根拠無き熱狂と過度の悲観
例年だと31日は、いつも昼過ぎに日記をアップするんですが、何しろノーパソがメイン機になってしまったものですから、これで年賀状をプリントしなきゃならない(^_^;)。
その間ネットから切り離さなきゃならないし、場所も移動させなきゃならないので、プリントに掛かる前にアップします。
※ 世界を襲った「危機の連鎖」 逃げ場なき「究極の嵐」
http://www.asahi.com/business/update/1230/TKY200812300159.html
数少ないかどうかはさておき、米民主党での大統領選レースが始まった頃から、私は一貫して次はオバマだと主張していた人間です。ヒラリーに芽はないと。ただ大統領として当選するとは思いませんでした。たぶんぎりぎりの所でマケインが逃げ切るだろうと思っていた。リーマン・ショックでその可能性は吹き飛びましたが。
そういう部分では、アメリカという国は、経済を捨てて民主党による改革に懸けたのかも知れない。
ただ、オバマ政権が誕生する前後からの国内外の熱狂ぶりを見ていると、ああまた始まったな…‥、と舌打ちせざるを得ない。日本人が、オバマは凄いんだよ! と騒ぐのは仕方ない。所詮他人事だから。何の実績も上げていない政治家に期待して礼賛できるのは、無知のなせる技です。
ところが、アメリカの共和党支持者ですら、オバマは何かやってくれるかも知れない、という強い期待を抱いてる。民主党政権が誕生する時には、だいたいいつもそうなんです。ケネディしかり、カーターしかり、クリントン政権ですら、その若さに国民は期待した。共和党政権が誕生する時には、そういうムードは無いんですね。もともとアメリカのメディアは総じて民主党支持ですから、そういう動きにもなり辛いし。
これからオバマは、空前絶後の公共投資を行うことになるでしょうが、それにしても、使える金額は限られている。果たして、その資金が尽きる前に、止まったエンジンを巡航速度まで戻せるかどうかは未知数です。
外交にしても同様で、アフガンに限らず、場所が何処だろうが、兵力を展開できるような余力はほとんど無い状況だし、ブッシュ政権が入れ込んだ北朝鮮問題は、空中分解寸前です。最悪の場合、オバマ政権の顔を立てるために、日本が折れるという事態も起こりうるでしょう。
熱狂している間は心地良いけれど、アドレナリンが枯渇した後の徒労感もまた人一倍です。夢から覚めて見渡せば、失業者が減ったわけでもない現実がそこにあり、GMは相変わらず青息吐息という状況下で、オバマ政権がどう舵取りするのか見物です。
※ 景気はどうなるのか?
現状認識から言えば、われわれはちょっとタイトな景気循環の落ち込みにいます。という程度です。そんな甘いもんじゃないという人々もいるでしょうが、レーガノミックスに始まり、ブッシュパパ政権当時に少しペースダウンはあったけれど、ほぼ右肩上がりで米経済は成長した。その長さを考えると、落ち込んだ時の衝撃の大きさというのは、こんなものでしょう。
その一方で、米経済の一極構造に依存しきる世界経済という危うい現状があった。日本のように自国通貨の値打ちが下がることを歓迎するというのは、経済原理の中で果たして正常なことなのか? という自戒は絶えずあるべきだったと思う。日本の通貨は、やっと本来の値打ちを取り戻しつつある。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/
池田信夫氏が「トヨタの長すぎた栄光」というたいへん刺激的なエントリーをブログ上でお書きになられています。昨日付けの「金融危機についての入門的まとめ」という項目も非常に示唆に富む論考ですね。
池田氏に関しては、切込隊長みたいに、斜に構えて読む人もいらっしゃるでしょうし、ご自分から見て能力不足、あるいは自分の意に沿わないことを主張する人々をバカ呼ばわりする所は、あまり好感が持てるものではないけれど、しかし、アルファブロガーなる記号がもし意味を持つとしたら、真にアルファブロガーたる資質を備えた人間は日本では彼一人だけだと思います。切込隊長は、今の4倍くらいの頻度で時事問題のテキストを書いたらもう少し褒めても良いw
(さてここまで読んで、私が言外に誰のことを批判しているか気が付いても名指ししないように(^_^;))
ただ、池田氏のこのトヨタに関するエントリーには、私は若干の異論があります。まず今回のトヨタの赤字転落に関しては、方々で指摘されていますが、明らかに経営失敗があったと見るべきでしょう。世界経済がのっぴきならない状況に至ろうということをトヨタくらいの人材があればもっと早くに気づいているべきだったのに、直前までイケイケドンドンで投資していた。
トヨタの栄光というのは、つまりは日本の自動車産業の栄光ですよね。池田先生はたびたび日本の経済界をして、ガラパゴスだとか「恐竜」という言葉を用いて批判なさいます。
私個人は、1億2千万のマーケットは決してガラパゴスでもなければ、重厚長大産業は恐竜でもない、と思っています。それはNTTにしても、建設業にしても、携帯市場にしてもです。グローバル競争が果たして何をもたらしたかは、多角的な視点で功罪をきっちり分析すべきだと思う。
私たちの社会には、代替が効かないインフラというのがあります。ビルはそうだし、自動車もそうですよね。転送装置が発明でもされない限り、われわれは自動車という移動手段を今後も必須とします。それは中韓に渡していいのか? せいぜい通信装置の発達が、それの一部を不要にするという程度です。いくら航空機が発達しても、船舶が、安価な輸送手段としての魅力を失うことは当分無いでしょう。
私は、池田先生がいつも熱心に説かれる通信の自由化を全面的に支持します。しかし、恐竜的なもの、ガラパゴス的なものを捨てた後には、いったい何が残るのでしょうか? 通信で国民を喰わせるのは不可能です。フィンランドじゃありませんから。金融の失敗は明らかになったし、池田先生ご自身が過剰貯蓄が行き場を失い暴れ回る危険を説いていらっしゃる。
となると、私たちは今後とも、造船、自動車、建設などの重厚長大産業を経済の根幹部分として維持発展させざるを得ないでしょう。陳腐なたとえかも知れないけれど、日本にはもの作りがある、というのは、結局はそういうことだと思います。
* さて景気です。景気とは企業にとっては数字、労働者にとっては報酬、消費者にとってはマインドの問題です。おおかたの意見では、一番早くて、来年末に景気回復の兆しが来るという分析がまま安全なのでしょうが、私は敢えて、第2四半期には、景気回復の兆しが見えてくる、と挑発的なことを申します。
たいして根拠のある話ではありません。これから来年前半は、いよいよ正社員の首切りも始まるだろうし、さして明るい材料があるわけではない(海外と比較すると明るい材料ばかり!)。せいぜい、国の公共投資が始まり、末端神経まで、血が流れるようになるのがその時期かなぁ…‥、という程度です。
ただ、日本経済を支える6割の部分のいわゆる「消費マインド」は「不景気は底を打ちました、皆さんもうお金を使って良いですよ」という所で好転する。だから、そこへ向けてモチベーションを挙げるために、早めの数字を出すことは決して無駄では無いと思います。#ここで唯一確実に足を引っ張るだろう要素は、GMが倒れること。
