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2010.12.31

終の棲家としての国

※ 事実上の指揮権発動 中国漁船衝突事件
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201012290163.html

*2010年、日本は「二等国」に転落した―中国メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1230&f=national_1230_044.shtml

 先日、NHKの日曜討論で、北大の山口先生が、民主党政権のことを「まるでリフォーム詐欺だ」と批判していました。山口先生も民主党への政権交代を後押ししたお一人ですから、さぞかし歯がゆいことでしょう。
 残念ながら私も全く同感です。これはもう誰がどう言い繕おうが、リフォーム詐欺です。
 国に金が無いことは解りきっていることです。民主党のマニフェストや理想を実現するためには、結局の所、今ある利権を引きはがして、別の所に付け替えるしか無い。
 鳩山政権はそれに挑んだけれども、外交舞台で墓穴を掘って自滅した。もう鳩山政権なんて、何年も昔のことのような気がします。
 菅政権は、最初から自民党政治の踏襲を心がけ、財務官僚にも丸め込まれて選挙で大敗し、その後は徹底した安全運転でまず民主党支持者の信頼を裏切り、鳩山政権という悪い見本がいたにも関わらず、またしても外交で味噌を付けて国民全体の信頼も失った。仙谷さんなんて、あの人が民主党にいること自体、理解できません。自民党で全然構わないでしょう。
 菅政権で唯一まともな大臣は誰か? それは細川厚労大臣です。目立たず、失言もせず、官僚の言うがママに動いている。私たちは、こんな後ろ向きな集団に、自民党政治を踏襲させるために政権を取らせたわけじゃなかったはずです。なのに現状はこの体たらく。
 恐らくは、菅政権に近い所にいる人々の思いや焦りも同じはずなのに、政権の軌道修正を図ることが出来ないもどかしさがある。

 もちろん一方で、飽きやすい有権者、待てない有権者という問題もあるわけですが、政治は、その移ろいやすい民心を掴む努力を地道に行うしかない。少なくとも小泉政権はそれが出来ていたことを思うと、不可能なことではない。
 いずれにしても、我が国のタイムリミットは刻々と近づいています。公然と「仮免運転」を口にするような愚かな指導者に任せている余裕は無い。私は、今のイラ菅政権を鍛え直すしか無いと思っているけれど、民主党内部から倒閣運動が起こった時に、現状では、それを国民不在の内輪揉めだと阻止や批判するのは難しいでしょう。

 ただし、今この国で起こっていることは、国民全体の責任です。築60年でガタが来た家があって、それはもうリフォームでなんとかなる段階ではないのに、爺さん婆さんはこの住み慣れた家が良い、どうせ俺たちはもうお迎えを待つだけだからとダダをこね、定年になったばかり団塊親父も、まあ自分はたまに帰るだけだからと触らぬ神に祟り無し、その息子は会社で中国人を使っている。さて10年後その会社がまだ国内にあるかどうかは解らない。
 誰も本気で建て替えリフォームなんて決断できない。それをタダでやります、出血なく痛みもなく新品同様に出来ます、とセールスしてやって来た大工は三日で仕事を放り投げ、後を継いだ大工は、公然と「自分まだ見習いです」と口を滑らせる。ある日、台風が来て一瞬で屋根を持って行かれるかも知れない。

※ 日本外交:失敗続きの2010年 官邸強化が課題に 
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101231k0000e010010000c.html

 今年は外交のミスも目立った年でした。私たちは、「遅れてきた帝国主義」の脅威に晒されています。中国しかり、ロシアもそうです。実はアメリカもそうです。世界中に軍隊を派遣し、その維持費を相手国にたかっている。これが帝国主義でなくて何ですか。
 もちろんやっかいなのは、中共のそれです。中国経済のバブルもいつかは弾けるでしょうが、その影響は小さなものに留まるでしょう。その小さな落ち込みに世界が怯えるのみ。
 ただ、その中国のパワーが一瞬弱った隙に、そういうやり方は駄目なんだよ、と理解させるチャンスがあるでしょう。
 もちろん、それでも軍事力の増強は着々と進むでしょう。彼らはいつかは太平洋を我がものとするはずです。それは阻止しようがない。軍事力で対抗できるものではありません。われわれに出来ることは、せめてその日に備えて、彼らを権利と自由と平等という文明社会の規範を率先するような国へと変化させることです。
 これは世代を超えた長い道のりになるでしょう。外交は一日にして成らずです。腰を据えて掛かりましょう。

 外務省の劣化が目立った1年でもありました。普天間問題では後ろから弓を引き続け、尖閣問題では、全身硬直を起こして死んだふりしていた。しかし、結局はそれも、外交官を使いこなせなかった政治の責任です。

