農民の敵は誰か?
※ 石破農相「減反の維持や強化は賛成しない」
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090511AT3S1000C10052009.html
今日発売の週刊アエラが「農業バブルが来る」という特集を組んでいます。
http://www.aera-net.jp/summary/090510_000844.html
昨日の番組で気の毒だったのは、農業をやりたいからと教師を辞めた若者が、ひとまずJAで働き始めて、スーパーで棚の管理とかしている。それでスーパーの裏でしょうか、猫の額ほどの空き地で、勉強と称して家庭菜園みたいなものを細々と作っている。
それで、農地の仲立ちをNPOみたいな人々がやってて空き地を探して彼に紹介してくれるんですけれど、そこに行ってみれば、あんな所、台風が一発来ただけで取り付け道路が崩落しそうな険しい山の中で、それはまだしも、島の北端部だから、そこで収穫した野菜を南部の市場まで運ぶための方法と時間を考える、とても農地としては適さない場所で、持ちかけられた側はちょっと考え込んでしまう状況がある。
いっぺん、農業政策を止めましょう。減反政策も止め、農地の税率も上げて、そこから収益を上げられない人間は手放さざるを得なくする。昔、炭鉱を止める時に、竹村健一が、あんたたちへの補助金を廃止して、仕事を取り上げて給料を渡した方が遙かに安くつく、みたいなことを主張していた時期があったじゃないですか。
敢えて刺激的なことを言いますが、農業を止めたからと言って、日本の消費者は困らないでしょう。海外から圧倒的に安くて、そこそこ美味い米が入ってくることでしょう。昔、不味いタイ米に頼らざるを得ない時期があったけれど、今では他に調達先もあるし、米食自体が減っていることを思えば、米に煩い消費者に提供するだけの品質を持つ米は海外で手に入る。小麦粉だって同様。日本の経済力なら、食料は買えます。逆に、リンゴでもサクランボでも苺でも、世界に出て行ける農民は、今後とも何の心配も無い。長野産の野菜は今後とも高い値段でスーパーに並び続けるでしょう。
もちろん私は、原則的には、食料安全保障は必要だと思っているし、自給率は向上させるべきだと思っています。ただし、そのために、非合理で不合理でいわれのない税金を支出することには反対します。これだけの税金を注ぎ込んで、自給率が回復しないばかりか、高齢化も阻止できずに、農業を誰も継がないのは、そこに展望が無いからでしょう。その展望の無さを作ったのは誰ですか? 消費者じゃないですよ。
限界集落での山林保護や環境整備はどうするんだ? ということなら、全ての補助金を廃止し圃場整備も止めて、それ専用の税金を出せば良い。遊休農地の税率を上げれば、それも収入増になるでしょう。
それらをやった上で、儲けを出せる自信がある農民なり法人に、儲けが出るだけの規模での農業をやって貰いましょう。意欲のある農民はさらに営農面積を拡大できるじゃないですか。
日本の農業を潰してきたのは消費者じゃない。日本の農業を潰してきたのは、農民自身でしょう。あなた方が戦うべき相手は、消費者でもないし、マスゴミでもない。農協であり、減反政策死守を訴える議員であり、そのバックにいる農民と称する連中の票でしょう。
日本の農業を変えようと意欲ある人々を応援したい、と国民も消費者も願っているのに、その足を引っ張っているのは誰か? 農業を守ってきたという自信がおありなら、そこをまず考えて欲しい。これほど産業や科学が発達して比類無き国際競争力を得た我が国で、どうしてひとり農業だけが取り残される羽目になったのか? その責任は消費者にあるわけじゃない。
* 先進国では、手を代え品を代え農業への補助があります。しかし、日本ほど大規模営農化を妨害し、一方で、営農意欲の疑わしい人々に湯水のように税金を支出している国も珍しい。挙げ句に農業保護の名の下にわけのわからん公共事業が全国で繰り広げられている。国民が納得する補助なら、今後とも喜んで出しますよ。
そこに守るべきものがあったとして、政策合理性があり、納税者の理解が得られるなら、今後とも税金は支出されるんですよ。所が、その農業の中にいる人々からすらそっぽを向かれている制度をこのまま延々と続けることに対して、消費者&納税者はもうNO! だと言っているんです。
※ 3千トン級潜水艦、2020年から順次戦力化
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2009/05/10/0200000000AJP20090510001100882.HTML
>事業費規模が相対的に大きいKSS-III開発と空中給油機、高高度無人偵察機の導入事業を順延する方向で計画を手直しした
これらの計画は、本気で日本を仮想敵国とし、アメリカに対して真顔で日米安保破棄を迫った前政権時代のプログラムなわけですね。
でもこの人たちの不思議な所は、P-3Cにしても潜水艦にしても運用経験が無いから、日本向けに装備するくせに、訓練を「自衛隊にやらせよう」とかまたまた真顔で言ったりするんですよね。これ、空中給油機は、F-15Kで東京空爆を決行するため、よくて竹島を日本から守るためでしょう。グローバルホークだって、日本を監視するためだ、と米軍に公言したらしいし。
潜水艦にした所で、3000トンの通常動力推進艦は、AIP等の次世代型推進装置を別途搭載するからこんなに大型化するわけですが、当然そんなものを開発する技術は持ってないから(事実上日本しかその技術は持っていない)、連中は何をやらかすかと言えば、神戸辺りでエンジニアをリクルートすることになるんでしょう。
「パスポートに判は残さないから。香港辺りから入ったことにしましょう」とか、何なら「香港なりグアムに偽装オフィスを作りますからそこで技術指導して貰えれば…‥」みたいな感じで仕掛けて来るんでしょう。
日本のメーカーは過去の苦い経験から、パスポートの会社での預かりや定期的な提出を義務づけているみたいだけど、退職したエンジニアまで縛るのは難しいですからね。これはちょっと防衛省全体で技術保護を考えなければならないかも知れない。
それで、この計画がナンセンスなのは、韓国の周辺て、対馬がそうだし黄海もそうですが、全般的に浅いんですよ。大型の潜水艦が作戦行動するには全く不向き。ほとんど日本海でしか使い道の無いものをあからさまに配備しようとしている。
*ルポ:韓国の潜水艦乗組員らの食事
http://www.chosunonline.com/news/20090510000014
いや、海洋深層水を云々言うほど潜水艦は潜らないって。
*【コラム】済州海軍基地の重要性(上)
http://www.chosunonline.com/news/20090510000015
あんたたちも敵が多くて難儀やねぇ~。
※ 【新書】『ジオン軍の失敗』岡嶋裕史著
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/090510/gam0905101015000-n1.htm
別にたいした話じゃなくて、ガンダムが戦っている外で、ジムとボールが大量生産されて反撃していた。それに対してジオンは、ザクもドムも大量生産できなかった、ということでしょう? それはドイツ軍とソヴィエト軍の戦いを見ても明らか。オーバー・テクノロジーな兵器でも出てこない限りは、総力戦では、生産力=数が物を言うんですよ。
所で、2ちゃんのスレでは、この次は「失敗しても昇進するシャアの研究」本が出るんじゃね? とあった。確かにそれはありかも知れないw もっとも、負け戦を繰り広げている軍隊では、旧日本軍みたいに、負けようが部隊を全滅させようが将官は出世したもので…‥。あれ? どこかの国の官僚機構もそうですよね。
