私たちの戦後が終わる
※ 集団的自衛権行使容認で自公が合意、閣議決定へ
http://news.livedoor.com/article/detail/8995129/
この問題は、基本的に政府が嘘をつきまくっているということはさておき、日本人にとうとう突き付けられた、戦後の終わりだと思います。日本人は自ら、戦後を終える覚悟が出来たのか? と突き付けられている。
安倍さんは、第一期で、戦後レジュームの転換を掲げて爺さんの名誉回復にチャレンジしたけれど、米帝様から、ヤルタ体制の否定はまかりならん、と横槍を受けて断念した。
そして、今回、戦後を終わらせることで、この問題に決着を付けようとした。この70年間、国外の紛争には、一切関わりません、日本なりの国際貢献を探ります、で押し通して来た戦後日本を終えることで、日本の戦後に幕を引こうとしている。
戦後に幕を引くとは、そのトラウマの殻を割り、再び銃を取るということです。国連にせよ、米帝にせよ、誰かが主導する他人の戦争に押っ取り刀で駆け付け、誰かを殺し、自らも犠牲になるということです。
翻って、アメリカという国は、大戦後、大きな戦争をいくつも起こしましたが、結果的に全部負け戦になりました。戦後のアメリカは、ただの一度として勝っていない。朝鮮戦争は、政治的な理由で負け戦になり、それは今も禍根を残すことになった。ベトナムの負け戦は、世紀をまたいで、今まさにイラクで再現されようとしている。
戦後を終えるということは、これからまた何処かで始まる米帝の負け戦に協力として参戦するということです。その不毛な闘いは、5年10年と及び、数十名数百名の自衛官の犠牲を出すことになるでしょう。戦勝パレードも何もない惨めな帰還になる。犠牲者に倍する身体障害者を生み出し、兵士のPTSDは、家族まで深く蝕むことでしょう。
私たちは、戦後を捨て、その現実と向き合うことになる。一方で、疲弊仕切った米帝から、言葉を超える感謝が提示されることはありません。国連の常任安保理に入れるわけでもない。
将来、そういう経験をして、国も国民も疲れ果てた時、私たちは、「そうなることは解っていた」、と諦観することになるんです。せめて、それでも、日本が戦後を終えるためには、必要なステップだったと評価できれば良いですが。
私たちがこの半世紀抱きしめてきた、敗戦国日本という甘酸っぱい子供は、思春期を経て成長し、いよいよ世間の荒波に出て行くことになる。為政者がその時正しい判断を下し、一人でも多くの兵士が、無事に家族の元に還ってくることを祈りましょう。
※ 新宿焼身自殺騒動、国内メディアは小さい扱い 海外メディアは「集団的自衛権」との関連を強調
http://www.j-cast.com/2014/06/30209148.html?p=all
これは難しい問題なんだけど、局側にしては、そんなに難しい判断でも無かったと思います。事件当日の夕方のニュースはどこもスルーして、違和感ありまくりでした。
ただテレビ局としては、ああいう事件が起こった場合は、報道せずに済む理由を考える。別にWHOのガイドラインがどうのこうのではないんです。その理由は、映像が過激だからでも構わない。モザイクを掛ければ済む話だけど。日本では、交通事故の現場でも、血飛沫が飛び散った場面は絶対に映さないでしょう。せいぜい、水で流して、路面にほんのり赤い部分が残っている所しか流さない。あれは、視聴者から抗議の電話が掛かってくるのが面倒臭いからですね。
流さなかった理由の半分はそれ。もう半分は、その政治的メッセージを、自分たちのメディアを使って流したくない、から。別に安倍政権に配慮したわけじゃない。あれだけ普段安倍政権を批判していて、流さないという理屈はないから。だってこの人たちは普段、驚くほど少人数の反基地デモだって大げさに取り上げるじゃないですか。
そこに政治的配慮があったとしたら、自殺という行為での、政治的メッセージの拡散に加担する気は毛頭無い、からでしょう。それは正しい判断だと思います。海外メディアは、当事者ではないから、その判断はせずに済む。
※ 集団的自衛権:戦場に教え子を送りたくない…悩む教師
http://mainichi.jp/select/news/20140630k0000m040111000c.html
>「自衛隊に入って地雷除去のような国際貢献にたずさわるのが夢だったんです」。
情けなか!(>_<)。正直に「おいどんは自衛隊に入って、鉄砲をバカスカ撃ちたかです」とか、「出世して、立派な戦車兵になるでごわす」くらい言え。
※ 過去33年でワースト2!消費税増税がもたらした急激な消費落ち込みに政府は手を打てるか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39708
*日銀短観、大企業製造業DIプラス12 6期ぶりに悪化
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL300K7_Q4A630C1000000/?dg=1
ここ一ヶ月で言えば、良い数字も出ているけれど、以前より悪い数字が増えたという感じですね。しかし、政府側も「想定の範囲内」というなら、事前に、その想定がどの程度なのかを公表しておくべきよ。もう半年も経ちゃ、「アベノミクスの失敗は想定の範囲内だった」とか麻生さんが口を滑らせるよw。
※ 中国軍ナンバー2党籍剥奪 習指導部 軍掌握へ賭け
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140630/chn14063023550013-n1.htm
やっとここまで辿り着いたけれど、この先があるのかどうか。
※ 張本氏「もうサッカー話はいい」
http://news.livedoor.com/article/detail/8992447/
これは張本さんに軍配。だって日本の野球は、サッカーと違って世界で結果を残しているもんね。
しかし、W杯で上に上がってきたチームのプレイは凄いね。スーパーゴールにしてもスーパーセーブにしても、何か日本と次元が違うと言うより、まったく別物の競技を見せられているような印象すら受ける。
※ 絶不調でフル出場 本田はサッカーができる体調だったのか?