*民主党、マニフェスト全面見直しへ 財源捻出が限界に
http://www.asahi.com/politics/update/1229/TKY201012290369.html

 半世紀もの時間を掛けて雁字搦めになった予算を1年2年で組み替えようという方がどうかしているのであって、ここは何年掛かりでやりますというタイムテーブルを組めば良いんですけどね。でも守る側は、予算の単年度主義を盾にして頑張るんですよね。

※ 行政の対策は見当外れなうえに、死なない程度に搾り取る貧困ビジネスが追い打ちをかける
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/spa-20101229-01/1.htm

 ここに出て来るハローワークと生保のキャッチボールって、いかにもありそうだけれど、基本的には、↓

>生活保護の申請に役所の福祉課へ行くと、「まずはハローワークで仕事を見つけてきて」

 ここはやっちゃ行けないことですよね。まともなNPOをちゃんと育てて、こういう人々をすくい上げる体制を作るしか無いでしょう。そのために政府も各党も動かないと。

※ 弾道ミサイル防衛の日米共同開発頓挫 輸出の見解に相違
http://www.asahi.com/national/update/1231/TKY201012300270.html

 これはある意味、戦略兵器ですから、何処までのフリーハンドを認めるかというのは、社民の嫌がらせが無くともなかなか難しい問題でしょう。ちょっと残念ではありますが。

※ 普天間ヘリ本土訓練案、首相訪米時に協力要請へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00767.htm?from=top

 極めて非効率なお話ですが、現状ではこういうことを地道に進めるしかないでしょうね。

※ 中国原潜、第1列島線突破 日米警戒網の穴を突く 宮古-与那国間を通過か
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101231/plc1012310134001-n1.htm

>第1列島線を突破した原潜

 「突破」とか何言ってんだか、産経脳w。せいぜい第1列島線の我が方警戒網を気付かれることなく突破とか書いて欲しいぞ。これからこの手の記事は「産経脳」と呼ばせて貰おう。
 しかし、ことが事実なら、燃料がありませんでした、で済む話じゃない。ちゃんと飛ばすものを飛ばさないと。

※ 日本が対中配慮要請、米軍困惑 「尖閣奪還」演習
http://bizex.goo.ne.jp/news/snk20101231072/

 いつものことじゃん。米軍が2歩進んだ演習を持ちかけて、日本側がそれはまだ早いと1歩前進に留める。

※ 桜島初冠雪 鹿児島県内各地で冬景色
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=29060

*年越し列島大荒れ 気象庁、暴風雪へ警戒呼びかけ 鹿児島でも初雪
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/101231/dst1012311104003-n1.htm

 滅茶苦茶な天気です! 桜島はともかくかごんまで12月中に雪が降るなんてことはまずないし、市内で7センチの降雪なんて10年に1度あるかどうか。松が取れたら雪山大遭難のニュースがそこいら中から飛び込んで来ますよ。
 今の内に遭難モードに切り替えて食料と体力を温存して欲しいですが。

※ 山路徹氏のつぶやき 色恋沙汰に「理由や根拠は無い」
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/83541/full/

>「愛とか恋とか、人を好きになるとか、そこに理由や根拠は無くて、まして道徳で語ることなど私にはできません」

 うみゅ! 全力で肯定だ(^_^;)。ジゴロ、ドンファンたるものこうでなきゃの見本だね。これからは戦場ジャーナリストなどという仮面は脱ぎ捨て、石田純一を継ぐ者として活躍すべし。

*年越しUST 『マスメディアでは絶対に語れない!2010重大ニュース&徹底討論』
http://www.apfnews.com/whatsnew/2010/12/2010.html
*〔配信アドレス〕
http://www.apfnews.com/apf_visible/apf_live/

 所で、今夜深夜にAPF通信でこういう企画があって、追撃さんもお出になるようですが、APF通信は、 Twitter でわれらが日垣先生に出演依頼したけれど、現状では全く黙殺されているようですね。
 もちろん、 Twitter で出演依頼はアリですよ。いわんや Twitter のプロw、日垣先生に対してなら全然問題無い。ただ、年の瀬も押し迫った状況で出演依頼をするのは非常識でしょう。黙殺されて当然です。
 率直な所、盗作事件の傷も癒えて Twitter 無双状態の日垣先生には、くだらん芸能ネタではなく、時事ネタでかつての冴えを披露して欲しい所ですが。

*夕方からは、私の田舎のFM局で第9のストリーミングもあるのでよろしくね(^_^;)。
16:00~18:00  2010かのや第九演奏会 かのやオーケストラ第9回定期演奏会
http://www.0033fm.net/index.html

