問題の本質
昨日の猫が好き♪氏の訃報ですが、年齢に誤りがありました。やっぱり53歳ということでした。身体に変調を来したら、直ぐ病院に行きましょう。癌は治るようになったと言われるけれど、前兆がほとんどない、自覚症状がなかなか出ない癌というのがまだまだたくさんある。われわれフリーランスは、年一回の定期検診もままならないのが現状ですが。
関東地方は、昨夜から雪です。今朝起きたら、テレビはどこも全国放送のトップで長々と降雪のニュースを流していた。たとえば新宿駅からの生中継。でも別に雪は降ってない。せいぜいシャーベット状の雨が降っている程度。でもリポーターは無理してそれを「雪です!」と言い張るわけw。今は、本格的に横殴りの雪ですが。
テレビを見ながら、「あんたたち、新潟や青森で大雪が降ったからって、全国放送のトップでなんか扱わないじゃん……」と突っ込んでしまうわけですが。
※ 原発事故対応は「大失敗」=官邸に備えなく、情報不十分-菅前首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012022800625
*菅首相らの原発対応「泥縄的な危機管理」 民間事故調
http://www.asahi.com/politics/update/0228/TKY201202280654.html
*民間事故調「稚拙で泥縄的な危機管理」 報告書で浮かびあがった官邸のドタバタ
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120228/cpc1202280832000-n1.htm
>枝野幸男官房長官(同)は「絶対に後から政治的な批判をされる」と反対したが、菅首相は「政治的に後から非難されるかどうかと、この局面でちゃんと原発をコントロールできるのとどっちが大事なんだ」と反論。枝野氏は「分かっているならどうぞ」と送り出した。<
上記のやりとりは、明らかに枝野さんのミスです。こんなことを言われれば、後で批判されるからやるべきじゃないのか? というやりとりになるのは解り切っている。
ここで枝野さんが言うべきことは、緊急時のトップ不在が招く危機的状況という、指揮統制上の理由であるべきで、それをすっ飛ばして(言ったかも知れないけれど)、後で叩かれるから駄目だというのは、言っちゃならないことです。とりわけイラ菅のような、極めてエモーショナルな人間に対しては禁句と言って良い。
では、これはイラ菅個人の資質の問題だったのか? 「誰がトップでもこの混乱した状況は避けられなかった」、というのは基本的には政治家は言っちゃならないことです。
しかし、自民党だったら大丈夫だったのか? イラ菅よりはましだったでしょう。けれど、完璧にこなせたとは思えない。
そういう、われわれが期待できるような体制は、恐らくは、アメリカでしか無理でしょう。軍事国家、警察国家であるアメリカでしか、この手の危機で理想的な対応はできなかったはずです。
保安院がぐたぐただったと言うけれど、そもそも国家として、そういう状況を想定してこなかった。緊急事態管理庁を作るべきだと以前から言われて来たけれど、霞ヶ関は一貫して極めて冷淡だった。政治にそれをやり抜こうという主導力は、自民にも民主党にも無かった。
軍隊があって、指揮系統が明確に存在し、そこにエリートを据えたからと言って、適切な作戦指導が出来るか否かは甚だ疑問であることを私たち日本人は良く知っています。
だとしたら、緊急事態管理庁のような組織をしっかり作って運営することも大事だけれど、ひょっとしたらわれわれは、日本人自身が、その手の突発的事態に対応するスキルを持ち合わせていないことを、まず謙虚に自己認識してから、再出発すべきなのかも知れない、と思ったりするわけです。
エリートな東條は無能だったけれど、彼の無能さがあの敗戦を招いたわけでは無かったことも事実。この問題が、単なるイラ菅バッシングに終わるとしたら、それは問題の本質から論点をずらそうとする霞ヶ関大本営の陰謀だと思う。
※ 「スバル360」の富士重、軽自動車から撤退
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120228-OYT1T01201.htm?from=main3
その昔、私が小学校に上がる時に、まず免許を取ったのは母親でした。親父が免許を取ったのは種子島に異動になってから。
鹿屋にいる間に最初に買ったのが、ホンダの軽でした。あの頃の選択肢は、スバルの360か、ホンダだったように記憶しています。ホンダの何という車種だったかは全く記憶してませんが。(ホンダN360?)