http://nikkan-gendai.com/articles/view/sports/151464/
それ変じゃん。手術をしたのなら、当然、W杯に備えてのことだろうから、体力はとっくに回復してるでしょう。やっぱり欧州で、肝心の試合に出られなかったことが、問題だったんじゃないの? いんや、私はサッカーのことはずぶの素人ですけどね。
※ アメリカ沿岸警備隊のHC144A、5万飛行時間を達成
http://flyteam.jp/news/article/37233
>CASA CN-235
良い商売になりましたよ。この程度なら、日本のメーカーはエンジンまで作れるんだけど、でもここから初めて地道に商売しよう、という発想は日本のメーカーさんにはないんだな。
※ オウム菊地被告に懲役5年判決 「人を殺傷すると認識」
http://www.asahi.com/articles/ASG6Z4355G6ZUTIL014.html
全くのお咎めナシというわけにも行かないだろうけれど、洗脳状態にあったただの運び屋に、その判決はどうぢろうと思う。司法としては、逃げ続けたことの落とし前もあるんだろうけれど。
↓その他の話題はメ-ルマガジソにて
※ 内田樹氏「慰安婦問題、日本は抗議する権利がない」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/30/2014063001631.html
※ 暗黒物質:「見えない」宇宙CG化 プラネタリウムで上映
http://mainichi.jp/feature/news/20140630mog00m040014000c.html
※ 和民の料理が「写真と全然違う」
http://news.livedoor.com/article/detail/8991831/
※ iPadがあればもう寂しくならずにすむソロ用グッズ「Fleshlight LaunchPAD」
http://gigazine.net/news/20140630-fleshlight-launchpad/
※ 通訳さんが教えてくれない
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0627/666046.htm?g=02&from=yrank_komachi
※ 艦これで破産、乞食するも相手にされないニコ生主 @PP_kingu 君まとめ
http://togetter.com/li/686674
※ 前日の空虚重量78.4キロ帰路
次男のfreetel が、箱に入っていた充電器で全く反応しないことが解った。同梱されていたケーブルが駄目なのかACアダプターそのものが駄目なのかまではまだ未検証ですが。どうもこのスマホは、その辺りの脆弱さがネックですね。単にバッテリーの抜けが速いというのは、対応のしようがあるけれど、肝心の充電に、あれやこれやのハードルがあるというのは困りもの。
※ 本日の艦これ情報
特になし。各艦改二を目指して育成中。
※ 有料版おまけ 蒙古の亡霊
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コメント
>私たちの戦後が終わる
天皇陛下の戦後も終わる。
>新宿焼身自殺騒動、国内メディアは小さい扱い 海外メディアは「集団的自衛権」との関連を強調
「蹶起の趣旨に就ては天聴に達せられあり」で、焼身自殺とその男の声は今上天皇に届いているはずである。
憲法を守るといった天皇は今回の集団的自衛権行使容認をどう思っているか。
大御心に於かれましてはさぞやご心痛のことと思われます。
投稿: | 2014.07.01 11:36
>集団的自衛権行使容認で自公が合意、閣議決定へ
>戦後に幕を引くとは、そのトラウマの殻を割り、再び銃を取るということです。国連にせよ、米帝にせよ、誰かが主導する他人の戦争に押っ取り刀で駆け付け、誰かを殺し、自らも犠牲になるということです。
柳井俊二元外務事務次官が認めたように、集団的自衛権行使の衝動は「金だけ出して血を流さない」と批判された湾岸戦争のトラウマですからね。いろいろ理由を持ち出すのはその衝動を正当化する後付けの方便。尖閣も竹島も北方領土も何もしてくれやしないんだから、そんなもの「だったら金も出さないぞ」と受け流せばいいのに。親米保守はナイーブなポチ。リベラル派も常日頃欧米ガーと言ってるし、日本はキョロキョロするばかり。
投稿: | 2014.07.01 11:53
>新宿焼身自殺騒動
皇居に向かって三拝したあと粛然と腹を切るべきだったな
投稿: | 2014.07.01 12:13
(´,_ゝ`)プッ
>2014.07.01 私たちの戦後が終わる
>※ 集団的自衛権行使容認で自公が合意、閣議決定へ
田舎インテリは嫌だね、言うことが大仰で…(w、というか、
妙に深刻ぶって…困ったもんですね、と言っときましょうか(w
今やってることは、如何にもアベちゃんらしい弥縫の策で…
「占領憲法」が続く限り、まだまだ「戦後は終わらん」と思いますよ。
警察予備隊=自衛隊は、もともと土民軍(by加瀬英明)にすぎないわけだし…
----- ↓ -----
吉田茂が最終的に総理大臣を辞めたのは1954年(昭和29年)12月7日でした。
この年はいろんなことがあった。
自衛隊もできた。
韓国は竹島問題を国連司法裁判所へ提訴させないとわめいていた。
吉田は李承晩や朝鮮人が大嫌いでした。
無理もなかったでしょう。
吉田は朝鮮戦争のさいも総理大臣だった。
そのとき米国はとんでもない要求を持ち出してきました。
30万人規模の日本陸軍を再建しろというのです。
米国は日本に「日本国憲法 第9条2項」を押し付けたのに、それはもうどうでもよくなったから、そっちで適当に始末しとけというわけです。
で、その日本兵をどこに使おうというのか?
朝鮮半島で李承晩を救うために、米軍の指揮下でシナ兵(中共軍)と戦えと言い出すにきまっていた。
馬鹿な旧軍参謀たちも、蒋介石の「大陸反攻」のためにまた一肌脱いでやってもいいと、いろいろ妄動していました。
吉田は、心の中でどれほど怒ったでしょうか。
吉田は、自衛隊が米軍の足軽にされる事態だけは未来永劫、予防しろと、内閣法制局に言い含めておいたに違いない。
敗戦翌年の押し付け憲法の受容過程で、吉田と内閣法制局とは、一心同体の同志関係になっていました。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2014/06/#a001415
投稿: neon | 2014.07.01 12:15
>戦後が終わる
民主党に政権交代しちまった時点、震災の時点で既に終わってた。
>集団的自衛権
日本が当事者になって他国を巻き込まなきゃならん事態が最も想定されるんだけどな
あ。もうなんか不毛な議論に疲れた。「安倍以後」これどうするんだろうとは思うが。
>張本
彼のようなやきう脳のいう「世界」は面積割り人口割りでお世辞にも世界を代表して
いない。
>しかし、W杯で上に上がってきたチームのプレイは凄いね。
毎回決勝Lが始まる度に言っているかも知れんが、決勝L以降がワールドカップ、そ
れ以外は単なる興業、つまりFIFAの資金集め。日本はいい金蔓。個人的にはアル
ジェリアが後一歩でフランスVSアルジェリアというある意味「夢の対戦」が実現し
なかったのが惜しかった。実現していたら、フランスの10番はジダン同様アルジェ
リア系でフランス国歌を歌わないと公言していたから、楽しい事になってたろうし
(事実ナイジェリア戦でも歌ってないように見えた)リアルでパリ(アルジェ移民多
し)は燃えてしまうだろうけど。
>戦場に教え子を送りたくない…悩む教師
JICAが良くて自衛隊がダメって理由がわからない。
>本田はサッカーができる体調だったのか?
神セーブ連発のブラジルのGKも、流れ流れてトロントのチームに入って実戦カンを
取り戻したって話なんだから、どこにいようと最低レギュラーで出てないとダメ。
>通訳さんが教えてくれない
「英語」「アラサー」等炎上するツボをよう押さえてはいる。釣りとして75点。
投稿: 剣 | 2014.07.01 12:29
5野党、街頭で批判へ
http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=JP&wsc=tb&source=s&u=http://www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dpol_30%26k%3D2014063000894&hl=ja-JP&ei=ECuyU9DfJoLqkQWLxICQBA&ct=pg1&whp=30
批判するとはいえ、それぞれ目指す方向がバラバラな人達が集まっても、説得力に欠けるでしょうにね。
日本の野党って、どうしてこうも、パフォーマンスが下手くそなのでしょう。
投稿: KU | 2014.07.01 12:34
>>集団的自衛権
よく「憲法九条のせいで自衛隊が戦うために必要な法整備が出来ない」と言われてましたよね。今でもかな。
道交法がどうとか電波法がこうとか、他にもいろいろ。
だけど九条は個別的自衛権を否定してないと言って今まで自衛隊は整備されてきたし、
今また九条は集団的自衛権を否定してないと言って閣議決定。
武器輸出は閣議で中止してたのをこれまた閣議で復活させたし、聞けば核兵器や原潜の保有だって現行憲法下で可能だそうじゃありませんか。
ようは九条があっても、今までやろうと思えば何でも出来たってことだし、今後も出来る。
自衛隊が軍隊じゃないから国内法の制限が課せられるという、今まで巷で言われていた主張の根拠ってなんだったんでしょう?
ていうか根本的な疑問として、「軍隊だったら国内法の制限は課せられなかった」という根拠はいったい何だったんだろう。
それとも憲法上は何でも認められるが、その憲法を根拠としているはずの国内法は、なぜか整備出来ないという法律が別にあるんでしょうか?
