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2009.11.06

問題は札束の印刷なのか

※ 「壁」崩壊から20年、埋まらない東西格差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091105-00000602-san-int

 昨夜のクローズアップ現代で、その後経済的になかなか浮揚できない旧東欧圏の状況をレポートしていました。
 旧東独エリアでは、若者の半数が、東独が独裁体制だったことを知らないし、変なノスタルジーがはびこっている。

 番組のゲストが「共産主義の過ちの代償を今も払っている」と言ってましたが、東西対立が戦争だったと思うと、それでも、犠牲者を出さずに終息させた価値は大きいでしょう。単に核戦争と東西激突の総力戦の発生を防いだ、というだけでも意義はある。
 共産主義の代償であり、自由と平和を得ることの代償でもあった。
 世界経済全体で見れば、旧東欧圏は、未だに成長の余地のある荒野ということになります。外からみれば、さほど悲観的では無い。あの壁を越えればパラダイスがあると勝手に信じてしまった側の幻想でもあるし。
 ただ、自由主義陣営側としては、われわれのシステムの方が優れていると信じて訴えた責任もある。でも彼らは、相変わらず、旧東欧圏を、不景気になればいつでも追い返せる低賃金労働の供給国程度にしか見てないんですよね。そこが欧州型デモクラシーの狡猾な所でもある。

※ 「デフレ脱却」対策求める 勝間和代ツイッターで「署名活動」
http://www.j-cast.com/2009/11/05053238.html
*カツマーの教祖Vs菅副総理 デフレ対策で通貨大量発行?
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091105/fnc0911052250019-n1.htm

>お金の供給を増やせばデフレ脱却は可能ですが、

 量的緩和政策とか日銀がどうしてそこに復帰しないのか不思議ですよね。今の日銀て、欧米と横並びで、一生懸命、出口戦略を描くことしか関心が無いですよね。こっちはまだ延焼が続いているのに、出火元がもう消えたものだから、そわそわして消防車を引き揚げようとしている。

 ただ、デフレがスパイラル状況に陥っていることは事実なれど、供給量を増やせば脱却できるという、そんな単純な問題なのだろうか。それで上手くいくのならとうにやっていたと思うのですが。もう少し因果関係は複雑なんじゃないの?
 しかし、政府が一体となって、デフレの深刻さを共有しない限り、デフレ対策はもちろん出て来ないばかりか、景気浮揚も無いでしょう。鳩山政権の最大の問題点は、その認識を誰も持っていないことだと思う。だから単発であちこちで金をばらまいても、経済政策としての整合性や目標があってやっていることではないから、シナジー効果にみんな疑問を感じざるを得ないんですよね。

>「Twitterの力をひしひしと感じます」
http://www.j-cast.com/2009/11/05053238.html

 私の中では、ありがちな自己啓発セミナーの講師程度の位置づけな人だけど、そのパブリシティの仕掛けの巧みさには感心しますね。これも実は Twitter とのコラボだったりするんでしょうけど。往年の秋元康や残間里江子を見るよう。

*デフレスパイラルの再来リスク:民主党参議院議員・大塚耕平
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-column/news/20091105/ecc0911051622000-n2.htm

>デフレスパイラルが再来するリスクが高まっています。

 それもう、とうに入っていますから! 貴方がそんな甘ちゃんな現状認識でどうすんの?

※ 市橋容疑者の最近の写真 千葉県警が公開
http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY200911050408.html

 意外に似ているんですよね。パーツの配置そのものは変えられないから。ただ、われわれがこうして「似ている」と感じるのも、二枚の写真が同一人物だという予備知識を与えられているからであって、突然新しい顔写真を見せつけられたら、誰だか解らないでしょうね。

※ 精神疾患休職の教職員に年間60億円の給与
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000511-san-soci

 東京都ぐらい財政規模が大きければたいしたことは無いんだろうけれど、カウンセリング・システムを整備して、もっと早い時期に相談するような制度と雰囲気を作れば、その出費は抑えられるんですよね。結局、そうやって休んだ穴埋めを他の教師がする羽目になって、また新たな休職者を出すきっかけにもなるわけですから。

※ 松井選手に国民栄誉賞「まだ早すぎる」5日の鳩山首相
http://www.asahi.com/politics/update/1105/TKY200911050425.html

