厚労省のロードマップ
さあ新刊はもうお手元に届きましたかぁ!(^_^)/
日曜のNHKの番組が国民にとって魅力的というか、幻惑的だったのは、単純に医者を増やすということはイコール、税金を使うということですから、介護にも予算を使わなければならない状況下で、そんなお金は無いでしょうという国民に、番組は一つの解決策を提示したわけですね。その是非はひとまず置きます。当ブログでは、他にも看護師職からの採用や、予算増等多くの問題を提起して来ましたから。
あそこにいた厚労省の役人は、いやぁ、ドイツみたいには簡単には行きませんよ…‥、と言いながら、彼の本音としては、そりゃ所管省庁を代表して番組に出てきているからには、英独みたいにしたい、NHKがそういう番組を作ってくれるなら出演しましょう、ということなんでしょう。
ただ、ことはこれまで自由化する一方だった医師の身分を、これからは縛らせて頂きます、ということですから、いくら日本医師会の力が弱まったと言っても、それを押し通すだけの度胸と力は厚労省にも政治にも今は無いと思います。
しかし厚労省は、今後あの路線でパブリシティというか、プロパガンダをするんでしょうね。国民と厚労省と医師の神経戦になって、人は増えない、戦線離脱と過労死は相次ぐ、患者も死んで医者が叩かれ続けるという状況下で、医師側が根負けして、こんなことなら事実上の国家公務員化を受け入れるしかない、ということになるかも知れない。
ここからは陰謀論めいて来ますが、医療の現場は大混乱したけれど、厚生省にとって頭痛の種だった医局の解体には成功した。さて今後勤務医の待遇改善ということで、開業医への診療報酬は小児産科を除いて減額傾向にある。大病院は借金が嵩む一方で、与党への政治献金もままならない。地域社会に号令を掛けて、票集めしている暇もない。それで医師会の影響力を(更に)弱めて、政府与党に、もう日本医師会のご機嫌取りはヨクネ? という判断をさせた所で、念願の欧州方式導入ですよ。
昨日辺り、厚労省のお役人は、記者クラブの記者を一人ずつ呼び出して、「あの番組見た? われわれの意図は伝わったよね?」と囁いていたかも知れない。
あるいは関係薄いはずの財務省の役人までもが、記者の耳元で「いゃあ良い番組だったよね。でも今急にできることではないよねぇ」と意味深な笑顔で迫ったりして。
恐らく今後、欧州方式の医療改革の取り組みがメディアで頻繁に取り上げられることになるでしょう。
↓番組出演者の感想。
*web CLOVER
http://hello.ap.teacup.com/applet/sodateru/msgcate5/archive
↓その他の話題はメ-ルマガジソにて
※ トヨタ社長交代、豊田章男副社長が昇格へ 09年4月
http://www.asahi.com/business/update/1223/NGY200812220029.html
*川崎市、契約打ち切り労働者400人を雇用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081222-OYT1T00517.htm
※ 景気「停滞感」→「悪化」へ…日銀ようやく判断
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081222-OYT1T00654.htm
※ 「春まで待てない定額給付金」…色あせ自民内に撤回論も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081223-OYT1T00008.htm?from=main1
※ テルアビブ乱射、日本謝罪の舞台裏 アラブ反発に苦慮
http://www.asahi.com/politics/update/1221/TKY200812210173.html
※ こんなにがらがら!?新型インフル流行時の電車実証実験
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000020-yom-sci
※ レノボ、デュアルディスプレイのノートブックPC「W700ds」を発表
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200812220958
※ 呆れて物が言えない!富田靖子“結婚&出産” (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/22gendainet07026520/