投稿: 川副海苔 | 2014.07.01 12:53
>W杯で上に上がってきたチームのプレイは凄いね。スーパーゴールにしてもスーパーセーブにしても、何か日本と次元が違うと言うより、まったく別物の競技を見せられているような印象すら受ける。
同じ印象を受けた。プロの凄さは説明抜きでわかる。素人を黙らせるのがプロ。
ドイツ、アルジェリア戦。後半43分のドイツのフリーキック。
蹴ろうとするドイツ選手がワザとずっこける。
ビートたけしのギャクかと思ったね。
切羽詰まるとなんでもやるんだな。<呆れた
投稿: | 2014.07.01 12:59
>いんや、私はサッカーのことはずぶの素人ですけどね。
私もド素人ですけど、プロのサッカー解説者が、
「帰国した選手たちを黄色い声で出迎えるファン」を見て、
「こんな甘い対応するのは日本だけ。負けた選手は叩かられなければ強くなれない」
なんて、時代錯誤な精神論をふりかざし、
自称サッカー通の人たちの多くが同調しているあたり、
「ああ、日本はまだまだ幼いなぁ」と痛感しました。
教育上、「失敗した人間に罵声を浴びせる」ことは、心理的にも肉体的にも無益であり、
ときには有害な効果を及ぼすことが証明されています。
今の教育現場でこんな発言をする人間がいたとしたら「頭がオカシイ」と言われるだけでしょう。
一昔前の「練習中に水を飲むな」と吠えていた、脳筋指導者と同じレベルです。
そうした現実から目を背け、ただ「海外ガー」と連呼し欧米に同調しようとするのは、
ただの舶来コンプレックスにすぎません。
科学よりも悪しき因習に追従し、反論できない敗者相手に精神論を振りかざすようでは、
スポーツマンを自称する脳筋どものつけには、まだまだ時間がかかりそうですね。
投稿: | 2014.07.01 13:33
>「こんな甘い対応するのは日本だけ。負けた選手は叩かられなければ強くなれない」なんて、時代錯誤な精神論をふりかざし、
時代錯誤?精神論?コロンビアなんてサッカーで失敗すると命に関わるような国もある。結果が悪けりゃ容赦ないのが世界なのは事実です。それとは違う路線を日本が歩むならそれはそれでよいですが、Jリーグができて相当経つのに変わらない世界での日本のレベルを見れば仕方ないでしょう。
本田や香川にしても欧州の中でトップの活躍をしたこともないのに優勝目指してなんて言うのはおかしい話です。
投稿: | 2014.07.01 13:40
※ 通訳さんが教えてくれない
実力がないこともわかっていないし、人間としてもおかしい。釣りかと思ったが、補足とか見るとそうでもないようで。
投稿: | 2014.07.01 14:12
>「こんな甘い対応するのは日本だけ。負けた選手は叩かられなければ強くなれない」なんて、
PK外して家に火を付けられる。オウンゴールしたDFが射殺される。負けたショックでファンが自殺。
W杯期間中に選挙をしたところ自国チームが予選落ちしたせいで、選挙予測で過半数維持していた
与党が負けて政権交代。
いずれもサッカーの強豪国で起きたこと。「たかがサッカー」でここまでなるのは嫌だよ。
それより、錦織がウィンブルドンで16強入りしたのに、誰も騒いでくれないのは可哀相だね。
投稿: | 2014.07.01 14:29
春の甲子園、選抜高校野球には21世紀枠がある。
日本と韓国はこの21世紀枠なんだな。
ゆえに、日本人はよく頑張ったと暖かく迎える。
空気が読めないのが韓国。
オーストラリアとイランが正規のアジア枠。
投稿: | 2014.07.01 15:03
>私たちの戦後が終わる
>戦後に幕を引くとは、そのトラウマの
>殻を割り、再び銃を取るということです。
>国連にせよ、米帝にせよ、誰かが主導する
>他人の戦争に押っ取り刀で駆け付け、
>誰かを殺し、自らも犠牲になるという
>ことです。
私が今回の安倍政権で、安倍さんがここまでこの問題に拘る理由だと勝手に思っているのは、安倍さんは日本をまともな国にしようと思っているのではないかということです。自分で自分の国すらまともに防衛できない、国防のほとんどをアメリカに頼っている現状では何を言ったとしても所詮対米追従外交をせざるを得ない。キンタマを握られてるんですから、色々キャンキャン吠えたとしても最後の最後はアメリカ様の言うことを聞かざるを得ないでしょう。まぁ、とは言え同じ民主主義、自由貿易、資本主義を旗印にする国ですから、向いてる方向が大きく違うこともない。だから、今まではそんなに大きな問題にもならなかったし、それ以上にアメリカの力が圧倒的に大きいので、追従せざるを得ない。ソ連以外にはアメリカに対抗する国もない、まさかソ連と組むわけにもいかないので、アメリカ追従外交はちゃんとした意味がありました。
ところが、この10年くらいを見ると、中国の台頭や、ロシアの復活、経済的にもアメリカに対抗できる勢力としてEUや中国、東南アジアが出てきた。アメリカは先生のおっしゃる通り、軍事的にも政治的にも迷走している。長い目で見れば一時的な現象かもしれないが、現大統領の政策も決して首尾一貫しているものとも言えない。こういう状況の中で、日本が今まで通り対米追従外交を続けることは決して日本の国益になりません。韓国のように、アメリカを捨てて中国に付く、ということではなく、多極化する国際関係の中、今までも対米一辺倒である必要はない、是々非々で日本の国益を追求する方がずっと日本の為になる。安倍さんはそこを見ているんではないかと思います。
例えば尖閣や中国の拡張主義、例えば北方領土問題を含むロシアとの関係、北朝鮮と拉致被害者、韓国との付き合い方・・・どれをとっても日米間の利害が全く反するとは言わないまでも、米国の望む方向と日本の向かいたい方向は隔たっています。その中で日本が自己の進む道を進む指針が「法による支配」の原則であり、それを可能にする手段と決意の表明が「集団的自衛権の行使」です。勿論、アメリカや国連のやろうとすることが日本の国益に合致していると思う時は、金だけではなく、汗も、場合によっては(そうならないことを心から願いますが)血も流す覚悟を明確にする。しかし、そうでない場合には、独立自尊を保ち盲目的な対米追従は行わない、という意思表示ではないかと。
まぁ、そうなのかどうかは、蓋を開けてみないことには始まりませんし、政権が変わればひょっとするとアメリカの為に喜んで日本人の血を流そう、という人が出てこないとも限らない。ただ、先生の冒頭のご意見と違い、私はこれはアメリカの為の政策ではないと考えます。
===
※ 新宿焼身自殺騒動、国内メディアは小さい扱い
ご本人には失礼な話しかもしれないですが、日本のような国に何をしゃべってもいい国で、他にいくらでも自分の主張を叫ぶ方法がありながら、自分の意見を広める為にあんな場所であんな方法で自殺を試みたという。その時点で、頭のネジが数十本抜けてるのは自明です。そんな人の主張を広めるのに片棒担ぐ必要はない、というのがメディアの判断じゃないんでしょうかね。
===
※ 過去33年でワースト2!消費税増税がもたらした急激な消費落ち込みに政府は手を打てるか
また現代ソースですか。w もとの数字もちょっと当たってみましたが、この実質8%という大幅なダウンはどうも季節要因とインフレ要因が大きそうですよ。勿論喜ばしい数字ではありませんが、元々インフレ誘導は想定されていたことでもあり、あまりこの数字だけとって騒ぐのは違うような気もします。また、面白いのは勤労者世帯では消費支出の落ち込みはかなり少ないことで、これは順調に労賃が上がってきていることを示唆しています。
いずれにしても、あまり目先の数字に一喜一憂せずにもう少し色々な指標と数字を見た上で判断した方が良さそうに思います。ただ、個人的には来年の消費増税は見送った方がいいのではないか、というところには賛成しますが。
===
※ iPadがあればもう寂しくならずにすむ