 WBCの欠場もあって、一時期国内的にどうか? ということはありましたが、
これで汚名挽回(←典型的な誤り。正しくは汚名返上、名誉挽回)ですね。国民栄誉賞云々と言うことになると、年齢のことより、野球選手やスポーツ界への偏りが出て良いのか? という印象は持ちます。子供
10人立派に育てて社会に送り出した無名なご夫婦とかどうですか。いやマジで。

※ 外国人スタッフ600人退避へ=国連、アフガン治安悪化を懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091105-00000116-jij-int

 警官が外国人を乱射したりして、アメリカの撤退戦略を加速するんだろうけれど、最近唯一明るい傾向と思えるのは、タリバンの攻撃が組織的になって来たんですよね。ベトコンと同じで、組織化された攻撃を仕掛けて来るということは、どこかにヘッドクォーターが存在するということで、それは北ベトナム政府ほど固いものではないし、単独な統一体でもないんだろうけれど、そこに停戦や撤退するための交渉相手が存在するということですから。

*現地警察に中古パトカー アフガン支援で政府
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091106/plc0911060114000-n1.htm

 現地に入らずに済むのなら、結構なことです。ただ、現地警察と言っても、実はタリバンでしたなんてのは当たり前に潜り込むとしても、まず彼らは文盲で、職業倫理が何たるかも知らない連中ですからね。ハードルは余りにも高い。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 日本航空:年金支給額のモデルケース 月額最大48万円
http://mainichi.jp/select/today/news/20091106k0000m010144000c.html
※ 中国海軍艦2回目の訪日 広島、原爆ドーム見学も
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091105/plc0911051536008-n1.htm
※ 同級生の矢が額に、アーチェリー練習の高2重体
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091104-OYT1T01329.htm
※ カテーテル誤って脳血管に、医療ミスで男性死亡 容疑の医師2人書類送検
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091105/crm0911051742027-n1.htm
※ カテーテルで心臓病の新治療
http://www.nhk.or.jp/news/k10013588681000.html
※ <転身>35歳元防衛庁キャリア、巡査に「現場で人助けを」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091105-00000061-mai-soci

※ 前日の空虚重量71.7キロ

 細切れに3時間寝る。冒険作家クラブ幹事会。多忙にて出席できず。ご免なさい。
 本日多忙につき午前6時セットのタイマー更新。

※ 有料版おまけ ジパング終わる&勉強のモチベーション

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コメント

>汚名挽回
わざとですか?

国民栄誉賞てそのものが、なんかうさんくさいと感じます。

投稿: てつあん | 2009.11.06 10:06

 ご免、汚名返上。名誉挽回。私自身は、出て貰いたかったけれどそれでも選手個人の自由意志だと思っています。

投稿: 大石 | 2009.11.06 10:16

>かうんせらー
乱射の実行犯、カウンセラーの少佐
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091106/amr0911060740000-n1.htm
>カテーテル
アナの入れ間違いは内視鏡にしてもあるから、透視をする訳でそれを怠るものかしら。
ありえないのはその先、突き破るというところ。これは居たたまれない。
心臓の狭窄部位を拡張する時に裂けてしまう心のうタンポナーゼや、カテーテルが動脈硬化巣を引っかいて剥がして飛ばしてしまう脳梗塞は、原理的に確率的に不可避だけれど。
>高齢者の弁膜症治療
絵が怖い。その絵はカテーテルではなくて、昔の心尖部からダイレーターで切る交連切開術の機器みたいな間違った図柄で萎える。
高齢者を助けるべきかといえば、難しいけど。小児にも適応が広がるのを、年寄りで実験させてもらっていると思うしかない。
胸を開いて手術して、心臓は治ったけど胸骨が閉じなくてMRSAとか、そういうズブズブな患者にかかる1千万が数百万に圧縮できたと諦めるしかない。
http://www.medtronic.co.jp/about-medtronic/news-release/2009/2009-2/index.htm
http://www.edwards.com/jp/newsroom/jnr20090831.htm
>心臓つながり
http://www.j-circ.or.jp/topics/shinzo_isyoku.pdf
親族の同意殺人などを回避するには、心臓に限り、親族への優先提供はさけるべし。

>転進
この割り込みのセイで就業機会を逸した高校新卒を救うのが人助けだったと思う。
http://www.panoramio.com/user/2088250

投稿: pongchang | 2009.11.06 10:29

>国民栄誉賞「まだ早すぎる」

若い頃は死なないともらえないものだと思っていました。殉職して二階級特進、みたいな。
wikipediaで見たら17人中10人が没後受賞だそうで、あながち間違った認識でもなかったようですが。

