外務省は何してた?
※ 「宮内庁長官は憲法を理解していない」 小沢氏、「特例会見」問題で反論
http://www.j-cast.com/2009/12/14056162.html
* 宮内庁、外務省…広がる懸念 「亡国」批判も 天皇特例会見問題
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091215/plc0912150007001-n1.htm
辞表書いてから言え、というのはその通りです罠。宮内庁長官が特別な地位とは言え、官僚は官僚に過ぎないわけで、それだけのことを言うのであれば、職を賭するくらいの覚悟はあるべき。
所で、この件、ちょっと疑問なことがあるのですが、胡錦濤主席が副主席時代にも同様に天皇陛下に会っているそうですが、当然わが外務省には連綿とチャイナスクールな皆様がいるわけで、新しい副主席が来日するとあれば、当然その待遇は前回の胡錦濤並みということになって準備が進められたはずです。中国側からの要請云々の以前に、チャイナスクールならそう動いたはずです。
なのに、外務省レベルでどうして、天皇との会見がセットされずに、その申込期限が過ぎてからバタバタと北京からの要請という形で政府側からねじ込む羽目になったのか? これが他の案件だとか他の役所なら、官僚の面従腹背ということで理解できなくもないけれど、ことはチャイナスクールが隠然と支配する外務省のことです。わざとそんな嫌がらせをするはずもない。
たぶん、接待を命じられた役人が、ちょっとミスして、肝心の会見をセットするのを忘れたか、あるいは本当はその交渉が粛々と宮内庁側とあったんだけど、天皇の様態を考えて今回は宮内庁が断って、外務省側が一端それを受け入れ、北京から催促されて初めてそういうことになっていると解って政府と党が慌てたということではないでしょうか?
恐らくこの問題では、詰め腹を切らされる外務省の担当者が出て来るんでしょう。
※ 普天間移設先「当分決めず」=与党幹部が見通し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000180-jij-pol
これで良いと思いますよ。ただ、私がどうにも鳩山さんを許せないのは、彼は最近もっぱらこの問題を連立のせいにしているでしょう? あんたたちマニフェストに書いたんじゃないの? それで沖縄県民の支持を得たんじゃないんですか?
だったら、自分らはそれを国民に約束し、沖縄県民からも支持を得たということを明確にアメリカにアピールしなきゃ。それを連立だからしのごのと下らんことを言うから、アメリカを更に怒らせるんですよ。
* NHK世調 内閣支持率56%
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014402721000.html
不支持も拡大しているし、そろそろ警戒ラインですね。
※ 韓日キリスト教議員連盟「友愛・協力へと進もう」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2009/12/14/0200000000AJP20091214001700882.HTML
キリスト教というのは、「赦し」を至高のモラルとする宗教ではなかったのでしょうか。誰かに謝罪を強いるなんて、本当にこの人たちはキリスト教を信心しているんだろうか?
>歴史清算への望ましい第一歩は、加害者の日本が被害者の韓国国民に心から許しを請う姿を示すことだとし、
他人に謝罪を求めるほど、あんたたちはご立派なモラルと宗教観を持っているのでしょうね。
文明人というのは、常に、より高みを求めるのが習性ですから、まるで真理を追究する宗教家みたいに、常により高いモラルを自分や他人にも求める。ところがその行為は、世間のマジョリティにしてみれば、極めてファナティックなモチベーションに過ぎないんだけど、何しろ「正しい行い」を批判するのは、個人にとってはただ面倒なだけだし、メディアにとってはタブーだから、ひたすらにそのファナティックな主張を礼賛する全体状況がいつの間にか出来上がってしまうんですよね。
彼らにもいつか、「日本叩きはもう飽きた」、という日が来れば良いですが。
※ 東京大空襲訴訟、請求を棄却 東京地裁「救済は立法で」
http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY200912140122.html
妥当な判決で良かったですね。
※ デフレは長期化する 森永卓郎
http://doraku.asahi.com/info/doraku/money.html?ref=navi
シーマ様の乗りで「いったいお前はどっちの味方なんだい!?」。
※ 橋下知事「前原大臣らしくない」 伊丹廃止訴え批判
http://www.asahi.com/politics/update/1214/OSK200912140063.html
いくら前原さんでも、伊丹を潰します、なんて言ったら選挙が危なくなりますよね。
※ 前日の空虚重量71.2キロ
※ 有料版おまけ 元気バッチリ
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コメント
チャイナスクールが支配する?
支配しているってのなら北米課の連中でしょ。
今の外務省は面従腹背もいいところですよ。
投稿: | 2009.12.15 10:13
>なのに、外務省レベルでどうして、天皇との会見がセットされずに、その申込期限が過ぎてから
申し込み期限内での問い合わせでは陛下の体調がすぐれないので断ったとニュースにはありますが?
これから天皇誕生日や年始の一般参賀もあります。
小沢も鳩山も要請はしていないといってますが、それじゃ官房長官がかってに要請したんですかね?
本当に無責任ですね、民主党は。
投稿: | 2009.12.15 10:36
>職を賭するくらいの覚悟はあるべき。
当然その覚悟はあるでしょう。
形として自ら辞めることはしないというだけで。
投稿: 黒煎りゴマ | 2009.12.15 10:37
> 彼らにもいつか、「日本叩きはもう飽きた」、という日が来れば良いですが。
来ないですよ。そんな歴史的事例は寡聞にして知りません。他の国益を優先して掌を返すことはありますが。野党が与党にただ難癖をつけることがその存在意義であるというのと同じですよ。
まして、そんな連中を正式な国民として受け入れるなんて。
投稿: | 2009.12.15 10:46
つい先だってキリスト教の悪口を言ったと、報道された小沢さんのことを問題にしない(?)のが、キリスト教でいう赦しでしょう(^_^;)
公人が宗教の悪口を言わないのが文明人の証で、欧米だったらもっと問題になっていたでしょう(^_^;)
議員という立場だと、謝罪だとの発言があるのでしょう・・・
幸いなことに私は在日と韓国人のプロテスタント系、キリスト教関係者と会いますが、未だかつて過去の日本の振る舞いについて非難や謝罪を求める人はおりません(^_^)
「あなたたちの中で、何ら罪を犯したことのない者が、石を持ってこの女性を打ちなさい。」ヨハネ8章7節があると、あまり人様の悪口は言えません(^_^)
先生の著作の冒頭によく聖書の言葉が書かれていますが、作品の内容によくマッチしてますね(^_^)
投稿: プレーリドック | 2009.12.15 10:54
金儲けと同じで実利も満たされてプライドまでくすぐられる日本叩きを『飽きる』事を期待するなんて正気かとw
投稿: | 2009.12.15 11:07
日本でも中国と同様に「憤青」対策をしないといけない。日中の国力が逆転する時期ですから。現政権はそういう観点がないですね。ただ自民政権でも長野で中国人放置&日本人ボコボコ祭りをやったぐらいですから、支配層にとって中国>下々の日本人ということをはっきり示したわけですがw
投稿: popper | 2009.12.15 11:12
>辞表書いてから言え、というのはその通りです罠。宮内庁長官が特別な地位とは言え、官僚は官僚に過ぎないわけで、それだけのことを言うのであれば、職を賭するくらいの覚悟はあるべき。<
これで羽毛田が辞任して喜ぶのは小沢じゃんw
小沢の言いなりになる木っ端役人を宮内庁に送り込むのは目に見えている。
郵政問題で実証済み。
羽毛田は天皇家を護るため徹底抗戦すべき。
玉砕すんのが防衛戦じゃないでしょが、センセ。
軍事のイロハから学んで下さい┐(´д`)┌
投稿: | 2009.12.15 11:29
>申し込み期限内での問い合わせでは陛下の体調がすぐれないので断ったとニュースにはありますが?
