振り向けば防衛費
※ 92.3兆円の政府予算案決定 人を重視、公共事業圧縮
http://www.asahi.com/politics/update/1225/TKY200912250325.html?ref=reca
>「コンクリート」の代表格である公共事業費は09年度当初比18.3%減の5兆7731億円と1978年以来の6兆円割れ
防衛費は、米軍の再編成絡みでちょっと増えたんですよね。これで対米的な顔は立つ。
キモは、公共事業費の大幅減でしょう。これが予算全体の減額に繋がれば言うことなしだったのですが。
6兆円割れと言ったら、振り向けば防衛費(^_^;)、な金額ですから、この削減は無茶苦茶大きいですよね。こんな無茶をしたから地方経済が底割れしたんだよ! と言われなければ良いですが。
※ 首相への不信決定的に=普天間移設、発言捏造に不快感-米政権
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009122500561
*やっと?米国の怒りに気づいた鳩山首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091222-00000599-san-pol
これ全部、嘘です。作り話です。全体的にためにする記事ですね。記者がどうのこうのではなく、外務省と国務省が総掛かりで、「アメリカは怒り狂っている!」という状況を演出することに躍起になっている。
>同席したキャンベル国務次官補は、世論調査で鳩山内閣の支持率が5割前後に急落したことに触れ、
職業外交官はこんなアホなことは口が裂けても言いません。「で、お宅の大統領の支持率はどうよ?」と反論されて双方気まずい思いをするのが落ちですから。キャンベルがいかに礼儀知らずで無能な男かの証左ですね。ピストルを見せびらかして脅すことしか出来ないアホな奴です。
>ホワイトハウス高官は日本側当局者に「大統領は怒り狂っている」と警告。
これも全くあり得ない話です。合衆国大統領にとって、たかが外国に置いた一基地をどうするか? なんてことに優先順位はありません。アメリカはこの10年かそこいらで200の海外基地を閉鎖しているそうですが。
この程度のことでいちいち怒り狂っていたら、案件山積みのオバマは今頃卒中でも起こして死んでますよ。
>米国に批判的な寺島実郎・日本総合研究所会長から知米派の外交評論家、岡本行夫氏への乗り換え
寺島実郎を外すというのは全く正しい判断ですが(そもそも永田町に近づけて良い人材では無かった)、誰に特使役をお願いするかは難しい所ですよね。辺野古移転が結局は最良の選択だと考える人を置いても、なかなか話は進まないし、「県外移転が選挙での国民の意思ですから」、としれっとした顔で言えるような人間はアメリカに嫌われているだろうしで。私なら、北岡伸一氏を推薦しますが。
※ 成長戦略:新産業で雇用創出…検討チーム、骨子固める
http://mainichi.jp/select/today/news/20091226k0000m010148000c.html
政府が新産業を創出できるなんてのは不遜だと思う。
※ 竹島の指導要領、韓国外相が遺憾 日本大使呼び表明
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091226AT3S2505R25122009.html
呼ばれたからと言ってほいほい面を出すな。冬休みに入ったことにして帰国しときなさい。
※ 市橋被告逮捕 協力の4人に1千万円 報奨金支払い発表
http://www.asahi.com/national/update/1224/TKY200912240285.html
*どうして?市橋被告の懸賞金、勤務先は「0円」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/12/26/04.html
美容外科なんてただでさえウハウハな人々が、国民の税金から出された報奨金を受け取るのはちと納得がいかないのですが。
それで、医師が警察に通報することの是非を巡る元帥のAERAでの記事ですが、私がうっかり書かなかったのですが、あれは元帥の個人的解釈ではないんです。
記事中で、元帥は法務省に問い合わせしていて「この法律は、そういう事態を想定していない」と役人の言質を取って書いているんです。
おそらく類似のケースで、過去何度かそれで裁判になっているはずですが、判例云々ということになったら面白いでしょうね。