※ こじれた韓日関係、立て直せるか
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=109123&servcode=A00§code=A10
※ ファリード・ザカリア氏「日本では韓国のものが人気
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=109112&servcode=A00§code=A00
※ 「双腕重機」が初出動 東京消防庁
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081222/dst0812221655009-n1.htm
※ 前日の空虚重量。69.0キロ
昨日は、メルマガの発送作業を二度やり直したんですよ。有料版も無料版も。一度目は、記事のリンクが、72文字での改行で切れていたことに後で気づいた。2件。一件は、改行をナシにして、もう一件は、れいの「繋いで下さい」の一文を入れました。
気をつけて作業しているつもりなんですが、実はこのミスは非常に多くて、たぶん週何回か、リンクが改行れさた状態のまま、注意文も無く発送しています。
2度目は、その修正で、発送時間が10時10分を回ってしまったんですよ。所が徹夜明けの疲労で時間を勘違いして、10時20分に発送設定できるにも拘わらず、10時半での発送にしてしまったんです。ちなみに設定できるのは、メルマもまぐまぐも十分刻みです。先週はほら、結構発行時間がぐちゃぐちゃだったので、別にそんなことに拘る必要は無いんだけど、サービスとして考えると、そもそもが標榜している定時を過ぎているのにどうだろうか、と思って、またやり直したんですよ。20分の発送で。
このやり直し作業が神経を使うのは、発行予約中のメルマガを一端削除しないと、同じメルマガが複数届くことになるでしょう。作業自体はたいした手間じゃないですけれど、神経を使います。
しかもその作業をしている最中に、無線マウスの電池が切れてしまってorz。でも酷使しているにしては、意外に保った感じですね。
そういうバックヤードの苦労は、第三者には見えないわけです。なかなか伝わらないし、伝えようがない。
今日からフッターとして、ブログのURLを有料版に入れます。ATOKに「ふったー」という読みで登録しました。たぶん時々失念すると思いますが、これに関しては、それが無い日があっても怒らないで下さい。所詮手作業ですから。
もちろん私は、そんなことはどうでもいい、自分は拘らないというのが圧倒的なサイレント・マジョリティの声だということは承知しています。ただ、消費社会では、声を上げた者が勝つんですね。社会のコストはどうやって増大していくかのひとつの事例がここにもあります(^_^;)。
http://d.hatena.ne.jp/a_sue/20081221/1229837835
それで、最初にURLを付けるべきだと要求なさった方からトラックバックを頂戴しました。↑
別に怒るとかそういうことではなくて、長く読んでいらっしゃる方なら、その辺りの事情は折に触れて説明しているつもりなのですが…‥、という感じは率直な所あります。
勝間和代さんの言葉として、追放すべき「三毒」があるんですか? 「嫉妬」と「怒り」と「愚痴」? なんて陳腐な!(^_^;)。昔、原理がムーニズムとしてアメリカで広まった頃に、アメリカ人が、彼らの無気力な表情に驚いてまるで死んだような奴らだと言っていたのがまさにこれですよ。人間から煩悩を取ったら何が残るんですか。というか、この三毒とかいうのは、仏教用語のアレンジですよね。
大変申し訳ないのですが、私は、勝間さんをして「量産型中谷彰宏」と聞いて、うっかり褒めなくて良かった~、と胸をなで下ろしている所なんです。私は個人的に、上昇志向が強いというか、そこをぎらつかせている人間は生理的に駄目なので。
中谷さんのような、人生そのものが自己啓発本から抜け出てきたようなお人は、たぶん世間の圧倒的大多数であろう自分が平凡であることを自覚し、そこから抜け出したいと思っている人々の、ああ、あの人は凄いなぁ、ああいう風にパワフルな仕事が出来たら良いだろうなぁ、という羨望を受けて、更に売れるわけですね。所が、自分がそういう生き方に賛同できない性格だと、鬱陶しいことこの上なくなる。これは別に、彼や彼女の言動に問題があるとか、駄目だと言っているわけじゃありません。敢えて言えば「苦手」ということです。中谷彰宏さんのようなタイプの人間の評価は、正直誰がやるにしても難しいと思います。