昨日エロ親父募集の公募がありましたが、私も一枚入れといて下さい。w
うーん、これはちょっと。数年前の「オナカウンター」の方がずっと笑えました。まだまだ日本がこの世界では先頭を走ってるでしょう。
http://www.gizmodo.jp/2012/03/twittermixi.html
http://himasoku.com/archives/51696310.html
===
>ウクライナ情勢に関しては、ロシアは、
>西側の動きを、かつてのモンゴルの収奪の
>ように見ているのではないか。
多分、ロシアの意識は過去の膨張主義の時代からかなり変わってるものと思われます。特に各共和国が独立してからはロシアはずいぶん小さい(と言ってもでかいですが)国になっちゃった上、大変な経済危機をくぐり抜けたことで、お金を使ってまで領土を広げようと意識は薄くなってきている。
むしろ、ウクライナ問題へのロシアの意識ということで考えなければならないのは「モスクワへの緩衝地帯」、「(ロシアから見て)ロシアの発祥の地」、「ウクライナの軍需産業の存在」の三点でしょう。一点目はここに出入りしているような人であれば自明のことです。ナポレオンとナチスドイツ、二度に亘り、モスクワの指呼の間に迫られたにも関わらず国を守れたのは、国境からロシア中央部への戦略的縦深の深さに他なりません。これがウクライナ国境までNATO軍が入ってくるとなれば、もう侵攻を受ければ、即西ロシアの人口稠密地帯が蹂躙され、モスクワまでわずか500kmです。これはロシア人としてはDNAに染みついた恐怖でしょう。だから、ウクライナ全部はもはや要らないが、ウクライナ東部に緩衝地帯を何らかの形で確保したいと思っているはずです。そもそもロシア人はキエフ大公国がロシアの父祖と思ってます。同じ国なのに、という想いは隠せません。後は現状ではウクライナにおける軍需産業の存在は無視できません。ロシア軍はかなりウクライナの軍需工場に依存しています。(2年半以内にロシアでの生産体制を整える、とは言ってます。現在急ピッチでロシアでの生産体制を整えているでしょう。)短期的には黙ってここは手放せない。
生理的な恐怖、という意味では、確かに西側の動きはモンゴルとの歴史にかぶるところはあるのかもしれませんが、「モンゴルの『収奪』」というのはちと当たってないかと。
投稿: モチキセキセキ | 2014.07.01 15:53
>投稿: 川副海苔 さま| 2014.07.01 12:53
これまでのは、いわゆる「ためにする議論」ってやつじゃないかな
9条改正(自主憲法)や国軍化という結論がまずあって、それを達成するためには云々という思考方法じゃないかな?
ま、その意味では、そういうのはまともな法学的な議論ではなかったのでしょう
(ま、地味な議論じゃ「売り物」にならないので、「論壇」では、「空中戦」的なものが求められるのでしょうが……)
で、今日の閣議決定は一つの区切りにはなるんでしょうが、大事なのはむしろこれからかなと個人的には考えてます。
「憲法上、ここまでできる」という現政権の解釈を、今後、自衛隊法などの個別の法律レベルに落としていくわけで、
その活動・権限のあり方、さらには、その発動のための要件・手続(国会の関与など)をどのように定めるのか、
内閣として、どのような法案として提出するのか、また、それについて国会でどのような議論がなされるのか、
そのあたりをしっかりとみていくことが、わが国に今後の安全保障のあり方を見定めていくことが
大事なのかな考えてます(ま、細かい条文などの解釈とかになるんで、面白い議論ではないでしょうが……)。
この意味では、個人的には、潜在的な政権担当能力をもつ野党としての民主党がどのような行動をとるかに注目してます
(最近の裁量労働に関する国会での論戦のように揚げ足取りや言質とりみたいなことに終始するなら、
しばらく政権復帰はないだろうと思いますけど……)。
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.01 16:01
※ 集団的自衛権:戦場に教え子を送りたくない…悩む教師
まずは、あんたらの子息を自衛隊に入れて海外派兵されるように努力してくれよ。
ここは40~50代の人間多いだろうから、その子息がちょうと適齢期だろ。
投稿: リペラル | 2014.07.01 16:31
先生
> 戦後レジューム
戦後体制という意味ならば,英語ですと regime ですから「レジーム」という表記が発音に近いのではないでしょうか。
> その不毛な闘いは、5年10年と及び、数十名数百名の自衛官の犠牲を出すことになるでしょう。
自衛権は入り口の話ですが,入り口を入れば,そこは戦争というアリーナです。本来は,入り口を入った後の状況もあわせて議論し,それでも戦争を選ぶのか?という問いかけにならなければならないんでしょうね。
新宿駅の雑踏で自爆テロが起き,満員電車に爆弾が仕掛けられる。東京都心や各地の在日米軍基地にミサイルが飛来するかもしれません。日本人がこれまで享受していた日常生活での安心感は吹き飛びます。テロを防ぐため,防諜のため,公権力は市民生活の監視を強化せざるを得ない。戦死者を出した防衛省の発言力が増し,自衛隊を道具にしてつかの間のプライドを満足させた外務省が防衛省に押し切られる場面が増える。
いったん入り口を入って戦争になれば,戦争をする国に普通に起きることが日本でも起こるわけです。
今の議論は,まだ「自分たちのサッカーができれば優勝の可能性もある」みたいな,入り口だけの議論に終始してるんじゃないでしょうか。
投稿: やせ猫 | 2014.07.01 18:39
マスコミの論調を見ていると「集団的自衛権」と「集団的攻撃権」がごちゃごちゃになっているような気がするのですが‥
投稿: ブリンデン | 2014.07.01 18:46
モチキさん
> 多極化する国際関係の中、今までも対米一辺倒である必要はない、是々非々で日本の国益を追求する方がずっと日本の為になる。安倍さんはそこを見ているんではないかと思います。
私の印象はまったく逆です。自衛隊を米軍と一体的に運用するために,障害となる憲法解釈を変更したにすぎないんじゃないですか。アメリカの軍事予算削減圧力に伴う影響力の低下を,自衛隊が補完するということです。
集団的自衛権が必要な場合として例示された個別的事例の妥当性は,ほぼ総崩れでした。後出しで出された集団安全保障における武力行使は,すぐに引っ込められた。
与党協議は準備不足が明らかでしたが,それでも閣議決定に持ち込んだのは,年末までのガイドラインの再改定作業に間に合わせるためでしょう。
閣議決定の内容が,基本的には日米安保の枠内に収まるものだったので,そういう無理をしてもだいじょうぶという判断があったようにも思えます。
日本の安全保障に関して,安倍さんは,アメリカとの一体化が是非とも必要と考えていると思います。
投稿: やせ猫 | 2014.07.01 19:18
>,障害となる憲法解釈を変更したにすぎないんじゃないですか。
集団的自衛権は合憲だと最高裁判決が出てたよ。
安倍政権は最高裁判決に従って、法律を改正し、憲法を改正するだけ。
投稿: | 2014.07.01 19:25
>まずは、あんたらの子息を自衛隊に入れて海外派兵されるように努力してくれよ。
それやると国内に残った在日や反日勢力が暴れるからな。
まずは日本国内の在日と反日勢力の殲滅だ。
投稿: | 2014.07.01 19:33
> 集団的自衛権は合憲だと最高裁判決が出てたよ。
お-,そうでしたか。それは知らなかった。
いつの判決ですか?
ほるさんかな。相変わらず博識ですね。
投稿: やせ猫 | 2014.07.01 19:56
>投稿: やせ猫 | 2014.07.01 19:56
>いつの判決ですか?