こういうグレーゾーンは無くすべきなんだろうな、と一度は思ったけれど、グレーゾーンのまま残した方が良いのかなぁ、と最近思いつつあるのですが。
※ 犬200匹無許可飼育容疑で施設捜索 尼崎市保健所も
http://www.asahi.com/national/update/1225/OSK200912250009.html
保健所が家宅捜索を受けるという極めて異例な事態ですが、売れ残ったものは毎年保健所が税金で引き取って処分してくれます、なんてことを許す前に営業許可の取り消しとかすべきだと思うわけですが。
※ 怯える失業者 担当者は暴言「100回面接断られたら…」
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091225010.html
>「政府は雇用対策で介護、介護というが、誰にでもできる仕事ではないと思った」
でも仕事というのは、端から見れば大なり小なりクレイジーなものですよ。どんな業界でも、普通その稼ぎでそこまでやらんでしょう、みたいな無茶な仕事を今は強いられている。
※ 堀江元社長:旧ライブドアと和解 208億円相当引き渡し
http://mainichi.jp/select/today/news/20091226k0000m040110000c.html
この人はまだ宇宙開発がしのごのと言っているんですよね。迷惑だからさっさと退場しなさい。ホリエモンや村上ファンドの摘発で、日本は起業家に冷たいとか、一度失敗した人間にはチャンスを与えない国だ、とか言う人々がいますが、とんでもない話ですよ。
ホリエモンにしても村上ファンドにしても、投資家を騙したり、ルールを逸脱して儲けようとしていたわけで、これは犯罪です。そういう連中に同じフィールドで再起することを許すのは資本主義社会のモラルハザードを加速するだけです。
経済事犯に法律が甘い我が国では、社会として永久追放する以外にとるべき道はない。
※ 出版業界、2兆円割れへ デフレの波、雑誌休刊で
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122501000335.html
昨日、ケーキの話で、本だってデフレしてないでしょう? という突っ込みがありました。実はデフレはしているんです。というのももう10年前から、「文庫書き下ろし」というのが当たり前になってしまったでしょう。
本来ならハードカバーで1.500円の値を付けて売られるべきものが、500円で売られてしまう。しかも、それはもとが文庫ですから、あとで文庫に卸して回収ということも出来ない。そういう商売を強いられると、出版社も書き手も、同じコンテンツで稼ぎが1/5にしかならなかったりするんですよね。
全体状況としても、古書店に流れている分も合わせると、恐らくピーク時の半分までパイは小さくなっています。再販制度という、今では新聞業界しか守られていない制度のせいで、本を売る時に、自由に景品も付けられない。
今以上コストダウンして、書籍の定価を下げられるか? というと、出版業界というのは、基本的に技術集約産業ではありませんから、コストダウンの余地がなかなか無いんですね。30年前とやっていることは同じです。組み版がプロの職工さんから、電子入稿に代わった程度で、その辺りの技術革新は、あらかた80年代に終わっている。
あとは人手と流通の問題程度。印刷所や製本会社は、20年前からパートのおばちゃんは当たり前だし、今では外国人も普通にいるし。流通を改善しても、棲息吐息な業界が若干持ち直せる程度で、それが価格低下という形で消費者に還元されることはほとんど無いでしょう。
見逃せないのは、日本の場合、そもそもが本は安いんです。ここ20年、欧米は順調に経済成長したので、それに伴って本の価格も順調に上がりました。
四半世紀前、渋谷の大盛堂の上の階でペーパーバックを買っていた頃は、1200円かそこいらで買えたように記憶しています。当時、季刊発行の Foreign Affairs が3200円から3600円もしていて、までも学術誌だし季刊だから仕方無いな、と思って買っていたのですが、バブル期後半に、円高のせいか、流通改革があったのか、これも千円台に急に値下がりした時期がありましたよね。
それが今、海外に出てもペーパーバックなんて買えませんよ。ちなみに、クライブ・カッスラーの新作が、定価で27ドル、アマゾンコムで15ドル。日本のアマゾンコムで買うと、963円。ペーパーバックは、なぜか国内のアマゾンコムで買った方が安いんですよね。
