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2011.02.10

農業予備役制度

 昨夜のWBSで、耕作放棄地の問題を扱っていました。最近、農地を斡旋する各地の農業委員会の機能不全が批判されているそうで、北海道で、空撮写真を使って農地を全てデータベース化して管理している(ちゃんと仕事している)農業委員が紹介されていましたが、ほとんどの農業委員は、農業基本台帳すらまとに作っていない。
 農地が相続税がかからないということで、節税や投機目的で買って、耕作を元の地主に依頼していたけれど、高齢化してそのまま放置というケースも増えて来たと。そういう内容でした。

 それで、農業従事者の平均年齢が66歳です。このまま行くと、70歳とかになってしまいますよね。
 その年齢でも出来る仕事なんです、と言ってしまうと、これは現役の農家の方から批判があるでしょう。その年齢でやっと回しているという現実が一方であるわけですから。
 ただ考えて見ると、一次産業は、会社化の波から取り残されたお陰で、定年制が導入されることもなく、やろうと思えば死ぬまで出来る仕事になり、機械化で作業も軽減されました。良い言葉では無いけれど、三ちゃん農業も可能にした。

 これまで、シルバー人材の活用が散々議論されてきたけれど、それが結実したことは一度もありません。そら高度成長を担い、定年になった後は、みな孫の顔見て、たまに海外旅行して過ごしたいでしょう。定年後をアルバイトで過ごすにしても、それは系列の子会社だったりして来た。

 幸い日本人は、当たり前に70歳を超えて長生き出来るようになりました。だとしたら、60歳の定年の後、もう10年、体力に見合う仕事を何処かでやってもいい。大企業には、40代を過ぎると、使い道の無い労働力が溢れています。少し早めに転業ということにしても良い。人生、一つの仕事ではなく、二つくらい仕事をこなすようにしても良いでしょう。
 でも東京に家を造ったのに、今更地方には行けないし、孫の顔だって見られなくのも困るのなら、まさに三ちゃん農業ですよ。週末だけ東北なり九州なりの自分の畑に出かけていって、農繁期だけ平日も出かける。彼らが行けない分は、地元の専業農家がカバーする。いわば農業予備役制度。
 私の義父はこの10年ずっとそういう形で、会津の実家を助けて来ました。義父は団塊世代よりさらに上の集団就職世代ですが、そうやって田舎の農業を支えている都会のお年寄りは大勢いると思います。その平均年齢66歳の裏側には、そういう支えもあるのでしょう。

 もちろんそれをやった所で、農業の若返りを先送りして構わないという話にはならないけれど、労働70歳定年を前提にして、むしろ大企業の定年を55歳に早めるくらいの荒療治で人材の流動化を促進し、もう新卒が入ることは無いだろうという高齢化が激しい業種に人材配置していくのはどうでしょう。
 雇用調整金は、そういう企業に出して、企業と政府が、人材再配置を後押しする。元気な内は働けるようにすれば、年金の支給額や支給時期にも余裕が出て来る。現役世代が早めに大企業を出ることで、企業社会の現場も若手が活躍できるようになるし、もちろん新卒にも椅子が回ってくる。
 問題は、たったここ半世紀のことではあるけれど、女は家庭。男はサラリーマンとして一生を一つの会社一つの仕事で終えて、定年後は悠々自適の老後というライフスタイルが日本社会にどっぷりと根付いてしまった。その固定観念を払拭することですよね。

※ 首相けんか腰「らしさ出た」…影響懸念の声も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110209-OYT1T00949.htm?from=main5

>「八百長相撲を一緒に取ってくれみたいな話」

 昨日、谷垣さんとのやりとりを冒頭部分からスカパーのニュースバードで見ていたのですが、恐ろしくつまらなかった。一瞬盛り上がったのが、この八百長相撲の所だけで、国民のマジョリティは、年金とか社会保障とかのフレーズが出て来た瞬間に眠くなるんじゃなかろうか。
 谷垣さんはもう少し攻めようがあったような気がするのですが。

※ ロシア、外相会談見据え攻勢 日本は「四島は日本領」との主張が不可欠
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110210/erp11021001400000-n1.htm

