« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010.02.28

過労という美徳

*パシュートは残念無念でしたね。最後に行けそうだったけれど。
*チリ沖地震は、私が生まれる前年の出来事でして、つまり今年はチリ沖地震50周年なんですね。
 ただ不思議なのは、どんなエネルギーも距離と時間に比例して減衰するのに、どうして津波だけは、それを失わずに地球の裏側まで届くのでしょうか。

※ メダル獲得数で明暗 精神も施設も予算も拡大する日韓格差…バンクーバー五輪
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100228-OHT1T00038.htm

 フィギュアの韓国側工作(^_^;)の問題ですが、これって合理性のある話なんだろうか? というのは、だって女子フィギュアの日本人入賞者の数を考えても見て下さい。たとえば審判員に、韓国人は選ばれたけれど、日本人は入れなかったみたいな話しがあるでしょう。こんだけ日本人が上位を寡占した種目で、逆に日本人審判員なんか入れたら、それこそ変な邪推を受けると思うのですが。
 採点方法にしても同様で、チーム日本としては、それに対応できたということじゃないの? だからこそ、これだけの数で上位を独占できた。たまたま、それより抜きんでていたキム・ヨナが、しかも完璧な演技を披露したという話で。

 あと、今更こんなことを言っても何だけど、共産圏並みの態勢で挑んでくる韓国とか見ていると、オリンピックのアマチュアリズムってどうなの? と思いません?
 昔は、どうせあいつらは共産圏だから……、で済んだけれど、同じことを西側でやられちゃ勝てるわけもない。それは中国の体制にしても同様。じゃあ、オリンピックが掲げてきた理想って何なのよ? と思うし、結局は、その国や社会に於いて、国の丸抱えが出来なければ、プロとして稼げるスポーツはメダルの可能性が高まるけれど、稼げないスポーツは駄目という現状を追認することにもなる。

※ NHK「カンテツな女」改善を 過労死遺族が抗議
http://www.asahi.com/national/update/0227/OSK201002260207.html
*7時半に出社し夜12時に退社「ゴールドとはつくがブラック企業」
http://rocketnews24.com/?p=26001#more-26001

>30代の居酒屋チェーン店長が1日17時間近く働き、週平均5日の徹夜勤務をこなしているとされ、本人の「今はすごい幸せです」という言葉も伝えられた。<

 ゴールドマンサックスの話は、それに見合う稼ぎがあるんですから、放っておけば良いと思う。しかも出来高払いな世界だし。
 NHKのはちょっと無神経さが過ぎますよね。この番組を見ようかみまいかちょっと迷ってパスしたのですが、そんな酷い構成とは知らなかった。
 チェーン店ということは、雇われ店長なわけでしょう。本来もう労基署マターでしょうw。こんなの、よくもお店側が露出を許しましたよね。いくらNHKとは言え、何処かで店名は出ただろうし。
 労働は美徳とは言え、過労はある種の奴隷状態ですから。それで労働者に「幸せです」と言わせてしまう状況は残酷ですよね。

 もしその番組の舞台が、韓国や中国だったら、撮る側も見る側も、「異常な光景」として批判的に見ただろうと思うんですよ。同胞だから、頑張っているなぁ、とか、この不況時に忙しいなんて羨ましい、という話になるけど、本来その仕事は、他の何人かでシェアすべきものなんですよね。
 雇われ店長の問題も、過去何度も裁判になつているのに、一向に改まらない。アホな居酒屋チェーン店の経営者をホイホイ政府やマスゴミが重宝したりして。きちんと法改正しないと。

※ 【コラム】「PIGS」救済の口紅はデフォルトより醜い-ギルバート
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aR5kOJTVo8lY
*“やぶ蛇”恐れる欧州 ユーロ制度の欠陥露呈
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=198427&dt=2010-02-19
*ギリシャ問題と欧州経済の矛盾=日本総合研究所理事・翁百合
http://mainichi.jp/select/biz/kansoku/news/20100220ddm008070152000c.html
*“ユーロ圏のいかさま師”?ギリシャ ナチスの損害賠償要求
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100227078.html

 リンク記事がちょっと多くなってしまいましたが、何しろ地球の裏側で起こっていることで、良く分からないんですよね。しかもことは小国ギリシャだし。
 ただ、それぞれの記事中にもあるように、ことはギリシャだけで済まないんです。この件に関して、クルーグマンが何を書いていたかと言うと、アカピーのペーパー版への転載では、彼は、ギリシャじゃなくスペインのことをもっぱら書いていたんですよね。
 スペインで、今不動産バブルが弾けているんですが、その原因は、ドイツからの投資が減ったからであると。EUは拡大路線を急ぎすぎたんだ、と批判している。
 彼の批判では、イギリスが出て来ないのが味噌なんですけどね。実はスペインの不動産融資には、イギリス人もたんまりとあぶく銭をぶち込んだ。ただ、なぜクルーグマンがそこでイギリスの名前を出さなかったかというと、理由は単純で、イギリスはEUと通貨統合してないからですね。ユーロの値打ちが下がっても、イギリスのダメージは少なくて済む。

 そういう部分では、イギリスは上手いことやってのけたし、昨今の、ポンド高へ誘導したい投資家たちの思惑ありありな発言は、実はそう外れてもいない。
 それで、このギリシャを巡る問題は、下手に手を突っ込むと、それこそ地獄の窯の蓋を開く羽目になるから、だからドイツもフランスも知らん顔をしたいわけですが、恐らく世界経済復興の最大の懸念材料として今後とも目が離せないでしょう。PIGSの処理を誤ると、欧州経済そのものが崩壊して、第二のサブプライム被害を招くかもしれない。
 ただ私は、この状況下でこそ、実は通貨統合しなかったイギリスの出番が来るのでは、と考えているのですが。ポンドが、他国通貨とユーロとのショックアブソーバーになる。全般的には、日本は米中経済に乗っかっていれば、いざという時でも、サブプライム崩壊時ほどのダメージは無いでしょうが。

※ 米ムーディーズ、日本国債格下げを警告
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Foreign-Currency-Markets/node_36578

 日本国債と格付け会社とどっちが信頼できますか? なクソミソな話です罠。

※ 「日医のすべてを懸けて反対」―「特定看護師」創設に羽生田常任理事
https://www.cabrain.net/news/regist.do;jsessionid=0C95C5232946B916EDE6D350CDF73765

 日医さんは、医学部の新設にも反対しているらしいのですが(私もここは疑問あり。今は医学部の新設より、定員の拡大で対応すべき時期だと思う)、結局、医療行為のリソースは国民が負担しているわけですから、国民に対してベネフィットな態勢を組むしかない。こんことまで、いちいち医者が診る必要があるのか? とかいう事例が多いことも事実であって、医療費を湯水のように使える時代なら、それも許されたけれど、医療費は無い、医師も足りないという現状では、そこは止む得ないわけで、それが駄目だというのであれば、日医さんなりの解決策を国民や政府に提示して貰うしかないでしょう。

※ ショック症状の児童、学校が自己注射薬使わず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100227-00000604-yom-soci

 たぶん教師としては、それを使わなくても病院まで搬送できる状態だと判断したのかも知れないけれど、情報が伝達されていなかったというのは、言語道断ですよね。

※ 森元首相、羽田元首相について不適当な発言
http://news24.jp/articles/2010/02/28/04154372.html

>長野県も偉いですよね、半身不随で動けない人にちゃんと(票を)入れるんだから。

 最近、羽田さんが喋るシーンをテレビで見ないと思っていたら、そういうことだったのですか?

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 生肉食いは高リスク 食中毒菌の感染率、鶏は77倍
http://www.asahi.com/national/update/0227/TKY201002270169.html
※ 直撃!新宿で踊る「謎のチアガール」 冷え込みの朝、なぜ彼女は会社員を応援するのか
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100227/trd1002271203004-n1.htm
※ 触れると感じる「触覚」のあるロボット用皮膚、米企業が開発
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1002/26/news008.html
※ 彼に婚約破棄を言われました。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0224/297104.htm?g=04&from=yoltop
※ 本日パスしたネタ。

※ 前日の空虚重量72.3キロ

 長男、予防接種のお陰か、全然悪化せず。次男とは大違い。
 ノーパソがいよいよやばい。HDDにアクセスしっ放しで、たかがテキストを打つだけでも、8ビット・パソコンで漢字変換しているような状態。いったいこのHDDは10分も20分も延々とアクセスしっ放しで何をやっているんだろう状態。私はこれが嫌だから、自動更新の類は一切オフにしているんですけどね。怪しいウイルスでも入り込んで情報でもぶっこ抜いているんだろうか。

※ 有料版おまけ この思想の変遷は果たして屈折しているのだろうか?

| | コメント (35) | トラックバック (0)

2010.02.27

武士道と植民地の意地

※ 〈冬の軌跡〉栄光の鐘はヨナに うつむく真央に声援
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002260304.html

 まず浅田はよくやったと思う。不調が長らく続いた中で、ここまで持って来て、難易度の高い技を成功させての銀ですから、あっぱれ! としか言いようが無い。

 たとえるなら、この日韓の戦いは、今まさに世界を舞台に繰り広げられている、日本と韓国のシェア争いの一つみたいな印象も持つわけです。
 採点ルールの変更にいち早く対応して勝利した韓国と、良い物は評価されて当然だ、というプライドの元に戦い、気付いたらシェアを失っていた日本。
 生き延びるために変化を厭わない韓国と、変化を嫌って沈没しようとしている日本の差。

 だいぶ以前にも、浅田とキム・ヨナに関して、日本と韓国の文化の違いだと書いた記憶がありますが、日本は、常にオンリーワンを目指して来たんです。在りし日のSONYみたいに。売れようが売れまいが、エンジニアが世に出したいと思う最高のものを作って世に出し、熱烈なSONYファンを生んだ。
 他方、キム・ヨナは、サムスンですよ。最高なんかはなから目指しちゃいない。与えられたスペックを課せられた値段設定のもとで量産できることを優先した。
 浅田とコーチはたぶん、今日に至る過程の何処かで、自分がキム・ヨナより難易度の高い技を完璧に飛んでも、アベレージな演技を完璧にこなした時のキム・ヨナには勝てないことを悟っただろうと思う。それでも、彼女のこだわりが、難易度の高い技を決行させた。ここは武士道のプライドだと思う。勝てないかも知れないと解っていても、自分の流儀を貫くことに重きを置いた。

 一方のキム・ヨナは、歴史の大半を植民地として生きるしかなかった民族の知恵と執念をもって、その時その瞬間、そこで勝てる方法を見い出し、研鑽して達成した。オンリーワンな文化に拘らずに、ワールドワイドな文化に訴えた結果。

*男子フィギュアでも問題になりましたが、難易度が高い演技を決めても、それがポイントに反映されないのであれば、それは「最近の採点傾向」という形ではなく、万人に対して可視化するために、ルールブックに明記すべきだと思う。

*入賞者に占める日本人の割合はちょっと異常w。また日本人虐めのルール改正というより、もう欧米人はフィギュア自体を見なくなる日が来て、日中韓三カ国だけで争うだけのマイナー競技の仲間入りをしてしまうのではなかろうか。

*韓国はこの際、メダル数でも圧勝したことだし、「克日終了のお知らせ」とか流してくれないだろうか? 明日から日本とは普通の隣国として敬意を払ってお付き合いしましょう! とか。駄目?(^_^;)。

*日本人は、メダルが絡んでくると、母ちゃんが土方して選手生活を支えた、みたいな浪花節が好きだけど、ここ10年の日本のオリンピックの退潮は、辛うじて彼らを支えていた企業が相次いで撤退やクラブ活動の縮小を余儀なくされたことが原因だろうと思うわけです。
 じゃあ、国が丸抱えするのか? と言えば、たぶん日本人は、2週間も経ったら、オリンピックが開かれた場所の名前すら覚えちゃいないでしょう。つまり国民の興味自体が無い。スケートの清水選手が朝日に寄稿していましたが、韓国でも日本でも、国立で有望選手を育てるためのセンターはある。所が韓国では、そこでトレーニングする選手に日当が出るのに、日本では、逆に施設利用料を払わなければならない。
 でもこればかりは、国がどうこうじゃないんですよね。まず国民の側に、そこまでしてメダルに執着する気運がないし、余裕もない。
 私が心配するのは、今年、メダル圏内に多くの選手がいました。次のオリンピックではメダルに手が届くかもしれない選手たちの、資金面でのツテはほとんどもう切れているのではないか? という気がするんです。せめてこのオリンピックまでは……、という執念で頑張って来た選手のいったい何人が、4年後のオリンピックを目指して明日から引き続き活動できるんだろうかと思う。
 景気が戻って来ても、恐らく以前のような、企業スポーツが復活することはないでしょう。個人の寄付行為は頼れるかも知れないけれど。もちろん、国が丸抱えのスポーツを国民は望んでいるのか? そこも一度議論すべきポイントでしょう。
 国体の度に豪華施設をバカスカ造るような土建国体を止めるだけで、養成費は出るんですけどね。昔から、国体を続けるにしても何処か一箇所で固定してやれば良い、という議論はあるのに、なぜか止められない。まるでダムみたいで。

 政権が変わったんだから、政治家は、選手を称える暇があったら、その辺りで発言して欲しいですよね。

※ 新委員に勝間和代氏ら 国交省の審議会
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100226/plc1002261125008-n1.htm

>社会資本整備審議会の委員として

 当たり障りの無いポストで良かったですね。これで余所は引き取らずに済む。

※ 性同一性障害の少女 男子制服登校へ
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=00165685_20100226
http://mainichi.jp/select/today/news/20100227k0000m040027000c.html

>一方、学校ではトイレや更衣室などを今後どうするかなどの課題もあります。

 これはどうするんだろう。少女から少年へというのならまだ何とかなりそうな気がするけれど、男から女へとなると、女子側の保護者の理解が得られるのか。毎日新聞の記事では特別扱いなことが書いてあるけれど、せめて何食わぬ顔で転校した方が安全ではなかろうか。本人のためにも。

※ 中日・ネルソン投手、実弾所持の疑い 那覇空港で逮捕
http://www.asahi.com/national/update/0226/NGY201002260016.html

 書類送検。それで終わり。しょうがないじゃん。現に治安が悪い国はあって、武装せざるを得ない状況もあって、日本はそういう国とも人の往来はあるんだから。こんなことでいちいち逮捕勾留していたら、日本には世界の常識は通じない、ということになってしまう。「ごとき」と言っては何だけど、大魔ごときで死刑判決が下るような国々と同レベル。
 までも、裸で弾を持ち歩くのはどうかと思うけど。ジャミングの原因になりかねない。

※ 【緯度経度】北京・伊藤正 信用しがたい朝日報道
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100227/chn1002270720000-n1.htm

 変なんですよね、これ。一度ならず二度も三度もでしょう。ことの大きさや北京の反応を考えると、もしそれが間違いなくスクープなら、朝日はそれなりの追い打ちや反論をしていることになるけれど、それも一切無い。
 一方で、何度も繰り返す。単なる誤報ではなく、北京政府の観測気球がアカピーで上がっているというじゃないんでしょうか。

※ 前日の空虚重量72.3キロ

 金曜昼前、長男を連れて病院。水疱瘡が確定。ホームドクターの話では、予防接種をして免疫ができるのは6割に留まるのだとか。そりゃ、小児科医が予防接種を嫌がるわけですよ。今時なら、「先生の所で何年前受けたでしょ? 金返せ」と言われかねない。

※ 有料版おまけ 至極ぶっちゃけた話をすると……。

| | コメント (73) | トラックバック (0)

2010.02.26

An Imax Too Far

※ <五輪>トリプルアクセルを飛んだのに2位?!浅田真央の問題は新ルールへの対応にあり―中国メディア
http://news.livedoor.com/article/detail/4624004/

>キム・ヨナは手の動作が多く、新ルールの「上体の表現」に照準を合わせた演技

 それだったら、何もフィギュアでなくとも日本舞踊やベリーダンスでも良いジャン。男子もそうだけど、ロシア的な競技基準への露骨なボイコットみたいな気配は感じますよね。
 もちろん、それを感じ取って、さっさとロシア人コーチとは縁を切るべきだったのかも知れないし、全部をカナダシフトしちゃったキム・ヨナは、そこまで執念があったということでしょう(もしかしてもう投げてないか(^_^;))。

*石原都知事「銅メダルで狂喜する、こんな馬鹿な国ない」
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY201002250536.html

 あんたに言われたかぁないですよね。オリンピックを誘致していた最中にも文化スポーツ予算を削り続けたお人から。

※ ジャンプに内紛勃発
http://news.livedoor.com/article/detail/4622805/

>仲間から総スカンを食らった張本人がよく言うよ、である。

 やっぱりねぇ~。うん? ちょっと待てよ……。もしや、こんな、夜道でうっかり犬のうんこを踏んづけてしまったようなドロドロ&ベトベトな記事を書くのは……、と思って「ゲンダイ」の文字を発見した時の安堵感はそこはかとないものがあるw。

※ トヨタ社長公聴会、米報道も過熱…評価は二分
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100225-OYT1T01079.htm?from=top

 議員の質問が嫌らしいんですよね。日本の国会も品はないけど、外国人を呼びつけて、あそこまで露骨な嫌みを言えるほどの議員さんがいるだろうか、と思うほどで。
 ラリー・キング・ライブにも出ていましたが、通訳を介するのであれば、あの手の番組には出ない方が良いんですけどね。どんなに英語下手でも、あそこは生でやりとりすることでこそ、こちらの誠意が伝わるんですから。奥田さんの経歴を見ると、あの番組程度のやりとりは米語でこなせるでしょう。

*「トヨタは海賊に乗っ取られた」 元北米トップが苦言
http://www.cnn.co.jp/business/CNN201002250016.html

 海賊というのは、奥田さんのこと? そらお世辞にも善人には見えないけどw、企業家というのはああいうものでしょう。

※ 「金がかかるから」、若者が新聞を読まない理由トップに
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20409273,00.htm

 新聞は、隅々まで読むと面白いしためにもなるんですが、やっぱり、新聞はあまりにも読者を無視し続けたことが今日の状況を招くきっかけになったと思う。天上天下唯我独尊な論調をとり続けたことが、読者離れを招いたのだと思います。
 昔なら、他に情報源が無いからみんな我慢して読んだけれど、今はそうじゃないから、自然と読まれなくなった。ただ一方で、読者に媚びれば売れるというものでもないのは、産経や毎日の売れ行きが示しているから、難しいですよね。
 人口減、部数減でも儲けが出させるビジネスモデルに転換するしかない。

※ ヘリに空中給油できる改造型輸送機配備 空自小牧基地
http://www.asahi.com/national/update/0225/NGY201002250009.html

>救難ヘリコプター(UH60J)

 解ります! 次はいよいよペイヴホーク化ですね!(実質なっているみたいな話はあるが) この際ですから、UH-101も魔改造してペイヴロー化しちゃいましょう。
 ヘリの速度、プロペラ機の速度、767の速度がバラバラだから、この組み合わせで、無着陸で地球の裏側まで行けるというものでもないけれど、実際にどの辺りまで飛べるか考えると面白いかも知れない。
 KC-767の足の長さと速さを利用すれば、グアム経由でやりくりした後、一足先にKC-767をシンガポールまで飛ばして洋上で迎撃させ、更にホークが先行した所で今度は、ディエゴガルシアから引き返して来た767が何処かで迎撃という感じで、中東まで飛べないものだろうか? 2機程度なら、無着陸支援出来そうな気がするけど。
 実際は、巨大災害が発生した時に、現地国のサポートなしに東南アジアや大陸奥地、あるいはカムチャッカ半島まで飛べれば良いんだろうけれど。一度、ハワイ往復のトレーニングとか見せて欲しいですね。列島周辺だけではなく、渡洋作戦技術は早めに確立しておいた方が良いと思います。中韓がブツブツ言うだろうけれど。

※ 公共施設「全面禁煙を」 厚労省が正式要請、強制力なく
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100225ATDG2504K25022010.html

 強制力が無いのが残念ですが、全国一律でやれば問題ないですよ。個人の嗜好という考えが根強かったヨーロッパですらそれが当たり前になったのですから。県境でやるやらない、となるから失敗するんですよ。
 これは、明らかに民主党政権下だからこそ実現する政策の一つで、自民党政権下なら、もう10年待たされる羽目になったことでしょう。

※ 被害者は「当たり屋」 車運転の男性、再審で無罪
http://www.asahi.com/national/update/0225/OSK201002250119.html

 どう考えても、被害者情報を全国の捜査機関で名寄せできるシステムを構築しなきゃいかんですよ。たぶん保険会社は似たようなシステムを持って、コソーリと各社で共有しているはずですけどね。

※ アグネス・チャン“無政府状態”ソマリアの衝撃を報告
http://news24.jp/entertainment/news/1610613.html

 この次はぜひ、ソマリランドより近いチベットへ出掛けて、「チベットの複雑な状況が子どもたちを苦しめる」とか泣いてくれないか。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 【オーストラリア】猫に毒噴射して駆除「鯨は生かすけど猫は殺すのか」
http://news.livedoor.com/article/detail/4624058/
※ イチローも衝撃! 行きつけラーメン店でなんと死亡事故
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100225/dms1002251148000-n2.htm
※ ホンダ、原付き二種の「リード」値下げ
http://www.nikkei.co.jp/newpro/auto/20100222edd190c322.html

※ 前日の空虚重量71.9キロ

※ 遠すぎたIMAX

 忙中閑あり。「2012」もとうとう見に行けなかったし、せめて「アバター」くらいは見に行かなきゃ拙いだろうと思ったわけです。場所はもちろん、川崎のラゾーナの中にあるIMAXシアター。この映画だけは、この川崎のIMAX映画館の真ん中やや前列のシートで見なきゃ値打ちが解らんらしいので。
 それで、念のため、ネットで切符を買っておこうかと思ってアクセスしたわけです。したら、なぜかネットでは両端と真後ろのシートしか買えないことになっている。
 でもまあ、ちょっと早めに行って真ん中のシートを買えば良いやと思い、何時頃行けば切符を買えるのか、電話して聞こうと思ったわけです。
 したら、電話口の男性が仰るには、「いえ、ネットでは真ん中の切符が買えないわけではなく、単に売り切れただけのことです」とorz。ええーッ!? 平日の昼間なのに公開3ヶ月の映画が未だにそんなのってありかよ、と思って、「これ、やっぱり端っこで見ても駄目なんですよね?」と尋ねたら、向こうは「そんなことはございませんで~」とか仰るんだけど、明らかにその口調が、言外に「お客さん、バカはおよしなさい。日を改めてちゃんと真ん中前列で見なさい」と言っている(^_^;)。いやまじで、そういう口調なの。本音は言えないから察してね、は~と。な感じで。
 で、翌金曜お昼はどうかと思ったら、真ん中とも言えないどちらかと言えばサイドの相当前の席が一つ空いているだけだったものだから、ひとまず断念しました。
 聞いたら、公開の締め日は、まだ決まってはいないけれど、ひとまず来月半ばまでは上映しているとか。
 それで、これ酷いのは、吹き替え版は、朝一一回しかやらないし、最終回が終わるのは、23:55分ですよ。南武線でうちまで帰るには最終がもう一本しか残っていない。キャメロン、あんたは、映画は長けりゃ良いとか思ってないか? 少しは劇場の都合も考えろ。
 それに川崎のIMAXシアターは、それで評判を取ったんなら、次の3D映画が入って来るまで、半年でも一年でもずっと「アバター」を上映してりゃ良いジャン。

※ たまプラーザ・文教堂ホビー店
http://www.bunkyodo.co.jp/c/tenpo/tamapura.htm

 午後文教堂に行ったら、「沿線最大規模のホビーショップがオープンした」というチラシがカウンターに置いてある。「空港関連グッズ、Nゲージ・ジオラマ素材」とか豊富らしい。沿線と言われても、そもそも大きなホビーショップ自体がもともと無いエリアなのですが。
 ググッてみると、文教堂は港北ニュータウンにも、首都圏最大規模とかいうホビーショップを持っているんですよね。でもホビーショップって、モノをいうのは広さじゃなくて、店員のスキルだったりしますから、その辺りどうなんでしょうか。

※ 有料版おまけ 水疱瘡再びorz

| | コメント (62) | トラックバック (0)

2010.02.25

大衆が望むベタな展開

※ 薄らぐ「日の丸」意識
http://www.asahi.com/olympics/columns/from_vancouver/TKY201002240304.html

> 五輪で国は深い意味合いを持たない。

 こんなに酷いマッチポンプを見せつけられたのは久しぶりw。この手のイベントの度に散々煽りに煽って日の丸を国民に意識させて来たのは、いったい何処の誰だよ! 敗戦した後に「軍部のせいで国が滅びた!」と血塗られた手で書いていた頃となんら変わらないこのしれっとしたその態度に呆れる。

*所で、うちの女房はしきりに、キム・ヨナの点数は変だ! とか言っておるわけですが、どうなんでしょう。総合力ではやはりキム・ヨナの安定度の方が上回っていると思うのですが。

※ トヨタ社長「二度と悲劇繰り返さない」 米公聴会で証言
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100225AT2N2402D25022010.html

 今朝もCBSニュースは豊田社長が議会入りするシーンから始まりました。庶民感情としては、別にたいした実績があったわけでもないのに、あんな巨大企業で社長の座に納まったボンボンが吊し上げられるのって、それはそれでこの不況下に民心を釣るためには良い材料なんだろうけれど。
 ただ、英語ネイティブでもない人間を議会に呼び出して吊し上げるのって、アメリカの文明的にどうなんだろう? という気がしてならない。
 日本人的なセンスだと、過去に三菱のリコールや、エレベータ事故で、外国人社長が記者の前に出て来て詫びるという光景がありましたよね。あれを見て、散々逃げまくっていたガイジン社長がやっと出て来やがった、と溜飲を下げる一方で、でも俺らが望んでいるのは、出世街道を勝ち抜いて組織の頂点に立った男が、世論というリンチに負けて、涙しながらテレビカメラの放列を前に土下座するベタなシーンだよ、みたいな本音があるわけじゃないですか。
 もしこの問題が日本で発生して、日本人のファミリーが死んだとかなっていたら、きっと世論は土下座を望んだだろうし、あのボンボンは、遺族の前で土下座していたんでしょう。
 そういう意味では、議会での吊し上げがある種のセレモニーになっているアメリカと、土下座が八方丸く収めるための様式美になっている日本、どっちもどっちではありますが