欧州の空港で棚を覗いても、私の中では、ペーパーバックは邦貨換算3千円から4千5百円とインプットされています。もともとヨーロッパで買う米語の本はやたら高いですが。
現状は、日本の出版業界はどうやってしのいでいるかと言うと、何しろ売れないから一冊ずつの部数を絞って、可能な限り赤が出ないようにしている。そのために、ビジネス新書一冊書いても、印税という形では支払いはされずに、一冊書いて原稿料20万円とか、そういう、アニメーター並みの話がごろごろしているわけです。
もう一点は、値段を下げれば売れるものならそうしているんです。それがバブルの最後の頃に始まった文庫戦争だったのですが、10年を越えてそれをやっていますから、そこも疲弊しきっているという状況です。
そこいらへんを見ていると、じゃあ新書版の定価を100円下げたら売れますか? という話になってしまうんですよね。
※ 調査捕鯨:シー・シェパードが新型高速船で妨害
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20091222/
動く映像を見てがっかり(^_^;)。今にも沈みそうな黒いボートから、ちんたら緑色のレーザーが出ているだけ。思わず、「もっと命懸けでやって見ろ!」と突っ込みを入れたくなった。
たぶん構造的に、スピード最優先だから、いざという時の舵の効きも良く無くて、思うように近づけないんでしょうね。
※ 前日の空虚重量71.3キロ
昨日は終日籠もっていたのですが、町に出た女房の話では、クリスマスの気配はすでに皆無だったらしい。25日の店じまいって昔と比べると早くなりましたよね。
※ 有料版おまけ Transformers:Revenge of the Fallen
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コメント
>>「政府は雇用対策で介護、介護というが、誰にでもできる仕事ではないと思った」
>でも仕事というのは、端から見れば大なり小なりクレイジーなものですよ。どんな業界でも、普通その稼ぎでそこまでやらんでしょう、みたいな無茶な仕事を今は強いられている。
そういう発想である限り、介護の質は低下していくだけだし、介護に人材はいつかないでしょうな。
そうやって介護の仕事は失業者の最後の仕事としているうちは、介護は賃金上げる価値の無い仕事というイメージが定着し
国は介護施設に赤字経営を強い続けることでしょうよ。そして一時助成金制度などで使えない失業者を介護に押し付ける。
介護は誰にでもできる仕事じゃない。素人でも誰でも出来る仕事だと馬鹿にしている。介護は後始末屋じゃないだよ。
相手だって人間なんだ。ボケてても尊厳はあるんだよ。介護という仕事を理解できていない人間を押し付けても
ただでさえいっぱいいっぱいの介護職員たちに、そんな厄介な新人押し付けられたら事故の元にしかならない。
失業者を介護に回せば、介護の人数充足して、失業も減ってと妄想している人間はまさに机上の空論。
介護の素養が無い人間を再度介護に行けというのは介護をバカにしすぎ。
投稿: | 2009.12.26 11:08
先生
その楽観論
なんか南部仏印に進駐した日本軍
みたいになってませんか?
投稿: | 2009.12.26 11:20
>6兆円割れと言ったら、振り向けば防衛費(^_^;)、な金額ですから、この削減は無茶苦茶大きいですよね。こんな無茶をしたから地方経済が底割れしたんだよ! と言われなければ良いですが。
恐らく現実問題としてかなり厳しいことになるでしょう。地方自治体の体力もありませんから地方の雇用はとんでもないことになると思います。
ただ、党の方から高速道路だの何だの公共工事に関して増額のアドバルーンが出てますから来年度の補正であっさり方針変換になるかもしれませんが。
>これ全部、嘘です。作り話です。全体的にためにする記事ですね。記者がどうのこうのではなく、外務省と国務省が総掛かりで、「アメリカは怒り狂っている!」という状況を演出することに躍起になっている。
いや、いいんですけどね、でもマスコミも含めてこういう「うそ」を大っぴらにつかなければいけない状況って何なんですかね。
かなりまずい状況だと思いますが・・・
投稿: | 2009.12.26 11:20
洋書の取次「洋販」は、Amazonが出現してからも為替レートが何年前だよ!って数字で、さらに
「在庫の確認はわからない。注文出して、日本に届くまで不明。そして船便だと三ヶ月から半年はかかる」