どこのニュースでしょうか。ウォーキング中に聴いていたラジオ(tbs)のニュースでは、
中国側は宮内庁がいうところの一ヶ月ルールを知っていて、一ヶ月以上前に天皇との会見を
申し込んでいたが習副主席側の都合で申し込みをキャンセルした。
ところが、都合がついたので再度申し込んできたと説明していました。
こういった事情を踏まえて宮内庁は平野官房長官の申し出でを断った。
情報が錯綜しているのかも知れませんが
「陛下の体調がすぐれないので断った」これだと拙いでしょう。その時の体調でも
数日前に皇太子の演奏を天皇皇后両陛下と皇太子妃が楽しんでおられましたから。
それで、小沢一郎が恫喝政治家であることが再認識されたことはよかった。
国事行為と公的行為の区別のないのかと各所で笑われていますが、こいつにはもともと勤皇の欠片もない。
高師直と同じで天皇はただの道具、木偶でいいと思っている。
投稿: kouda | 2009.12.15 11:32
>外務省レベルでどうして、天皇との会見がセットされずに、
>その申込期限が過ぎてからバタバタと北京からの要請という形で
>政府側からねじ込む羽目になったのか?
習近平副主席が「ポスト胡錦濤」を巡り
李克強副首相と熾烈な戦いを繰り広げているからですよ。
すなわち習近平副主席が次期主席になる確証はないから
ルールを破ってまで会見する必要がなかったということでしょう。
報道では胡錦濤主席が副主席の時に天皇陛下と会見したので
その前例に習って中国共産党が要請したとありますが
習近平副主席が現在置かれている状況を考えれば
次期主席の座を巡る権力闘争を有利に進めるカードとして
天皇陛下との会見を求めたと見るのが自然じゃないですかね。
要は天皇陛下は日本国内における「政治利用」ではなく
中国共産党の権力闘争に「政治利用」されているのですよ。
投稿: じゃっかる | 2009.12.15 11:50
>韓日キリスト教議員連盟「友愛・協力へと進もう」
この議員連盟の創設者は、かの“日本は反省しる”で名を馳せた金泳鎮。
お里が痴れますわな。
投稿: truly_false | 2009.12.15 12:00
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091213AT2M1201P12122009.html
外務省は早く出せと催促していたさうです。
投稿: 緑犀浄庵 | 2009.12.15 12:03
連投申し訳ありません。
×ルールを破ってまで会見する必要がなかったということでしょう。
○わざわざ会見する必要を感じなかったということでしょう。
ですね。
ちなみにこれまで次期主席と目されていたのは李克強副首相であり
習近平副主席が急浮上したのは2007年の党大会からです。
日本のメディアはまるで習近平副主席の次期主席が
かねてからの既定路線であるかのように報道していますけどね。
この先いったいどうなるかまったくわからないのですよ。
アメリカ留学経験もあり改革派の旗手と呼ばれる李克強副首相と
人民解放軍と太子党(世襲などの既得権益擁護派)をバックに
市場開放路線のアンチテーゼとして支持を高める習近平副主席。
このような血で血を争う闘争が予想される現状では
静観するのが得策と外務省が判断しても不思議ではないかと。
あと両者の抗争は出身大学である清華大(習近平)と北京大(李克強)の
大学間抗争が背景にあるという見方も中国には存在しますね。
北京大にすればいまも大清世界北大荒は続いているのです。
なんにせよこんなところに天皇陛下を巻き込んじゃダメです。
投稿: じゃっかる | 2009.12.15 12:16
>辞表書いてから言え、というのはその通りです罠。
単なる党幹事長ですからね。それを受けてかいつもは何を言ってるかよく分からない首相なのに明確に長官を批判していましたが、よっぽどここが急所だったのかしら。ルールさえ守ればマスゴミさんが煽って国民の多数が大歓迎したかもしれないのに、自分でミソをつけに行くとは。それも地雷を踏みながら。これで件の副主席様がホーチンタオの覚えめでたくなくなったら喜劇ですね。
来年でおそらく任期満了のハゲ田長官の後任には小沢の操り人形の誰かさんでも充てればいいのだから、今である必要もなかった。どうせ国家主席となった後の来日では史上最大の待遇で迎えるはずだし。これで後任長官もかえって無闇に動けなくなったでしょう。小沢にしては随分と拙速な結果、「天皇制廃止論者」のブログでは少数意見ですかね。
>恐らくこの問題では、詰め腹を切らされる外務省の担当者が出て来るんでしょう。
是非岡田外務大臣におかれましては密約を暴くのも結構ですが、本件の顛末についても発表していただきたい。
>普天間
決めないことを政府が決めるというのは前代未聞かもしれない。
>東京大空襲訴訟
偶然昨夕TBS?でこのニュースを見ていたら、原告団に罵声を浴びせる光景が出てきて驚いた。この手の原告は「原告様」化するのが常なので。
>韓日キリスト教議員連盟
「赤い十字架」はカルト化していると思う。
>元気バッチリ
よく護衛艦の一般開放で出ている出店で売ってますね。新グロモントとかとどう違うのか分かりませんでした。
投稿: 剣 | 2009.12.15 12:16
>キリスト教というのは、「赦し」を至高のモラルとする
>宗教ではなかったのでしょうか。
魔女狩り、十字軍とキリスト教の歴史を見ればそんなものは建前以外の何物でもあり得ないことはよくご存じだと思いますよ。
宗教というものは「教団」を作った時点で単なる「営利組織」になり果てているんじゃないでしょうかね。
しかも日本や半島に持ち込まれたキリスト教なんて「侵略の道具」に過ぎなかったわけだし。
>長野で中国人放置&日本人ボコボコ祭り
>支配層にとって中国>下々の日本人
あのころも不思議に思いましたけれど、いまだにこんなことを仰る方っているんですね。
当時の状況を見れば現場を安全に収めるためにどうすべきかは自明でしたよ。