※ バターン死の行進、元米兵捕虜に公式謝罪 日本政府
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090510AT1G0802F09052009.html
同盟国だし商売相手だから、謝って良いんだけども、一度これを始めたらきりがないでしょう。国内で嗅ぎ付けて中韓にご注進する輩は必ず出て来て、あっちで謝罪してどうしてこっちで謝罪しないんだ、という話になる。
↓その他の話題はメ-ルマガジソにて
※ <ソマリア海賊>日本企業、EU軍頼み 政府動かず「待ってられない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000003-maiall-int
※ 折り畳みテレビ、夢じゃない 伸び縮みする有機EL開発
http://www.asahi.com/business/update/0510/TKY200905100141.html
※ 難関化する公立中高一貫校、検証へ 文科省
http://www.asahi.com/national/update/0510/TKY200905100144.html
※ 東芝:5000億円規模の資本増強、今期500億円の当期赤字を予想
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK027695820090510
※ 前日の空虚重量70.8キロ
ここしばらくの滅茶苦茶な生活リズムが影響したのか、久しぶりに背中が痛い。今朝も大小7個の苺を収穫する。なんでこんなサイズの苺を昨日まで気付かなかったんだろう…‥、という特大サイズもあって、人間の視覚はいい加減なんだな、と実感する。
※ 部屋に缶詰「パソコンほしい」 ホテルでの「停留生活」
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200905100037.html
今朝、デニーズで朝刊を読んでいたら、ホテルに缶詰された高校生らが退屈で死にそうだ、という記事があるんですよ。やることがない、というのは羨ましい話ですよね。しかし、学生さんに勉強しろと言ってもそこは辛いものがあるだろうし。
でも、やりようはあって、たとえばNTT辺りが素早くシステムを持参して乗り込んで、「教室との間にテレビ電話回線を引きますから、どうぞ普段通りに勉強して下さい」とか、ゲーム・メーカーがオンラインゲームなり持ち込んで「ほら、君は一人じゃない。戦友と共に戦え!」とやれば絶好のパブリシティになるでしょう。
私らの場合は、PC仕事だから、それさえあれば何とか仕事は出来るから気にならないし、それも不可能なら、終日寝ころんで本を読んで過ごせば済む話なれど、今の忙殺される現代人に、「一週間ホテルに隔離します。休暇と思ってごゆっくり過ごして下さい」なんていうことになったら、一日二日で発狂しそうですよね。
貴方は、ホテルで一週間生き抜く覚悟がありますか?
※ 有料版おまけ デニーズにて
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コメント
>日本の農業を潰してきたのは、農民自身でしょう。
ひどいな~そんな言い方w
農家=地主という捉え方をすれば、近代のある時点で10倍くらい農家が増えた時がある(数字は適当な感覚で書いてますが)。あれが無ければ適正な耕地面積と農業人口で農業が運営できたという考え方は無いのかな?
投稿: k-74 | 2009.05.11 10:13
>あれが無ければ適正な耕地面積と農業人口で農業が運営できたという考え方は無いのかな?
全くその通り。
GHQによる農地解放が全ての元凶でしょ。
田畑は小分けにされ、タダ同然で手に入れた小作人は3代も続かず離農者となる。
専業農家なんて極僅か。
それを糊塗するためにパッチワーク的に保護政策をやるもんだから悪循環に陥っている。
現在の農地法もこう言った人たちを保護するためだけの法律。
戦後史観にドップリ首まで漬かったマスコミは絶対に指摘しませんけどね。
日本のタブーの一つですな。
投稿: | 2009.05.11 10:29
※ バターン死の行進、元米兵捕虜に公式謝罪
シベリアに引っ張っていった200万人に対し、ソ連・ロシアは一度も謝罪なんぞしてないわけで。
投稿: | 2009.05.11 10:37
> 貴方は、ホテルで一週間生き抜く覚悟がありますか?
20年前に乗ったシベリア鉄道がそんな感じでしたね。徳川家康を読んでました。
投稿: おめだ | 2009.05.11 10:46
>死の行軍
陛下がカナダの帰り(ほんとに行くのか?)真珠湾に献花に寄るのだが、海軍にばかりといわれないように、バランスは取らないとね。空軍は沢山糞を垂れてくれたのだから、頭を垂れる必要はありません(ぁっ、勲章やっちゃっているOTL)。
>神戸
80年前の神戸では、ドイツ人をリクルートして偽装オフィスを(ry
>ホテル
当然○宙chを高校生にもみる権利は保障されているんだろうな。
投稿: pongchang | 2009.05.11 10:50
農政の問題も、既得権を守り続けた弊害が大きいのでしょうね。
件の番組では、農業をやりたい若い人々が農業に入れない、一方では農家は高齢化が進んでいるのが問題などと言っている。
個人的な暴論は承知ですが、検見法と田畑公収制でも行えば良いのだと思います。 検見法とは、農地から期待できる生産を規定し、それがなければその部分は課税すれば、宅地転売待ちの優良な農地を休耕などは出来なくなります。
課税部分を払えないとのことならば、国に物納して貰って、若い農業の担い手へ還元すれば良いのだと思います。(例として期待される生産量を満たしていれば10年間無税など)
少なくとも、宅地転売待ちや、練馬区などの周辺地価に釣り合わない農地については課税強化は必要でしょう。 それが問題ならば地域の共同体が、保護対象にするのは自由ですが、保護対象農地は売却禁止して生産の義務は負うべきと思います。 いきなり僻地で農業をやれと言うよりは、都市近郊で野菜なりを作り、ささやかでも経済的自立が出来ることが若い農業人口を増やす重要な事項と思います。 まず、都市および近郊の遊休農地を、農業の希望者や意欲ある農民に開放するべきと思います。
投稿: 外資社員 | 2009.05.11 11:15
1993年10月に訪日したロシアのエリツィン大統領が天皇陛下の前で深々と頭を下げて、シベリア抑留者問題について旧ソ連の責任について謝罪しまし、さらに抑留者団体代表Tの会見においても深々と頭を下げて謝罪し、細川護煕首相との会見の席においては、テレビ中継されるカメラの前で1分間頭を下げて謝罪しているが?
一回の公式訪日で一国の元首が他国の元首に頭を垂れて謝罪しているのに過去一度も無いなんてのは何処からきた話だろう?
投稿: | 2009.05.11 11:31
> ソニーとかと比べると、ほとんど無傷と言っても過言ではないほどの経営状況
2009年3月期と、2010年3月期のそれぞれの純利益はそれぞれ、
東芝 -3500億円,-500億円(予想)
ソニー -1500億円,未発表
であり、東芝はかなりやられています。
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/6502.t/cestimate/
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/6758.t/cestimate/
投稿: | 2009.05.11 11:37
>農民の敵は誰か?