って平気でやってたから潰れたんだと思うのですが、真相はよくわかりません。
「日本のサービス業の質が異様なほど高いのであって、外国のお店にそこまで求めないでくださいね」
が洋販窓口の基本でしたしね~。
今紀伊国屋とか有隣堂で取次会社をはさんで洋書の輸入をやってますが、注文はあるのか疑問です。
横浜ランドマークタワーの有隣堂閉店は洋書にスペースを割きすぎたからじゃないかなぁ。
投稿: てんてけ | 2009.12.26 11:21
>ホリエモン
なにをそんなに怒ってるんです。
「何だかんだ言っても金持ちには
いつも逃げ道が用意されて裏山鹿、
という話ですよね。」
でしょ。
投稿: | 2009.12.26 11:26
文系に限っていえば、アメリカの出版社の本は日本より安いですよ。
イギリスの本に高いですけどね。
紀伊国屋はAmazonより安い場合がかなりあります。
投稿: | 2009.12.26 11:27
>こんな無茶をしたから地方経済が底割れしたんだよ! と言われなければ良いですが。
政府からの資金投資が無くなって底割れする経済なんて、ただのバブル経済です。
貧弱な市場しか存在しない地方経済を、大量の資金を入れてることで支えてきた今までが誤りなんです。
地方経済が潰れれば、地方の人は大都会へ向かいます。
そうなれば、都会の土地も値上がりし、商業も活発化し、景気もドカンと上向くでしょう。
田中角栄以来の補助金バブルも、ようやく終わるときが来たのです。
と、言いたいけど、小沢の政策は田中角栄のコピー。
民主党が小泉改革を引き継いで、自民党の作った補助金バブルを精算するのが本筋だったはずなんですけどねえ。
投稿: ほるほる | 2009.12.26 11:37
> 介護の素養が無い人間を再度介護に行けというのは介護をバカにしすぎ。
これは理解できますが、まだ介護ロボットは十分ではないし、力仕事がありますから、それなりに人員増強の意味はあるかと思える部分もありますよね。
投稿: | 2009.12.26 11:39
今日のエントリーとは関係ないですが、これはすごいです。本気なのかふざけているのか。時間のあるときにどうぞ。
記事http://sankei.jp.msn.com/economy/it/091224/its0912240801001-n1.htm
サイトhttp://air-sampai.jp/
投稿: | 2009.12.26 11:42
地デジ録画の件
おバカな質問で申し訳ないんですが、我が家の録画デッキには「ダビング」という機能があり、その中に「ピッタリダビング」はありますのでそれは分かるのですが、「移動」と「コピー」というのがさっぱり分からないのですが、どういうものですか。
投稿: 浅間の風 | 2009.12.26 11:44
>こんな無茶をしたから地方経済が底割れしたんだよ! と言われなければ良いですが。
確実に言われるでしょう。
ネトウヨネ申に言わせれば、橋本内閣以後、公共事業の削減(+必ず緊縮財政)を行った内閣は、その後確実にGDPをマイナス成長に叩き落としております。ポポ山が志向している公共事業の削減(「コンクリートから人へ」)と、緊縮財政(公務員の人件費削減、国債発行の抑制等)はその繰り返しで、確実に「鳩山恐慌」を呼び込むでしょう。(その前に参院選で民主が大敗すれば、カタストロフィは避けられるかも知れないが。)政権交代に希望を託した人々には、乞うご期待です。
投稿: 土門見人 | 2009.12.26 12:06
>防衛費~
22DDHは死守しきりましたからね。現役やOBが、持てる人脈総動員してましたよ。海開闢以来の夢が詰まってますからね。現与党要路も、自民党時代から海には理解ありましたから、どうにかこうにかってやつですか。防衛相も頑張ってましたし。
>基地~
ちょっと前から、5月解決云々が言われてますが、コレ結構生臭い話なんですよねぇ……。その頃までに、自民党参院からある程度の数削れるか、信濃町を引っ張れるって算段があるっていう。民主党が参院選候補公認を年明けまで延ばしたのは、自民党参院議員への投降勧告ってもっぱらの噂ですからねぇ。コレまでに離党すれば、悪い様にしないっていう。
与党側は最終的に、最大二桁の投降があると見ているようですね。正対する自民党は厳しいでしょうね。指揮系統はズタズタ、地方のロジスティクは雪崩を打って投降してますから……。
投稿: 名無し二等空士 オンステーション | 2009.12.26 12:12
映画も何であんなに高いんだろ?