この景気を回復させるためのメカニズムは単純です。
1.アメリカ経済の復権
2.新興国経済の復調
3.内需の喚起
問題となる、アメリカ経済の復権。これが一番やっかいなわけですね。何しろ、過剰消費をまた復活させるということですから。私は、GMは年内に倒産させるべきだったと思います。将来、この危機を振り返った時に、GMを素早く整理出来なかったことが、最大の失策だったと言われることになるでしょう。
というのは、向こう1年あるいは2年間、積極的な財政支出を行って、米経済を下支えすることは出来るでしょう。しかし、アメリカ経済の正体は、過剰消費です。消費者が王様です。いくら政府が金をばらまいても、一方で生息吐息のGMが、消費マインドを引っ張り続けるでしょう。「GMが倒れない限り、米経済の底は見えないだろう」と消費者の大半が判断したら、これはもういつまで経っても、消費が復調する可能性は無い。今は、一日も早く損切りすることが最優先だと思います。
あるいは、米経済が復調したとしても、これまでのような過剰消費はあり得ないのであはないか? という分析もあるでしょうが、私はそうは思いません。日本でだって、バブルであれほど痛い眼に遭ったのに、不動産バブルはまた起こっていたじゃありませんか。今更アメリカで製造業の復権は無いでしょう。
新興国経済。新興国経済が束になってもアメリカ一国の消費意欲には叶わない、という人々がいます。しかし、勃興する国々というのは、言ってみれば雑草みたいなものです。踏みつけようが、除草剤を蒔こうがしぶとく芽を出してくる。対して、先進国経済というのは、良く手入れされた蘭やハウス栽培の菊みたいなものです。素晴らしい魅力を持つけれど、いじり倒された分、ちょっとの病気で駄目になる。
田舎娘は口紅一本で化けるけれど、厚化粧の美人は、アイシャドーひとつの失敗で魅力を失うでしょう。新興国経済にたいした旨味は無いけれど、ここでは、クラウンを売るような欲は出さずに、バイクを地道に売って確実に儲けを出すセクターと考えれば良いでしょう。引き続き、このセクターに資金とルールとノウハウを提供して、確実に育てるのが、われわれの役割だと思います。
そして内需の喚起です。財政出動で問題は解決しない、という説は根強いけれど、私は、れいの失われた10年にしてみても、下支えした効果はあったと思う一人です。
ただ、今で言うならば、財政出動させるにしても、やはり構造転換を促すものであるべきだとは思います。農業の復権にしても、介護にしても、内航船問題にしても同様です。
農業は、自給率云々を言う前に、まず仕事として魅力あるものに構造を変えなければならない。そこはもう真っ向から利権に手を突っ込む難儀な仕事になるでしょう。介護は、社会福祉への大幅な国庫投入と負担の議論をしなければならない。医療崩壊は、ニキビが潰れたからと救急車を呼ぶような利用する側の意識改革から取り組まねばならない。
今、派遣や期間工の人々が置かれている現状は、確かに気の毒ではあるし、そのルールは明らかに文明国の労働者の権利を逸脱していると思うから、早急に法制度の改善が必要でしょう。ただ、彼らは、身分保障よりも仕事や待遇を選んでそこにいるわけですね。内航船に乗らずに。
10万20万の彼らの失業は、マクロで見ると全然問題となる数字ではない。日本は、今でも、欧米の失業率の半分しか求職者はいません。暴論を言えば、5%以下の失業率なんてのは、「雇用のミスマッチ」という解釈でどこかのセクターで吸収可能な数字です。 ただ、今、職を失う人々の数の多さを考えると、公的セクターが手をさしのべるのは合理的なことでしょう。今後、5%を超えて10%に近づくと、雇用確保に欧米並みのリソースを注ぐ必要も出てくるでしょうが。
イノベーションのスピードと、ドッグイヤーなビジネスを強いられる昨今では、労働市場の流動化というのは、避けては通れない問題で、派遣や期間工という身分は、ある程度は許容せざるを得ないでしょう。ただし、それにしても日本は非正規雇用が多すぎるし、雇用形態を問わずに、まともに仕事をしていても、ろくな生活が出来ない、というワーキングプア状態の解決は急務です。長期的には、今の非正規雇用問題より、このワーキングプアの問題の方が国民の課題としては大きいでしょう。
デフレから一向に抜け出せずに、本来なら人を雇用すべきなのに、月100時間の超過労働を強いられて、なお給料は300万という居酒屋やコンビニの名ばかり店長の存在は深刻です。
一方で、莫大な借金を背負う地方では、メディアの監視は届かず、住民は興味なく、地方議会が全く機能していない。地方公務員の給料も議員報酬も、その財政状況を考えると、明らかに分不相応です。その現場ですらが非正規雇用が増加し、公務員の看板を下げて酷使されている人々がいる。
横道に逸れましたが、内需を喚起するために必要なことは、ひとつは団塊世代以前のタンス預金を使わせることであり、それには、社会保障を充実させて、お金が無くなっても大丈夫ですよ、という安心感を彼らに与えなければならない。
もう一つは、若い世代の与信を挙げて、クレジットカードを使わせることです。あるいは、しつこくこれも書いてきたけれど、非正規労働がここまで増えたのに、銀行は相変わらず正社員と担保しか見ない。そういう銀行の与信能力の向上も図らなければならない。内需喚起では、出来ることがまだまだ山ほどありますよ。サラ金は世間からもマスゴミからも叩かれたけれど、ひょっとしたら、いままた消費者金融の出番が来ているのかも知れない。
いずれにしても、日本は世界で最初にこの不景気から脱出します。そのために一番大事なことは、過度に悲観しないことです。1億2千万の、このガラパゴスなマーケットを信じて、粛々と出来ることをやりましょう。
※ 来年は、民主党が日本でも政権を取ります。選挙は、現状では、来年度予算を通した後の3月から4月という所でしょうか。某党の大物議員の政策秘書兼第一秘書を務めている友人がいまして、その親分は、たまたま今、政局を左右するポジションにいるものですから、先日会った時にさっさと選挙して下野しろと唆したのですが、「まあ3月だろうな」と申しておりました。
民主党嫌いの人々って、一杯いますよね。しかし当の民主党議員すらが、旧自民党系の人々は、別に民主党に愛着を持っているわけではありません。彼らは、政権交代が無いことが、日本の改革を停滞させたという反省と自覚があるから、今たまたま民主党に籍を置いているだけのことです。
自民党政治で何の不満も無いという方々は別に構いません。ただし、そういう人々はあれこれ政治に文句を言ってほしくありませんが。自民党政治にもはや期待はしないが、民主党はもっと酷いという、2ちゃんねる脳な人々に私が訴えたいのは、政権交代こそが、政党や政治家を切磋琢磨させて変革をもたらすということを知って欲しい、ということです。そのための政権交代であると。
状況が許せば、民主党が天下を取った暁には、毎日でも永田町に通って、日本のジョシュ・ライマンとして働きたいと思っています。残念ながら、日々の生活に追われてそうも行きませんが、やりたいことは山ほどあるので、それを訴えて、一つでも何かを実現させたいと思っています。
※ ビートたけしの禁断のスクープ大暴露!!超常現象秘Xファイル!!