「今一度、集団的自衛権の論議ただす」
http://www.okazaki-inst.jp/2014/03/post-108.html
はい、どうぞ。
>ほるさんかな。
残念、名無しです。
投稿: | 2014.07.01 19:59
>戦場に教え子を送りたくない…悩む教師
ぷっ、ザマァ。「教え子を戦場に送るな」と、戦後教師は言い続けてきたけど、それとセットになっていたセリフを忘れてはならない。
いわく、「日米安保は日本を戦争に巻き込む」
いわく、「ソ連(あるいは中国、北朝鮮)は、平和的勢力だ」「北朝鮮は、地上の楽園だ」
これらの世迷いごとは、稲垣武の『悪魔祓いの戦後史』等に出展付で列挙されている。
今日、教師の絶叫を信じるのは、ごく少数者に限られている。自らの馬鹿さ加減によって、自らの主張の説得力を毀損したのである。教え子が言うことを聞かないのも当然だろう。大いに悩め。反省しろ。正しい歴史認識を持て。
投稿: 英知の人・エイチマン | 2014.07.01 20:13
>陸自が環太平洋演習、初参加
http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=JP&wsc=tb&source=s&u=http://www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dsoc_30%26k%3D2014070100777&hl=ja-JP&ei=LZiyU4DyD4GRkwWYwYDADA&ct=pg1&whp=30
今までは集団的自衛権がどうこう、と米軍以外の国が加わる演習には参加しておりませんでしたが、今後は、そうした自主規制も無くなるのでしょうかね。
投稿: KU | 2014.07.01 20:22
>投稿: | 2014.07.01 19:59
岡崎さんかぁ……リンク先読んだけど、その説明は全然ダメだと思う……
砂川事件(最高裁判決)は、在日米軍関連の判例で、自衛隊についてはふれていないからね。
私自身、必ずしも集団的自衛権の行使に反対ではないけれど、
不正確な説明で支持を集めるというやり方は肯定できないですね
(後に、不適切であることが判明した場合の反動が大きすぎる……)。
↓ここで、砂川事件(最高裁判決)の判決全文を読めるから、みてみるとよいですよ。
>http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=55816&hanreiKbn=02
>http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/js_20100319122921884541.pdf
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.01 20:23
ほるさんと間違えて失礼しました。ほるさんにも失礼しました。(≧∇≦)
> 「今一度、集団的自衛権の論議ただす」
やはり砂川判決でしたか。
あなたは,その文章を紹介してくれる前に,ご自分で読まれましたか?
その文章も,砂川判決には「固有の自衛権」と書いてあるだけだといってますでしょ。そして,「固有の自衛権」には集団的自衛権を含むといっている。
前者はその通りですが,後者は筆者の独自の考えです。というか,ほとんど根拠のない思いつきでしょう。
あなたもこれからは,「『集団的自衛権は合憲だと最高裁判決が出てたよ。』と岡崎さんがいってたよ。」と丁寧に言ったほうがいいんじゃないかと思います,お互いの時間の節約のために。
投稿: やせ猫 | 2014.07.01 20:38
>川副海苔 さま| 2014.07.01 12:53
>ていうか根本的な疑問として、「軍隊だったら国内法の制限は課せられなかった」という>根拠はいったい何だったんだろう。
ときの政権の憲法解釈による自主規制です。
今までの枠組みはすべてその時々の政権が実施してきた目先の政策を行うための解釈の積み重ねにすぎません。
野党対策、国民の世論、米国の要求に対する言い訳等様々な理由によって積み重ねられてきた自主規制です。
もちろん慣習法がある程度の実効性を持つように積み重ねられた解釈はそれなりのモーメントを持ちますから決して無視すべきものでもありませんがそれは解釈にすぎないと言えます。
それゆえに憲法に明記されていない、また立法化されていない事柄は本来解釈によっていかようにも判断されてしまいます。少なくとも護憲派は一文字たりとも変えさせないではなくもっとこまかく解釈の余地を減らす方向で憲法改正する必要があったのです。
>モチキセキセキさま | 2014.07.01 15:53
>安倍さんは日本をまともな国にしようと思っているのではないかということです。
概ね同意します。
ロシアとの交渉や東南アジア諸国の歴訪、EUとの交渉等日米基軸を外すわけではないにしても米に抱き付いていればいいという考えではないと思えますね。
投稿: 葛城 | 2014.07.01 21:15
やせ猫さん
なんか最近、人間丸くなってません?w
>私の印象はまったく逆です。
まぁ、どっちも単に安倍さんの心中を勝手に想像しているだけなので、半年か一年もすれば安倍さんの真意が奈辺にあるのか分かるでしょう。猫さんの立場からいえばそうなったらもう遅いんでしょうし、私はPKO協力法や特定秘密保護法みたいに、ありもしないグンクツの音が聞こえてるんじゃないかと思います。いずれにしても今回は単なる憲法解釈の変更に留まってますし、今のところ閣議決定レベルで動いていってる話ですから、それを国民の大多数が許せないと思えば、政権が倒れて、次の政権が新たな憲法解釈を打ち出すことになるかもしれません。
===
こんなの見つけました。(笑)
※ 似非左翼『サヨク』診断表できたよー
http://netouyonews.net/archives/8435999.html
>サヨクに「サヨク」って言ったら「根拠を
>言え」ってキレられたんで作ってみました
>で送ったら更にキレられてブロックされた
ま、そりゃ怒るわな。別に猫さんを煽ってるつもりはありません。まぁこういうこと考える奴はでてくるだろーなーと。w
投稿: モチキセキセキ | 2014.07.01 21:55
集団的自衛権=徴兵制って・・・理論になっていない・・
法制度として全然別のもの。集団的自衛権という国連憲章に謳われた国としての権利と、国内の戦時の人権剥奪とを同列に語るのはまやかしだ。
そして集団的自衛権行使にあたっても、国連憲章では「武力攻撃を受けた国がその旨を表明すること、攻撃を受けた国が第三国に対して援助要請をすること」が要件として明記されている。
これのいったいどこに徴兵というものが出てくるのやら・・・
それぞれの国で(現在日本はアメリカとのみの同盟だ)お互いに防衛を負担しあうことにより、抑止力としましょう・・・という趣旨であり、戦争を起こさないための相互負担。
それぞれの国が協力し合い(少ない戦力、少ないコストで)抑止力を高めるということが戦争につながると考えることは、錦の御旗のように国連崇拝していることとは相反してると思う。
戦後、日本だけが戦力を放棄することで世界は平和になったか?
日本が発展したのは戦力を放棄したからだと、日本に続いて戦力を放棄した国があったか?
結局現段階で戦力放棄している国なんてない(一部の軍事的脅威のない小さな国を除く)。
現段階としては抑止力を高めること、複数の国でそれを負担しあうことで、戦争という手段ではなく対話での外交を可能にしようということが一番の平和への方法になっている。
それを隠し、さも戦争が起こるぞという妄想を拡散することこそが、戦争を引き込んでくる危険な行為だといい加減気が付いてほしい。
投稿: JK | 2014.07.01 22:09
国際法研究者(ノラ)さま
日本の国軍は敗戦に伴い連合国に取り上げられ、また連合国の都合により戻されました。
日本国憲法は勝利者が合意した国連憲章を前提に作られており、、形式上は国際条約の批准ということで憲法の下位にあたることにはなりましょうけれど、敗戦国が勝利国の意向を無視することは有り得ないでしょう。
国連憲章は軍事同盟が前提でしょう?
