« アナウンス効果 | トップページ | ネガキャン »

2009.08.21

負け戦ここにあり

※ 競売不動産、この1年で倍増 住宅ローン返済行き詰まり
http://www.asahi.com/business/update/0821/TKY200908200352.html

 昨日、ちょっとコメント欄で熱くなりまして(-_-)、あんた反応し過ぎ! とか言われそうですが、私はマジでカチンと来たんです。「言葉が軽い」は何を言っているのか解らなかったし、「家造りについて調べたことはなさそうですね。何だか、金融トレーダーが製造業界がこつこつと頑張っている姿を蔑んでる意見に似てますね。」に至っては、頭に来ました。無資産階級を挑発しとんのか!? と。

 家造りにはこれだけの資金と工期が掛かります、というのは、生産者側の論理でしょう。で、これまでそれで問題は無かったんでしょう。クオリティはどうでも良いんですか? 耐震性は資産価値云々だけでは評価できないでしょう? というのもその通り。
 ただそれは、そのサービスに、労働者の借金能力が追いついていたから、言えたことです。
 率直に言いますが、日本の住宅メーカーの開発の方向性は、もはやこのデフレ時代には通用しないと思っています。北朝鮮の村々でベンツを売り歩くような寒々とした時代に突入しようとしているのに、耐震性だの百年住宅だの言っても仕方ないでしょう。それを買える層にアピールするのは良いですよ。うちはそういう人しか相手しませんから、というメーカーは、上場企業や公務員相手に商売して確かな商品を十分な儲けが出る価格で売って下されば良いんです。それが商売の理想ですから。

 でも、労働者の1/3が非正規雇用という時代に求められるのは、年収300万前後で生涯を過ごすしかない階層相手の商売です。その階層相手に、いやプリウスと同じ値段で家立ちますから、神戸クラスの大震災でも問題ありません、という住宅を開発して売らなきゃならない時代が来ている。それは本当にナンセンスな要求でしょうか?

* タマホーム
http://www.tamahome.jp/tamahome/teach/index.html#question04

 最近、タマホームのCMでキムタクが出ているでしょう。私にとっては煩いだけのCMですが、女房はあれを見てロックへの冒涜だ! と言う。サイトを見ると、年収300万円で家が建つ、と書いてあるけれど、ぜひ絡繰りを知りたいものです。きっと何かの絡繰りがあるんだろうけれど、これからの時代に求められるのは、20年後年齢50歳でも年収300万円の人間に家を売るノウハウでしょう。
 日本の住宅メーカーは、その辺りの技術開発を怠ってきたとしか思えない。市場開拓もして来なかった。そりゃ高く売れるに越したことは無いですから、年功序列型終身雇用が当たり前の我が国では、実際それで商売も出来ていただろうし。
 生産者が、高くて良い物を買って欲しいと願うのは当然です。私だって一冊1万円で本が売れたらどんなに嬉しいか。でも一方で、消費者が安くて良い物を求めるのも当たり前のことで、生産者はある程度それに答える義務があるでしょう。日本の住宅メーカーにそれがあったとは思えない。銀行だって同様。

 百年住宅とか、業界上げて取り組むように、本当に今求められているんでしょうか? 息子はニートで結婚の当てもないのに、住宅にそれほどの堅牢性を持たせることに意味があるんでしょうか? プリウス並みの値段で、そこそこ耐震強度を持つ家を建てるのは本当に不可能なことでしょうか?

 それで、民主も自民も、やっぱり正規雇用だと言っているでしょう。パイが広がる余地もなく、海外との競争は激化して、自由貿易の圧力も高まるばかりなのに、正規雇用=年功序列型労働に戻すというのは全くナンセンスであり不可能でしょう。
 私は何度も書いているように、それを維持できるような恵まれた会社は今後ともそれを維持して欲しいと思います。でも出来ないことを企業社会に求めるのもナンセンスです。いわんや自民党に至っては、既得権益死守なくせに、正社員増やせみたいなことを言っている。
 いま、不動産業界や銀行に求められていることは、この1/3の非正規雇用を、マーケットに組み込めるような商品を開拓して売ることですよ。3千万の住宅一戸を売るのも良いけれど、年収200万、それもいつ首を切られるかもしれないし、20年後もやっぱり年収は300万円しかない消費者に、住宅を建てて売るしかない時代がもうそこまで来ているんです。

* あと最近私がカチンと来たコメントは、農業に関して。農業問題に関するコメントも相変わらずですね。
 田舎に行ったら、身内が休耕田を借りて一生懸命耕していた、みたいな話を書いた方がいらしたんだけど、その手の、飛び地を利用しての大規模営農は、非効率で経営者の収入増にたいして貢献しない、と私は何度か書いて来ましたよね。実際にそれをやって、20も30も田畑を借りている営農者が限界を感じ、これじゃ儲けなんて出ないと嘆いている。
 それで、「意欲があります、頑張っています」、というのは、申し訳無いけれど、それは問題(FTAの完全参加、米の関税撤廃)の解決策を意味しないでしょう? 日本の工業製品は、そのクオリティだけで評価されるのに、こと農業問題となると、なぜか農民の意欲がどうのこうのと、お涙頂戴の話になる。それに私は、こと農業に関しては、何一つ過激なことは言ってないですよ。みんなすでに議論されていることばかりです。ちょっと過激な部分があるとしたら、せいぜい土地国有化くらいのことでしょう。問題の核心は耕作地の流動化促進であって、そこにはやっぱり政策のパッケージ化が必要なわけです。それは何も国有地化という荒っぽい手段を講じなくとも解決できる。

 インセンティブは大事だけれど、今この国に必要なのは、60、70歳の兼業農家に従来型のインセンティブを与え続けることではなく、アメリカの米作と勝負が出来る自信がある人々や会社にチャンスを授けて、その環境を整備してやることです。
 日本は、いくら農業に展望がないと言っても、実は野菜も果物も畜産すらが、十分な国際競争力を持っているんですよね。中国産の倍の値段でも国産椎茸は売れるし、苺だってそう。リンゴはたぶんアメリカ産と良い勝負をするだろうけれど、それでもまだ味では日本が優位に立っている。ブランド牛だってそう。
 それを、一人米作だけが足を引っ張って来た。当事者が解決策を提示することなく、保護だけを求めるような世界は、いったん潰した方が良いんじゃないの? とすら思います。今や、美味しいお米を世界から買える。FTAが締結されたら、日本の商社は、世界中に散って、日本向けの美味しいお米を安く作りまくることでしょう。私はそれで構いません。
 世界が売ってくれなくなったらどうする? その時は、もう日本経済自身が終わっているということですから、論じること自体ナンセンスですよ。世界に物を売って稼いでいる国が、米だけは入れられないというのは信義的に許されないことです。
(実は自民党=農水省がここしばらくやっていたことは、補助金をバラマキつつも、米価を暴落させて、参入意欲を削ぎ、米作農家の自然死を待とうという戦術だったんでしょうね)

 もう一度書きます。自分なりの解決策を提示する気が無い人は、この件で私を批判しないで下さい。問答無用で削除、コメント禁止にします。補助金漬けで跡継ぎもいないこのままの状況がセカンドベストだと思っている連中は、思考力が麻痺しているとしか思えない。

※ 新型インフル、ワクチン間に合う?だれを優先?
http://www.asahi.com/national/update/0821/TKY200908200353.html

 仮に0.5%の死亡率として、一千万が罹ったら、死亡者は5万人? それがすんなり死んでくれれば、お気の毒様でしたで済むけれど、脳症等で助かったけれど後遺症が残ったとなると、これは社会的負担が凄まじいものになりますよね。10万20万の脳症患者が家庭に戻されたらとんでもないことになる。
 糖尿病患者は後回しで良いですよ(^_^;)。1型はともかく2型は自業自得だし。新生児は、生後半年はワクチン接種は出来ないそうだから、保護者に打って、せめて未来の子供だけでも救えば良い。
 幼稚園とか学校の話になると、ひとまずワクチン生産が整うまで学級閉鎖の基準をちょっと厳しくする程度で良いでしょう。この世には恐ろしい病気は山ほどある。インフルエンザが最初でもないし最後でもない。
 ただ、この夏の流行は全く予想外でしたね。今年、私の予想が一番大きく外れたのがこれです。適度に潜伏しつつ秋以降に爆発するんだろうと私は思っていたのに。沖縄は昔から夏もインフルエンザが流行っていたそうですが、その原因は何なのでしょう。そこにこの流行を解くヒントがありそうな気がしますが。