【世紀の秘スクープ大公開!!アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル証言!!宇宙人は地球に来ている!?メキシコに未知の生物メテペック・モンスターのミイラ】
もうお腹一杯(^_^)/。でもそのメテペック・モンスターは、小型の猿の一種でしょう。DNA検査云々なんてことは良いから、せめてレントゲン写真くらい見せて欲しいですよね。
ミッチェル飛行士ったらすっかり酸素欠乏症にかかって(^_^;)…‥。肝心のアメリカで、彼の発言は、あまり真に受けて受け取られていないような気がするのは、彼は具体的な証拠は何一つあげていないんですよね。
珍しいのは、大槻先生は、アポロは月に行っていない派なんですよ。立場上明言はしないけれど、東大に寄贈された「月の石」とやらからは何のデータも得られなかったからあれは偽物だ、月に置かれたはずのレーザー反射板は今どうなってんだよ? みたいな主張で、でも私の立場ではそれ以上のことは言えない、みたいな仰りようなんですよ。
先生としては、たぶん月には降りていないと判断するに至る科学者としての証拠を持っていらっしゃるんでしょうね。そこを聞きたいですが(すみません。ここ棒読みで(^_^;))。
※ 交通事故:庭に車、親子3人死亡 花壇手入れ中はねられ--広島
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081230ddm041040076000c.html
あまりに気の毒なニュースなんですけど、現場は直線で、そもそも車よけの壁とか必要ないだろう、という所なんですよね。普通に考えれば、スピードも出し過ぎのドライバーが携帯弄っていたとかそういうことなのでしょう。これは原因次第に拠っては厳罰は仕方ない。
私も小学校に上がった頃、体育大学がある街の国道沿いの丁度カーブの外側に住んでまして、しょっちゅう車だのバイクだのが飛び込んで来ました。椿の木か何かが目隠し代わりに植えてあるだけ。ただ田舎の細い国道、しかも見通しの悪いカーブでしたから、スピードは出ないから、だいたい路肩から落ちる程度の事故で終わるんですけどね。
あの世から、残されたお子さんの成長を見守って下さい。合掌――。
※ 英国人「海外に行けない」 ポンド急落、1ポンドがほぼ1ユーロ
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200812300014a.nwc
>「ポンドは救いようがない。もう手放すべきだ」
そうなんですよね。ポンドは値打ちがあったから、通貨統合に加わらずに突っ張っていたけれど、良いきっかけになるでしょう。もっとも、ポンドは今でもまだ高杉ですが。もう2割ぐらい下がるべきだと思う。
※ 昨夜のNHKのニュースの特集番組に勝間和代さんと石田衣良さんが出ていて、どんなことを言うんだろうと思って興味深く聞いていたのですが、石田さんは、いかにもNHKが好きそうな、当たり障り無いキャラですね。癒しキャラだから、NHK的にはあれで良いんだろうけれど、勝間さんは、番組進行関係なく、勝手に喋っている感じで、ただ、食品偽装に関して尋ねられた時に、少し唐突な感じで「自給率を高めれば良いというものはではない」と言い出して、問題の核心ってそこだったのか? と首を傾げた。相変わらずこの人の値打ちがさっぱり理解できない(^_^;)。「私たちのオバマ…‥」とか陳腐な。フレーズをひねり出して自説をデコレーションすることにはご熱心で才能もあるんだろうけれど、さてそこに肝心の中身があるかという所が疑問でならないんですけど~。
※ 糖尿病と背部痛
私の糖尿病は、ダイエットをする良いきっかけになったと思っています。ダイエット自体は、日勤の皆さんならそんなに難しいことではありません。摂取カロリーをちょっと減らして、普段よりちょっと運動量を増やせば良いだけの話ですから。一食分を軽くして駅一つ分歩いて、という話ですよ。お酒が好きな人はちょっと辛くなるでしょうが、私のように、普段全く運動をしない人間がダイエットを強いられる苦痛に比べれば、職場まで通っている人々のダイエットは、遙かに容易です。
* 背部痛。
私の背部痛は結局こういうことだと理解しています。もともと、症状は酷かったのでしょう。主治医が定期検診の度に、「本当に肩は何とも無いんですか?」と尋ねるんですよ。本当に何ともありません。私のように背中だけという症例はもの凄く珍しい様子で。ただなぜ肩や首にそれが出ないかと言うと、私が両肘をアームレストに常時乗せているからだと思います。肩から下の両手の重量のかなりをそれで支えている。
ただ、それは背中を支えるものではないから、背中の状況はずっと悪化し続けた。しかし私の仕事は、事実上終日ベッドの上に寝ているのと似たようなもので、安静状態を保つことが出来ます。だから悪化はしていても、痛みという形ではなかなか自覚できなかった。
そこでダイエットとしてウォーキングを始めたことで、安静状態がリセットされ、筋肉を使い始めた。一番熱心に歩いていた時には、両手に一キロずつのウェイトを持って3時間半歩いていました。
恐らくそれで酷使した筋肉量は、健康な人間にとっては、全然たいしたことは無いだろうと思います。所が私の場合、痛んでいる所にそれをやってしまったものだから、とうとう悲鳴を上げ始めてしまった。恐らくウォーキングを始めなければ、痛みは出なかっただろうと思います。
最近、リハビリの頻度が下がりましたが、確実に良くなってはいます。夏に入る頃の、七転八倒するような痛みは、徹夜仕事が続いた時だけで、それもロキソニンである程度クリアできますから。いろいろご相談に乗って下さった皆様に感謝申し上げます。
この一年の自分の体調を振り返るに、人間は、ちょっとの予備知識と自分の身体のための心遣いで、健康を維持できる。そのためのささやかな努力を惜しむと、結局は膨大なコストを払うためになる。私より若い皆さんは、歳を取るごとに、それを自覚させられる頻度が上がることを、意識の何処かに留めていて欲しいと思います。
※ 前日の空虚重量 70.2キロ
風邪、薬が勿体ないので飲むのを止めたら速攻で悪化し、しかも次男に移ったぽい。
「雪風」完成! ブログに色つきの写真をアップ。部品が大量に余ったのでちょっと驚きました。「余ったものは自由に使って下さい」とか言われてもなあ(^_^;)
むら等は突っ込まないでね(^_^;)。何しろ色づけは30年ぶりだから。
色を塗ろうと思って、その2階プラモショップな文房具屋に昨日でかけたんですよ。色番号をメモして。あそこでもピットロードの同じ商品は置いてあったんですけれど、その色番号という形での塗料は置いて無くて、写真にあるようなタミヤの平均的な塗料を買いました。店員さんは概ね親切なんですけれど、これはどの色に相当するんでしょうか? といちいち聞くのも申し訳なかったので適当に選びました。