自己啓発本はタイトル一つでもの凄く売れるんですけれど、それが駄目な人間というのも一定数いて、私はその中の一人です。少数派なんだろうけれど、私はそれを誇りとしています。私は凡庸な男ではあるけれど、幸いその人生は山あり谷ありですし、他人に生き方を説くほど胡散臭いものは無い、それは傲慢な行為だし、カルトと紙一重だと思っています。不況の世の中に流行るもの。ファシズム、コミュニズムならぬコミンテルン、そして自己啓発本ですよ。
まぐまぐの私の固有名詞の所にリンクが張ってないのは、それが長らく出来なかったからです。これも過去何度か説明したのですが、まぐまぐとしては、トップ頁をしつこく見せたいらしくて、発行人個人の所へは直リンできないようにサイト設計にしていた。たぶんクレームに抗しきれなくなって設計を変えたんでしょうね。いつ頃そうなったのか全く知りませんが。紹介頁が死んでいるのはいろんな理由があるんですが、それを説明する余裕があったらいつかお話しましょう(^_^;)。
散歩ネタは、それが記事のメインになっているというのならともかく、そこまでケチを付けなければならないことでしょうか。そこに好き嫌いがあることは存じていますが、硬軟取り混ぜての日記ですよ。ここにはミリタリーに何の興味も無い人もいれば、健康ヲタな方もいらっしゃいます。過去にも書きましたが、スーパーやコンビニで、普段立ち寄らない棚というのがあるでしょう。自分に必要無いからと言ってその排除を求めて店側がいちいち応じていたら、コンビニで売るものは三日でなくなります。
散歩している暇があったら、運動しなくても済むレコーディング・ダイエットだけで痩せられるんでしょうか。痩せはするんでしょうが、私は全く賛成しません。誰にもそんなことは勧めません。何度でも書きますが、人間は健康に生きるために、必要な栄養素を摂取する必要があります。それはサプリメントだけでカバーできるものではありません。結局は、いろんなものをバランス良く食べるということでしかカバーできません。その時結果的に摂取するカロリーは、人によってはダイエット許容量を上回るかも知れない。とりわけ私のような自宅での机仕事では、その傾向が顕著になります。その分は運動するという形でバランスを取るしかないのです。
私は食事制限だけのダイエットは絶対に勧めません。レコーディング・ダイエット自体、そんなことを勧めているとは思えないですが、もしそうだとしたら、とんでもない思想だと思います。痩せはしても、疾病リスクを増大させるだけでしょう。手術は成功したが患者は死んだ、というのがこの手のダイエットの末路です。
利益最大化を目指すために、ああしろこうしろ、というご意見はあるでしょうが、まず私にとってそれは最優先事項ではありません。これにはいろんな理由があって、一つには、個人が抱え込める読者の総量の限界があります。小説は、所詮一方通行です。1対100万部の一方通行のビジネスが出来る。でもネットワークは、双方向でしょう。ここでは1対1万くらいが限界でしょう。2万とかになったら、バイトを雇ってコメント欄や殺到するメールの管理を委ねるくらいのことが必要になります。この辺りのことは、実際に読者数が増えていく過程で、ノウハウを身につけないとなかなか解らないことです。そこも経験者にしか理解できない。だいたい百人くらいになった所で、小さなフレームが頻発し始め、そこでたいがいの人は挫折します。
ただ、それがインカムに繋がる繋がらないに拘わらず、ページビューが上がることは励みになりますから、アイディアがあればありがたく拝聴しますし、こちらに時間的な余裕がある時に、ちょっとここを弄りたいけれど、術を知らないからご存じの方教えて下さい、と広く読者にアドバイスも求めますし、感謝もします。
しかし何にしても、それを実行できるかどうかは、私個人の体力次第ということになって、必ずしもご期待に添えないことはあるわけです。そこはご理解頂きたい所です。
※ 有料版おまけ 大丈夫か? 地デジ電波
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コメント
本文でのお返事、ありがとうございました。
また、有料版メルマガへのリンク追加、ありがとうございます。
考え方、やり方は人それぞれであるはずなのに、一方的な「改善提案」を押しつけるやり方はまずかったと反省しております。