※ 悲願へ『まだ7合目』 時効廃止答申 遺族ら早期立法化望む
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010022502000054.html

 今でも疑問があるのですが、法律不遡及の原則って、成文憲法より上位にある概念だと思っていたけれど、本当に問題無いんだろうか?
 あとこれやった場合、たとえば帝銀事件みたいな、法廷では決着が付いているけれど、世間的には明らかな冤罪事件の扱いをどうするのか? はたまた、隣国から、戦時中の非人道行為に関して、「時効が無くなったんら、捜査して謝罪と賠償しろよ、ゴルウァ」みたいに言われて来たら、逃げ道は作ってあるのか。

※ 全証人が供述覆す…郵便不正・元局長公判 注目の元係長尋問
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100224-OYO1T00254.htm?from=top

 ヒドス(>_<)。自供したことにして、とにかく供述調書にサインさせりゃ公判維持できるなんて今時信じている無知蒙昧な検事を一掃するためにも、一刻も早く、取調の前面録画をやらなきゃ駄目ですよ。そうすれば、供述の合理性が焦点になって、検察が誘導した調書自体に存在意義が無くなるから。

※ まるで落選OB会…“腰巾着”原口、今度は“お友達人事”
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100224/plt1002241625004-n2.htm

 金額自体は知れているんですよね。ただ、落選議員だけを集めると、いかにもお手盛りな印象を与えるから、そこは各分野のスペシャリストを指名して仕事して貰うべきだと思いますが。

※ 日経「電子新聞」月4000円 成功なら他社も追随か
http://www.j-cast.com/2010/02/24060899.html?p=2

 ぜひ成功して貰いたいけれど、失敗すると思う。なぜかというと、第1にアメリカで成功していない。第2に、やっぱり日経て会社内での回し読みとか多いでしょう。となると、承認が必要なネットって回し読みが出来ないじゃないですか。コピーして会議で配るにもハードルはあるし。
 第3に、ブロードバンドが流行る前に、産経がそれを試みてシェアを伸ばせなかったんですよね。新聞の情報量って膨大だから、PCモニターでそれをパッと広げて見るという行為には馴染まないんでしょう。特に日本の新聞は、用紙のサイズが大きいから、横文字の新聞より更に別なハードルも抱えることになる。

※ 海曹、ボトルに薬品 妻の気を引こうと自ら飲むはずが…
http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY201002240568.html

 本当にそういうストーリーだったとは思えない。

※ 「カンガルー300万頭撃ち殺す豪州に反捕鯨の資格あるか」 国際紙がコラムを掲載
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100224/asi1002241719003-n2.htm

 良く見つけて来たぞ、産経(`・ω・´)キリッ! でもあいつらは、国外の英字紙とか読まないと思う。

※ 前日の空虚重量71.5キロ

 昨日の、週刊朝日がコンビニで手に入らない件に関して、配本の嫌がらせではないか? というご意見がありました。ググッてみると確かに、そういう情報があるのですが、私は単純に、売れないから入荷しないのだ、売れないから置かれないのだと思います。もしそんなことが起こっていたら、あの山口編集長の性格から、さっさと Twitter で暴露してますよ。それに、別にアカピーが取次から嫌がらせされるようなこともしてないでしょう。

 時々書いていますが、出版業界でも営業というのは大事なんです。それは、他の業種と全く同じで、そこはベタで浪花節な世界なんですよ(^_^;)。
 そりゃコンビニにしても書店にしても、現場の店員さんは、日々の作業に忙殺されていますから、棚に何を並べるかなんてことをいちいち考えている余裕は無い。売れないし、出版社側から特に売って欲しいという動きの無い、熱意が感じられない商品に関しては、どうしてもぞんざいな扱いになりますよ。それはもうどこの小売り業界でも同じ。
 それを本社で一元管理して、店員が余計な作業に煩わされずに、売れるものは徹底プッシュ、売れないものは即座に引き揚げというPOSシステムをくみ上げたコンビニ業界は偉いですよ。
 だからうちの業界は、みんなPOSシステムを勉強しに走ったんですから。

 それにしても、週刊朝日なんてメジャーな雑誌が置かれていないのは変だと思うでしょう? ここは、新聞社系出版物という特殊な状況が、そういう結果を招いているんです。つまり、彼らには営業という概念そのものがないんです。出版社が持っている営業ノウハウ自体、彼らは持っていません。新聞社が持つ出版部門に取っての営業は、新聞の拡販員が戸別訪問する時に、「一緒にうちの週刊誌も取りませんか? コンビニとかに置いてないでしょう?」みたいなレベルの話でしか無いんですよ。

 週刊朝日の今の売り上げは知らないけれど、もっと売りたいと思えば、コンビニ業界に営業を掛ければ良いだけの話です。しかし、そこは何だかんだ言っても老舗の権威ですから、コンビニ如きに頭を下げてまで売る気は無い、ということなのでしょう。

※ 有料版おまけ このあり得ない光景

| | コメント (47) | トラックバック (0)

2010.02.24

札割れからハイパーインフレ?

 千葉の孤独死の事件ですが、当然続報があるんだろうと思っていたら、朝日も書かないし、余所も追わないんですよね。
 それで、この事件は、たぶんそのご老人の周囲に、親身になって相談してくれる人間が一人でも居てくれれば回避できた悲劇なんですよね。
 ところが、今や地方の親類関係ですら赤の他人同然となりつつある。昔は、散歩圏内に親類も固まっていたものが、交通機関の発達で、車に乗らなきゃ会えない位置にバラバラに拡散、付き合いも希薄になって行く。日常のことはもとよりましてや金関係のことは頼めない。
 行政は、結局の所、誰かが周囲にいてくれることを前提として回っているんですよね。所が、実際には兄弟子ども親戚もいない独居老人が増えているのに、それに対応するシステムが全く整備されていない。独居老人の孤独死なんて、今に始まった話じゃないのに、厚労省は、何の対策もして来なかった付けを現場の自治体が被っている。
 NPOに丸投げでも良いから、独居している人々のケアを国で一元管理できるようなシステムを早く作らないと。

※ 週刊朝日:「超強気」ディーラー・フジマキが「超弱気」宣言、「日本経済は1年で破綻」
「超強気」ディーラー藤巻健史が「超弱気」に…
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11271

 結論から書きますが、単なる、新刊のパブリシティで酷い記事です。噴飯ものの記事です。時間を割いて読む価値はありません。なぜ週刊朝日ともあろうものがこの手の二束三文な記事をトップに持ってくるのか理解に苦しみます。

 私は昨日、この週刊朝日のど派手な広告を見てから、記事が気になって気になって仕方がなかったんです。ネットで検索を掛けたけれど、どうも良く分からない。お昼に近所のコンビニに出たけど、週刊朝日は無い。週刊朝日が置いてあるコンビニって少ないですよね。まずファミマには入らないし。
 で、気になって気になって、とうとう風呂も入り飯も喰った後の午後8時、高津駅前の書店に出たんです。ところが何と、発売日だというのにもう売り切れ(航空ファンも売り切れだったorz)。で、駅前のコンビニを4軒全部回りました。所が無い!?
 仕方無く今夜はもう諦めようかと思って、でも最後に、たいして遠くでもないからと、大山街道(旧246)沿いのセブンイレブンまで歩いたんです。したら一冊だけ残っていた。
 ブルブルと震える手でひとまず頁を開きました。頁の半分も読まないうちに、ポカーン状態。そのディーラーさんがどうのこうのより、この記事を構成した記者さんの経済知識を疑いたくなる。もう滅茶苦茶な論法と展開。10行前書いてあったことが、次の10行で全否定するようなそんな展開が延々と繰り返される。

 記事自体が、来週講談社から出る本の宣伝らしいんですよ。たぶん発売日にはでかでかとアカピー本紙に広告が載るんでしょう。そのお礼のパブリシティなんだろうと思います。それにしても、酷い記事でしたが。

 要旨は単純で、来年度まではどうにか予算が組めるだろう。でもその後は、国債を刷っても「札割れ」が起こるだろうと
 早い話が、国債の金利が上がって、インフレが来ると。それもハイパーインフレが。
 この人は、もともとがハイパーインフレ論者で、とんでもない円安時代が来るという主張の方のようですが、その円安論が、3頁ある記事の中で、二転三転してお話しにならない。読んでいて頭がくらくらしてくる。カツマー先生のデフレ退治論がまだまともに思えるほど。ディラーさん本人がどうのこうのより、記事を構成して書いたライターのレベルの問題だろう、という気はしますが。

 国債の暴落に関しては、ここでも何度も書いて来ましたが、正直、この藤巻さんの円安論を正しく理解したとしても、納得しかねる部分が多すぎる。仮に、一ドル150円くらいになったとしましょう(彼が想定しているのは1ドル200円以上)。輸出企業はぼろ儲けして、その波及効果がたちまち日本経済の隅々まで行き渡ってGDPを押し上げるでしょう。でも今、そんな状況にないでしょう。円だけが他の通貨に対して暴落する状況というのが無いじゃないですか。

 もちろん、来週出るという単行本の方にはもっとまともな解説があるんだろうけれど、週刊朝日の記事を読む限りは、酷いマッチポンプを読まされたという感想しか残りませんでした。単行本をきっちり読んで見たいと思う気にはとてもなれない。

*国際投機勢力の次のターゲットは日本?
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126526&servcode=300&sectcode=300

 外資は今ですら好き放題しているし、赤字隠しなんて、少なくと日本国民は織り込み済みな話だし。ちょっとぴんと来ない話ですが。

*日本の財政赤字、「崩壊寸前」=増税、歳出削減が不可避−ロゴフ・ハーバード大教授
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_35441

>女性の労働力活用や定年延長などに取り組むよう訴えた

 この処方箋は、意味無いでしょう。仕事が無いのに、女性に仕事を、と言っても仕方ない。もちろん、スキルと仕事があるのに、それが出来ない女性のために保育所を整備する必要はあるけれど。
 医療費や年金問題を先送りするために定年延長も結構な話だけど、若者が就職できない今やるべきことじゃない。それやるんだったら、子育て支援に金をばらまいて、出生率を回復させて、「また小学校に子供たちが戻って来ますよ!」と国民の将来への希望を回復させた方が良い。人口回復政策は即効性が無いと批判する経済学者は、天気予報はできても気候変動に興味が無い学者と同じですよ。

※ 「電子系に問題なし」米トヨタ社長公聴会に
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100223-OYT1T01107.htm?from=main7

 いやぁいよいよ始まりましたね。公開リンチ(^_^;)。今朝のCBSニュースでは、この公聴会でトヨタを吊し上げる側の議会議員40人がトヨタの株をいくら持っているとか、選挙支援を受けているとかレポートしていました。GMの問題の時には無かった動きで、4大ネットが議会議員との関係まで踏み込む時には、手打ちは無し、叩きつぶしちゃる! という宣戦布告の意思表示なんですよね。

※ 王理恵さんに自民が参院選出馬オファー
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100223-OHT1T00143.htm

 別に子どもはいなくても良いから、せめて普通に結婚してりゃねぇ。世間的には、この人は何不自由なく育った奔放なじゃじゃ馬というイメージしか無いじゃん。

※ 自民悪政の尻拭いをさせられている民主党
http://news.livedoor.com/article/detail/4619738/

 その通りだ、(`・ω・´)キリッ! と胸を張った次の瞬間に「どことなく日刊ゲンダイのにほひが……。違うよな? まともなソースだよな?w」と思いつつ、案の定「ゲンダイ」のロゴを発見してしまった時の落胆は言い尽くせないものがあるorz。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 全裸のメイドさんが家事をしてくれるサービスが日本に上陸、おさわりは禁止
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100223_sexy_maid_service/
※ 中国が戦闘機J-15の試験飛行に成功 J-20開発中
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-02/23/content_19461918.htm
※ 昔の恋人が忘れられずSNSで検索、恋の炎が再燃し破局27年後に結婚へ。
http://narinari.com/Nd/20100213123.html

※ 前日の空虚重量72.3キロ

※ 有料版おまけ 今日も訳あって eyes only

| | コメント (41) | トラックバック (0)

2010.02.23

孤独死の責任は?

※ 年金口座差し押さえられ、77歳男性孤独死
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001002220004

>1999年度から2001年度にかけて村民税を滞納

 これは慄然とするような出来事で、国民が知らない所で、行政はとんでもないことをしているんだな、と驚くような事件です。とんでもないことをしているというより、「強いられている」と表現した方が妥当かもしれないけれど。

 年齢を考えると、その3年間分の収入というのは、要するに年金ですよね。どういう年金を月いくら貰っていたかにも拠るけれど、3階建てで月30万とかいう話なのでしょうか? 課税が生じるということは、そこそこの年金額ではあったんでしょうね。
 これ一階建て年金でも、住民税の課税は来るものなのでしょうか? 記事を読むと、そんなに収入があったようには思えないし。もちろん、他に換金できるような資産も無かったのでしょう。

 行政がこういう行動に出た理由を知りたいですよね。というのは、身寄りもなく、もちろん預貯金もなく、年金だけが頼りとなれば、それを差し押さえたら何が起こるか誰でも解るじゃないですか。
 たぶんこの村役場は、そうやって年金を差し押さえても、引っ越した先の自治体で、今度は生活保護を受けられるだろうから、問題は生じないと判断したんでしょうね。77歳の判断力を考えると、そういう算段や手続きを行政が行うことなく強硬手段に出るのは問題ですよね。行政による殺人と言っても過言ではない。

 じゃあ逃げ得を許すのか? な話にもなるかも知れないけれど、こんなことが日本中でもし行われているのだとしたら、法律を改正して、年金には手を突っ込めないようにするしか無いんじゃなかろうか。だって現実問題として、それやって税を回収した所で、今度は生活保護が発生して、その逃げ得をさせるより遙かに高い行政コストを払う羽目になるわけでしょう。

 いずれにしても、ここで年金を差し押さえしても、この老人は、引っ越し先の行政サービスで生活基盤を失うことなく暮らせる、という目論見があっての行為だと思うので、その辺りを、担当者ははっきり証言して欲しいですね。朝日には更に続報を期待したい。

※ 長崎知事選にみる 怖くない民主恫喝力
http://www.j-cast.com/tv/2010/02/22060627.html
*民主・石井氏「鳥取、島根は日本のチベット」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100222-OYT1T01270.htm

>民主党・石井一選対委員長が応援演説で「時代と逆行するような選択をされるのなら、民主党政権は長崎に対してそれなりの姿勢を示すべき」<

 石井さんて創価学会相手での勇ましい発言で知られる人ですが、もともと一言多い人なんですよね。恫喝も何も、長崎は今民主党の国会議員しかいないんでしょう? そんなことできるわけがないじゃないですか。
 チベット発言は、逆手に取られるから×ですよね。日本のチベットだと思うなら道路を遣せ! という話になる。

※ 「日豪関係育成すべき」鯨問題で豪有力紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000575-san-int

 今更、こんな冷静なことを言ってもねぇ。基本的に歴史の浅い幼い人々ですから。それこそ人付き合いに関しては、オーストコリアw。この手の正論はかの国のマジョリティには通じないと思った方が良い。

※ 「ユーロファイター」、対日売り込みに本腰
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100222-OYT1T01302.htm

 読売がこんなに大きく書いたということは、もうナベツネ様がタイフーンにお墨付きを与えたということですよね。ただ、空幕というか現場は本当に嫌っているから(^_^;)、どうなるんでしょうね。ただ空自が嫌っているのは、「タイフーンは駄目だ」ということではなく、とにかく非アメリカ製の戦闘機に乗る気はさらさらない、の一点張りなんですよね。だったらライノで我慢して下さい。良い戦闘機ですから。

 この件は、どうして決まらないかと言えば、財務省はタイムアウトに持ち込みたいんですよ。「空幕に決める度胸が無かったから延々と機種選定が延びた。その間に我が国の財政状況は更に悪化し、更新機無く部隊減を招かざるを得なくなったが、いずれにせよ、それは機種選定を遅らせた空幕の自業自得である」という線に持っていくのが、財務省の目論見です。
 空幕は、その財務省の目論見を百も承知しているんだけど、何しろ欲しい米製戦闘機が手に入らないから、誰も決断できなくなった。
 その内、元帥が、「空幕がFXを決めないのは、本当はその必要性が無いからだ」とキャンペーンを始めますよ。

※ メダル量産、沸き立つ韓国 スケート新世代伸び盛り
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002220178.html

 オリンピックに限らず、韓国における選択と集中が上手く行っていることの好例の一つですよね。日本はいろんな競技で万遍なく良い位置にいて入賞もしているから、要はこの一番で、いかにトップを狙えるか。そこは僅差な話なんですよね。
 ただ、時々マイナー競技を見ると、上位選手の出身国が見事に偏っている。その辺りは、そもそも競技の選び方に問題はないのか? という気もしますが。

※ 【冬季五輪】エストニア選手がキム・ヨナの練習を妨害?
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126474&servcode=600

 マータハジマッタ教w。きっと本番直前には、日本人選手が百人くらい総出で邪魔したことになるぞw。

※ 人気列車引退の28日「撮り鉄」の“脱線”警戒
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100223-OYT1T00081.htm?from=main1

 昔はこんなことはそんなに無かったような記憶があるのですが。もちろん一部に行儀の悪いマニアはいたんだろうけれど、単に、新聞が特定のネタに横並びで食いついているというだけのことだろうか。
 それとも、デジタルカメラが主流になり、デジ一眼の所有者が増えて、新たなマニア層を掘り起こしているということなのだろうか。

※ 前日の空虚重量72.3キロ

※ 有料版おまけ eyes only

| | コメント (47) | トラックバック (0)

2010.02.22

竹島の日を祝す

 上がってます! 東京株、まるで天井知らずで上がって行きます!w

※ 長崎県知事選、民主系が敗北 自公支援の中村氏初当選
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20100221ATFS2101C21022010.html

 民主が担いだ候補者も官僚出身だったりして、いま一つな弾でしたが、ここは諸々ミンスの失点が響いたことは間違いない。いずれにせよ、昔みたいな公共事業立国路線を継続できるとは思えませんが。

*自公支援の石阪氏再選 町田市長選
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20100222/CK2010022202000077.html

 選挙として注目すべきはむしろこちらの方で、地方ではなく、都市部の選挙であるし、小沢さんも入れ込んでいたのに、事実上のダブルスコアで負けている。長崎県知事選も、大仁田厚に票が流れていなければ、ダブルスコアだった可能性もある。このまま夏の参議院選挙に突入するなら、民主党の勝利はもう無くなったと見て良いでしょう。現有議席を減らして、ますます連立頼みになる。
 町田も、ここまで票差が開くことは解りきっていたはずなのに、どうして小沢さんが直接乗り込んだのか理解しかねる所ですね。自ら引き際の環境を整えているということなのか。

※ 【フィギュア】日本勢のライバル、金妍児が珍しく不安定
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100221/oai1002211508007-n1.htm

 ネトウヨの機関紙たる下野ナウ新聞が、この手の陳腐なトリックに引っかかりよってからに!(>_<)。と思ったらブサヨの機関紙である毎日までもが引っかかっている(ともに共同配信記事)。ハッ!? となるとまてよ……。これはもしや、左右両翼の機関紙が報ずることで、チョッパリがまんまんと偽情報に引っかかったと韓国に思い込ませるための孔明の罠か!?

※ 「竹島の日」行事を阻止、独島守護連帯が抗議団派遣
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2010/02/19/0400000000AJP20100219002100882.HTML

>「2005年に『竹島の日』を違法に制定し、公布したことは、第2の朝鮮半島侵略に向けた宣戦布告と受け止められる」

 ん? 「違法に」って、何の法律に反しているんだろう。竹島問題で、唯一、韓国が上手いなと思うのは、竹島問題を植民地支配の象徴としてプロパガンダしていることですよね。これを言われるとたいがいの日本人は反論できませんから。メディアにしても政治家にしても。
 植民地支配と竹島問題て、たいした関係があるとは思えませんけどね。

※ 縮む日本の防衛産業 予算減が逆風、50社超撤退
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100217ATFS1603216022010.html

>各国の同意を取り付けたうえでライセンス国産するか

 F-35のラ国は無理ですから。せいぜいノックダウンですよ。日経さんてFarnboroughでもパリでも、ネット回線付きのテーブルをまるまる一卓占領して記事を書くけれど、何かピントがずれているんですよね。やっぱり新聞社にとっては、あの手の取材は、海外取材という名のご褒美なんだろうな。裏山鹿!

※ 【コラム】遅きに失した日本のインフレ目標議論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000304-wsj-bus_all

 WSJが本当にこんな馬鹿なことを書いているの? どこかで翻訳間違いしているとしか思えない。インタゲしてどうにか出来るなら10年前にやっていますがな。そんなもんが何の効果も無いと解っているから苦労しているわけで。

※ 米軍訓練で「非人道兵器」白リン弾使用 大分・日出生台
http://www.asahi.com/national/update/0220/SEB201002200038.html

 やだなぁ。まイスラエルみたいな使い方はどうかと思うけど、こういう風に書かれて、たかが煙幕手榴弾すら非人道兵器扱いされて、使えなくなったりして。

※ 【コラム】韓国は空中給油機をあきらめるのか
http://www.chosunonline.com/news/20100221000020

>空中給油を受けられない。万一、独島(日本名:竹島)で韓日間の紛争が発生した場合、空中給油機を保有する日本の自衛隊と、そうではない韓国空軍の間には、大変な戦力差が生じざるを得ない。<

 いざ戦争となると、たった四機ではたいしたことはできやしませんて。まともな部隊運用をするには、最低8機のKC767が必要だと思うわけですが、韓国も2機くらい買ったらヨクネ。日本よりPKOが多いんだから、そちらでは重宝するでしょう。チョッパリが持っているものは何でも欲しがる体質はどうかと思うが、空軍としてはやはり、東京まで直接爆撃するための手段は欲しいだろうしw。

 真面目な話、日本もハイチみたいな任務が増えるだろうから、KC767はもう少し増やすべきでしょう。給油装置も改造しなさい! もうバブルはとうに終わったんだから、そっちはKC-130でなんて贅沢は言えんでしょうが(それはそれで必要だと思うけど(^_^;))。それともKC-2とか狙っているんだろうか。

※ 前日の空虚重量72.3キロ

 昨夜仕事中に、居間から長男が見ている大河ドラマの音が聞こえて来たんですが、何か四六時中絶叫、怒鳴りまくっている。私は日本映画のCMを地上波で見る度に、バカの一つ覚えみたいに役者が怒鳴りまくっているシーンの継ぎ接ぎCMに嫌気が差して、「邦画はもう二度と見ない」主義を貫いているのですが、最近はNHKも同じようなチープで無芸な演出を始めたのでしょうか?