それで、これ筆はどうやって色を落とすんですか? と店員さんに聞いたら、要はシンナーということになりますけど…‥、という形で、ボトル型の洗浄液を買いました。ただ、塗ってすぐ水洗いすると、十分に落ちるんですよね。
軍艦色を買うのを忘れて(^_^;)、仕方なく本体は銀色を塗りました。このスケールにはデカールが付かないので、旗竿用の海軍旗のデカールを探したんですけれど無かったんですよ。米海軍のデカールはあったんですけどね。探し方が拙かったのか…‥。(デカールは入ってました。今日出てきた)
あと、89式AFVリモコン付き、1700円前後かな、を買いました。千円しない戦車シリーズもあったんですが、パーツ数がちょっと多いかな、と思ったのと、やっぱり最初は動いた方が面白いだろうから、入門編はこの辺りだろうなと思って。
さて、今年もお世話になりました。来年は、いよいよ世代戦争の引き金がどこかで引かれるかも知れないですね。パールハーバーみたいな事件が何処かで起こって、NHKが、「日本の年寄りや団塊世代は若者からこんなにも恨まれていた」という特集を報じたりして。
今年後半、ほとんど触れることはありませんでしたが、日垣隆@盗作バックレ野郎大先生のれいの盗作本が重版になったそうです。こういう時には、だいたい断り書きが増えるはずなので、そこをチェックしなければならないんですけれど、その暇がありません。もし書店店頭でものがあって奥付が確認できる人にはぜひご確認をお願いしたいです。
私は彼のことを極めて批判的に見てはいるけれども、日垣隆が自己啓発本なんかのライターに堕落したことを残念に思っています。もともとそっち方面のセンスはあって、これやればもっと儲かるみたいなハウツウ話が大好きな男だったじゃないですかw でもあんたの真価はそこじゃないだろう。つまらんからさっさと戦場に戻ってこい!(潔く罪は認めるべきだは思うが)。
ジャーナリズムも小粒揃いになって本当につまらない。アルファブロガーなんて、余技で報酬無くウェッブ上で原稿を書いている人々に舐められちゃ駄目ですよ。
* 今日は実は新聞復権ということで一つ書くつもりでいたのですが、先日ちらと書いたので今日は短く。
リハビリ時に暇を潰すために、新聞を病院に持参して丹念に隅から隅まで読むようになりました。一時期は、そろそろ新聞止めようかと思っていたほどでして。朝日は、GLOBEという紙面を始めました。カラーグラビアで、記者が全世界に飛び、時間を掛けて一つのテーマを追う。なかなか読ませる企画です。
http://globe.asahi.com/
やっぱり資本の強みですよね。こういうことは、ブロガーには出来ない。私は、新聞なりの特質を前面に出すことで、新聞にはまだまだ未来があると思っています。通信社的な役割に固執するから、ニュースはネットで間に合うという人々に捨てられようとしているし、もちろん55年体制的な偏向報道も問題ではあるけれど、まだまだ新聞は捨てたものじゃないです。一週間も熱心に読んでみれば、この世の中には、まだまだお金を払ってでも手にする価値のある知識が膨大にあることを認識できます。
いつものことですが、新しい年を少しでもよりよくするということで、前進しましょう。今年、当ブログ&メルマガをご愛顧下さったことに感謝します。例年通り2日間のお休みを頂き、来年は、3日土曜日からの更新となります。
今年辛かった人に、そして全ての人々に、この歌を捧げます。来年は革命を起こしましょう。
*小田和正 The Flag
http://jp.youtube.com/watch?v=9E_3UoNhh3w&NR=1
※ 有料版おまけ ソヴィエトのハイブリッド猿人計画
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コメント
> 内航船
この内航船というのはどうすればどうすれば乗ることが出来るのですか?
よく話題に出るので調べてみたのですが、実務経験者や水産関係の学校出身、資格保持者対象で実務未経験を対象とした求人はほとんどみかけないのですが。
投稿: | 2008.12.31 10:26
>2ちゃんねる脳な人々に私が訴えたいのは、政権交代こそが、政党や政治家を切磋琢磨させて変革をもたらすということを知って欲しい、
どういう根拠でそういうことがいえるのかが、まったく理解できない。
欧米流の政治学かじって、同じものが日本で通じるかというと、そんなものは妄信に過ぎない。まったく机上の空論のお花畑ですよ。
ま、「卓上お花畑脳」とでも命名しましょうか?
日本は合議の国。
ありうるとすれば政界再編であって、政権交代ではない。
投稿: | 2008.12.31 10:36
勝間さんは「ggrks」を頭から否定して、モノの考え方のとっかかりを提示しております。
自分の頭で考えろって姿勢はテレビの情報を丸ごと飲み込む視聴者をも否定しているんじゃないかな~と勝手に思っております。
投稿: とくとく | 2008.12.31 11:07
>自民党政治で何の不満も無いという方々は別に構いません。ただし、そういう人々はあれこれ政治に文句を言ってほしくありませんが。
私は今の政治に文句はないのですが、世の中はそうも行かないようなので残念ながら来年は間違いなく政権交代でしょう。
お手並み拝見、と言いたいところですが、いずれ放っておいても実現する景気回復が、民主党の手柄になってしまうのが口惜しいです。
投稿: 名無し零戦三二型信者(自民党員) | 2008.12.31 11:58
トヨタの赤字に関してですが、北京五輪が終わった辺りで中国経済がおかしくなることは予想してましたが、まさか米経済が吹っ飛ぶなんて予想はしてませんでした。
そもそも、売上高と利益の右肩上がりが急激すぎたんですね。全数輸出となれば待ち受けているのは関税率の上昇と悪名高きスーパー301条ですよ。故に現地生産に突っ込んだと。
まぁ、2年位前から創業家付近から「補給線が延びきっている」だの「今は工場が黒字を吐きだしているが、逆回転を始めたら…」と言われてましたから、この危機をバネにまた羽ばたくと思います。
しかし、今回の危機の根本は格付け会社に有るのではないかと思います。
社債や国債の客観的な見方は必要ですが、当の彼らが日本の銀行のように売上高や利益など表層情報しか追わなくなっている気がします。なので「過去最高の売上高」や「史上初の経常利益0兆円」とか右肩上がりの成長を余儀なくされたのかなと。資本主義では成長しなければいけないですが、ちょっとでも売上高が下がると格付けは下がるし叩かれるのでは、経営陣としてはイケイケドンドンにならざるをえない。その果てが今現在と思います。
回復策は私は宇宙コロニーの開発を進言します。あっ、石投げないで。
なぜなら今のままでいけばどう考えても地球が保たない。環境しかり食糧生産しかり領土争いしかりetc最終的には奪い合いと争いで人類が崩壊しかねない。深海はハードルが高いので、未知なるフロンティア宇宙開発ですよ。縮んでいるときこそ夢を描き、人材を開発に投入し次の時代のステップにする。いかがでしょうか?