ちなみに、「提案」で目指したのは、読者数よりもむしろ有料メルマガの購読数やブログの閲覧数の増加です。
お願いの結果追加していただいた有料版のリンクで便利になったと感じてくれる方が何人かでもいてくれるとよいのですが。
今後も一読者として応援していきます。
投稿: a.sue | 2008.12.23 12:05
量的緩和:
「流動性の罠」という言葉があるそうですが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E5%8B%95%E6%80%A7%E3%81%AE%E7%BD%A0
日銀が今回動いたのは、量的緩和政策に期待するというよりも、円高が進むネタを作らないようにお付き合いした程度の事だと思っていますが。
投稿: 黒煎りゴマ | 2008.12.23 12:26
> 経団連としては、不況時に人切ったら、後は行政に面倒見させりゃ良いだろうで
経団連が受け入れようとしている移民もこういう扱いをされるのは間違いないと思います。
> 時々、韓国と断交できたらどんなに気分爽快だろうかと思いますよね。
と思っているのになぜわざわざ中央日報のサイトを見に行くのかが不思議。
投稿: | 2008.12.23 13:02
>メルマガ オマケ P-X & C-X
いま、正にP-Xの搭載品の一部に関っているんですけど、こっちが心配になりそうな位COTS,COTSのオンパレードですね。本来なら開発アイテムにしてもおかしくないアイテムをどんどん外に出してる。これは後々祟るんじゃないかなぁと思ってます。
MはP-Xでは部研にも参加していないのに、AAM-4及びM61A1搭載の4発10座戦闘機案を出してくるなど、ただでさえXSH-60Kの開発遅延やMH-53Eの低稼働で海さんとの関係が険悪な中、火に油を注ぐ始末。最終的には常識的な案を出してきましたが。
日○にC-Xのドンガラやらせる、無理無理。技本の水上自走標的の開発に失敗し、汚点を残しましたよ(技本で開発失敗は過去2回位しかない)。官側担当者は皆さん粛清されました(w YS改だって、振動問題で散々揉めて、しまいにはMに頼れと行政指導された位だし。あの会社は下請けと機体整備が精一杯です。まぁ、現在はKの一事業所でしかありませんけどね。
CをMにやらせれば良かったとのご意見には同意ですが、業界関係のお話を聞いてみるとやっぱり、予算と人的リソースの不足というのが一番大きいようですね。量産で取り帰そうとコストをギリまで下げてみても、何かトラブルがあると多大な追加コストが発生してそこで行き詰まってしまう。COTS化がさらにトラブルに輪を掛けるってところでしょうか。
投稿: keenedge | 2008.12.23 13:09
双腕重機、軍事転用出来ないもんですかね。インターフェース設計がすごいと思います。
http://jp.youtube.com/watch?v=EFNaEaqf5Wg
たった3台の納入じゃあ、作ったメーカーも報われないでしょう。
投稿: ez | 2008.12.23 13:33
>>おまけ
tvkは鶴見のアンテナから飛ばしていて何処でも映りが悪いですからね。
ひょっとしたらテレビの視聴区画を東京都にしてMXTV視た方が、立てたアンテナで視た場合には映りがいいかも知れません。
実際、小田急沿線あたりの北側でワンセグ視てると多摩地区の中継所っぽい所からの東京側の電波は視れても神奈川側の電波は受信しにくい地域が非常に多いですから、こんなんで厚木とか秦野でどうやって視てるのかと言う疑問が残るんですよね。
まぁ、平塚局や山間部の中継局がカバーするから無問題と言うのが建前なんでしょうけど
tvkは地方局としては自社制作の番組が他所に売れていたりして懐具合はマシな方の筈なんですけど、現存のインフラに依存しすぎていてきちんとしたデジタル対応はできないようですね。都道府県単位で視聴局を限定させるような総務省や文化庁の方針は相当不毛ですよね。数々の利権や利害関係、お上のご意向が絡み合ってどうしょうもなくなってるのでしょうけど…
ワンセグ携帯も解約や機種変更するとテレビ視られないような契約になっていますし、そもそも地上波にスクランブルかけるのは不毛だという指摘を無視して爆走中、B粕問題は新しい業者の暗号方式を受け入れてB粕と並立させるのが大前提でレールが敷かれたらしいです。味気ないですが
投稿: 業界インサイダー | 2008.12.23 16:12
>双腕重機
コイツのおもちゃというかミニカーは無いのだろうか?