※ アフガン戦争「価値ない」51%…米世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090820-OYT1T00585.htm

 何をやるにしても兵力不足ですよ。軍政を展開するにもサポート部隊は必要なのに、それすらままならない。少なくとも50万100万を展開させた上で10年20年単位で国造りしなきゃならないのに、そこまでのデザインがアメリカに無いんだもん。行き当たりばったりでイラクと同じ過ちを繰り返そうとしている。

※ 衆院選1区は民主リード
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/?from=dmst1

 本当かそれ? 2区以下は土人扱いで構わないから、せめて市内だけでも文明人の心意気を示して欲しいけど。

※ 前日の空虚重量 70.9キロ

 やまぎわ大志郎演説会。夕方、買い物していた女房が、やまぎわ候補ご一行とすれ違ったとのこと。「今日はポレポレ通り(←お願いですからネーミング・センスを非難しないで下さい!orz)をご挨拶させていただいております。6時からキラリ・デッキにて(だから私がこんな名前を決めたんじゃないですからぁ(>_<)!)スピーチします!」とのこと。危うくロストする所だった。

 というわけで6時前に出撃。所が人がいない。幟は立っているし、スピーカーも置きッパなんだが、関係者らしき人物すら見あたらない。ひょっとして時間を間違えたんだろうか。帰ろうかどうしようかと迷っている間に、下から幟を担いだ集団がスピーチしながら上がって来る。いや山際さんいつの間にか太ったなぁ…‥。
 しかし、相変わらず人がいない。誰も立ち止まらない。たまたま暇そうな待ち合わせの通勤客20人前後が聴いているだけ。応援弁士は、参議院の山本一太議員。
 とにかく聴衆がいないものだから、ついうっかり候補者のみならず山本議員とまで握手する羽目に(^_^;)。
 スピーチは、まず市会議員から。続いて川崎市選出の唯一の女性議員であることがご自慢の某県会議員。思わず詰め寄り足払いを噛ませて「それであんた、高津区の幼稚園問題とか、少しは仕事をしたんだろうな?」と言ってやりたい気分になる。続いて、区会議員の幹事長さんとか言っていたかな、鹿児島でのミンスの事件に関してぐだぐだと非難。貧すれば鈍す。なるほど負け犬が最後に逃げ込むのは愛国心か。
 ビラ(貰ったら選管のシールが貼ってある)を配るバイトの動きがぎこちなくて苛々する。後ろで見ていて「何つったってんだよ!? 動け動け!」と怒鳴りたくなる。やっぱり所詮は臨時バイト。仕事中に職場のマシーンをフル回転させて運動している連中とは違うかw

 最後に山本参議院議員の応援演説。なんでも、今週も来週もテレビ出演の依頼があったが、全部断って応援に駆け回っているとのこと。全然知らなかったけれど、奥様はWFPの日本代表だったが、今はインド代表としてニューデリーに赴任中だとか。さっき電話したら、向こうは46度の気温という話だったらしい。
 話は上手い。やっと人が集まってくるが、数えたら、それでも40人(含む党関係者)。山本議員のスピーチが終わったら、潮が引くように人がいなくなり。30人前後に(含む党関係者)。ああ、負け戦って、こういう状況を言うんだなぁ、としみじみ思う。
 せめて体裁を整えるために動員を掛けるべきだったと思う。ちなみに前回選挙では、この人の応援に小泉総理が来て、専用のステージがデッキの反対側に組まれ、立錐の余地もないほど聴衆が集まったのに。奢れる者は久しからず…‥。
 肝心のやまぎわ議員のスピーチ。こらあかんわ。上から目線なんですよね。別に間違ったことを言っているわけじゃないんだけど、何か有権者相手に喧嘩を売っているような雰囲気があるんですよ。スピーチライター以前の問題で、当選請負人でも雇ってそのスピーチのスタイルをがらりと変えた方が良いと思いました。
 世襲議員批判とか、山際さんが最初に党の勉強会でそれを言い出したらしんだけど、自民党がまずやるべきは、世襲議員の禁止ではなく、年寄り議員の引退排除でしょう。「今度が最後の選挙ですから!」みたいな物言いが日本全国で通用していることを考えると、政治って政治家個人のためのものなのか? という疑問を抱く。民主にも引退すべき年齢の議員は一杯いるけれど、自民ほど酷くは無い。
 周囲で黙々とマニフェストを配っていた公明党のビラを貰って帰る。

※ 有料版おまけ 日本は良い国かも?

|

« アナウンス効果 | トップページ | ネガキャン »

コメント

>やっぱり所詮は臨時バイト。仕事中に職場のマシーンをフル回転させて運動している連中とは違うかw

……先生、それバイトなら公職選挙法違反ですよ?

投稿: ¥e | 2009.08.21 10:38

>インフルエンザ
アジア風邪は昭和32年でそのピークは二峰性。団塊が小学生の時分で碌に年寄りなど居ないのに、昭和30年代は年間死亡者数70万の所、32年だけ75万人死んでいる。死産率もやや高めだった。死亡診断書を根拠にすると七千人台半ばだけど。
http://www.47news.jp/feature/medical/2009/07/post-110.html
この時は終業式前が第一回目の峰だった。
遅滞戦闘をした分、後ろにずれ込むと、秋冬の峰と前の峰は融合するかも知らん。
脳症の話もそうだし、年寄りの寝たきりを果たして助けた後どうする?というのも困り者。
昭和32年はまだ人工透析なんてなかったし、ハイリスク者なんて、延命させられていなかった。
元気な感染の可能性が高いが直接死にそうにもない群をワクチンの網にかぶせて壁をつくって、ハイリスク者に行かないようにしましょうというのが理屈なんだが、ハイリスク者は「自分に掛けて呉れないと見捨てられた感じだ」と言うし、元気な人は「他人の為に副作用は嫌だ」というし、困った者だ。
>100年住宅
そんな金は税金で吸い取ってしまえばよい。どうせ、死に際には老人施設に入所せざるを得ないのだから。20年も同じライフスタイルは続けられない。子育て卒業すれば、4LDKも要らんだろうし、(まぁニートを介護するには…)
>排他的な資格
じゃぁやっぱり科挙を、高文試験を資格試験として復活して…

投稿: pongchang | 2009.08.21 10:44

家ですか。まず土地の問題がありますね。
土地代がどうにもならないと到底無理です。
解決できません。
また、建築基準法がありますので安く作るにも
限界があるでしょう。
まあ、買い手がいなければそのうちに5~15坪に
300~500万くらいの住宅が建つようになるでしょう。
総額300万で家を建てるとなると
土地代が半額150万で3~5坪
建物が残り150万として
2LDKくらいのものは建つでしょう。
仮設住宅に毛が生えたようなものですが。


投稿: | 2009.08.21 10:45

> いま、不動産業界や銀行に求められていることは、この1/3の非正規雇用を、マーケットに組み込めるような商品を開拓して売ることですよ。

これは仰る通りと思いますよ。 それがやれていないので、不動産の世界では山ほど滞留在庫が溜まっております。
とはいえデベは開発を継続しないと維持できないが、その体制から出られない。

郊外では中古は売れない、売れないから、中古価格は払ったローン以上に下がっております。 これは、冷静に判断できる人ならば、いくら金利が安かろうが買える状況ではないと思います。

とりあえずは、家は買うものではなく、借りた方が良いというのが、私なりの結論です。

投稿: 外資社員 | 2009.08.21 10:47

>日本の住宅メーカーの開発の方向性は、もはやこのデフレ時代には通用しない

だからそれはまず法改正(建築基準法)をして、構造的要求基準を下げれば良いです。住宅メーカーが必要以上に高コストを選択しているわけではないです。
しかし現実には、要求基準が上がることがあっても下がる事はほとんどないです。
私は否定的ですが、100年住宅にしても購入者側の懐古的要求もあって生まれてきたんです。

アネハちゃんやヒューザーコジマは何で捕まったの?
ザル法と言われ、要求基準の引き上げを求めてるのは国民・世論です。

また、購入価格の約30%程度を占める、購入者の要求基準(設備・建具ほかオプション)を下げれば更に低価格になります。

たとえば文庫本ならその紙とインクと執筆労働力を購入してるわけでは無いですよね?
なんでも原価でヤレみたいな風潮は誰も幸せになれませんよ。
購入者が何を求めて家を購入するのか考えてみる必要があると思います。

>日本の住宅メーカーの開発の方向性

こういうTVCMライクなくくりが誤解を招くんですw

投稿: nao_c/w | 2009.08.21 10:59

>年収300万前後で生涯を過ごすしかない階層

前から、この階層の年収を200万ぐらいなんとかして上げる方向にした方がみんなで幸せになれるの
じゃないかなあとか思ってるんですけどね。

投稿: ¥e | 2009.08.21 11:00

航空機産業も実際の所…

ハローワークインターネットで「愛知県名古屋市港区」「サービス業(他に分類されないもの)」で検索するとどうなるか…
https://www.hellowork.go.jp/kensaku/servlet/kensaku?pageid=001

そこそこ高給とは言え、蓄積の意思があるか微妙でしょ。

投稿: YOSHI@小牧の隣町 | 2009.08.21 11:01

> 頭に来ました。無資産階級を挑発しとんのか!?