長文失礼しました。
投稿: タカヤン | 2008.12.31 11:59
政治にも競争原理があっても良いではありませんか。
経済に競争原理を取り入れて日本の国際競争力が強くなったんでしょう?ならば政治だって競争競争。
競争の無い社会など共産主義が独裁主義ですわ。悪夢だ。
投稿: | 2008.12.31 12:29
来年の今頃は公務員以外はみんないちどは自決を考えざるを得ないような経済状況になっていると思いますよ。
年初は株は上げるでしょうが。
問題の核心は債券市場ですからね。ここの信用
収縮が一番痛い。
昔「ザ・コア」というディザスタームービーがありましたよね?
地球のコアが停止してうんちゃらという。
あれのクライマックスでマントル内で次々と水爆を炸裂させて、コアを再始動するという場面。
今の経済危機というのはあれの逆回転版で、
コアが停止しつつある状態なんじゃないかと。
そして再始動にはやはり世界各国で起爆剤となるような「何か」が必要になるんじゃないかと。
そういう意味では現在各国で行われてる金融緩和は起爆剤となりうるとは思いますが。
ちなみに80年前はナチの台頭とWWIIが再始動のきっかけになりましたが。
結局一年後はどうなるか?は慶応の竹森教授が言ってるように「ナイトの不確実性」の闇に覆われているように感じます。
投稿: 夕暮れガンマン | 2008.12.31 12:49
生息吐息ってどう読むんですか?どういう意味ですか?
投稿: | 2008.12.31 13:00
テレビに出てくる人間の発言を、
問うても意味が無い。
勉強仕事が出来る人間は忙しくて、
テレビには絶対に出ませんからね。
投稿: | 2008.12.31 13:37
政治とはとどのつまり富の再配分なんだから、「競争原理」なんて馬鹿かと思う。
まさに卓上花畑脳。
投稿: | 2008.12.31 13:57
>政治とはとどのつまり富の再配分なんだから
こういうアホがいるから、増税を押しつけたり、許認可で民間企業を締め付けたりして経済を逼塞させる莫迦官僚が絶えない。
いい加減に共産主義や社会主義の妄想から目を覚ました方がいいよ。
投稿: | 2008.12.31 14:04
夜警国家主義者乙
投稿: | 2008.12.31 14:24
_ノフ○ グッタリ 文面プリントやっと終了。しばし休憩です。
青息吐息。すんません。FEPがタコだったころの癖で、へんな読みで頭に入ったまま漢字が時々変なまま出てきます。
大晦日ですから、アホとかは無しですよ。たかが政治じゃないですか。
投稿: 大石 | 2008.12.31 15:10
最近のネットは、自分の理想とする国家像を体現してる国はうらやまけしからんで嫌いになる雰囲気。
実は2chユーザーは中国が本質的には大好き。覇権主義を目指している気がする。
投稿: | 2008.12.31 17:24
変革と切磋琢磨のための政権交代論、
理屈は充分わかりますし
逃れられない未来なんでしょうけど
それがなんでよりによって
小沢民主なんだよorz
ってのが正直な感情。
>2chユーザーは中国が本質的には大好き。
無邪気な田母神礼賛を見るにつけ
そんな自慰史観、おまいらが
普段蔑視し嘲笑してる
中国や韓国と言動が何も変わらんぞ!
と言いたくなる。つか、言ってるけど。
投稿: たか@ | 2008.12.31 19:56
>これはどの色に相当するんでしょうか~
考証とか気にしないなら、下のカラースプレー等使うと、かなり様になりますよ。
http://www.tamiya.com/japan/products/list/tamiya_spray/kit85003.htm
塗らない所はマスキングテープ、それが無い場合は両面テープを張って吹き付ければ、いいと思います。
よいお年を。来年も楽しみにしております。
投稿: 名無し二等空士 | 2008.12.31 20:10
政権交代がありうる政治なら、与党もいい加減な政治運営がやりにくくなる。与野党が交代したら、前政権のアラが公にされる危険があるので、滅多なことはできなくなる。そういう緊張感が政党に出てくれば、政治の質が良くなるかも知れん。民主党の政権運営がいい加減だったら、次の選挙では野党になるどころか生き残れなくなる。そういう緊張感がこれまで日本の政治にはなかった。合意の政治を否定する訳ではないが、緊張感も同時に必要です。
投稿: | 2008.12.31 20:21
>投稿: | 2008.12.31 14:04
>いい加減に共産主義や社会主義の妄想
富の再配分がなぜ共産主義なんだ?
卓上花畑も極まれりだね。
政治が税金の運用でなくて、じゃあなんだというんだw?
自分の脳みそをまず疑えよw
投稿: | 2008.12.31 20:27
>内航船
http://www1.neweb.ne.jp/wa/csk/oogata-2.html
http://naikou00.blog70.fc2.com/blog-entry-516.html
投稿: pongchang | 2008.12.31 20:37
でもまぁ、民主党が政権取ろうがかまわんですよ。正直。ただ彼らのやっていることが地方にどれだけ悪影響を及ぼしているのか、っていう問題もありましてね。
北海道じゃ自業自得の感もありますが、例のガソリン関係の問題で建設業関係がバタバタと倒産しまくって組合の存続すら危ういとか。まぁ、さっさと見切りをつけなかったせいといえばそうなんですがね。こんなんで前回の自民大勝の影でも強かった北海道がどうなるか…。
正直、おいそれと政権交代やれば緊張感が出ていい政治が行われますなんて世迷言誰が信じられるか、です。特に小沢代表を無投票で選ぶ党なんぞ、誰が信じられるか、と。茶番劇でも形だけでも選挙態勢にならないところがあの党のオママゴトぶりを感じるところではあります。
もう我々は失われた10年を繰り返すわけにはいかんのですよ。ならば明後日の種より、明日の畑だ。という意見にどう返答すべきかと。すくなくとも民主党には任せられませんよ。まだマスコミにたたかれようとも麻生首相を選びますね。
投稿: | 2008.12.31 21:16
最後の最後まで反対しますけど
>政権交代こそが、政党や政治家を切磋琢磨させて変革をもたらす
そうかなぁ。民主と言えば、官僚叩きやって、俺なら使いこなせるって思い上がってる様にしか見えんがなぁ。私に言わせれば、官僚(役人)以上に、庶民感覚・現場感覚に乏しいのが政治家とマスコミだと思いますがねぇ。
世間知らずがとち狂って切磋琢磨なんか始めたら、一番困るのは地方と現場だと思ってます。
まぁ、そういうことで、また来年。バイならw
投稿: nao_c/w | 2008.12.31 22:38
自民党でも民主党でもそれこそ共産党でもどこでも良い。
経団連の献金漬けで金玉握られていない政党に政権を担当して欲しい。
消去法でまず自民脱落ですが。
投稿: | 2008.12.31 23:40
国家なんてある意味壮大なサービス業に他なりませんから、切磋琢磨してより良いサービスを追求するのが当たり前でしょう。
今までの政治は田舎のライバル店の無い食堂みたいな感じでした。安物の冷凍食品揚げ直しただけのようなものを平気で客に出すけど、他に店が無いから仕方なく利用する客がいると言う感じの。