本来なら暴走している連中を止めるべきなんでしょうが、状況として「暴走する火薬満載のトラックを止めるか、ちまちま燃えているマッチがその暴走車に近づくのを止めるか。」後者の方がはるかに楽で効果的でしたからね。
暴走車の行く先も道筋も分かっていたわけだし。
長野市民としてあの連中に市内で暴動起こされるよりははるかに賢明な方策だったと思っています。
投稿: ヒグマ | 2009.12.15 12:20
>緑犀浄庵さん
あ、そうなんですか。
ということは外務省が静観してたわけじゃなくて
中国共産党で習近平派と李克強派の駆け引きがあり
日本への正式要請が遅れたってことでしょうね。
ますますやっかいな状況ですな。
投稿: じゃっかる | 2009.12.15 12:23
> ルールを破ってまで会見する必要がなかったということでしょう。
問題は,その判断を宮内庁長官がしようとしたこと,自らの判断が容れられないことへの不服を(習近平の来日直前に)記者会見で公表したこと,ですかね。
中国から小沢ルートで要請があって,その後は官邸扱いになったようですから,これまでの報道で見る限り,外務省の責任を云々する余地はあまりないのではないかと思います。
投稿: やせ猫 | 2009.12.15 12:34
「内閣の一部局の一役人が内閣の決定したことについて、会見して方針をどうだこうだと言うのは、日本国憲法の精神・理念や民主主義を理解していないと同時に、もしどうしても反対なら、辞表を提出したのちに言うべきだ」
当然の意見。公務員風情が私的な意見を私的な場所で言うのや、政府内で言うのならともかく
わざわざ記者会見開いて言った段階で辞職は当然。更迭すればいい。
もっとも、女系容認派の中心人物として産経正論人からも毛嫌いされているけどね。今日も正論欄で大原が最後に皮肉書いているし。
投稿: | 2009.12.15 13:12
この展開だと向こうの副主席にも失礼な気がしますね
何か無理くりな感じがして気を使わせるような気もします
もうちょっとスムーズに事が運ぶように調整すれば良かった物を、
昨日の会見でどっかの誰かさんが切れていたように、
あのような態度や対応を取ったからいろんな方面でギクシャクしたんでしょうな
投稿: SEED | 2009.12.15 13:17
無理くりが見えてよかった
時代は透明化だもんな
投稿: | 2009.12.15 13:21
それにしても、小沢氏も鳩山氏も煽り耐性なさすぎでしょう。
投稿: 黒煎りゴマ | 2009.12.15 13:53
そうかい?
民主党除名されて警官にクーデター呼びかける土屋よりはマシだよ。
クーデターを容認するほるほるよりもマシだし。
まあ、言い換えれば下にはそれくらいしかいない。
羽毛田長官もつい先日までは女系推進の張本人として批判されまくりだったのに
小沢のおかげで英雄扱いw
投稿: | 2009.12.15 14:08
あの会見からだと中国に借りを作ったどころか、逆にマイナスイメージを植え付けただけな気がしますねw
未来の国家主席とか触れ込んでますが向こうの現政権は良い顔しないでしょうね
なにかそろそろ面倒臭くなってきて適当にも見えますw
マスコミも民主の上の方も
昨日の会見も編集無しでそのまま流してるところもありますから
擁護の限界点に達しつつあるんですかね
投稿: SEED | 2009.12.15 14:11
>擁護の限界点に達しつつあるんですかね
今の未屋根矢は酷かったw
必死だったw
投稿: トオリスガリン | 2009.12.15 14:42
女系天皇の問題と
ルール破りのごり押しとでは
話が違うのに何必死に
論議のすり替えしてんの?
女系天皇の話出せばネトウヨは転向するってか?
投稿: | 2009.12.15 14:43
>投稿: | 2009.12.15 14:43
今朝の産経新聞に大原って教授がそういうことを書いているんだよ。
投稿: | 2009.12.15 14:47
>警官にクーデター呼びかける土屋よりはマシ
比べる対象が間違ってますって(笑)。
今回の場合の模範解答は(あくまで小沢鳩山サイドでのものですが)
羽毛田発言に対して
「会見が実現したことを喜んでいる。長官との間には誤解があるようなので、
それを解消するように努める」と、直接的な対立を避ければ良かったのです。
投稿: 黒煎りゴマ | 2009.12.15 14:58
>羽毛田長官もつい先日までは女系推進の張本人として批判されまくりだったのに
主語がないので入れてやると、三流民族派馬鹿右翼な。
投稿: | 2009.12.15 15:06
>長官との間には誤解があるようなので、それを解消するように努める
単なる内閣の一役人である長官は「国民の代表の意思を忖度して動くべき立場」。
長官には内閣の意思を理解して動く職務上の義務があり、逆はありません。相互に誤解を解くなんて必要は無いです。ましてや内閣の意思を理解できないから記者会見を開くなんて言語道断ですね。
辞表出してからしゃべれ、ってのはどっからどう見ても正論ですよ。
宮内庁が外交に口を挟んでいいわけないでしょう。
投稿: ez | 2009.12.15 15:14
単なる一政党の幹事長が国民の象徴の意思を勝手に忖度するなよ
投稿: | 2009.12.15 15:37
ez様:
権限や権力を露骨にチラつかせる事は、どんな場面でも嫌われます。
ましてや皇室関係については、最大限の配慮を行うべきでしょう。
で、宮内庁長官は皇室の尊厳と福祉を第一に考えればいい立場なのでは?
もし長官が陛下の意思を忖度して発言していたとしたらどうでしょうか。
投稿: 黒煎りゴマ | 2009.12.15 15:47
>単なる内閣の一役人である長官は「国民の代表の意思を忖度して動くべき立場」。
95年に当時の自社さ連立政権時に政府が文書で
「天皇陛下にお会いしたいのなら一か月前に予約をもらうように」って定めてる訳です
おまけにそのときの新党さきがけの幹事長は鳩山さんです
小沢氏 「だれがそんなこと決めたんだ!」
知ってる人 『そりゃ当時の鳩山たちだろう』
という図式です、これは民主党のお家芸の自爆でしょうかね?