チビが激反応した。
琴線に触れたらしい。
無論、お父さんの琴線にも触れた。
>トヨタ社長交代、豊田章男副社長が昇格へ 09年4月
この人事自体は規定路線だからいいんだけど、最大の恐怖は「トヨタが通期赤字」ということでしょう。
円高が響いたのは間違いないです。
でも世界的な不況の方がキツイのか?
それとも自ら掘った墓穴(低賃金労働による国内需要の低迷)が止めだったのか?
だって15~6年前に1ドル=8X円になったときも「黒字」だったんですよ。トヨタは。
確か自動車会社で利益率だか利益額だか1位だったはずです。その時も。
手法の賛否はともかくとして、「黒字」を出すのを特技にしていた企業が「赤字」なわけですよ。
たった半年で7000億からのマイナス利益を計上したわけです。
利益を上げる事には自動車業界一のトヨタが。
そこで多くの企業の経営陣は考える。
あのトヨタでさえ赤字。
我々はトヨタ経営陣ほど優秀ではない。
我が社員たちもトヨタ社員に劣らぬとは信じているが勝ることも無かろう。
まずは企業が生き延びるのが先決。
かくして我が社においても人員縮小が決定しました。
12月22日付の幹部社員への通達です。
・派遣社員(主に開発系)⇒契約期間満了を以て全員継続無し。
・期間契約社員⇒上期赤字営業所は半数減(契約期間満了後再契約無し)、営業所間の平均利益率に達しない黒字営業所は契約更新時に内容見直し(給与引き下げ)
まあ期間契約社員(1年更新)は大黒字営業所は逆に増員したりするので、トータルでは大して減らないのでしょうけど。
さすがに契約期間中に派遣を切ったりはしないし、社員寮や社員食堂があるような会社でもないので、妙な差別は無かったですけどね。
派遣会社からは「安くするので継続を。」って言われたらしく、かなり魅力的なお値段だったようですが、そうすると期間契約社員を更に削る必要がある。期間契約社員の中には実質的な中途採用正社員(の手前)もいるので、おいそれと削りたくないという意思が働いたようです。
投稿: 営業マネージャー(所長) | 2008.12.23 16:36
>日銀が今回動いたのは、量的緩和政策に期待するというよりも、円高が進むネタを作らないようにお付き合いした程度の事だと思っていますが。
量的緩和と言うより、CP買い取りで銀行の頭越しに、企業に資金注入しますということでしょう。
それぐらい日本経済は実は逼迫しておるということです。
政策金利は0.1%で事実上0%だから、あとは量的緩和としては
(1)長期国債をじゃんじゃん市場から買いとって、インフレ期待を醸成する。
(2)日銀の直接引き受けで赤字国債を発行してインフレ期待を醸成する。
ぐらいしかないでしょう。
麻生政権も雇用確保のための財政出動として(2)で作った資金を医療と保険につぎ込むようにしkて、「向こう5年間で毎年20兆円の社会保障型財政出動をする」と打ち出せばいいのに。
投稿: | 2008.12.23 16:39
>でも世界的な不況の方がキツイのか?
>それとも自ら掘った墓穴(低賃金労働による国内需要の低迷)が止めだったのか?