昨日書いた本人です。どちらが挑発してるのかと言わせていただきます。
プリウス(実はエコとは言えないのに何故か人気)は今までの自動車、電機、材料の技術蓄積がギリギリせめぎあってできたもので、長い消費スパンと開発が実って今、安く売りに出されているわけです。しかも多くの外の安い労働力で支えられた結果です。
しかし、住宅はそうはいきません。輸入材は育った気候の違いから腐り易いし、組みや造作は日本人としてはすでにかなりの低賃金で行われています。海外の安い労働力が少しは入ってきてますが、十分ではありませんし、あのきつい労働条件で定着できるかというと難しいところです。代替手法を見出すのが難しい業態です。よりコストダウンを図れば必ず何かでトラブル。新しい技術を入れても結果がわかるのには20年や30年かかる。そういうことを考慮もせずに、どうして安い家ができないのか、それは業界自体として何か問題があるんじゃないかというのは私は何も知りませんと言っているのと変わりません。
金融関係者が目先の収支にすぐに結果が出ないものは無視し、また、身銭を得るに対し、製造労働を軽んじているような見方と何ら変わらないではないかというのが趣旨です。別に資産があるなしの話で出したつもりはありません。
つまりは物造りがわかっていないようなので、現場を知らずに勝手なことを言われるのはどうかと思った次第です。

投稿: にわかホームインスペクター | 2009.08.21 11:21

スズキハウスの木質系住宅とか、それより安いことを自慢する業者とかのプレハブ住宅にすれば300万でも家が建ちますよ。
10坪平屋で500万、二階建てで700万以下はザラですから。スズキのエダムとか見てください。昔ほど悪いものじゃないですよ。
先生が取り上げたタマホームにしても坪単価30万以下ですし、建物は普通に2階建てで1千万円以下の提案はいくらでもあります。
問題は土地代ですね。

投稿: | 2009.08.21 11:38

先生、プリウス並みってことは300万円で家ですか。
土地代がネックになって無理だと思います。
家自体は500万円住宅は多方面から提案されており
不可能なことではないですけどね。
頭金300万円で10年ローンで土地建物で一千万円の住宅なら可能でしょう。

投稿: | 2009.08.21 11:52

>自然死を待とうという戦術

同意。

前にも書きましたが、私は定年後は帰農しようとしている者です。あと十年ちょっとです。今、月に一回は父母の様子見がてら田舎に帰って、ここはいったいどうなっているんだ・・・と考えていました。空家率二割の集落に高規格の道路だけは延々と続き、公共交通機関は無くなって、開業医は減り公立の病院は縮小する一方。これが県庁所在地の都市の一部なんですからw。大して考える時間もかからず、これは"自然死"させられてるなという結論に達しました。農業だけではなく地域そのものをです。

それを承知で、さてどうしようかな?
一人は寂しいから、いっちょ気に入った仲間や親戚でも呼んで移り住ませようかと考えています。アメリカに住んでいる従妹に言わせると、アメリカの田舎よりずっとマシらしいし。

>問題は土地代ですね。

土地なんかただ同然ですから、10年後私の村に引っ越す人いませんw?
更地にして返すって条件付なら仮設住宅に毛が生えたようなものでいいんでないか?
というか空家がありますんでdo it yourselfでいかが?
河川の改修済みですからここ100年は水害は無いです。地震もありません。

↓こんなとこです。

上下水道あり。
国産蕎麦で打った手打ち蕎麦屋一軒あり。
ガソリンスタンド&自動車修理工場一軒あり。
近場のJRの駅まで5km。
公立の病院まで5km。
国立の総合病院(ヘリポート付。高速のインターチェンジのそば)
空港まで車で30分。
コンビにまで自転車で10分(ただし24時間営業ではない)
小型商店まで3km。
雛には稀な大型スーパーマーケットまで5km(ホームセンターとドラッグストア隣接)
高速道路のインターチェンジまで車で20分。
大阪まで高速道路で2時間半(制限速度で渋滞無し。一回休憩含む)
5校あった公立小学校の廃校が続き、今は1校に統合。中学校1校。スクールバスで送迎。
金持ち向け私立の小中高一貫教育校あり。
施設公立、運営民間のスポーツ施設(ジム、温水プールあり)まで自転車で10分。

どう?
日本全国によくある風景です。


投稿: k-74 | 2009.08.21 11:55

山本一太も二世議員。父親も参議院議員だった。
世襲議員批判しておいて、世襲議員を応援弁士に呼んだのか(笑)。

投稿: フロレスタン | 2009.08.21 11:57

>田舎に行ったら、身内が休耕田を借りて一生懸命耕していた、みたいな話を書いた方がいらしたんだけど、その手の、飛び地を利用しての大規模営農は、非効率で経営者の収入増にたいして貢献しない、と私は何度か書いて来ましたよね。
自分のことかな?
飛び地なんていってませんよ。
農家が農家同士土地の融通をしあって農地を整形して、用排水路を整備して効率化をしているところもありますよとは申し上げましたが。
米農家自体が知恵をだして、先生のいうところの大規模農業の形態をとろうとしています。

>それは問題(FTAの完全参加、米の関税撤廃)の解決策を意味しないでしょう?
それはその通り、解決策は意味しません。
じゃあ、先生があいかわらず言うところの米の大規模農業がそれを解決しますか?
私はFTAの完全参加、米の関税撤廃をやっちゃえばいいと思いますよ。
それこそやる気のない農家とか土地持っているだけの農家は廃業する。廃業すれば耕作地の流動化促進はできるでしょ?
やる気のある農業希望者が土地を手に入れて、農業やるならそれで十分です。
それを国有化や相続税率100%とか、妙な方向から流動化を狙って、今やる気のあるすべての農家も巻き込んで滅ぼそうとするからおかしいのですよ。
>補助金漬けで跡継ぎもいない
補助金漬けに関しては否定はしませんが、大石先生のおっしゃるような国有化や相続税率100%では跡継ぎはいなくなります。
前述のような土地の整形や用排水路の整備などを自力でやっているところは子の代が借金してまでやっています。
先生のご提案では角を矯めて牛を殺すと思います。

投稿: | 2009.08.21 12:00

 跡継ぎ云々の話になるから、出口が見えないんだと思いますよ。
単なる産業と捉えれば、やりたい人が技術を習得してチャレンジすれば良いだけのことです。

 使い道の無い圃場整備に税金がダダ漏れしている、というのは田中康夫が長野県政時代に嘆いていたことですが、日本全国、需要もないのに整備しまくった圃場や用廃水路を国内隅々まで整備維持するのも物理的に不可能なのですから、そこはもう選択と集中を行うしかないでしょう。

投稿: 大石 | 2009.08.21 12:15

>プリウス並みの値段で、そこそこ耐震強度を持つ家を建てるのは本当に不可能なことでしょうか?
例えば土地代抜きで300万円で家を建てる?ほとんど人件費と関係機械のレンタル代だけで300万は消えてしまうような気がしますけど。慈善事業で大工やってないし、人件費切り詰めたらそれこそ年収300万円以下。今でも大多数はそうかもしれません。
例えは悪いですが新刊を1冊500円で売れ!と言うのと同じような話だと思いますよ。実際無理でしょ、そんなの。
そもそもデベってそこまでして低所得者層にまで販路を広げようと思っているんでしょうかね?500万で建てられる低価格住宅も実際「そこまで安い家を買いたいか?」と感じる。

>私にとっては煩いだけのCMですが
世代的にパープルの洗礼を受けなかったとはちと珍しいとは思います。同時にあの世代に向かって発信しているCMだって事でしょうか。
>女房はあれを見てロックへの冒涜だ! 
「Burn」をあそこまでコピーして一部替え歌にするのは逆に面白いと思いました。ギターなんてモロにブラックモアのギターの鳴りしてるし。だから反応する層がいる。リッチー・コッツェンってそれまで知りませんでしたが、ガノタでもあるようで。