スンマセンが...orz
農業したこともなくて、毎週ジャンクフードや冷凍食品を食って
費用対効果の限定的な田舎の道路建設を都会の視線で批判して無駄と宣い
干拓事業やダム建設を闇雲に批判して次善の策に見向きもせず、
農民(農業)批判してる人たちですね。
投稿: nao_c/w | 2009.05.11 11:50
そうりゅう型で日本でも本格導入されたAIPですが、日本も当然の事ながら技術
導入しており、スウェーデンのコックムス社製スターリングエンジンを装備し
ています。ですから、日本でAIPを設計できる技術者はいない筈です。
また、そうりゅう型の後は、海自は燃料電池潜水艦を装備する意向を持っている
ようですが、これも技術導入するのであれば、相手はドイツですから、214型を
装備している韓国は既に保有している技術という事になります。
投稿: ysaki | 2009.05.11 11:52
>エリツィン大統領の謝罪
ロシア政府として謝罪したわけはないでしょう。
シベリア抑留者を前にした謝罪では、あまりに大仰で芝居がかっていたため元抑留者たちは苦笑いをしていましたね。
当時のロシアの状況から個人的に謝罪したほうが得と考えたので、極めて打算的な謝罪。ロシア人というのは本当に油断のならない相手だとつくづく思いました。
シベリア抑留者の問題については故胡桃沢氏が日本とソ連の密約ではないかと怒りの矛先を日本政府や瀬島氏に向けていました。
抑留者に頭を垂れ、謝罪するのは日本政府自身かもしれません。
投稿: | 2009.05.11 12:16
>>日本とソ連の密約
瀬島龍三が当事者らしいですが何も言わずに死んでしまいましたね。
投稿: | 2009.05.11 13:29
※ 難関化する公立中高一貫校、検証へ 文科省
親の所得制限すれば解決。
金銭に余裕のある人は私立へ
金銭に余裕のない人は中高一貫校へ
もちろんそこまで学業に熱の入らない人は
地元公立へ
年収600万くらいを線引きにすればいいでしょう。
首都圏では700万か800万まであげてもいい。
投稿: | 2009.05.11 13:34
>【新書】『ジオン軍の失敗』岡嶋裕史著
SF&架空戦記作家の林譲治氏はこういう分析をしてましたな
・ブリティッシュ作戦の失敗
本来軍事中枢を壊滅されて継戦能力を著しく減退させられた連邦政
府に対し有利な講和を結ぶはずが逆になって連邦政府を弱体化さ
せ連邦軍が政府に代って軍政を行うことを促進させた。
しかしそれによって軍事政権の正当化をしたい連邦軍とジオン公国
はお互いに主権者として認めあったからこそ南極条約を締結してい
る。
よってこの時点でジオン公国は独立を認めさせるという戦争目的
は達成された。
(そもそも終盤戦でデギン公王が和平交渉に赴いた相手は
レビル将軍であることがそれを裏付けているだろう)
・地球に降下して支配地域の軍政にジオンが人的リソースを食われ
たこと(ジオンの初期の快進撃は連邦軍の戦略的後退であった)
・ジオンは地球に降りずにルナツーしか宇宙に拠点のない連邦に対し
徹底的な封鎖を行なってにらみ合いをしていれば負けずに済んだ
http://www.asahi-net.or.jp/~zq9j-hys/idea15.htm
投稿: | 2009.05.11 13:38
>AIP
日本ではAIPについて散々、燃料電池、ワルタータービン他様々な方式の研究試作や所内試験をやったあげくにスターリングエンジンを選択し、コックムスからKHIが技術導入を行ったうえで、試験潜水艦(あさしお)に搭載してこれまた散々テストを重ねた上に量産にこぎつけてますから、吊るしのものを買ってきた何処かの国と一緒じゃないですよ。実はAIPとは今の仕事でちょっと関わっているんですけど、かなり日本独自のものです。また、AIPの行き着く先は燃料電池であることは疑いのないところですが、水素タンクの脆化問題が解決できない以上、ちょっと慎重にならざるを得ないですね。(ドイツのやつは水素吸着合金を使ってますが、あれはあれでちょっと) 無論、現在も国内で研究開発を継続して行ってます。
それから、AIPについては本質的に以下の問題を有します。決して万能ではありません。
1. AIPの出力が小さいこと(モーター出力の約1/10)
2. 水素・酸素タンクの脆化(酸化)問題
3. 非攻撃時のダメコン、脆弱性(タンクを外殻においてますから、内殻にパイプを通さねばなりません。)
4. 船価の高額化、船体の大型化(日本のやつはかなり頑張ってますが)
究極は軽油改質型燃料電池+リチウムイオンバッテリー(既に試作済)でしょうか。
投稿: keenedge | 2009.05.11 13:45
>ルポ:韓国の潜水艦乗組員らの食事
潜水艦の生活、特に通常動力艦といえば、特有のディーゼルスメルで有名とゆーか、香辛料を多用する料理中心では臭いが大変なんじゃと思ったら、我れらが海自も結構多彩なメニュー
「中華」にキムチ関係が入っているのはともかく、
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/family/recipe/archive/cyuka.html
「洋食」も簡単パエリア、トマトもつ鍋、ガーリックスープetc
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/family/recipe/archive/yoshoku.html
やたらと潜水艦部隊、特に「ふゆしお」のメニューが充実しているのは、艦内での楽しみが少ないせいか?、調理員が熱心なんでしょうね
>ホテル
>当然○宙chを高校生にもみる権利は保障されているんだろうな。
有料放送は冷蔵庫などと同じく自腹、フロントで精算、恐らく修学旅行で利用などの場合、利用制限出来る様になっていると思われます。
この際ですから、密閉空間での過ごし方に慣れたサブマリナー上がりを協力本部から派遣して、ノウハウ伝授、ついでにリクルート活動を図ってはどーでしょうか?
>農民の敵は誰か?
まあ、あえて言えばJAかと言う事でしょうが、資機材一式から預金・ローン・共済とお財布関係一切を把握され、田畑という他の金融機関では扱い難い担保でも、高校出たばかりのコドモに買い与えるクルマや、結婚後すぐに農地転用で格安の土地に建てる家、といった物に与信が与えられ、取りあえず農業を続けている限り、生存を許されているという農家が大半なんじゃないでしょうか。
勿論、お手盛りと言われても当然の、手厚い保護が有るのも事実ですが、選挙には必ず行き、利益を代表する者に票を集約するという、デュープロセスに乗っ取った、いや則った方法で実現してきた物ですから、単に都市住民の僻みで引っくり返せというのでは、支持は得られないでしょう。
まあ、都市型政党とその支持者に出来る嫌がらせと言えば、農繁期に総選挙をぶつける位ですかね┐(´-`)┌
投稿: yossi | 2009.05.11 13:56
次のようなイベントをやっております。
もしよろしければご参加ください。
4.28 パール判事の日本無罪論購入イベント2
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1241496768/
現在amazon19位です。
『パール判事の日本無罪論』(小学館文庫) 560円
http://www.amazon.co.jp/dp/4094025065
非常に有名な本です。
右寄りの方は「基礎知識」として、
左寄りの方は「敵を知る」ために、
ぜひ御一読ください。
投稿: 田中 | 2009.05.11 14:21
>パール判事の日本無罪論購入
別にパール判事に日本を有罪か無罪か決める権限があるわけでもなし(パール判事ってのは全知全能の神なのかね?)
他国に善悪の判断を丸投げしたがるのは、日本人の典型的悪弊といえますね。
投稿: ez | 2009.05.11 14:35
ez 様
田中氏は5月8日のエントリーにも全く同様の文をコピペしていますし、2ちゃんねる筆頭に多くの掲示板で同様のコピペをしていますからマルチポストの宣伝でしょう。
返答しないほうが削除しやすいのでよろしいかと。
投稿: | 2009.05.11 14:52
>農民の敵は誰か?
それは大石先生、くそみそいっしょくた、すべての農民は悪と決めつけて、農業、農家の生活を破壊しようとする煽動者。
補助金が悪いのなら、補助金をカットすればいいだけではないですか?