これは小泉政権発足後の構造改革型緊縮財政財政が原因ですよ。このせいで、この2001年から日本ではゆっくりと恐慌が進んで、国内市場が縮小しているんです。
車のユーザも中流層が出勤や家族サービスでの移動手段として買うんじゃなくて、ワーキングクラスが自我の誇示を示すために変化しているじゃないですか。アニメキャラ風の美少女を車体に描く「痛車」なんて、完全にワーキングクラスの行動様式ですよ。アメリカのワーキングクラスが腕に入れ墨をほる行動と同じ。
投稿: | 2008.12.23 16:47
>ノースポート
地図なしでいくなら、コジマ電気の前を通りすぎて、梶が谷駅入り口の交差点を右折(高津本局と反対方向)して、その道をまっすぐ行けばたどり着けます。
たしかにアップダウンが数回ありますが・・・。
今を去ること20年前、プラモの箱に書かれた住所をもとになんとかたどり着き、店のショーウィンドウに広がる1/700の横須賀基地のジオラマを目にした時は、本当に感動したものです。
その後、港北ニュータウンに店舗が移ったこともありましたが、あのジオラマはどこに行ってしまったのでしょうか?
投稿: 禿鷲 | 2008.12.23 16:49
>量的緩和と言うより、CP買い取りで銀行の頭越しに、企業に資金注入しますということでしょう。
これは効果が疑問視されていますね。
今、企業に資金注入しても、企業はその資金をより高利の負債の返済に使うだけで、新規投資することも従業員の雇用を増やすこともしないんですよ。
飽くまでも実需が先に無いと、いくら設備投資して従業員雇用しても何の意味もないですからね。
投稿: ez | 2008.12.23 18:03
>量的緩和と言うより、CP買い取りで銀行の頭越しに、企業に資金注入しますということでしょう。
CP買い取りについては随分前から報じられていたので既定路線だと思っていました。
何で今更取り沙汰されているの?って印象です。
意義については大石先生のメルマガの通りだと受け止めています。
つまり、貸し渋り、貸し剥がしを防ぐため。
インフレ誘導も影響を見極めた上なら悪くないと思いますが。
投稿: 黒煎りゴマ | 2008.12.23 18:04
>日本が来年に改正する高校教科書の学習指導要領で、独島(トクト、日本名・竹島)と関連した記述をしない方針を固めたのを受け、韓日両国の関係が回復する動きが出ている。
今の日本は、韓国を助けてやる立場なんだから、なんでこんなことを譲ってやるんだから、皆目不明。
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/folder/507229.html
というか、「通貨スワップやって欲しかったら、河野談話の撤回に同意せい。竹島も返還して謝罪しろ。嫌なら1円、1ドルすら助けないぞ」と、通貨危機を目前にした李明博の前で机の上に足投げ出せば、支持率も上がるだろうに。総理は、何故自分を「ローゼン閣下」と呼んでくれた層の支持を取り戻す努力をしないんだろう。
佐藤栄作程度のリアリズムすら、今の政治家は持っていないのか……
投稿: 土門見人 | 2008.12.23 19:01
> 恐らく今後、欧州方式の医療改革の取り組みがメディアで頻繁に取り上げられることになるでしょう。
まあ、どっちでもいいんですが、イギリスにせよドイツにせよ、その國で医療を受けたことのない人たちが医療提供体制が優れていると主張しても説得力はありませんよね。…それともありますか?