投稿: らっしゅ | 2009.11.06 10:47

http://www.medtronic.com/corevalve/other.html
これが経皮大動脈弁置換の器具

投稿: pongchang | 2009.11.06 10:55

>>旧東独エリアでは、若者の半数が、東独が独裁体制だったことを知らないし

今時の日本の若者は、自民党一党独裁の時代を知らない事に気がつきました。

投稿: てんてけ | 2009.11.06 10:58

>国民栄誉賞
選考基準があいまいで、「うさんくさい」賞ではありますね。何となく、政権の人気取りのような感じで…
ちなみに、受賞者は17名ですが、面白いのは内訳です。作曲家が4人と最多。野球選手は2人、俳優が3名、歌手が2名、冒険家・柔道家・力士・漫画家・映画監督・陸上選手が各1名です。イチローは2回打診されていますが、辞退していますね。恐らく松井も仮に打診されても辞退したような感じがします。

ところで、松井選手ですが、今シーズンが契約更改年となり、非常に微妙な立場なようです。

>アーチェリー事故
実質的には「武器」ですから、未成年の場合、やはり監督者がついていた方がよろしいかと。

投稿: フェリ | 2009.11.06 11:00

今の日本政治は一党独裁ではなくて民主集中制ですね。

投稿: | 2009.11.06 11:14

> カテーテル誤って脳血管に、医療ミスで男性死亡 容疑の医師2人書類送検

腕頭動脈(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%95%E9%A0%AD%E5%8B%95%E8%84%88

 カテもガイドワイヤーも、普通は右手首から右鎖骨下動脈、右腕頭動脈を通って大動脈に入ります。角度が付いていますから、ここをUターンして左総頸動脈あるいは右総頚動脈に入ると言うことこそは、一見、有り得ない珍事に思えます。普通なら真っ直ぐに心臓に向かうか、あるいは下行大動脈に入りそうなものです。

 ただし、動脈の中には血流があります。大動脈内や一次分枝であればそれは強い血流であり、方向としては心臓から細い血管に向けて流れていきます。

 ですから流れに乗ってしまうと、予想外の方向に向かうことはそれほど珍しくありません。

 問題とすべきは、レ線下で流さなかったことよりも、むしろ長さであるように思います。一般に頸部の動脈は意外に長く、頭蓋内に入るまでは心臓の場合よりも5センチ程度深くなるはずです。

 ただし、もしこれが同じ程度の長さであったとすると、右鎖骨下動脈から鋭角に折れ曲がり、直接に右総頚動脈に入った場合だけが考えられます。あるいはそれに相当するようなanomolyがあったのかも知れません。頻繁に経験する事態ではありません。

 術野は心臓なので、カメラは胸部に固定されていたのではないでしょうか。もちろん、基本手技としてはガイドワイヤーやカテを一旦抜去して入れ替えた場合、シース挿入部から追跡しつつ術野に到達するわけですが、現実には一定の長さを入れて、術野近くから微調整すると言うことが少なくありません。

 当事者だけでなく、IVRに従事する者全てが初心に戻って自戒すべき例と思います。さりながら、獄に繋ぐとか、医師の資格を停止・剥脱するというような、厚労省医系技官お好みの方法で予防できるものかというと、疑わしいと思います。

投稿: rijin | 2009.11.06 11:46

>通貨大量発行
日本円売りポジションを組んでるヘッジファンドが死ぬほど儲けるわけですね。カツマーって元マッキンゼーでしょ。
絵図が見えてきますねぇ。

投稿: 夕暮れガンマン | 2009.11.06 11:56

>量的緩和政策とか日銀がどうしてそこに復帰しないのか不思議ですよね。

金融を緩めるだけでは景気に結びつかなかったのは散々経験してますがな
財政出動で民間に金を渡して使ってもらい需要が増えた段階で、やっと金を借りて設備投資でもしようかって話になります。

投稿: | 2009.11.06 12:19

>子供10人立派に育てて社会に送り出した無名なご夫婦とかどうですか。いやマジで。

誰がその立派さをどの基準で選定するのか、という話になります。よくある子沢山一家が出るTV番組でも明らかに社会に送り出したというよりは送りっぱなし、としか思えない例がありますので。やっぱり誰もが納得する明確な基準となるとスポーツや文化関係という事でしょう。