来年はその食堂の横にもう一軒店が出来ます。
どちらが生き残るのかは神のみぞ知るセカイ
それでは良いお年をノシ
投稿: | 2008.12.31 23:48
>ソヴィエトのハイブリッド猿人計画
猿と人のハイブリッド…さすがソヴィエト、とついつい思ってしまったorz
投稿: 銀次 | 2009.01.01 00:15
政権交代は必要だと思いますが、時期が悪すぎます。
2008年初夏の頃ならまだ良かった。
粘り強く打たれ強い麻生氏の政権運営を見るにつけ、福田首相/総裁は全く余計だったし、そういう回り道を選んだ自民党の体質には大いに問題があると思っていますので、これは何とかしたいんですけどね。
投稿: 黒煎りゴマ | 2009.01.01 01:36
>2ちゃんねる脳な人々に私が訴えたいのは、政権交代こそが、政党や政治家を切磋琢磨させて変革をもたらすということを知って欲しい
全く同感です。
民主党も変わらざるを得なくなります。取り敢えずあの余りにも御面相と中身が悪すぎる岡田氏にはご引退ねがいたいですね。(小沢さんは選挙で命を削り切ってしまうでしょう。)
ただ、「2ちゃんねる脳な人々」といういのは、2ちゃんねるをみていても少数派と思われます。(愉快な連中なので目立ちますが・・・・)
ところで、朝日ニュースターの竹中平蔵のプロパガンダ番組が僅か5回目で終了ですね。
BSデジタルで竹中が吠えている番組が多々ありますが、今後急速に無くなると思われます。
投稿: 番場蛮 | 2009.01.01 02:31
>粘り強く打たれ強い麻生氏の政権運営を見るにつけ、福田首相/総裁は全く余計だった
同感です。
そして、珍犯駄福田政権が自民党も日本も破滅に追い込んだと思います。もちろん、福田氏にそういった力があったのではなく、破滅に向かう様にわざわざ鼻面をむけてしまったという事ですが。
もっとも、小泉氏が総裁二期目になった時点で終わっていたんですが。
投稿: 番場蛮 | 2009.01.01 02:35
>軍艦色を買うのを忘れて(^_^;)、仕方なく本体は銀色を塗りました。
そりゃ不味いですよ・・・・・
投稿: 番場蛮 | 2009.01.01 02:38
初めてお便り申し上げます。れっさーと申します。
あけまして、おめでとうございます。
旧年は大石先生をはじめ多くの方々のお話に触れることができました。
(目からウロコ落下すること数知れず、多謝。)
今年が皆様にとって幸多き年になりますよう、お祈り申し上げます。
投稿: れっさー | 2009.01.01 02:59
タミヤとクオレスの塗料互換表がありますので、もしまた製作される事があれば参考にしてみてください
ttp://www2.ocn.ne.jp/~omlabo/paint/colorchart/colorchart-1.html
投稿: | 2009.01.01 11:20
今年も楽しみに日々します。明日も生きる糧の一つですから。
日本型政治が政権交代なしでダイナミズムがあったのは、実は派閥がその役割を肩代わりしている側面があるんです。ただその仕組みを小泉純一郎が壊した。
政権交代が意味があるのは、この意味でアリかもしれないですが、党首戦もろくに出来てない、注目が自民党首戦に行ったら、慌ててメディア対策、大不況で米国式劇場型政治という悪手をうつでは、自民党が負けても、民主が勝てるとは思えない。少なくともお三方に辞めて頂かないと、党としてのダイナミズムは出てこない。
案外共産党の伸張如何で、自民民主国民新でレームダック再編もアリと思ってます。
投稿: さいとー | 2009.01.01 12:09
>自民党が負けても、民主が勝てるとは思えない
イヤ、いろんな予測では勝つと出てるんですが。
投稿: | 2009.01.01 12:23
謹賀新年
年が変わってからずっとアニマックスのガンダム全話一挙放送。
だらだら地上戦が続くとは知らなかった・・・・・まだ地上戦をしている。
明らかに地球編ではホワイトベースを海上艦艇の速度で動かしていますね。
いくら地上で包囲されても、宇宙艦だから半日でジャブローにつけそうなものだが・・・・・。
投稿: 番場蛮 | 2009.01.01 12:56
>日本型政治が政権交代なしでダイナミズムがあったのは、実は派閥がその役割を肩代わりしている側面があるんです。
実質的に、55年の保守合同以前の自由党と民主党が政権交代している形でしたね。
これ、民意が反映されず、自民党内の争いで決する点で問題はありましたが、中選挙区制では自由党と民主党の争いであったという点で、間接的に保守二政党の選択になっていたんですね。
この形が崩れたのは、あの檄サイティング社会党が躍進した消費税選挙以降だったと思います。小選挙区制導入で決定的になりました。(だからといって、中選挙区制が良いといっている訳ではない。)
とはいっても、派閥争いでは実弾(お金)が乱れ飛んでいた訳で、論外ではあります。
投稿: 番場蛮 | 2009.01.01 13:02
>投稿: | 2008.12.31 20:27
>富の再配分がなぜ共産主義なんだ?
なんで共産主義じゃないの?
反論したいなら、煽りじゃなく理屈を組み立ててごらんよ。
経済を政策でコントロールできるなんて、社会主義者の主張そのもの。
ちゃんと資本主義を勉強しなさい。
投稿: | 2009.01.01 16:12
>なんで共産主義じゃないの?
>ちゃんと資本主義を勉強しなさい。
ケインズ
フェビアン協会
修正資本主義
投稿: | 2009.01.01 16:28
>イヤ、いろんな予測では勝つと出てるんですが。
横レスですが、それはあくまで現時点の話ですから。
↓のような見方があるんですが、マスゴミフィルターを外して事実だけを見ればおのずとそういう考察になるはずです。
2009年、麻生政権の早期崩壊は考えにくい
ttp://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/y/140/
ただ、私はやはり総選挙後の最有力勢力は民主党になるのではないかと思っていますが。
投稿: 黒煎りゴマ | 2009.01.01 16:31
>ケインズ
>フェビアン協会
>修正資本主義
どれも社会主義・共産主義の影響を受けまくり、現代では理論的に破綻したものばかりですね。
経済学は過去を分析するものであって、未来を予測するものではありません。
2009年も未知の世界を手探りで進むしかないのです。
投稿: | 2009.01.01 17:35
再分配どうこう
ジョン・ローマーなどアナリティカルマルキシズムなども視野に入れた意見でしょうかね。
最小国家を提唱したロバート・ノージックだって最初は相続税を否定したが後で部分的に認めたんじゃなかったけ。相続税も再分配ですよ。
めんどくさいので調べる気ないけどね。
広松渉の研究などを読めば、まだ正式な意味(マルクスの言うような資本主義が高度に発展した後に来る)での共産主義は出現しておらず。旧ソ連も共産主義ではない。(少なくともマルクスの言う意味での共産主義ではない)となるような気がするが。それも面倒で調べようもないね。
私は、アカではありませんしどんな思想も信じてはおりません。
投稿: まえやま | 2009.01.01 19:14
例年だと休刊日は1月2日なのだが?