 ソヴィエト崩壊以降、北方四島の振興や防衛を黙殺し続けたロシアは、そもそも返す気があっての放置だったのか、単に国内政治がそれ所じゃなかったからだけのかを考える必要があるでしょうが、今後は、発展し、防衛力も強化される北方四島という現実を前提にして領土交渉を続ける必要があるでしょう。
 旧島民が生きている間にというのは難しいでしょうが、諦めた側が負けるわけで、そこは世代を超えて頑張るしかないでしょう。
 全く希望の無い話ではないですよ。ロシアの景気は、今後とも伸び続けるだろうけれど、あそこだって高齢化社会ですから、いつかは息切れする日が来る。

※ 兵士の餓死、略奪…北の食糧危機 限界越えた
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110210/kor11021009300000-n1.htm

 この時期の北の風物詩ですね。エジプトの携帯王が平壌で商売しているのはちょっと皮肉ですが。

※ めざせTOEIC800点 三井住友銀、総合職全員に
http://www.asahi.com/business/update/0209/TKY201102090462.html

 語学は出来るに越したことは無いと思うし、うちの宿場街でも非アジア系外国人さんが増えて来ましたが、それでも三井住友銀行ノクチ支店には、せいぜい一人二人英語使いがいてくれれば良いと思うんですよね。
 そんなスキルを行員に求める暇があったら、一時間早く帰宅して家族と外出して消費に貢献しなさい、と言った方が良いと思うのですが。
 最近、日本の会社は躍起になって海外競争力とか海外展開とか言って、それはそれで大事だと思うけれど、そこまで社員の能力を高める前に、社員が会社を離れた時に、個人としてどうやって社会貢献できるか、あるいは消費に貢献できるかも考えるべきだと思う。
 社員のスキルを上げるためには、その社員は個人の時間にしても勉強代にしても、何かを犠牲にせざるを得ないという現実を無視しがちですよね。

※ 小1に何度も技、死亡させた柔道指導者書類送検
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110210-OYT1T00001.htm

 これが書類送検で終わるのが疑問なのですが、スポーツの世界でも、それぞれの協会認定のライセンス制度が普及しつつありますが、法律で罰則規定を設けて、資格が無ければ指導は出来ない仕組みに変えた方が良いかもしれないですね。

※ 薬抜き目的で? 小向容疑者、マニラに“逃亡”の可能性
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110210/ent11021006070000-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110209/enn1102091609013-n1.htm

 執行猶予期間中の再犯ですから、当然それは取り消しになるし、もし戻って来るようなら、薬抜き目的は確定、戻って来ないようなら国外逃亡で、いずれにしても罪は重くなって、3年以上の実刑は免れないでしょうね。きちんと面倒みてくれる男でもいれば良かったんだろうけれど。つくづく勿体無い。

 ↓その他の話題はメ-ルマガジソにて

※ CMカット機種、生産中止へ…民放批判に配慮
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110209-OYT1T01129.htm?from=main1

※ 天皇陛下、精密検査へ…心虚血状態になる可能性
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110209-OYT1T00870.htm

※ ロシア時間「常夏」に 3月末、冬時間を廃止へ
http://www.asahi.com/international/update/0209/TKY201102090064.html

※ 天声人語
http://www.asahi.com/paper/column20110209.html

※ 暗闇でもカラーで映ります 赤外線画像の新技術開発
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110208/scn11020819220002-n1.htm