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ デジタル教科書 1人に1台、授業風景を一変
http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A9C93819499E0EAE2E3E58DE0EAE3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;dg=1;q=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;p=9694E0E5E3E0E0E2E3E2EBE3E5E4

※ 車接触、土手に衝突 2人死亡6人けが 鹿児島・種子島
http://www.asahi.com/national/update/1231/TKY201012310103.html
※ 米企業、貯め込む手元資金 162兆円、高失業率の一因
http://www.asahi.com/business/update/1229/TKY201012290280.html

※ 前日の空虚重量65.9キロ

 とんでもないダイエット(^_^;)。昨夜入浴時に体重計に乗ったら、64キロ台と出て、電池切れか? とか思ったのですが、4回計り直して、一番重かった数字がこれです。
 特に下痢したとかではないんです。振り返ると、それまでの過去24時間、粗食だったし、それも食事の時間をロスして事実上2食で、水分もほとんど取っていない。食後のコーヒーだけでした。
 挙げ句に、私の仕事部屋はやたら寒いので、夜起きていると、たぶん脂肪分を燃焼するんでしょうね。

※ 今年もご苦労様でした

 私が、制服集団に感謝の念を表すのは、毎年今日だけです。尖閣沖で警備に当たっている巡視船の乗組員。今は日本全国から輪番で巡視船が派遣されているそうですが。もちろん、その下に潜むはずの海自潜水艦の乗組員、彼らが年賀状を読めるのはいつでしょう。
 湾岸に派遣されている護衛艦隊&哨戒機。そして離島のレーダーサイトでモニターを睨み、機器の保守に当たっている諸官。街角で歳末警戒に当たる警察官や消防団の皆様。冬山遭難に備えて自宅待機を強いられる人々。
 官ではないけれど、今夜も入院患者の脈を取り、急患に備えている病院関係者の皆様。義務を負うというのは、崇高で光栄なことです。
 皆さんの奉仕に報いられる国と社会であって欲しいと思います。私は来年とうとう50歳になります。もう次の世代へのバトンタッチを考え無ければならない年齢になりました。人生の後半の20年を、衰退する社会と共に過ごしました。何も出来なかったことの無力感に苛まれる日々です。
 この先に果たしてトンネルの出口があるのか、疑問に思う毎日です。いずれにせよ、来年ひとつはっきりすることは、菅政権には、劇的な政策転換をして支持率と景気を上向かせるか、あるいは退陣して選挙を行うかの選択肢しか無いでしょう。
 その時、どんな政権が出来るのか解らないけれど、彼らが、余命3年の経済と、このガタが来た社会を立て直してくれることを期待する所です。
 お陰様で、我が家は大病することもなく、子どもたちもすくすくと成長しています。この幸運を全ての人々に感謝したいと思います。例年通り、メルマガ&ブログは、3日からのスタートになります。今年もお世話になりました。せめてお正月だけは、全ての人々が、平穏な日々をすごせることを祈ります。

※ 有料版おまけ あれこれと。

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コメント

>今ある利権を引きはがして、別の所に付け替えるしか無い。
>鳩山政権はそれに挑んだけれども、外交舞台で墓穴を掘って自滅した。

異議あり!

マニフェストの目玉政策だった(利権を引きはがして、別の所に付け替えるための)
暫定税率廃止をいち早く潰したのは鳩山-小沢政権じゃないですか。

高速無料化にしても、その予算のほとんどを土建屋票確保のための
道路建設に使い込んで事実上崩壊させたのも鳩山ー小沢政権です。

というわけで、今年もいろいろお世話になりました。
来年も是々非々で応援しています。

投稿: | 2010.12.31 16:08

>生活保護の申請に役所の福祉課へ行くと、「まずはハローワークで仕事を見つけてきて」

これは無茶ですって。以前にも書いた記憶があるけど,最低限まず「登録してきて」。

中には「働いたら負け。」という意識で保護申請する人がいますから,働かないといけないということを自覚してもらわないといけませんし。
昨年は10年以上パチンコで暮らして来たけれど,規制が変わって?(パチンコやらないのでよくわからないのですが。)生活できなくなったということで申請に来た人がいました。

私が担当しているのは120世帯前後。(厚生労働省の基準では80世帯。)
私の担当地区内での4月以降の新規申請は20件以上。
就労して自立できたのは数世帯ほどですね。

来年は新規申請が少なく,就労して自立できる世帯が増えればいいなぁ。

投稿: 新米ケースワ-カー | 2010.12.31 16:57

>演習~
 演習自体の中止を求めてきたわけではなく、演習内で尖閣って名称使うなってオーダーが出ただけですから。こういう事、以前からよくあるんですよ。政治的にギラギラする文言削れっての。
 政治から演習中止ってオーダーがでてるのに強行なんて、あり得ませんよ。