また、いつも繰り返しになりますが、共産主義体制が失敗したのは、自分が何でも知っていると思いこんだ一部のエリート層が、ありとあらゆる反証のサインにも拘わらず、資源配分を最適化する能力が自分たちにあると信じ込んだことによるものです。
集団としての厚生労働省に医師配分を最適化する能力があるとは思いません。
投稿: rijin | 2008.12.23 23:06
来年からもっと酷いことになるから
内部留保金は生き残る為に必要なのに
派遣の為なんかに使えない。
最悪半減必死の状態なのに。
現状認識甘すぎ。
投稿: | 2008.12.24 00:23
>有料版
昔の横浜市、特に神奈川区や鶴見区の山の方はTVKどころか民放の難視聴区域でしたね。特に競馬者にとって競馬中継をやっているTVKが視聴不能はかなり腹が立ちました。あの辺のマンションはCATVを導入したのが分かるような気がします。ただしそのCATV会社もクソですが。
その後ランドマークタワーに中継所を建てたのであれが見えるところはかなり改善されたようですが、現在のところ地デジに対応するのは未だに未定だと。
投稿: 剣 | 2008.12.24 00:25
>>投稿: | 2008.12.24 00:23
コピペ失礼。
大手企業の経営者と株主の視点から一行書き換え。
>来年からもっと酷いことになるから
>内部留保金は生き残る為に必要なのに
>社員や下請けの為なんかに使えない。
>最悪半減必死の状態なのに。
>現状認識甘すぎ。
しかし、トヨタクラスになれば株主と経営者は海外展開で生き残る。
投稿: 業界インサイダー | 2008.12.24 00:41
>内部留保金は生き残る為に必要なのに
トヨタの内部留保は30兆円を超えているそうですが。
これは日本政府よりも使える現金が多いと言うこと。
今期の損失が1兆円でもびくともしないでしょう。
投稿: ほるほる | 2008.12.24 00:50
>>投稿: | 2008.12.24 00:23
コピペだけだとつまらないと思うのでマジレスしておきますが。
ぶっちゃけ、下で足の引っ張り合いやってるような事態じゃないんですけどね。
運良く正社員で生き残れても仕事のノルマはきつくなり人は少なくなる(そして、役員報酬や株主配当が削られるのは最後の最後…株主配当が最後の最後の最後か)。
路頭に迷い出て喰い溢れて死ぬか仕事に押しつぶされて死ぬかの違いしかなくなります。
現状の下ばかり見て下に行くほど強固に自己責任が求められる構造を維持したままでは一年先に「あの時クビにされてた派遣君たちはまだ良かったよな…」と大半の正社員が過労で心身とことん病んだ末のリストラ攻勢で憤死しかけてるのに全財産を賭けてもいいくらいに確信していますが…
連合が既得権益死守しか考えずにストライキ路線を放棄するからこういう事態になった所もあるし、闘争や共闘・連帯と言う物をダサイだなんだとしつづけていた、それこそ自己責任の側面が大きいですけど。
投稿: 業界インサイダー | 2008.12.24 00:52
>一年先に「あの時クビにされてた派遣君たちはまだ良かったよな…」
どこかの地方自治体で大手企業が700人派遣のクビ切って、行政が用意したのは住宅40戸と臨時職員10人採用とかそんなもんですからね。
実は真っ先に切られた連中が一番早くセーフティーネットにありつける可能性が高くて、これからクビを切られる連中は既に公営住宅も満杯、職はなし、支援資金は枯渇という本当の地獄に直面することになります。
来年は自殺者が5万人の大台に乗るかも知れませんね。
投稿: ez | 2008.12.24 01:56
十数年前の円高のときは、日本全国がバブルで沸いていたし、世界的には一部(アメリカ)を除き景気そのものは良かったので、需要の落ち込みは無かった。だけど、今回は世界的な総需要の落ち込みが顕著に表れています。輸出産業で儲かりそうなところはなさそうです。韓国や中国の企業でも、財務が自転車操業的ですから、例え少しの輸出低下でもすぐ赤字に陥る可能性があります。
身内に〇立の派遣がいますけど、契約期間後の延長はなさそうです。先週、人事担当の人にそれとなく言われたそうです。派遣会社の方でも「次」が探せないらしく、来年度は無職の予感だそうです。
投稿: | 2008.12.24 07:26
>まあ、どっちでもいいんですが、イギリスにせよドイツにせよ、その國で医療を受けたことのない人たちが医療提供体制が優れていると主張しても説得力はありませんよね。…それともありますか?