毎回言う、農地の税率をあけるのも農地を手放さざるを得ないようにするためだけ。
農地の税率があがったあとに「農業をやりたい人」はどうやって定着させるのか、まったくビジョンはない。
自分でかわいそうな例としてあげた「そこで収穫した野菜を南部の市場まで運ぶための方法と時間を考えてしまう青年」にしても、都市近郊農家をつぶすよう農地の税率をあげれば、都市近郊の運びやすい農地なんて夢のまた夢、かわいそうなままでしょう。
なにか深いお考えがあるのかもしれませんが、先生の文章からは「ぶっつぶす」まではわかってもその後のビジョンがまるでない。
すべての農業は、大規模集約営農のみが善であると勘違いしている。
イチゴは育てているけど、うどん粉病の件でもわかりますが、それがどう手間をかければ、かけなければ売り物レベルになるかまでは考えてないでしょう。
まあ毎日中国産の冷凍ほうれん草やブロッコリーを食べて健康に過ごしてください。
私は都市近郊農家の新鮮な野菜を庭先直売で安価に供給してもらっているのでまっぴらごめんです。
投稿: | 2009.05.11 15:43
>毎日中国産の冷凍ほうれん草やブロッコリーを食べて健康に過ごしてください。
私は現にそういう生活していますから、それで全く構いません。多少のリスクは仕方無いですよ。他人に勧めはしませんが。
>都市近郊の運びやすい農地なんて
こういう考え方をする必要は無いと思います。沖縄の事例がなぜ駄目かというと、あそこには、あの不便な場所から農産物を麓まで降ろして、そこからしかも市場がある南端の那覇まで延々と曲がりくねった海岸沿いを運ぶためのロジスティックスに限界があるから展望がないんです。那覇から先はさらに遠くて高くつくし。沖縄だってそうそう農業の後継者がいるとは思えないのに、どうしてもっと利便性が良い場所に土地が出てこないんでしょうね。
関東圏で言えば、山梨にせよ、長野にせよ、一大消費地である東京に出荷するためのロジスティックスが整備されているわけで、本土に関しては、距離というハンディを縮めるための努力は結実したと言って良いでしょう。大規模営農化は、全ての解決策では無いけれど、それが解決の第一歩になることを私は疑ったことはありません。
都市近郊農家に関して言えば、いざという時の緩衝地帯とか、全く存在価値が無いわけではないけれど、私はそこに税金を投入することや、特別扱いすることに意義を見出せません。
それでも都市近郊の農地が必要だというのであれば、せめて営農意欲のある人々がそこで農業出来るよう、農地を解放して下さい、というのが私の願いです。あるいは、今都市部で流行っている、地域住民に畑を開放して、農業体験させるのでも良いですけど。
農業に限りませんが、日本で今問題になっているのは、何にしても参入障壁です。そこには必ずと言っていいほど規制と補助金がついて回っている。それが雇用の流動化を妨げ、能力と意欲のある人々の足を引っ張っている。私は政治家ではありませんから綺麗事は言いません。既得権者の生活を守ることに関心はありません。自分らの生活を破壊する煽動者だと言われようと、私は胸を張って旗を振ります。自分が訴える未来にこそ展望があると信じているから。
投稿: 大石 | 2009.05.11 16:31
公立中高一貫校
数倍から何十倍の競争率ですから、難関には違いないですが、いわゆる学力試験で入試をやらないから、普通に塾に行っても合格の可能性が高くなるとは思えない。
それよりも、明るくて、元気で、みんなで勉強できる、子供が入れる学校です。
今や、これがハードルが高いわけだけれども、これは塾ではなくて家庭教育の範疇でしょう。
難関であるが、学力ではないから付け焼き刃では無理。
その意味で、そういう子供を育てるために、家庭に金銭的にも余力が必要、という現実はあるけど、それ学校教育のコストの問題じゃないから、難関化という言い方は外れだと考えます。
投稿: 酔うぞ | 2009.05.11 17:05
いえ、其れは消費者です
投稿: HATA | 2009.05.11 17:07
大石先生、コメントありがとうございました。
私が不思議に思うのは、その青年が沖縄のその辺鄙な地方を選んで農業がしたいのか、です。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/agriculture/?1242024468
の例にもあるように、都市近郊型、静岡等にも格安の農地はありますよ。
先生のおっしゃる集約農業をやるため人を集めている人もいます。
ごく一部の成功できない不幸な人をとりあげて、農業をつぶすというのはいかなものかと思う次第です。
また都市近郊型の農家は、米農家と違って減反政策や米価対策による恩恵は受けていないことは申し添えます。
農地としての固定資産税が低いことは、承知しております。
投稿: | 2009.05.11 17:07
私が知っているのは都市近郊農家のみですが、農地転売で 膨大な収入があり豪邸に住み、高齢者が農業をやり、息子達はサラリーマンと二足の草鞋、リストラされれば農業に戻ろう、上手くすれば自分達も農地転売の夢よもう一度と、意欲も理想もありません。
こうした豪邸農家は、都市近郊で鉄道や高速道路にのれば、ずいぶんと見ることが出来ます。
知人が、荒れている遊休地を見て、そうした農家や、地元農協に農業をやりたいと交渉したが、「息子達がいつかやるから」と、門前払いでした。
その後、市会議員や農政課などに訴えたら、件の農地は公開菜園やら、手間いらずのクリ畑になっておりました。
全ての農家が同じとは思いませんし、地方ではもっと厳しい状況があると思いますが、一方では農業をやりたい人間がおり、一方ではいつやるか知らない息子達のために農地を遊ばせておいたり、転売を期待して、収穫する気もないクリ畑にしている風景を見ていると非常に複雑な気持ちになります。
せめて、都市近郊の農地には、転売禁止なり、過去 農地として無税に近い固定資産税を、遡って宅地並みに納めさせるくらいの、税制改革は必要なのだと思います。 そうでないと、都市近郊の農地は、生産性がないままに放置されると思います。
投稿: 外資社員 | 2009.05.11 17:18
>>GHQによる農地解放が全ての元凶でしょ。
もっとも、戦後の経済発展は、農地解放+農業技術の革新で貧困層だった農業従事者(当時の職業構成比率に注意)の購買力の向上のお蔭ですけどね。
#と、吉田茂が明言している。
投稿: | 2009.05.11 19:57
>>農業
いやー、いったいどこの国のお話なんですか?農地持ってるだけであぶく銭、そんなうまい話が転がってるなんて。石原皇帝の君臨する東京帝国?
ここロシア領ドサンコノスクにはそんな話のかけらもない。田舎のボケた親を老人ホームに放り込み家と農地を金に換えようとしたら解体費用で足が出ちゃうから放置、洞爺湖サミットの際、国道沿いのそんな廃屋にもしテロリストが潜んで大統領目掛けてRPGぶっ放したら…と道が解体して回ったなんて話も。
正直に言いましょうよ、東京帝国臣民たる皆がやりたいのは「農業再構築」じゃなく「農地再解放」だって。土地値上がり待ちの都市近郊百姓どもから農地を「解放」すればサラリーマンの僕も憧れのマイホームが持てるよ!
そもそも都市農家なんて日本農業全体に対する貢献度はごく僅か、なのに値上がり待って農地を荒らしてるそれが「日本の農業」の全てだと思われてる。ねえやっぱりコレ、別の国のお話ですよね?