ならば国連憲章や軍事同盟が前提の日本国憲法がそれらを否定することはないでしょう。
ただ確かに敗戦国として国軍を取り上げられ主権を取り上げられた立場のままなら、主権がないのですから軍もありません。
しかし勝利国は国連憲章を前提とした自衛権を認めるために日本国に主権を与えました。また彼らは国軍も戻した。
みんながみんな個別的自衛権をみとめてるわけです。
また当然に国連憲章や軍事同盟が求めている集団的自衛権をみんながみんな認めていると考えるのが自然ではないでしょうか。
投稿: たつや | 2014.07.01 22:14
>投稿: たつや さま| 2014.07.01 22:14
国際法上は、個別的自衛権も集団的自衛権もすべての国に認められています
(もちろん国際法上の要件を遵守することは求められますが……)。
しかしながら、わが国については、国際法上の制限と別個、日本国憲法上の制限がかかっているとみるわけです
(押しつけ憲法論はありますが、独立後、そのままにしてきた日本の自主的な制約の面も大きいと考えます)。
ま、この制約については、いろいろな解釈や主張はありえますね。
ただ、砂川事件での最高裁の「判決理由」は、米軍の駐留や日米安保条約については違憲かどうかを判断しない
(一見明白の違憲ではないので、裁判所が判断せず、政府および国民の選択に任せる問題として扱う)ということであり、
自衛隊の合憲性についてはいささかも述べていない(自衛権の保有については、何を述べたか非常に不明確であり、
それに、あくまで「傍論」であり、この部分を最高裁の「判例」として扱うことは、すくなくとも私は疑問です)。
ですから、自衛隊が合憲であることを、岡崎氏の主張として扱うのはよいのですが、
砂川事件から導かれる最高裁の見解だとするのは適切じゃないんです
(仮に結論が正しくても、立証の仕方などの方法が間違っている場合は、それは妥当な言論ではないんですよ)。
あと、国連の「集団安全保障」については、「同盟」とはまた違う仕組みなんです。
両者は相互補完的である面と矛盾・対立する面のアンビバレントな関係にあるもので、
国際法上は同一視はできないんです(ま、これまでの国内での議論では同一視されていたり、
憲法上は「自衛権」という概念でくくって検討されることが多かったので、混同するのは無理はないですが……)。
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.01 22:46
>まずは、あんたらの子息を自衛隊に入れて海外派兵されるように努力してくれよ。
リベラル万歳!
投稿: KI | 2014.07.01 22:49
モチキさん
> なんか最近、人間丸くなってません?w
そうですか? 自覚はないのですけど……
昨年の参院選は棄権しまして。国政の喫緊の課題はねじれ国会の解消だから,ここは自民が勝たねばならないと。ただ,そうはいっても自民に入れるのはシャクなので,私は棄権しました。
ねじれ国会が解消されて,安倍さんがいろいろと実現できていることはいいことだと思います。私には支持できないものが多いですが,河野談話の検証はよくやったと評価しています。
海江田さんには何の期待ももてないので,現在は無党派。党派を意識しないで書いているので,その点自由な感じがするようは気はしますね。いちいち民主党の政策とか確認する必要もなくなりましたし。
投稿: やせ猫 | 2014.07.01 23:05
総括的なコメントになりますがごめんなさい。
国際的には主権国家は個別的自衛権も集団的自衛権も保有するというのが一般的な解釈なのだという。
ならば日本がそのための軍隊を保有するのも国際的には何ら問題ないし、実際に自衛隊を保有している。
そして憲法九条は日本の個別的自衛権も集団的自衛権も認めているという解釈が成り立つというのなら、
じゃあ九条のせいで自衛隊を動かす各種法規が整備できないとかいうのは単なる国内向けの自主規制、
ぶっちゃけ時々の政権の怠慢だったというだけの話。
以前、空自戦闘機がアンノウンにスクランブルをかけて、相手が攻撃を仕掛けてきて初めて空自機は
反撃できるとか言われていた。仕掛けてくるまでは空自機からは攻撃できない、最初の一機は必ず犠牲になるしかないと。
だが例のミサイル防衛で、他国の発射した弾道ミサイルとおぼしき物体が日本領内に着弾するかどうか判らなくても
必要なら撃墜可能という法律ができた。だったら空自機のスクランブルだって全く同じ解釈が出来るはず。
アンノウンが妙な素振りを見せただけでも撃墜できると変えればよい(もう変わってるのかも知らんけど)
けっきょく国内法の整備なんかどうにでもなったんだ。
今後、自衛隊の運用に関して法律の未整備を含め様々な問題点が浮かび上がってくるでしょうけれど、もう九条のせいには出来ない。
政府が「実は現行憲法下でも日本は集団的自衛権を有していました。てへっ」とか公言しても反対デモさえロクに起きない。
ならば世論のせいにも野党のせいにも出来ない。かといって法の不手際で自衛隊員が死んでも今の政府与党が責任を取るとは思えないし、
責任を取らなかったからといって今の国民も大して気にするとは思えない。けっきょく隊員の屍の上に法整備がなされることになると思う。
「馬鹿は死ななきゃ直らない」と言いますが、この場合「馬鹿」と「死ぬ人間」とは全くの別人ときたもんだ。正直言ってやっとられん。
投稿: 川副海苔 | 2014.07.01 23:05
>砂川判決
「四 憲法第九条はわが国が主権国として有する固有の自衛権を何ら否定してはいない。
五 わが国が、自国の平和と安全とを維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置を執り得ることは、国家固有の権能の行使であつて、憲法は何らこれを禁止するものではない。
六 憲法は、右自衛のための措置を、国際連合の機関である安全保障理事会等の執る軍事措置等に限定していないのであつて、わが国の平和と安全を維持するためにふさわしい方式または手段である限り、国際情勢の実情に則し適当と認められる以上、他国に安全保障を求めることを何ら禁ずるものではない。 」
要するに侵略戦争ではない自衛戦争なら戦争をしても他国と共同の軍事行動を行ってもOKということ。
憲法が、集団的自衛権を禁じているかのような解釈が妄想でしかなく、安倍内閣は憲法が自衛戦争を禁じているかのような誤解を与えている現状を改正しようとしているだけ。
日本人の生命と財産、自由を守ることは政府の責任だと明記してあるのだし。
9条を盾にして、その責任から逃れてきた戦後の歴代政権が異常なだけで、安倍政権はその歴代政権が先送りしてきた課題を解決しようとしている政権でしょう。
>国連憲章は軍事同盟が前提でしょう?