 というわけで、一年間お疲れ様でした。当方、年明け早々、またスキルアップの諸々が始まるので暫く書き込みが出来なくなりますが、益々のご活躍期待しております。

 皆様、よいお年を

投稿: 名無し二等空士 | 2010.12.31 17:12

この一年大石先生始め皆様方の見識にはただ驚嘆するばかりでした。それに引き換えわたしは駄文乱文ばかり。どうも申し訳ありません。
来年はどんな年になるのでしょう。希望の持てる年になって欲しいと願うばかりです。
それでは皆様方のご家族共々のご健康とご多幸を祈念いたします。良いお年をお迎え下さい。

投稿: 川副海苔 | 2010.12.31 17:43

>>鳩山政権はそれに挑んだけれども、外交舞台で墓穴を掘って自滅した。

鳩山さんから菅さんへ、仕分けせれそうになったはやぶさが帰還したり尖閣が有ったりと
今年もいろいろネタの宝庫でしたね。
大石先生、今年も毎日ご苦労様でございました
来年こそ良い年でありますように。

投稿: 333 | 2010.12.31 18:35

>生活保護の申請に役所の福祉課へ行くと、「まずはハローワークで仕事を見つけてきて」

日本人が持つ勤勉の美徳を一度捨て去る必要があるかもしれませんね。
「働けない」と「働かない」が混同されて、両方等しく非難される背景には働かない人間は半人前以下。社会の寄生虫。と言う「常識」がまかり通っていて、みんな常軌を逸するほどに働くのが当たり前になったけど、その分酷い労働条件や安い賃金でこき使う会社が横行して・デフレ方向に向いて、今度は雇用を減らしてきたものだから、より酷い労働条件が普通になってしまう。

当然解雇も多くなるし、心身を破綻させて半ば強制的にリタイアさせられる人も増える。

結局、「働かなくてもいいんだ、とりあえずは食えるが、働けばよりいい生活と達成感を得られる」って「常識」に社会を塗り替えていかないと日本に将来はないんではないですかね。

特に20代や30代と言うか「バブル後」に就職した人のエピソードを見聞きしてると、そこまで働かなくても社会が許してやってやれよ…と思わず嘆きたくなるような話ばかりが目に入る。

>>※ 弾道ミサイル防衛の日米共同開発頓挫 輸出の見解に相違

流石に、戦闘指揮システムの類はまずいでしょう。と言うか、SM-3BlockIIの共同開発で味を占めたのでしょうが、この手のアメリカの覇権維持の為にしか使いようのない兵器は(SM-3も含め)流石に、独立国・日本としては外交戦略上、十数年先に大きな障害を残しかねないでしょうね。

戦闘指揮システムなんかだともう少し適用範囲が広くて普通の戦闘艦に積めるような形に出来たりもするので、武器輸出三原則云々しなくても輸出やるなら日本だけでやらないと色々と後々大変なことになったりして…

>>おまけ
近い将来、MDやGD、レイセオンやボーイングがNORINCOやロスエクスポルト辺りの傘下に入る将来は多分にあり得るんじゃないですか。
表向きの報道だとアメリカは当面大丈夫と言ってるけど、経済関連の討論会など聞いてると、今はなんとかもたせてるとはいえ、不良債権処理やドル安戦略の失敗でいつクラッシュしてもおかしくない感じがしますしね。
既に、原子力発電が日本や韓国との合弁になってるのですから、ソ連が崩壊してから十年間ほど、軍事技術を投げ売りして糊口を凌いでいた故事を考えると、各種先端技術を投売りして兵器が世界中に拡散して制御不能になるよりはマシだと中露企業の系列下に入ってもおかしくないし、そもそも多国籍企業化して米国のくびきから離れてる米系企業がその手の物を傘下に収めてやっていけるのかと(採算性が高くないですし)も思いますし。


---
今年も、みなさん・大石先生、ありがとうございました。
来年こそいい年になってほしいですが、果たして果たして。ネガティブな要素しかどうも見えないのが…

来年もよろしくお願いします。

投稿: 業界インサイダー | 2010.12.31 18:52

先生、一年間、お疲れ様でした。来年も新刊を期待しています。

>年賀状
先生は律儀に、お忙しい中、年内にお出しになっているのですね。てっきり電子版にされているのかと思いました。

投稿: アイゼンシュタイン | 2010.12.31 18:57

>仙谷さんなんて、あの人が民主党にいること自体、理解できません。自民党で全然構わないでしょう。

仙獄なんてミンス、いや社民じゃないと産まれないし生きられないキャラですわ。いや彼だけじゃなくて、ポッポ空き缶仙獄らの団壊世代は一気に首相が安倍に飛んだように自民党ではあまり見かけませんでしたね。