まあつまり、当時の国民の代表がその意思を忖度して
これからは一か月前に予約をもらうように各国の外交担当者に伝えて守ってもらうようにって宮内庁にそう動くように命令していた訳です。
正しい順序で行けば、当然新たにルールを改定し直して文書で
命令しなきゃならないですね、でないと
宮内庁 「じゃあ前にもらってるこの文書はいったい何なんだったんだよ?」
ってことになる。まさに朝令暮改ですね
正直にルールを守ってちゃんと1か月前から予約してくれてた
国からすれば
「いったいいままでのはなんだったんだ!中国とはエライ対応
が違うやんけ!我が国をなめとるんか?」
というふうに受け取られてもしかたがない
下手をすれば別の国から今後は同じ対応を求められることも
出てきます。これは困ることになりますね
例えば会社の営業マンだったらば、内緒で特定のユーザーには
特別に10000円で売ってたのが、一般のユーザーに
30000円で売ってぼったくってたのがバレたようなもんです
当然信用はなくなっちゃいますよね
別の見方をすれば小沢のような政治家を通してネジこませさえ
できれば日本はちゃんと文書化したルールや約束事でも
その都度、自分たちの都合よく変えてくれるてことです
これは次にアメリカが何かねじ込んできた時にどう対応するか
見ものですねえw
投稿: | 2009.12.15 16:10
投稿: | 2009.12.15 10:36ですが
kouda様へ
以下のようなニュースソースがあります。
産経のほうは「日本政府が陛下の健康状態を理由に断った」と書いてあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000549-san-pol
投稿: | 2009.12.15 16:21
>宮内庁長官は皇室の尊厳と福祉を第一に考えればいい立場なのでは?
学会の走狗で陛下の宮中祭祀を廃止しまくって、愛子天皇擁立を公言してはばからず、陛下と東宮の断絶を作った張本人に皇室の尊厳やら福祉やらの考慮があるようにはとても思えませんがね。
しかもこいつが就任してから、陛下の公務は増える一方ですよ。
自分の許認可権限の公務は増やしまくって、内閣からの準国事行為の指示には「体調がお悪いので」といって拒否。この官僚的な二枚舌と厚顔無恥ぶりには恐れ入ります。
>もし長官が陛下の意思を忖度して発言していたとしたらどうでしょうか。
それをまさに「天皇陛下の政治介入」と呼称します。
天皇の政治介入という憲法違反を理由に天皇陛下が政治介入されるなら、それはもう喜劇的な矛盾だとしか表現できません。
投稿: ez | 2009.12.15 16:23
特例を一度認めると以後収拾がつかなくなり、たいていの
場合それ以後それが通例になってしまいます。
また単純に考えると、今後、支那共産党の序列第1位から第6位までの人物から要請があれば「1か月ルール」を無視してでも天皇陛下と会見させなければならなくなりました。
これは今回のことが先例になるからです。
更に、「特例」には他の国まで加わって拡大していく可能性があ
りますのでもう収拾がつかなくなってしまいます。
投稿: | 2009.12.15 16:40
前例はある。
米大統領とタイ上院議長。
タイ上院議長は1ヶ月を切った段階でも会見がセッティングされた。
米大統領はまさに先月、10日に来日日程を変更し、12~13日までの訪日日程13~14日に変更し、天皇陛下との会見も急遽14日の昼食会に変更した。
投稿: | 2009.12.15 16:52
ez様:
>内閣からの準国事行為の指示
勝手に準国事行為にしないでくださいね(笑)
>それをまさに「天皇陛下の政治介入」と呼称します。
政治利用そのものだった事を認めたわけですね(笑)。
私としては政治利用については特に考えはありませんけど、
臣下の礼というのは大事な事だと思いますよ。
>前例はある。
>米大統領とタイ上院議長。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091214-OYT1T01153.htm
>同庁によると、政府内で申し合わせて「1か月ルール」を厳守することになった2004年以降、例外が認められたのは1度だけ。05年1月にタイから上院議長の会見希望が寄せられた時で、1か月前という期限を1日過ぎていたが、同国は直前のインド洋大津波で被災していたため、「やむをえない」と政府が判断して会見が実現した。<
オバマ大統領の場合は前例に数えないみたいですね。スケジュール変更だからでしょうか。
投稿: 黒煎りゴマ | 2009.12.15 17:50
「朕は国家なり」ってか⁈。やりたい放題だな。
思えば戦前の日本ってこんな雰囲気だったんだろうな。
権力握った奴が好き放題に強権振るって有無を言わさず、
一般市民は何も出来ない。
あとは焼け野原になるのを指を食わえて見てるだけ。
誰かストッパーが作動しないと外国人参政権とかマジで
ヤバイぞ。
だからこそ、まだ国民新と社民党には期待してるわ。
投稿: | 2009.12.15 17:59
>黒ごまちゃん
今回も
>政府が判断
したんでしょ、じゃあいいじゃん。
投稿: | 2009.12.15 18:17
小沢も鳩山も頭が固いというかバカとしか言いようがないな
もう陛下に特例としてなんとか会見していただくしかない
状況だったのならば
僕が総理ならばこのようにするよ
副主席に12月23日なら天皇陛下の誕生日なので
「なにか陛下にお祝いの品を持って来ていただければ
誕生日のお祝いにいらっしゃったということでOKして
もらえるかもしれません」っていうふうにユーモアで返す
けどなw
これで本当にパンダでも持ってくりゃ上等だw
今後、他の国が特例で会いたいって言ってきたら
「あのときは、誕生日のお祝いに来られたので会えたんですよ」
と返せばいい
本当に他国の要人が12月23日になればプレゼント持って
ぞろぞろ皇居にやって来るようになればなったで
年末の風物詩になっておもしろいだろう
投稿: | 2009.12.15 18:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000097-jij-pol
副主席との会見ドタキャンしておいて、自分は政治資金パーティへ出席
その席で又批判
神経疑うわw
↓共産のソースから
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-10-29/2009102902_03_1.html
民主党は6月にパーティー券購入を含む企業・団体献金全面禁止を3年後に実施するとした政治資金規正法改定案を衆院に提出。先の総選挙マニフェスト(政権公約)にも同じ政策を掲げました。この禁止公約は、小沢氏が西松建設違法献金事件で世論の厳しい批判を受け、同氏が自ら打ち出したものです。
投稿: SEED | 2009.12.15 18:32
宮内庁長官は大使などと同じ認証官なので一介の役人とは言えない。独自の見解を記者会見で述べることは許されると考える。小沢も「私が要請しましたが、申し込みが少々遅れたのをことさら問題にする人もいるようで」とでも言って済ませておけばよかったのに。
投稿: 痴本主義者 | 2009.12.15 18:39
そもそもこの問題の本質は、憲法第三条と第四条を思いっきり踏みにじる行動を民主党がしでかしたことでしょうに。
両条において、はっきりと「天皇の国事行為は内閣の責任で行うよ」「天皇は国政には関わらないよ」と書いてあるのに、わざわざ権力闘争真っ只中の副主席と会談させて、中国に貸しを作るなんて皮算用やらかした時点でアウトでしょ。モロに国政に関わらせているんですから。
三十日ルールの日数云々の議論なんて所詮枝葉末節。本質はここ。
だからこそ朝日なんかが批判文社説で上げているんでしょ。
社是である「護憲」に関わることなんですから。
故に批判されるべきは、こうした馬鹿しでかした民主であって、なんで憲法遵守に動いた官僚が叩かれるのやら。
ついでに言えば、小沢一郎は民主党幹事長であるけど、行政上では一議員ですよ。
官僚の任免権も外交権もない男が偉そうに憲法解釈(それも自分勝手の)している時点で噴飯ものなのですが?
