧不足で動かないことがあります。
納得。でも単三は単三だからなぁ。電圧まで気にしたことは無かったなぁ。
投稿: 大石 | 2008.09.04 20:42
>遺伝子には無駄な部分が一杯あるんですよね
この話を聞いて思い出すのが
「人間は、その脳を1/3しか使っていない」
これは右脳の働きがよくわかってあなかった頃に言われていた誤った仮説だそうで、どんな人でもたいがい、ちゃんと100%脳みそを使って生きているそうです(^_^;
でも、うちの父も含めて、それを熱心に信じてる人って大勢いますよね…。
しかし遺伝子の場合、他の方も言っておられますが、やはり組み合わせによって威力を発揮する遺伝子が圧倒的に多い、という話なのではないかと(それこそ解析待ちということで…)。
そういえば「遺伝確率550億分の1の異能生存体」ってのがいましたな。
今度劇場作品になるそうですが
投稿: PIAT | 2008.09.04 21:15
>遺伝情報に、行動を決定付けるプログラムが書かれているという、科学的証拠も、いやその片鱗すら現在のところ、科学的手段によって得られてはいません。
ビーバーのダムや蜘蛛の巣作りは、遺伝子に刻まれたプログラムじゃないでしょうか。
投稿: ほるほる | 2008.09.04 21:48
オキシライドは以外に地雷なんですよね。以前先輩が買ったばかりの電子辞書が動かない! 修理だ! と大騒ぎしてましたが、犯人はオキシライドというオチでした。普通、単三なら動くって思うだろ、新品の電池が原因なんて考えねーよ! と力説されました。
なので私も基本的にアルカリ、という考えは賛成です。
投稿: P | 2008.09.04 21:52
センセはG党だったのか。
まあ九州でも南側はG党がまだまだ多いのですかね。
福岡、長崎、佐賀、大分、熊本あたりは既に鷹派が多いようですが。
投稿: | 2008.09.04 22:04
>pongchang さま
>蛋白に薬剤を吸着というか変性による消費を強いる。
こちらのサイトでも、牛乳や卵白を飲ませてすぐに受診、と有るので、やはりタンパク質で吸着・・・・・と思ったら、ハイターは次亜塩素酸系漂白剤、アルカリ性ですよね、先述のアルカリで中和しようとしたヒトの場合は、表皮の蛋白がアルカリで加水分解された訳ですが
http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf/7bf3955830f37ccf49256502001b614f/99827b100553f46f492567e700306edb?OpenDocument
また、ジュースなどの酸性飲料は中和熱を発し粘膜を傷める、炭酸飲料は炭酸ガスが発生する為、飲ませてはいけないそうです。
http://www.okiyaku.or.jp/goin/irui.html
投稿: yossi | 2008.09.04 22:37
>将来、遺伝子工学が全てを解き明かした時に
まだほとんど解明されていないに近いという事ですか。
それにしてもここは難しい話の好きな方が多い場所なんですな。
つくづく感心しますよ。
投稿: | 2008.09.04 23:02
>もろもろの遺伝噺
先生、今回は先生が何を言いたいのか正直1割も理解できないのすが、出てくる形質とパーソナルな行動様式を、混乱していませんか?例えばビーバーがダム作るのは「習い性」にちかいですよ。
多分遺伝子のせいなら、ダム作らない固体は遺伝子のせいで作りません、ってナンか変だ。例えば上地裕輔っておばかタレントがいるけど、周りが東大とか商社の中で彼だけがあんなことになっていますし(でも知識がなくても常識に振舞えるのはうらやましい)。
先生の焦点が僕にとって問題視していないとこかもしれず、本当に混乱していますが、気持ち悪いのは高々ゴリラさんとうちら1%DNA違うだけだし、あまり遺伝子判断に傾くのはいやだなぁ、と思っています。北欧諸国みたいに障害者因子を持つ子は脱退すればいい、じゃないですよね。形質がアレでも常識的に振舞える欲求が子供には入ってるんだー、って偽善といわれても言いたくなっちまう。
>電池
何も言わずに「三洋エネループ」を、是非(たかた社長のテンションで)
投稿: さいとー | 2008.09.05 00:17
電池を長期間入れっぱなしにする非常用懐中電灯や、ラジオなど超低消費電力の機器では、アルカリ電池もあまりお勧めできません。
長期間入れておくといわゆる「液漏れ」が発生しますが、アルカリ電池の場合、電極が腐食する可能性が高いのですよね。マンガン電池の場合、汚れるけどそこまでの被害にはならない。