※ 「人間の呼吸」を検知する軍事ロボット
http://wiredvision.jp/news/201102/2011020920.html

※ 前日の空虚重量69.2キロ

※ 有料版おまけ 中国人は皿を割っても(ry。

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コメント

>農地が想像税がかからないということで

相続税ですね?
というか、控除対象になるのか。

投稿: | 2011.02.10 10:55

>想像税

 すみません。
 一瞬、そういう税金があったらどんな内容になるだろうとか思いましたすが(^_^;)。

投稿: 大石 | 2011.02.10 11:02

想も直さないと…

投稿: | 2011.02.10 11:03

>というか、控除対象になるのか。

自分で書いていて忘れていましたが、「水資源」を取り上げた番組で、農地は相続税は掛からないが
山林は掛かるので手放す、と取り上げていたorz

>一瞬、そういう税金があったらどんな内容になるだろうとか思いましたすが(^_^;)。

電脳世界なら出来そうな税金かも。
オタクの敵になりそうな税金ですがw

投稿: 10:55 | 2011.02.10 11:18

大石先生は一度、義父の農作業のお手伝いをされたらいいんじゃないかと思いますよ。
30kgの米を何十個も持ち歩けばいいかと。それで同じ主張できるといいですがね。

投稿: | 2011.02.10 11:20

>ロシア時間「常夏」に 3月末、冬時間を廃止へ
>中国人は皿を割っても

ロシア人は謝るのか? 中国は時差がない。
これを順列組み合わせでいろいろ考えると、面白いですね。

投稿: 足して2で割る? | 2011.02.10 11:31

>農地 相続税

 控除というより課税猶予です(^_^) (相続税の申告要)
 条件は、その相続人が生きて20年間、相続を受けた土地で農業を続けること。
 だから、都会でも20年以上農地(手間のかからない栗畑などが多い)が残っています。
 20年以内に農地の転用か譲渡を行うと、さかのぼって相続税が課されます。
 
 仮に猶予の申請をしなくても、(地方では)宅地や商業地に比べて、農地は著しく評価額が低いので、基礎控除の範囲に収まってしまうことがありますが。

投稿: プレーリードック | 2011.02.10 11:36

>30kgの米を何十個も持ち歩けば

 そういう話は、肉体労働には必ず付きまとうわけで、現実に平均年齢66歳でやっているわけだから、出来ないという話にはならないでしょう。
 それに、現場がその年齢で回ることを前提にして、機械化省力化も努力すればいいわけで。

投稿: 大石 | 2011.02.10 11:43

>むしろ大企業の定年を55歳に早めるくらいの荒療治で人材の流動化を促進し、もう新卒が入ることは無いだろうという高齢化が激しい業種に人材配置していくのはどうでしょう。
同期の誰かが次官になれば、残りは天下りに、という官僚組織とは当初は人材の流動化に寄与していたのだろうか。

>谷垣さんはもう少し攻めようがあったような気がするのですが。
何せあれほどの脳が空き菅相手には今までの討論の手法じゃダメな訳だし。

>三井住友銀行
こういう話って言いだしっぺは何点取れるのか取れたのか決して言わないのが常なのが嫌らしい。というか何で溝の口ってあんなに三井住友銀行がでかいんだろう。

>柔道指導者書類送検
警察署の中に柔道の練習場があるなど、身内同然の扱いになるのでしょうか。ところで「柔整 闇」で検索すると、レベルが大相撲どころじゃない話がザクザクと。余りに闇なのでマスゴミも叩けないか。

>小向美奈子
日本に戻ってくる時はブックブクに太っているのでしょうねえ。フィリピンで覚せい剤がらみの犯罪は終身刑もある厳罰だって話ですが、彼女は分かってるんだろうか。

>ロシア時間「常夏」に
まるで自転の速度を無視するかのようにカムチャツカが首都モスクワとの時差を9時間から最終的に6時間までに短縮するって話で、さすがに反対されてますね。実質3時間の永久サンマータイムだもんね。

投稿: 剣 | 2011.02.10 12:13

>TOEIC
連れが通訳資格持ってますが、TOEICは受けたことないんですよね。英検1級とTOEFL600点以上は大学院時代に取ったけど。TOEICって企業的には万能の物差しだけど、英語の運用能力を測るっていう点では、少し違うんだよね。英検1級ってかなり難しいんだけど、TOEIC程企業じゃ評価されない。合格か不合格かの2つしかないので、実際のレベルがはっきりしない欠点はあるけど、やっぱ宣伝の勝利でしょうか。

>農業
畑作はかなり大変だけど、作物の種類によっては専業でやっていける。米は、相当広い農地がないと専業ではやっていけないけど、機械化と農薬の発達によって、兼業でも農地を維持できるだけのことは可能。近郊の企業や役所には、土日と祝日及び年休だけで米を作っている農家が大勢います。機械化と肥料も含めて農薬を使えば、実質的に年間30~40日程度の労働で何とかなります。
ただ、それは勤め仕事がある近郊農家の話で、ホントの田舎は仕事がないので、米農家はやっていけません。

投稿: | 2011.02.10 12:44

>そういう話は、肉体労働には必ず付きまとうわけで、現実に平均年齢66歳でやっているわけだから、出来ないという話にはならないでしょう。

若い頃からの積み重ねがないと無理なんじゃないですか?