投稿: | 2009.12.15 19:22
追加。天皇の国事行為に外国の要人との会談は含まれておりませんのであしからず。
憲法第七条見れば判ると思いますが念のため。
投稿: | 2009.12.15 19:23
小沢 「陛下は魚類学者としても知られ、ハゼの分類学的研究者で
あらせられるので珍しいハゼを23日の誕生プレゼントに
持って来られればお会いになれるでしょう」
これくらい中国に内々で伝えるべきだったな
副主席が中国沿岸で珍しいハゼを釣ってきたら本当に
陛下も喜ろこばれたに違いない
陛下 『おっ!小沢もけっこうわかってるねぇ』←心の声
田中角栄ならこれくらいやったかも知れない
投稿: | 2009.12.15 19:32
民主党の幹事長がねじ込んだといわれているルール無視の会見人は、おじぎの仕方が違いますね。
オバマ大統領の“御辞儀”
http://sankei.jp.msn.com/photos/culture/imperial/091114/imp0911141251004-p1.jpg
習近平国家副主席の“御辞儀”
http://sankei.jp.msn.com/photos/culture/imperial/091215/imp0912151035002-p2.jpg
どちらが、天皇陛下を敬っている“御辞儀”でしょうか。
このコメント欄は、ルール無視でも何がなんでも民主党は正しいというコメンテーターがいますが、どちらの“御辞儀”が、陛下にたいしてふさわしい御辞儀でしょうかね。
投稿: | 2009.12.15 20:38
>自分の許認可権限の公務は増やしまくって、
は?公務の認可権限は今上陛下と皇族ですよ。
まさか、内閣や官僚に命令権があるとでも?
>内閣からの準国事行為の指示には「体調がお悪いので」といって拒否。
当然のこと。内閣には国事行為を命令する権利は無い。
>それをまさに「天皇陛下の政治介入」と呼称します。
呼称しません。
>天皇の政治介入という憲法違反を理由に天皇陛下が政治介入されるなら
天皇陛下の政治介入は拒否権という形で示されます。
今上陛下がサインをしなければ国会は開けませんし、法律も公布できないのですよ。
鳩山も小沢も日本国憲法を全く理解していませんが、ezさんも日本国憲法を全く理解していないようですね。
幹部が幹部なら、支持者も支持者です。
投稿: ほるほる | 2009.12.15 21:17
禿田長官が、「宮内庁長官たる自分に対する指揮監督権は、内閣のみにある。一国会議員ごときに、進退を云々される筋合いはない」とでも啖呵を切っていれば、ネ申言忍定だったろうな。
投稿: 土門見人 | 2009.12.15 21:29
>啖呵を切っていれば、ネ申言忍定
すでに「自分からは辞めない」と言っているんだから、結局これと同じことを言ってますよ。つまり、一議員のお前の言うことなんか知ったことか、首相が俺をクビにしない限り辞めない。ということですよ。
ここで、むしろ首相側が手詰まりです罠。今辞めさせるには罷免しかないが、それに対する世間の反発はどうなるか。小沢傀儡内閣の地が見えてしまう。小沢が強硬論を言えば言うだけ、むしろ首相が窮地に立たされる。
投稿: | 2009.12.15 21:49
言うわけないじゃん。
安倍内閣になったときに安倍一派が退任させようとしても断固拒否した人なのに。
投稿: | 2009.12.15 21:53
>> 辞表書いてから言え、というのはその通りです罠。宮内庁長官が特別な地位とは言え、官僚は官僚に過ぎないわけで、それだけのことを言うのであれば、職を賭するくらいの覚悟はあるべき。
じゃあ、宮内庁を代弁する政治家(笑)を用意しなくては(笑/小沢ロジックに基づくと(笑))
それって、天皇という地位を政治的に利用する政治家(笑)そのものですけれど、何か?
宮内庁長官以外で発言できそうな人はいませんが、要するに天皇は政治家に利用されていろ、ってことですね分かります。
小沢発言そのものが失笑の極みだということを分かっていないですね、そんなことだから軍事ネタでJの付く人にふつーに突っ込まれるんですよ。
投稿: 奥平剛士 | 2009.12.15 22:34
>投稿: 奥平剛士 | 2009.12.15 22:34
↑出入り禁止。今後、コメントを発見し次第削除します。
投稿: 大石 | 2009.12.15 22:51
「ルール破りをした」のを認めてから辞表要求すりゃいいじゃんかw>汚沢
投稿: | 2009.12.15 23:06
>>やせ猫さん
うーん、それはどうなんですかね。
そもそも宮内庁長官は他の官庁の長官と違い
国務大臣や検事総長、最高裁判所判事などと同じ
天皇陛下に任ぜられた認証官ですからね。
認証官である宮内庁長官が独自の判断を行うのは
象徴天皇制の観点から見ても当たり前のこと。
そりゃ最終的には内閣の指示に従わなきゃいけないとはいえ
検察庁や最高裁判所が内閣の意のままに動いちゃ困るように
宮内庁も政府と一定の距離を置いた独立性が求められるのですよ。
意見するなら職を辞する覚悟で!って声もあるようですが
本来、独立性を求められる官庁のトップが
「過剰な干渉は困る」という当たり前のことを言うのに
覚悟を持たなきゃいけないってほうが異常ですな。
まあ今回の騒動は中国共産党と皇室という
一般にほとんど実情が知られていない二つが関わってるので
マスコミを始め多くの人が混乱してるんじゃないですかね。
投稿: じゃっかる | 2009.12.15 23:14
>たぶん、接待を命じられた役人が、ちょっとミスして、肝心の会見をセットするのを忘れたか
組織で仕事をされてないから、徹頭徹尾サラリーマン稼業に対する風景というか偏見が、バラエティあたりにいそうなギョーカイ人とか植木等の歌詞のまんま進歩がなくて、こういう気楽でのんきな発想ができるんでしょうが、こんなことは絶対無いですって(苦笑)。だってそれは北京の大使も、こっちの事務次官・アジア大洋州局長・審議官が雁首並べて副主席が来ることを忘れてる又は一月失念したっつー意味ですから。そんなことが本当にあればそれこそ飛ばす首が役人どころか内閣に及びかねないですよ。政権交代主義は世を忍ぶ仮の姿のバリ与党派としたら、外交官のせいにすれば精神衛生上すごくらくなんでしょうけど、ね。
しかし、もう今更治せといっても直らないだろうけど、突っ込まれると拗ねてぷいっ、だけはちょっと子供じみて愛されないから勘弁だよなぁ(sigh...)<小沢氏
投稿: さいとー | 2009.12.15 23:31
小沢がごり押しするのは正当性が無いし、法的にも全く根拠が無い。
ましてや勝手に今上陛下のお気持ちを代弁するかのような発言自体が、分をわきまえていないし、不当です。
もちろん宮内庁長官に「辞任してから言え!」なんて言う筋は皆無でしょう。
どう言う根拠で英司さんがそんなこと主張できるのか全く理解出来ません。
で、ルール破りの件ですが、脱税党首が昔定めたルールなんて、守る気はさらさらないし、日米合意文書すら反故にしよういうんだから、幹事長の自分がルールなんて破ってもかまわないと考えているのかね?