※ 有料版おまけ ゴールドマンサックスの闇

| | コメント (79) | トラックバック (0)

2010.02.21

日本を駄目にした10人

 「この一週間は日本人選手のメダルに湧きました」。AM7:38 CX現地レポート

 え?( ゚д゚)ポカーン 選手個々人は頑張っていると思うし、結果をどうこうは言わないけれど、この次は、銀とか銅とかで「日本、メダル・ラッシュが止まりません!」みたいなことを言い出すのでは無かろうか。

※ 可愛すぎる英のミュアちゃん/カーリング
http://vancouver2010.nikkansports.com/curling/news/f-sp-tp0-20100220-598293.html

 ちょっと微妙だと思うんですが。

※ 「韓国如きの国なんか」と聞いた時
http://www.soubunshu.com/article/141498018.html#comment

 原発に関して言えば、結局は東芝への丸投げですよね。確かに奢れる者は久しからずなわけで仰る通りなのですが、第一に、「韓国如きに」、なんて言うは経営者は、基本的に、韓国にシェアを喰われる心配の無いドメスティックな業種ではないでしょうか? もし海外との競争が存在する業界でこんなことを言う経営者がいたら、その会社はまもなく市場から退場する、というそれだけのことだと思います。

 もう一点、韓国みたいに、お望みなら最新鋭兵器も安く売りますよ、みたいなことは日本には出来ないし、ましてやメディアは書けないけれど、韓国みたいに派手に裏金をばらまくことも今の日本企業にはそうそう出来ない。ヘビィ・インダストリーと家電の覇権争いはちょっと分けて考えるべきだと思う。
 サムスンのパネルは脅威だけれど、原発は、そもそも競争している土俵や環境が違うのだから、そんなに気にしても仕方無いでしょう。

※ 都職員、母の首絞める 容疑で逮捕『介護疲れた』供述
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010022102000051.html

 記事からは、週一回の面会なのに介護疲れで、みたいな短絡的な部分しか読み取れないけれど、たぶん記事に無い部分で、いろいろと心労があったのでしょう。
 驚くのは、この人は、別に給料は良いし休みもたっぷり取れるはずの公務員で、しかも病院勤務。こういう事例は仕事柄見慣れていただろうし、福祉制度の利用方法も世間より詳しかったはずなのに、こういう結果を招いてしまうんですよね。
 不況で首になる心配もないのに、48歳で、身寄りが倒れた母親しかしないとなると、そこまで人間は心を病んでしまう。これが私企業でいつ会社が倒れるかも知れない所にいる独身中高年にのしかかるプレッシャーがどんだけ凄いかですよね。自殺者が増えるはずですよ。

※ 普天間 県内決着も…知事と会談の官房長官
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100220-OYS1T00683.htm

 官房長官は、政権のスポークスマンであると同時に、調整役でもあるし、危機管理の指揮官でもある。先日も、東京を離れているいないで問題になったけれど、官房長官がタッチすべき事柄じゃないでしょう、これ。
 どちらかといえば、各閣僚に対して、「本件は誰それが水面下だ動いているので、勝手に動いて発言しないで下さい」と根回するのが彼の役割。何でこの人は、職責を外れて余計な動きをして話をややこしくしているんだろうか。

※ 「撮り鉄」また電車止める 前回騒動と同じ車両 滋賀
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100220/dst1002202313011-n1.htm

 撮影スポットなんて数は知れているんだから、私服警官にデジ一眼を持たせてヲタな格好をさせて張り込ませ、一網打尽にすれば良いじゃないですか。

※ インドネシア:民族語をハングル表記…文字のない少数民族
http://mainichi.jp/select/today/news/20100220k0000e030050000c.html

>政府は不快感

 てっきり政府了解下での事業だろう、と思っていたら、原理みたいな連中がやって来て勝手にハングルを教えていく、みたいなアホな話だったのだろうか。

※ 「無償化対象、朝鮮学校は除外を」拉致担当相、文科相に
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201002200381.html
*小政党「おとなしくして」=福島、亀井氏に不快感-中井国家公安委員長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010022000315

 良いジャン、出してやれば。そこで嫌がらせしたって、拉致被害者は戻ってこないでしょう。てか、貴方はまず言葉の選び方を学ぶべきだと思う。

※ 生徒宅に差別文書6通 部落中傷「消え失せろ」 久留米の高校教諭 脅迫容疑などで逮捕
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/153822

>吉田容疑者はこの高校に1995年に着任。昨年夏ごろ、この生徒の生活指導をめぐって、生徒の父親とトラブルになっていたという。

 その生活指導でどういうトラブルがあったのか知りたいですよね。あと、赴任期間が長すぎますよね。工業高校とかで異動場所が限られる学校だったのでしょうか。

※ ブラジル沖で帆船沈没、生徒ら64人救出 日本人女子高生も
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100220/amr1002201153002-n1.htm

>昨年9月にカナダを出発し

 これも、どういう学校なのか知りたいですよね。商船学校の類にも思えないけれど。

※ ヘイグ元国務長官が死去
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100221/amr1002210026000-n1.htm

 レーガン政権のタカ派路線を象徴する人事が彼でした。ウォーターゲート事件のディープスロートはヘイグだと何度も名指しされ、彼自身、積極的には否定しなかったものだから、本人が名乗り出るまで、安っぽい策士のイメージが抜け切れなかった。

※ 前日の空虚重量72.6キロ

 金曜日の太田総理の番組で、日本を駄目にした人間ベスト10でオザーさんの名前が堂々の一位に輝いたことに驚いた。だって、あの人、幹事長じゃないですか。しかも民主党が政権を取ってまだ半年。そら良い政策(仮にあったとして)の影響が国民に浸透するまでまだ時間が掛かるにしても、少なくとも、今現在、国民に悪政を及ぼした影響とか、何も無いでしょう(←ここで突っ込まない(^_^;))。
 時の総理(ちなみに鳩山総理は6位?)の名前が出てくるのならまだ解るし、小泉純一郎みたいに良くした人悪くした人双方に名前が出て来るのも解るけれど、なんで政権の中にいるわけでもない、スタートしたばかりの政権与党の幹事長の名前が出て来るんだろう。
 私なら、ここ10年に限れば、安倍ちゃんと福田さんを上げます。参議院で法案が通らない、というだけのことで選挙もやらずに政権を途中で放り出した。

 ただ、この国を駄目にしたものを一つあげよと言われたら、私は個人ではなく、日本の記者クラブ制度が、諸悪の根源だと断言します。電波行政にしても、B-CASひとつ批判できないマスゴミ。あそこに金遣せこっちに金遣せ、と言いつつ、増税には一貫して反対し続けたし。本来、自分たちのメディアを使ってアジェンダ設定すべきマスゴミが、役所の掌の上で官僚に踊らされている。だからこの国では、改革の声がメインストリームの流れにならないし、変革は常に、マスゴミの利権と都合によって左右されるんです。

※ 有料版おまけ 次世代メモリーの切り札が来ない

| | コメント (22) | トラックバック (0)

2010.02.20

ゴリアテに挑むダヴィデ

 ニュースが無い平和な週末です。

※ 【フィギュア】「4回転なしはアイスダンス」 プルシェンコ不満爆発
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100219/oai1002192038026-n1.htm
*織田 夢舞台でも悪夢…靴ひも切れ「真っ白」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2010/02/20/16.html

 織田のそのシーンは見てなかったのですが、スケルトンのステッカーの貼り忘れ(自分で剥がしたらしい)とか、オリンピックということでテンパッているだろう選手に替わって、チェックリストを持って身の回りを確認するサポート・スタッフがいて当然だと思うのですが。

 プルシェンコが銀に留まったのは私も疑問です。
 しかしプルシェンコなんかみていると、まるでゴリアテに挑むダヴィデですよね。あのロシア貴族のようなイケメンに、ちびなイエローモンキーのヤポーニ集団が挑むなんて、白鳥とアヒルの子どもが闘うようなもの。はたまたゲルググにジムで挑むようなもの。そんなもの競技ポイントの他に絶対、イケメン・ポイントとか、コンパスの長さポイントとかあるだろう! としか思えない。
 あの手の競技は、せめて全員が同じデザインのレスラーマスクを着用した上で、出身国もメダルが確定するまでは非公開ということにして滑らせたらどうだろう。

※ 夫婦別姓導入の民法改正案提示 法相、今国会成立に意欲
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201002190363.html

 正直、良く分からないんです、この問題は。女性も一生働ける時代になり、結婚離婚を繰り返す度に姓が変わるのは明らかに不便ですよね。
 出版社の場合、どうかというと、最近はもう旧姓のままなんですよね。誰も結婚後の姓なんて気にしない。だって物書きは覚えられないでしょう(^_^;)。
 ある日、突然結婚しましたから、と言われて、またある日、「戻りました」な話をされても。
 あと困るのが昔から言われているけれど、学者さんね。論文の統一性が、そこで途切れるから。

 ただ、難しいのは、ことは女性の権利云々というだけで片づかないんですよね。そこは当然行政コストの増大も招くし、パスポートなんかどうすんだよ、という話にもなるから。日本だけの問題じゃなく、ある程度先進国間で横並びで決めるべき部分も出て来ますよね。

※ 巨大宗教法人vs国税庁最強集団 知られざる「徴税」暗闘史
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20100218-01/1.htm

 民主党政権になって、当然宗教団体への課税強化という流れが出てくるのだろうと思っていたら、意外に静かですよね。たぶん将来的に公明さんを取り込みたいという目論見でもあるんだろうけれど。

※ イスラエル企業、爆音だけで人を殺せる絶叫マシーンを発売
http://www.gizmodo.jp/2010/02/post_6761.html

 発想としては面白いけれど、殺せるというのはちと大げさでは無かろうか。

※ 眞鍋かをりさん「家宅捜索受け屈辱的思い」契約解除求め事務所を提訴 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100219/trl1002190109001-n1.htm

 それはお気の毒でしたとしか言いようが無いけれど、ブログの更新も1月で止まったままなんでしょう? そういう時こそ、ブログの女王としてアピールすれば良いのに。

※ 9か月男児、ポリオに2次感染
http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100219-OYO8T00969.htm

 日本では、まだそんなのがあったんだ、という程度まで予防が徹底してきましたが、世界的にまだまだで、先日もテレビで、ビルマの山奥に日本から、ワクチンを持っていって接種するというレポートを流していました。
 ところがこのワクチンが、-2度でないと死んでしまうワクチンで、当然電気とか無いから、このワクチンを活かすためだけに、中継ポインチに太陽熱発電による冷凍庫を置いて、そこから保冷剤をぶち込んだクーラーボックスを担いで山の中に入って行くんですよね。
 正直、そこまでのエネルギーを割くのであれば、他に優先すべき援助があるのでは? と疑問を感じたのですが。

※ 前日の満腹重量72.7キロ

 同窓会一件。夕方、月曜日のアクセスを聞きながら電車に乗る。何でもアクセスは、3月一杯で終わるのだそうです。長かったですね。田中は何年くらいやったんだろう。
 久しぶりにラジオを聴くようになって感じたけれど、ラジオだからと言って、全然本音の話をするわけじゃないんですよね。今はジャナーリスト面している長野智子がアシスタントだった頃、田中の旅費横領事件を一切触れずに、議会の政務調査費こんぱにゃあ宴会問題を延々1時間半喋っていた時に、つくづくそう思いました。

 新橋駅。第一ホテルから銀座側へ抜けるガード下に、怪しげなアダルト・ショップがあったわけですが、未だに営業していることを知る。この手の欲望産業は不況に強いんだなぁ。

※ 有料版おまけ untitled

| | コメント (34) | トラックバック (0)

2010.02.19

ゲーム業界の無頓着

※ 国母8位、青野9位 メダル届かず スノボハーフパイプ
http://www.asahi.com/sports/update/0218/TKY201002180238.html

 惜しかったですね。二人供ミスが無かったら、メダルに手が届いていたかも知れない。今回の騒動が無ければ、スノボー競技なんて誰も注目しなかっただろうことを考えると、禍転じてという奴でしょう。
 選手はみんな若いから、更に次のオリンピックも狙える。高木なんて、あと4回はオリンピックに出られる。胸を張って帰国して欲しいですね。

※ 『戦国BASARA3』がハンセン病患者を深く傷つける / 学会が抗議
http://rocketnews24.com/?p=25273

>すべての人間を不幸に陥れることを目的に、天下分け目の戦を起こすため暗躍する

 これはアウトでしょう。無茶苦茶アウト。私は大谷吉継に関してはせいぜい三成との茶会のエピソードしか知らないけれど、名将なんでしょう? それをここまで悪し様に罵っちゃ、そもそも子孫がいたら訴えられるでしょう。
 出版業界は、大なり小なり過去に糾弾事案とか抱えたから、この手の問題はほとんど起きないけれど、ゲーム業界は無頓着ですよね。今のクリエーターには部落問題やハンセン病の基礎知識すらないし。プロデューサーレベルも若いとなると、これからもこういう事件は避けられないんでしょうね。
 それにしても、これは病気云々ということを抜いても、そんなことを書かれちゃ、地元や子孫は怒ると解りそうなものを。そらああた、何処かの偉人を、あいつは放火魔で通り魔で、挙げ句に坊さんと乳繰り合ったゲスでピザデブなホモ野郎だったと罵るようなものですから。(←単なるたとえ話でモデルはいませんッ!)

※ ハイチ国際平和協力業務(PKO)
http://www.mod.go.jp/j/haiti/index.html

 ↑ここに、派遣部隊の概要(PDF)があるのですが、凄まじい戦力でして、銃は員数分、航空機はU-4からとうとうKC767まで出る。輸送艦は本当に「おおすみ」が行くのでしょうか。一時期は民間船をチャーターするみたいな話で落ち着いたはずなのですが。LCACが活躍するに相応しい場所ですが。
 アメリカを全く当てにしないだけの巨大戦力で、マジ本気モード。いざ治安が悪化しても、そのまま任務内容を切り替えて、治安維持任務を遂行できるような装備とバックアップ体制です。
 ヘリの数が足りるのか? という疑問が若干あるのですが。海自さんは何機持っていくつもりなのか。
 実質的には、これは対米貢献ですから、良い案配に映るでしょう。出だしは鈍かったけれど、経済大国に相応しい国際貢献になる。

※ パワハラ:「警部自殺の原因」 遺族が上司ら提訴、横浜地裁に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100219ddm012040020000c.html

 テレビは、パワハラの内容をもう少し詳しく報じているのですが、どの記事を読んでも、まるでベタ記事扱いで、書いてあることはみんな一緒なんですよね。見事なまでに記者クラブで警察配慮の横並び。こんなことをやっているから新聞は衰退するんですよ。
 こういう裁判を起こす時には、だいたい報道各社には相当前から情報が入り始めて、実際に遺族側弁護士が提訴して記者会見をする頃には、一通りの取材は終わっているものなんですね。
 所がそれ書いてしまうと何しろ記者クラブで県警のご機嫌を損ねるから、みんな隣の顔色を窺いながらの横並びな報道になる。

 あとこの事件、拳銃で自殺未遂を計ったということは、実際に発砲まで至った可能性もありますよね。当然そこで処分ということになったはずですが、その辺りはどうなのでしょうか。ぎりぎり発砲は思いとどまったことになっているんだろうか。

※ 田中康夫:英国も真っ青な“ゆりかごから墓場まで”
http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=44612

 これは前週の記事からの続きなのですが、私は、この手の発想には賛成しない。それが快適であることを批判するんじゃなく、生活保護程度の稼ぎしか得られないけれど頑張っている労働者の負担をいかに軽減して支援するかで政治家は動くべきでしょう。ベーシックインカムは道程が遠いから、その前に出来ることをちょっとずつやるしかない。
 この不況時に、生保の適用基準を厳しくしろと主張しても、問題が複雑化するだけでしょう。

 それで、この尼崎市で、最近保護世帯が2割増えたと。それで、全国的にそこから脱出する世帯が10パーセントある。ただその大半が死亡に伴う支給停止だという部分はちょっと問題だろうと思いますね。
 不況だから致し方ない部分はあるけれど、ある程度はそこから脱出する層を確保しないと、予算自体がパンクするわけだし。

 もっと深刻な部分は、20世帯に1世帯が生活保護を受給しているということは、それを受給せずに、しかし生活保護世帯以下の暮らしを強いられている世帯が相当数に上るということでしょう。ぶっちゃけ30人学級で、生活保護を受けているのは1.5人だとすると、たぶん5人から6人の子どもたちは、その生活保護を受けている子供たちより悲惨な状況に置かれているのではなかろうか。あんたが注目すべき所はそっちだろう。こういう、ネトウヨみたいな釣りでベーシック・インカムを説くのはどうかと思う。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 受動喫煙防止:飲食店なども原則全面禁煙 厚労省通知へ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100219k0000m040079000c.html?link_id=RSH05
※ 「仕事人」役者貫く 藤田まことさん、喜劇から演技派へ
http://www.asahi.com/culture/update/0218/OSK201002180103.html

※ 前日の空虚重量71.5キロ

 やっと下痢が治まる。

※ 有料版おまけ ダイノチキン

| | コメント (38) | トラックバック (0)

2010.02.18

志望倍率から考える公務員社会

 地震速報を見ようと、さっきテレビを点けたら、たまたまスノボー、ハーフパイプの準決勝をやっていて、なんだ!? あの空中サーカスは。着地での失敗が多いんだけど、どいつもこいつも人間業とは思えない。日本人選手も凄いじゃん。
(ウラジオストックの震源でこんなに揺れるの?)

※ 教員採用試験で高知県とも連携 東京都教委、今夏から
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201002150307.html

 最近、東京都の教員採用に関するニュースを目にすることが多くなったのですが、この記事中に、東京の倍率に関して「試験倍率は3.7倍」とあります。
 それで、先日のNHKだったかな、この試験倍率に関して、「一般企業で7倍、公務員社会で3倍ないと、まともな人材は採れない」、と報じていました。
 この基準に照らすと東京の3.7倍というのは十分クリアしているのですが、実はこの数字も絡繰りがあって、東京ということで、腕試しに受験する地方の学生さんが多いんですよね。だから実際は、すでに3倍を切っているという話です。

 公務員人気が高いと言っても、実はもうこういう状況なんですね。景気がずんどこなのに、学校の先生のなり手がいない。挙げ句に、景気がちょっとでも戻れば、この倍率はあっという間に3や2を割り込んでしまい、またぞろ公務員の待遇改善=給与アップな話になるでしょう。
 成熟し、老成した社会の就職は、絶妙なバランスの上になりたち、本来そこから漏れ出る人材がいないよう神の見えざる手によって調整されている。今はたまたま不況だから公務員社会にぶれているけれど、ちょっとでも景気が回復すれば、まるで潮が退くように、公務員人気は凋落するでしょう。だって民間は、景気が良ければ、給料もボーナスも右肩上がりだけれど、公務員社会は、今後景気回復が来たとしても、他に税金を使うべき所があって、今以上待遇が良くならないだろうことは誰にでも解る。

 私が選抜公務員制度を説くと、こんなに公務員人気が高いのに、公務員のなり手がいなくなる状況なんて、そんなことがあるはずないだろう? とどうしても思われがちなのですが、給料が上がる下がるに関係無く、景気が回復すれば、公務員社会が見向きもされない時代がいずれ来るでしょう。その時に、東京都の教員採用試験の倍率は辛うじて1.5倍や2倍をキープしているけれど、それでオッケーですか? まともな人材が集まりますか? という話をせざるを得なくなる。

 最近、池田先生が、そもそも大学教授に国家試験が無いのに教師に必要なのか? と説いてらっしゃるけれど、優秀な人材を公的セクターに集めるために、選抜公務員制度で、先に採ってしまう、というのはありでしょう。そもそも公的セクターに優秀な人材が必要なのか否か? という部分は議論がある所でしょうが。

※ 政府、金賢姫元工作員の来日に向け韓国と協議
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100217/kor1002171026002-n1.htm

 月曜か火曜日だったのかな、公安調査庁を筆頭に公安関係のトップが官邸に入ったまま長い時間出て来ない、何が起こっているんだ!? と一部で騒ぎになりましたが、これが原因だったのでしょうね。
 ただ、何かやっています、という振りをしても還って来ないって。世論の記憶を呼び覚ますだけで、実利を上げるのは無理だと思う。それに、果たして今、北に送るべきシグナルとしてそれは正しいんだろうか?

※ 高度な医療行為できる看護士資格新設へ 厚労省が素案
http://www.asahi.com/national/update/0218/TKY201002170511.html

 いずれは、診療自体が出来る、看護師と医師との中間にある資格を設けなきゃならないわけで、あるいは、今コンビニより多くて全然儲からない歯科分野からのリソースの再配置もやらなきゃならない。
 本来なら、そういう変化=改革を1、2年でやらなきゃならないのに、それがこの国では10年掛かりの作業になる。この国がダメダメなのは、その利権の移動が出来ないことに起因するんですよね。それが出来ないと解っているものだから、新しい分野に起業も起きないし、人の移動も無い。だから経済が浮揚しない。変化の期待が無い国には成長も未来も無いですよ。

※ 国母選手の服装問題、文科相も苦言 「代表の自覚欠く」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100215ATDG1503R15022010.html
*「国母は命を救ってくれた」 スノボ仲間が語る素顔
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002170501.html

 こんなのをわざわざ国会で質問する方もどうかと思うが、真顔で答えるのもどうかと思う。だって、そのやりとりを大臣と国会議員が、貴重な時間を消費して行うことに何か意味があるんですかぁ? あんたたちが二人してメディアに名前入りで取り上げてもらう以上の意味は無いんだから、そんなことに国民の時間を浪費しないで欲しい。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 【から(韓)くに便り】ソウル支局長・黒田勝弘 東アジアの坂の上の雲
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100218/kor1002180318000-n1.htm
※ ノロウイルスが猛威 新型インフルエンザと入れ替わり
http://www.asahi.com/national/update/0218/TKY201002170533.html
※ JAXA、“掃除衛星”の研究開発に着手-10年後小型機実用化
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720100217aaao.html
※ 初デートが相手の誕生日前夜!どうするべきでしょうか?
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0217/295598.htm?g=04&from=yoltop
※ 日本マクドナルド:神奈川の全店3月1日から全面禁煙
http://mainichi.jp/select/today/news/20100218k0000m020046000c.html

※ 前日の空虚重量71.3キロ

 昨夜から下痢が酷くて嫌になる(>_<)。トイレから戻って来て座った途端にまたトイレ。昨夜からトイレットペーパー一本を使い切る。何かトイレから戻る度に、ごっそりエネルギーを消耗しているような気がして。この2時間だけで、トータルで40分くらいトイレに籠もってるんです。

※ 有料版おまけ 王将 & スキーが廃れた訳

| | コメント (44) | トラックバック (0)

2010.02.17

あるネトウヨの告白

※ 甘えん坊の加藤、忍耐学び「銅」 4年越しの夢実現
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002160317.html

 全然期待してなかったので、生では見てなかったんです。どうせ、世界ランキングの隣国人が金だろうな、と思って。ただ本命な人は駄目だったんですか? ウォザースプーンの失速にも驚きましたが。

 銀&銅メダルを得ても、肝心の金が隣国人と聞いて、私は全然嬉しくなかったんです。めでたさも中くらい以下。これが中国人ならまだ許せる。スポーツが国威発揚のアカ集団で、それだけの人口の中から選抜され、それだけの金を掛けて養成されているんだろうから。マイナー競技でも許せる。キム・ヨナはもう諦めたw。前回のメダル比較はどうでも良いですよ。所詮韓国のメダルはマイナー競技ばっか。こっちはフィギアでの金ですから、値千金。
 韓国人が自分らの上に立つことに関して、私は極めて不寛容な人間であることをここに告白します。自分がいかに狭量で寛容さに欠け、アジアの同胞意識からもほど遠い、嫉妬心と差別に満ちたちっぽけな存在に過ぎないことを思い知った昨日でしたorz。

 しかし、オリンピック選手養成に掛ける各国の公的支出ランクみたいな数字があるらしいのですが、日本が桁外れに少ないのは、やはり国体で無駄遣いしているせいなのでしょうか。メダルが全てでは無いとは言え。

* ペアの川口選手は残念でしたね。ロシアへ戻って「ヤポーニのせいだ!」と叩かれなければ良いですが。

※ 過労で寝たきり、会社側に1億9500万円賠償命令
http://www.asahi.com/job/news/SEB201002160009.html
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22232

>「ふぁみり庵(あん)」

 これは、私が爺さん婆さんを連れて良く通っていた「はいから亭」というファミレスを舞台にして起こったことでして、2004年と言いますから、子どもたちを連れて帰省する度に通っていた頃のことですね。
 こんなに若い人が店長だったとは知りませんでした。近くに市役所や農協、郵便局、鹿屋で一番大きなデパートがあって、田舎では珍しくそれが徒歩圏内ということで、もの凄く流行っているお店でした。肉や蟹料理がメインで、客単価も、東京辺りの、ファミレス最上層に決して負けない金額のはずです。バイパス添いに商業地のシフトが起こってからも、唯一、あの谷間で頑張っていたお店で、平日の昼間に行っても、お客が一杯で、そこだけ見ると、こんな所が過疎に見舞われているなんて思えないような繁盛ぶりでした。
 たぶん、大隅半島のファミレスで言えば、今でも一番過労死度が高いお店だろうと思いますが。
 もっと早く、労基署に気付いて欲しかったですけどね。

※ 小沢恐怖の“大粛清計画”特捜解体、反小沢派は徹底冷遇
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100216/plt1002161612005-n2.htm
*「元局長は冤罪」 前任係長「指示」否定 郵便不正公判
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201002160081.html

 ブツもなしに保身に走る官僚を抱き込んで行けると思った検察も酷ければ、我が身可愛さに同僚を売る官僚も酷い。
 一審レベルで無罪判決、検察は手も出せずに無罪が確定するだろう、みたいなこの事件を見ると、これは大阪地検特捜部の案件ではあれど、少なくとも特捜部周りの人事は刷新しなきゃ駄目よ。日本歯科医師連盟の献金事件以降、ここ数年、特捜部はちょんぼばっかじゃないですか。
 昔、「巨悪は眠らせない」で有名になった、ミスター検察と呼ばれた「伊藤栄樹」という検事総長がいました。所が、彼は極めて政治的な男で、政治家の摘発には非常に抑制的な人だったんですよね。あんだけマスコミにヨイショされながら、結局は何もやらなかった人として終わる。
 あの頃から私は、検察というのは、虚像で威圧して、でもたいしたことはやらない組織という印象を持っているのですが。

※ DVD録画の自白に疑い…西成の放火無罪判決
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100216-OYT1T00363.htm?from=main3

>精神鑑定でも「他人への依存傾向がある」

 日本の場合、足利冤罪事件の菅谷さんなんかのケースが典型ですけれど、そうやって知的に少しハンディを負う人々を真犯人にでっち上げて、八方丸く収める手口というのが、ムラ社会の治安維持システムとして暗黙の了解を持っているんですよね。
 だって、あんたの息子はどうせ結婚も出来ない、まともな仕事も出来ないから、刑務所で食らわせて貰えば良いじゃん、みたいな風潮が、間違いなく社会にあると思う。
 だから、そこに証拠も合理性も一切なく、誘導されて迎合しただけの自白しかないのに、裁判官も本当は疑いながらも、それが本人のため社会のためと割切って判決を下してしまう。そうやって無実の罪で刑務所に送られた知的障碍者の数は、戦後だけでも千人2千人の単位ではとても収まらないと思いますね。

※ 破綻直前、歴代防衛相招く=自衛隊紹介番組を計画-トランス社実態を解明へ・警視庁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010021600746

 これは凄くダークな事件なんですけど、構図としては、暴力団がエセな右翼団体を立ち上げて偽装するのと同じなんですよね。それを電波を舞台にやっちゃったようなもので。それにしても、たかが偽装に国を巻き込んで、どんだけ金があったんだよと思いますが。
 てか、防衛省も、企画が出て来た段階で、どういう連中なのか少しは調べるべきだったと思いますけどね。こんなのに利用されて、情報収集能力の無さを露呈してしまった。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 山手線、朝も全座席使えます 混雑率がちょっぴり改善
http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY201002160340.html
※ 日の丸大嫌い、竹島は韓国領!?“北教組”トンデモ実態
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100216/dms1002161617010-n2.htm
※ 米国債保有、日本再び首位 1年4カ月ぶりに中国抜く
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100217/amr1002170055000-n1.htm
※ 海自ヘリパイロット養成 鹿屋基地で一元化へ
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22218

※ 前日の満腹重量72.7キロ

 いよいよやばいことになってきた(>_<)。
 副鼻腔炎が先週末からなぜか悪化してしったので、また耳鼻科に赴き、花粉症の薬も処方して貰うも、更に悪化している。関東は雨がちなので、こんな時期に花粉症が発症するはずはないんだけどなぁ。

* 昨日の、白玉団子をのどに詰まらせた小学生のニュースですが、径が1.5センチだったということで、サイズを小さくしたことが、逆に、噛まずに飲み込めることになって、それが不幸な結果を招いたのかも知れませんね。
 うちの次男は、こういうのはアウトです。そもそも好き嫌いが激しい盛りで、自分が嫌いなものは絶対に食べませんから。無論、食育は親の責任ですけれど、どうしても限界はある。
 30人40人が一緒に食べている中で、こういう事故が発生した瞬間に、果たしてそれを、喉に詰まらせた! とその場にいた教師が瞬間的に判断できたか否かも怪しいですよね。それが家庭の食事風景で起こったことならともかく。
 だったら、給食は流動食にしろということかという乱暴な話になるかも知れないけれど、うちみたいに、遅生まれぎりぎりな子どもの保護者にとっては、小学校て結構ハードルが高いんですよ。幼稚園なら、それ出来ません、で済むことが、小学校に上がるとそうもいかないですから。そこいら中に鬼門がある。