投稿: | 2009.05.11 20:09
日本は、土地資本主義なんだから農地に限らず土地を持ってる人が、有利なんだよ 金持ちの7割は、土地関係で儲けた人たち 残り3割が起業したり、医者だったりなどなんです 土地バブルが起きてた沖縄で農地ね 無いだろ
投稿: たし | 2009.05.11 20:36
うちの田舎の農地の年間借地料は、330坪で3万円だ ビニールハウスの骨組がついてたら五万円だよ
投稿: たし | 2009.05.11 20:42
香港の監禁ホテル釈放の映像見たら、抱き合ってたな。
まるで人質テロ事件(それに近いが)でもあったんじゃないかと思える。
学生たち内部の様子はまるで漂流教室みたいだ。人数が増えれば今の体制が維持できなくなるのは明白だから、いづれ自宅監禁に切り替えるしかなくなるだろう。罹患者は今はひどい目に遭ったと思うかもしれないが、免疫という意味では本当は勝ち組なのかもしれない。
「停留」ホテルの部屋から出られず、やることなし
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090510-OYT1T00036.htm
対策ゼロなら大都市での感染5%…新型インフルで推計
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090510-OYT1T00014.htm
投稿: | 2009.05.11 21:04
北海道には坪1000円をはるかに切る買い手を欲している土地がごろごろある。新規就農者の研修システムもかなり充実してきている。それでもそこそこの規模で開業しようと思えば初期投資に1億は掛かる。だから実際に踏み切る人は少ない。親から贈与税棚上げで農地を受け継ぐからやっていけるようなもの。それでもどんなに大規模化しても穀類のような基礎的な食糧については米加豪には絶対に勝てない。全ての資材、燃料、人件費が世界トップレベル。アメリカあたりの小さな農場レベルでも北海道でやろうと思ったら地代で数億円、しかもこれ、不動産と思ったら間違うよ。一度買ったらなかなか売れない。買い手が無いから。
投稿: | 2009.05.11 21:26
>穀類のような基礎的な食糧については米加豪には絶対に勝てない。
勝てないのは、世界の食糧需要が増えていないからであって、人件費や資源などのコストは関係ないと言っても過言ではありません。
農業が儲からないのは、供給力が需要を大幅に上回っている状態にあるからです。
自給率を高めたいなら、農家を増やすよりも、都市部に農作物工場の高層ビルを建てた方がいいよね。
投稿: ほるほる | 2009.05.11 22:20
大石さんの見たテレビがインチキなのに、 地方に住んでいたらインチキと分かるが、都市部じゃ宅地がすごい価格だから、土地を持ってる人と持ってない人との差が出る 日本は土地資本主義だからな 大石さんがもっと勉強すべき!
投稿: たし | 2009.05.11 22:48
> 世界の食糧需要が増えていないからであって
人口増加、飢餓、エタノール燃料問題を考えると増えていないというのは信じられないのですが。
> テレビがインチキなのに、 地方に住んでいたらインチキと分かるが、
できれば何処がインチキなのか都市部に住んでいる人間にも判るように明示していただきたいのですが。
投稿: 一般書店で | 2009.05.11 23:27
>人口増加、飢餓、エタノール燃料問題
世界人口は減少が予測されていますし、飢餓の原因は経済問題であって人口増加ではありません。
エタノール作物は休耕地や未開拓の土地を利用して生産するので、食糧生産には影響なしです。
投稿: ほるほる | 2009.05.11 23:36
4.28 パール判事の日本無罪論購入イベント2
>
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1241496768/
現在amazon19位です。
『パール判事の日本無罪論』(小学館文庫) 560円
http://www.amazon.co.jp/dp/4094025065
非常に有名な本です。
おもしろそうですね。今度読んでみます。
投稿: | 2009.05.11 23:55
>農民の敵は誰か?
なにかあれば農業はよく槍玉に上がりますが、なんで漁業は上がらんのかね?
それがおおいに不思議だなw
たとえば関西新空港ができたときなんぞ、かなり離れている
兵庫県は神戸市の垂水区の漁師ですら多額の漁業補償をもらってお屋敷を建てて海外旅行をして遊んでいる(おかげで働かなくなった人も
たくさんいるそうなw関西新空港と神戸空港と明石海峡大橋で
バカほど補償をもらっていて、おまけに漁業による収入は
そんなに変化は無いときたら笑いが止まらんだろうな)
だいいいち神戸の漁師が大阪の泉南にまで足を伸ばして漁をする
なんて聞いたことがないし、たとえ行ったとしても燃料代やセリ
に間に合わせることを考えたら意味がないわなw
なのになんで金がもらえんのか不思議ですなw
まあ結局は地元出身の政治家次第なんでしょうけど
投稿: | 2009.05.12 00:39
>「農地再解放」
都市近郊の農地については期間限定で、
「今手放せば売却した分の相続税等は払わなくていいですよ」ってやればみんな喜んで手放しますよきっと。
農民がなぜ土地を手放さないかというと結局のところ
国や地方公共団体を全く信用していないからなんですね。
農地を売ってもがばっと税金で持ってかれて、その税金が
世の中不景気でもかまわず必ず出される地方公務員の高額ボーナス
に化けるっていう感覚がありますから
また爺さんやひい爺さんの世代が戦後の食糧難の時に、食料と物々交換をしに都会の住人が着物とかを持ってきた時の体験が残ってる
からでしょう。年寄りはよく言ってますな
「いざというとき結局は土地持ってるモンの勝ちや」とか
「家の近くの田圃売ったら隣りにいったいどんな変なモンが
引っ越してくるかわからんぞ」とかw
まあ実際にいろんなトラブルありますんで。
投稿: | 2009.05.12 00:59
世界人口の減少が予測!?
ぜひ情報源を明かされたい。
投稿: | 2009.05.12 01:02
世界人口減少 でググればOK.