>それに、現場がその年齢で回ることを前提にして、機械化省力化も努力すればいいわけで。

機械化のペイしない、細かい作業だって、そう畦の手入れですら、素人さんを連れてきたら
1時間で音を上げると思います。

投稿: KAZ | 2011.02.10 13:09

>若い頃からの積み重ねがないと無理なんじゃないですか?

肉体労働の場合、育ち盛りの若いときに体を作っておかないと必ず無理が来ますので
現役寿命は短くなりますね。
スポーツ経験の無いサラリーマンがいきなりハードなスポーツをやるようなもんです
必ず腰をやっちゃいますね。ヘルニアになったら引退するしかありませんな
例えば米を担ぐのにフォークリフトがあるじゃんって言う人がいますが
リフトは田んぼを走行できませんので、米袋をトラックに積載するときは人力です
パレットに積む作業も人力です
米の積み込み作業です
http://blog.shop.zizaemon.com/?cid=14156

投稿: | 2011.02.10 13:41

前に先生がおっしゃっていたことだけど、若年層との農業マッチングに注力したほうがいいんじゃないかな。

投稿: 狸穴 | 2011.02.10 14:08

すみません、先生の「半島有事」が2巻まで、電子書籍パピレスというところで販売されていました。
すでに2巻なので、売り出しが早いからちょっとびっくり。
これらの契約について、差し支えない程度で結構ですのでお話を伺えませんか?

投稿: 狸穴 | 2011.02.10 14:36

>電子書籍

パブリには3巻が出ていますよ
http://www.paburi.com/paburi/bin/product.asp?pfid=20009%2D100609449%2D001%2D001
630円は安いかも知れませんが、やっぱり紙を手元に持ちたいんですよね。

PDF版を売っていた時代(昔々)に「香港独立戦争」の上下を買ったことがあります。
何故かタイムスタンプが2094年になっていたw

投稿: | 2011.02.10 15:01

>これらの契約について、

 全く知りません。パピレス固有の著者用契約書があるのかどうかすら知りません。パピレスから印税が直に入るわけでもないですから。
 恐らく出版社との全体契約だと思いますが。そこまで把握している書き手は少ないと思います。
 この人の作品は早めに電子書籍になるけれど、この人のは遅い、あるいは電子書籍にならないようだといった時に、考えられる理由は二つあって、第一に、著者が電子書籍に抵抗があるか無いかですよね。やっぱりまだ抵抗があるライターさんがいらっしゃいますから、そういう書き手相手だと、編集部も、いちいち著作権に関する交渉を著者とするのも面倒ということになります。
 もう一点は、電子書籍にした時に、動く本と動かない本というのがやっぱりあるらしいんです。読者の方で、紙に拘りがある読者と、別に電子書籍で構わないという読者がいる。単純に、このジャンルは後者の読者も一定数いるということなのでしょう。

投稿: 大石 | 2011.02.10 15:17

投稿: | 2011.02.10 15:47

>30kgの米を何十個も持ち歩けばいいかと。

労働基準法では、20Kgを超えると、人力での運搬は違反なんですけどね。
よく、家電なんかの段ボールに、『人手で持ち運ぶときは二人以上で云々』と明記してあります。
大昔、金属精錬現場で資材(粉状の資材)の荷姿を、15Kgの袋にしたら『一人で2個持てるように』、と10kgに変えました。

ただ、現場の親爺さんたちは、その10Kgの袋を100個(=1トン)、飛距離10m超の連続投入を中腰のままヤる方々でした。
これを現場のヲヤジさんたちより迅速かつ正確にやってのけたのが、東大柔道部の主将だった男で、一躍、英雄になりましたが。
(ホワイトカラーでもナメてかかれん、と・・・)

私自身は、メタルのサンプル(1個500g内外)を40数個、リュックに背負って45m床から階段で降ろしたりしましたが。
2回も連続でやると、なかなかキツかったですね。こういうコトを自分でやれないと、現場のオッサン達は信頼して動いてくれない
時代でしたよ。

投稿: | 2011.02.10 15:50

>630円は安いかも知れませんが、やっぱり紙を手元に持ちたいんですよね。

高価いんじゃなかな・・・ 再販をどうするか、でしょう。
新刊を定価で買って、読んだらすぐブックオフ、もう一度読みたきゃ密林古書で1円(実際は送料こみで251円)宅配。
個人的には、これが定着してますからね。読み終わったら発行1週間以内だと、帯さえキレイにしておけば値段はつきます。
(ってか、読む前に外す。売るときに付ける)