※ 有料版おまけ リベリア沖の不審船

| | コメント (49) | トラックバック (1)

2010.02.16

入賞の値打ち

 しかし、みんな7位入賞とか、なんとかベスト10に入りましたとかで、気の毒というか、やっぱり勝負事の世界は非情で薄情で徹頭徹尾残酷ですよね。

 だって、それこそベスト10なんてのは紙一重の差で、単なる運で、メダルを取れたり、逃したりするわけじゃないですか。それでも、1位を取れなきゃ3位じゃ駄目なんです! という非情な現実の前では、7位入賞の選手の固有名詞は、三日も経てば国民の99%は忘れてしまう。そこでスポンサーが着く着かないの差も出てくる。
 全体としてみれば、入賞組や、あと一歩だった選手が各競技に万遍なく居て、実は日本のウインタースポーツの層の厚さとレベルの高さがそこに証明されているんだけど、国民の記憶に残るのは、もう見る影も無くなった日本のスポーツ界の惨状だけだったりするんですよね。
 若い芽が育ちつつあるというのは嬉しいことですが、あとは、この不景気の中、国民や企業が彼らの日常をどれだけバックアップできるかですよね。

 それと、毎回のことなんだけど、黒人選手って全然見ないですね。特にアメリカ。人口比から言えば、黒人がいても全然不思議じゃないのに、やっぱりウインタースポーツって金持ちのスポーツなんですよね。

※ ロシア国旗と日の丸に「うれしいの一言」
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2010/news/highlight/news/20100215-OYT1T01428.htm

 今朝、このニュースを見ながら女房との間で以下の会話がありました。
「へぇ~。でもこの人、もう日本人には戻れないんだよね?」
「どうすんだよ、こんな既得権益と利権まみれの(ry、日本なんぞに戻って来て!」。

 国籍なんざ所詮は方便。気にしないから、でも日本人としての誇りを胸に頑張ってくれると嬉しい。

※ 首相、医療改革も“宇宙人流”瞑想、催眠療法に保険適用!?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100215/plt1002151633004-n2.htm

 これはもう「ムー」始まったなw、の展開ですね。昨夜のWBSで、難治性血管炎(糖尿病の末期とかで起こる)で真っ黒く変色して壊疽し掛けている部分を、マゴットというハエの蛆虫を使って、駄目な皮膚を食べさせると同時に、その虫が出す物質が、抗生物質が効かない菌を殺し、皮膚の再生も促す、という一石三鳥の効果で、切断するしかなかった患者さんに治療実績を上げている、というレポートを流していたんです。
 所が、その治療には保険が適用されないせいで、治療方法が広がらない。その蛆虫の生産というのが、大学の研究室レベルで行うには大掛かり過ぎて、かと言って企業が乗り出すほどのマーケットも存在しない、ということらしいんですよ。昨日の骨髄液減少もそうですが、そっちが先ですよね。

 番組を見ながら思ったのですが、こういう分野こそ、政府系ファンドの出番ですよね。あるいは郵貯マネーの出番。いやそもそも、国債を買いまくっている銀行や生保さんの出番のはずなのに、彼らこういう所に金は出さないんですよね。不思議なことに。

※ GDP4.6%成長、なお遠い自律回復 雇用・所得不安ぬぐえず
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100215ATFS1500F15022010.html

 まさに景気は気分、な数字ですよね。ただ、アメリカもジョブレス・リカバリーだし、やっぱり住宅関連の数字が良く無い所は、日米まったく同じ構図なんですよね。
 だからこの住宅関連の数字が回復しないことには、景気はいつでも腰折れする危険をはらんでいる。
 サンプロで田原総一朗が、「4月危機」を煽っていましたが、メディアさんも懲りないですね。

※ 新政権のビジョン=榊原英資早稲田大学教授
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_30090

>ここ十数年の間に日本はかなりアメリカ的社会になってきている。経営効率や競争が強調され、格差や貧困率がアメリカ並みに高くなってきているのだ。

 ケケ中さんと仲が良かったとは思えないけれど、意外に小泉路線全体に批判的だったんですね。

>無駄を除くことは重要だが、福祉を充実し、格差を解消するための歳出の拡大と増税をためらってはならない。そろそろ「小さい政府シンドローム」から抜け出る時期が来ているのではないだろうか。 <

 それは良いですけれど、大きな政府にしようにも、お金は何処にあるんですか?

※ 無言のSOS、専門家に届かず 江戸川区の7歳虐待死
http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY201002150450.html

 やっぱり、この事件の図式は、行政が放置して、学校に責任をおっ被せて逃げたということじゃないですか。役人を職務怠慢と保護責任者遺棄で逮捕すべきだと思う。

※ 捕鯨船にシー・シェパード侵入 「3億円求める」と書簡
http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY201002150120.html

>水上バイクで近づき、気づかないうちに乗り込んでいたという。

 僚船から、ちょうどブリッジに入る所を撮影しているんですよね。接近するのは解ったはずだけど、どうして乗せちゃったんだろう。
 これは日本だと司法手続きに時間が掛かるでしょう。その間SSは、金集めのパーティで「船長が日本で良心の囚人として囚われています!」とプロパガンダできるから好都合ですよ。どうせこの船長、船を無くして失業中だしw

*シャドウ・フォース~民間軍事傭兵部隊~
http://www.historychannel.co.jp/rec/index.html#08

 今、ヒストリーチャンネルで、こういうシリーズ番組を放映しているんです。その2話目で面白いシーンがあったんです。中南米で、コーストガードや海軍を持てない国の傭兵となって、密漁船を取り締まるという番組内容だったのですが、密漁と言っても、小舟で来るわけじゃないんです。数百トンの外洋型トロール船で密漁していく。
 番組の中で、別にマグロを捕っている風には見えなかったんですが、一瞬フリップが差し込まれて、「日本ではマグロ一本がいくらで売れる」みたいに出て来て、いかにも、マグロが密漁のターゲットで、そのバックには消費地としての日本があるみたいに演出される。
 SSはこれから標的をマグロに代えるみたいですが、私は20年前から、反捕鯨の後には必ずマグロが来ると訴えていました。だからさっさと捕鯨なんざ捨てて、マグロ保護と規制対策を講じろと。ただ、幸か不幸か、マグロは持った方ですよね。10年前、もっと厳しい保護政策が各国から出ていて不思議でも無かった。

※ 天皇会見の1カ月ルール破り「03年以降6件」官房長官
http://www.asahi.com/politics/update/0215/TKY201002150436.html

 現実の運用はこんなものに決まっているじゃないですか。

※ 北教組委員長ら資金提供 小林議員側に計1600万円
http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY201002150489.html

 これ裏金から出されたということで、じゃあ表の通帳にはどんだけ溜め込んでんだよ! そんな金が余っているんだったら、どこかの組合がやっていたように、困窮家庭の援助に回せば良いのに。

※ 声だけで翻訳します 関西財界セミナー会場で実験
http://www.sankei-kansai.com/2010/02/05/20100205-020174.php

 今朝のNHKでレポートしていましたが、翻訳精度に関して、ここしばらく思っていることがあるのですが、GoogleがFEPを出すくらいなのですから、翻訳もネット検索を利用してはどうでしょうか? もう辞書とか内蔵しない。だって、翻訳ソフトとか使うと、日本語だろうが英語だろうが、そのセンテンスはあり得ないだろう、みたいな文章が平気で出てきちゃったりするじゃないですか。
 それを、ワードごとにネット検索を掛けて、一番こなれていると思われるテキストに変換して出すようにしたら、変換精度が格段に上がると思うのですが。

※ 真岡の小1男児が給食の白玉のどに詰まらせ重体
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20100215/283498

 身体の成長度に大きな差がある小学校低学年なら起こりうる事故ですよね。そもそも献立として出すべきじゃなかったと思う。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 小阪○佳がライブで暴露「熊○×子は全身整形!!」 引退後初イベントレポ!!
http://www.menscyzo.com/2010/02/post_881.html
※ 懲役6カ月の「日本の漫画7冊」とは:米国で児童ポ○ノ法違反
http://wiredvision.jp/news/201002/2010021523.html
※ 「中国正月」に韓国系住民が反発、「アジア正月」へ名称変化―アメリカ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0215&f=national_0215_025.shtml
※ 有機ELテレビ、3月で日本撤退 ソニー「需要が一巡」
http://www.asahi.com/business/update/0215/TKY201002150482.html
※ 世界一ロマンチックでない「I love you」は日本語=調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100215-00000944-reu-int

※ 前日の空虚重量71.5キロ

 次男、めでたく登園再開。この期間にイベントが無くて良かった。

※ 有料版おまけ シャドーフォース & カレン・ブラックの寄り目な映画

| | コメント (67) | トラックバック (0)

2010.02.15

日出ずる隣国と日没の我ら

 昨日お昼前、極めて一般的な、日頃、スポーツには何の関心も無いパンピーの一人として、テレビを見ていたわけです。

 ショートトラックという競技ですか、あのミズスマシ@吉村元長野県知事みたいな(^_^;)競技。BGM代わりに見ていたら、韓国と中国の圧倒的な強さに気が滅入ってしまいました。ま韓国なんてあれとキム・ヨナくらいしかないんだけど、それでも確実にメダルが取れるだけの圧倒的な強さを持つお家芸があるのは羨ましいですよね。
 あの競技は、団子状になって滑りながら隙間を狙って一気にダッシュするのがテクニックの一つで、しかも隙間な競技で(^_^;)、いかにも韓国らしいなとは思いますが。
 上村は頑張ったと思うけれど、上位3人の安定さは鉄壁だった。昨日の上村とメダルを取った3人の間には、何か超えられない壁があったように思える。
 トドメは日韓戦サッカーorz。(でもあのレッドカードを食らったラフプレイの時の韓国選手はオーバーアクション過ぎやしないか?)。韓国に負けたのは仕方無いにしても、結果として中国に優勝をさらわれるのは何だかなぁ。中国の優勝は初めてじゃないそうですが。

 日本では野球もサッカーも、小さい頃からクラブ制での選手養成システムがあって、ま高校野球とか、投手を酷使し過ぎで若い芽を潰すとか言われているけれど、それでもワールド・チャンピオンになれる。サッカーは野球より(世界の)競技人口が多いとは言え、何が拙いんでしょうね。
 冬のオリンピックにしても、日本ではスキー場自体が風前の灯火。スケートリンクなんて、辛うじて県庁所在地に一箇所だけあったという所も今やあちこちで潰れている。
 韓国みたいに、リソースが限られるなら、競技種目の絞り込みをするくらいのことを考えるべき時期かも知れない。

 中国人は春節の真っ直中にサッカーの優勝とショート女子3千リレーでの金メダルの手応えを掴み、韓国はショートトラックで圧倒的な強みを見せた後にサッカーで親の敵なチョッパリを下し、両国民とも昨夜はさぞかし美味いお酒が飲めたことでしょう。
 これが、勢いのある国と、たかだか若造の服装や礼儀作法程度のことで世論が激昂するしかない没落した国の違いだろうなと思いましたね。ぶっちゃけ、様式や年功序列や調和や談合や既得権益死守が世間にとっての最優先事項になっている凋落した国です罠。

*皆さん、息が詰まりませんか? 閉塞感無いですかぁ!?(^_^;)。ちゃぶ台ひっくり返したいとか思いませんか?

 ムラ社会の見本のような相撲界、國母の件といい、ムラ社会の仲良しぶりをアピールするには持って来いのパス回しがお家芸な日本サッカーといい、われわれの周囲には、いかにもムラ社会論理全開な出来事が、まるで絶対的な掟のように、まるで1シーズン放置された学校の屋外プールみたいに汚く淀み腐臭を放ちながら沈殿している。
 そしてそのムラ社会な論理は、正義であるとか伝統であるとか礼節であるとか習わしとかの黴の生えたちゃんちゃんこを羽織って、老いていくだけの社会に異端審問官として睨みを利かしている。若者からチャンスを収奪し、俺のケツを拭くのは当然だろう? 育てた恩を返せとばかりに、使い道の無い圃場整備に、子に借金させてキャッシュを奪い取っていく。
 プールを満たす緑色の水をそろそろ替えたいと思いませんか? あのぬめっとした手触り、腐臭を放つ水を新鮮な水に替えたいと思いません? その入れ替えたプールに塩素を大量にぶちまけて、カルキ臭で満たし、バイ菌を死滅させたいという誘惑に駆られません?
 そもそも水道代が出ないだろう? そう、この国には、もうそれを替えようにも水道代すら無いんです。せいぜいが、フィルターが目詰まりした濾過装置を回すだけの電力しかない。仕方無い、若者よ。海の向こうへ泳ぎに行こうか。

*「裾出し腰パン」を「皿仕上げ」でおいしくいただきましょう
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100212/212742/?P=1

 小田嶋先生やっとキター!(>_<)

※ 【安藤が斬る】「小沢不起訴」で見えた「全面可視化」大合唱のナンセンス

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100214/crm1002141802005-n1.htm

>安藤慶太

 検察庁や警察庁の言い分をただ繰り返すだけの無知蒙昧なこの記者の名前を覚えておきましょう。貴方は一度、痴漢冤罪で逮捕されてみれば良いと思うよ。あと、冤罪事件を一通りお勉強もした方が良いと思う。

>脅迫や暴行、甘言まがいの取り調べが連日続くとイメージされがちだ。確かにそういう調べも現実ゼロではない。<

 現場はそんなんばっかりだよ。なぜこの21世紀にそんな時代錯誤な脅迫がまかり通るかと言えば、そこが密室で、何を怒鳴ろうが手を出そうが証拠が残らないからだ。

>ビデオカメラを持ち込むことで、取り調べが当たり障りのないやりとりにのみ終始する恐れもあれば、秘密の暴露や真実の吐露に被疑者が抑制的になる恐れすらある。<

 バカめが!? 可視化を取り入れた諸外国の警察現場では、最初はそうなるのではと警戒したが、いざ導入してみたら、むしろ言った言わないの不毛な争いから解放されてコスト削減に繋がっていると現場も評価している。

>弁護士が接見の場でどのようなやりとりを具体的に行ったのかも録画して国民の前に公開されて然るべきだと思うのである。<

 さすが産経クオリティw。取調の様子は見えない方が良くて、弁護士とのやりとりは公開されるべきなのかw。

>刑事弁護に名を借りた「入れ知恵」の類だって絶対にないとはいえない

 言葉は悪いにせよ、弁護士は入れ知恵するのが商売だろう。このファッショ感横溢するウヨ記者の頭の中には、「人権」という概念が無いクリンゴンやカーデシアの刑事司法体系が詰まっているんじゃなかろうか。

※ 埼玉の山スキー客無事下山 雪洞を掘って夜の寒さしのぐ 蔵王
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100214/dst1002142125011-n1.htm

 元SAS隊員ベア・グリルスが伝授するサバイバルのための快適な雪洞をご紹介します。単に空間を確保するのではなく、全身を横たえるためのベッドがある空間を掘りましょう。寝台列車の寝台をイメージします。あるいは蚕棚を。それを段差を設けて長椅子状に作り、寝る時には、上部の棚部分で寝るようにします。もちろん安全確実な空気孔の確保も忘れずに。
 段差を設けることで、冷たい空気が下に溜まり、単に雪洞を掘って蹲るよりは格段に快適な時間が過ごせるそうです。ちなみにグリルスは、自分一人が入るだけの雪洞をたいした道具もなしにいつも一時間前後(ディスカバリーch「サバイバル・ゲーム」)で完成させています。

 ただ私の個人的な見解としては、横になって寝るということは、それだけ体表面の多くが冷たい雪面と接するということですから、一晩程度のビバークなら、椅子みたいな構造にして座ったままうとうとするのが良いのではと思います。もっともその場合は、空間に深さ、もしくは高さが必要となるので、横に掘ることで事足りるSAS方式の方が楽かも知れませんが。

※ 勝間和代のクロストーク:みんなの経済会議/30 論理的思考力育成する教育を
http://mainichi.jp/life/housing/news/20100214ddm013100032000c.html

 論理的思考をどうやって身につけるのか? という議論は昔からずっとある話で、一方で、子どもにはひとまず詰め込み教育が無難だという考えも未だに根強いんですよね。ただ、ネット時代なりの勉強方法の議論はあっても良いと思いますね。

※ 国家公務員削減「3万5千人以上」枝野刷新相
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100214-OYT1T00673.htm?from=main2

 失敗すると思う。だってパッケージが無いもん。「国家公務員総人件費の2割削減」は更に人を削るだけで達成できるんでしょうか? 一方で、契約公務員の問題も抱えているし、自衛隊や海保みたいに、業務は拡大するのに人は増えないという所もある。
 この問題は、公務員全体の給与をどうするのか? 人員が余っているセクターから不足しているセクターへ(たとえば国交省から自衛隊へ、経産省からパーク・レンジャーへ。あるいは国家公務員から地方公務員へ)、全くの畑違いな人員配置でも異動を可とするのか? 契約公務員の問題をどうするのか? 等の問題をパッケージとして議論しなきゃ駄目ですよ。
 いざ、3万5千人を減らしても、契約公務員は放置、自衛隊は相変わらず人手不足と言った問題も放置する羽目になって、公務員全体を巡る諸問題は何ひとつ解決されないという結末で終わると思う。

* 重要政策に世論調査活用へ 後期医療・年金などで厚労相
http://www.asahi.com/politics/update/0215/TKY201002140306.html

 おお! これぞまさに衆愚政治の鑑w。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 【すくむ社会第3部】“労働信仰”の危うさ~希望って何(3)
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100214/edc1002142205009-n1.htm
※ 脳せき髄液減少症 対策要望へ
http://www.nhk.or.jp/news/t10015629581000.html
※ 海に落としたカメラ、漁師の網にかかり16カ月後に発見
http://rocketnews24.com/?p=24848
※ 西鉄高速バスに落雷か 鹿児島行き「桜島号」が熊本・九州道で
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22158

※ 前日の空虚重量71.5キロ

 外出できないので、次男はもとより、それに付き合わされる長男も気が狂いそうになっている。親父は騒音被害でもっと苛々しているんだが。インフルエンザと違って、体表面に痕跡が残るから、「もう元気になりましたからぁ!」とか外に出せないんですよね。
 ただホームドクターに聞いたら、今高津区では、水疱瘡の児童だけで学級閉鎖間近という所があるらしい。

※ 有料版おまけ ナショジオ「伊400潜」のトンデモ

| | コメント (67) | トラックバック (0)

2010.02.14

ゴミ減量が日本を滅ぼす

 金曜日朝のNHKだったかな、神奈川県葉山町でのゴミ減量化の取り組みをレポートしていたんです。
 葉山町は、神奈川県内でも世帯当たりなのか人口当たりなのか、家庭ゴミの排出量が県内2番目とか言ってましたか。それを減らすために、ゴミ半減計画を進めているらしいんですよ。分別の種類を倍にしたりして、とにかく家庭からゴミを出さないようにと計画を進めている。
 ググってみると、実は広域処理の枠組みで行き詰まっているみたいな部分も見えてくるのですが、ゴミを減らすのって、結局はゼロサムな話ですよね。川崎市も、新たな処理センターが立ち上がるのに合わせて、さらに分別ゴミを強化するみたいなニュースが先日、新聞の地方欄にありました。

 ゴミを減らすというのは、社会的な要請だし、行政コストの削減にも繋がるから、良いことずくめみたいにメディアは取り上げるけれど、実際には、ゴミ袋の有料化であるとか、明らかに「消費制限」ですよね。
 それが景気を減速させる可能性があるなんてことは、政府やお役所は口が裂けても言えないし、データを取るのも嫌だろうけれど、せめて民間の学者で、その辺りの相関を研究する人が出て来ても良さそうな気がするのですが。
 家電製品を買い換える時も、今使っているものをゴミとして出すと金が掛かるから嫌だよな、ということで消費が抑制される傾向は間違いなくあるでしょう。

 私はだいぶ以前から、消費を促すために、粗大ゴミ収集を一時無料化すべきだとか、過度な分別ゴミは不況を招くと訴えているのですが、珍しくマスゴミさんは誰もそれを言ってくれないんですよね。私ごときが思いつきそうなこと、記者さんもピンと来ると思うのですが。

※ 国母、開会式も出席自粛 競技は出場 橋本団長「結果出しおわびを」
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100213/oaf1002130756000-n1.htm

 昨夜のNHKニュースで初めて、その問題になったシーンや、記者会見、団長とのお詫び会見を見たけれど、正直な所、この連中はいったい何やってんだ? という感想しか抱けなかった。あれはたぶん海外のメディアや選手が見たら、極めて異質な光景に映るのでは無かろうか。
 本来、本番に向けてモチベーションをいかに高めるか、ということに集中しているはずの選手が、まるでお白州に引っ張り出されて、メディアスクラムのリンチを受けている。
 あんなレゲエな格好をしている若造に、いったいどんな礼儀作法を求めることが出来るというんでしょうか。
 記者会見の様子とか見ていて、私はむしろ、大舞台でのプレッシャーに弱い日本人にしては無駄に度胸があるw。この調子で良い成績を出して欲しい、と思ったのですが。

*【国母服装問題】やくみつるさん「本国に召還すべきだ」
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100213/oaf1002130954003-n1.htm

 そんなに礼儀作法が大事なら、成績はどうでも良いから、茶道の家元でも雇って行進させとけばヨクネ? そうやって過度の精神主義を求めるから日本のスポーツは駄目になったんですよ。

*ところで、開会式。私はほとんど見ていないのですが、何か先進国で開かれるオリンピックの開会式って、どこの国でも先住民族への懺悔のイベントですよね。まるでアリバイ証明みたいで。そんなに後悔しているんなら普段からもっとまともな扱いをしてやれば良いのに。

*しかしジャンプのアマンって、映像を見るだけで小柄だということがすぐ解る。172センチ。これじゃ、日本人虐めのルール改正があったと言い訳できないじゃん。

※ リュージュ死亡、時速143キロで激突 練習で事故多発
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002130139.html
*原因は選手の過失=競技実施へ-リュージュ死亡事故〔五輪・リュージュ〕
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010021300259

 昨日朝のCBSニュースでは、トップ項目として、鉄柱に激突するシーンまで繰り返し流していたんです。それで、こんなショッキングな映像を日本のテレビ局はどう扱うんだろう、と気になったのですが、各局とも、飛び出すシーン以降は流さなかったですね。ま、ネットにはもう氾濫しているんだろうけれど。
 いっそチューブ構造にして、飛び出しだけは絶対に無いという形にしてはどうだろう。

※ 若者の自動車離れは都市部に限った話か?
http://news.ameba.jp/domestic/2010/02/57154.html

 さすがにこの不況では、自動学校の教習代もなかなか出ないですよね。私は、日本の免許制度は、単なる警察利権だと思っているけれど、警察利権であるが故か、免許制度を改革しよう、もっと取りやすくしようという議論がなかなか出て来ないんですよね。金銭的にも時間的にも、もちろん試験内容的にも。
 先日、バイクに関して書いた時に、「原付免許で125ccくらい乗せたらどうか」というコメントがありましたが、私も大賛成です。ただ、原付と違って125ccは重いから、教習所での一、二時間の講習を義務づける、あるいは、原付の購入履歴が全く無い私みたいな、証明書代わりに持っているだけというペーパーさんに対しては、講習時間を長めに義務づけるみたいな形で、解禁という形に持っていけば良いと思います。

※ 陸自連隊長発言「首相を揶揄、許し難い」 北沢防衛相
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201002130232.html

 昨日のパックイン@スカパーでの元帥弁、「どうでも良いような話であるけれど、公然と上官の命令に反するようなことを言うだけでも処罰の対象にすべきである。実際は防衛省が出しているに等しい朝雲新聞の『日米同盟の針路』という特集で、森本敏に『鳩山政権は社会主義的だ、非武装中立を標榜している』と書かせる方がよっぽど問題。あの編集部はわりあい公平なんだが、なんでこんなものが出たんですかと聞いたら、いろんな人に頼んだけれど、まともな人には断られた(て朝雲新聞、それ失礼だろう)-略-、それを読むと連隊長でも鳩山さんのことを批判して良いと勘違いしてしまう。防衛省の機関紙がそこまでやっているのは拙い」
 ちなみに元帥は、普天間問題に関して、(どうせ5月までに決められないから、)民主党政権はそこで終わる、と仰っていました。鳩山政権が終わるという意味だったのか、あるいは解散にでもなるということなのかは存じませんが。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 鳩山邦夫氏「兄が母にカネ無心したとは聞いてない」
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201002130285.html
※ 地域でGWが1週間ずれる?大型連休分散に法改正検討
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100214/plc1002140107000-n1.htm

※ 前日の空虚重量72.2キロ

 体重、テラヤバス(>_<)。長男、嘔吐はあれっきり、微熱が若干残る程度。ゲロした痕が凄まじい。ありとあらゆるものが変色している。いやぁ、胃袋って濃硫酸の海(^_^;)なんだと再確認。ピロリ菌とかよくあんな過酷な環境で生きてますよね。

*「恐竜ランド」。私は全然見なかったんだけど、子供たちと一緒に見ていた女房が「これは酷い! 下ネタ満載で、とても子どもに見せられるような代物じゃない」と言うんですよ。だから途中で止めさせました。しかもググったらこんなニュースまで。

>「マーシャル博士の恐竜ランド」が共に、最低作品賞、最低監督賞を含む最多7部門のノミネートされたことも大きな話題の一つでしょう。<

 ちなみにノミネートって、ラジー賞ね _| ̄|○ 。

 いかにも家族で楽しめるみたいなパッケージやロゴは止めてくれないか。

※ 有料版おまけ 本当は恐い水中毒

| | コメント (70) | トラックバック (2)

2010.02.13

出来レース

※ 国母選手の「腰パン」はNG? 学校の先生、批判と同情
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002120171.html