テレビ神奈川は、年始の番組、超手抜きしたので…でもこの旧作にトラップされているとも思わないのですけどね
NewYearMovie「機動戦士ガンダムⅠ」1230~ NewYearMovie「機動戦士ガンダムIⅠ」1515~NewYearMovie「機動戦士ガンダムⅠII」1800~
投稿: pongchang | 2009.01.01 20:16
>明らかに地球編ではホワイトベースを海上艦艇の速度で動かしていますね。
それってたしか補給が滞ってにっちもさっちもいかなくなったっつう状態だったかと...
マチルダさんくるまでみうごきとれてませんでしたし。
ちがったっけな?
投稿: Nori | 2009.01.02 00:19
>再分配云々
バリバリの自由主義経済学者のミルドン・フリードマンも、
「負の所得税」という概念を提唱しています。
もかして、「投稿: | 2009.01.01 16:12」氏(ちゃんとハンドルネーム入れろよなタコ)って、
フリードマンも共産主義者呼ばわりするのでしょうか。
>ちゃんと資本主義を勉強しなさい。
あなたこそ、ちゃんと勉強するべきだ。
ちらっと、数冊の本を舐めているだけのボクでさえ、こういう事実を知っている。
それに、再分配=共産主義なんて短絡的なレッテル貼りが通用するほど、
経済学は単純ではない。と、思う。
投稿: スサノオ | 2009.01.02 01:03
明けまして、おめでとうございます。
年初の「朝まで生TV」面白かったです。大石さんは見たでしょうか。
さんざん派遣労働批判を議論した後、田原氏が連合の誰だったかに、今年の春闘の主目標が賃上げになっていることを問うたのには笑った。
ワークシェアリングとか言うなら、むしろ賃下げをして、人を抱えたらと迫っていた。回答は、正規社員の賃金を高くしてこそ、非正規等の賃金レベルも守られるとか何とか。
連合サイドに非正規雇用者を守る気なんてこれぽっちもないことがあからさまだった。
投稿: ペンチ | 2009.01.02 09:18
連合は、労働組合費を支払っている加盟企業の労働者を守ることが組織の存在理由じゃないのかな?
組合組織率が2割を切っている状況で、組合に「国家全体のことを考えて非正規労働者対策に取り組め」「賃下げを容認しろ」というのは無理な話では?
非正規労働者対策なんてのは国全体すなわち政治が取り組むべき課題であって、政治の無策を組合に押し付けられてはかなわない。
投稿: ASA | 2009.01.02 11:51
>連合サイドに非正規雇用者を守る気なんてこれぽっちもないことがあからさまだった。
労組にとっては、非組合員の権利を守るにはその人たちを労組に入れる=組織化することが必須でしょう。実際、連合や労連などは個人加入組合の運動を活発化していますよ。電話相談や焚き出しなどに労組が関係しているのは、そういった人達を組織化するという意味も持ちます。
労組が賃上げを主張しないのは、「ねずみを捕らない猫」であって、駄目ですよ。連合会長が同盟系の高木さんに変わってその点への反省から賃上げ闘争が久々に始まり、さらに非正規雇用者などの未組織労働者の組織化を積極的に行うようになっています。
現在の非正規雇用者の激しい搾取構造は、労組が組合員の身分についても弱腰であった時期に作られており、労組側の主張に理があります。
もっとも、連合にも悪質な御用組合を作って黄犬契約によって労働者を圧迫することに加担していた組織もあります。
投稿: | 2009.01.02 15:02
>バリバリの自由主義経済学者のミルドン・フリードマンも、
「負の所得税」という概念を提唱しています。
これは再配分じゃないでしょ。
フリードマンの主張は所得税そのものを廃止すること。
負の所得税はそれを可能にするための政治的な方策。
で、現実的に負の所得税の実現は不可能だから、フリードマンは負の所得税を主張しなくなっている。
>再分配=共産主義なんて短絡的なレッテル貼りが通用するほど
再配分を望む連中は、他人が作った富を自分のものにしたいという強盗と同じような人間ですよ。
投稿: | 2009.01.02 20:43
>再配分を望む連中は、他人が作った富を自分のものにしたいという強盗と同じような人間ですよ。
極めてナンセンスなラベリング。
共産主義とケインズ主義は90年代に死にましたが、新自由主義も派手に自爆しており、今後少なくとも10年、恐らくは数十年トンデモ扱いですよ。
投稿: | 2009.01.02 22:00
20世紀初頭で死んだ19世紀の経済が21世紀初頭に名前を変えて墓場から這い出してきた様に、社会主義もそのうち墓場から這い出してきそうで怖い。
投稿: | 2009.01.02 22:36
>再配分を望む連中は、他人が作った富を自分のものにしたいという強盗と同じような人間ですよ。
机上の理論はべつとして経済なんて取るか取られるか食うか食われるかですよ。
国家権力を背景に強盗するか、個人レベルで強盗するかの違いがあるだけの事。
投稿: | 2009.01.02 22:38
初めて往ってきました池田信夫先生のブログ。
いままで、お名前を拝見しては、なぜか池田○作さんの顔が浮かんで、行かなかったのですが←ど偏見
代替空港の風味とはまた違う、味なエントリーやコメントを見聞出来ました。
2008-12-29の記事、今年のベスト10(アクセス)などから読み始めると、馴染み易いかも。
正月、いつものWEB巡回コースの更新が滞っていて、退屈されている方にはお勧めです。
投稿: nanwa hachi | 2009.01.02 22:45
>>ケインズ
>>フェビアン協会
>>修正資本主義
>
>どれも社会主義・共産主義の影響を受けまくり、現代では理論的に破綻したものばかりですね。
ケインズ主義もフェビアン主義も、社会主義や共産主義とは関係ないですよ。
理論的な破綻もないし。
どんな理論も、ケインズが作り上げた経済分析の上になりたっていて、ベースはケインズですよ。
ケインズ理論が破綻したという根拠はないです。
投稿: | 2009.01.03 15:36
>>バリバリの自由主義経済学者のミルドン・フリードマンも、
>「負の所得税」という概念を提唱しています。
>
>これは再配分じゃないでしょ。
負の所得税というのは「富の再分配」そのものですよ。
高所得者から取り立てた税金で、低所得者の所得を補填するということですから。
イギリスのブレア政権も取り入れているし。
単に生活保護として与えたら、労働すれば生活保護を受けられないので、生活保護を受けるためにあえて働かないインセンティブが働くから、最低限の保障をしつつ、働けば収入がそれにプラスして所得が増えていくという形をとるのが負の所得税です。
投稿: | 2009.01.03 15:41
>フリードマンの主張は所得税そのものを廃止すること。
違う。
フリードマンが主張したのは「法人税の廃止」。
http://d.hatena.ne.jp/morningrain/20081025/p1
投稿: | 2009.01.03 15:44
>再配分を望む連中は、他人が作った富を自分のものにしたいという強盗と同じような人間ですよ。
それは経済学的に見ておかしい。
富が偏るのは、市場の失敗による結果だから、それを政府が補正するの強盗でも何でもない。