United Nationsを国連ではなく、連合軍と翻訳すれば、それは明らかです。
投稿: ほる | 2014.07.01 23:12
そもそも日米安保条約では前文において日本国が集団的自衛権を有してることを明記しているわけですね(当たり前ですね。軍事同盟条約なんですから)。一方で日本国憲法は締結した条約を誠実に遵守することを定められている(98条)。当然集団的自衛権を否定することは憲法違反でしょう。そこで世紀の詭弁として内閣法制局がひねくり出してきたのが、集団的自衛権は有しているが行使できない、なわけです。条約では権利を有してるとは書いてあるが行使できるとは書いてないというわけです(これが条約を誠実に遵守するといえるのかは疑問ですが)。ところで皆さんは自分は憲法によって自分たちが健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を行使できるとか、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を行使できるとか勝手に思ってません?確かに日本国憲法はすべての国民がそれらの権利を「有する」とは書いてありますが(25,26条)、その権利を行使していいとは一言も書いてません。もちろん日本以外のすべての国では権利を有している以上(公共の福祉に反しない限り)行使できるのは当たり前ですが、日本ではいちいち内閣法制局の許可が必要なことをお忘れなく。さて、今度の憲法解釈変更による法律変更が行われれば、当然、訴訟が次々起こされることでしょう。もちろん最高裁により違憲判決が出ればさすがの安倍ちゃんでも閣議決定の撤回に追い込まれるでしょうし、それは内閣の崩壊でしょう。まぁもっとも、例によって下級審の跳ね返り裁判官が上級審でひっくり返されることを前提に違憲判断をすることはあるかもしれませんが、最高裁の判断はだいたい想像がつきますがね。もし合憲判決が出た暁には、反対派の皆さんは新宿ではなく(個人的に通過駅なもんで)永田町や東京駅などもっと都心で遠慮無く集団焼身自殺を行ってくださいね。
投稿: | 2014.07.01 23:16
追記。
安倍政権は米国べったりの安全保障政策から距離を置こうとしているとの考察がありましたが、
もしそうならば在日米軍と安保の内容を吟味して総括するのは必須のはず。
実際は普天間問題を始めとする在沖縄米軍問題はゴニョゴニョでお終いにするみたいだし、
鳴り物入りの水陸機動団とやらも、そもそも自衛隊の現有能力で渡洋敵前上陸が可能かどうかの
議論すら行われないまま整備が始まっています。けっきょく自衛隊で手に負えない部分は米軍に
丸投げするのがミエミエ。過去半世紀以上にわたって米軍に強力無比な兵站拠点を提供し続け、
米国の世界戦略の屋台骨を担ってきた実績をアピールすることさえやろうとしない。
今後も米国べったりのままでしょう。安倍政権が独自の防衛方針を持とうとしているなんて、
ちょっと皮かむり過ぎ、もとい買いかぶり過ぎだと思います。
投稿: 川副海苔 | 2014.07.01 23:20
ところでシドニアの騎士が第2期作成決定とともに最終回を迎えましたね。
次に注目のロボットアニメはこれ↓
健全ロボ ダイミダラー
http://penguin-empire.com/onair/
世のお父さん方におすすめです。
投稿: ほる | 2014.07.01 23:21
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http://goo.gl/LlKOkM
投稿: | 2014.07.01 23:26
>「行使は絶対に許さない」
http://www.google.co.jp/gwt/x?gl=JP&wsc=tb&source=s&u=http://www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dsoc%26k%3D2014070101069&hl=ja-JP&ei=usSyU_xZxq6UBaSJgYgE
もう、わけが分かりませんが。何でこうも上から目線なんでしょうね。
投稿: KU | 2014.07.01 23:28
へーへー、立派なご説ですなぁ。
過去には、こんなこと言っているんですがね。>大江
「戦後最大の馬鹿サヨである 大江健三郎迷言を集めてみれば・・・w(不定期更新-河童工房('◇')の憤懣本舗)」
「「1961年、「わがテレビ体験」(『群像』)において以下のように述べている。「結婚式をあげて深夜に戻ってきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。 そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。 それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る…。このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった」」
「1965年、「二十歳の日本人」において以下のように述べている。「北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。 ぼくらは、いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいして小姑的な敏感さをもつが、それにしてもあの写真は感動的であり、ぼくはそこに希望にみちて自分および自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。 逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。 ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかずにはいられない。 北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、もっともうたがい、もっとも嘲笑するものらが、南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋の味をあじあわせる。日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに閉ざされていない。しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれのようにまっすぐ前向きに方向づけられているのでない」」」
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/522.html
投稿: 英知の人・エイチマン | 2014.07.01 23:35
> 暗黒物質
言われてみりゃ質量があるんだからエネルギーですよね。
すごい発想だと思います。
投稿: jaguar | 2014.07.01 23:47
>もしそうならば在日米軍と安保の内容を吟味して総括するのは必須のはず。
そこは踏み込むべき領域だとは思いますが、現時点であからさまに突っ込むべきところでもないと思いますよ。
まずはそこに至る外堀から埋めていかなくてはいけません。
米国だっていきなり在日米軍と安保の総括を日本が始めたらものすごい疑心暗鬼になるんじゃないですかね。
その意味で外交交渉と集団的自衛権行使容認は大きく関連していると思います。
交渉ごとにおいて最初から出来ないことを大上段に提示されたらしらけるだけで決して建設的な話になりません。
まずはこちらのできることを増やすことによって相手の譲歩も引き出しやすくなります。
交渉はギブ&テイクなんですから与えるものがあるってことはもらえるものもあるってことにつながります。
もちろん今の自衛隊の整備方針について不満はありますが、おそらく予算の問題もあり安倍政権としての政策上の優先順位は低いのだろうと理解しています。
安倍政権としては自主防衛に至る外交や国内事情の整備・変更を行って自衛隊整備の環境整備をしていると思うんですがね。
これも私がそう思ってるだけで数年たってみたらまったくの見込み違いって話もあるかもしれませんが。
投稿: 葛城 | 2014.07.01 23:47
私は民主主義者だから天皇から文化勲章なんて受けられるか!でも王室からノーベル賞は喜んで受けちゃうよん!の大江さんじゃないですか!
投稿: | 2014.07.01 23:49
>英知の人 エイチマンさま
大江健三郎
そんな人でも、一定の条件さえ満たせばノーベル賞を貰えるんですねぇ。だけど「憲法に畏れを持たない」って・・・・完全に宗教と化しているのですが(爆)。しかも他国、それも左向きな方々が大っ嫌いなアメリカに押し付けられた憲法・・・・それを絶対視且つ大真面目に語っちゃうんだもの。タチの悪いギャグにしか見えません。
投稿: KU | 2014.07.01 23:51
>安倍政権が独自の防衛方針を持とうとしているなんて、ちょっと皮かむり過ぎ、もとい買いかぶり過ぎだと思います。
日本の安全に直接関わるなら個別的自衛権でいいわけで、これほど集団的自衛権に拘る事自体がアメリカの差し金である証拠でしょ。なにせ核武装だって現憲法の個別的自衛権で可能。自衛隊を人身御供にする売国奴の安倍ちゃん。
投稿: | 2014.07.02 00:00
>集団的自衛権に拘る事自体
当面核武装しないという意思表明と思います.
投稿: KI | 2014.07.02 00:20
>誰かが主導する他人の戦争に押っ取り刀で駆け付け、誰かを殺し、自らも犠牲になるということです
韓国がベトナム戦争に参加して多数のライダイハンを生み出したことを他人事で批判できていたのに、ネトウヨは、なぜベトナム戦争における韓国みたいになりたがるのか。
投稿: | 2014.07.02 00:34
>日本の安全に直接関わるなら個別的自衛権でいいわけで
目の前で同盟国が危険な目に遭っていても放置して逃げろと?