 私がこの件を下らないと思う理由は、JOCやメディアの嫌らしさが透けて見えるからです。おそらく、JOCにも、現地入りしたマスゴミな皆さんにも、たいしてメダルが期待できずに、全然盛り上がっていない日本の国内世論への苛立ちがあったことでしょう。そんな中で、「国母ならきっとやってくれるに違いない!w」、みたいな期待がみんなにあっただろうと思う。
 そしてライターに火が点った途端に、野郎共! この希望の灯りを消すまじ!w、とメディアが松明を掲げて駆け寄り(やったね! パパ。やっと記事が載ったよ)、JOCさんは、一生懸命バケツでガソリンをぶっかけ(これで視聴率ガッツリ頂きます!)、さらに選手も期待に応えて、第2幕3幕を演じてくれる。せめてこのイベントの続きは、小田嶋先生のコラムで読みたい所ですが(^_^;)。
 スポーツマンは結果を出せば良いのであって、無論国技にせよオリンピックにせよ、人の規範となるべき立ち居振る舞いがあるに越したことはないけれど、それでも一人二人のことなら、そう目くじら立てることも無いというのが、私の率直な感想です。

*「子供たちの扱いによって、その社会のモラルを計ることが出来る

 ナチズムと闘ったドイツの神学者ディートリッヒ・ボンヘッファーの科白です。昨夜見たクリミナル・マインドで出て来た(ここに掲載したことにたいした理由はありません)。

※ 陸自連隊長は注意処分 日米同盟関係発言問題
http://www.asahi.com/national/update/0212/TKY201002120240.html

 私は処分の必要は無いと思いますが、処分内容はセカンドベスト、処分のタイミングはベストでしょう。これが週明けにずれ込むようだと、連立社民や党内左派の批判を招く羽目になったでしょうから。手堅い対応だったと思います。
 連隊長ご自身は、総理発言を意識したものではないと仰ってますが、そこはちょっと無理で、一般論というわけにもなかなかいかない。ただ、どうせ処分を食らうのであれば、仕分けで兵員増を認めなかったのはけしからん! とか、もう少し昂然と政権批判して欲しかったですね。

※ 女子中生&母親ヒッチハイクで入試合格
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20100211-594786.html

>航空自衛隊のパイロットを目指して1月17日、石川県輪島市の日本航空高石川

 最初ヘッドラインだけ読んだ時に、なんで関東からそんな所の高校まで行くんだろう、と解せなかったのですが、立派なパイロットになって社会のために尽くすんだぞう!(てか、航空学生を狙うにしても普通高校の方がヨクネ? それに、こういう所まで推薦枠が幅を利かすのはどうかと思う)

※ シー・シェパードがロケット弾で日本船を攻撃 船員3人軽症 緊迫の映像も
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100212/crm1002120935007-n1.htm

 やらせておけば良いですよ。アニマルプラネットで流すというのであれば、それもやらせておけば良い。
 もともと捕鯨問題って、白人社会の人種差別が根底にあることは否定しようもないわけで、この手の実力行使が公衆の前に晒されれば、あちらのインテリだって、いつまでも、「でも暴力は行けません」なんて綺麗事は言えなくなって、奴らは社会の支持を失いますよ。

※ 再診料690円に統一…開業医不満の20円下げ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100211-OYT1T00471.htm

 私は一貫して再診料を値上げすべきだと主張して来た人間ですが、いざ値上がりとなると痛いですね。

※ 菅家さん「謝罪、物足りない」…足利事件無罪論告
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100213-OYT1T00089.htm?from=main5

 これは酷い。取り調べた本人は出廷しながら謝罪を拒み、後日、代理が出て来て頭を下げるなんて、サムライの国の官憲がやるこっちゃ無いだろう。どこまで腐っているんだ、この組織は。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 障害児対応めぐり教職員2人が抗議の退職 岐阜・海津市
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100212/edc1002122329004-n1.htm
※ 米の防衛義務、竹島には「生じない」 政府答弁書
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100212/plc1002121325011-n1.htm
※ 「国民に分かってもらえない」=首相、支持率急落にぼやき? 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100212-00000232-jij-pol
*支持率下落、迫る危険水域=小沢氏の進退再燃も-時事世論調査
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010021201041&rel=y&g=pol
※ 「公邸の浴室改修」…実は寝室改装
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100212/plc1002122304019-n1.htm
※ 官房長官の憲法解釈に不安? 枝野行刷相が答弁
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100212ATFS1202M12022010.html
※ 鹿児島県10年度当初予算案7738億円 前年比0.2%増
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22130
※ 珍獣“たばこ好き”が集まるスペース発見?
http://www.sponichi.co.jp/olympic/flash/KFullFlash20100212074.html

※ 前日の空虚重量71.8キロ

 次男を数日ぶりに風呂に入れる。もう全身のかさぶたが痛々しい。病気でなければ、虐待したとしか思えないほど傷だらけ(^_^;)。男の子はこれで構わないけど、女の子は絶対予防接種だね、と思った。
 次男がようやく良くなったと思ったら、夕食が終わってすぐ、30分かそこいらで、長男が壮大なゲロorz。トイレまで我慢できずに、部屋中にぶちまける。寝せたら今度は布団にゲロ。居間でもゲロ。5時間くらいの間に、5、6回ゲロする。こんなことは初めて。熱も下痢もないんだけど、今流行っているというノロウイルスだろうか。それとも新型インフルの前駆症状だろうか。幸い、朝には落ち着く。他の家族は今の所、何ともなし。

 次男用に買ったゼリーやポカリスエットが底をついていたので、深夜0時、コンビニに出る。ついでにTSUTAYAで、眠れない長男のために「恐竜ランド」と自分用に「クリミナル・マインド」シーズン2の1を借りてくる。
 「恐竜ランド」ヒドス!(>_<)。DVDて、冒頭に新作リリースの宣伝とか入るでしょう。いきなり何かのラブコメの予告が始まったと思ったら、冒頭いきなり「セックス」がどうのこうのテロップ。これユニバーサルの配給なんですが、とにかく、日本の配給会社の無頓着さに呆れます。
 どうして子どもが見る映画の宣伝でこんな無神経なことするの? あんたたち、行政で縛りでも掛けなきゃ自主規制とか出来ないのか。
 最近、とにかくこの手の予告編が恐いので、アニメだろうが何だろうが、可能な限り、予告編をスキップして見せるようにしているのですが、配給会社の神経がほんとうに信じられない。連中は単なるルーチンワークで予告編をぶち込んでいるんだろうか。

※ 有料版おまけ 兵器の寿命&ウルヴァリン

| | コメント (83) | トラックバック (0)

2010.02.12

パーティの運命

※ ロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」 米に公文書
http://www.asahi.com/politics/update/0211/TKY201002110364.html

 池田先生でしたか。最近、この事件は中曽根=児玉ルート(P-3C)が本命だったとお書きになっていたのは。
 当時から、本命はL1011なんかじゃなくて、桁違いなP-3Cだという話はあったわけですが、私はあまり陰謀説は採らずに、単に当時の検察にとって、起訴しやすかった案件を扱っただけだろうと思っていますけどね。
 ただ、あそこでもしP-3Cが本命で検察に狙われたていたら、と思うとぞっとしますけど。

※ <朝日新聞>大分、佐賀県で夕刊廃止 3月末で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100210-00000084-mai-soci

 へぇ~、博多に近いと、全国紙も地方で夕刊を出せていたんだ。首都圏でも夕刊止めりゃ良いのに。言っちゃ何だけど、読むところほとんど無いですよ。最近の朝日の夕刊は、何だか一面と社会面以外は全部家庭欄文化欄になったみたいで、いったいどんな存在意義があるのかさっぱり理解出来ない。
 せめて発言小町みたいなコーナーを作るとか、医療頁を拡充するとか、追跡報道の頁に当てるとか、読ませるための努力がいくらでも出来るはずなのに、ひたすら退屈路線を突き進んでいるんですよね。

※ トヨタ批判「不公平」…生産拠点の米4州知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100211-00000726-yom-bus_all

 正直、社長に、ちょっと来い! というのは日本叩きの匂いがぷんぷんしますよね。何かクリントン政権時代のジャパンバッシングと同根な気配を感じる。

※ 客室乗務員の友達に職業をバカにされました
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0209/293664.htm?g=05&from=yoltop

 何せ私は初めて飛行機に乗ったその日から、「なんという人材とコストの無駄遣い!」と主張して来た人間ですから、日航さんなんかが未だにバイト警備員でなくバイト・スッチーを乗せていること自体信じられないのですが。
 でもぶっちゃけた話、そうとでも思わなければ、あんな仕事やってらんないのじゃないですかね。人より勉強して高い倍率も潜ってやっと憧れのスッチーになれたのに、箸の上げ下ろしみたいな下らないことで田中康夫みたいなアホに晒されて泣きを見たりで、他人より格上な人生を生きていることの再確認が、仕事のモチベーションを上げるために必要なのでしょう。

*大学も出てない生意気な女を改心させたい
http://getnews.jp/archives/47129

 しかし読売さんも、良い釣り堀を見つけたもんだw。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ トムラウシ山遭難事故調査特別委員会 「中間報告書」
http://subeight.wordpress.com/2009/12/06/tomuraushi-report/
※ 「ゆとり」に代わって登場「さとり世代」の無欲人生
http://news.livedoor.com/article/detail/4599695/
※ 「朝鮮海」表記のオープニングムービー修正へ ゲーム「大航海時代」
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100212/edc1002120012000-n1.htm
※ 「わんこそばは心理戦」大分の精神科医が3連覇
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100211-OYT1T00700.htm?from=top
※ スノボの国母は五輪入村式参加を自粛 「服装の乱れ」への抗議で
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100211/oap1002111557004-n1.htm

※ 前日の空虚重量71.7キロ

 次男、早くも落ち着く。前日より赤みが減って、痒みも一段落したみたいです。

※ 有料版おまけ 無人島に値打ちあり?

| | コメント (72) | トラックバック (0)

2010.02.11

日米共同声明を読み解く

※ 民主党は言語異なる…「抑止力」理解できず 米知日派が疑念
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100210/plc1002100941008-n1.htm

 そもそも論で言えば、いったいこの人たちが言っている「抑止論」て何なの? そこからまず説明すべきだと思う。
 今発売中の週刊AERAで、元帥が先日の日米安保50周年の共同声明に関して書いてらっしゃいます。↓ここで全文を読めます。

*「中国と協力」強調/安保改定50周年日米の共同声明
http://www.aera-net.jp/magazine/soul/100209_001457.html
*安保改定50年で日米外務・防衛4閣僚共同声明(全文)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100119/plc1001191823011-n1.htm

>中国が国際場裡において責任ある建設的な役割を果たすことを歓迎し、日本及び米国が中国との協力関係を発展させるために努力することを強調する。<

 元帥の言い分では、中国はもはや仮想敵国ではなく、今回「日米同盟は中国に対抗するため」ではないとここに大っぴらに宣言してしまったんだけど、日本のタカ派バカ派はそれを理解していないということらしいのですが。
 で元帥がお書きになったように、2005年の時には、軍事力の透明化を求めるというエクスキューズもあった。今回はとうとうそれすら無くなった。元帥はこれを、「今後米国、あるいは日本が中国とさらに接近しても、互いに文句を言わないことを意味するものと言えよう」と分析している。ここは、私もその通りだろうと思います。
 近い将来、米中の軍事同盟が始まった時に、アメリカ側は「だって2005年の時からずっと、われわれは中国との協力関係前進で合意してたじゃん?」と言うためのエクスキューズだろうと思います。

 今回の共同声明に関して、中国への宥和政策という部分で注目しているのは元帥だけなんですけれど、ちょっと気になって、前回の2005年の時の状況をググって見ました。したら、元帥が受けるニュアンスとは全然違うんですよね。そもそもが、2005年というと、小泉政権の絶頂期ですから、対中関係を改善しようという気運自体が日本側には無かった。
 むしろ当時の報道や受け止め方としては、「中国封じ込め」と受け取った人々が多くて、台湾なんぞは、とうとう日本が台湾防衛にコミットしたなんて勘違いし、中共政府が猛反発した経緯すらある。なぜ元帥がこの辺りを無視なさったのか理解できないのですが。

 私の考えを書くと、軍事力整備には、大なり小なり仮想敵国の存在が不可欠です。それはもう軍事ドクトリンという大枠はもとより、装備計画や兵隊の訓練にまで関わることです。今の日本にとっては、それは相変わらずロシアであり、中国です。そこは動かしがたい事実です。
 アメリカだって実は、武器を中国に売りたいと思う一方で、仮想敵国は中国なんですよ。軍事ドクトリンと外交は別物です。ましてや外交声明に現れる美辞麗句なんぞ、何の価値もありません。
 中国はもはや敵ではない。それは我が国の防衛戦略の根幹を成す日米共同声明ですら強調されている-、という考え方は、一面の事実ではあるけれど、私に言わせれば、そこは多分に方便の世界であり、中国を仮想敵国として防衛力整備を計ることが時代錯誤かというと、必ずしもそうではないと思う所です。
 日米安保は中国を封じ込めるためのものか? その性格はもちろんあるでしょう。しかし日米安保は、極東アジアの安定に貢献するための大きな枠組みであって、対中国というのは、その一部の性格、目的でしか無い。タカ派バカ派がいかにもそこだけしか見ていないかのように仰るのはミスリードだと思います。

※ 「信頼してくれ、では同盟維持できない」陸自連隊長発言
http://www.asahi.com/politics/update/0211/TKY201002100509.html

 この程度の批判は許さなきゃ士気が下がる。

※ NNN Newsリアルタイム▽公立中学校の現実!荒れる生徒に教師苦悩授業抜け出し問題行動親達に広がる不満の渦先生の涙…。

 二日間に渡って、日テレの夕方のニュースで、こういうレポートがあったんです。放映が二日間に渡るレポートって珍しいですね。舞台は北九州市のある公立中学校です。
 初日のレポートで、非常ベルが鳴らされたり、授業中に教室を抜け出る生徒を教室に戻すために、先生たちが苦労している姿が描かれていたのですが、ちょっと奇異な感じがしたんです。私らの時代ですら、教室を抜け出る生徒はいましたからね。それをいちいち戻すために、教師が当時、膨大なエネルギーを使っていたようにも思えない。
 二日目のレポートでは、保護者も来ている文化祭で、私語が絶えずに、校長が居たたまれずにその場で説教を始めるシーンとかも出て来て、一人の非行が蟻の一穴になるんだろうな、と思った。
 ただ、そこはテレビですから、肝心な所は映さないんですよ。肝心な所=荒れる子どもの親は絶対に出て来ない。そこを素通りして、教師だけに責任を負わせるのはナンセンスだと思うんですけどね。

※ 日本で報道されない「大統領令」の驚くべき中身
http://president.jp.reuters.com/article/2010/02/05/59FBF0DC-1221-11DF-8D2E-14193F99CD51.php

 目的が何かですよね。国内の暴動発生に備えるためだったりして。

※ 押尾やっぱり非常識…あきれた保釈請求に元アノ方も激怒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000005-ykf-ent

>「請求をするのは自由だが、地裁が認めるはずもなく非常識な請求。人の命がかかわる事件で保釈されるケースはまずない」

 刑法学者がこんな時代錯誤なことじゃ困るんですけれど。人の命が関わろうが、推定無罪の被疑者を延々と拘束し続ける権利は無いでしょう。

※ 陸上自衛隊新練習ヘリコプターの選定結果について
http://www.mod.go.jp/j/news/2010/02/10b.html

>エンストロム480B

 よろしいんじゃないでしょうか。正直、EC135なんて、教習所でいきなりBMWに乗せるようなものだと思う。川重のMD 500Eは残念でしたね。いずれ、日本の空から、あの可愛いヘリが見られなく日が来るんだろうか。

※ 日本では昔、座った姿勢で埋葬されていた?
http://www.chosunonline.com/news/20100210000067

 私は、今でも鮮明に記憶しています。初めて死んだ人間を見て、「死」という現象と概念に直面した時のことを。確か小学校に上がるか上がらないの時だったと思います。高山の方で、誰か知らない叔父さんが無くなって、私と親父だけが葬式に行ったんです。その時に、白装束で、丸い桶みたいなものに、胡座を組むような感じで、遺体が収められたのを今でも覚えています。凄くショッキングな出来事でした。
 まだあの頃は、田舎では土葬も残っていたはずですが。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 保護の少女、警察にSOS10回…宮城3人殺傷
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100211-OYT1T00118.htm?from=main1
※ 壮観な眺め? ブラジルで下着の日
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100210/amr1002100958006-n1.htm
※ 「死亡」ホームレス、警察の検視室でまばたき
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100210-OYT1T01194.htm
※ トヨタ、リコール対象車のCM中止…新車発表会も
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100210-OYT1T01161.htm?from=top
※ 世界最高画質の家庭用ビデオカメラ発売へ パナソニック
http://www.asahi.com/business/update/0210/OSK201002100099.html
※ ラピュタ模倣で最優秀賞取り消し…大阪府主催の公募展
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100210-OHT1T00220.htm

※ 前日の空虚重量71.4キロ

 そんなわけで、次男が水疱瘡に罹りました。火曜日、ホームドクターの小児科医の所に行った時点では、ほんの数えるほどの、見過ごしても不思議ではない赤い発疹が僅かにある程度だったのですが、一晩経ったらもう全身が帯状発疹状態。かゆみ止めは貰っているんですけれど、顔まで発疹が出て引っ掻いてちょっと可哀想です。ゾビラックスは期待の新薬だったはずだけど、これで効いていると言えるんだろうか?
 それで、実はうちのホームドクターの所は、水疱瘡の予防接種はやっていないんです。うちのホームドクターは、もともと薬を出さないことで有名でして、それで地域住民の信頼を得ている開業医さんなのですが、どうもうちの近隣の小児科医さんて、もともと水疱瘡の予防接種をやってくれる所は少ないみたいなんです。
 長男は、何処で予防接種を受けたかというと、ヨーカ堂の前にあった産婦人科(閉院して今取り壊し中)で受けたんです。この辺りは、小児科医にとってはなんてことない感染症だけど、産科医にとっては、水疱瘡は恐いという、認識の差かもしれませんが。

*日本脳炎ワクチン、3歳に接種勧奨
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100209/bdy1002092211004-n1.htm

 先日、こういうニュースがありました。これは無茶ですよ。4回も注射を受けろなんてあまりにも非合理。私が小さい頃、日本脳炎が南九州で猛威を振るっていまして、その怖さは知っていますけれど、いくら無料でも、そんな回数を管理は出来ない。
 そもそもが、予防接種を受ける前後の体調管理も必要になるでしょう。次男に関しては、実はそろそろはしかの予防接種を受けなきゃみたいな話をしていたら、こんなことになってしまった。
 小さい頃に受けなきゃならない予防接種がいくつもあって、しかも、冬場は、インフルエンザの予防接種が入るから、それ以外の注射は受けられない時期も発生する。しかも、すべての予防接種が無料じゃない。水疱瘡は8千円、はしか6千円。これらの料金を月払いに均すと、われわれ親は子どもの予防接種代だけで、毎月数千円払っているようなものです。
 あげくに、水疱瘡の診察と薬代で私が払った実費は、1.700円くらいでした。これが小学生なら一週間も休むことになると大変だから受ける価値はあるけれど、6千円と1.700円を考えたら、インフルエンザは恐いけど、水疱瘡程度なら、自然に罹るのを待てばいいや、という発想にもなる。
 混合ワクチンの開発をもっと進めるとか、公的補助率を上げて貰わないと、予防接種率はなかなか上がらないんじゃないでしょうか。

※ 3D-AV

 くだらない話ですけれど(^_^;)、昔、3DのAVがちょっと流行った頃があるんですよ。あれは何処が出したのかな、KUKIだったかな。60分の内容の中で、冒頭の15分が3Dになっている。でビデオソフトを買うと、パッケージの中に、折りたたまれた、れいの赤青の眼鏡が入っていたんです。あの当時から実は3Dの原理はたいして変わっていないんですよね。

※ 有料版おまけ 週アス難民

| | コメント (71) | トラックバック (0)

2010.02.10

国保のデタラメ

※ 建設国保本部に立ち入り検査 無資格加入で都と厚労省
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020901000246.html

 これは根の深い問題で、たとえばググると、いきなり「国民健康保険料の節税方法」なんていうPRサイトが一番上に出て来たりするわけです。
 これはTBSのスクープらしいんだけど、定年になった学校の先生が、造園業ということにして入っていたりするんですよ。地方へ行くと公務員の年金は高いですから、当然健保も高くなる。年額にして半額になるんだそうです。
 他方、国保側は、国からの補助が増えるから、両者ウインウインな関係になっているという変な構造なんですよ。
 私は、健康保険と年金の完全一元化を昔から訴えているんですけれど、時々勘違いしている人がいて、そんなことしたら、大石家が払う月々の健康保険料はとんでもなく値上がりしますが解ってます? とわざわざ仰る人がいる。
 年金に関して言えば、完全一元化されたら、私はたぶん貰える金額が若干増えるはずです。年金が破綻しない前提ですが。しかし、健保に関して言えば、たぶん月々の支払いは倍額では済まないことになるでしょう。

 ただ、現状はもう無茶苦茶でしょう。市町村国保は、低所得者層にとっては有利だけど、ほんのちょっと収入が上がると、とんでもない金額に跳ね上がる。その負担から逃れようと、こういう敷居の低い組合に潜り込む一方で、市町村国保への国費の投入も凄まじい。
 一方、会社で健康保険料を払っている皆さんは、個々人の支払いは低いんだけど、国への上納金が凄まじいという不満があって、不満所か、組織が持たないということで、解散が相継いでいたりもする。
 三者三様みんなが隣の芝生は青いとジェラシーを感じて、かつ重税感の不満も抱いている。こんなのは、さっさとガラガラポンして一元化するしか無いでしょう。
 問題は、年金の完全一元化と似たようようなもので、ソフトランディングをどうするのか? その図式が描けないことですよね。

※ 「22万非正規社員を正社員に」 郵政亀井プラン本気なのか
http://www.j-cast.com/2010/02/08059758.html?p=1

 昨夜のクローズアップ現代では、正社員云々のことより、電力会社やガス会社みたいに、サービスの提供義務を求める形での改革みたいな話になってましたが、22万人を、事実上公務員として採用するということでしょう?
 いつもうちの近所を汗だくで回っている配達員の彼女が、正社員としてボーナスもちゃんと貰えて昇給もあるような生活を送れたらハッピーだな、と思いますけれど、自衛官のたった5千人増すら認めなかった政府が、そんなことを容認できるのか?

※ 任期制自衛官「超狭き門」 転職難で残留、新人枠を圧迫
http://www.asahi.com/national/update/0208/TKY201002080379.html

 ちなみに、昨日はこういうニュースもあって、今年はやばいという話を聞いていたんですよ。これ任期を満了したからずっと居座れるというものでもないんですよね。

※ 石破自民党政調会長 イヤミ全開の不愉快
http://news.livedoor.com/article/detail/4595401/

 最近、彼のことを私は密かに、「自民党のヒットラー」と呼んでいるんですけどね、自分の演説や決め科白に思いっきり酔うタイプの人ですよね。いつか、彼が自民党党首として政権の座に就く日が来るんだろうけれど、その時まで、少しは会話術のトレーニングでも受けた方がよろしいかと。

>「私、あなたより何倍も知ってるから、説明いただかなくて結構です」

 彼の頭に入っている知識は、軍ヲタとしては貴重でも、本来政治家が必要としないガラクタな情報ばかりですよ。

>もともと防衛通でも何でもないのに年功序列で入閣した北沢防衛相より知識はあるのだろうが、

 これは大いなる間違い。ねじれた参議院で外交防衛委員長を務めた人ですから、軍ヲタが道を誤って大臣になった誰かさんより遙かにまともな見識の持ち主です。

※ 8億円落下…開発中の無人機、エンジン止まり
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100209-OYT1T01054.htm
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100210k0000m040086000c.html

 あ~あ(^_^;)。ニュースを聞いた瞬間、場所が硫黄島なら駄目もとでグライダーさせて着陸を試みればヨクネ? と思ったけれど、あの機体じゃなぁ。プレデターやグローバルホークのようにはいきません罠。

>硫黄島北北西約155キロ

 この距離でははなから届かないか。
 人が乗っていれば必ずリカバリーできるというものでもないけれど、ああいうタイプのUAVで良いのかなぁ、という話も出て来るかも。上空で発射した後、トラブルが生じても回収が出来ないですよね。ま、どんまい(^_^;)。イーグルをパイロットごと失ったわけでもないし、桁が一つ小さい。ぶっちゃけエンジン・トラブルは機体そのものの問題じゃないということで。

※ 【衆院予算委】小泉・竹中構造改革の総括を 小泉俊明議員
http://www.dpj.or.jp/news/?num=17688

>小泉・竹中構造改革がもたらしたのは売国政治だ
>特に亀井大臣は「小泉・竹中改革の逆をやれば日本の未来は明るい」とした。

 もうこの素朴感がたまらんとですorz

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ “世界一重い”航空機、日本初のお目見え!
http://www.sanspo.com/shakai/news/100209/sha1002091122011-n1.htm
※ 月までの距離の2倍まで接近する軌道に
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml
※ マックが“大手術” 年内に不採算の433店舗を閉鎖
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100209/biz1002091738035-n1.htm
※ 作家、立松和平氏が死去 「遠雷」「毒-風聞・田中正造」など
http://sankei.jp.msn.com/obituary/100209/obt1002091419001-n1.htm
※ パナソニック、3D対応のプラズマテレビとBDレコーダー/プレーヤーを4月23日発売
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201002090019.html

※ 前日の空虚重量71.5キロ

 昨夜のWBSで、エアラインのダウンサイジングのレポートを流していましたが、全日空さんは来年度中に国際線のジャンボを全機引退させるんだそうですね。私はもう二度と北米には行かないような気がする。双発機で太平洋を越えるなんて絶対に嫌だ。

※ 有料版おまけ 水疱瘡来る

| | コメント (33) | トラックバック (0)

2010.02.09

行政コスト考

※ 朝青龍の「国外逃亡」 勝谷「日本の法と正義どうなる!」
http://news.livedoor.com/article/detail/4593774/

>人を殴って、カネ払って済むなら、警察要りませんよ。

 その通りじゃんw。人を殴って、金払って済んだのなら、警察は要らないんです。その程度のことでいちいち行政コストを浪費しないでください。
 あんたは、飲み屋で知り合いと喧嘩沙汰になった程度で、いちいち豚箱に十日も二十日もぶち込めというのか? あるいは、その程度のことでいちいち書類送検だの裁判だの開けと言うのか? それとも政治家でもないのに、著名人には何か別な法令が適用されて特別厳しく罰させられるべきだとでも言うのか? この程度のことで朝青龍を逮捕でもしたらモンゴルの日本大使館は焼き討ちに遭うぞ。