投稿: ほるほる | 2009.05.12 01:09
> 昨日の番組で気の毒だったのは、農業をやりたいからと教師を辞めた若者が、ひとまずJAで働き始めて、スーパーで棚の管理とかしている。それでスーパーの裏でしょうか、猫の額ほどの空き地で、勉強と称して家庭菜園みたいなものを細々と作っている。
気の毒というか、若者ももうちょっと頑張ってさがせばもっといいところは結構あったはずと思いますよ。
ローカルなニュースなんかだと都会からIターン希望の若くて子供の
いる家族を呼び込もうとしている村の取り組みなんてのがけっこう
出てきますし。
テレビの銭形金太郎見なんて見てると、地方で息子が都会に出てそちらで家を買って地元に戻らず。そこの爺さん婆さんが死んじゃって
家も田圃も荒れちゃうので、かなり安く手に入れてたり借りたりして
住み着いてる若者なんてのがよく出てますね。
投稿: | 2009.05.12 01:15
全部インチキ
投稿: HATA | 2009.05.12 08:24
まず前提条件として、都市近郊のことしか知りませんので、それに対しての意見です。
>農地を売ってもがばっと税金で持ってかれて
農地に限らず、宅地でも同じでしょう。
近郊農家の土地転売利益は、不労所得ですから課税は当然でしょう。
親が、土地転売で数千万円の不労所得があり、それはサラリーマンが数十年のローンを組んでやっと手に入れるマイホームの小さな宅地になるのを見ていれば、親も子供たちはアホらしくて、真面目に働く気はなくなるでしょうね。私も、同じ立場なら、同じ考えになると思います。
勤労に価値を感じず、売れる土地をどれだけ持っているのが価値な、都市近郊農民は、ずいぶんと見ましたし、価値観の相違に驚きました。
(当然のように、全ての都市近郊農民がそうではありませんし、中には貴重な在来種を作り続け、付加価値の高い農業をやれている人もいます。)
そうした遊休資産を、農業をやってみたい人、仕事が無い人の自立に回す(家庭菜園への開放ではなく)ことは、政治のやるべき仕事だと思います。
投稿: 外資社員 | 2009.05.12 08:45
土地という目に見える形なんで嫉妬されるだけで
結局は持っている人間に対しての持たざる人間の嫉妬でしょ。
そりゃ大石先生はいいですよ。相続税100%だからその主張に矛盾無いですから。
投稿: | 2009.05.12 09:53
ほるほる氏へ
現象が予測されるだけで、現状は増加中。
将来の予測だけで現在の需要が増えないから安いというのはどうかと思われます。
飢餓は経済の問題と言われるが、価格は経済の問題でないのか?<分離させるなら流通の問題。
一昨年でしたかエタノール需要による穀物の高騰はいったい何だったのでしょうか。
投稿: 一般書店で | 2009.05.12 10:49
>現象が予測されるだけで、現状は増加中。
生まれている子供の数を数えれば、将来の人口減少は確実だと分かります。
>分離させるなら流通の問題。
分離させる意味は無いでしょう。
儲けがでるなら、流通路はどこにでも延びていくし、価格も変化していくことですから。
>一昨年でしたかエタノール需要による穀物の高騰はいったい何だったのでしょうか。
投機資金とバイオエタノールへの過剰な期待感によるものです。
投稿: ほるほる | 2009.05.12 15:42
> 生まれている子供の数を数えれば、将来の人口減少は確実だと分かります。
それは判りますが、どうして数年後、十数年後の予測が現在の供給過多・価格下落になるんですか?
投稿: 一般書店で | 2009.05.12 16:11
>330坪で3万円だ
高くないです?うちら辺だと一反に米一俵(13000円前後?)がざらにある。荒らすよりましだから。
単純に考えて道の面積なんてたかが知れてるんだからどれほど農地を持ってても道路にかかる確率なんてどれくらい?うちが大雑把に3ヘクタールあって10坪位?昔かかったらしいけど。
宅地だって田舎は集落の周辺しか需要はない、ちゅうか田んぼの真ん中に建てられない。水洗に出来ないから。そもそも子供には庭潰して建てるしよそから来る奇特な人はおらん。以上九州の片田舎限定ですが。
投稿: | 2009.05.12 16:55
>現在の供給過多・価格下落
は、生産技術と流通技術が向上しているのと、各国の生産者に対して補助金が出ているおかげで、作りすぎたり、国内需要で消化できない一定量の穀物が輸出に回されるからです。
投稿: ほるほる | 2009.05.12 18:02
フジのインチキ番組がオカしい! 載せられ大石さんが不満をもちました! 日本は、土地資本主義の国だから古いネタじゃつまんねえだろ! 日本の農業がダメになったのは、農業の予算を、農業土木費に当てて、建設業者にバラまいてる自民党だ
投稿: たし | 2009.05.12 23:41
以下、お耳汚し、いや、お目汚しですので、読み流して下さい(笑)
遊んでみます。皆様、お気を悪くなさらないでください。
>農地転売で 膨大な収入があり豪邸に住み、高齢者が農業をやり、息子達はサラリーマンと二足の草鞋、リストラされれば農業に戻ろう、上手くすれば自分達も農地転売の夢よもう一度と、意欲も理想もありません。
悪徳な農家が自分の土地で慣れた手つきでチンタラ作るネギ1000本
善良な青年が借りた土地で丹精こめ汗を流しながら作るネギ1000本
市場に出回った時の違いはある?
というか悪徳な農家に見えたオジサンは、実は世の中の制度に従順で、許されるがままに自分を思い、また我が子を思いながら、普通に生きてきた正直な人だったなんて落ちはないのかな?別に詐欺をはたらいているわけでも、他人を貶めているわけでも、物を盗んでいるわけでも、人を傷つけているわけでも・・・・なんでも無いような・・・。
>それでもそこそこの規模で開業しようと思えば初期投資に1億は掛かる
そうそう。世間は農家を馬鹿にしてますよね。なんか誰にでも出来るアホな仕事みたいに思ってる。ま、勇んで個人参入してみても、よほどの才覚がない限り、日向ぼっこしているご老人たちの物笑いのタネでしかない。
>なんで漁業は上がらんのかね?
ほんとに。飛行場が海にできると保障があるのに、山にできても保障はない(笑)
知り合いの実家が漁師さんなんですけど、帰省するたびに親父が札束を数えている、と笑ってました。
>>330坪で3万円だ
>高くないです?うちら辺だと一反に米一俵(13000円前後?)がざらにある
13000円前後って、稲作した場合の小作料でしょう。330坪で3万円ってのは畑作で、もうちょい割の良い作物向けでないかい。ビニールハウスの骨組がついてたら五万円なんて、良心的ですね。
投稿: k-74 | 2009.05.12 23:41
農地を宅地に転売して儲かるのは、常識だ 説明しただろ 日本の金持ちは、土地関連で儲かった奴が7割!残りの3割が起業したり医者などと説明しただろ 日本は土地資本主義なんだからよ! 大石さんは勉強したほうがいい
投稿: たし | 2009.05.12 23:50
農業の敵は、農水省予算を農業土木と言う土建屋に回してる自民党かな?
投稿: たし | 2009.05.13 00:18
参入障壁を取り除くべきだという先生の主張には賛同いたしますが、消費者云々のくだりにはいささか異論がございます。
100円ショップに並ぶ商品と同様に、農作物も生産コストでは中国に太刀打ちできないでしょう。しかし、毎日の食事となれば、希少価値の高い、高付加価値のものなどそうそう手は出せない。となると、食料自給率を維持するためには、同等の品質で中国産よりある程度高くなるとしても、国内生産に必要な適正コストを支払う、という消費者の理解が必要になります。
有機無農薬の生産農家などは、そういう意味で、彼らの主義・主張に賛同する消費者の理解を得て経営を成立させている人・グループと言えるでしょう。あるいは、先生のように、国内生産に見切りをつけ、中国産を選択する、という考え方も将来的にはあり、かもしれません。
しかし、現時点で我々は、中国産の野菜その他食品全般を摂取するリスクを、正しく理解した上で、購入時の選択をしているのでしょうか?