それとも、小沢は昔要人との会談を仮病でキャンセルしたから、陛下にも「イヤならサボれば?」とか言う気なのかね?
しかし、党首と幹事長がそろってこの有様じゃ、一体日本はどうなることやら……。
解散総選挙は意地でもしないんだろうなぁ。国民の意思とは関係なくw
投稿: | 2009.12.16 00:10
>組織で仕事をされてないから、
なんで私の全人格を否定するような言われ方までしなければならないのか理解できない(・_・)。
私は可能性をいくつか列挙しただけです。人間はミスをするものだし、チャイナスクールとは言え、日本の外務省がすることですよ? あの人たちはいつも完璧な仕事をして来ましたか?
投稿: 大石 | 2009.12.16 00:18
>しかし、党首と幹事長がそろってこの有様じゃ、一体日本はどうなることやら……。
今回の件で、小沢の暴走を宮内庁をはじめとする君主勢力が食い止めたと見ることもできる。
立憲君主国家での君主の役割は、政治の暴走を止めること。
終戦時のように再び御聖断が下されるでしょう。
その時こそは、ちゃんとした政治家を選ばないとね。
投稿: ほるほる | 2009.12.16 00:27
小沢にたてついたヤツは非業の最期をとげている。
小渕は脳疾患で死亡。「だって恐いんだもん」の塚原俊平は国会で死去。
裏切った中西啓介もこの世にいない。熊谷は政治的に消されたし羽毛田の運命は如何に。
で、羽毛田長官は萩高校卒というから長州人なんでしょうな。
天皇家や公家と長州人は幕末以来密接な関係があって羽毛田も陛下に特別信頼されているのでは?
じゃなきゃ、あんなに強気でいられるわけがない。
政権交代したからなんでも出来ると思っている小沢は心得違いをしている。
限定的な権力を過大に捉えている。小沢の意を受けた山岡が最初に宮内庁に、次が鳩山、平野ラインで
もう一度申請したというから、党も内閣もごっちゃになっている。
綻びだらけの政権で、あてにしていた子ども手当も所得制限付きのようで、期待していた人は残念賞。
投稿: | 2009.12.16 00:37
自分の職場の、子供手当てを期待してたパートのおばちゃん達も、今のやるだのやらないだのと右往左往してる民主党を見てなんかおかしい?と思ってきたらしい
そんなところに今回の天皇会見騒動。
ルールがどうだの俺は正しいだの主張するばかりで子供手当は後回し。なんてことやっちゃうと安倍政権の時みたいに簡単に足元をすくわれるかもね。
投稿: | 2009.12.16 02:47
じゃっかる さま
認証官というのは任命に天皇の認証を必要とする官職というだけの意味であって,その権限はまた別の話ですよ。それぞれの権限の根拠法規によってさまざまです。
たとえば,認証官である検事総長の権限については,検察庁法14条で法務大臣の指揮権が制限される結果,ある程度の独立性をもちますが,同様に認証官である次長検事や検事長は,検察庁法7条1項によって全面的に検事総長の指揮監督に服します。
宮内庁長官は,内閣府の事務のうち皇室に関する事務を所掌する宮内庁の長ですが,内閣府の長は内閣総理大臣です。長官の権限の独立性について内閣府設置法や宮内庁法に特段の規定はありません。したがって,長官は全面的に総理大臣の指揮監督に服することになります。
投稿: やせ猫 | 2009.12.16 03:05
行きがかり上,今回も民主党擁護の立場で論を立ててみます。
今回例外を認めれば,他の国が同じ要求をしてきた場合にも認めざるを得なくなるという議論がありますが,そうなんですかね? 関係する国益の大小によって例外の許容度を変えるというのが,むしろ外交の常識のような気がしますが,そうではないのでしょうか。
日本にとって対中関係の重要性は国際社会での常識に属する部類の事項ではないですか? その中国の国家主席に就任する可能性の高い政治家だから特別の便宜をはかりましたという説明で,どこがいけないんでしょう?
もともと,習近平の訪日日程の調整が始まったのは11月上旬のようです。ところが中央経済工作会議という重要な会議の日程が決まらないために,訪日日程も確定できない。日程を確定できて,宮内庁に会見の要請ができたのは11月下旬ですか。これで1ヶ月ルールに引っかかった。
しかし,訪日そのものは決まっていたのだから,陛下の側が会見準備をする期間は十分に保障されている。暫定日程を組むことで1ヶ月ルールそのものをクリアすることもできたかもしれない。「そこで形式的にルールを適用せず,特例として認めました」という説明は,そんなに無理筋でしょうか?