>月額最大48万円
一瞬今季の日航のボーナスの平均かと思った。それぐらいのレベル。

>中国海軍艦2回目の訪日
原爆ドーム見学が「免罪符」になるのか。米艦訪日の際にも義務付ければよい。

>カテーテルで心臓病の新治療
今はまだ人体実験の段階だとしたら、むしろその歳の人からやらないと。

>35歳元防衛庁キャリア
現在に至るまでにあらゆるいじめが降りかかってきたと思うのですが、それを振り払ってきたのなら相当な御仁でしょう。官僚のままでいても今の時代何にも特にならぬし、彼が50代になるまでには組織は大きく変わっているのでしょうから。それなら組織的には大して変わりようが無い県警で、という頭も働きます。まあ、県警本部の部長あたりまで出世する自身はあるからかと。

>ジパング
かいじ作品は沈艦も含めて話が大きくなりすぎてグダグダ結末が多いので。「太陽の黙示録」も似たような結末に向かっているような気が。

投稿: 剣 | 2009.11.06 12:52

> 問題は札束の印刷なのか

問題は「流動性の罠」って奴ですな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E5%8B%95%E6%80%A7%E3%81%AE%E7%BD%A0

要はインフレ期待をどう演出するか、かと。今はデフレだし、デフレ期待も根強い(十数年続いていますから)。日銀に関しては、官僚組織にありがちなミスを認めない体質が問題なのではないか・・・、とか書くと陰謀論になっちゃいますが。まぁ今後、米国やイギリスが、日本のような長期停滞に陥らなければ、国内においても日銀の政策 http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20081203/179030/graph1204-1.gif が間違いだったと認識されるでしょう(されるといいなぁ)。それじゃ遅いって話は置いておくとして。

投稿: hogefuga | 2009.11.06 13:09

 基本的にデフレを「直す」あるいは「退治」ことは出来ないと思います。
 去年までの資源高騰でも物価はあがらなかったじゃないですか。 
 
 インフレとは先になるとモノがなくなる、あるいは値上がりするから今買っておかなければ、という状態です。今の日本でそんな状態ありますか。
 特に不動産です。現在誰が無理して不動産買いますか。

 それから消費が低迷しているのは先行きが不安だからです。

 まして、国に800兆円を越える借金があって将来は増税は目に見えています。ものなど買わずに現金を握っていようとなります。

 この状況で借金して札を刷れば景気がよくなってデフレが「退治」できるというのは妄想です。

 ですが、デフレをインフレに変える手はあります。戦争です。韓国や中国に奇襲攻撃をかけてソウルや上海を攻撃する。国内は一気にインフレになりますよ。
 
 ぼくは高橋洋一氏が主張していた政府紙幣はデフレ退治にはならなが、景気の浮揚に有用だとおもいます。政府は借金せずに金を刷れるわけですから。結果としてある程度のデフレの緩和にはつながるとおもいます。

 
 
  

投稿: 清谷信一 | 2009.11.06 13:31

「今のように貨幣需要が収縮しているとき、いくらマネタリーベースを増やしても銀行の中央銀行口座に「ブタ積み」になるだけだ(事実なっている)。理論的に考えられるのはインフレ期待を作り出すことだが、これも不可能であることはクルーグマンも認めた」と昨年末の池田信夫Blogに記述があました。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51301046.html

昨晩のアクセスに飯田泰之と勝間和代さんがゲスト出演していました。
戦前のケースを出していましたね、例の高橋是清の話。
世界恐慌をいち早く脱出し、デフレを克服したのはその通りなんでしょうが、軍部という大所帯の資金需要があったからで成功したはずです。
その後、制御不能のインフレになったのは両人とも無視でした。

投稿: リスナー | 2009.11.06 14:12

軍人の暴走が続き、挙句に高橋是清を殺すことまでしたからの結果じゃないのか。
そもそも、田中義一内閣総辞職は関東軍河本大佐の張作霖爆殺が原因。
デフレ引き締めに転換直前に犬養暗殺の5.15。
挙句が高橋本人も殺害の2.26。

投稿: | 2009.11.06 14:40

>制御不能のインフレ

正確には「財務省に制御できない軍部の権力がインフレを起こした」ですね。
だから財務省は国が傾いても抵抗するわけで。

経済現象としてのインフレそのものは、当時も今もたいしたことないですよ。

投稿: ez | 2009.11.06 18:42

だいたい高橋のインフレ政策だって最終的には財政の破綻という
かたちで終わってた筈。彼は暗殺されたからその地獄を経験したのは
国民>戦後の新円切り替え・ハイパーインフレ。
まぁあの戦争も所詮は昭和金融恐慌のエピローグに過ぎなかったような気がしますがね。
しかしTwitterって時間の無駄以外の何ものでもないかんじ…。