良いお年を。当方は来年も週2、3回溝の口に出向いて仕事する体制が続くことになりました。

投稿: 剣 | 2010.12.31 19:03

生存権を認めるか否か、ちゃんと議論したほうがいいのでは?
「誰もが生きる権利がある。力があるのはそれは幸運であり社会に支えられているのだから、社会に返して最弱者を実際に救えるシステムにすべきだ」
「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き弱ければ死ぬ。働かざる者食うべからず。天は自ら助ける者を助く。全て自己責任。第一財政が持たない。安楽死を」

はっきり決めてしまったほうがいいのでは?

投稿: Chic Stone | 2010.12.31 19:50

本日この時間も国の守りを担っている自衛隊員の皆さんや海保の皆さんにエールを捧げたいと思います。

投稿: 特戦教 | 2010.12.31 20:22

>弾道ミサイル防衛の日米共同開発頓挫 
これこそ地獄の沙汰も金次第って見解がベターだと思います。
「○○%が日本の取り分なら事前相談で、事後相談なら7割は儲けを寄越せ!」って、金次第ですよ。世の中。
なにからなにまで原則論を通すから角が立つ。金儲け優先でいいじゃないですか?となりに全体主義で実践は別として「共産主義」を掲げて、金儲けのみで世界に我侭を通す国家がある。金儲け優先の部分だけは見習いましょうよ。

>Chic Stone様
「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き弱ければ死ぬ。働かざる者食うべからず。天は自ら助ける者を助く。全て自己責任。第一財政が持たない。安楽死を」
私はコッチの意見に一票を投じます。財政が持たないんです。

>大石先生並びに本コメ欄の常連の皆様
本年も大変お世話になりました。
当然の事ながら意見の相違もあり、それが刺激と勉強になりました事を、大変感謝しております。
私自身は相変わらずの「反共産主義・反社会主義・反全体主義」という政治スタンスであり、故に「反民主・反社民・反共産」という政党の立場です。
そして今日のコメ通り、大方の貧困層に冷たいと分類される可能性が高い思想の持ち主です。さらに女子供には情を掛けてしまうオッサンです。
明くる年には何かしらの変化があるのか?あるいは相変わらずなのか?どのような結果になるにしろ、皆様の意見やスタンスの影響が0ではないと予測しています。
非常に刺激を与えて頂ける本コメに今年も参加させて頂き大変感謝しております。
平成23年も宜しくお願い申し上げます。

投稿: 営業マネージャー(所長) | 2010.12.31 20:44

今年は収入減少で冬コミにいけなかったのが心残り。


>最弱者を実際に救えるシステムにすべきだ

そういうシステムを作ると、現在の弱者が実質的な強者になるだけで、何も解決しません。
飢餓に直面しているアフリカの子供に生きる権利を認めても、物資がふってくるわけじゃなし。

弱者救済は、ブラック企業と言われるところにアウトソーシングすればいいんじゃないかな。働く気を出させることだけはうまいみたいですから。

投稿: ほる | 2010.12.31 20:59

生存権の話で急にクリントイーストウッドのミリオンダラーベイビーを思い出しました。
もう、ちょっと前の映画だからネタバレだけど、アクシデントで脊髄を損傷し、自力で呼吸さえできず、自らの尊厳のため自死しようと舌を噛み切るも死にきれず最後はイーストウッドに死を懇願する女。その女の母と妹は生活保護の不正受給で暮らし、受給資格を心配して、女の成功を喜べず、最後は手の自由が利かない娘の口にペンを押し込み、財産名義変更書類に無理やりサインさせ豚のように生き長らえようとする母(前半、生活保護で何もせずブクブク太って135キロという話が強調されてる)。まさに究極の選択ですな。

投稿: | 2010.12.31 21:06

>生活保護の申請に役所の福祉課へ行くと、「まずはハローワークで仕事を見つけてきて」

日本の南の島で屯田兵として暮らしてもらっては、どうですか。

投稿: | 2010.12.31 21:27

いろいろあった1年だろうと思いますが、このコメント欄で知り合えたのも他生の縁。みなさん、大石さんの未来に幸多からんことを。誰か知らないななしさん、失礼なこと言ってごめんね。

投稿: ピンちゃん | 2010.12.31 22:07

>中国経済のバブルもいつかは弾けるでしょうが、その影響は小さなものに留まるでしょう。その小さな落ち込みに世界が怯えるのみ。
センセの中国経済に対する信頼の根拠が知りたいです。後学のために