1ヶ月ルールは宮内庁が定めたもの。内閣が追認して行政慣行になっていたとしても,その内閣が特例を認めることに法制上の障害はない。宮内庁長官が1ヶ月ルールの厳守を求めたとしても行政内部の意見具申にすぎず,総理大臣の判断を拘束するまでの効力はない。問われるべきは官邸の判断の妥当性ですが,深い利害関係のある大国同士で相身互い,多少の便宜供与はゆるされるのではないでしょうか。
最優先は陛下の健康状態ですが,1ヶ月ルールの形式的な厳守が必要な状態ならば,考慮すべきはむしろ負担軽減のための摂政任命の要否のほうではないかという気がします。
投稿: やせ猫 | 2009.12.16 03:58
幹事長vs長官の喧嘩はプロレス
http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2009-12-13
ゲハゲハ
投稿: pongchang | 2009.12.16 06:32
>日本にとって対中関係の重要性は国際社会での常識に属する部類の事項ではないですか?
その重要性の説明が無いのが問題です。
どう重要なのかを各国に具体的に説明できないと、鳩山戦略の一環として見られます。
ヘタすれば、日本は中国と同盟して枢軸を作り、自由主義各国にケンカを売ろうとしている。と思われます。
>その内閣が特例を認めることに法制上の障害はない。
外交上に障害があるのです。
慣行ではない特別扱いをするというのは、立派な政治的・外交的なメッセージです。
投稿: ほるほる | 2009.12.16 07:21
>なんで私の全人格を否定するような言われ方までしなければならないのか
そこまで気に病まれるとは想像していなかったので、正直驚いています。ただ確かに私の前半部のものいいには先生を傷つけてしまうところもあり、失礼な発言で申し訳ありませんでした。
だが一言だけいわせてもらえば、組織人たる正社員亡国論を生のまま口に出される度に、ここの※欄には苦情めいた反応が来るではないですか。これを機会に、その意味を是非忖度してほしいな、とはささやかな希望であります。
あと、可能性云々なら、該当部分はあまりにも間抜けで、宝くじで3億円当たる心配したほうがいい典型例だと思います。確かにあそこはろくでなしが多いかもしれないが、これは「手柄はみんな民主党、ヘマは全部官僚か前政権のせい」という、オーバーな受け取り方ではありますが、マスコミでよく見かけるある種の手の内が見え見えな印象操作という印象を受けました。そもそも中国副主席がやってくる話は、どう考えても担当者が隠してどうにもなるレベルじゃないですよ。
投稿: さいとー | 2009.12.16 07:47
> 慣行ではない特別扱いをするというのは、立派な政治的・外交的なメッセージです。
そのとおり,政治的・外交的メッセージです。そのメッセージを送った官邸の判断の判断の妥当性をいっているのです。そうすることで習近平,ひいては中国政府に恩を売れる。
我が国と縁の少ない国家要人と同様の扱いをして,形式的に1ヶ月ルールを適用すれば,中国に別のメッセージを送ることになります。外交も意味に満ちた世界です。中国・韓国は小沢一郎を歓待することで明確なメッセージを送ってきた。アメリカは当局者が寺島実郎にあえて会わなかったようですが,これも明確なメッセージです。
目指すべきは,できるだけ無意味なメッセージになるように身を縮こませて周囲をビクビクと窺うような外交ではなく,行為に含意されるメッセージを有効に操作できる外交ではないですか。
外交上の障害になるかどうかではなく,それこそが外交だろうといってるんですよ。
説明は今の程度で十分でしょう。恩を売ろうというときに多弁になるのは野暮というものです。その意図を理解できない人は放置しておけばよろしいのではないかと思いますが。
投稿: | 2009.12.16 09:06
>接待を命じられた役人が、ちょっとミスして、肝心の会見をセットするのを忘れたか
チャイナスクール連中がこんな大事にこんなミスするわけがないですw
実態は気を利かせたチャイナスクールが何度も何度も中国側に陛下との謁見の申込書を提出するよう働きかけていました。
もちろん一ヶ月ルールを知った上での措置です。
なのに何故か中国側は提出を渋る・・・一ヶ月を切ると申請が通らないと事前忠告をしていたのにです。
理由は不明です。
けれど、一ヶ月が過ぎるのを待ったかのように期間が過ぎると申請書が提示された・・・
そして何としてもこの謁見が実現するように大使を使っての圧力を掛けてきた。
考えられる事は、中国国内での政治闘争により結論が遅れに遅れたか、又は天皇の威信を削ぎ落とすことを狙った中国の策謀かの二択です。
投稿: | 2009.12.16 09:09
>私は可能性をいくつか列挙しただけです。人間はミスをするものだし、チャイナスクールとは言え、日本の外務省がすることですよ? あの人たちはいつも完璧な仕事をして来ましたか?
ニュースをいくつか当たっていると、外務省は中国側に日程の問い合わせをしていたが中国側からの応答がなかった、
あるいは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000057-mai-pol
のような対応をとってきたというようなものあります。
先生のおっしゃる
>たぶん、接待を命じられた役人が、ちょっとミスして、肝心の会見をセットするのを忘れたか、
とか
>恐らくこの問題では、詰め腹を切らされる外務省の担当者が出て来るんでしょう。
は以下がニュースのままであることを考えると、1ヶ月ルールという決まりがあって、ちゃんと仕事をしていた組織人としてはこれで詰め腹切らされたり、特例を押し通された羽毛田長官もかなわないでしょう。
>あるいは本当はその交渉が粛々と宮内庁側とあったんだけど、天皇の様態を考えて今回は宮内庁が断って、外務省側が一端それを受け入れ、北京から催促されて初めてそういうことになっていると解って政府と党が慌てたということではないでしょうか?
投稿: 九頭竜 | 2009.12.16 09:11
>>投稿: 奥○ | 2009.12.15 22:34
>↑出入り禁止。今後、コメントを発見し次第削除します。
真っ当な反論に耳を傾けられないなら、
ブログなんて止めちまった方がよい。
とコメント入れようとしたら 奥○と伏字にしない
スパム扱いで弾かれる。
この件に関しては第三者もコメント禁止かい?
大石英司は終わった。
投稿: デコイ | 2009.12.16 09:25
>投稿: デコイ | 2009.12.16 09:25
↑出て行って下さい。
どこが真っ当な反論なの?