国内での農薬等の使用について、否定的に報じるマスコミは山ほどありますが、先の餃子事件以前には、中国での農薬や添加物の使用実態についての報道など、ほとんどなかったように思います。しかし、実態は、米国産牛肉による狂牛病のリスクよりも、よほど高いリスクにさらされていたのではないでしょうか。
そのあたり、中国を含めた諸外国に長期滞在の経験のある方のご意見をぜひ伺いたいと思いますが、いずれにしても、わが国の場合は、安さが一番、の低価格至上主義か、ある種狂信的とも言える有機無農薬礼賛やブランド志向の両極端で、適度に農薬も使い・適度に手間をかけたものに・適切なコストを払う、という考え方が欠けているように思います。
現状の補助金等諸制度が、既得権保護の手段に成り下がり、うまく機能していないのも事実だと思いますし、生産者(農家)の努力が足りない部分があるのも確かだと思いますが、消費者側にも改めるべき点があると思います。また、個人的には、産油国の生産調整による価格操作等を、食料でやられるのはつらいので、自給率のこれ以上の低下は、極力避けるべき、と考えます。
投稿: ya-mana | 2009.05.13 03:30
ひとつ言い忘れ。
農業に参入障壁があるのは事実ですが、農業が儲からない(設けるのが難しい)産業であるのも事実です。政治家は世襲が多過ぎて困っているのに、農家の息子・娘のほとんどが専業農家を目指さないのが何よりの証拠┐(´-`)┌
投稿: ya-mana | 2009.05.13 03:46
くりかえし、都市近郊に限った話ですが、
農地の宅地への転換自体が、本来のあるべき姿に反しているでしょう。
住宅、土地価格も下落し、国民人口が減少している現在、農地の宅地利用は今後は法律で制限するべきというのが私の主張です。
これが認められたのは、都市近郊に安価な土地を供給する、インフラ開発に大きな土地が必要だったから。 土地の転売価格は、農民への補償にもなっていたから、ある時点までは意味があったし、その時流の乗った人は運がよかっただけ。そんな特例は、もう終わりにすべきです。
道路など公的な利用への転換は別として、固定資産税が無きに等しい農地を、「農地以外への利用可能な私的な資産」と考えること自体が誤っているでしょう。 農地は、歴史から見えても、海外でも、公的インフラと見る政府がほとんどです。
>農民の敵
都市住民から見れば、身の回りで見える、農地に立てた豪邸に住み、まじめに農作もせず土地転売利益を今だに期待しているエセ農民こそ、ネガティブイメージの最たるものです。
都市で失業した人が、こうした人々に憎悪や嫉妬を覚えるのは当然であり、政府が失業者の再就職先で農業を検討したが、農地を貸して貰えませんなどと回答すればさらにネガティブイメージは拡大するでしょう。
少しでも、農作業の大変さを経験すれば簡単な仕事ではないことはすぐに判ります、しかし、その機会しか無ければ、理解を得ることさえできません。
そうしたエセ農民のイメージが、地方で苦労している農民も、一緒に見られるような誤解を招くことこそ、農民や農業の敵だと思いますよ。
都市住民にとっては、目の前で見える農民を自称する人々が、一番強烈な印象ですので。
投稿: 外資社員 | 2009.05.13 09:08
>土地の転売価格は、農民への補償にもなっていたから、ある時点までは意味があったし、その時流の乗った人は運がよかっただけ。そんな特例は、もう終わりにすべきです。
宅地としての転売価格には、宅地並みの課税が課せられますし、
その年度の所得税についても同様。
相続に関して、農地としての相続なら相続税が安いが、
それを20年間農地として使用しないと農地として相続したと認められない。
宅地に転売すれば20年間は遡って相続税を支払わなくてはならない。
だから「植木の畑」なんてものが生まれる。
税務署は近郊で遊休農地の調査だってやっているのだよ。
20年間なんとか、農地としての体裁をもたなきゃならないだけで塩漬けにしているわけだ。
そういう例が外資社員氏や先生の「嫉む」近郊エセ農民であり、農地での相続をして宅地並の価格で売却したときの差益が彼らの狙っているお金。
だから、農地の宅地転売は永遠に遡って相続税を支払わせるよ、でおしまい。
耕作する気のないエセ農民は遊休農地を売却をするよ。
投稿: | 2009.05.13 09:45
>価格で売却したときの差益が彼らの狙っているお金。
だから、農地の宅地転売は永遠に遡って相続税を支払わせるよ、でおしまい。
耕作する気のないエセ農民は遊休農地を売却をするよ。
そうした考えが、税収も含めて、もう成り立たないと言っているだけですよ。都市近郊の不動産や、宅地の地価下落で、耕作地の一部売却で専業農家に豪邸が立った時代は、二度とないでしょう。
過去の夢をもう一度と後生大事に抱えてた遊休地を、真面目に耕作すれば、誰もエセ農民などとは言いません。
高齢化で、耕作が出来なければ、既存の農家への編入や新規参入者が入れるような試験農地として利用できるように、政治が主導するべきと言っているだけ。
にも関わらず、農地を無理に転売すれば、さらなる地価下落と、専業農家が続けられない小規模兼業農家が増えるだけ。 (または廃業農家が増えるだけ)それが、いま都市近郊でおきつつあること。ならば政治主導で事態を変える以外ないでしょう。 繰り返しますが、農地の宅地化は、都市拡大で宅地供給が必要だった時の非常措置でしかありません。
確かに、農地を売りきれば、もう農民ではないからエセ農民でもなくなるかもしれないが(笑)
投稿: 外資社員 | 2009.05.13 11:15
持たざる個人の妬みで、産業をつぶすのはやめてほしいな。
>都市近郊の不動産や、宅地の地価下落で、耕作地の一部売却で専業農家に豪邸が立った時代は、二度とないでしょう。
都下でも農地がつぶされて、コンビニエンスストアやホームセンター、レストラン、アパート、個人住宅の分譲、マンションでもなんでも建ってますよ?
売り主の農家には利益が一銭もないとお思いか?
どこの国の話?
>高齢化で、耕作が出来なければ、既存の農家への編入や新規参入者が入れるような試験農地として利用できるように、政治が主導するべきと言っているだけ。
ばかだなぁ、投稿: | 2009.05.13 09:45は、適当に農地を維持して高齢者が死ぬのを待って、さらに20年たたなきゃエセ農民は土地を手放さないといっているじゃないか。
相続税の課税をあらためて、現状農地の農地以外転売は不可にすりゃいいだけでしょ。
農地の固定資産税率をあげたって、20年待って相続税支払いとの差額がみこめるなら、エセ農民が農地を手放すわけがない。
それともそれを見込んだ税率にあげるか?
なら全国の農家が干上がりますねえ。
既存の農家への編入ってどういう基準なの?
その農家がエセ農民でない判断は?
土地を宅地に切り売りして得た金で数倍の農地を編入できたらそりゃもうかるでしょうね。
新規参入者が入れるような試験農地ってナニ?
政治が主導って、コルホーズを作るてこと?
いったい政治に何を期待しているの?
>にも関わらず、農地を無理に転売すれば、さらなる地価下落と、専業農家が続けられない小規模兼業農家が増えるだけ。
農業をやっていこうとする農民はムリに転売なんてしないでしょ。
>それが、いま都市近郊でおきつつあること。
いったいどういう夢をみているのかわからない。
近郊農業を正しく継承していこうとする農家は、ちゃんと農業やってますよ。
困っているのは年収100万円とかいわれる地方の米農家とかでは?