関係ないけど個々位置のカレーもw
投稿: トオリスガリン | 2009.12.26 13:33
ホリエモン「知らなかった」
ポッポ「知らなかった」
投稿: | 2009.12.26 13:45
フリーミアムモデルから言えば、1000円の本を900円に値下げしても売れないと言える。
フリーミアムで売るとすれば、この10%の原資を販売目標10万部のうち1万部を無料で配ればよいということになる。
フリーミアム実践の舞台裏を聞いた
http://www.dotbook.jp/magazine-k/2009/12/12/freemium/
気になっていた実践結果がある程度わかった。
結果としては採算ラインを大きく超え成功したといえるようだ。ただ、今回は「初物」としての珍しさに話題性と関心が集まったということも考えられるので、今後の書籍販売も同じビジネスモデルで成功するかどうかは未知数だ。個人的には無料版をダウンロードはしたのだが、やはりPDFで長文を読むのは結構辛く、途中で投げ出してしまったことを付け加えておく。
投稿: | 2009.12.26 13:53
>洋書
確かに米amazonで見ると、定価が結構高いですよね。
新刊との価格差を考えると、Kindleは日本の電子ブックより生き残る確率が高そう。
ここ数年、国内で洋書はかなり入手しやすくなったと感じます。
海外雑誌をたまにコストコで買ってますが、年間購読より、バラで買うほうが安いくらいです。ニクソンショックの存在しない洋販全盛期には考えられないことでした。
円高だったはずのバブル期、海外PC雑誌は国内だと2000円くらいしていたのを思い出します。
投稿: 銀次 | 2009.12.26 14:10
最近、文庫本の癖して1000円越えをしてる本はどうなんだと
投稿: KAZ | 2009.12.26 15:28
>経済事犯に法律が甘い我が国では、社会として永久追放する以外にとるべき道はない。
完全に同意します。税金ごまかしてた総理もそうするべきです。
投稿: | 2009.12.26 15:42
>移動」と「コピー」というのがさっぱり分からないのですが、どういうものですか。
ここが2chならググレカスで済ませられる類の話だな、と思う反面、小町で聞けよとか、これは釣りだろうとかいろいろな憶測を呼ぶわけだよ、このテの質問は。そもそもここで親切な通行人が通りかかる確率はガンダムの操縦マニュアルが偶然目の前に落ちている確率より低いと思う。
映画「アバター」が社会に示唆すること(デジタルによるリアルの「代替」) - 磯崎哲也
http://agora-web.jp/archives/858165.html
もうみんな、2次元とラブプラスでいいじゃないか。という世界を示唆しているということだろうか。いや、まだ見てないから断定的には書けないが、映画のタイトルどおり主人公はアバターを通して別世界に入り込んでいるわけだから、「惑星」も「彼女」も実は存在していないのかもしれないし、存在する必然性もない。おそらくキャメロンはそんなことまで深謀遠慮して製作しているとは思わないが、マトリックスがディストピアを描いているとすると、こちらはユートピアとして存在するとしても両者は表裏関係で精神的虜囚であることになんら変わりはない。だが、マトリックスの世界も大多数の気づかない人々にとってはなかなか居心地のいい世界であったはずだ。マトリックス世界で裏切り者サイファーはつぶやく。「無知は幸福」
人間が現実逃避する理由は2つある。ひとつは快楽を求めて、もうひとつは現実があまりにも辛い場合だ。救世主がプラグをはずせ、現実に還れと言ったとしても、現実の世界が荒涼とした辛い世界ならば、サイファーのようにあえてプラグインする人々が多数現れても驚きはない。
投稿: | 2009.12.26 15:45
>経済事犯に法律が甘い我が国では、社会として永久追放する以外にとるべき道はない。
政治家の経済事犯に関しては特に厳しい処罰をしてもらいたいですね。また、談合などの経済事犯についても、社長など経営幹部を逮捕し、懲役刑を科せるようにしてもらいたいものです。
>22年度予算案
政権交代で「被害担当艦か」と言われていた22DDHがよく通りましたね。しかも、こちらは満額。27年に引き渡しだそうですが、今後、どのような設計になるか興味深いところです。そういえば、このことを予測していたかのような軍事研究別冊でしたね。
>新刊
第4巻は来年2月くらいでしょうかね。そうなると年末年始もお忙しい日々を送られると思いますが、期待しております。
投稿: アイゼンシュタイン | 2009.12.26 15:53
>20年前からパートのおばちゃんは
見た事無いです。この業界では○販とかの流通ぐらいで無いかと
大半は転落組のオサン達。
最低時給で飯以外ノンストップの2交代はどんなピザデブや引き籠り
でも3月でレンジャー真っ青な体力を付けて呉れます←市ヶ谷のお隣とかは
投稿: | 2009.12.26 18:45
人相変える整形/警察は写真を配布医師の守秘義務は
[田岡俊次の特ダネ記者魂]
http://www.aera-net.jp/magazine/soul/091124_001296.html
田岡さんが言いたかったのは
「警察庁が美容整形の医師に協力を求めるためには、もし間違った通報をしたことが患者に知られても、刑事、民事上の責任を一切問われることがないよう、法的根拠を明確にし、安心して通報できるようにすることが不可欠だろう」ということですよね。
>役人の言質を取って書いているんです
微妙に違うような気がします。
投稿: | 2009.12.26 19:22
米国の書籍は、定価こそものによっては高いですが、実際の売価は安いですよ。
Barnes & Noble などの量販店にゆくと分かりますが、多くの売れ線書籍が8掛け半値、場合によっては8割引で売っています。
http://www.barnesandnoble.com/
また、大型書籍や美術書になると日本に比べて随分安かったです。
かつての書籍レートですが、アレは噴飯もので、大学生協の書籍部にも随分と苦情が寄せられていました。確か為替レートに200円上乗せ(180円/$→380円/$)で、Amazonでのとりよせが可能になった時点で破綻するのは当たり前でした。
投稿: 番場蛮 | 2009.12.26 19:40
>今以上コストダウンして、書籍の定価を下げられるか?