在イギリスの日本人で、年金生活を送っている高尾 慶子さんのエッセイを読むと、イギリスの普段の医療や年金の手厚さが分かりますよ。
「 イギリス ウフフの年金生活」(文春文庫) 高尾 慶子(著)
『イギリス人はおかしい』の著者も在英20年、いまや英国政府から年金をもらい、贅沢は出来ないけれど、人間の尊厳を保つには十分の生活をしている。郊外の新築住宅の家賃は8割補助、医療費も交通費も無料だし…。年金制度の危機にある日本とは大違いだ。「日本を捨てて、よかった!」とすら言う、快適年金暮らしをレポート。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9-%E3%82%A6%E3%83%95%E3%83%95%E3%81%AE%E5%B9%B4%E9%87%91%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%AB%98%E5%B0%BE-%E6%85%B6%E5%AD%90/dp/4167123150/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=books&qid=1230073916&sr=1-7
投稿: | 2008.12.24 08:13
>トヨタの内部留保は30兆円を超えているそうですが。
三つ子の赤字神氏いわく、
「自動車会社が政府の緊急支援を受けることはないって、そりゃそうでしょう。
■トヨタの保有する現預金(08年9月末時点):1兆8506億円(資産合計 32兆円)
http://www.toyota.co.jp/jp/ir/financial_results/2009/semi/yousi.pdf の貸借対照表(バランスシート)より
■ホンダの保有する現預金(08年9月末時点):9544億円(資産合計 13兆円)
http://www.honda.co.jp/investors/financialresult/2008/2008_2nd/09.html?size=1 の貸借対照表(バランスシート)より」
「トヨタは今期の連結営業利益(損失)が1500億円赤字になると報道しましたが、十年くらい同レベルの決算を続けてもびくともしないのではないでしょうか。そしてもちろん、トヨタのことですから次期決算におけるV字回復を演出するために、今期の赤字額を膨らませた可能性も否定できません。」
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/21983127.html
投稿: 土門見人 | 2008.12.24 09:19
トヨタの業績V字回復・・・
次期社長の求心力確保のためのお膳立てかも。。
しかし、株式公開したグローバル企業で「大政奉還」などという超古臭いことをやってしまう企業の体質に_| ̄|○
投稿: MS | 2008.12.24 10:19
>在イギリスの日本人で、年金生活を送っている高尾 慶
>子さんのエッセイを読むと、イギリスの普段の医療や年
>金の手厚さが分かりますよ。
アッパーミドルの女性の一エッセイで彼我の経済状況の全てを論じうると思える人って…
がいしゅつだけど(↓
こんなとこだとは思わなかった
http://www.geocities.jp/jgill37jp/index.htm
投稿: truly_false | 2008.12.24 11:23
truly_false 様、先に同じページを紹介されていましたか・・・・
英国の医療制度がウンコであることは、医療従事者ではない私ですら知っているんですがね。なんでイギリス賛美をするのかさっぱりわからない放送でした。
高尾 慶子とか言う御仁は、プライベート病院を金の力で使っているのか、都度、ドーバーか大西洋を渡っているんじゃないですかね。
在米英日本人や、日系人の良く使う技は、日本の血縁宅に逃げ込んで、国民健康保険にすぐ加入し、その足で日本の病院に通うことです。昔は、背格好の似ている日本の縁者の健康保険証を使う人もいたそうです。
投稿: 番場蛮 | 2008.12.24 16:11
飯島愛が無くなったというテロップをみたのでWikipediaを見に行ったら、既にその旨記述され、現在進行テンプレが張られていた・・・
早いなぁ。
投稿: 番場蛮 | 2008.12.24 16:13
ほるほるさん
>トヨタの内部留保は30兆円を超えているそうですが。
>これは日本政府よりも使える現金が多いと言うこと。
今季の2Q決算で連結の総資産が33兆、負債が20兆のトヨタの内部留保が30兆円となる理由、及び内部留保が現金同等物で保持されており、生産設備などへの固定的な投資に使用されてないと判断した根拠につきご教示いただけると助かります。
尚、トヨタの流動資産と流動負債は共に12兆円と均衡しています。
投稿: 紅 | 2008.12.24 19:01
投稿: | 2008.12.24 08:13 さん、こんにちは。
知らずに揚げ足取りしているのならともかく、知っていて敢えて国を誤ろうというのであれば、それはどうなんでしょうね。
投稿: rijin | 2008.12.24 21:18