>新型インフル
ミンス政権になったら厚労相をどうするのか非常に興味があります。今進行中ですからね。
当方が小沢だったら、考える策はアッと驚く「舛添続投」かと。それこそポッポに直接自民党本部に出向かせてでも頼む。当然依頼の場にはマスゴミさんを引き連れてその中で依頼する。ここで頑張れば仮に自党の煩いのがみんな落ちた上、ミンス政権が崩壊した後に総理大臣の椅子に更に近づくともくろむ舛添はもちろん、崩壊した自民党も断る気力は残ってないし、続投にあたっての条件もつけられまい。それをやったら「この非常事態に断るなんて何事か!」とでも息の掛かったマスゴミさんにフルボッコでもさせる。更に年金だけは長妻でも相原でも特命大臣にして舛添からは取り上げる。ミンスにとって舛添氏は人質にも人身御供にでもなる最適な人物だと。

>自民党がまずやるべきは、世襲議員の禁止ではなく、年寄り議員の引退排除でしょう。


実は自民支持者もそれを切望してるんじゃないですか?70歳超の人は最低比例単独に退くべきだと思う。

>有料版 職業
今のご時世、酒井容疑者のダンナのように誰かのヒモとして寄生できるような教育というか訓練を受けた方が近道かもね。

投稿: 剣 | 2009.08.21 12:19

菅直人が党新型インフル対策本部長になってるから、厚労大臣確定でしょ。

投稿: | 2009.08.21 12:27

やまぎわ大志郎:
公式HPでちょっと見てきましたは、みんなの党の江田けんじ氏にスタイルが似ていると思いました。ああいうのが流行りではないんですかね。
山本一太氏もテレビの人気者だし、不人気の麻生氏を呼ぶよりも硬い選択ですよね。

でも、ヒマしてる麻生氏を応援に呼べば、動員なんか掛けなくてもそこそこ人が集まるのも現実だったりしますね。

ウチの地元の自民党候補 米山隆一氏の演説にもあまり人が集まらなかったみたいです。こちらも麻生氏の応援は頼まず、ポスターは舛添氏とのツーショットです。

投稿: 黒煎りゴマ | 2009.08.21 12:39

>500万で建てられる低価格住宅も
500万住宅はほとんど平屋で10~15坪。
坪単価で考えれば30~40万。
普通の住宅と同コストですよ。
タマとか坪単価28.5万。
基礎を考えても普通の値段。

>でも、ヒマしてる麻生氏を応援に呼べば
今日は北海道、明日は鹿児島と全国を飛び回っている麻生総理は暇なんかしていません。
むしろインフルエンザとか、この度の災害とかの対策もほっといて政府首脳が全国飛び回っていいのかって
批判が起きるんじゃないかと不安になるくらいです。特に舛添。

投稿: | 2009.08.21 12:55

>本当かそれ? 2区以下は土人扱いで構わないから、せめて市内だけでも文明
人の心意気を示して欲しいけど。

大石先生も、豊かな都会に住む無関心で無自覚な既得権益者の視線でしか考えられないのですね。
都市部の人間より、田舎の人間の方が、いい意味でも、悪い意味でも、政治に真剣だし、深く政治を理解している。
政治と大げさに言っているが、
所詮、近所付き合いを自治体規模・国家規模に拡大しただけのものだから、都会の住人より、嫌でも人間関係を構築しなければならない地方の人間のほうが政治に真剣だ。

投稿: | 2009.08.21 13:31

> 10万20万の脳症患者が家庭に戻されたらとんでもないことになる。

 おっかない話ではありますが、今回のH1N1によるリスクが例年の季節性インフルエンザと同じとすると、脳炎・脳症は多くても1シーズン数百人単位で、1000人以上に達することはあまり心配していません。

 また、現実にそれだけの数の脳炎・脳症患者が発生すると、救命は難しいだろうと思います。10万人が100日間に均等に発生すると考えても、毎日の新規発生患者数は1000人となります。ピーク時はその数倍になります。これが数日間は文字通り目が離せない状態になるわけです。

 インフルエンザ疑いだけで連日その十数倍〜数百倍に上る外来患者の診療の傍らに診ることになります。大半は幼小児ですが、普段は感染症など全く関わりない人まで含めても、病院小児科勤務医は1万人に足りません。

 手が回りかねる状態になることは避けられません。

> 沖縄は昔から夏もインフルエンザが流行っていたそうですが、その原因は何なのでしょう。

 興味深いところですね。

 ただ、沖縄以外でも、インフルエンザの簡易検査キットが普及するにつれて、夏でも一定のインフルエンザ患者が発生していることが近年漸く分かりようになりました。検査ができるようになる以前は、夏かぜの一種で済まされていたのだろうと思います。

 また、沖縄県の病院では、昔から研修医に対して感染症について厳しいトレーニングを行っていました。他の地域であれば対症療法で済ませてロクに検査をしないようなケースでも、きちんとした鑑別診断と検査を重視した診療スタイルで対処していたわけです。

 それによって、検出率が高くなるというバイアスがあったことは考える必要はあります。

 ただし、季節性インフルエンザは冬季全国で数百万〜数千万人規模で患者が発生します。全国で累計10万人にも達していない現状であれば、ウイルスはそういう方法も使って夏を越しているのだということを示唆していることのように思います。


 死亡率は、やはりメキシコの異常な死亡率の高さに引っ張られている部分が大きく、日本でどのぐらいの負荷になり、結果としてどの程度の死亡率となるのかは予測困難です。

Worldwide update - WHO
Date: 19 Aug 2009
Source: WHO update 62 [edited]


Region: Cumulative total as of 13 Aug 2009: Cases* / Deaths
WHO Regional Office for Africa (AFRO): 1469 / 3
WHO Regional Office for the Americas (AMRO): 105 882 / 1579
WHO Regional Office for the Eastern Mediterranean (EMRO): 2532 / 8
WHO Regional Office for Europe (EURO): Over 32 000 / 53
WHO Regional Office for South-East Asia (SEARO): 13 172 / 106
WHO Regional Office for the Western Pacific (WPRO): 27 111 / 50

Total: Over 182 166 / 1799

*Given that countries are no longer required to test and report
individual cases, the number of cases reported actually understates
the real number of cases.

 注釈にもあるように、死亡率を算出するに当たっては、既に発生全数が把握できていないことに注意が必要です。


Epidemiology of fatalities
Date: Thu 20 Aug 2009
Source: Eurosurveillance, Volume 14, Issue 33 [abbreviated, edited]


 こちらもご参考までに。やはり先進国では高齢患者の割合が多少は高くなるようですね。また、obestyはBMIで30以上を指します。それ以下はoverweightです。

投稿: rijin | 2009.08.21 14:01

 すみません、URLが落ちてしまいました。

Worldwide update - WHO
Date: 19 Aug 2009
Source: WHO update 62 [edited]
http://www.who.int/csr/don/2009_08_19/en/index.html

Epidemiology of fatalities
Date: Thu 20 Aug 2009
Source: Eurosurveillance, Volume 14, Issue 33 [abbreviated, edited]
http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19309

投稿: rijin | 2009.08.21 14:03

>飛び地を利用しての大規模営農は、非効率で経営者の収入増にたいして貢献しない

これも場所によってはその飛び地をメリットとしている所も在ります
扇状地形や谷間地形で下流側と上流側との標高差による平均気温差を利用して
又、一枚当りの田畑面積が特別大きくないので農耕機械も大型化せずに
農作業の時期をずらせるので農耕機械の稼動率を上げて成功させている場所も
あります
幸い日本はその様な地形には恵まれてますしね・・・

投稿: 演歌なとりうむ | 2009.08.21 14:26

反応する所が違うんじゃないかとw

投稿: | 2009.08.21 14:33

FTAの完全参加、米の関税撤廃OKです。
日本の米は中国米の2倍の価格でも売れますから
中国に販路を求めてもよいと思います。
>跡継ぎ云々の話になるから、出口が見えないんだと思いますよ。
「跡継ぎもいないこのままの状況で」と書かれたのは先生ではありませんか?
跡継ぎはいないのではありません。
いるところにはいます。
自分で借金してまで農地改良して働く跡継ぎすらいます。
その人が親の代が死ねば農地は国有化ですか?
なんのために?
米農家も含めて健全な農家もあります。
跡継ぎもふくめて農家を絶滅させるのが先生のおっしゃる国有化、相続税100%です。