円安ドル高政策でトヨタをはじめとする輸出企業は2007年に史上最高益を上げていたが、そうした富の蓄積は他の産業に回っていかなかった。
輸出産業の利益は、企業努力による生産性向上よりも、円安ドル高によって生み出されたものだから、努力の報酬という理由づけで富と独占することはできない。
社会全体としては、そこそこ構成員全員が豊かに暮らせる富がありながら、その富が社会全体に配分されずに偏るのが資本主義、市場原理主義の弊害であるので、そこに何らかの是正を掛けなければならないのはごく普通の考え方です。
投稿: | 2009.01.03 15:52
>高所得者から取り立てた税金で、低所得者の所得を補填するということですから。
それは負の所得税ではありませんよ。何かと勘違いしているようです。
フリードマンは、政府があれこれする必要が無いようにするために「負の所得税」を考えたのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E
> 富が偏るのは、市場の失敗による結果だから
富が偏るのは、失敗でも何でもありません。
健全な社会活動の結果です。富が偏るから、巨大な資本投資ができますし、富裕層のための新たなサービスが生まれているのです。
>そこそこ構成員全員が豊かに暮らせる富がありながら
富を均衡にならせば砂漠化するだけ。
自然と同じように何らかの偏りがあるから、資本主義は豊かな社会を実現できているのです。
投稿: | 2009.01.03 16:41
>輸出産業の利益は、企業努力による生産性向上よりも、円安ドル高によって生み出されたものだから、
輸出産業は、海外で売れるものを作らなくてはいけないのですよ。
何かを輸出すれば、必ず誰かが買ってくれるなんていう都合の良い状態は存在しません。
絶え間ない開発と市場調査の手間を軽視してはいけません。
投稿: | 2009.01.03 16:45
>それは負の所得税ではありませんよ。何かと勘違いしているようです。
間違いなく負の所得税です。
引用されているwikipediaに記述されている政府からの給付ですよ。
>フリードマンは、政府があれこれする必要が無いようにするために「負の所得税」を考えたのです。
政府は課税と給付をしなければなりません。引用されているwikipediaに「累進課税の一種」と記述されているように富裕な高額所得者から低額所得者への所得移転です。
>健全な社会活動の結果です。富が偏るから、巨大な資本投資ができますし、富裕層のための新たなサービスが生まれているのです。
投資される巨大な資本は、小口の資本をファンドや銀行を集めて作ったものです。
小口の資本を集めて巨大な資本を集めるための仕組み(株式発行や債券発行)と、精算された富の偏りを混同してはいけません。
巨大な資本投資は、富裕層の自己資金によってのみ賄われているのではありません。
富裕層の消費するサービスなど総額ではたいしたものではありません。GDPの大半を占めるのは一般消費者による消費です。富裕層ではありません。
>何かを輸出すれば、必ず誰かが買ってくれるなんていう都合の良い状態は存在しません。
1台1万ドルの車をアメリカで売れば、売り上げは
1ドル=100円なら 100万円
1ドル=200円なら 200万円
差額の100万円は、為替相場によって生じたものです。お分かりにならない?
投稿: | 2009.01.03 19:51
>富の再配分
税金というシステム自体が、そうだと思うんだけどなぁ?
そうじゃない種類の税金もあるにはあるが(用途を限定している場合)。
消費税もより多く消費する(購買力がある=富を持っている)が多く払うので、それは社会福祉用途に使われている(日本の場合)。これって、富の再配分じゃないとしたら、何に該当するの?
教えて!偉い人w
投稿: | 2009.01.03 21:49
書き忘れましたが、富の再配分って、均等割りである必要は無いですよね?
もちろん、お金で再配分されなければならないわけでもないだろうし、サービスであってもいいわけですよね?
投稿: 2009.01.03 21:49 | 2009.01.03 21:54
ケインズについて、横レスですが…、
不況時の公共投資の有効性を唱えたとされるケインズも、闇雲に公共投資を奨励したわけではありません。
それには、タイミングが重要であると指摘しているのです。
そして、さらに、いつまでも続けるなとさえも指摘しています。あまりに長きにわたって公共投資をし続けると、もはや、資本主義ではなく共産主義になってしまうということです。
そのうえ、ハーヴェイ・ロードの仮定(役人は有能・無私でなくてはならない)、流動性の罠(金利は2%を下回ってはならない)に陥ることのないようにとも指摘しているのです。
日本では、公共投資とか言っていても、これらのケインズの忠告を全く守っていません。
まあ、最近は、ブッシュやら小泉・竹中コンビでもって、新自由主義といわれる古典派経済学がもてはやされ、ケインズ経済学は非常に評判悪い(ケインズの忠告を無視したケインズ政策の効果がないのはあたりまえです)ですが、ケインズが20世紀最大の経済学者だという評価は妥当であると小生は考えています。
「遅かれ早かれ、良かれ悪しかれ、危険なものは既得権益ではなく思想である」(ジョン・メイナード・ケインズ)
失礼いたしました。
投稿: しま | 2009.01.03 22:10
>引用されているwikipediaに記述されている政府からの給付ですよ。
>政府は課税と給付をしなければなりません。
ちゃんとウィキペヂアを読め。
政府を介在させないために、考えられたのが負の所得税。
都合の良いところだけつまみ食いしない!
>1台1万ドルの車をアメリカで売れば、売り上げは
売れなかったら、利益は0円。かかったコストだけマイナスになりますね。
>GDPの大半を占めるのは一般消費者による消費です。富裕層ではありません。
でしたら、富の再配分をする必要は全くありませんね。
あと、富の再配分と、貧者への社会保障は全く別物ですから混同させないでくださいね。
富の再配分がおそろしいのは、再配分を行う人間に絶大な権力を発生させてしまうこと。
>税金というシステム自体が、そうだと思うんだけどなぁ?
税金は、官僚組織を肥え太らせただけ。
富を官僚組織に偏在させただけで、再配分はしていません。
投稿: | 2009.01.04 00:54
>2009.01.04 00:54
書いてることが全てデタラメなので、どこから突っ込んでいいのやら……
で、そのwikiの記述
富の再分配
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E3%81%AE%E5%86%8D%E5%88%86%E9%85%8D
○経済政策としての例
・租税制度による所得再分配
・社会保障制度による所得再分配
・労働保障制度による所得再分配
・優遇税制度による所得再分配
と、あるので大概どこの国でも、ほとんどやっていることではありませんかw
共産主義なんて、まったく関係ない。
>税金は、官僚組織を肥え太らせただけ。
>富を官僚組織に偏在させただけで、再配分はしていません。
こんなルサンチマンなことを書いているということはやっぱり、頭がアレな方たちと同根かなぁw?
投稿: | 2009.01.04 13:28