>さて10年後その会社がまだ国内にあるかどうかは解らない。
なんか全体的に、センセみたいに財務省のパシリみたいな立場の人が言っても大きなお世話なんじゃないかという気がするんですが。

投稿: | 2010.12.31 23:31

「終の棲家」なんてタイトルから介護サービスでも利用し始めたのかと思って「二束三文しか払わずにまともなサービス要求しようとか思わないように」とか書こうとしてしまったw

投稿: | 2010.12.31 23:51

>退陣して選挙を行うか
これは罷りなりません。抜本的な選挙制度改革と税制改正を成し遂げられるのは菅だけです。
よしんば選挙をしたところで、定数是正無しには、国を正しい方向に導く民意に反する結果を生むだけです。
税制は困難ですが、国会改革は無理でも、選挙定数是正だけはきちんとするのが、選挙「菅」理内閣のお勤めです。
無作為の作為で誘導するのが、小沢です。民主党のなかの小沢派閥の勢いを地方選挙で威示して、党内寝技に持ち込むでしょうが、それを妨げて国を守るために、菅の小沢抑圧を期待します。それだけが菅が出来るお国へのご奉公です。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0610.pdf
2010年夏で日経試算で「最大は千葉4区(船橋市)と高知3区(土佐市など)の間で生じた2.396倍で、昨年より0.059ポイント広がった。高知3区との間で1票の格差が2倍を超えたのは昨年より9増えて65選挙区だった。」

投稿: pongchang | 2011.01.01 10:53

明けましておめでとうございます。ご一同様には、今年もよろしくお願いします。

昨日は、氏子として地元神社の世話をしていました。今年はうちの自治会員に、廻りの当屋が当っていたためです。
厳寒のなか、早朝から掃除や飾りつけをして、夜は焚火をしながら初詣で訪れた方々に甘酒接待を行いました。0℃近い厳寒下、境内で強風に晒されながら夜を過ごしました。

寒さに震えながら、先日の孤族の話題に思いを致しました。社会との繋がり、他者との繋がりというのは、結局こういうものなのだと。
ああいったニュースで、「『社会の役に立ちたい』。出会った失業者の多くが生きがいを求めていた。」などと聞くと、ご都合主義の思いを禁じ得ません。「社会の役に立ちたい」を言うなら、まず他者のためになにかをしろよ。
私は田舎住まいとあって、煩わしい他者との係わりから逃げようもありません。
神社関係では、暮正月の世話、春秋の祭の奉納ごとや世話、寄付金の拠出(社の立替のため、各戸20万円の負担が今年ありました)などで汗を流さなければなりません。
檀家寺関係でも、本堂立替の寄付がありましたし、行事としての納経への参加がたくさんあります。
また、水利組合員として用水浚えの重労働もあります。
親類とのつき合いも煩わしいものです。祖父母が死んだ今は、正月もこうしてのんびりできます。祖父母が死んだ後、相手方と話をして挨拶ごとを止めました。それまでは、盆・正月は大変でした。自分の時間なんてありませんでしたから。10軒を超える親戚を訪問し、相手方からの訪問を受け、進物を納め合っていました。
社会との繋がりとか、他者との繋がりを維持するというのは、そのように自分を殺してまで動くことです。
ニュースで取り上げられる方々に、そのような意識は皆無でしょう。望むところがあるなら、まず、“槐より始めよ”です。

人間関係、特に家族や親類まで希薄になっていますね。この件にはきっかけがあります。もちろん、ライフスタイルなどの変化によるものでしょう。でも、教育の面もあります。昭和50年の教育課程の改編は大きなものでした。ちょうど、民間出身の永井道雄氏が文部大臣を務めたときです。学習指導要領において、家族についてとんでもない定義づけがなされました。曰く「家族といえども、それぞれは個人であり、個人として尊重しなければならない」旨の内容です。それまでの、「家族は互いに助け合わなければならない」趣旨から大きく変化しました。
この改編時、私は教育系学生だったのですが、日本人の将来での意識ありようが怖かったです。まさに、危惧どおりになりました。ただ、私がここで書いた趣旨には、大石様も含め同意できない方が多いと思います。何の得にもならない労働や、時間を割くことを強いられる話ですから。
新年から、長々と鬱陶しいことを書いてすみません。

投稿: ペンチ | 2011.01.01 12:27

先生

なかなか新年早々つっこみどころ満載で(笑)。

でも、今日くらいはつっこみ無しで、まったりと先生とコテハン、名無しの皆さんのご多幸をお祈りしたいと思います。色々刺激になったり、勉強になったりすることもおおい昨年一年でした。今年もまた皆様にとって良い年でありますように。

投稿: モチキセキセキ | 2011.01.02 08:22

田園都市線住人の福袋は、たまプラーザか溝ノ口か二子玉川か。
それとも意外にも青葉台?