それに先生が引き合いにだす
>実際にそれをやって、20も30も田畑を借りている営農者が限界を感じ、これじゃ儲けなんて出ないと嘆いている。
この方だって、結局農地にしがみついているのでしょう?
先生が調べればわかることですが、各地の農業団体や地方自治体で営農者の募集をしているところがあります。
ばらばらに存在する田畑を借りるより集中した農地が得られるところへは移住しない。
先にでた自助で農地整形、集約をした農家もありますよ。
現状の範囲内での流動化した土地を手にいれることもされない方は、本気でやる気がある人なのですか?
それこそ、お涙頂戴の話、です。

文化発展(耕作地の流動化)に寄与するため私財である著作権(農地の保有)は認めない、パブリックにしましょう、でよろしいですか?
まるでGoogleのやりかたですね。

投稿: | 2009.08.21 14:36

公営の団地などもあるわけですし、戸建木造住宅は特に安くする必要もないんじゃないですかね?
田舎の土地持ちの人たち向けの商品と割り切ってしまえば100年住宅というのも環境対策的な意味でも、多少なり意味があるんじゃないかと。
木材を安く調達する為に乱伐が行われたら別な意味で将来に禍根を残すことになります。
また、隣地に被害をもたらす可能性もあるわけですから、耐震性能や対火性能を下げた住宅を開発するというのはありえないだろうと思います。

投稿: ishikawa | 2009.08.21 15:08

まあ、実際地方選じゃこんなことが起きているんだから土人呼ばわりも仕方ない?

 衆院選愛媛4区の自民前職の応援で、24日に宇和島市入りする麻生太郎首相の演説会場になる
交流拠点施設「きさいや広場」(同市弁天町1丁目)が、
同じ4区の無所属、民主両新人の2陣営の決起集会などの使用申し込みを
「政治的な催しはできない」として断っていたことが20日、分かった。
同広場は断ったことを認めており、使用できなかった陣営は「不公平な扱いを受けた」と批判している。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090821/news20090821670.html


投稿: | 2009.08.21 15:24

>k-74 | 2009.08.21 11:55様
シマックのSFみたいなライフスタイルが送れそうですね。
ただし現代日本だから高度医療やハイテク機器のバックアップがあるわけですけれども。
ある意味理想の生活のような気がします。

投稿: jaguar | 2009.08.21 15:58

>F22が福生に来るよ

これってランパブ嬢と同じですよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090821-00000008-rps-soci
で、触ろうとすると「そういうのは他でやって」って。
他の女(F15SE、EF、F35)じゃなくて、お前が欲しいんだよ!やらせる気がないなら、くるんじゃねえ!

投稿: 営業マネージャー(所長) | 2009.08.21 16:49

 自分が思っていたよりもかなり早いですが、H1N1から流行期に入ったようですね。このあと、季節性インフルエンザの流行も始まります。今年はやはり早いのかも知れないと考えておく必要がありそうです。

国立感染症研究所 感染症情報センター
インフルエンザ流行レベルマップ
2009年 第33週 (8月10日〜8月16日) 2009年8月19日現在
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数
http://idsc.nih.go.jp/iasr/prompt/graph/sinin1.gif


 医療機関としては長期消耗戦を強いられる覚悟が必要です。

 一般市民の皆さんは、手洗いとうがいの励行をお願いしたいと思います。
 妊娠中の方や慢性疾患等をお持ちの方は、予防接種と治療の方針につき、次回受診時にでも早めに主治医とご相談下さい。

 感染しても重症化することは稀ですし、まして死ぬ可能性があるのは一部の人に限られます。予防接種に当たっては、現在のところ副反応の重さや出現率も不明であり、海外のデータが出てから、よくよく損得勘定をなさって下さい。

 治療も、大半の軽症者ではタミフルの必要性も効果も薄いことが明らかですので、まず自宅療養を考えてください。

 ただし、明らかに例年のインフルエンザと違う症状がある、という場合は、事前に電話で確認の上、医療機関の受診を考えてください。

投稿: rijin | 2009.08.21 16:49

 ただ、世界的な流行の趨勢から見ると、日本はかなり違う様相を見せています。あるいは現時点では騒ぎすぎなのかも知れません。

投稿: rijin | 2009.08.21 16:51

3坪に2LDKを立てたら、5階建てくらいにしないと。
建ぺい率100%でも、1階:玄関、トイレ、風呂、
2階DK、3階L、4・5階各1室としても、階段を入れると
各階4.5畳ってところになりますね。
5坪なら3階建てくらいに収まるかもしれませんが。
3坪じゃ2階建てで風呂なし1Kが良いとこかと思いますが?

投稿: SOL | 2009.08.21 16:58

住宅の件は、「プリウス並み価格」の部分で反感を覚える人が多いのでしょうけれど、「いま、不動産業界や銀行に求められていることは、この1/3の非正規雇用を、マーケットに組み込めるような商品を開拓して売ることですよ。」という部分は、その通りだと思いますよ。

思想がなければ、新しいコンセプトも商品も生まれません。
いきなり、目標に届かなくとも、そちらに開発の方向を向けることは可能と思います。 日本では、なぜか人気がありませんが、スケルトン・インフィルの集合住宅などは、低価格化への方向だと思います。 

消費者側も同様で、契約前は高価なパンフにCF、金のかかったモデルルームでの王様扱いを求め、契約後は入居日まで、絨毯、キッチン、バスユニットを選んで悦に入るような買い方を辞めるだけで、ずいぶんと単価は下がるでしょう。出来あいの分譲住宅に比べ、スケルトン住宅が定着しなかったのは、消費者側も 面倒を嫌い施工と内装は別という買い方を選ばなかったからなのですね。 入居時に全てが完璧であるべきという思いこみを捨てれば、住宅価格は 少なくとも内装部分と広告費分は下がります。

投稿: 外資社員 | 2009.08.21 17:58

>新型インフルエンザ

今、すごい勢いで流行っています。うちの大学では、東京で実施されたあるスポーツ大会から感染し、現在氏名が分かっているだけで50人以上がA型に罹患しました。熱が下がってから報告に来た(潜伏期にウイルスをばらまいた可能性がある)学生もおり、どこまで拡がるか実態が掴めません。不要不急の者は学校に来るなとアナウンスしていますが、徹底できているかどうか不明です。なお、同じ大会に出場した他大学にも大量の感染者が出ているようです。現在は、A型と判明したらそれ以上の検査はしていないようですが、ほぼ全部が新型と思われます。

投稿: | 2009.08.21 17:59

>>やまぎわ議員のスピーチ。こらあかんわ。上から目線なんですよね。別に間違ったことを言っているわけじゃないんだけど、何か有権者相手に喧嘩を売っているような雰囲気があるんですよ。

この人は徹底的なナルシストなんですよ。あからさまに相手を見下した態度をとるんですよね。1対1で話すと余計に顕著です。だから私は本当にそりが合わなかった。秘書も本当に定着しませんよ。マシな秘書ほどすぐに辞めていく。

東大卒っていっても院からだし、なんかコンプレックスから生じるゆがんだエリート意識なようなものがにじみ出ていて、気分の悪い人でした。

投稿: | 2009.08.21 18:01

>思想がなければ、新しいコンセプトも商品も

ええ、そうやって生き延びてるはずですけど。
高級-高耐久-高断熱-エコからローコスト志向まで、法令の許す限界で、顧客ニーズを追求した住宅はたくさんあるはずですよ。
ちゃんと低価格化してるし、企業努力を怠ったなんて何を見て言ってるのか不思議なんです。

>スケルトン住宅
単にイニシャルコストが高いから普及しないのが現在。
結局ライフサイクルコストを考えると100年住宅的思想と同じなんですよ。

投稿: nao_c/w | 2009.08.21 18:36

しかし、そもそもの前提として、年収300万で自分の家を持つ必要があるのか?
賃貸(アパート、コーポ、長屋、マンション、戸建て、公営住宅etc)で自分の丈に合ったものを選択すればいいのではないのだろうか。
人口減少で1億人の30%で一世帯3人として1千万世帯×5万(月家賃)で年60兆円の強大マーケット。
不動産業界は、一部の富裕層、土地持ちに対して、これらの非正規雇用向けの賃貸物件の建設、借主の斡旋、維持管理をパッケージにして売り込めばいい、、、ってまんま、かの大東建託みたいだな。不動産業界ちゃんと考えてる(笑)