投稿: | 2011.02.10 16:03

>恐らく出版社との全体契約だと思いますが。そこまで把握している書き手は少ないと思います。

って複製権、公衆送信権 、送信可能化権が絡んでくるんで
書き手さんが何もしらないってのは不味いんじゃないかなあ
作者さんの取り分も含めて明文化しておかないと揉め事の元ですよ>出版社

投稿: KAZ | 2011.02.10 16:24

御回答ありがとうございます。

>パピレスから印税が直に入るわけでもないですから。
>恐らく出版社との全体契約だと思いますが。そこまで把握している書き手は少ないと思います。
ああ、そういうもの、なんですね。
出版社側との契約時の内容に電子書籍の売り上げも含まれているのでしょうか。
(昔、本を出したときに初版何部に対する印税**%で合計XX万円、という契約であったので、
電子書籍分は別途なんらかの形式、販売金額の設定や売れた部数X何%とかあるのかと思いました。)
電子書籍分の冊数等を著者も知らないとか近刊がこれだけ早いとなると、書籍分の重版分に響いてくるかと
思いますがそこいらへんはどんなもんかと。著者にも利益がまわってほしいと思うので。
自炊するほど根性がないし、本の形態での現物(^^;も手元(といっても読んだ後倉庫だけど)ほしいので、
電子書籍の方も買おうと思います。

投稿: 狸穴 | 2011.02.10 16:36

流石、売春禁止したらオネーさん達がデモるお国柄か。

・アダルトビデオへの支払い、世界で最も多いのは韓国人=2位の日本人の3.4倍―米誌
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20110209013/1.htm
『韓国人がAVを見るために使う1人当たりの平均額は526.76ドル(約4万3000円)。2位の日本(156.75ドル)の3.4倍で
 断トツの世界一となった。』
『これについて、8日付韓国紙・朝鮮日報は「統計の信用性は極めて低い」と否定的な見方を示した』

後者は、どう反応すべきか悩ましぃ・・・

投稿: 笑うトコなのか・・・? | 2011.02.10 21:01

>CMカット機種、生産中止

>最近、テレビ局側も、CM飛ばしさせまいといろいろ仕掛けていたから、あまり完璧には機能しないんですよね。リモコンボタンで30秒のスキップ機能さえあれば十分でしょう。

やたらと小刻みなスポットCMが多様されてイラっとするので、そろそろ総務省でもJAROでも良いからCM規制を検討してほしいですね。
CMカット機能以前に、HDDレコーダーの総容量の20~25%が見たくもないCMに占拠されてる現実の方が遥かに腹立たしいですけど。

ただ海外ドラマ「24」の時刻表示を見ると、1回のCMに約4~5分近く採ってあるので、ジャック・バウアーがトイレに行ったり携帯電話の充電をしないのであれば、海外ではCMに関する何らかのルールが存在するのでしょうかね?

投稿: リラ | 2011.02.10 21:21

>30秒のスキップ機能
30秒スキップ機能もいいのですが、2年ほど前にパナのデッキは、自動的にチャプターを入れてくれるので、スッキプボタンを押せばCMが飛ばせるので非常に楽です・・・。

投稿: | 2011.02.10 21:43

失礼しました。
×2年ほど前にパナ
○2年ほど前に買ったパナ
でした。

投稿: | 2011.02.10 21:44

>ロシアの景気は、今後とも伸び続けるだろうけれど、あそこだって高齢化社会ですから、いつかは息切れする日が来る。

プーチン主導によるロシアの社会経済構造は、なんかソ連回帰の感があります。国有化による一部超大企業への集約、政治による利権の収斂、国有化による国家公務員化などを見ていると、既視感に捉われます。
かつてのソ連がそうであったように、耐久消費財の進歩が見られず、輸入品に押されたままです。ちなみに日本は自動車や電子機器を輸出しています。海外製品が席巻している状況では、国内産業の芽が育ちませんし、天然資源に頼るばかりです。
以前も書きましたが、ロシアのGDPは資源生産を除くとオランダ並だそうです。このような状況では、かつてのソ連のように内向き政策が幅を利かせるのではないでしょうか。
北方領土返還交渉に光明は見えないでしょうね。