投稿: 夕暮れガンマン | 2009.11.06 20:32

 全くの余談ですが、以前レンドルミンを処方されていましたが、今は後発医薬品のブロチゾラムMにしています。
 体感的には、良くも悪くも同程度の効果です。病院や薬局の都合もあると思いますが、微々たる額とは言え薬代の圧縮に繋がる可能性が有るので、主治医に相談してみるのはどうでしょう。

投稿: 眠剤10年目 | 2009.11.06 21:22

>だいたい高橋のインフレ政策だって最終的には財政の破綻という
かたちで終わってた筈。

高橋是清の瀬尾作通りに軍事予算の大幅な縮小が行われれば戦争にはなっていないはず。
軍部による経済統制も無いから日本経済は順調に立ち直ったと思われ。

>軍部という大所帯の資金需要があったからで成功したはずです。
軍部が民間に流すべき資金を奪い、統制経済をしいたから民間の資金需要が無くなっただけです。
その結果、日本経済は縮小してしまい、生産力は激減し、戦争に必要な補給もままならなくなってしまいました。

戦争というバラマキと徴兵をはじめとする様々な重税で日本経済を破綻させたわけです。


>ただ、デフレがスパイラル状況に陥っていることは事実なれど、供給量を増やせば脱却できるという、そんな単純な問題なのだろうか。

供給量を増やしても、それが企業活動に使われなければ何の意味もありません。貨幣の供給量を増やすと同時に、大規模な規制緩和と民営化を行うことで企業活動を活発化させる必要があります。

郵便局や年金・健康保険を民営化したり、公務員を半分に減らすことで無理矢理規制緩和をしたり…。
子供手当なんか蒔いている暇はありません。いまはお父さんと大きなお友達のために職を増やすべきときです。

投稿: ほるほる | 2009.11.06 21:51

デフレ脱却なんてできないと言っている人はすでに蓄財していて逃げ切る気でいるんですかね。池田信夫とお友達の池尾和人は逃げきれる気でいるみたいですが。両方ともただのクズです。できないならできると思っている人間に経済政策の全権を渡してもらいたいものです。飯田泰之や田中秀臣、山形浩生、勝間和代といった実績のない小物だけでなく、中原伸之、岩田一政、浜田宏一、伊藤隆敏といった実績や業績のある人間もいるんだから。

http://agora-web.jp/archives/765910.html
>われわれの世代は、もしかすると「逃げ切れる」かもしれないのだから...(これは、本気か冗談か!?)

投稿: | 2009.11.06 23:13

> これも不可能であることはクルーグマンも認めた」と昨年末の池田信夫Blogに記述があました。
いやいや、その後のクルーグマンも変わらずインフレ目標を提言していますよ。

クルーグマンがインタゲ放棄したって? 何いってんの?(『Voice』5月号、クルーグマンのインタビュー登場
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090410#p3

池田氏は他にも

クルーグマンの結論
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/0fa370f3adcd1da9db75a0d6293a2b86
クルーグマン、リフレ政策を否定する
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/580bfd7e8a53d4934656d84c9bbdde87

などと書いていますが、自らの誤訳を元に批判しちゃってますね。意図的なのか天然なのか判りませんが。ノーベル賞の話題を見ても分かる通り、クルーグマンの話題になると何故か感情的です。

クルーグマンにスウェーデン銀行賞
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/781e960ab853e3bad264344658000004

いずれにせよ、池田氏は自ら言っている通り、マクロ経済に関しては専門外なので、あまり真に受けない方が宜しいかと。

投稿: hogefuga | 2009.11.07 02:21

だって池田って感情でもの言うバカじゃん。
この間だってB-CAS見直しってのを自分勝手に解釈して勝利宣言していたバカ。

投稿: | 2009.11.07 08:38

池田さんに意見する人は、池田さんのブログにいってコメントしなさい。
2ちゃんねるには昔から池田さんの悪口をいうスレがあるが、
ああいった影でものを言うしか能のない卑怯者がここにもいるとはね。

投稿: ナントモハヤ | 2009.11.07 10:30

バカが貴方でしょ。
貴方のブログでもあるまいに仕切りなさんな。
まして池田のようなコメント許可制ブログでもあるまいに。

投稿: はああ? | 2009.11.07 10:40

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