外資社員さんがいったいどこをどうみて、どこが問題と思っているのかまるでわからない。
だいたい都市近郊農業って米とかの大規模集約農業より、野菜や果物とかの換金性の高い作物を少人数で手を掛けてつくっているのが多いのだよ。
(そうならざるを得ないところもあるけど)
大規模集約農業ってのは、穀類や芋、豆、トウモロコシなどには向くけど、野菜や果樹なんかには適合しない。
住宅地に隣接した都市部でリモコンヘリで農薬まかれてもこまりますな。
大石先生や外資社員さんは、そういうことわかってのかな。
投稿: 九頭竜 | 2009.05.13 13:17
>だいたい都市近郊農業って米とかの大規模集約農業より、野菜や果物とかの換金性の高い作物を少人数で手を掛けてつくっているのが多いのだよ。
だったら、商業地域や宅地と同じ固定資産税をかけても問題ないですね。
投稿: ほるほる | 2009.05.13 15:17
どんな職業でも 参入しやすいと 撤退もしやすいですよね。
周年 安定して換金できる農産物を作るには なかなか大変ですよ。
敵など探しても 意味無いと思いますが 農業にとって最大の味方であり敵は天候かな。
投稿: かんばせ | 2009.05.13 15:23
>だったら、商業地域や宅地と同じ固定資産税をかけても問題ないですね。
そりゃ、その農地で生産できる農産物の価格によって損益分岐点が違うでしょうね。
安い固定資産税だから生産対象になっているものもあるでしょう。
投稿: | 2009.05.13 15:44
外資社員さまは大石先生と同じ相続税100%論者ですか?それなら納得もできますが、そうでないのなら個人の資産を国家が収奪する為に法を恣意的に使うなんて共産主義国家みたいな主張はおやめなさい。
だいたい、都市近郊農地は元々自作農が多く、農地改革の対象であったところすら少ないのに。
農地を株式でも不動産でも預貯金でもいいですけど相続財産に置き換えれば同じ。ただの嫉妬です。
これが大石先生のように相続税100%って主張がまずあってなら世代ごとに平等にリセットってことで一貫性がありますがね。
そうでないのならただの嫉妬です。
まあ、マスコミの報道自体が嫉妬を煽るようなもんですからね。麻生のバー通い報道のように。
投稿: | 2009.05.13 16:20
>だったら、商業地域や宅地と同じ固定資産税をかけても問題ないですね。
いや・・・すでにかかってますよ。
市街地区域に指定されてバカ高い固定資産になるか
農地区域で安くなるかは、そこ出身の市会議員など政治家の力にもよりますけどね。
納得の行かない変な区分けはけっこうありますよ
特にB地区関連は一般に比べて査定がすごく甘いですよ
あそこが何で市街地区域になんなくって、なんでこっち
は成るんだよってのが実際あります
投稿: | 2009.05.13 22:04
>だったら、商業地域や宅地と同じ固定資産税をかけても問題ないですね。
ええ、コストが上がった分、製品が値上がりするだけの話ですから。
そもそもが米を安価に国民に供給する為のシステムでしょ。
その辺を買う側が理解してくれれば問題ないかと。
ま、1キロ400円の食材を高いって言う人の気が知れないけど。
守られべきは農地、農家ではない。転用の防止さえしっかりしていれば
耕すのは農家でも株式会社でも構わない。
現役の専業ですがそう考えています。
投稿: 耕作員 | 2009.05.13 22:05
>税務署は近郊で遊休農地の調査だってやっているのだよ。
航空写真で見てるんだよね。
こっちが倉庫なんぞ建てようもんなら税務署がすっ飛んできます
でも遊休農地にデ~~ンと豪邸を建てても税務署がなぜかスルーする地域もあるしねw
結局、行政が平等では無いのですよ。
投稿: | 2009.05.13 22:11
話題は農業の話から土地税制の話にシフトしているようですが
空気を読まずに(^-^;
コルホーズってそんなにだめですかね?
種付けから収穫による現金化まで半年以上無収入ていうのはつらい物が有るし、国が雇って月給払ってやれば良いじゃないですか。
農家に補助金与えるのとあんまり変わらないような気がする。
太陽のタマゴだ佐藤錦だとか高級品は専業農家に、米とか大豆とかの主食や原材料になる作物は国が経営して特別国家(農業)公務員に作らせたら良いと思う。
投稿: 森のクマ | 2009.05.13 22:31
>耕作する気のないエセ農民は遊休農地を売却をするよ。
いや~そんなに甘いもんじゃないよ
うちなんて訳の分からん間に、とても宅地になんて転用できそうにない場所、道は学校の裏門へ続いてるけど学校のフェンスで取り囲んであって途中から出入り不可能、別の方は他の家が建っていて、また別の方は耕地整理された農地っていう完全に取り囲まれて死んでる山林なんで全く買い手が付かない。それがいきなり市の方から市街地地底区域になりました固定資産税は宅地並みになりましたのでよろしくって通知が来たw
利用価値が無くってだれも買わんぞという土地が宅地並みに税金がかかる反面どうみても宅地だろうっていう場所が農地区域で税金そのまんまだったりする区域も存在するしw
田舎の地方公共団体って、いろいろ黒いパワーが渦巻いてるから…
投稿: | 2009.05.14 00:17
>コルホーズってそんなにだめですかね?
コルホーズとかキブツってのもいいかもね
妙齢の男女を集めて共同生活をさせれば出会いの場にも
なって一石二鳥かと
投稿: | 2009.05.14 01:10
>コルホーズとかキブツってのもいいかもね
開拓村であると同時に、社会主義シオニズムの実践の場であったキブツは、土地・生産手段共に共有で、基本的に個人の財産という概念は無かった(現在は、キブツの外で働き収入を得るメンバーも居ますが、キブツに一端収入を入れている様です)為、「自分に出来る事をやる」「メンバーが必要に応じて必要なモノを与える」「キブツが提供できるだけのモノを受け取る」という3つの大きな原則の下、基本的にはキブツ内ではおカネの掛からない生活を過ごせるようなシステムでした。
この様な仕組みに賛同出来るような人々の集まりである事が、その存続を支えてきたのですから、より幅広い層のヒトを集めて農業共同体を形成するなら、同じイスラエル起源のモシャブ(こちらも、共有所有が原則ですが、個人の宅地所有を認めるなど、より柔軟な形態)の様な形式の方が馴染むかもしれません。
例えば、鳥取県に在る、香取開拓農協は、
http://www.rdpc.or.jp/contents/03binosato/nou_ame/noame/nouamekakotiku/no3/katori-mura.html
香川県から旧満州に入植後引き揚げてきたヒトたちが入植した開拓村ですが、大型農業に慣れていた彼らは、自給農地と宅地だけを個人所有、あとは採草地、林地を含めて組合所有とする事で、個々の業績を伸ばすモチベーションと、個人の利益を追求し過ぎて、土地を好き勝手に利用する様な、モラールの低下を招くような事態の回避に成功してきました。
http://homepage2.nifty.com/teiyu/leaflet/nakayama_0707.html
又、ここは酪農なかでも付加価値の高いジャージー乳に早くから着目する一方、典型的な「3ちゃん農業」でも合理的に経営できる様、サイロを作らず、ロールサイレージを導入し、設備費を掛けずかつ時間の有る時に給餌出来る様にするなど、不断の努力を続けている辺りもポイントでしょうね
http://lin.lin.go.jp/alic/month/dome/1996/jul/tiiki16.htm
>妙齢の男女を集めて共同生活をさせれば出会いの場にもなって一石二鳥かと
ソフィー・マルソー主演の「熱砂に抱かれて」で描かれるキブツの暮らしがそんな感じでしたが、戦時下(第三次中東戦争)だってのに、何やってたんだか?
実際には、各国からやって来るボランティア同士の「交流」は盛んのよーでしたが、住民同士は親密過ぎるのか?、ウエスターマーク効果の典型例に挙げられています
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E5%8A%B9%E6%9E%9C
キブツの暮らし@ボランティア、ワタシが行った時もこんな感じでした
http://www5f.biglobe.ne.jp/~eretz/kibbut-f/kibbutz-choice.html
投稿: yossi | 2009.05.14 11:16