投稿: ペンチ | 2011.02.10 22:28

いくら、大半の新弟子が中卒からだといってもねぇ・・・

・まるで小学生なみ…恥ずかしい力士「17カ条の心得」
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110210/mrt11021021030003-n1.htm

『17カ条の中でも目を引くのは、(10)「節制」(度を超さないよう欲を抑えて控えめにすること)(12)各部屋で門限を定め、
 門限を厳守するよう徹底する(13)各部屋、自宅、病院・治療院、日本相撲協会以外に外出する際は、全て部屋の師匠に了解を得る
(16)「近所に限らず、町中で声をかけられたときは、気さくに応え、挨拶する」-など、小学生に教え込むような初期教育に類する
 内容も盛り込まれている部分。』

これを改めて徹底する、って、今までコレができてなかった、ってコト? 1年も部屋に居れば、人間凶器並みの破壊力なのに。
土佐闘犬の放し飼いもたいなもんですな。

投稿: おすもうサン | 2011.02.10 23:10

>もう新卒が入ることは無いだろうという高齢化が激しい業種に人材配置していくのはどうでしょう。

補助金をジャブジャブいれて、衰退産業を支えるのと同じ。
市場も限られ、生産効率も上昇している農業に人を増やすのは、高齢化による農地あまりで将来、大きく飛躍することを夢見て今現在、一生懸命やっている少数の若年農業経営者を潰してしまいます。

そもそも日本の農業が高齢化したのは補助金をジャブジャブいれたせいで、働きがいが無くなったからです。
そこに人をどんどこ送り込んでも、送り込まれた人たちが補助金寄越せの合唱をはじめるだけだと思います。

投稿: ほる | 2011.02.10 23:45

>これを改めて徹底する、って、今までコレができてなかった、ってコト? 

「17カ条の心得」を作った親方たちの方がアレなんでしょう。きっと。

投稿: ほる | 2011.02.10 23:47

>めざせTOEIC800点 三井住友銀、総合職全員に

税理士を目指してもらった方が頼りがいがあるのでは?
都銀の行員が遊んでいるとは思えないので
銀行員としての能力低下が心配?

投稿: | 2011.02.10 23:49

>そもそも日本の農業が高齢化したのは補助金をジャブジャブいれたせいで

いや、補助金なんて農家には回ってこないって(笑)そもそも農家で食っていけんでしょう。うちは4ヘクタール(多いほうよ)田圃があるけど売上?は400万にいったり行かなかったり。経費を引いたら100万残る?
野菜とかどうよ?っていわれそうだけど基本年単位のギャンブルですよ。ローリスクにするように考えていても噴火とか予想できんし(涙)毎年100万多い年はもう一桁上の単位のギャンブル(笑)

投稿: | 2011.02.11 02:33

Toeic 800点

馬鹿馬鹿しい。ユニクロや楽天の社内英語公用語化と同じ。まぁ、最近の学生さんは優秀だからこの程度のハードルは普通にクリアするんだろうけど、単に目的と手段の区別をつけられずに、結局手段が目的化してしまってるだけの話。

ま、うちの会社もあんまり偉そうなことは言えないんだけど、5年か10年かごとに似たような話が出たり消えたりしてる。結局定着しないのはその必要がないからなんだよねー。間違いなく銀行さんよりは英語は話せないと困る業種だけど。

投稿: モチキセキセキ | 2011.02.11 05:27

※ ロシア 常夏

あんまりじっくり記事を読んだわけじゃないんだけど、普通冬時間が正しい時間帯で夏時間が時間を一時間遅くするんですよね。

そういう意味では、夏時間みたいな非合理的なシステムがなくなった、というより、本来仮の時間であった夏時間に、本当の時間である冬時間が統合されてしまったということでは。

ま、年に二回時間が変わるということに対する批判なら話は別です。

ちなみにアメリカでも畜産の盛んなインディアナ州の一部の地域でサマータイムを採用してない場所があります。理由は牛は時計を見ないからだそうです。これホントのはなしです。

投稿: モチキセキセキ | 2011.02.11 05:39

>銀行員に英語

日本の銀行にはバンカーがいませんからねぇ。リスクを絶対に取らない。英語なんか勉強させるより、株式とか債券などの取引を勉強してもらった方が、企業としては+になるんじゃないの。日本人しか相手にしない職種の人にまで英語の勉強をさせる余裕があるなんて、よっぽどヒマなんだ。

投稿: | 2011.02.11 06:46

>牛は時計を見ないからだそうです。
そうそう、動物に時計はいりません。
明るくなった活動して、暗くなった寝るだけです(逆もあるけど)。
これまさに自然なサマータイムと言うことですね。
ちなみにカレンダーも必要ありません、動物に休日も平日もなし。

投稿: | 2011.02.11 08:11

かの、ホー・チ・ミンでさえ、『中国人の糞を一生食うくらいなら、フランス人の糞を暫く食った方がマシ』と言ったのに・・・

・休日まで中国を配慮? 民主「休暇分散化」構想 今国会中の祝日法改正を目指す 祝日の「意義」はどこへ 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110210/plc11021020260027-n1.htm
「中国の建国記念日「国慶節」(10月1日)に配慮し、10月第1週に連休を設けない方針。日中の観光客がかち合って渋滞・混乱する
ことを懸念したというが、日本の休日が中国の行事に左右されるのは本末転倒だといえる。祝日の「意義」までも骨抜きにされる危険性もある」

一方、日本が散々貢いだ美国は、既に糞さえ食わせる気がなさそう。
・米世論48%は「在日米軍撤退すべきだ」
http://www.j-cast.com/2011/02/09087674.html
「米世論調査会社のラスムセンは2011年1月4日、米国有権者の約半数が在日米軍を撤退させるべきだと考えているとする電話世論調査の結果を発表した。 調査によると、有権者のうち48%が米軍は日本から撤退し、地域は自国で防衛すべきだとの考えを示した」

「ベトナム戦のベトナム化」ならぬ、「日中戦の日本化」か?

投稿: 中国と・・・ | 2011.02.11 08:55

>いや、補助金なんて農家には回ってこないって(笑)

自民党政権で、補助金削減と農業の大規模化の促進に踏み切りましたからね。

それを批判して戸別所得補償制度を主張したのが民主党。


>そもそも農家で食っていけんでしょう。

食っていけないはずなのに、小規模農家が残っているのが補助金ジャブジャブの証拠。

趣味の園芸やハイ・アマチュアとして農業をやっているなら別ですけど。

投稿: ほる | 2011.02.11 09:04

>労働基準法では、20Kgを超えると、人力での運搬は違反なんですけどね。

米の袋は30キロ規格ですし、小麦粉なんかは25キロなんですよね
1斗缶の油は16キロですが水あめは25キロ、USAのお肉にいたっては1箱35キロ以上はざら
(だから体力勝負で元陸自隊員なら即採用の職場でけっこういてましたよ)
で、僕は実家が百姓で業務用食品の問屋に勤めて兼業農家してましたが
納品先のケーキ屋にしろパン屋にしろ、粉をメーカーから運んでくる運ちゃんにしろ(運送屋は1トン単位ならパレットで
来ますが、10本とかの仕入れだと手下ろしでした)男二人で袋を持つ姿は見たとこがありませんね

投稿: | 2011.02.11 11:15

>銀行員に英語

ちなみに食品の問屋の話の続きだけれど、こっちは輸入食材等けっこうあるし都市部の物流センターは実質夜中の仕分け作業
は外人頼みですので
いろいろ指示するのに英語、フランス語は読み書きできた方がいいですね(出来たらポルトガル語も・・・日系人いてますんで)。
外人部隊相手にどうやって指揮をとれと・・・・(日本語、英語、が出きるシナ人バイトや日本語ちょとわかる日系人をサブに
付けてなんとかやり繰りしましたけどさ)とにかく言葉のニュアンスの行き違いで抱腹絶倒のエピソードはいっぱいありますねえ
ネット販売でラップ4本の注文で牛乳が送られてしまったり・・・漢字の商品名が読めないんで毎度同じユーザーに
必ず違う冷凍魚が行っちゃうとか
輸入のワインの入荷日の検品なんて20トンコンテナが2本入ってきて納品書が全部フランス語・・・・・
商品も全部フランス語やらポルトガル語やらスペイン語・・・突合せ作業の大変なことw

投稿: | 2011.02.11 11:32

ttp://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/pdf/100831-01.pdf
平成23年度農林水産予算概算要求の概要

総予算2.5兆円・農林関係公共事業に0.7兆円・戸別所得補償に0.7兆円。一方、農林水産業の総生産額は年8兆円ほど。

「男女共同参画関連予算に年10兆円も使ってる!防衛費より高いジェンダーフリー予算w」って例の煽りじゃないですが、

「農業用水のためにダムやパイプラインが必要だよね?」
「農作物出荷のためには高規格農道が必要だよね?」
「能率を上げるためには圃場の大規模化が必要だよね?」

と、「農業基盤を強化する」とかいう名目でゼネコン経由で東京にUターンしていく税金のことも考えてくださいな。
地元農民が水いらない言ってるのに作り続ける農業ダムとか、バイパス替わりにされてトラクターで走ると「どけ」とクラクション鳴らされる「農道」とか。

投稿: | 2011.02.11 13:05

>食っていけないはずなのに、小規模農家が残っているのが補助金ジャブジャブの証拠。

兼業で先祖代々の土地を守るって考えでやってるっての。
次の代じゃそんな考えもないから大量に廃業するだろうね。

投稿: | 2011.02.11 13:38

>と、「農業基盤を強化する」とかいう名目でゼネコン経由で東京にUターンしていく税金のことも考えてくださいな。

その税金を稼いだのは東京圏の人でしょ。


>地元農民が水いらない言ってるのに作り続ける農業ダムとか、

で、その地元農民は文句だけで何もやっていないのですか?
作れば文句を言い、作らなければ文句を言う。
まったく気楽でうらやましいですなあ。


>兼業で先祖代々の土地を守るって考えでやってるっての。

自力で守れよ(w
自力で土地を守れない子孫の非力さを恨んでください。

投稿: ほる | 2011.02.11 14:16

またほるさんが文意を誤って解釈しているような気がする・・・。

>>食っていけないはずなのに、小規模農家が残っているのが補助金ジャブジャブの証拠。

>兼業で先祖代々の土地を守るって考えでやってるっての。

これは、「兼業」だから農業で食っているわけじゃなく食うための仕事は他にあり、
単に土地を守るという考えで農地として残している、という考えでしょう。
だから、

>自力で守れよ(w

って十分自分で守っていますよね。


>>次の代じゃそんな考えもないから大量に廃業するだろうね。

>自力で土地を守れない子孫の非力さを恨んでください。

ここもかみ合ってなくて、(もし守れる力があったとしても)子孫は土地を守る気がない、
それこそ小さな農地など売るか宅地等に転用する、ということでしょう。


そもそも市街化区域となったら農地であろうが通常の住宅地と同様の課税標準となるため、
稼げそうにもない賃貸アパートに衣替えしていくことも多く見受けられます。
稼げそうもない、と言うのは、地方都市ではどうも周辺部の一戸建てよりも中心部のマンションに人気が集まっており、
そんなにマンションが必要なの?という感じでマンションが建っても全部売れていっているようです。
(地方都市に住む者の実感。)
つまり、人が中心部に集中する動きを見せているのに、周辺部で賃貸アパート建てても人集まらんだろ、ということです。
(でも、相続対策、とかいう不動産会社の言葉に乗せられてしまうんだろうねぇ・・・。)

投稿: さまよえる人 | 2011.02.11 18:20

>単に土地を守るという考えで農地として残している、という考えでしょう。

それならそれで尊重します。


でも先祖代々の土地なんて、GHQの農地改革以後にどれだけ残っているのでしょうね。
GHQが無理矢理に増やした農業人口をようやく生産効率に見合った適正規模までに減少させられるチャンスが現在です。
農業予備役制度は、その産業としての健全化を阻害するものです。


シルバー人材の活用ならば、農業よりも小説やブログを書かせて、それを政府が買い上げて日本からのコンテンツ発信に使えばよいと思います。
つぶやき、日記、旅行記から学術論文、作曲や動画まで、とにかく日本政府が買い上げて、政府提供のネット上で公開しまくればよいのです。
日本は国威発揚のためのコンテンツを大量に確保でき、作成者は日本政府から金をもらうと。
そうすれば年金制度は不要です。
誰もが最期まで何らかの記録や著述を残し続け、その代価を日本政府から受け取ればよいのですから。

投稿: ほる | 2011.02.11 23:04

民主党のすすめるTTPでみな解決。
農業は壊滅して誰ももうやらなくなり淘汰されるし
サービス、金融、労働も自由化されて外国人労働者にみな奪われる。
ほんと民主党は売国だなあ。

投稿: SS400 | 2011.02.12 09:04

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