投稿: ヨンヒ | 2011.01.02 11:10

いや、国民全体の責任ではあるんですが、民主党に投票した人が開き直っていうせりふではありませんね。

投稿: タカダ | 2011.01.02 15:56

それと、先生の今日の書き込みはネトウヨの主張そのものですね。ネトウヨは民主党が政権をとる前に今日の事態が予測できた。先生は1年以上たってようやく気付いた。改むのに遅すぎることはありません。今後は仲良くしましょうね。

投稿: タカダ | 2011.01.02 16:03

ここ2年間は、先生のようにマスコミに近い人(不特定多数に情報を発信できる人)の間違いを、名無しのネトウヨが時間を掛けて説得するという構図が続いていますね。そのうち外国人参政権のアホさ加減も賢明な先生ならきっと気付いていただけるでしょう。日本で一番の情報弱者はマスコミですよ。政治家もある意味被害者で、「情報弱者であるマスコミ」が、「大画面液晶テレビという玩具に殺到する、テレビっ子である団塊世代」を洗脳するものだから、大票田の意向を無視できない。団塊世代にとって、最新の情報機器はテレビで止まっていますからね。

投稿: タカダ | 2011.01.02 16:11

『日本有事』が、NHKで公然と言われ始めましたね。

・政府 日米安保の議論加速へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110102/t10013168621000.html
「政府は、ことし春にも予定されている菅総理大臣のアメリカ訪問に合わせて、日米同盟を深めるための共同声明を取りまとめる
 方針で、北朝鮮や中国などの動向を念頭に、日本有事も想定した安全保障面でのより具体的な協力について議論を加速させたい
 考えです」

大石先生、半島の次はコレでしょうか。

投稿: 次のシリーズは・・・ | 2011.01.02 20:00

>「中国と戦争する気か。このままではアジア太平洋経済協力会議(APEC)を開けなくなる。すぐに船長を帰せ」

 イラ菅には、最小限の状況判断能力もないんですかね。こんなことで、中国が戦争に訴えるわけないでしょう。訴えたとしても、自衛権を発動するだけです。鍛え直す以前の問題でしょう。ズクを鍛えても、鋼鉄にはなりません。

投稿: 土門見人 | 2011.01.02 20:46

あけましておめでとうございます。

>*年越し列島大荒れ
DQNが大波に流される瞬間がyoutubeに出ていましたね…
大石作品を読んでいればドライスーツも無しに冬の海に近づくのは危険と理解できたはずなのに!(><)

>ネトウヨは民主党が政権をとる前に今日の事態が予測できた。

いまだにネトウヨの存在を信じているのは情報弱者(´-`)┌


今年は、マスコミよりもネットの情報が鮮度・信頼性ともに上回っていくことが誰の目にも明らかになる年になると思います。

投稿: ほる | 2011.01.02 22:16

>政府は、ことし春にも予定されている菅総理大臣のアメリカ訪問に合わせて、日米同盟を深めるための共同声明を取りまとめる方針で

つか、早くも訪米時の普天間棚上げを決めちゃったんでしょ?つまり昨年11月首脳会談の「最大限の努力」はやっぱり第二のトラストミーだと早くも認めたわけで、日米同盟を深めるもクソもないでしょう。不気味なのは米国側の沈黙で、去年末、社民党と再連立?話の時はルースが翌日すっ飛んで来たのに、もはや民主党政権の間の日米関係は完全に諦めたのか、はたまた、業界さん風に言えばCIA!が春までには菅政権を潰す準備完了なのか…今や存在そのものが日本有事の菅政権を潰してくれるなら、どうぞどうぞとしか言いようがありませんが。

投稿: | 2011.01.02 22:41

普天間移設、具体的道筋を=首相訪米までの明示求める―オバマ政権
2010年12月29日(水)
【ワシントン時事】沖縄県の米軍普天間飛行場移設をめぐり、オバマ米政権が来春にも予定される菅直人首相の訪米までに決着に向けた具体的な道筋を示すよう日本側に非公式に求めていることが分かった。27日までに複数の日米関係筋が明らかにした。
それによると、米側は仲井真弘多知事が11月の知事選で県外移設を公約し、決着が遠のいていることに一定の理解を示しつつ、同県名護市辺野古沿岸への移設計画の実施に必要な公有水面埋め立て許可を知事から得る時期的なめどや、それに向けての段取りを訪米までに明示するよう要請した。
首相は先に、訪米を普天間問題決着の期限にしない考えを表明した。ただ、米側はオバマ大統領と首相の次回首脳会談時に将来の展望を確認することは必要との立場で、1月に予定される前原誠司外相の訪米とゲーツ国防長官の訪日などの機会に、改めてこうした意向が伝えられる見通しだ。
 