※ 「オーナー企業の良さ上場では分からぬ」サントリー社長
http://www.asahi.com/business/update/0208/TKY201002080257.html

 いまさら何言ってんのよ、この人は! サントリーとしては、文化事業を低く見積もられたとか言い分はあるんだろうけど、結局創業者権利に話が行き着くのであれば、そもそもそんな計画を持つな、と言いたい。これって統合期待でキリンの株を買っちゃった人はどうするんだろう。

※ 【資産公開】フリーター議員、実は資産家…
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100208/plc1002081007001-n1.htm

 これはヒドス!w。普通(周囲が)気付くじゃん。学校時代の友達とかが、「嘘転け! あいつとんでもない資産家だろうに」と気付いて、相手陣営なり、マスゴミさんなりにチクるでしょう。マスゴミや相手陣営だって、当然、何者? と実家くらい押しかけるでしょう。ミンスに勝たせたかったマスゴミさんは厚意で知らん顔するだろうけれど、自民党がもうそれだけの情報収集力を持たなかったということですよね。
 普通は、誰も動かなくても、選挙事務所に出入りする私服なお巡りさんが相手選対の幹部にそれとなく耳打ちしてくれるもんですけどね。

 もうそろそろ国政選挙に関しては、立候補する時点で資産公開を義務づけたらどうでしょう。箪笥預金も許さない。現金100万円までは箪笥預金を許すが、それ以上発覚したら、当選取り消しとか。

※ 「金貸して欲しいなら風俗で働け」 売春させた疑い
http://www.asahi.com/national/update/0208/TKY201002080100.html

 困っている若い娘を風俗に売り飛ばす、という単純な話で、ありがちではあるんだけど、この記事だけでは、事件性のあるなしを判断出来ないと思う。たとえば、仮にそこで男性が紹介料を取っていたとしても、その何割かは女性の手に渡っているわけでしょう。それは労働斡旋での法律違反ですよね。
 ソープランド自体は、中で実際に行われている行為はともかくとして、建前上合法ビジネスと労働である。記事を読むと、紹介者は別に売春を強要したわけではなく、単にソープランドで働けと言っただけなのに、売春防止法で検挙されているのは奇異な感じを受けます。裏街道の人だったのかも知れないけれど。

 いずれにしても、これは、両親が病気で本人も離婚して子どもを抱えているとなると(事実として)、まず頼るべきは行政だと思うのですが、その後の追跡取材を望みたいですね。昔からそうだけど、新聞の社会面て、記者クラブ発表に頼り切るようになってから、掘り下げた追跡取材って滅多にしないんですよね。ここに悪党がいて無事に逮捕されました、で済むようなら、新聞の存在意義は無いでしょう。通信社と2ちゃんさえあれば良い。

※ 呼吸器故意に外され?患者死亡 隠岐の病院
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100208/crm1002081233010-n1.htm

 普通に考えれば、仕掛けを知っている人間の「措置」ですよね。わざわざ届け出なくても良かったような気がするけれど、それを届け出たということは、他の患者さん相手にも、似たような事故が過去にあったということではなかろうか。

※ <裁判員裁判>介護疲れ母殺害 懲役4年
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001002080002

 これも実刑は納得できない。そういう関係で介護していれば、行き詰まることは解りきっているのに、誰も救いの手を差し伸べるご近所や行政はいなかったんだろうか。ここいらへんも、何処かで行政が世帯情報を管理して強制介入するしか無いんでしょうね。

※ 「常識をたたき直す。もっと金を払え」 介護士の男再逮捕 寝たきり男性から現金脅し取る
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100208/crm1002081359017-n1.htm

 これも、上と似たようなケースで、結局、誰か一人に頼り切ってしまうと、相手が公だろうが民間だろうが、こういう事件は起こってしまうんですよ。ケアマネージャーや行政等、複数の人間が入ってフォローするような体制を整えるしかない。

※ 自民離党の田村耕太郎参院議員が民主入党 参院で半数を確保
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100208/stt1002081722002-n1.htm

 自民党さん、そこで平山誠議員ですよ! あそこまで田中康夫に尽くしたのに、そんなに酷い仕打ちを受けているのなら、ぜひ我が党に来なさい! と。
 この件、田中康夫に勝ち目は無いと思うんですよね。だって、いくらもう党員じゃないと言っても、選管は彼を日本新党所属議員として当選させちゃったわけで、裁判になって、政党助成金半分遣せ、となったら、田中側に勝ち目は無いと思う。ただ裁判自体は、平山さんの任期中に片づくかどうか微妙ですよね。当然高裁最高裁と行くだろうし。議員で無くなった後に、「貰う権利はあったけれど、すでに議員ではないから、その支払いを命ずることに合理性は無い」と判断される可能性もある。
 となると、田中としては、このまま裁判覚悟で粘った方が良いかも知れない。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 窃盗:自転車盗んだ疑いで海自隊員を逮捕 神奈川県警
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100208k0000e040025000c.html
※ 過熱する版権争奪戦、パチンコ産業の憂鬱
http://japanimate.com/Entry/1330/
※ 小糸工業、旅客機座席の強度偽装…世界で千機
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100208-OYT1T00734.htm?from=main4
※ 学校の机に落書きで逮捕、ニューヨーク在住の12歳少女は大ショック。
http://narinari.com/Nd/20100213037.html
※ Googleストリートビューに写った空に浮かぶ謎の物体
http://www.naimaga.jp/index.php?mode=entry&cid=61&eid=296&page=1
※ 真田広之、『LOST』出演で凱旋会見 セリフは全て日本語のはずが「だまされた」
http://english-cdn.oricon.co.jp/news/73181/full/

※ 前日の空虚重量71.4キロ

 本日も多忙に付き深夜のタイマー更新です。
 昨日の防寒ネタ。服もさることながらスノーシューズだということで、早速ググッてみたんですよ。で検索しながらふと思ったんです。待てよ、それってたぶん、軽アイゼンとは全くの別物であるにせよ、踵とか真ん中辺りにスパイクが何本かあるということだろうから、それで飛行機に乗れるんだろうか? と疑問に思ってググッたら、なぜか無い。
 こんなのはエアラインに聞くのが一番早いと思って、全日空に電話して見たんです。したら、相手の女性も、スノーシューズの存在を知らないと言う。そんなものの規定があるかどうかも知らないという。結構な時間待たされて、「やっぱり解りません。けれど、空港等に問い合わせてみますけれど?」と仰る。そんなものうっかり空港に問い合わせて、そういえば規定が無かった、ということになれば、このご時世、「スノーシューズでのご搭乗はご遠慮ください」と、余計な規制が生まれるに決まっているから、いえ結構です。と言って電話を置いたんですよ。

 それって金属のスパイクじゃないの?(^_^;)。スパイクじゃなかったら、どうして滑らないの? スパイクでも無いものがスノーシューズだと言われても、俄には信じられないのですが。

※ 有料版おまけ かわいい子には旅をさせよ(ただしバックパッカーは駄目よ)

| | コメント (66) | トラックバック (0)

2010.02.08

日本不在

 今日は新聞休刊日でたいしたニュースもなさそう、且つ多忙でもあるので、深夜のタイマー更新です。
 昨夕のNHKの海外ネットワークを見ていて、ちょっと気になるシーンがあったんです。舞台はインドネシアで、向こうでもう長いこと家電製品を売っているパナソニックが、安い中国製品に押されて苦労しているとか、石炭火力発電所のプラントをやっている三菱も、とうとう中国に発電所プラントの受注を持って行かれた、というレポートだったのですが、現地で、インタビューに応じているそれらの日本企業の皆さんが、みんな高齢なんですよ。それこそ定年間近とか、これ子会社に移った後だよなぁ、という感じで。
 もちろん、インタビューだから、管理職が応じるわけですが、画面を見ていて、20歳代はもとより、30歳代の同胞が見えない。もう総合商社ですら若者は海外に出たがらないと聞くけれど、もしそうだとしたら、中国の勢い云々の前に、われわれはもう負けているじゃん。

※ 「植物状態」の患者に意識あり 脳スキャンで判明と
http://www.cnn.co.jp/science/CNN201002050010.html

 このニュースを最初に見た時に、またありがちなドーマン法の類だろうか、と思ってパスしたのですが、ペーパーの新聞を読んだら、結構凄い研究みたいで。
 ただ、たとえば、見えているんだけど、当然瞬きは出来なかったり、あるいは目は見えないけれど、耳は聞こえるとかの場合どうなんだろう。この実験では、当然肉声で呼び掛けて、そういう結果が得られたということなのでしょうが、そういう状況で何年も放置されて、実は耳は聞こえるんだけども、とにかく、いっさいの意思表示が出来ないなんて、そんな状況に陥っても、人は生きたいと願うんだろうか? それともさっさと殺してくれ、と願うんだろうか。
 たとえば痛覚が生きていたりしたら、床ずれの痛みとかどんなに酷くても、それを訴えられないわけじゃないですか。あるいは何か他の疾病で痛みが出ても。
 はたまた、耳は聞こえないし、眼も見えないけれど、実は意識はある場合、それって本人は、自分が生きていることを認知できるんだろうか? ヘレン・ケラーとはちょっと違いますよね。

 それで問題は、どうやって意思疎通を図るかですよね? 極めて特徴的な脳パターンが出るイメージを研究しなければならない。ひょっとしたら、図形だけでワードを綴れるかも知れない。こういう時には、アルファベットが有利ですよね。日本語みたいなのは不利。

※ 青野メダル獲得でパチンコ店大放出祭だ!…スノボ壮行会
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20100205-OHT1T00234.htm

 週末の朝日の夕刊に、最近のパチンコ屋は、キャラクターもの流行で、それも代替わりが激しくて、儲かるのはメーカーだけでパーラーはちっとも儲かっていない、とあった。
 こういう状況になると、オリンピック選手が、どこかのパチンコ・メーカーの所属になるのは時間の問題ですよね。その内、サッカーチームやプロ野球チームをパチンコ・メーカーが持つようになって、皇族方の結婚相手になるとかもあり得るでしょう。

 この手の話題も、身に危険が及ぶ可能性のあるテーマですが、駅前にパチンコ屋が林立している状況を誰も異常だと思わないんだろうか。禁煙をセールスにするパチンコがあったら私は遊んでみたいと思うけれど、それでも、ギャンブルはギャンブルですから、営業場所はきちんと制限すべきだと思う。

※ 日米関係「最悪の状態」=オバマ外交を批判-ペイリン氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010020700102

>日米関係について「日本はアジアの重要な同盟国なのに、最悪の状態になっている」と述べた。

 本来なら、アメリカ側からこういうアプローチが出て来ても良いはずなんですけどね。しかしこのニュース、NHKでも報じていたけれど、ティーパーティの司会者でしたっけ、オバマ政権はパールハーバー以来の悪夢だ、みたいなことを言ってましたよね。このペイリンさんの安っぽさも相変わらずだし。何かもの凄くB級感漂うアクション映画に出て来そうなお馬鹿な政治家を地で行っているような感じがして。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 吹雪で一時100台立ち往生、76人避難 新潟
http://www.asahi.com/national/update/0206/TKY201002060253.html
※ 成田着のデルタ航空機車輪格納庫に男性の遺体
http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY201002070168.html
※ 排外主義:「NO」 差別の種類超え連帯訴え 市民団体発足 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20100207ddlk40040176000c.html
※ ぼくらは“未完成”の「iPad」に期待しすぎていたのだろうか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100201-00000078-zdn_pc-sci
※ 元彼の奥さんをどうにかして
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0204/292605.htm?g=04&from=yoltop

※ 前日の空虚重量71.8キロ

※ 世界記憶力選手権
http://www.nhk.or.jp/wonder/

 私はこの手の記憶に纏わるニュースを見ると、チャールズ・ブロンソンの「テレフォン」を思い出すんですけどね。
 トランプの並びを、僅か20数秒で記憶してしまう。あたしなんか捲るだけでもその倍掛かりますよ(^_^;)。凄まじい記憶力ですよね。番組を見るまでは、サヴァン症候群の一種だろうかと思ったけれど、単純に努力の成果なんですよ。それも、円周率の記憶と全く同じ、数字を別のパターンに変換して記憶する方法。
 この競技、歴史自体は浅いんですが、ジュニア部門では大量に中国人がエントリーしていて、次の大会は中国で開かれるんだそうです。日本人の姿は皆無でした。
 中国は国威発揚に熱心だから、国費も入っているんだろうけれど、別に日本人が不得手な分野というわけじゃないんですよね。確か円周率の記憶にチャレンジしている日本人もいましたから、ぜひ誰か挑戦して欲しいですが。経済的に、日本社会全体がそういう余裕を無くしたということなんでしょうね。

※ 有料版おまけ 魔術師マーリン

| | コメント (42) | トラックバック (1)

2010.02.07

東京一極集中を是とする

※ 【コラム】 米CNN「東京が世界一魅力的な都市である理由50」を発表
http://www.excite.co.jp/News/society/20100204/R25_00001205.html

 相当な皮肉が入っていますよね(^_^;)。この記事とは全然関係ないのですが、金曜日のWBSで、びっくりするようなレポートを流していたんですよ。それは「東京の一極集中は良いことだ」と。

 東京への人口の流入超過が、最近ブレーキが掛かり始めたんだそうで。東京都内への転入超過が去年は前年より32%も減少したらしい(前年は12%減)。

 中央大学大学院の細野教授の解説では、「そもそも、都会に若者を供給していた地方に、もう若者が居なくなった。くわえて、若者にお金を掛けて上京させる経済力が地方に無くなった」、ことが原因らしいのですが。

 ニッセイ基礎研究所のアナリストさんがインタビューに応えてこんなことを言ってました。「東京一極集中は、日本全体で見れば良いことだと思う。新しい需要を生む機会が増える。新しいサービスが生まれて、それが地方に波及する

 これに対して、細野教授は、「(都会は)子供を産み育てる環境が悪いから、人は来るが、新しい人口を作れない。悪循環になる。本来は(地域ごとの)ブロック型の集中が望ましいのではないか」というニュアンスのことを言ってらした。

* 私はこのレポートを見てびっくりしたのですが。つまり田中角栄の、列島改造論以降、地方から若者を吸いよせた東京の一極集中をいかに無くし、均衡ある国土の発展を目指すか? というのが日本の国是だったわけですよ。「一極集中は良く無いから、是正すべし」、というのが、官民マスゴミの共通認識だった。

 そのために、地方から若者を収奪した都会から、今度は税金を収奪して、湯水のごとく地方にばらまいた。それは正義だったわけです。そのことを批判するメディアは数多あったけれど、一方で、「東京に一極集中すべきだ、それが結局は地方のためにもなる」なんてことをメディアが言うのはタブーだった。
 それが本当に地方のためになるか否かはさておき、東京への一極集中が、日本が沈没することを免れる唯一の手段だなんて、口が裂けても言えなかった。
 このレポートも、実は「それが地方のためになる」という部分でエクスキューズはしているんだけど、WBSでこんなレポートを流すということは、これから経済界や政治を舞台にして、「もう疲れ果てて体力も無いから、地方を切り捨てよう」という議論が大っぴらに始まるという予告編みたいなものですよね。

 これまでは、若者を生み出して都会に送り込むということで、地方にも使い道はあった。所が、地方も過疎化が進んで、若者はやって来ない、逆に年寄りは増えるばかりで金は嵩む。あげくに一票の格差是正でやいのやいの言われて、選挙でも地方票が頼りになる時代は終わりつつある。表現は悪いけれど、女が歳取って産めない身体になったらポイ、みたいな話ですよね。
 ただ、私も薄々感じていたのですが、ソウル・オリンピックの頃の韓国の経済的な成功って、ソウル圏への極端な人口集中が大きな原因の一つですよね。日本は逆にその頃、どうやってこの一極集中を止めようか、地方に若者を戻そうか、と必死になっていた。
 これがヨーロッパの場合、都市への一極集中は緩やかなんですよ。今にして思うと、ヨーロッパは工業化社会が頂点に達する前に、そのお株をアメリカに奪われ、さらには日本に奪われたせいで、都市部に労働力を集める必要が無かったんですよね。ちょっとこの当たりは解釈と説明が難しいけれど。

* それで、私は今でも遷都論者です。那須辺りに政治機能を移すべきだと思っています。首都圏では、今中古マンションの売れ行きが良いなんていうニュースが最近ありましたが、朝夕の痛勤電車は相変わらずの一方で、ちょっとでも利便性が悪いとか、古いマンションの空き屋率が急上昇している。
 余談ですが、うちの高津区でも、南武線沿いにあったNECの工場跡(税務署の隣)に、どでかいマンションが出来たんです。10年以上前でしょうか。出来た当時、近隣の小学校がパニックに陥ったんです。とんでもない数の子どもがやって来ると解って。所が、それが一巡すると、嘘みたいに子どもがいなくなった(^_^;)。都会の中でもそういう代替わりが起こっている。

 下で、錦江湾に橋を架ける、というアホなニュースを取り上げましたけれど、鹿児島県て、ハコモノは少ない割に、意外に公共事業予算を喰っているんですね。人口当たりで割ったら、ベスト5くらいに入るんでしょうか? 恐らく離島振興分の予算が、それだけ喰っているんだろう、と思います。あるいは桜島の砂防対策(正直、あそこまで徹底してやる必要があるのか疑問)とか。

 私は、自分自身が、その田舎の出身ですから、「限界集落を畳め」、と主張しつつ、なかなか、地方を切り捨てろ、という話には乗れないんですよ。
 ただ、離島での生活を経験した印象で言うと、そんなに公共事業が必要だったろうか? と思います。屋久島のように耕作地が限られる場所には、観光がある。種子島は平坦な土地ですから、南洋向きの農業は出来るし、豊かな海からの収穫も得られる。奄美の状況はちょっち難しいけれど、(一時期)基地経済にどっぷりと浸かって苦しんだ沖縄とか、公共事業なんかに頼って、シャブ中みたいな生活を知らなければ、それはそれで地方の暮らしと経済があったのでは? と思います。
 だから私自身、納得した上で賛意を表明するわけではないけれど、メディアや経済人のエクスキューズとして、「それが結局は地方再生へと繋がるんです」ということを言いつつ、東京への一極集中を積極的に肯定する議論が、これから大っぴらに始まるのでしょう。

※ 「鹿児島-桜島」案検討へ 鹿児島湾横断交通
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22024

 すんません(^_^;)。言って見ただけです。夢くらい見させてください!
 1300億であんな所に橋なんて架かるか!? だいたい誰が利用するんだ! 鹿屋市民、わざわざ桜島まで回って、挙げ句に渡った先は県庁も映画館も無い今やシャッター通りの天文館なんて、誰も利用しないよ。
 でも、地元の土建業者とか、すっごいみんな大まじめにこれ言ってんですよね。万一そういう話になっても、事業は9割方東京本社のゼネコンに持って行かれるのに。

※ パスをつないで満足…シュート忘れたFWたち
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/02/07/02.html

 だって、そこから出て杭を打たなきゃ勝負にならないスポーツを、「出る杭はひとまず打つ」ことをドグマとしている民族がプレイしているんだもんw。華麗なパス回しで時間を消費し、あとはがっちりとゴールを守れば、それで気が済むんじゃないの(^_^;)。
 でもこれいったい何十年言っているんでしょうか。私は岡ちゃん好きだけれど、ことサッカーに関しては、監督は外国から招聘した方が良いんじゃなかろうか。

※ ハイチPKO、陸自先遣隊が出発 復旧支援へ
http://www.asahi.com/politics/update/0206/TKY201002060337.html

 前々からちょっと気になっていたのですが、これは後から重機が届くことになるのでしょうが、当然、メンテナンスで、こっそりメーカーのエンジニアさんがお出かけになるんでしょう。
 そういう時に、国内の場合は、単なる出張サービスで済むけれど、国外の、しかも危険地帯となると、予防接種等は会社持ちで良いかもしれないけれど、もしそこで死亡事故に遭遇した場合、表向きには国家補償は出ないわけです。民間人ですから。これまでは、そういうメーカーさんは体力があるから、それなりに遺族への待遇も出来るだろう、という前提で来たわけですが、自衛隊の海外派遣が常態化して来ると、今の内に「軍属の扱いに関する法令」をきちんと制定しておくべきではなかろうか?
 日本て、公務災害の認定自体ハードルが高いし、民間人が公務協力して犠牲になった時の扱いも、ちょっと宙ぶらりんですよね。

※ 元理事長に逆らえず「がんの疑い」山本病院事件
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100207-OYT1T00186.htm?from=top

>肝臓の腫瘍摘出手術で死亡した男性(当時51歳)

 この事件、せいぜいありがちな架空請求事件という受け止め方で、起こった頃からあまり興味が無かったのですが、働き盛りの51歳で犠牲にと聞くと、驚きます。サポートなしに修行できるような簡単な手術だとも思えないけれど。
 こうなると、癌や心臓病、脳疾患など生死に関わる病は、健康保険の枠組みの中で、セカンドオピニオンの受診を義務づけて、何処でどういう治療を受けるかだけ患者が選択する形にするしかないですよね。同時に、外科医の手術件数を厚労省のサイトで確認できるようにして。さらに税金はかかる話だけれど。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 二輪の国内生産、瀬戸際 09年、28年前の1割以下
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201002050616.html
※ 中国:米大統領とダライ・ラマの会談に猛反発 批判を警戒
http://mainichi.jp/select/today/news/20100207k0000m030035000c.html
※ 立花隆が緊急寄稿(3) 小沢と検察、両者の会見から読み取れるもの=立花隆
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100206-00000301-gtwo-pol
※ 「鉄ヲタ専用車両でーす」暴走する一部鉄道ファンの行き着く果ては…
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100206/crm1002061201013-n1.htm

※ 前日の空虚重量71.7キロ

※ 本日パスしたネタ。

*【都市伝説を追う】明治神宮で話題のパワースポット「清正井」の秘密に迫る 行列は5時間待ち!?
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100207/trd1002070703000-n1.htm

 スピリチュアル・カウンセラーの名前が出て来た時点で気分が萎えマスタ。たまには、東郷神社のことも思い出してください。ご近所ですから。

※ 有料版おまけ 身に危険が及ぶネタの扱い&サードウォッチ終わる。

| | コメント (36) | トラックバック (0)

2010.02.06

プリウスよりプリンス

 さあ、いろいろありましたが、絶好調!(^_^;)のまぐまぐです! もう問題は全て解決しましたからぁ。ぜひ、有料版のご契約をお願いします。契約月は無料で読めます。月の半ばの契約でも、1日からのメルマガが配信されますから、いったいこの一週間、まぐまぐを舞台に何が起こっていたのか良く理解出来ます。いえ本当にもう大丈夫ですから。完全に正常化しましたからぁ! ほら? 恐いものみたさな気持ちになって来たでしょう? クレジットカードを取ってきてゴーゴーですよ(^_^)/
まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/P0001213.html

 で、今月1日にはメルマガが届いたけれども、それ以降届いていないという方は、実は「カード情報の更新が確認できない」という理由で、一端契約解除になっていますので、ご面倒ですが、再度ご契約をお願いします。実はそういう読者さんは、去年12月で契約解除になっていたんですけれど、まぐまぐの、良く言えば厚意、ぶっちゃけ、そんなことになっていたとは知らなかったまぐまぐの不作為で、1月中もずっと無料で配信されていたという次第です。
 この再契約で、1月分の購読料も引き落とされたという方がもしいらしたら、まぐまぐに抗議すると同時に、私にも教えてください。なぜなら私は、その1月分の購読料は貰えないことになっていますから。

※ 昨日の、普通高校に通いたい障碍者の話ですが、2ちゃんねるを読むと、ちゃねら~つうのは障碍者に冷たいですねぇ(^_^;)。その、成長期にちゃんとした訓練を受けないと将来二次障害の進行が早まるという話は、当然本人もご家族も理解した上でのことでしょう。
 もちろん、その選択を行ったことで、本人も家族も、やっぱり養護学校に通うんだったと後悔するかも知れない。でも、今通いたいと本人も家族も願っていて、それが適わなかった時に一生後悔するのと、どちらが後悔の度合いが大きいか?
 二次障害云々の後悔は、所詮当事者の選択の後悔だけれど、普通の学校に通えなかったという後悔は、社会がそれを許容しなかったという形での、社会からの疎外感、ぶっちゃけて言えば、排除の論理がもたらした後悔ということになる。
 そういう気持ちを生涯持たせることが果たして正しいのか? もちろん行政は、いろんな選択肢を示して、「養護学校の方が良いですよ?」と説得する権利はあるだろうと思うけれど、最終的には、家族や本人が決めるべきことだと思う。

※ あと立花隆氏の件。何でも、あれは私文書ではあるけれど私文書偽造には当たらないのだそうで、私がそれを知らなかったことを、通りすがりの名無し様から罵られたのですが(^_^;)、だって、政治家の不正とあんだけ長く付き合った「知の巨人」が知らないことを私ごとき若輩が知っているはずが無いでしょう。人間に無謬性を求めないでください。

 立花隆氏が、寄稿やインタビューという形で、どこかのニュースサイトに掲載された情報をその場で誰かが、自分が正しいと判断する情報で修正することは出来ないけれど、ここはブログです。誰でも「それは間違っている。正しくはこうだ」とコメントして修正することが可能です。それがブログの利点であり、ここはそういう所だと私は常々書いています。だから私は、コメントの事前承認もしない。
(*池田先生のブログを、コメントが事前承認だから駄目だと批判する人が多いけれど、あそこだって結構、書かれたことを批判するコメントが掲載されているじゃないですか? コメントの7割が批判的ということも別に珍しくない。礼儀知らずなコメントは、排除されても仕方無いでしょう。それはブロガー個々人のしきい値の問題に過ぎない)

 しかし、インターネットが個人のツールになって、一番酷い目に遭ったのは立花さんですよね。だって私らの発想からすれば、いくら畑違いでも、立花隆に喧嘩売ろうなんて考えないもの(^_^;)。私は、アサジャのロッキード裁判の記事をずっと読んでいたけれど、もう退屈極まりないんですよ、門外漢な人間にとっては。辛うじて渡部昇一との論争が(時々)面白い程度で。
 ただ、やっぱり憧れるんですよ。あんなことに情熱を注げて、それで食えるばかりか、筆一本で書庫ビルまで建ててしまう。もちろん立花隆といえども神様では無いから、間違いもあるだろうけれど、そこは知の巨人として、尊敬を持って批判する態度があっても良いと思うんですけどね。たとえ一般人やネットの名無しさんといえども、敬意を発揮しても損ではない。これは元帥への批判に関しても、常々感じていることですが。

※ 「真実を求める会」の真実を求める
http://eiji008.blog19.fc2.com/blog-entry-8.html

>聴取の前日になって現れた「真実を求める会」

 面白いことを気にして調べた人がいらして、小沢さんの取調は、市民団体の告発を受けて行われたわけですが、その市民団体なる人々がどういう性格なのか、さっぱり解らないというんですよ。朝日が辛うじて、「元記者」と書いている程度で、2ちゃん等では、=「チャンネル桜」ということになっているらしいけれど、当のチャンネル桜のサイトには、そんなことをやったという記事もない。
 誰が告発したのか? というのはさして問題では無いけれど、普通は、この手の刑事告発を受けて、警察なり検察が動くには時間が掛かるわけです。それこそ捜査するしないを決めるだけで、半年くらい平気で掛かる。
 たぶんこの告発が無かったら、小沢さんは被疑者でも容疑者でもなく、単に関係者としての事情聴取だったんですよね。それがたまたま幸運にもw、直前に告発があったものだから、被疑者としての事情聴取になったと。
 そこいらへんの経緯は明らかにして欲しいですよね。

※ 公共工事:「個所付け」民主県連通知 国交相、資料提出を拒否--衆院予算委
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100205dde007010022000c.html

 これは素晴らしいw。自民党が官僚機構を介在させる形で公平性を装っていた利益誘導を大っぴらにやっちゃったわけでしょう。どんどんやれば良いですよ。それで国民に個所付けの実態を見せつけてやれば良い。
 労働組合がそれやるのはどうかと思いますけど。それに、消えたはずの地方の道路予算がまたぞろ復活しているんでしょう。せめてもう少し選べば良いのに。

※ 自民、首相資産を「労働なき富」と追及
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4349519.html

>私が今の時代に思う“労働なき富”というものは、いわゆる行きすぎたマネーゲームとか

 いや、あんたみたいなのを典型的な「労働無き民」というんですからぁ!