自分みたいにずぼらな人間だと、アルカリ電池も結構鬼門だったりします。
投稿: 銀次 | 2008.09.05 01:21
>もろもろの遺伝噺
何をやらかそうとも結果は既に出ているんだそうですよ。
投稿: | 2008.09.05 02:08
例えば、やたら高度な知的頭脳者を輩出するアシュケナージ・ユダヤ人の知能が高いのは遺伝病とかいうどこかの研究報告があったねえ。
あれも一種の遺伝子エラーということになるのかな。
投稿: abcd | 2008.09.05 05:54
>アシュケナージ・ユダヤ人
信仰している教えの教義にある事も影響しているとかいないとか。
投稿: | 2008.09.05 06:46
>遺伝子の組み合わせ
配偶者選択を法律や国家によって制限されなければ問題ないかと思っておりましたが、もう少し考えるべき問題なのですね。
仮に”重大犯罪を起こしやすい遺伝子”なるものが発見されたとして、それゆえに”子孫を権利”を残す権利は憲法で保障されるべきと思いますが、反対する人もでてくるでしょうね。 子の”将来に支配的な遺伝子”の情報はパートナーに対しては開示すべき情報でもあり、重要な個人情報として保護されるべきとも思いますが、こうした権利をどう守るか、パートナーへの開示の考えは大きな課題になってくるもかもしれません。
投稿: 外資社員 | 2008.09.05 08:07
そんなレベルまで解析されたら逆に無能な人間はいらないから遺伝子治療で全員スーパーマン状態になるんでしょうな。
そしてそれがさらに先に進んでいけばオスは生殖でしか必要の無い存在と化すでしょう。まさに蟻や蜂の世界。
しかし人類はそのレベルに達すればオスを必要としない生殖を完成させるでしょうよ。
投稿: | 2008.09.05 08:36
>それら社会コストを減じるために、遺伝子工学で早めに選別を行うことは正しい選択ではないか?という時代が必ず来る。
来る、ではなくて、糖尿病患者、遺伝子を持つ人は結婚して子供を持つな、といっている現代日本の医者が現実にいるということをお考えください。
糖尿病にかかわる医療費に関する社会的コストを減らすという視点からすれば、患者、患者予備軍をふやさないわけですからまったく正しい言い分です。
糖尿病患者、縁者はすべて公費で断種しますかね?
(いっておきますが私もDMです)
この糖尿病遺伝子、日本人が島国で米ばっかり食べているため飢餓に備えて糖をため込む形質らしいですが飽食の時代になって糖尿病という形で発現してしまったものらしい。
ま、忌まわしいものだが日本人らしい遺伝子だそうだ。
投稿: あんぶっしゅ | 2008.09.05 09:28
>糖尿病患者、遺伝子を持つ人は結婚して子供を持つな、
遺伝子治療という可能性を排除して、大まじめにそういう議論をする羽目になった時に、結局落ち着く先は、そういう因子をもった人間でも、それがマスの集団を形成していれば、医療コストと人口維持への貢献度をてんびんにかけて、あれは断種、こっちは放置ということになるんじゃないかなぁ。
もっとも、人口増の圧力に晒されている社会では、起こりうる懸念ですが。
投稿: 大石 | 2008.09.05 10:02
大石先生、ありがとうございます。
私としては、大石先生や私の子供が断種されたり強制的に結婚できないような世の中にならないことを祈り、なるようであれば最大限反対するものです。
投稿: あんぶっしゅ | 2008.09.05 10:41
http://homepage1.nifty.com/NewSphere/EP/b1/genetic_kangen_n.html
↑で遺伝子関連のニュースがまとめられてます。
話題にあげられている内容もいくつか。
ユダヤ人の知能を支える遺伝子はこれだ
Researchers Say Intelligence and Diseases May Be Linked in Ashkenazic Genes - New York Times
http://www.nytimes.com/2005/06/03/science/03gene.html?_r=1&oref=slogin
>>”重大犯罪を起こしやすい遺伝子”
反社会的性格は遺伝する
FuturePundit: Twins Study Finds Genetic Cause For Psychopathy
http://www.futurepundit.com/archives/002792.html
投稿: so | 2008.09.07 01:06