投稿: | 2011.01.02 22:55

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

投稿: くま | 2011.01.03 00:57

ここのブログの常連はブログ主が前原を批判するたびに擁護する連中が多かったが
これでもまだ擁護する?こんな馬鹿はとっとと辞任すべき

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110103-OYT1T00026.htm?from=y10

投稿: | 2011.01.03 08:36

新年おめでとうございます。

>これでもまだ擁護する?こんな馬鹿はとっとと辞任すべき

ペイリンみたく「北朝鮮は同盟国」発言なら馬鹿とも言えるが、
どこが馬鹿なのか書かないと理解されないだろ。

投稿: 名無しさん | 2011.01.03 09:00

>これでもまだ擁護する?こんな馬鹿はとっとと辞任すべき

そもそも前原が勝手に自分の意見を言ってるの?
仙谷総理あたりのアイデアじゃないのか?

投稿: | 2011.01.03 10:12

<ここのブログの常連はブログ主が前原(ママ)を批判するたびに擁護する連中が多かったが
これでもまだ擁護する?こんな馬鹿はとっとと辞任すべき
なにを興奮されているのですか?わたしは読売引用の日本語分しかみていませんので理解できません.
キリッと領土問題にけじめをつける必要がある.今現在の日台,日韓関係の状況をみるにやはり過去の反省はしつようですー.といってんじゃないんでしょうか.まああまり友愛的ではないかもしれませんが.

投稿: KI | 2011.01.03 10:18

2chから荒らしが来ているようです。
ttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1288249211/539
気をつけてください。

投稿: 眠い人 | 2011.01.04 11:45

>国に金が無いことは解りきっていることです。

 本日のネトウヨネ申のエントリーの受け売りですが、国全体から見れば、今の日本は金が無いどころか、全く逆に金余りです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
「グラフのマイナスが実質預金、すなわち銀行にとっての負債、プラス側が貸出金、すなわち銀行にとっての資産、間の夕焼けみたいな部分が、
「民間への貸し出しに回せなかった、預金額」
 すなわち預金超過です。(本グラフは債券等が含まれていないため、若干の誤差はあるのですが)
 問題なのは、預金超過、預貸ギャップ・・、面倒くさいですね。以下、預金超過で統一します。問題なのは預金超過額が存在していることではありません。預金超過額が増え続けていることこそが、問題なのです。
 すなわち、民間の企業や家計に資金需要がなく、銀行に預けられたお金の「運用先」が確保できない状況が続いているということです。
 この預金超過額の八割は国債で運用されていますが、結果的に日本の長期金利は世界最低を推移しています。当たり前です。何しろ、日常的に流れ込んでくる預金の運用先に銀行が困っている状況なのですから、「国債が買われるしかない」わけです。」

 デフレ不況が終わらないから、普通の人は収入を支出に回さず、貯金や借金返済に回す。一方で企業(零細企業を除く。)には資金需要がないので、銀行は貸出先がないから、少しでも利ザヤ稼ごうと思ったら、国債を買うしかない。いかに利率が低くても、国債は元本と利子は国が保証してくれますから、リスクはない。結果として、国債は過去最大の発行高でも低金利なのですよ。それでも消化しきれない預金が日々金融機関には貯まって行くのが現状です。国に金が無いのではなく、運用がされていないというのが正確です。国債は毎年後50兆円くらい増発してもいいでしょう。そうやって、5年くらい使い道のない金を財政出動に回して需要を作り出せば、デフレ不況も脱却し、少子化も改善されるでしょう。
 財務省は実は分かっているんです。国債を増発しても心配はないと。ただ、それが国民に分かってしまうと、増税という「省益」が失われてしまうから、記者クラブ通じて、「国民1人当たり何100万円の借金!」とか「過去最悪の財政事情」と書かせ国民をだまくらかしているのです。それに、希望を語るより、不安と絶望を語る方が、不思議なことに知的に見えてしまうんですよね、我が国では。だから、イラ菅も「最小不幸社会」なんて、敗北主義を丸出しにするのです。東部戦線だったら、背後からNKVDに重機関銃でカツを入れられるか、野戦憲兵の手で首から「私は敗北主義者です」とカードかけられて、木から吊るされるレベルですよ。

投稿: 土門見人 | 2011.01.04 19:20

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