投稿: 大石 | 2009.12.16 09:41
図式化した対比をすると,中国人は特例を好む。したがってこういう扱いに恩を感じてくれる。アメリカ人はルールを好む。したがって,特例による便宜をこちらから提案しても,当惑して謝絶してくるかもしれない。
普天間問題の推移を政治文化の視点から見ると,民主党は中国に近いといえそうですね。アメリカは,合意があるからそれがルールだ,四の五の言わずにそれを実行しろという。鳩山政権は,合意後に政権交代したのだから,ルールに特例を設けろ,再検討させろという。けっこう中国の文化的引力は強そうです。
投稿: やせ猫 | 2009.12.16 10:00
>宮内庁も政府と一定の距離を置いた独立性が求められるのですよ。
あほなこと抜かすな。なことこあるわけないだろ、旧陸軍省か。なら、国民が関与できない宮内庁は政治利用しまくれるじゃんか。そもそも「政治問題化」させたのは当の羽毛田じゃないか。陛下が発言できないのをいいことに政治利用しているのは羽毛田だ。
1ヶ月ルールなんて言ってるが、それを作ったのは誰だと聞いてるんだろ。なんで、そんなものが既成事実化してるのかまず、考えろということだ。健康問題だというなら、そもそも1ヶ月なんてルールがおかしい。健康上支障があるなら3日前でも当日でも中止すべき話で期限を設けるほうが不遜な話だ。結局、急な行事は調整しないよという宮内庁の既得権にすぎない。
第7条 天皇の国事行為 / 日本国憲法 条文解説
http://www.kenpouweb.com/k0007.html
9号 外国の大使及び公使を接受すること。
<天皇陛下会見>小沢幹事長発言、さらに波紋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000044-mai-pol
投稿: | 2009.12.16 18:22
>第7条 天皇の国事行為 / 日本国憲法 条文解説
>http://www.kenpouweb.com/k0007.html
>9号 外国の大使及び公使を接受すること。
習近平は大使でも公使でもないんですが?
投稿: mi | 2009.12.16 19:22
>そうすることで習近平,ひいては中国政府に恩を売れる。
相手が恩を買ったというのは、どうやって確認するのですか?
>目指すべきは,できるだけ無意味なメッセージになるように身を縮こませて周囲をビクビクと窺うような外交ではなく,行為に含意されるメッセージを有効に操作できる外交ではないですか。
いいえ。外交メッセージは日本を見ている全ての国々に向けて発信されます。
そして、そのメッセージを相手がどのように受け取ったのかは、こちらにはわかりません。
相手の行動から推測するしかありません。
ですから、外交は相手と同じ行動を取るのです。
相手がAという行動をしたのなら、こちらもAという同じ行動を行う。そのやりとりを繰り返し、プロトコルを確立することで、誤解の拡大や相互不理解による戦争の勃発を不正でいるのです。
>恩を売ろうというときに多弁になるのは野暮というものです。その意図を理解できない人は放置しておけばよろしいのではないかと思いますが。
ですから、そういったスタンドプレーや慣習から外れる行為は、日本外交を危機に陥れる第一歩になります。その行為が「恩を売る」といった日本人にしか理解できないような、相手が無視したり故意に誤解しても責任を問えないような行為を行ってはいけないのです。
外交で古いプロトコルを守るのは、国家同士の衝突や軋轢を防ぐのが第一です。
しかし、小沢や鳩山内閣は、それを理解していないことは明らかです。
例えば、普天間問題を5ヶ月引き延ばしたということは、アメリカも対日問題を5ヶ月引き延ばしてもよいということを意味します。
日本が中国に侵略された時に、アメリカは参戦を5ヶ月引き延ばしても日本は責任を問えないということです。
相手のお偉いさんを歓待すれば、こちらの意をくみ取ってうまくやってくれる。なんて考えるのは田舎議員だけです。
投稿: ほるほる | 2009.12.16 22:29
> 相手が恩を買ったというのは、どうやって確認するのですか?
覆水盆にかえらず
こういう状況になってしまったからには
中共が恩知らずな態度をとったときにゃあ
ここぞとばかり、罵りたおしてやればいいんですよ。
投稿: | 2009.12.17 00:50
中共が恩を感じるとかw
投稿: | 2009.12.17 00:55
>中共が恩知らずな態度をとったときにゃあ
それは、どうやって判定するのですか?
相手が恩返しとして行った行為が、こちらには恩知らずな行為に見えるのはよくあることですよ。
投稿: ほるほる | 2009.12.17 01:06
> 相手が恩返しとして行った行為が、こちらには恩知らずな行為に見える
のは、その行為をした方が悪い
と、事実を捻じ曲げてでも言い張るのが、中共や朝鮮の論理でしょ?
お付き合いしてやればいいんですよ、今回の件に関しては。
投稿: 投稿: | 2009.12.17 00:50 | 2009.12.17 01:45
>小沢にたてついたヤツは非業の最期をとげている。
小沢を信じた人間は「やはり小沢は不毛だった」と言って亡くなられていきます。関わるとどう転んでも不幸になる人間なんですね>小沢
そんなのが影の総理ですか...
片岡先生...
【07・11・7 やはり小沢は不毛だった。1993年に宮沢を引き摺り下ろした時も同様だった。細川護煕内閣が成立し、小沢は前途洋洋と見えた。スタンフォード大学に奉職していた私は、この快挙を喜び、羽田務、鳩山由紀夫らと共に小沢応援の一兵卒になることを誓った。しかし小沢は半年たたずに村山・自社政権の復権を許した。羽田がもう一回選挙をやろうといくら懇願しても聞く耳がないのだった。「やりたければお前たちだけでやれ」というのだ。今度の政変もあれと同じだ。】
投稿: | 2009.12.17 02:09
>ここぞとばかり、罵りたおしてやればいいんですよ。
声を大にして聞きたいんですが、誰が?小沢が??w
投稿: | 2009.12.17 02:12
> 相手が恩を買ったというのは、どうやって確認するのですか?
改めて確認するまでもなく,民法526条2項により「恩」の売買契約は成立してしまいます。「意思実現」による契約の成立です。今回は,習近平が特例会見に出席したことが,条文の「承諾の意思表示と認めるべき事実」にあたります。食い逃げは許されません。安心しましたか?
参照条文: 民法第526条第2項
(隔地者間の契約の成立時期)
第526条 隔地者間の契約は、承諾の通知を発した時に成立する。
2 申込者の意思表示又は取引上の慣習により承諾の通知を必要としない
場合には、契約は、承諾の意思表示と認めるべき事実があった時に成立する。
投稿: やせ猫 | 2009.12.17 08:16
> 改めて確認するまでもなく,民法526条2項により「恩」の売買契約は成立してしまいます。
改めて確認しますが、何言ってるんですか?
冗談にしては面白くも何ともないし、皮肉にもなっていない。
本気で言ってるんなら「大丈夫ですか?」と心配してしまうレベルですよ。
何だか、最近コメント欄が荒れると共に民主支持者の方たちが壊れていくようで
心が痛みます。
投稿: | 2009.12.17 09:42
> 声を大にして聞きたいんですが、誰が?小沢が??w
まじれす
時の政府です!!
ったりまえでしょ?
ま「小沢が??」って発想が笑えるが。
投稿: 投稿: | 2009.12.17 00:50 | 2009.12.18 00:49