※ 『「学べない」子どもたち』NHK特報首都圏
http://www.nhk.or.jp/shutoken/program/b-det0002.html

 母子家庭で育って、母親が働いている夜、家事や下の子の世話に追われて、勉強なんてする暇が無かったという女の子が、レジのバイトで食べているんだけど、日給の計算はできるけれど、それを月給に換算できない。
 欧州は「習得主義」で教わる側の論理で回っているけれども、日本は「学年主義」で教える側の都合で回っている。40人学級では習得主義は無理。日本の教育費予算はOECD加盟国でGDP比ワースト2。私費負担は世界で2番目に高い。
 貧困の連鎖をいかにして断ち切るか、ということで、大学生を集めて、一箇所で補習みたいなことをさせる取り組みが実績を上げている。

* 二つ感じたのは、昔から学習困難児がいたんですよね。満足に足し算引き算も出来ない。でも高度成長期は、そういう子供たちも、その能力を必要としない労働現場で雇用するだけの余裕があった。今はもう無い。
 もう一つは、じゃあ30人学級にしたら、問題は解決できるのか? 今の子どもたちの実情は、30人学級を達成すればなんとかなるというレベルを遙かに超えているでしょう。それこそ教師が付きっきりのマンツーマンで教えないと、とてもそこからサルベージできない状況まで悪化している。
 じゃあ何をするか? 都市部は、大学生の数も大勢いるでしょう。彼らが、子供たちにマンツーマンで指導に当たれるような体制を整えれば良い。場所は余っている。そこいら中の駅前に空きビル空き部屋がある。
 たとえば、教職課程は当然だけど、公務員の採用試験に関して、そこでの就労経験を義務づける。国家公務員試験も地方公務員試験も。そうすると、各大学はカリキュラムに、補習塾での実践を入れざるを得なくなるでしょう。私企業も、そういうボランティア活動をポイントとして採用試験に組み込めるようにする。余裕があれば、交通費程度のバイト代も出しましょう。その地区の篤志家に呼び掛けて、子供たちに晩飯を提供しても良い。都市部はそれで大きな改善が出来るでしょう。
 途上国に於ける学校給食は、子どもたちを食い物で釣って学校に通わせるためのものでもある。もう日本も、実はそこまで堕ちているんですよ。その現実と向き合わないと。
 問題は、連合様は、そんな環境には無縁、という所でしょうか。

※ 「申し訳ないと思い、出てきた」トヨタ記者会見
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100205-OYT1T01497.htm
*トヨタ社長「なぜ出てこない」 批判受けてようやく記者会見
http://www.j-cast.com/2010/02/05059659.html?p=1

 昨日の会見では、「英語でしゃべらんかい!? ゴルウァ!」な発言も飛び出して、このひ弱なお殿様も大変でしたね。トヨタにとっては、プリウスのブランド・イメージを守ることよりも、プリンスを守ることのほうが大事みたいで。
 普段、莫大な広告費でマスゴミを押さえ込んでいると、地獄の窯の蓋が開いた状況というのを想像できないのでしょうね。
 その一秒のタイムロス云々ですが、そういう現象が発生することをドライバーが認知しているか否かが大きいですよね。知っていてブレーキを踏むのと、知らずにブレーキを踏むのとでは大きな差が出てくる。

※ 5年半の療養期間振り返った雅子さま 両陛下、飾皿で被災地に思い寄せられる 
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/100206/imp1002060700001-n1.htm

 もの凄く違和感があるんですけど、病気というのは、プライバシーですよね。ましてや心の病というのは、その中でもプライバシー度は一番重いし、人に知られたくないと思うのですが、それをドクターの側が詳細に明らかにして、マスメディアがそれを大々的に報じるというのは人権としてどうなんだろう。せいぜい、「皇太子妃は適応障害で、日々良くなっていますが、公務復帰はもうしばらく時間が要るでしょう」という程度で良いと思うのですが。
 皇室の人格は認めても、人権は認められないんだろうか。

※ 新党日本所属議員に関するお知らせ
http://www.love-nippon.com/2010_syozoku.htm

>平山誠

 これが、新党日本のサイトに、現在発売中の週刊新潮の記事がまんまんコピーされているんですけれど、要は、政党助成金を巡って、遣す遣さない、というレベルの話なんですよ。金額自体が数千万に及ぶから、そらでかい問題なんですが。
 ただ、これどう考えても田中の責任じゃん。彼を名簿に入れたこと自体が間違いだったし、彼が上がると解っていて辞退した有田ヨシーフ氏の責任。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 20人目の子、相手は友人の娘 南ア大統領に国内批判
http://www.asahi.com/international/update/0205/TKY201002050553.html
※ 「ダーティな金に手つけない人」 小沢氏めぐり鹿児島知事が発言
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100205/lcl1002051256004-n1.htm
※ 味覚:「辛み」「苦み」若者敬遠 好みは「マイルド」、成熟せず成長か
http://mainichi.jp/life/food/news/20100205ddm013100131000c.html

※ 前日の空虚重量71.8キロ

※ 有料版おまけ 顛末記

| | コメント (72) | トラックバック (0)

2010.02.05

ヒールの千秋楽

※ 朝青龍、引退を表明 高砂親方が協会に引退届提出
http://www.asahi.com/sports/update/0204/TKY201002040279.html

 週刊誌は相手の素性を報じているけれど、今回の事件自体は、起こったことよりも、角界の顔である横綱にどうも黒い付き合いがあったらしい、ということの方が大きな問題だと思う。
 引退自体は、私は相撲界にとって損失だと思いますが。彼が未だに圧倒的にナンバー1の強さを誇っていることは間違いないわけで、彼ほどの強さを持つ力士は当分現れないでしょうし。

※ 特捜部、小沢捜査続行 国税当局とタッグで“リベンジ”へ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100204/dms1002041233001-n2.htm
*小沢VS特捜部の最終戦争が決着  敗北した検察にどこまで「正義」があったのか
http://www.data-max.co.jp/2010/02/post_8701.html

 問題は、それで身柄を取れるかどうかですよね。どの道、国会会期中は無理だから、選挙が間近に迫ったという段階で、身柄を取りにまで行くのかどうか? ということを考えると、それはそれで難しいだろうから、やるにしても書類送検止まりで、マスゴミさんは、やっぱりそっちも無理筋だった! と検察批判するんだろうと思います。

 もしこのまま終わるようなら辛いですよね。昔、ロッキード事件で「灰色高官」と呼ばれた人々がいて、うちの田舎の旧3区の二階堂進議員もその一人として名前が挙がりました。政界的には、彼はその後復権を果たし、党の要職にも就き、二階堂総裁擁立劇なんかもあったけれど、結局閣僚や総理として出世することは無かった。選挙に弱い人で、実は金集めにも全く無頓着な人でしたけれど、地元民は、なんだかんだ言いながら、ロッキードで彼の政治生命は終わったことを、鬱屈した思いで眺めていた。
 法治社会では、起訴されなければ無罪です。そもそも裁判を経て有罪が確定するまでは推定無罪です。でもそれが通用しないのが政界だから、小沢さんご本人も辛いだろうし、彼を担いで政権を奪取したと思っている民主党の支持者支援者も辛いですよね。
 起訴されなかったのだから、それで終わりというわけにはいかない。民主党政権は、その支持者の不信に応えるような善政を行わないと。

*立花隆が緊急寄稿(2) 「小沢不起訴」の先を読む
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100204-00000301-gtwo-pol

 立花さんは、ロッキード事件の頃から、検察と一体な人ですから、経世会への憎悪も検察並みに半端じゃないし、話半分に読む必要がありますが。間接証拠の積み重ねで行けるというのはちょっと無茶な話で、一応近代司法は証拠主義なんですから、間接証拠(しばしば検察側の方便になる)だけじゃ難しくなるのは自明のことでしょう。自白に拘らずに理詰めで行け、というのは、裏返せば、証拠も要らない、みたいな乱暴な話になりかねない。本来、近代司法では、裁判で翻される可能性のある自白は邪魔になるだけで、逆に証拠は必須なんですよ。だから検察は苦労する。

 でも、私文書偽造で行けるだろうというのは、面白いポイントですね。検察がそんな小さな罪状でやるとも思えないけれど。結局、日本の検察は、田中本人の自白も証拠もたいして無いロッキード事件で苦労して、国民もメディアも応援したけれど、田中支配は終わることもなく、検察の体力をひたすら消耗するだけで終わり、あれで検察は嫌気が差したんですよ。俺らがこんだけ頑張っても政治は変わらないし、ましてや角栄は当選し続けたと。
 田中支配は、衰退する「3区」のルサンチマンだった、と私は思っていますけれど、司法は正義であるけれど、結局、民主主義社会では、それが正義の全てじゃないんですよね。司法の正義があり、マスコミが掲げる正義があり、国民の正義があり、地方の正義があり、それが常にせめぎ合い、着地点を模索しているのが政治という場所であると。そこでは結局、民主主義の根本原理である、多数決が最終的な正義を決めるしかない。

*小沢氏の不起訴「不服」 市民団体、検察審に申し立てへ
http://www.asahi.com/national/update/0204/TKY201002040495.html

 この案件は当然「検察審査会」へと上げられるわけで、俄然、これからこの仕組みが脚光を浴びることになるでしょう。ただ検察審査会の結論には時間が掛かるんですよね。最悪の場合、次の衆院選の頃、という話になる。

※ 海外の給食が話題に! アメリカの給食はヤバイ?
http://getnews.jp/archives/46169

 これは酷い!(>_<)。私の世代は、こんなんでも色とりどりで綺麗だなぁ、と思うけれど、大食漢なアメリカ人にこれは無いですよね。ただ韓国や中国の給食も豪華すぎないだろうか。
 私らの時代って、やっとビニール袋に入った不味いカレーうどんが始まった頃で、美味い不味いとか豪華とかいう観念自体が入り込む余地は無かったけれど。記憶に残るメニューは、豆とひじきの和え物。毎週のようにそれが出て来て、今でもひじきは好んでは食べません。鯨肉はすでにポピュラーな時期を過ぎて、豚汁がメインになっていましたが。ごく希に、パン用の紙で包んだバターが出て来たような記憶があります。

※ 防衛省が「友愛ボート」構想 ベトナム、カンボジアなどで医療支援と文化交流
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100204/plc1002041929017-n1.htm

 大変結構なことじゃないですか。ただ、これも、白く塗った専用船と専用部隊を創らなきゃ駄目ですよ。4万トン級で、エアクッション艇×2(艦内容積を考えると、これは要ららないかも知れない)、EH101×2、EC135×2、戦場型救急車を4台、教室機能や法医学教室も備えて、半年くらい現地に留まり、患者を収容し、現地で選抜された通訳や医師やナースを教育しつつ医療支援にも当たれるような形の船を2隻。
 で、ここで4万トン級の病院船を造っておけば、将来ヘリ空母を持つ時の経験にもなるでしょう。あるいは、防衛医大の機能をいくらかこっちに移して、最低一年間は洋上での実務研修ということにしても良い。看護学校も乗せて、艦内恋愛見て見ぬ振りすれば良いですよ。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 氷の海さまよう男性…400キロ先から発見、救出
http://www.asahi.com/international/update/0204/TKY201002040136.html
※ 世界初 マラリアワクチン 阪大グループ実用化目指す
http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100201-OYO8T00374.htm
※ 中国がとてつもない「巨大地下ミサイル基地」
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100204074.html
※ ぜひ普通高校へ3度目の受験
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001002040003
※ 知的障害者「基礎年金」:継続就労で相次ぐ減額や支給停止
http://mainichi.jp/select/today/news/20100204k0000e040068000c.html

※ 前日の空虚重量71.6キロ

 木曜昼前耳鼻科へ。副鼻腔炎の薬を飲み終わって一週間。もちろん治ってはいなかったけれど、この程度なら我慢できるかと思って我慢するも、毎日少しずつ悪化してやむなくまた病院に行く。でも処方される薬は一緒なんですよね。飲んでいる間だけ、なんとなく効いているような感じがするけれど、別に治る訳じゃない。

※ 『がんばった!氷の下で1年間 ~仏 南極越冬隊 50年目の証言~』
http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/188.html

 昨夜こういう番組があって、子どもたちと食事しながらちらとながら見したんです。舞台は1958年。アンテナが破壊されて、ベースキャンプと一ヶ月連絡が取れなくなったりする。
 あんな時代によくも内陸部での越冬とかやったな、と思うけれど、思い出せば、日本も南極観測で犠牲者を出した。福島隊員の遭難は1960年のことです。私より上の世代は、観測船「そうや」を巡る米ソの手に汗握る救出劇を見守ったことでしょう。
 私はアポロ11号の冒険を見守ったし、私たちが育った頃は、国民が自国の無力感を噛みしめつつも見守るしかない探検劇があって、地球はまだまだ未知なる存在だった。
 でも、今の世代にそれは無いんですよね。地球は隅々まで征服され、衛星が見下ろす地上に、未知の大陸や孤島はもう存在しない。イノベーションは、私たちの夢を一つずつ実現して行ったけれど、その度ごとに、たぶん同数の夢を子どもたちから奪って行ったんだろうな、と思いますね。
 あの時代、そこいら中に坂の上の雲があって、いつかその高みに達することが、子どもから大人まで国民の悲願で、そこに一丸となって突進したけれど、今はもう何処を探しても、そこまでの情熱を注げるものは無くなった。

※ 有料版おまけ ハリコミ

| | コメント (91) | トラックバック (0)

2010.02.04

Twitter 千里を走る

※ スパム判定のデタラメ

 まぐまぐの件で、大変なことになっていたことが解りました。最近、普段届いているメールが届いていないような気がして、火曜日、試しに自分宛に、いろんなメールを送ってみたんです。
 まぐまぐで発行しているメールは全滅でしたorz。全く届かない。その前の24時間、それが届かないことに、変だな、とは思っていたけれど、それどころじゃ無かったので、また昨日同じ作業にトライして見たんです。したらやっぱり自分で書いたまぐまぐのメールが届かない。ちなみにそれはサンプルとして送受信したメールとかではなく、発行作業を行う前のエディタ作業レベルのテキストに、メルマガのタイトルを付けただけの代物です。
 それすら届かないことに気付いて、これは変だぞと、普段使っているSO-NETのWEBメールにアクセスして、迷惑メール・フォルダを覗いてみたら、先月までは問題無く届いていたメールが、大量に、迷惑メールとして振り分けられていることが判明しました。
 まぐまぐからのPRメールなんて半分がスパム扱いされている。しかも、それを「非迷惑メール」として申告しても、やっぱり今朝、また迷惑メールフォルダに振り分けられている。
 恐らく、最近、その判定プログラムがブラッシュアップされて、以前は問題無くユーザーまで届いていたメールも、迷惑メールとして判定するようになったのでしょう。

 で、この迷惑メールの判定というのは、プロバイダが独自にプログラムを組んで行っているものではないんですよね。確かアメリカのサービス会社に丸投げされている。しかも、そのアメリカの判定会社というのが事実上の寡占状況にあって、日本でわれわれが契約しているプロバイダが違っても、実は同じ迷惑メール判定会社の同じシステムのサービスを受けている可能性が高い。しかもアメリカのこの手のサービスは、アルファベットには強いけれど、日本語はからきし駄目なんですね。だからどうしても日本語メールでは誤判定が増えてくる。
 ですから、私は今回たまたまSO-NETで気付いたけれど、他のプロバイダを利用している皆さんにも、全く同じ現象が発生している可能性があります。ぜひ、WEBメールでプロバイダにアクセスして、スパム・フォルダを覗くことをお勧めします。

 それで、まぐまぐの件ですが、正直、まぐまぐ側が購読者にどのような説明をしたのか、明らかにしてくれないので、どういう手順を踏んでカード情報の照会をしたのか私には全く解らないのですが、普段のメルマガはスパム判定で除外設定しているから問題なく届くけれど、まぐまぐから届くPRや連絡事項メールはスパム・フォルダに直行して、そもそもカード情報の確認を求めるメールが、読者の元に届いていない可能性があるんですよね。ご確認頂ければと思います。

※ 小沢幹事長は不起訴、東京地検特捜部が方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100203-00001088-yom-soci
*「個人資産」の主張切り崩せず…陸山会事件
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100204-OYT1T00165.htm

 私は、検察が諦めたなんて全然思っていないんですけれど、もし今そういうことになったとしたら、自民党はもとより、国民の一部にも納得できない部分は残るでしょう。
 マスゴミさんは今回、検察に批判的な所もあるから、金丸さんの時とはちょっと世論の状況が違うのかも知れないけれど、検察が、あれだけリークして煽って、小沢さんの身柄を取る所か、起訴すら見送るなんて俄には信じられない。春以降、また動きがあるかも知れないけれど、一番可能性が高いのは、金丸さんの時と同じで、実は検察と国税との間で話が付いていて、諦めたふりをするけれども、所得税法違反でバーンとやる、みたいなことになる可能性があるような気がするんですよ。
 鹿島ルートで何か出て来るかも知れないけれど、そこそこのネタが出て来ても、裁判でまた検察側も膨大なリソースを使う羽目になる。それを考えると、所得税法違反なら、後々も楽だし。所得税法での時効関係はどうなっているのか気になりますが、これも4億円でやるんだったら、もう時効なんですよね。

 いずれにしても、もし検察が諦めるようなら、変な話なのは、個人資産がどうのこうのじゃなく、検察は散々水谷建設ルートでの裏金をリークして煽っていたわけじゃないですか。それがどんだけ筋悪だったか。公判維持も怪しく、福島県知事事件と同じ末路を辿ることを恐れたということでしょう。
 もう一点、もしここで終わるのなら、果たして石川議員の逮捕は正当だったのか? 在宅起訴で一向に構わないような事件を、わざわざ身柄を取って勾留し続けたと。それは、国会が始まったら身柄を取れないから逮捕しました、な話で終わるとしたら、これは議員としては溜まったものじゃない。国会議員の身分保障が逆に彼らの権利を奪ったとしたら、本末転倒ですよね。
 もちろん、身柄確保に執着する日本の司法制度が時代錯誤であることが諸悪の根源ですが。あべこべな話だけど、実は国会議員の不逮捕特権というのは、逮捕に執着する日本の司法機関から政治家を守るための優れた装置ではあるんですよね。

*東京地検、週刊朝日に抗議 記事に「虚偽の点がある」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100203-00000002-jct-soci

 呼び出しは実際にあったんだろうと思いますよ。「出頭要請」という表現は過激ですが。
 警察や検察の記者クラブの出入り禁止処分なんて日常的な風景だし、誰かが気にくわない記事を書くと、その記者本人じゃなく上司を呼びつけてネチネチいびるのも昔からある風景じゃないですか。
 この件だって、検察は、記者クラブの朝日のキャップを呼びつけて、逆襲された鬱憤を晴らすことになるんですよ。これ以上、山口編集長が特捜部を徴発するようなら、難癖を付けて朝日は出入り禁止にされるはずです。

*新議員会館、6階は「小沢ガールズストリート」の様相
http://www.asahi.com/politics/update/0203/TKY201002030466.html

 ここでもわれらが樋高議員は、堂々小沢さんの隣の部屋なんですよね。

※ 新型プリウス、ブレーキ苦情が米で102件 日本でも
http://www.asahi.com/business/update/0202/NGY201002020031.html
*プリウス、今年に入り対策…トヨタ副社長説明
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100203-OYT1T00998.htm?from=main2
*トヨタ佐々木副社長「トヨタユーザーはトヨタのフィーリングに慣れている」
http://response.jp/article/2010/02/04/135860.html

 トヨタにしてはというか、トヨタだからと言うべきか、アメリカ人が一番眉をひそめる展開になってきましたね。たぶん大規模な消費者裁判に発展して数年分の儲けが吹き飛ぶ羽目になるんでしょう。大政奉還なんて時代錯誤なことをするからこんなことになったんですよ。
 副社長の台詞なんて、弁護士にどう切り貼りされるか解るようなものだけどなぁ。日本で一番お金を使っている最強の広報チームを持つ会社なのに、誰か言葉を選ぶよう事前にトレーニングしなかったのか?

※ 福岡県汚職:副知事室で100万円授受
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100203k0000e040074000c.html

>県町村会側に有利な取り計らいをしたことへの謝礼

 この事件は良く分からないんですよ。ご本人がお金を貰ったことは認めているから、汚職はあったんだろうけれど、誰かに有利な計らいをしたということは、誰かが損をしたということですよね? それは他の市町村なのか? それとも県なのか? あるいは国なのか? 肝心な所まで報じている所は無いんですよね。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 「週刊ゴング」の老舗出版社が破産 下火のプロレス人気に追い打ち
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100203/biz1002031237013-n1.htm
※ 先に銃を抜くのは不利=荒野の決闘、科学実験が証明-英
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010020400069
※ 富士山って水に浮く? 砂防事務所、重さを誤表示
http://www.asahi.com/national/update/0201/OSK201002010069.html

※ 前日の空虚重量71.8キロ

※ 有料版おまけ スカパー今月のドラマ

| | コメント (34) | トラックバック (0)

2010.02.03

753教育

※ まぐまぐの件。

 昨日、そして今日もまぐまぐのメルマガが届いていない方は、たぶんまぐまぐからすでに何回かメールが届いていると思いますが、「カード情報の更新が無かった」という理由で、配信が停止されています。ご確認ください(本件はメルマガにて詳報)。再契約という形になっても、月初めからのメルマガも配信されますので。
 あと、プロバイダが新たにまぐまぐのアドレスをスパム設定して届かなくなったという報告もあります。何せ、まぐまぐが発行している全体のメルマガの本数は、スパム業者並みですから(^_^;)、プロバイダの死にアドレスに大量に着信したりすると、プロバイダのシステムが自動的にスパム業者扱いしてしまうんですよね。

※ 教育崩壊

 月曜日のTVタックル@テロ朝で教育問題を扱っていたのですが、「753」という言葉があるらしいですね。小学校で7割、中学5割、高校3割の理解度しか今の子供たちは無いらしい。
 埼玉のとある底辺高校の場合、試験を受ければ誰でも入れるんだけど、1年で200人いた生徒が、3年生になるまでに4割が中退して120人になる。

 私が大嫌いな和民の社長が出演して言うには、神奈川の場合、公立と私立の割合の問題があって、公立からどうしても2000人がはみ出てしまう。彼らは、私立へ行かざるを得ないんだけど、授業料が払えないから定時制に行く羽目になる。不況のせいで、今年はその2000人が3000人に増えるはずだと言ってました。

 自民党の文教族の議員さんが、高校無償化は、さらなる格差拡大に繋がるだけだとも言っていた。なぜなら、公立学校に通う貧困家庭は、すでに授業料の免除などの救済措置を受けているから、無償化のメリットが全く無い。それで、私立も、公立の授業料分が税金でカバーされるとなると、ますます格差が開くではないか、と。

 それで、神奈川の、公立からも私立からもはみ出て定時制に行かざるを得なくなる子供たちの問題ですが、元を正せば、学力不足が原因で、それはたぶん小学校時代からの積み重ねがあって、そこは親の責任が大きいのでしょう。その親自体が、実は高校教育に良い想い出が無い。
 ただ、高校全入時代とは言っても、義務教育では無いでしょう。本人ひとりの責任では無いかも知れないけれど、運良く入った所で、ついて行けない授業を受けさせることが果たして正しいのか? しかも4割が中退するのに。親としてはもちろん高校くらい通わせたいだろうし、本人だって通いたいのかも知れないけれど、結果が分かっているのに、全入に拘るのは、社会や教育者の自己満足に過ぎないのでは? と疑問を感じました。
 別に学校に通わなくても就ける仕事はある。高校という枠組みだけが学校ではないし。もう一つ感じたのは、そろそろ別の枠組みの中等教育制度を用意すべき時期じゃなかろうか。
 因数分解が全く理解出来ない人間に、微分積分をやらせるのは酷ですよ。底辺校の現状は、九九すら出来ない生徒にそれをやっているわけでしょう。満足な家庭環境すらなかった子どもたちに、生き甲斐のある教育を授けるためのカリキュラムを組んだ学校システムを新たに創設すべき時期じゃないでしょうか。あるいは、上は目指さないけれど、教科を減らしてかけ算からきっちり再教育する高校があっても良い。