叔父が当時スバル360を持っていて、曲線のデザインは良いなと思ったけれど、ただホンダと比べると、どうしても車内が一回り小さかったような印象を持っていました。実際にそうだったかどうかは知りませんが。
※ がれき処理、「総理はなぜ号令出さないのか」 石原都知事が批判
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120228/dst12022822250022-n1.htm
野田さんて、二人の前任者と違ってパフォーマンスをやらない人でしょう。しかも、必要以上に謙虚な所がある。敢えて言えば、あの土下座癖がパフォーマンスになっている。
下手に出れば民は文句は言わない、マスゴミから叩かれることは無いと見切っている。そこが橋下さんや都知事との違いで、そういう態度って、メディア対策として無難ではある一方、有権者にしてみれば、馬鹿扱いされているような印象をどうしても持つんですね。下手に出た所で物事は解決しないのに、それで押し通そうとする。そこに対話や議論は、実は存在しない。
為政者には、ある部分、家父長的国父的な発言も望みたいわけで、それが都知事や橋下さんかと言えばそれも疑問はあれど、もう少し、国民を叱責するような発言もあるべきだと思う。
※ 安保・危機管理一元化 民主党最終案判明
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120229/plc12022901310000-n1.htm
*秘密保全法案:国会議員に守秘義務 民主検討
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120229k0000m010111000c.html
必要なことだけど、要は秘密を開示できる場所を作った時に、それに見合う知識を議員さんが持ってくれるかです。
※ 【グローバルアイ】試練の韓日関係(1)
http://japanese.joins.com/article/714/148714.html?servcode=100§code=140
>「それはそうと慰安婦(平和)碑を速やかに撤去してほしい」。
ワロタw。
>一緒に歩む同伴者というより、「信頼できない競争者」という認識が目立つ。
日韓関係って、日本側の知識人なりマスなメディアが決して本音を言わないでしょう。「あんたらのその態度にうんざりしている」と。それが逆に韓国側の暴言を許容するかのような誤解をもたらし、ひいては日韓関係を毀損しているという事実を向こうが認識できない。
それを伝えることが、普通の関係への第一歩でしょう。
※ 「全席優先席」でも効果なし? 横浜市営地下鉄、新たに「最優先席」
http://www.j-cast.com/2012/02/28123685.html?p=all
路線毎の客層にも拠るんだろうけれど、単に「優先席」を復活するだけで良いでしょう。こんなことを始めたら、その内「ウルティメイト優先席」だの「緊急優先席」だのを作ることになる。
↓その他の話題はメ-ルマガジソにて
※ 持病のてんかん、本人も認識なく…79歳男性不起訴 愛知の母子死亡事故
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120228/trl12022813530004-n1.htm
※ 車いすの車輪が挟まり立ち往生か 愛知の踏切死亡事故
http://www.asahi.com/national/update/0229/NGY201202280059.html
※ カンニング竹山のツイッターが炎上状態に
http://news.livedoor.com/article/detail/6317906/
※ 【永久機関誕生か】「海をダムに見立て海中で水力発電」 神戸大院教授が構想発表 実現すれば原発1000基分の発電も可能
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-2190.html
※ 映画『ピラミッド5000年の嘘』のプーヤール監督インタビュー。「ピラミッドは超古代人からの“警告”だ!」
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/02/29/9988/
※ 切手の貼り過ぎ装う差額請求が多発 悪用防止へ制度変更
http://www.asahi.com/national/update/0229/TKY201202280796.html
※ 「密封しにくいから」不妊治療薬を少なく投与 名大病院
http://www.asahi.com/national/update/0229/NGY201202280060.html
※ 前日の空虚重量73.0キロ
※ 有料版おまけ 世界経済の最大のリスク要因は何か。
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