投稿: 土建屋ともゆき | 2009.08.21 18:55

>民主、圧勝の勢い 300議席超が当選圏 衆院選情勢調査
>日本経済新聞社は30日に投票日を迎える第45回衆院選を前に全国世論調査を実施し、情勢を探った。
>全480議席のうち民主党は小選挙区と比例代表を合わせて単独過半数(241議席)を突破、300議席超が
>当選圏に入っている。自民党は100議席弱の当選圏にとどまっており、公示前勢力(300議席)に比べ
>議席を半数以下に減らすのは必至の情勢。民主党圧勝による政権交代の可能性が強まっている。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090821AT3S2001C20082009.html

民主党にこの数字ほど圧倒的な支持があるとは思えないんですが。
前回の郵政選挙といい選挙制度に問題があるとしか思えません。

投稿:   | 2009.08.21 19:02

>すごく流行っている。
インフルエンザはピークまでが1ヶ月少し、で沈静するまでが3ヶ月くらい。
いま、流行っているといっても、もっと流行ります。
で、11月に沈静した後、また正月過ぎに盛り上がります。
ピークの規模は今の本土の定点辺りで一桁違いますから、まだ序の口です。
ピークのプレッシャーに押しつぶされないかが大切。
>脳症
↓ワードですが
www.okayama-u.ac.jp/user/pedhome/dfiles/infulu.doc
流行の規模:学校欠席者数と比例しますから、規模とピークの高さが課題です。でも、流石に小児で1万には至らないでしょう。だって、そんなに子供居ないもの。10万例といったら、3学級に1名ですよ。でも、小児科医の数からすれば、百の桁でも数週に固まってこられるので、応対しかねる。

投稿: pongchang | 2009.08.21 19:04

>前から、この階層の年収を200万ぐらいなんとかして上げる方向にした方がみんなで幸せになれるの
>じゃないかなあとか思ってるんですけどね。

それができないから、低所得でもそれなりに生活できる方法を、模索しなければいけないんでしょう

投稿: | 2009.08.21 19:37

>建売り低価格化
例えば商習慣の改革を法律で持って導く方に掛けてみてはどうでしょうか。こんな試作が行われています。

きっかけは発注者の不満、「原価開示方式」考案者に聞く
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090407/531796/
(※アカウント要登録のサイト、登録しないと読めません)

原価が見えてくることで、年々の材料費の低廉化(技術革新)がどの程度進んでいるのか透けて見えてくるし、他国と比較(日本の弱点欠点)もできる様になる。また行政がこの仕組みに乗っかって法律を整えていけば、関係者の潜在リスクを薄めつつ行政による品質管理・検査コストを少なくできるキッカケになるかと。

といっても、業界がいま打つ手の王道は、『子供が増えれば市場が広がる、仕事が増えるぞ業界儲かるぞ』と笛を吹いて日本を廻って貰う政治へ、ロビー活動することですよね。このままだと業界は、仏壇業界のような小市場な業界に落ち、溢れた業界人は創意工夫の余地少ない低所得者向け集合住宅の孫受けひ孫受けを受注して、その労働力を年々厳しく買い叩かれる暗い未来がある。

投稿: nanwa hachi | 2009.08.21 19:51

>日本経済新聞社 全国世論調査

家にも2日前の夜、ヒヤリングの電話があり、答えたので私も分母の11万人の一人です(^_^)
 分母に選ばれたのは、日経新聞の購読料をクレジットカード払いにしているので、そこから氏名と電話番号を得たのではないかと思います(^_^)
 カミさんの意見は自分の投票予定の候補者とは異なりますが、ヒヤリングの様子から、選挙権を持つ人が複数いても、電話に出た人の答えをその世帯の答えとみなしているようなので、正確性には疑問点はありますが、統計の妙でほぼ現在の民意に近い結果になってしまうんですよね・・・

投稿: プレーリードック | 2009.08.21 19:53

>思想がなければ、新しいコンセプトも商品も生まれません。
>いきなり、目標に届かなくとも、そちらに開発の方向を向けることは可能と思います。

まぁ、それをやってきて今がある訳ですけどね。
バブル期は坪単価5~60万とか当たり前の時代でしたから
現在の30万台というのはかなり頑張っている数字じゃないかと思います。
これ以上の低価格化はただの消耗戦になってしまいます。
ただでさえなり手の少ない大工などの職人が更に減ってしまうでしょう。
そこはやはり移民で穴埋めするんでしょうか?

投稿: | 2009.08.21 19:59

住宅の話ですが、ある木材店の方が今の家は安く作るために
合板を使いまくっているので、100年なんて持たないと
断言してました。

確かにその通りだとは思います。

投稿: たにゃか | 2009.08.21 20:10

FTA・関税自由化でまず打撃を受ける国産農産物は、米でも野菜でも果物でもない。
小麦や大豆といった「日本の食料自給率の足を引っ張ってる」農産物、同時に「それでも規模拡大でコストダウンを図ってきた」畑作専業農家をまず直撃するんですよ?
今の日本の食料自給率は、例えれば英語が90点、数学が10点、平均して50点の生徒のようなもの。
それを「苦手な数学でも50点取れるようにすれば、英語が90点、平均70点になる」ではなく「得意な英語で140点取れば、数学10点でも平均75点にアップするじゃないか!先生、英語だけ150点満点にしてください」でいいんでしょうか。

「減反を止めて自由に米を作らせて、中国にも売って、自給率アップ&補助金カット&米価下落で消費者(だけ)ウマー」、ってのが「英語で140点取る」ことかもしれません。
ですが同時に「関税自由化で激安小麦や大豆が大量輸入、国内畑作農家玉砕」となるなら、こっちは「数学でマイナス100点取っちゃう」ようなものです。

…「日本の足を引っ張ってる」国内農業はいらない、それでも「国産農産物は欲しい」、『第二次太平洋戦争』の「日本製のビデオを買い韓国車に乗りながら、『バイ・アメリカン』を訴える」「燃費悪い車を乗り回しながら、中東情勢に口出しするな、ノーブラッド・フォーオイルと訴える」「ホームレスを蔑みながら、第三世界にばら撒くドルを福祉に回せと訴える」『市居の草の根アメリカン』ってのは、こんな感じなんでしょうか?

投稿: | 2009.08.21 20:18

>農業に関して。

これははっきり言ってGHQが悪いw
アメリカの農業が
大規模地主が黒人奴隷や小作人を使った大農場の農業から
       ↓
機械化した大農場、解放された黒人奴隷や小作人は都市の
労働者に変化して行った(この辺の大変革は作家ジョン・スタインベックの怒りの葡萄で有名ですね。向こうは小作は機械化で
失業して都会に家族で引っ越したんですね)
という流れだったのに対して
敗戦国の日本を3流~4流のアジアの農業小国に押しとどめるため
に地主の土地をすべて小作に細分化してタダであげちゃった
(農地解放)
その結果、元小作の中小零細農業者がどどっと増えた(都市近郊だと
兼業農家が増えた)
でも中小零細農業だとせいぜい1家族くらいしか食えない
ので、やはり農地の分配を受けた世代の次の世代から
都市に出るものが増えた(いわゆる金の卵の時代かな)
ちょうどそのころにタイミングよく朝鮮特需と重なって工業化に
舵を切り直し高度成長から工業大国へと方向性が変わった
その結果、地方の過疎化、高齢化、盆正月の大移動の風物詩が
できあがった。都会に出てきた人の住み着いた団地など
ニュータウンの高齢化の問題も始まってますねえ
昔は田舎で一家族だった集団が、農地を得たことと息子世代が
都会に出たことで分散して核家族が増えた。
 アメリカは小作は地方から消えたんですね。でも日本はGHQの
おかげで土地を得て残った。ここが大きな違い
しかも、残ったたくさんの中小零細農民が票田になっちゃったから
政治家も改革するはずもないという悪循環…になった。
そりゃそうだ例えば数十ある零細農民の農地を一軒に集約して
零細農民のじいさん、ばあさんは都会のサラリーマンの
息子さんのところに行ってくださいなんてやっちゃたら
票が減るもんな。
だからどっぷり補助してゾンビみたいに生き残ってくださいってことになる
田圃をどんどん相続して分けて細分化することを昔の人はタワケと言ってバカの代名詞として使った意味が実感できますね
最後は田んぼが小さくなって全員食えなくなってドボンですから
いまさら大規模農業へ転換と言っても小さな地権者がウジャウジャ
いて話がうまく纏まるはずがないし。
ホント、タワケとはうまく言ったもんです。