 それとも、単に卒業証書を渡すために税金と人手を使い、残り6割の子供たちをひとまず卒業させるシステムの存在に意義があるんだろうか。

※ 陸山会土地購入:小沢氏不起訴の方向で検討 東京地検
http://mainichi.jp/select/today/news/20100203k0000m040129000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0203/TKY201002020494.html

 これは、毎日とTBSのスクープらしいのですが、朝日首都圏版の最終版のペーパーは、一応同様の記事を一面トップに持って来ています。つまり毎日&アカピーは「終了のお知らせ」、読売&産経は今日も「イケイケ!」。読売と日経がちょっときょろきょろしている所。
 私は特捜部のフェイントだと思います。だって鹿島ルートから押収した資料読みはまだ始まったばかりでしょう。その結論が出せるのは、最短でも3月半ば以降ですよ。珍しくマスゴミに叩かれているから、終了宣言でも出して目眩まししとけいう戦術だと思います。
 週末には、産経が「まだだ。まだ終わっちゃおらんよ」と飛ばすことになりますよ。

※ 子ども“人質”に女性秘書「恫喝」10時間
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11193

 これは、逮捕されている石川議員の、二人の幼子がいるママさん秘書を、特捜部が資料を返すから取りに来てくれとだまくらかして呼び出し、保育園の閉園時刻を過ぎても、深夜まで電話一本許さずに拘束し続け、石川議員に「お前が喋らなきゃ、幼子がいる彼女を逮捕するぞ」と脅しを掛けたという事件です。
 先週末の朝生でも、翌日のパックインでもこの事件に触れていたけれど、それ以外は地上波も新聞も黙殺しました
 もとはと言えば、その女性秘書をパクるぞパクるぞ! と石川議員を脅した話を上杉さんに暴露されて、激怒した特捜部が、マジ切れしてやっちゃったという次元の低い話なんですが。
 絵に描いたような人質司法で、いくら何でもこれは国会に検事総長を呼び出して吊し上げるくらいのことをやらなきゃ駄目でしょう。仮に犯罪者であっても、その家族、ましてや子どもを犠牲にして構わない、というほど日本の法律は時代錯誤なんですか。あるいは子どもを人質に取って誰かに自白を迫るほど、検察は知恵が足りない組織なのか。
 特高警察じゃあるまいに、いつまでこんな時代錯誤なことを許すんだろう。ちなみにこの検事の名前は「民野健治」だそうです。覚えておきましょう。
 社会の不正は検察が糺してくれる。検察の不正はいったい誰が糺してくれるのでしょう。

※ 新宿区、65歳以上の障害給付認めず
http://www.mbs.jp/news/jnn_4346247_zen.shtml
*障害者自立支援給付:65歳以上、新宿区「認めぬ」内規 ALS、篠沢夫妻指摘で撤回
http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20100203ddm041100059000c.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010020302000056.html

 私が小説家としてデビューした頃、興味を持っていた二つの病気があります。ひとつはサヴァン症候群。当時は国内では別な名前で知られていたんですよね。私もサヴァン症候群と書いた記憶は実は無いのですが。「博識者症候群」もググって見ると出て来ないんですよね。
 デビュー作の主人公、ベトナム帰還兵のヒロフミ・アヤセには、枯れ葉剤が原因で障害児として生まれた娘がいるんだけども、彼女が実はサヴァン症候群の兆候があるという設定でした。ただし、これは病気というより、キリスト教社会で言う所の「ギフト」ですよね。
 二つ目が、デビュー2作目「カナリアが囁く街」で書いたALS筋萎縮性側索硬化症。編集者と「何なのこれ? こんな病気本当にあるの?」「あります」というやりとりをした記憶があります。あれを書いたのは25歳の時でしたから、もう20年以上経ちます。21世紀に入って、ALSが未だに解明されていないとは思ってもみませんでしたが。

>電話口で区の担当者に、「65歳以上の障害者については、新たな申請は一切受け付けていない」と断られたといいます。<

 これは、かつての名物番組、クイズダービーでお馴染みの学習院の篠沢教授がALSで闘病中というニュースなのですが、いろいろ疑問があるんですよ。
 たとえば、24時間介護が必要なのに、それが介護保険だけで賄えない。賄えない部分は、他の認定を受けられなければ自費でカバーするというのがこの制度なのでしょうか? その自費が出せない人はどうすれば良いのでしょう?
 新宿区は予算の問題を言っているけれど、新宿みたいな税収潤沢だろう場所で出せないというものは、余所じゃなお出せないでしょう。
 あと、電話でのやりとりしか無かったように読めるけれど、せめて担当者なりが面談すべきだったろうと思うのですが。あるいは、ケア・マネージャーと行政がやりとりすべきだったのでは? とも感じるし、お子さんがいらっしゃるのかどうか知らないけれど、ご家族が直接役場に出向いて話をする機会は無かったのだろうか、とも感じます。

>同課は「財政への影響や調査にかかる人手を考慮した。実際にサービスが受けられなかった例は篠沢名誉教授以外はない」と説明している。<東京新聞

 本当かそれ。ただ、行間から読み取れるのは、行政の現場がパンクしてやしないか? ということですよね。それと、こんな重大なことが、今まで表面化しなかった。それで断られたのは、篠沢教授が初めてじゃないでしょう。きっといたはず。今回たまたま、著名人だったからニュースになって区側が謝罪して方針転換したけれど、ニュースになっていなければ、ずっとその措置が続いていたということですよね。
 国がどうのこうのもだけど、都はいったいどんな監督と指導をしていたのでしょうか。あと、区長が知らずに愕然としました! なんて、政治献金じゃあるまい。住民のニーズに直接関わるような問題を、「報されてませんでした。部下が勝手に決めたことです」じゃ済まないでしょう。予算的なやりとりがあった上で決めたことなんだろうから、係長クラスで決められることだとも思えない。
 じゃあ予算が抑えられたら、常識的に考えれば右肩上がりを描き続けるはずの予算が増えずに押さえ込まれているという事実に、上司や区長は何の疑問も抱かずに「良くやったね」と部下を褒めるのでしょうか?

 でも65歳で切ってしまうのって、まさに行政自ら姥捨て山を率先せざるを得ない状況に追い込まれているということで、事態は深刻ですよ。
 メディアには、行政けしからん! の一過性で済ませることなく、予算構造や、行政の現場がどうなっているのか、きちんと追跡取材をお願いしたいですね。

※ 無料高速道路37路線発表 地方中心に全体の18%
http://www.asahi.com/politics/update/0202/TKY201002020290.html

 なんか微妙(^_^;)。まず首都圏に関して言えば、道路知らない素人の私が見ても、あまりにがっかり過ぎる。大磯ロングビーチが安くなるみたいな話があるけど。
 鹿児島も2ルートが無料化されているんですけれど、その区間だけ無料化しても意味無いでしょう、というルートです。都城方面から鹿児島空港を利用する人は便利になるのでしょうか。全体として、選定の基準がさっぱり解らない。これって、何か数値的な基準があってのことだろうか? 何か参院選を睨んで民主が負けそうな所を選んだのだろうか。
 ドライバーの皆さんとっては、民主党政権で一番がっかりな政策になりましたよね。いくらこれは実験です、と言われても、その後に本採用があるとはとても期待できない実験になった。
 東名名神は難しくても、東北道や関越くらいどーんと無料化すれば、東北や新潟方面の地方経済活性化に繋がったかも知れないのに。てか、幹線だけやれば良かったんですよ。青森から鹿児島まで、大動脈は無料。支線はそのまま有料で。東名の渋滞は酷いことになるだろうけれど、それだけで経済活性化効果があったのに。

※ F35の責任者、開発トラブルで更迭 米国防長官
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100202/amr1002021148011-n1.htm

>6億1400万ドル(約557億円)の拠出を凍結するとした。

 こらでかいですわ。でも曲がりなりにも国際共同開発で、じゃあ止めます、というわけにも行かないだろうし。ゲーツさん、開発費欲しいんでしょ? お話しくらい聞きますけど。

※ 前日の空虚重量71.5キロ

 昨日の、平沢幸子アナのニュースですが、ニコ動にその水着の動画があったんですよ(^_^;)。確かに巨乳だし、何より腰のくびれが素晴らしい!

※ 有料版おまけ 密告社会

| | コメント (124) | トラックバック (0)

2010.02.02

告知

 本日火曜日有料版のメルマガで、全契約者の1割前後の送信漏れが生じている可能性があります。現在、まぐまぐに照会中です。

 ちょっと原因が分かりません。もし今日、不達のままで終わったら、後日必ず届くようにします。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

姥捨て山考

 姥捨て山の話に関して、以下のコメントを頂戴しました。

【このことは老人だけでなく、身体障害者や精神障害者にも当てはまることですよね。
我が子を家族に言い換えれば。はっきり言ってこれナチスの思想と同じですよ。
あなたは社会に負担ばかりをかけて、貢献しない人間は死すべきだとお考えなのでしょうか。
アルツハイマーの父を抱える息子として是非お答えいただきたい。】

 遺憾ながら、こういう危険は常にあるでしょう。仮に姥捨て山制度が日本の優れた官僚機構の元にスタートしたら、何が起こるかと言えば、北九州市みたいな、生活保護の選別に熱心な自治体で、まず最初に問題が表面化するでしょう。
 姥捨て山制度のスタートを境にして、突然生活保護受給者が激減するw。マスゴミさんが調べてみたら、高齢な生活保護受給者みんながみんな、お役人様への感謝の言葉と供に臓器提供や献体にサインしまくって火葬場へ向かったことになっている。すわ、お前らサインを無理強いしたな!? いえいえ自分の命に関わることでそんなほいほいサインなんかしないでしょう、あくまでもご自分の自由意志ですよ。みたいな騒動が起こることでしょう。てっきり年寄りだけだと思っていたら、病気で寝たきりの独身者や、母子家庭の母子まで姥捨て山で殺されていた! なんて大スキャンダルが何処かの街で起こるかも知れない。

 あるいは、40歳代の非正規労働者が、どう考えても自分の人生に未来は無い。日々を過ごすことは単に地獄だから死なせてくれ。ボーダーが70歳や60歳に設定されているのは差別だ! と国を訴えるかも知れない。それが身体障害者だったらどうするのか? 障碍者の多くが、恐らく向こう四半世紀内の医学の進歩で救われるでしょう。少なくとも車椅子に乗っている人間は半減しているはずです。精神病も解明されつつある。でも今現在、発達障害児を抱えてるご家庭などは、恐らく世間からのプレッシャーを感じることになるでしょう。
 ただ、老人と障碍者や病人を同列に論じるのはどうかと思います。老人というのは、基本的に役割を終えた集団ですよ。やりたいことをやって、次の世代も育み、本来なら、孫に囲まれてあとはお迎えが来るのを静かに待つ集団です。病人や障碍者は違うでしょう。やりたいことも山ほどあって、病気やハンディを克服してそれにチャレンジする集団であって、それをサポートするのは文明社会の義務です。

 家族の側としてどうか? 訳あって絶縁したとは言え、私も痴呆症の父を持っています。かつてあんなに厳しかった父が、子どもに戻っていくのを見るのは辛いものです。姥捨て山制度があって、本人の意志確認が無くても家族の意志だけで利用できるとしたらそこに自分の父親を送り込むか? 簡単にイエスノーを言える問題じゃないですよね。とはいえ別に感情的になるべき問題とも思えませんが。それは単に、自分の立場になると困難な決断になるというだけで。
 恐らく自分なりに足掻いて、公なケア制度も目一杯使った挙げ句に、自分の子どもたちの生活が親の介護で破壊されていると感じたら、その制度を利用するような気がしますね。周囲には「心不全でした」ということにでもして。

 この問題は、どんなに言い繕っても、ナチスの優性政策的な匂いを断ち切れるものではありません。ただ現実問題として、病院の現場では安楽死は昔から行われていた。高齢者がなかなか死ななくなって、その介護で核家族社会を破壊していることも事実です。高齢者は、自己負担は嫌だと言い、社会もマスゴミも増税の話を許さず、国も社会も家庭も、その負担で押し潰されようとしている。
 ではこの問題を放置して、術無く自分の親に手を掛けた同じく年老いた息子や娘たちを裁いている現状は、果たして許されるのか? われわれに彼らを裁く権利はあるのか? その刑罰は、優れて文明的行為と言えるのか?
 姥捨て山制度の導入は唯一の正解ではないだろうし、恐らく解決策としても、外道で最低の部類に入るだろうけれど、それが嫌だというのであれば、われわれは目が飛び出るような増税も自己負担増も受け入れるしかないでしょう。

>姨捨山ネタ = コメントが少ない時の独参湯   ですね

 失礼な!(^_^;)。私がこの手の、まずマスゴミが絶対に受け入れられない=世間という空気が容認しない話をしつこく書くのは、みんなが何となく感じてはいるけれど、それは言わないのがお約束な話を大っぴらに書き続けることで、その議論がまずネットの中で解禁され、やがて世間で大っぴらに議論できる土俵を創ることが狙いです。
 さすがに姥捨て山は実現しないだろうけれど、病院での安楽死を巡る裁判で、検察側の負けが込んでいることで、少なくとも安楽死の法制化は、そう遠くない話になりつつある。

*“無縁死”を描いたNHK特番、ネットユーザーを精神的に追い込む
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20100202_346382.html

 それで結婚しなきゃって、君らもう10年早く気付くべきだったと後悔するぞ。

※ 政治評論家が小沢一郎を援護ばかりする理由? やっぱり金か
http://getnews.jp/archives/45989

 まず、謝礼を巡る件ですが、50万円はちょっと貰いすぎだと思います。自分は民主党のサポーターだと割り切っていたとしても。それが更に複数回となると、論外でしょう。少なくとも、不偏不党がモットーのテレビなんかに出る資格はない。ただ、実は表に出ないだけで、派閥の番記者になると、記憶に無い封筒が鞄の中に入っていたりすることはままある話なんで、マスゴミさんは、あまり強くは批判できないんですね。そもそもマスゴミは民主党シンパだし。

 それで、このニュースに絡んで、「世論社」というネット企業が出て来ます。田中康夫長野県政ではお馴染みの高橋茂さんが代表で、何でも勝つぁんが取締役に入っているんですか? 恐らく、セールスをする都合上で、小沢さんの覚えもいい彼に取締役に入って貰ったのでしょう。民主党から会社への報酬リストみたいなものが2ちゃんにありましたが、金額的にはあんなものでしょう。

 ただ会社自体が大きくなったから、あらぬ誤解を招くし、そろそろ勝つぁんは外れてもよろしいんじゃないでしょうか。実は私は、勝つぁんの有料メルマガが高橋さんの所から発行されると聞いた時に、私もそっちへ乗り換えようかな、と思ったんです。今現在の購読者に、乗り換える作業を強いることになるから止めましたけど。
 ですから、私はどちらかと言えば、高橋さんのビジネスが更に成功して、ネットを通じて政治がもっと身近なものになれば良いな、と思っている方でして、本件で高橋さんを批判する気は全く無いし、こんなことでめげずに、もっともっと成功して欲しいな、と思っています。
 私は仮に、高橋さんが自民党中心に仕事をしていたとしても、応援したいと思います。

※ 貴乃花、大逆転“当選” 劣勢予想覆し10票獲得
http://www.zakzak.co.jp/sports/sumo_combat/news/20100201/smc1002011614003-n2.htm

 びっくりしましたね。つい昨日まで「相撲界追放!」みたいな話も出ていたのに、さすがの相撲界も、世論を気にせざるを得ないようになったのでしょうか。
 所で朝青龍の暴行事件ですが、相手は堅気じゃないみたいな話しも出ていますが、もう警察の出る幕は無いでしょう。死んだとかならともかく、当事者間で示談が成立している問題に公権力が介入するのは、行政コストの無駄遣いです。

※ 長野の熟女巨乳アナ魔性の魅力
http://www.naimaga.jp/index.php?mode=entry&cid=61&eid=279&page=1

 困りましたなぁ。ググッてみたけれど、もっとハードなエビデンスが無いと! 年齢的には十分セーフですが。そのスク水のお宝映像はどこかに無いの?

※ 言い得て妙と話題! 鳩山首相は「ハト」?それとも…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100201/plt1002011626005-n2.htm

 これは上手い!(>_<)。ぐうのねもでないほど上手い。

*首相が会見でまた“勇み足”…メキシコ大統領会談
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100202-OYT1T00125.htm

 言って無いということですから、それを信じてあげれば良いじゃないですかw。てか、賓客の経済がどこそこに依存していると発言する時点で、恐ろしく失礼な話だと思う。むしろ新聞はそこを批判すべきじゃない?

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 東海道新幹線のボルト締め忘れ、ベテラン社員も見逃す
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY201002010482.html
※ 中国潜水艦が台湾近海に侵入=一時臨戦態勢に-地元紙報道
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010020100743
※ 海軍が初の機動戦団創設、世界で迅速な作戦遂行へ
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/02/01/0200000000AJP20100201001900882.HTML
※ 外国人参政権反対決議 民団工作、一夜で否決 千葉・市川市議会
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100201/plc1002010037004-n1.htm

※ 前日の空虚重量71.4キロ

 定期検診。数値変わらず。HbA1c6.1。昼ご飯に切り餅2個&ゆで卵一個&コーヒー一杯(トータル300カロリー)を飲んで四時間後の採血で血糖値が113の赤字。
 主治医の話によると、ここ半年、脂肪肝が改善されたのに合わせるように血糖値の下がりが悪くなっている。これって関係あるんでしょうか。

※ 有料版おまけ 恋は盲目

| | コメント (38) | トラックバック (0)

2010.02.01

正妻の幻想

 ↓さあ、今日は月初めですから、メルマガ有料版への切替をよろしく!

http://www.mag2.com/m/P0001213.html

※ ハイチ大地震支援・調査団会見 現地の状況や支援ニーズ等について提示
http://www.dpj.or.jp/news/?num=17602

 ↑ここに、民主党の報告書のPDFファイルがあります。スケジュール表を読んだ時点で思ったんですけれど、首藤議員は、きっと辻参謀がやりたかったんですよ(^_^;)。あるいは、せめてブリッジで仕切ってりゃいいものを、モビルスーツに乗って自分の見せ場を演出しなきゃ気が済まないシャア大佐。
 本来なら、ヘッドクォーターに留まり、方々に指令を飛ばしてハンドリングに当たらなければならない司令塔が、ハイチのことなら俺に任せろ! とうっかり前線行きの一式陸攻に飛び乗っちゃったものだから、司令部は司令塔を失い、何をすれば良いのか解らなくなった。あるいは、せめて彼らの報告を待ってから動けばいいやな雰囲気になった。

 こういう災害が発生すると、すぐ現地のニーズが……、とかいう話になるでしょう。特に送り出す側の外務省とか。でも地震災害での緊急派遣なんてのは要請されるものは知れている。消防隊と外傷治療班をひとまず送り込めば良いだけのことで、彼らは平素から、何を抱えて飛行機に飛び乗れば良いか良く理解して備えている。

 「救援チームを即刻派遣すべきであった」と報告書で書いているその人が、判断し決断すべきだったのに、「まず現地のニーズを」的な外務省にまんまと乗せられて、穿った見方をすれば、見事に梯子を外されたわけですw。この辺りも、ケチは付けるが責任は他人のせいにする辻参謀と似ている。

 鳩山政権がスタートして、実質4ヶ月過ぎます。時々感じるのですが、この政権は基本的に労働貴族の政権です。労働貴族のための政権です。平素から組合が関心を持つテーマには敏感だけど、それ以外に関しては全く鈍感な政権です。外交が回っていないのも、突き詰めればそこに起因する。
 残念なことに、マスゴミさんはハイチ問題で政府の失態を追求するようなことはしないでしょう。政権の傷をこれ以上広げたくないから。そして首藤議員にとって、これが他人事として続く限り、日本はまた何処かで起こった災害で、同じような失態を繰り広げる羽目になるでしょう。そしてまた首藤議員は、押っ取り刀で飛行機に飛び乗り、「政府の対応が遅い!」と嘆く側に回るんです。

※ 米中の対立、近い将来高まる…米高官が予測
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100130-OYT1T00718.htm?from=main4
*米国防政策、最終版で中国に配慮? 軍事的脅威の記述減
http://www.asahi.com/international/update/0131/TKY201001310327.html

 基本的に、「米中関係が拗れる」というのは、二号さんの存在に怯える正妻の祈りみたいなものですよ。
 日本は家柄が良いもんだから、正妻としてそこそこの地位を占めてきたけれど、若い頃手込めにされた旦那は何しろ粗暴で、時々熟年離婚も頭をよぎる。そこに新しい愛人が現れた。家柄は悪いし、化粧も下手くそだけど、何しろ自分より若い。旦那は最近すっかりこの愛人に入れ込んでいる。あげくにその旦那は、裏で正妻と愛人が通じているんじゃないか? と疑ってもいる。
 ローマ法王は離婚は許さないだろう、と正妻は信じているけれど、アン・ブーリンは別にそんなこと気にしてない。
 正妻は、離婚は無いだろう、と思っている。たぶん無いんでしょう。でも、やがて無教養な愛人に愛想が尽きて正妻の元に旦那が戻って来てくれると期待するのは、愛のない夫婦生活に疲れ、正妻の財布も頼れなくなって懐事情も怪しい旦那には無理な相談だと思う。

 クリントン政権の頃だって、アメリカは昇り龍の日本を恐れ、同盟国であるにも拘わらず、日本がトヨタ車に核爆弾を仕込んで攻めて来る、みたいな妄想に取り憑かれた連中が一杯いたじゃないですか。アメリカ人の今の対中観は、当時のあれと同じですよ。

※ 無縁死 Nスペ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html

 日本では、一昨年32000人が「無縁死」したらしいんですよ。無縁死というのは、遺体の引き取り手がなく、行政が火葬から遺骨引き取り一切を処理せざるを得なかったケースだそうですが。当然単身者が多い。うち身元不明者が1000人。

 自宅で死んで名前も分かっているのに「行旅死亡人」として処理される。特殊清掃業者が、アパートを片づけるんだけども、箪笥の上に、本人の骨壺がぽつんと置かれている。
 最近、NPO法人とかが、生前契約で死後の整理を請け負ったりしているそうなのですが、それも有料になるわけですね。

 当然この無縁死は、「生涯未婚」という人々が大半を占めるわけです。番組で取り上げられたケースは、みんな若かったですね。50歳代60歳代とかで、もう身寄りもなく老人ホームに入ったりしている。50歳代でホームに入って、残り30年を一人で暮らす勇気がありますか?

 私は「人は死ねば灰になる」という主義の人間なので、自分が死んだ後の墓なんて欲しいとは思いません。一番憂鬱なのは、物書きとして活動中にポックリ逝く羽目になって、たいして付き合いもない作家や編集者を葬式に呼ばなきゃならない事態でして、今のうちに、「俺はネット葬儀やるから、暇な時、Youtube に上げた葬式動画でも見といてくれれば良いよ」と触れ回って置こうかな、と思っているくらいで。

 今後、ますます無縁死は増えるでしょう。核家族+非婚化のせいで。文明社会は、長寿を尊いものと考え、不老不死の研究に膨大なリソースを割いてきたけれども、私はいつも書いているように、ただ孤独な人間が無為に20年30年の余生を過ごすことが、本当に文明的な行為と言えるのか疑問に思っています。仮に、彼らが社会的負担を一切誰にも強いることなく暮らせたとしても。私たちは、老人や非婚な壮年世代に長生きすることの価値や生き甲斐を提供できないでしょう。彼らに20歳代のぴちぴちしたボディと運動神経を提供できるようにでもならない限りは。

 だから私は、姥捨て山を用意して、自死を選択できる社会システムを構築すべきだと訴えているんです。これは何も、結婚するチャンスが無かった不運な人々だけが強制されるシステムではありません。
 仮に結婚して子どもが出来たとしても、自分が老いることで、子どもたちの生活を破壊しているケースが後を絶たない。今の日本がまさにそうなっていますよね。親の介護をするために、結婚や仕事を諦めた中年世代が恐らく何万何十万といる。その現実に対して、国家も社会も解決策を提示できない。
 自分が老いて自然死するために、我が子の人生を破壊するとしたら、潔く自死を選択できる装置を社会に組み込むべきでしょう。
 遠い将来、介護ロボットが当たり前になり、痴呆症薬が完成し、人が突然死でしか死ななくなったら、姥捨て山がシステムとして存在した異常な時代があったことを、近代史に於ける暗黒時代だったと人々は振り返ることになるだろうけれど、じゃあ、現役世代の人生を収奪している今は暗黒時代じゃないのか?
 行政に出来ることには限界があって、残念ながらわれわれは今そのセクターに十分なお金と人を割く余裕は無い。だとしたら、もう十分生きて、社会にも子どもにも負担を掛けたくない、と思っている人々に対して、最期を用意してやるのも文明の役割ではないのか?

*所で、昨日の夕方のスクープ@テロ朝で、死体解剖の問題を扱っていて、日本人の死因として、「心不全」が多いのは、死体解剖しないものだから、ひとまず死因を「心不全」にせざるを得ない、とレポートしていました。この3万人の中には、確実に事件性があった人もいただろうことを忘れてはならないでしょう。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ 南京虐殺、犠牲者数で隔たり=戦後史は除外-日中歴史研究報告書
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010013100092
※ 国産小型ジェット機「MRJ」、日航に導入検討促す 政府調整
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100201ATFS3001H31012010.html
※ 歩道に乗り上げ、男女3人死亡=運転手ら逃走-ひき逃げで捜査・名古屋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100201-00000016-jij-soci

※ 前日の空虚重量71.5キロ

 昨日、梶が谷のマックに次男を連れて入ったんですよ。前日もマックに行ったんですけど、「昨日はお兄ちゃんがDSを貸してくれなかった」、と次男が泣き喚くもので。
 15時頃だったかな。246沿いで駐車場をユニクロと共用しているので、日曜と言うこともあって、駐車場も一杯で、入れきれない車が道路上で待っている。
 場所柄、やたら高級車が多くて、オープンカーまで入って来る。あんたたちみたいな金持ちがユニクロで買い物してマックでお茶してどうすんだよ、と思いましたが。

※ 有料版おまけ キッチンタイマー&今月のスカパー軍ヲタ向け番組

| | コメント (29) | トラックバック (0)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »