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2011.02.13

独裁者好きな米国2

 昨日の、「アメリカは独裁者が大好き」という話ですが、そもそも産業革命以降、どれだけの民主主義国家が世界に存在したのだ? という話に当然なるでしょう。
 昨日のパックイン@スカパーで、二木さんが、鈴木宗男の秘書だったムルアカさんの話をしていました。彼は、ムネオ事件のとばっちりで、パスポートの偽造問題というのが持ち上がるんですが、これは日本の外務省が仕掛けた実に汚い謀略でした。それを全マスゴミが乗っかって煽った。
 ムルアカさんの母国(すでに日本に帰化)であるザイールもモブツ政権が長いこと独裁体制を敷いていた。コンゴ共和国として再スタートした今も混乱が続いています。
 ムルアカさんの話では、「アフリカで独立を志した20数人はCIAに暗殺されている。(アメリカの)意に沿わなければ殺されるということを僕らは良く解っている。日本人はどうしてアメリカをそんなに信用するのか」、と。

 たとえばフィリピンです。スペイン、アメリカ、日帝と支配者が代わったけれど、フィリピンでは、アメリカこそが最悪な支配者だったと言う人々は多い。アメリカがいなければ、フィリピンはもう少し早く民主化して、東南アジアの発展の波に乗れていたかも知れない。
 たとえば今のチベット、ウイグルはどうでしょうか。チベットやウイグルの民主化運動の弾圧に手を貸しているのは他ならぬアメリカです。エシュロンを利用し、NSA、CIAが収集した膨大な情報は、「テロ情報」の名の下に右から左へ中共政府に手渡され、民主化のリーダーや民衆弾圧の手段に利用されている。

 アメリカが巧妙なのは、自分たちが自由の庇護者であることを装うことです。多くの亡命者を受け入れ、臥薪嘗胆、彼らの母国で革命が起こったら、自由の国から松明を持って彼らは華々しく帰国する。韓国がそうでした。フィリピンがそうでした。その熱狂の中では、その独裁政権を誰より熱心に支えたのが当のアメリカだったという事実は免責されて来た。
 もちろん、われわれは長い冷戦を戦い勝利するために、背に腹は代えられなかった部分はあります。隣国で金王朝が今も繁栄を続ける現状に、アメリカは大きな責任を負うでしょう。ただ、金王朝の崩壊を誰より望んでいないのは、韓国人であり日本政府です。
 もしこの地球上にアメリカという国が無かったら、多くの民主主義国家が失われていたことでしょう。日本も危うかっただろうことは間違い無い。けれど、その成果の裏で、アメリカがいなければ、もっと多くの民主国家が誕生していたかも知れないということは、時々考えるべきことかも知れません。

※ 「領土問題議論する意味失われる」ロシア側が警告
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201102120261.html

*ロシア「四島返還、展望ない」=菅外交一段と手詰まり
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011021100430

 昨日も、モスクワからのレポートで、TBSの記者が「総理発言で険悪になった日露関係は……」とか結んでいるんですよ。恐らく外務省との間で、レポートの中に必ずこのフレーズを入れるよう記者クラブで談合がなされたのでしょうが酷いですね。
 連中はこんなことをやっていて恥ずかしく無いんだろか。この時事の記事も酷いもんですよ。さっきの報ステも「暴挙発言で日露険悪化」とやらかしていた。
 日中関係とは違う相手だということを考え無いと。強気に出てどうなる相手でも無いけれど、こちらの言動があちらを激怒させたなんてマスゴミが繰り返すのは、本当に相手の思うつぼです。
 前原外相の訪露が、「菅総理の暴挙発言で成果が無かった」(たとえば今日11時半のTBSニュース)と垂れ流すマスゴミの諸君は、その発言が無かったら、いったいどんな成果が得られたと思っているんの?

※ 海兵隊の「抑止力」は後付け 鳩山氏、普天間の全容語る
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021201000535.html

 もう今頃、言うなってあんた!

※ 韓国が最新戦車の量産へ「日本の90式戦車2両を貫通できる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0212&f=politics_0212_007.shtml

(↑すみません。メルマガでは途中で改行が入っていてリンクが切れています)

 なんでここで90式戦車が出て来るんでしょうね(^_^;)。今の戦車はむしろ砲ではなくデータリンク等がキモですから、果たしてその戦車を運用できるだけの体制を整備できれば良いですが。

※ 阿久根市議の報酬日当制、月額制に戻す案 年額4倍超へ
http://www.asahi.com/politics/update/0212/SEB201102120003.html

 議員さんも生活があるわけですが、でもこの報酬額って、戻った後でも市役所の職員より低いかも知れないんですよねw。

※ 九州新幹線切符発売 「みずほ」一番列車は15秒で完売
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=30252

 こんなの抽選にすべきだと思うけどなぁ。

※ 前日の空虚重量69.5キロ

※ 有料版おまけ iPS細胞としての地方

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コメント

>昨日の、「アメリカは独裁者が大好き」という話ですが、そもそも産業革命以降、どれだけの民主主義国家が世界に存在したのだ? という話に当然なるでしょう<

その「民主主義」たって、欧米の価値観に根ざしているわけで、それを全世界に適用しようって考えこそ実に傲慢だし不遜ですよ。
読んでると大石さんは、そうした欧米的価値観こそ普遍性があり正しいのだって考えのようのですが、それこそキリスト教以外は邪教だって世界だし、魔女狩りにだって通じるものがあります。
CIAとかなんちゃらとか、まさに「無いものをあるようにみせる」ことによって欧米の力を誇示することに加担してるように思えますけど。

投稿: 世田谷区民 | 2011.02.13 12:07

KTXも脱線するし。

投稿: pongchang | 2011.02.13 12:36

> CIAとかなんちゃらとか、まさに「無いものをあるようにみせる」ことによって欧米の力を誇示することに加担してるように思えますけど。

それはいくら何でも認識がひどすぎやしないか。アメリカはベトナム戦争を自作自演したんだし、それから見ればこんなことは別に当たり前の部類でしょう。

投稿: | 2011.02.13 12:55

※ 昨日の、「アメリカは独裁者が大好き」という話

少し陰謀論に傾きすぎていないでしょうか?

>たとえば今のチベット、ウイグルはどうでしょうか。チベットや
>ウイグルの民主化運動の弾圧に手を貸しているのは他ならぬアメリカです

ソースは、と言いたいところですが、それは別にしましょう。仮にそうだとしても、ダライラマを応援してたりもする。それは人権弾圧という価値観がアメリカ的な価値観とそぐわないからでしょう。その上に中国を弱体化したい、という裏の意図もあるのかも知れない。そうは言っても、やっぱりアメリカ的な建前ははずすわけにはいかない。多分にジャイアン的なところはあるにしても、「いいもん」の看板を下ろせないのがアメリカという国じゃないでしょうかね。そこらへんが純粋なジャイアン国家のロシアだったり、中華思想の本家本元たる中国との違いでしょう。どちらの国にも純粋な拡大志向と権力欲だけがあり、それは無限に拡大するレーベンスラウムを信奉している化け物国家の再現でしかない。さすがに、今はそこまでひどくはないかも知れないが、本質はそういうところにあるような気がします。

勿論、アメリカは今だって平気でイラクやアフガニスタンで人権侵害を行っている。下手すると本国でも人権侵害してる。そうかもしれないが、自由主義と人権と旗を立て続けているところ、立てざるを得ないところにアメリカの価値があり、アメリカのユニークさがあるのではないでしょうか?

>けれど、その成果の裏で、アメリカがいなければ、もっと
>多くの民主国家が誕生していたかも知れないという
>ことは、時々考えるべきことかも知れません。

歴史上の「if」を語っても結論は出ないでしょうが、それはないでしょう。ベトナムやイスラエル、フィリピンや中南米の諸国で確かにアメリカは数々の自らの建前に悖ることをしてきたかもしれない。ただ、その時もう一つのスーパーパワーたるソビエトは何をしてきたか?もっとひどいことを平気でやり続けてきていた。中国はこれからあたらなるスーパーパワーとして人類の普遍的な価値と我々が信じることを伝道していけるか?これも多分無理でしょう。少なくとも、19世紀の間は結局部族国家だったり、権力者が私腹を肥やして、前近代的な国家が自ら民主主義国家に脱皮することは出来なかった。

ひょっとすると今回のエジプトのケースは一つの新しい政体の転換のモデルになるのかもしれない。それとも単に一つの独裁から新たな弾圧的政権への移行なのかもしれません。ただ民主主義という政体を手に入れるためには生半可な努力では難しいですし、またそれを受け入れるための国家としてのインフラや成熟度なくしては結局は独裁的な統治の方がずっと高効率での国家経営が可能だということではないのでしょうか?勿論、そういう善政が行われることの方がまれなんでしょうが。

長い割にまとまってなくて、スマソ。

投稿: モチキセキセキ | 2011.02.13 12:58

>連中はこんなことをやっていて恥ずかしく無いんだろか。

もはやマスコミの皆様にまともな判断力など期待していません。普通の羞恥心があれば、とっくに会社辞めてると思います。

投稿: モチキセキセキ | 2011.02.13 13:10

>欧米の力を誇示することに加担してるように思えますけど。

おっ、お得意のいちゃもんですね。
あいかわらず何を言いたいのかわかりませんね?
反民主主義者の世田谷区民としては、独裁制推奨ですか?
それとも共産主義万歳ですか?

>CIAとかなんちゃらとか、
つキューバ侵攻

投稿: | 2011.02.13 13:11

今日はやけに田中宇宙チックな文章ですね。

投稿: | 2011.02.13 13:37

>アメリカ合衆国の策謀

私は、世界を裏から支配してる組織の一員でも何でもないんで真実は分かりませんが、
見聞きした範囲では、陰謀論に落ち込んだ作家さんって作品が確実に面白くなくなります。
この経験則は真実です。
あんまりそっち方面にのめり込まない方がよろしいかと思います。

投稿: KAZ | 2011.02.13 13:38

昨日のコメ欄でもありましたが、正直、アメリカが「自由や民主主義を建前どおりに推進する国」ではなくてよかったと心底思います。

相手を非難する際、建前を振りかざす相手には現実を持ち出し、現実路線で汚い事をする相手には建前を持ち出すような物言いは下劣です。

投稿: H.B | 2011.02.13 13:50

>もう今頃、言うなってあんた!

民主党への政権交代=時の党首(鳩山)を総理大臣にするということだったんですよね
まあ民主党支持者に何度その考えの甘さを思い知らせるんだとは思うけどww

投稿: | 2011.02.13 14:01

>鳩山氏「海兵隊抑止力は跡付け」
・・・わずか8ヶ月前に自分が全権を担って締結した日米合意は跡付け理由をしつらえて妥協した産物だったと言うわけですか。こういうのは晩年に回顧録で明かすべき事であって、今まさに後任者がドツボにはまってドッピンシャンしている最中にゲロしてどーするんでしょうね。海兵隊の沖縄常駐は地理的軍事的に唯一無二の選択肢だというのが政府案の唯一の寄りどころだというのに。おもいっきり否定しちゃってまあ。

投稿: 川副海苔 | 2011.02.13 14:01

跡付けじゃなくて後付けでした。すいません。

投稿: 川副海苔 | 2011.02.13 14:04

>おもいっきり否定しちゃってまあ。

まあ鳩山が「沖縄の海兵隊の抑止力」について「根拠がない」と言うんだから、やっぱり「根拠がある」んですよ

投稿: | 2011.02.13 14:08

>陸別
人口は自然減しますが、寒さそのものをウリにした観光も盛んですから、北海道の中ではかなり恵まれてるほうですよ。
(冬、殆ど出稼ぎに行かずに済む)
それに、低温環境の自動車試験場があるんで、冬でも出張者が途絶えない。同じような試験場は、各社、あちこちに
持ってます。維持コストもかかるし、地元の地味な振興産業にもなっている。

町の行政が、夕張みたいにヘンに間違えなければ、寒さそのものは道産子はあまり苦にしません。寒いのが前提の生活
スタイルであり家屋構造ですから。同じテストコースのある、むかわ町(旧鵡川町)等もそうですね。あそこはシシャモ
なんかも有名だし。

投稿: 自動車屋くずれ | 2011.02.13 14:16

「腹案は?」と今回も聞かれて、やっぱり徳之島だってのですから、方便と言いながら沖縄近辺に海兵隊が居ることが抑止力になるって鳩山さん本人だって信じてるじゃないですかね。
グアムとかサイパンとかテニアンとか鹿屋とか新田原とか九州ローテーションだとか、さすがのルーピーさんでも出てこない。
「抑止力ないんだ」派が小躍りするような話じゃないと思いますわ。

>―「腹案」とは。
「徳之島に移設先を見いだしたかったので腹案という言い方をした。米軍も最後には、訓練の一部を移すことは検討できるということだったから、日米共同声明の中で『徳之島』という文言は生きている」<
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021201000540.html

投稿: 世田谷区民 | 2011.02.13 14:23

ベルリンの壁が崩れ、ソ連が崩壊してからスパイ小説がつまらなくなりましたよね。じゃなくて、冷戦構造がなくなった世界はどうなるんだろうとやや不安な感じでした。しかし、当時の日本はバブルに浮かれていた。敵を失ったアメリカはバブルに沸き立っている日本を苦々しく見つめていたような。今となっては信じられないけど。

それにしても、あれから20年も経ったなんてなあ。

投稿: ピンちゃん | 2011.02.13 15:03

うーん、確かに一問一答をよく読んだら鳩山氏はたいした事は言ってませんねえ。糠喜びでしたか。残念。

投稿: 川副海苔 | 2011.02.13 15:08

> エシュロンを利用し、NSA、CIAが収集した膨大な情報は、「テロ情報」の名の下に右から左へ中共政府に手渡され、民主化のリーダーや民衆弾圧の手段に利用されている。

こういうの書いちゃうのはどうなんですかね。
第一疑わしいし、証明しようにもソースは出せないだろうし、もし本当に信頼できるソースとつながっているのだとしたらそういう情報をここで書いちゃっていいのかと思うので、「こんなこと知ってる大石さんすごい」とは思えないんですが。

投稿: | 2011.02.13 15:09

>アメリカはベトナム戦争を自作自演したんだし<

ネット上だといろいろ香ばしいサイトが出てきますねぇ。
やっぱり。

投稿: 世田谷区民 | 2011.02.13 15:19

>ネット上だといろいろ香ばしいサイトが出てきますねぇ。
>やっぱり。

印象操作ですか?ヒックス湾でも何でもいくらでも証拠ありますやん。

投稿: | 2011.02.13 17:01

つジェム大統領暗殺

いやあ、CIAが岸信介に資金援助していた時代なのにね。(同様にKGBが社会党に)
冷戦時代は仕方ないってんならわかるけど、冷戦時代にもそんなことない。そんなのは陰謀論だなんて何で言えるのかねえ?

投稿: | 2011.02.13 17:19

>鳩山語録

昨年、在沖縄海兵隊の「抑止力」を公言し、後任政権の政策に足枷を嵌めておきながら、この難しい時期に「方便と言われれば方便だった」って、馬鹿としか言いようがない。

政治家として失格というより、不適格者ですね。いえ、政治家に限らず、企業人としても不適格だし、小役人さえ務まりませんよ。きっと、数十年間の人生で、雑務とか、下働きとかの実務経験がないのでしょう。

>嘉手納統合案を掲げた岡本外相(当時)や、「県外」困難視の北沢防衛相など閣内不一致だった状態は「大いに自由闊達に議論し合おうと進めてきた」という政権方針で放任していたと弁明した。

自由に放言させて、ものごとが成就すると考えていたそうです。下働きだけじゃなく、管理職としての実務経験もなかったのですね。
そういう方が一国の首相を努めていたというのは、ホラー話かと思われます。

投稿: ペンチ | 2011.02.13 17:54

鳩山さんは生れ落ちた時から、自分が働かないと生きていけないなんて経験はないのです。こうなったらいいなと口にすると、側近の皆さんが必死にそれを実現する。

だから沖縄の在日米軍の問題も、こうなったらいいなと思うことを言って、苦し紛れに腹案があるとか口走ってしまった。鳩山さんの側近が無能だったばかりに空手形になってしまったけど。悪いのは鳩山さんの側近ですね(笑)。

もちろん冗談ですが、鳩山さんが自分の首相時代のことを恥ずかしいと思っていないらしいのが凄すぎる。母上の育て方が悪かったんでしょう。

数日前に無事64歳児になられたはずだけど、環境って大切なんだなとしみじみ思います。

投稿: ピンちゃん | 2011.02.13 18:13

ジェム大統領暗殺、というか南ベトナム軍のクーデターと「ベトナム戦争の自作自演」がどうつながるのかさっぱりわからん。

投稿: | 2011.02.13 19:19

>※ 岩手日報コラム
補足すると、岩手にはトヨタ系列の工場があるし、東北には自動車部品製造会社が集まっています。
なので、海外じゃなくて東北でもっと求人を増やして自動車作ってねと言いたいのでしょう。

投稿: Za | 2011.02.13 19:22

>ジェム大統領暗殺、というか南ベトナム軍のクーデターと「ベトナム戦争の自作自演」がどうつながるのかさっぱりわからん。

CIA陰謀論の話だろ。後段にも陰謀論について語っているんだから。

投稿: | 2011.02.13 19:25

>CIA陰謀論の話だろ。

ごめんごめん、「ベトナム戦争の自作自演」なんてよっぽどのキ印じゃなきゃ言わないか。
「ヒックス湾と「ベトナム戦争の自作自演」がどうつながるのかさっぱりわからん。」ならOKかな?

投稿: | 2011.02.13 19:32

ビックス湾事件なら、まさにCIAの陰謀論まんまじゃん。
キューバ侵攻大失敗の巻

投稿: | 2011.02.13 19:35

ビックス湾じゃなくてトンキン湾じゃないの?

投稿: 999 | 2011.02.13 19:38

>アメリカはベトナム戦争を自作自演したんだし

戦争に踏み切るまでに共産主義が恐れられていた当時の状況を理解しないとね。

ベトナム戦争終結後にカンボジアで大虐殺が行われたし。

投稿: ほる | 2011.02.13 19:45

>ベトナム戦争終結後にカンボジアで大虐殺が行われたし。

そんなカンボジアを救ったのはベトナムでしたとさ。
右も左も大虐殺止めたベトナム批判してたなあ。

投稿: 999 | 2011.02.13 19:57

>そんなカンボジアを救ったのはベトナムでしたとさ。

中国の保護国にしないために、ベトナムの保護国にしただけ。
アメリカがベトナムに戦争をしかけたのと同じですね。

投稿: ほる | 2011.02.13 20:10

>。栃木の田舎じゃせいぜい3万円だけど、陸別町
辺りなら、一人10万円。それであとは、農作業の日雇いで食べられるような状
況に持って行く。

それって、小作人制度の創設みたいなものです。
一人の人間をはした金で特定の職業に縛り付けては、いくら金をもらえても、働きがいというか社会的な評価を得られませんから、若者は出て行くし、高齢者は自殺していくでしょう(だから東北地方では自殺が多いそうな)

東北大学や北欧をお手本にして、少数精鋭、就労者は世界市場を相手に活躍しろ!とケツを叩くべきです。

投稿: ほる | 2011.02.13 20:16

>右も左も大虐殺止めたベトナム批判してたなあ。

一番怒ったのは中国様でしょう。なにしろ大虐殺を止めた「懲罰」として侵攻までしてるんだから。

投稿: | 2011.02.13 20:17

アメリカというと先住民の土地というイメージがどうしても消えませんね。先住民の酋長が大統領になったら面白そうだな。

ピルグリム・ファザーズが合衆国の祖先だから、ときおりどこかの国に戦争を仕掛けるのは、習い性なのでしょうね。

投稿: まえやま | 2011.02.13 20:33

>韓国が最新戦車の量産へ「日本の90式戦車2両を貫通できる」

第三世代戦車の装甲を楽々と貫通出来る戦車砲って、あるのか!とっ、いうつっこみは、おいといて、仮想敵国と陸続きの国の新型MBTの配備数が380両で大丈夫なんですかね?

投稿: M.N | 2011.02.13 20:47

>ときおりどこかの国に戦争を仕掛けるのは、習い性なのでしょうね。<

ノビー落合大先生によると、軍産複合体のせいらしいです(笑)。実際の話、アメリカは適度に戦争していないと経済がおかしくなるんじゃないかなあ。

投稿: ピンちゃん | 2011.02.13 21:10

>「領土問題議論する意味失われる」ロシア側が警告

サンケイならでは、ですけどね・・・

・ロシアとの喧嘩はこうやれ 元反ソ闘士の指南
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110213/erp11021314550005-n1.htm
『リトアニアで旧ソ連からの独立運動を指導したランズベルギス欧州議員(78)は、1月のインタビューで「(北方領土返還を)
 要求する権利は日本にある」「日本がロシアを恐れる根拠は全くない」と語っていた。』

どこぞで大石先生も、『ロシア人と戦争して勝ったのは日本だけだぞ』とゆーてはりましたな。

投稿: 露西亜とのケンカ | 2011.02.13 22:07

>仮想敵国と陸続きの国の新型MBTの配備数が380両

どこぞの小説では、プサンから攻め上がる部隊の迎撃用旧式戦車ダケで100両、支援部隊ともにいつのまにか縮地法紛いで出現しますね。

S御大のクーデター小説では、T-55なら辛うじてピョンヤン至近に数十両。T-62は整備の悪夢、それの改造型は戦車兵自身が「国産だぞ」
って吐き捨ててますが。ってか、大石先生の作品でも、似たような認識の記述(一時)があった覚えがあります。

投稿: T-62戦車 | 2011.02.13 22:19

>アメリカが巧妙なのは、自分たちが自由の庇護者であることを
>装うことです。多くの亡命者を受け入れ、臥薪嘗胆、彼らの
>母国で革命が起こったら、自由の国から松明を持って彼らは
>華々しく帰国する。韓国がそうでした。フィリピンが
>そうでした。その熱狂の中では、その独裁政権を誰より熱心に
>支えたのが当のアメリカだったという事実は免責されて来た。

これはそれこそ19世紀の拡大主義的クレドのもとではごく当たり前にどこの国でも行ってきたことでしょう。ソ連はアフガニスタンにカルマルを送り、アメリカはベトナムにジエムを送り、日本が愛新覚羅溥儀やチャンドラボーズを使って行おうとした。勿論、みんながやってるからいいことだとは思いませんが、今の価値観の文脈で過去の所行を裁くことの愚かさはこのBBSに出入りする位の方は分かっていると思います。

ここでアメリカにこのような言い方がけしからんと指を指すのはバランスを欠いていると思います。

投稿: モチキセキセキ | 2011.02.13 22:33

あほらし

そんなアメリカCIAがすごいなら

今ごろブッシュやラムズフェルドは英雄で
マケインが大統領になってなきゃおかしいだろ。

投稿: | 2011.02.13 22:35

>ただ、金王朝の崩壊を誰より望んでいないのは、韓国人であり
>日本政府です。

韓国人と韓国政府が金王朝の崩壊を望んでないのはよく分かりますが、日本が金王朝の崩壊を望んでないのかな?「今の」日本政府が金王朝の崩壊を望んでないのは分かりますが(笑)、北朝鮮が韓国と合邦しようが中国の傀儡国家に堕ちようがしったこっちゃないと思います。フランスやポーランドがドイツの再統合を望んでなかったことなんかない、というのと同じじゃないですか?

経済的には、多少のご祝儀くらいなら包んでもいいですが、奉加帳が回ってきても「わしゃしらね」と言えば済む話でしょう。そこまで言えるほど腹の据わった政治家がいるとは思いにくいですけど。

投稿: モチキセキセキ | 2011.02.13 22:40

>日本が金王朝の崩壊を望んでないのかな

望んではいるけど、大韓民国が半島統一したトタンに『改めて謝罪と補償を(ry』って言うのがミエミエだからね。
大石先生作品みたいに、日本が恩売りながら統一して、補償一切なし、謝罪⇒感謝、竹島返還、拉致者解明(生還は・・・?)
ならハッピーだけど。で、次は対中国でそ。

投稿: 禁(句)王朝 | 2011.02.13 23:00

>で、次は対中国でそ。

金王朝崩壊、日韓友好でハッピー、と思いきや、黒幕のナンタラ中将が中国と通じてた、とか? で、

ケース1)
竹島の初回攻撃は中国との謀略だった ⇒ 竹島は日本固有の領土である ⇒ 第二次日中戦争。ただし主戦場は半島で核炸裂しまくり。
ケース2)
竹島の初回攻撃は台湾との謀略だった ⇒ 独島は朝鮮固有の領土である ⇒ 台韓戦争 ⇒ 台湾は中国の固有の領土である ⇒人民軍介入
 ⇒  主戦場は半島で核炸裂しまくり。

いやぁ、当分ネタには困りませんな、大石先生。で、最後はムバラクよろしく中国共産党がブっつぶれて、中華+金亡命政府がイラン亡命。
以下、無限ループ・・・ ⇒ 自由上海+第二次湾岸で使い回し使い回し。

ただ、読者が黙って続けて読むかどうか?

投稿: 続編? | 2011.02.14 00:24

奔放すぎる想像力というのは,他人にとってまったく意味がないわけで。
多少とも現実に立脚した将来予想なら読んで考える気も起こるのですが・・・

投稿: やせ猫 | 2011.02.14 01:05

>多少とも現実に立脚した将来予想

既に、将来予想でも警告でなく、質の悪い現代版娯楽戦架空戦記でしかなさそうですが。
WWⅡを執拗に書く方も中公Cノベには居ますけど、『東京地獄変』は圭作だったような。

ファンタジー系の単行本や、UMAモノに回帰するか、ユニコンかブルドッグを再開するか。
でないと、『大石王朝』が崩壊するかも。

投稿: 状況先行 | 2011.02.14 02:07

i like it 独裁者好きな米国2: 大石英司の代替空港 now im your rss reader

投稿: free mp3 | 2011.02.14 04:20

>このBBSに出入りする位の方は分かっていると思います。

そこまで言うんならもうここにこないで自分でブログやってたらどう?
あなたは他人のブログで長文多数コメントしたり正直うざいしマナー違反はなはだしいんだし。

投稿: | 2011.02.14 07:49

>既に、将来予想でも警告でなく、質の悪い現代版娯楽戦架空戦記でしかなさそうですが

既に、でなく、常に、だったでしょう。ただ、『既に』が「質の悪い」にかかるなら別。
その時点時点で起こりそうな国際情勢を見て、チャチな(とはいっても一応マニアにはウケるくらいの)近未来ハイテク
ギミックで欺瞞しつつ、ドンパチ娯楽小説を書いてきたひとですから。

かの大藪春彦氏のように、凄絶な大陸引揚げの体験から徹底して体制に阿ることなく、自分自身も競技射手であり、時には
サヴァイバルを実践した熟練ハンターであり、自らパイロットでもあった。レーシングチームさえ持つドライバーでもあった。
『大藪からガンとクルマとセックスを獲ったらなにも残らない』を誇りにさえしつつ、素顔は良き家庭人だった。遺作に
なった『暴力租界』などは、『奇作・怪作』の類ながら、根強いコアな支持者が居て、没後に文学賞さえ設けられている。

大石氏はジャーナリスト出身とはいえ、逆に常に『アームチェア派』です。それでも初期作品は緻密なリサーチと構成力で
ストーリーテラーとして一級だったし、レニングラード・第二次湾岸あたりは今でも何度でも読み返えさせる筆力がある。
下手に『警句』だの『革命』だの『大綱』だの、と言い始めて以降、本格的に『退行』しはじめた大石氏。このまま晩節を
汚さなければいいんですが・・・

投稿: 作家・・・ | 2011.02.14 07:59

>第三世代戦車の装甲を楽々と貫通出来る戦車砲って、あるのか!とっ、いうつっこみは、おいといて

えーと、90式をですね、こう縦に2台積み重ねまして、それを垂直になるように
地面に突き立てて目標にすると、2台貫通撃破も夢ではないかと

横置き2台の場合は、いかに空間装甲のみとはいえ、やってみないと分かんない領域では?

当然正面装甲は語るも愚かですな、韓国国産砲&韓国産タングステン砲弾では、1台も難しいでしょう

投稿: KAZ | 2011.02.14 08:15

>ノビー落合大先生によると、軍産複合体のせいらしいです(笑)。実際の話、アメリカは適度に戦争していないと経済がおかしくなるんじゃないかなあ。

投稿: ピンちゃん | 2011.02.13 21:10


落合先生はなあw

真面目な話、アメリカ産業の力点が金融・通信業に移行してからは、旧来の軍産複合体は人材も集まらないし、落ち目の既得権集団と見なされてます。
軍産複合体の陰謀が~とか言い出すと、古っ~いと笑われる状況。

投稿: KAZ | 2011.02.14 08:24

トンキン湾も知らないでキ印とか言ってたのか。
無知は罪だねえ。

投稿: | 2011.02.14 08:32

右翼の方々のこういう煽動は

チャンネル桜
2010年9月21日17:50~ 星陵会館ホール 
西村眞悟(前衆議院議員・たちあがれ日本)
「広大な日本の水源地がすでに中国に買収されている」
http://www.youtube.com/watch?v=KsLJ5468gDI&playnext=

こういう商売を産みましたw
「水源地権利」投資詐欺相次ぐ 「中国から日本守る」愛国心を逆手
産経新聞 2月13日(日)0時37分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000502-san-soci

投稿: | 2011.02.14 08:42

KAZ さん

なるほど。記事には、正面装甲とは、書いてないですね。それなら、砲身を地面につきさして、上面装甲を打ち抜けるように。あれ・・・

投稿: M.N | 2011.02.14 09:32

側面装甲なら可能ですよ。嘘ではない。

投稿: | 2011.02.14 10:24

>側面装甲なら可能ですよ。嘘ではない。

投稿: | 2011.02.14 10:24

2台となると、まず1台目の側面、表面の装甲を抜いて数十センチ離れた内部装甲
数メートルの空間を置いた反対側の内部装甲、それからまた数十センチ離れた表面の装甲板
それから数メートル離れた2台目の表面装甲、数十センチ離れた内部装甲

これだけを突破しないといけません。
確かに装甲厚だけを合計したら貫通範囲かもしれませんが
APFSDSは、装甲板にぶち当たった時、先端から流動化して貫通した先で破片が
飛散することで戦車内を破壊しますよね?その過程で弾体自身も変形、消耗されるわけです。
もしスポッと抜けてしまうのなら、戦車内には狭い範囲しか被害を与えないハズです。

これを5回(もしかすると主砲の砲尾部分も)も繰り返して、さらに6回目に貫通力を
維持しているのは、昨今のAPFSDSといえども、やってみないと分からない範囲ではないでしょうか?

戦場でAPFSDSにぶち抜かれたT62とかの写真はよく見るのですが、側面をぶち抜いて
反対側から飛び出しましたって写真はまだ見たことありません。(側面に回り込むのが
難しい事は承知してますが、皆無って事はないですよね)

投稿: KAZ | 2011.02.14 10:55

>KAZさん
謎解き感謝します。
察するに韓国軍は、90式戦車を縦にして並べる秘策を持っているという事ですね。恐るべし。
貫通できる能力を持つ戦車よりも、縦に並べる秘策の方が、よほど凄いし恐ろしいです。

投稿: 営業マネージャー(所長) | 2011.02.14 11:27

>アメリカがいなければ、フィリピンはもう少し早く民主化して、東南アジアの発展の波に乗れていたかも知れない。

あの~フィリピン独立法で1944年には独立することが決まっていたフィリピンに侵攻して
戦場にしてインフラぶち壊しにして1946年に独立するときにズタズタの状態にしたのは
日本軍ですが?マニラの件は海軍が原因か陸軍が原因か分かれるとこですが。

投稿: | 2011.02.14 11:45

>韓国がそうでした。フィリピンがそうでした。

韓国は民政移管後の大統領は金泳三であって金大中じゃありませんが?
それに帰国後も金大中は野党で政治活動したりで先生の条件には当てはまらないような。
(大統領選にも何度かチャレンジしてますし)
フィリピンにしてもベニグノ・アキノ氏が暗殺されずそのまま大統領になってればそうでしょうが
結局大統領になったのはコラソン・アキノ氏ですからどうでしょうね?

投稿: | 2011.02.14 11:53

まあ、軍事独裁政権が~っていうけど、WWII後の日本はともかくも
WWII後当時の発展途上国とすらいえないような国々で、
軍事教育を受けてきた人達の他、治世できるような人々が
少なかったのも事実でしょ。
東南アジアにしろアフリカにしろ国境線引けば、民族問題が
噴出する。
国内には少数民族問題が残る。(フィリピンなんかこれがひどかった。)
治めるのは軍に直結した政府の方が簡単、だもんな。
アメリカや他の国が悪いってのはあるかもしれないが、
受け皿になり得る「民主主義的」政府ができるのかといえば
これもあやしいと思います。

投稿: 狸穴 | 2011.02.14 11:59

>北方領土
もはやシベリア新幹線とのバーターしかないか。

投稿: 痴本主義者 | 2011.02.14 12:52

>戦場にしてインフラぶち壊しにして

戦場にしたくなかったのなら、アメリカがフィリピンを即座に独立させて撤退すれば良かったのに。

アメリカも戦後に、日本が委任統治していた領土のインフラを徹底的に破壊しているようですね。

投稿: ほる | 2011.02.14 20:21

>真面目な話、アメリカ産業の力点が金融・通信業に移行してからは、旧来の軍産複合体は人材も集まらないし、落ち目の既得権集団と見なされてます。
軍産複合体の陰謀が~とか言い出すと、古っ~いと笑われる状況。<

なるほど、そうだよなあ。日本よりもアメリカはモノ作りを放棄してしまったし。なんというか、紙の上とか電脳空間だけで動く数字で経済がどうのこうのってのが信用できない感じ。

今後の世界はどうなっちゃうんでしょうね。


投稿: ピンちゃん | 2011.02.14 22:29

>WWII後当時の発展途上国とすらいえないような国々で、
軍事教育を受けてきた人達の他、治世できるような人々が
少なかったのも事実でしょ。<

そう言われてみるとそうですよね。彼らがその国で一番のエリートだった。知識があって規律もあるんだから、初期に軍事政権になるのは当然なのかもしれない。ちょっとかわいそうだけどね。

投稿: ピンちゃん | 2011.02.14 22:33

CIAキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

ムバラク氏が体調悪化、意識不明に…エジプト紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000949-yom-int

投稿: | 2011.02.15 01:42

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