投稿: GG | 2009.08.21 20:48

言い方悪いですが、どっかの保険会社と一緒で一生保障とかと一緒ですよ>100年住宅
建てた会社100年存在しなければ意味が無いんですから
中規模の住宅メーカーで10年保証・20年保証謳った会社が何件か潰れて居ますな
個人的には在来工法で腐り難い太い木を使い、地盤と基礎をしっかりしたものを立てておけば、100年とは言いませんが、三世代くらいは改築くらいでいけると思いますよ
昔の家は水回りが家の中になかったので長持ちしたんですよね
今は水回りが中にあるのでその湿気が漏れて駄目にするんですよね
定期的に床の下を覗くか、換気システムを組み込むのが今では普通です

投稿: SEED | 2009.08.21 20:52

>選挙制度
小澤、鳩山、菅たちが主導して成立させたものが、ようやく彼らの望んだ結果をもたらそうとしている。小選挙区制度が「民意を正確に反映させる」制度ではないのは初めからわかっていること。民族対立や地域対立のない国ではオセロのように全く色が変わってしまうのが本来の予想される姿。

投稿: 痴本主義者 | 2009.08.21 21:05

>田圃をどんどん相続して分けて細分化することを昔の人はタワケと言ってバカの代名詞として使った意味が実感できますね

 GHQの改革の大功績のように言われる農地解放と、民法の改正による均分相続が今になって農業を絞め殺しているわけですな。


>労働者の1/3が非正規雇用という時代に求められるのは、年収300万前後で生涯を過ごすしかない階層相手の商売

 逆に言えば、勤労者の2/3は依然として正規労働者なんだから、マスゴミの連呼に乗せられて非正規ばかりに気を取られるのも愚の骨頂なんではないでしょうか。現在そして当面の日本の人口からすれば、勤労者とその家族の2/3が市場だとしたら、これだけで世界有数の大きさです。

投稿: 土門見人 | 2009.08.21 21:22

>負け戦

こんなメディアスクラム下での選挙戦を一般化しちゃ駄目でしょ、いくら参院選以来見慣れた光景だからって。
年寄り議員の排除の前に鳩山みたいな犯罪者を何日間首相の座に座らせていいのか考えないとね、限度ってモノがある。まさかしらばっくれるつもりじゃなかろうにw

投稿: | 2009.08.21 21:55

>投稿: | 2009.08.21 19:37様
>>前から、この階層の年収を200万ぐらいなんとかして上げる方向にした方がみんなで幸せになれるの
>>じゃないかなあとか思ってるんですけどね。
>それができないから、低所得でもそれなりに生活できる方法を、模索しなければいけないんでしょう

むしろオルタナティブな視点としたら「300万円台の所得対策」よか「300万円からの所得増加」の方が希望が持てて良いなあと。「公務員の給料減らせ」ばかりで「俺達の給料増やせ」ってなんで言わないんだか不思議であります。

まあ、個人所得が300万円でも、結婚したら共働きして600万円かと考えると悪くないのかもねえ。

投稿: ¥e | 2009.08.21 22:04

>選挙

来年の参院選も視野に入れて考えると悩むなあ・・・
もし民主が政権取ったとして、たぶん下手打つ可能性高そうだから
そしたら参院選で自民が盛り返して
そしたらまたまた捻じれ国会になって法案が通らずに
グダグダになって…

投稿: | 2009.08.21 22:17

>農地解放

和田博雄を忘れないであげてください…・

で、2.26の表向きの「名分」は貧農問題だったわけで、
それこそ当時の「100年問題」を解決する唯一絶対の方法だったと思います。

で、農業問題ですか?

所得倍増計画がすべて成功したおかげで、
地方で(ここ重要)戸主がサラリーマンで食えて、
三ちゃんができるほど効率化が進んで、
第二種兼業農家なんてキメラができて、
あーら不思議、娘を売る悲劇はなくなりましたとさ、めでたしめでたし。あれ?

そういや農業法人ってどうなったんでしょう?

>選挙制度
これはもう北岡教授の定義を引くしかありますまい。

「中選挙区制は『議員』を選べても、『総理』は選べない。
しかし、小選挙区制は『議員』は選べないかもしれないが、『総理』を選ぶことができる」

私個人としては、議院内閣制と民主主義を止揚する
これ以上のゲームのルールはないと考えております。
「ノーモア宇野!!」(笑…えねえ)

まぁ民主集中制を信奉してる方々には理解いただけないでしょうが(爆

投稿: 七師三等兵 | 2009.08.21 22:31

農地解放と民法の改正

私は、この両者は必要なものであったと思っています。農地解放前までの小作人の貧しさは、「おしん」の世界そのものです。おかげで農家に購買力なんてなく、消費世帯としての体を為していませんでした。農地解放なくして戦後日本の発展もなかったでしょう。民法の改正もまた、農家の嫁に対する非人間的扱いを改善させる一助となったと思います。
一方で、仰るように農業規模の細分化を招きました。しかし、戦前の日本の貧しさからの脱却を考えた場合、農地解放を否定できないのではないでしょか。
また、私も以前は大石様と同じように自由化の導入による再編と流動化を望んでいました。しかし、小額の補助金で農家を延命させ、徐々に自然死を待つのが現実的な対応だと考えるようになりました。この数十年で、農家の土地に対する意識も変容してきています。農家の跡取りも農業を忌避し、農地の貸借も当たり前になってきましたし、休耕田を恥とする意識も希薄になってきましたし、将来的には一部の意欲のある農家や法人による集約化も行われるようになるでしょう。少なくとも、強権による変化を強いる必要はないと思います。

投稿: ペンチ | 2009.08.21 22:55

自民党は首相候補もいなければ、人寄せパンダ的タレントもいなくなった。山本一太じゃ人は集まりません。政調会長誰だっけ?と調べたら保利、総務会長は笹川。これで全国遊説、選挙応援しても人気がでるわけがない。
東京で◎、盤石なのは石原長男と下村だけ。なんのことはない、民主が候補だしていないところだ。前回、郵政解散小泉旋風の選挙で民主が東京で勝ったのは管直人ただ一人。
それでも比例区では自民8議席に対して民主は6議席とっている。実は名簿が足りずに自民票で保坂が復活当選しているのだが民主6は有権者のバランス感覚がはたらいたと思われる。さて今回、そのバランス感覚がはたらくかというと絶望的。

>区会議員の幹事長さんとか言っていたかな、鹿児島でのミンスの事件に関してぐだぐだと非難。

民権か国権かの論争は明治の初期からあるんでしょうが「日の丸」は国権の象徴で今それを声高に叫んでも受けません。その鹿児島で麻生も日の丸切り裂きホームページに載せたと批判演説をやってしまった。鹿児島の恥を鹿児島で取り上げるな。(w
世耕でも執行部にいれば、日の丸攻撃は効いていないと助言するんだろうけど麻生さんは人事のセンスがないようだ。

投稿: | 2009.08.21 23:07

一つの政策で、家の値段を下げるのと、非効率な農家を退場させる方法があります。

それは固定資産税の増税(&課税方法の変更)です。

今の固定資産税は大雑把に言うと、
・土地の評価額×税率(標準で1.4%。自治体によって若干異なる)と
・建物、設備の評価額×税率(同上)を加えたものになっています。

この「評価額」というのがくせ者で、住宅や農地、零細商店等では低く産出され、ほとんどタダ同然の評価になるので、猫の額ほどの農地やシャッター通り商店街を維持しても負担が生じないのです。

これを以下のように変えると、一発で持ち家問題と、非効率農家の問題を解決することが出来ます。

・土地の価格(実勢価格)×税率(2%~3%ぐらいが良いと思う)

このように固定資産税を増額すると、土地の値段は下がるので、必然的に家の値段も下がって、低所得者でも不動産を持てるようになります。
また、上物に課税するのをやめることで、集合住宅だとさらに税額負担が下がって住宅を持ちやすくなります。

農家の問題でも、固定資産税の減免をやめることで非効率な農家は税額を負担できなくなり必然的に退場していくことになります。
退場した農家は同業に土地を売る(大規模農家が出来る)か、国家に差し押さえられることになり、後者の場合は国有地として環境保全を行えばよい。

加えて、土地収用に当たっては、税額が2%の場合、税額の60倍を払えば自動的に収容できるルールも作っておけば、公共事業の収容という宝くじに当たるのを待って非効率な農業を続けている爺どもも、さっさと土地を手放してくれることでしょう。