電子化して紙代や印刷費とか流通経費なんかは削れそうですが。
余談ですが、先生の著作は電子版の発売日よりも前に、
紙版が店頭に並んでいるので、早く読みたい余りつい紙版を買ってしまいます。_| ̄|○
投稿: リラ | 2009.12.26 21:08
>力仕事がありますから、それなりに人員増強の意味はあるかと思える部分もありますよね。
全然介護を知らない意見。そもそも力仕事専用の介護職員なんてものは無い。
投稿: | 2009.12.26 21:39
>電子書籍
早川のとか一年の期限付きだったりしますよね。それで300円も400円もするんだから買う気になりません。
絶版で手に入らなくなった本とかもあるので、利用期限さえ無ければいっそ元の定価でも買いたい本もあるのですが。
本は所有するものと言う概念が染み付いているせいでしょうか。
投稿: | 2009.12.26 22:31
>今日のエントリーとは関係ないですが、
Sampaiめっちゃツボにはまったわ。
カーソルが指差しマークに変化してるのに気づかず暫くぼーっとしてた。
お守りとかもダウンロードできるんかいな?
欧米や台湾ではブッダマシーンVer.2が人気やし。
投稿: 色即是喰う | 2009.12.27 00:13
>経済事犯に法律が甘い我が国では、社会として永久追放する以外にとるべき道はない。
それをやる前に、経済活動にかかわる法律をシンプルにして、どこからがアウトなのか明確にしてもらわないと。
税制にしても複雑なだけですから、所得税15%だけのシンプル課税程度には簡素化してもらわないと~。
投稿: ほるほる | 2009.12.27 00:29
>>本は所有するものと言う概念
それもありますが、本って「読みたい時に読みたい場所で読む」ものだとワタシは思ってまして。読める期限が切られちゃったら「期限内に読まなくては」なんていう変な強迫観念に囚われて、あんまし楽しめないような希ガス。だからワタシはあまり図書館は使いません。その代わり自宅には積ん読してる文庫本が300冊以上ありますが、まぁ一生掛かっても読み切れないでせうね。
投稿: KWAT | 2009.12.27 01:19
中野美奈子アナが医師と来年3・13挙式
http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/entertainment/p-et-tp0-091226-0005.html
なるほど、アヤパンの腹痛の原因はこれか。
投稿: | 2009.12.27 01:47
>そもそもここで親切な通行人が通りかかる確率はガンダムの操縦マニュアルが偶然目の前に落ちている確率より低いと思う。
これがなければ答えなかったのだが
>地デジ録画の件
移動・・・もとのファイルが消える。
コピー・もとのファイルが残っている。
投稿: 悪かったね | 2009.12.27 01:59
>映画も何であんなに高いんだろ?
http://d.hatena.ne.jp/longlow/20090216/p1
ここを見るとむしろ物価の優等生としか思えない。
外出先のエンタメ分野で2時間以上で2千円しないって
むしろむちゃ安い
>米国の書籍は、定価こそものによっては高いですが、実際の売価は安いですよ。
そりゃ再版制度がないから
昔の洋書販売価格が高いというけど、あのレートでも採算は取れてなかった。amazonは向こうの販売が主だからこそ出来る技。
投稿: KAZ | 2009.12.27 07:16