投稿: SE | 2009.08.21 23:12

nao_c/wさんや、にわかホームインスペクターさんのいわんとしていることと、先生の立ち位置がねじれの位置なので、どっちがいい悪いはとりあえず別にして、いらん誤解を招いたとは思いますよ。
客観的資産価値云々の話とは別に、立ち位置として技術屋さんとして生きておって「先生のおっしゃっていることは、建築業界の連中が怠惰なために、革新的な技術が導入されていない上に、相当な部分何もしていないのに取り得があるんじゃないのと読めるところがあるのが、あんまりにも技術屋さんや職人に対するリスペクトがないんじゃないんですかね」というのが、彼らの主張だと思うのです。
これが先生が単純に「文系急進潔癖的革命主義者でコミュニスト」なら、そもそもここまで変にもめないと思うんですが、アレだけ著書で精緻に武器のスペックを生き生きと再現され、あるいはブログで知見を披瀝されているのに、まさかこんなことで「物理や化学の絶望的な壁の高さを技術で乗り越えるのが、どんだけ大変かぐらい了知されていると思うんですけどね(嘆)」という、非難というよりむしろ骨身にしみて苦心している方の、極めて正直な失望めいた反応だと思います。
正直私見ですが「無産階級を挑発云々」とか、昨日のあの開き直ったかのようなお返事は、少なくともこういう至誠の技術屋さんたちになさるべき態度ではなかった。なぜなら、立ち位置を変えるなら先生も「文章の技術屋」ではないですか。見た限り彼らは説得しようとしているが、「売文業」よばわりしてない。間違いとまでいえるかは自信が無いし、これが先生のブログだと十分理解しており、そこは双方の心情を忖度するに心苦しいのですが…

あと、住宅について先生のおっしゃっていることは、単純にデフレへの期待そのものであり、「俺よりも幸福な全員を不幸にして、なんかよくわかんないものに忠誠させる」チャウシェスク型タリバン型資本主義ですよ。リフレ派のはずなのに有産階級がそんなに憎いのでしょうか?役所の利権と、そこに関係する産業の話がどうも混線している気がするのですが(今新聞業界と著作権の文部科学省がどうのとか議論したら、変ですよね)。

投稿: さいとー | 2009.08.21 23:28

>「俺達の給料増やせ」ってなんで言わないんだ

労働者の1/3が非正規雇用という時代に求められるのは、年収300万前後で生涯を過ごすしかない階層

この階層は、社会の裏も表も知りすぎてて、俺の働きって年収300万前後が適正だよなぁと自覚している、
ホンマにけなげで哀しい階層なんです。

この階層の願いはひとつ、俺ら以外の階層連中も、適正な年収にしてくれよって事なんです。

投稿: | 2009.08.21 23:51

対馬奪還戦争1
今月の中央公論新社さんの配本は早かったですね、一気に読みました。2も連続刊行ということで、来月も楽しみに待っています。

投稿: 10 | 2009.08.22 00:06

>jaguar様
>現代日本だから高度医療やハイテク機器のバックアップ

ほんとうにそうです。
よくぞここまで金をかけてくれたものだと頭が下がります。
最近の爺婆は車を運転するんで、たいして困ってないんですよねw

インターネット環境も光ですし。爺婆だからその環境は使いこなせてませんが・・・。


>ある意味理想の生活のような気がします。

無いのは若者向けの産業だけ。

実際は今はリアルな面倒くささはあります。
あと10年でどこまでシンプルになるか期待しているところです。

投稿: k-74 | 2009.08.22 00:34

対馬奪還戦争1
配本されたところがあったんですね。
うちの近所では、のびーの新刊はあるのに先生のはありませんでした。
店員に聞いたところ、配本がばらつくことがあるそうで・・・。
明日また行ってみます。

投稿: pfe | 2009.08.22 00:45

>> 2009.08.21 21:55
>鳩山みたいな犯罪者を

このような表現はどうでしょうか、証拠を提示してから言うべきではないか。そうでなければ、明らかな選挙妨害と思いますけどね。

投稿: | 2009.08.22 07:24

>>思想がなければ、新しいコンセプトも商品も

>ええ、そうやって生き延びてるはずですけど。
>高級-高耐久-高断熱-エコからローコスト志>向まで、法令の許す限界で、顧客ニーズを追求>した住宅はたくさんあるはずですよ。

ならば、時間だけの問題か、400万円まで下がるかというだけのお話かと。

ご不満なのは、努力もしていないように言われた点なのですかね?
ならば、それに携わる人の気持ちとしては判る気はしますけれど。

投稿: 外資社員 | 2009.08.22 08:13

ろくに調べもせず業界の一部分を見てさも業界全体を知ったような物言いをされたからかと…
まあ一番知りたい情報が、簡単にすぐ知ることが出来ない業界も努力が足りないと言われればそうだが、一世一代のような買い物に自身でろくに調べないで一言目は企業努力が足りないと言っている方もどうかと思うけどねぇ
投票にも行かないで今の政治家が…なんて言ってるのと一緒。

投稿: | 2009.08.22 08:44

置くだけハウスなら、400万で上等な書斎がミニキッチン・エアコン付きで買えますYO
解決しましたね!

投稿: nao_C/W | 2009.08.22 09:11

イカン、人の携帯で打ったらc/wが大文字になってしまった。
因みに不満とか全く意味がわかりませんが?

投稿: nao_c/w | 2009.08.22 09:34

プリウスなみの値段で、耐震性抜群の家ならありますよ。
http://www.dome-house.jp/index2.html
工期も一週間です。もちろんプレハブではありません。

見た目があれなんで買う人はあんまりいないでしょうけど。

投稿: | 2009.08.22 13:13

>見た目があれなんで買う人はあんまりいないでしょうけど。
いや、私は結構好きですよ こういう形
でも、建坪に対する延床面積があまり取れなさそう
ベランダ作れないから、洗濯物干すのに庭なんかが必要だし

投稿: | 2009.08.22 20:05

ドームハウスは昔は300万で建ったそうですが、今は基本の枠組みだけで300万。
家として使うなら工事費合わせて、その倍ぐらいの値段が必要なようです。
というわけで性能は特徴的ですが値段がプリウスなみというのは間違いでした
スミマセン。

>でも、建坪に対する延床面積があまり取れなさそう

まあ所詮平屋ですしね。洗濯物に関しては、私だったら室内干ししかしないので関係ないですがw。

投稿: | 2009.08.22 22:04

新刊、今、読み終えました。
前作と政治背景が変わってますが、本作のような状況が発生したら
新作のように政府が動くのは、よほど天祐でもないとないのではと
思うのは、私だけでしょうか?
政党内の獅子身中の虫とその獅子身中の虫の本籍地の党が反対して
政府は、身動きがとれないとしか思えないのですが。
いかがでしょうか?

投稿: | 2009.08.22 22:47

ドームハウスですが、もうひとつ気になるのが、円形だから家具を設置したらデッドスペースができそう
家具ってまっすぐな壁で囲まれた四角形な室内に設置するって前提で作られてますからね

投稿: 2009.08.22 20:05 | 2009.08.22 23:59

>年収は300万円しかない消費者に、住宅を建てて売るしかない時代がもうそこまで来ているんです。

年収300万円しかない消費者に売れる住宅を作っても、住宅産業全体で見れば、賃貸にすんでいた人が戸建てにすむだけで、全体需要(金額ベース)ではあまり変わらないような気がします。つまり市場規模は同じかと。
車が低価格の大衆車を出して市場が大きくなったようなことがこの業界でおこるもんなんでしょうかねぇ?

投稿: ka024 | 2009.08.23 01:44

経済危機克服のための「有識者会合」
リチャード・クー氏の資料
http://www.kantei.go.jp/jp/keizai_kaigou/090316/090316_07.pdf

住宅を消費財ではなく資本財とみなせるような政策転換が必要としています。
低価格住宅は、長い目で見れば損なのかもしれません。

投稿: 黒煎りゴマ | 2009.08.24 03:50

>ドームハウスは昔は300万で建ったそうですが・・・

>ドームハウスですが、もうひとつ気になるのが、円形だから家具を設置したらデッドスペースができそう

飛行艇で実績のある新明和工業なんてのは、飛行艇の装備品の
ノウハウを生かして散髪屋さん向けに椅子や洗面台ユニットなんての
販売してたりするのでこういうドームハウスを航空機技術を
利用して制作し内装もセットなら形状を合わせるなんてオハコだろう。
住宅に航空屋が参入するのはどうなんでしょうね?
最初から大量生産前提でのアルミのモノコックハウスなら
安くなるのと違うだろうか?

中古飛行機改装のおうち、トータルコストは3万ドル
http://jp.makezine.com/blog/2008/08/airplane_the_house.html

レストランに改装された飛行機
http://soheicube.com/linkpost/tag/%E8%88%B9/

投稿: | 2009.08.24 13:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 負け戦ここにあり:

« アナウンス効果 | トップページ | ネガキャン »