そんなことをするほうが、日本の安全を危うくしますよ。
日本の安全に直接関わるから集団的自衛権が必要。
個別的自衛権で充分という連中は、日本を孤立させたい朝鮮や中国の連中だけ。
投稿: | 2014.07.02 00:41
>ネトウヨは、なぜベトナム戦争における韓国みたいになりたがるのか。
大日本帝国はベトナムにも進駐したけど、韓国のような惨劇は起こしませんでした。
朝鮮人と日本人を同一視するのは止めましょうね。民度も国力も勃起時の大きさも差がありすぎる。
投稿: | 2014.07.02 00:43
>ネトウヨは、なぜベトナム戦争における韓国みたいになりたがるのか。
そら自分が自分が行くことなんて考えていないからでしょう。
投稿: | 2014.07.02 00:43
>そら自分が自分が行くことなんて考えていないからでしょう。
韓国のように徴兵制度も無いし、外貨獲得のために米国の尖兵として命を差し出する必要もないからね。
いや~韓国人は悲惨だね。
投稿: ほる | 2014.07.02 00:52
>>集団的自衛権
集団的自衛権には反対ではあるんですが、それ以上に問題なのは「自分たちは『正しい』事をしてるんだから、国民は黙って従ってろ」と言わんばかりの安倍内閣とか自民党の偉いさんたちとかのやり方だと思うんですよね。
これは、保守派や右派の一部の批判にも晒されてますけど、立憲主義でも法治主義でもなくて人治主義に他ならない訳で。
一応、法律を作ってそれで一般国民をギチギチにしばって法律の保護を失って路頭に迷いかけてる人が大半になる反面で、偉い人達は法律により過剰なまでに護られ・未だ未だ儲けたいから等とわがまま放題になり、それと同期するかのように立憲主義を放棄するような法律ばかりが優先されて作られる。
結局、どんなに言い繕っても独善を押し付けて、そこから不具合を起こす人やその他の意見の人との対話を形骸化しつづけるものだから、今回も相当な(NHK=日本中央放送では余り報じられなかったけど)人達が国会前や官邸前に押しかけて、警察が分散させるために4万2千人も動員して警備する羽目になってるわけです。
ウヨサヨとか自衛隊の役割についてどうか。と言う考えや意見の相違を超えたラインで、今の状況は拙いという人が集まり始めてる。
こういうのは、中国のどこそこの地方政府が中央政府を攻略するのに毛沢東を持ちだして専制政治まがいの真似をやったとか、そういうレベルだと思うんですが。
今の政府の偉いさんやそこにぶら下がってる「学識者」のやってる政策・特に教育関連の政策を見てると、まるでカンボジアのポル・ポトの真似をしようとしてる感じすら抱いてしまう。
親学とか江戸しぐさとか、明らかに捏造と妄言にまみれたものを子供たちに擦り込んで、挙句の果てには青少年健全育成法なる物を出したりボランティアの義務化という話も出てる。
要は、紅衛兵よろしく子供たちを自分たちのイデオロギーで溢れかえらせた挙句に、農村キャンプや「ボランティア」で紅衛兵に洗脳し、「不潔な大人」を粛清すらさせたいような、そういううす暗い欲望が、教育政策や青少年政策の変容を見ているとそこかしこからにじみ出ている訳で、これは北朝鮮ですらなくポル・ポトに近いものがある。
そういうクレージーさの文脈で、集団的自衛権を巡るこの間の動きを見てるのですが。
投稿: 業界インサイダー | 2014.07.02 01:20
日米の軍事力に圧倒的な差がある状態で集団的自衛権を行使しようとすれば、
そりゃ米国に主導権を握られるのは目に見えている。なにせ補給も情報もアメちゃん任せなんだし。
イラク戦争は大ポカもええとこだったけど、あんなクソみたいな戦争でも立場が弱ければ断れない。
日本が米国と対等な立場で事に挑むなんちゅうことは今後まず有り得ないし、
対等になるための軍事力を整備しようにも、おカネもう無いねん。
ようは集団的自衛権を使いこなす能力も気構えも無いままノコノコ鉄砲担いで出掛けましょうかという。
ドシロウトがよくわからんままリバレッジ30倍くらいのFXをやるようなもの。
この点は大石さんの言うとおりロクでもない未来が待っていると思ふの。
投稿: 川副海苔 | 2014.07.02 01:29
そんなに簡単に俺の名前をだすな,ポル・ポト.
投稿: KI | 2014.07.02 01:29
6時からの記者会見、見ました。色々言いたいことはありますが、まずは合格点ではないでしょうか。普通にあれを聞けば、集団的自衛権が危険だ、戦争への道に足を踏み入れている、といった批判が全く的を得ていない、と大体の人は思うんじゃないですかね。安倍さんは、いつかたかじんさんの番組に出たとき(たかじんさんが死んだあと)もそう思いましたが、ああいうところのスピーチには中々の説得力があります。
>それ以上に問題なのは「自分たちは『正しい』事を
>してるんだから、国民は黙って従ってろ」と
>言わんばかりの安倍内閣とか自民党の偉いさん
>たちとかのやり方だと思うんですよね。
そうですか? 私は民主党政権における強引な政権運営に比べればずっとましだと思いますよ。個人的にはこういう重要な問題を憲法解釈の見直しで乗り切るというような姑息なやり方は好きではありませんが、それでも、それなりに時間をかけて審議もし、協議もし、ある程度の透明度を確保しているし、これからノラさんの言われるように関連法の整備で国会審議にもかかる、そこで内容を具体的に明らかにしていくと今日の記者会見でも明確に言ってました。自分たちが正しいことをしてるんだから、黙って従ってろ、というのは、それこそ大江健三郎をはじめとするいわゆる護憲派、憲法9条至上主義の皆さんの言辞だというほうが私にはぴったりします。
>ネトウヨは、なぜベトナム戦争における韓国みたいになりたがるのか。
論評にも値しないが、自衛隊が海外にでもどこかの軍隊みたいに村ごと皆殺しにしたり、レイプしまくって孤児を作りまくったりはしませんから。そんなに民度は低くありません。お生憎さま。そもそも、今回の想定では明確に「自衛隊が武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してありません。」と言い切っており、ベトナム戦争における韓国みたいなケースはない、と言ってるんですが。
>>もしそうならば在日米軍と安保の内容を
>>吟味して総括するのは必須のはず。
>そこは踏み込むべき領域だとは思いますが、
>現時点であからさまに突っ込むべき
>ところでもないと思いますよ。
>まずはそこに至る外堀から埋めていかなくては
>いけません。
ということでしょう。場合によっては対米追従だけでなく、たとえばアジアの国々とも手を携えて中国と対抗する(戦争する、ということじゃないですよ)かもしれないし、もっと言えば、ロシアとだって手を組むかもしれません。その時に集団自衛権があるか、ないかは大きな違いです。ただ、そんなことを今大きな声を出して言ってもなんの意味もないでしょう。もちろん、日本としてはアメリカと一緒にやっていくことが最優先ですし、ここでも皆さんが言っているように、まともに考えれば「アメリカさんには日本守ってもらう約束ですから、約束は果たしてね。でも、日本としては身内の事情で目の前でアメリカさんの船が攻撃されても助けれらませんし、救助もできませんから、よろしくね。テヘペロ。」じゃ、相手にもしてもらえないでしょう。でも、その先にはひょっとするとアメリカが嫌がってもロシアとも手を組むなんて絵だってあるかもしれない。そういう自由度をもつのがまともな外交、まともな国というもんです。特にアメリカ外交が迷走しているだけでなく、金に目がくらんで中国にしっぽ振ってる人が政権の中枢にいる現状を考えると。
投稿: モチキセキセキ | 2014.07.02 04:19
>誰かを殺し、自らも犠牲になるということです
それを今の自衛隊装備でやるとなると、結構悲惨な結果が待っているともいますけどお偉いさんはそこまで頭が回っているのかな?
知り合いのイージス乗りと話しているとセールストークなのか「中国楽勝とか」言っていて実際乗っていてその性能を目の当たりにしているからの自信なのか。
『飽和攻撃とかされるとミサイルたりるの?ESSM積んでないよね?アスロックの比率も結構あるんじゃない』とか聞くと最後には「米軍の船が居るから大丈夫」と言ったんです。それを聞いて何とも言えない気持ちになりました。これは最近の話です。
艦これ
最近の改二の話は榛名と妙高さんだけで蒼龍が全く出なくなっている。現状2週間隔アップデートだと7月中頃で榛名と蒼龍来るのかな?
月末慌てて放置していた1-5をギリギリの時間でクリア。トータル6回の過程で伊8/19がドロップ、落ちてくるんだ・・・・。
デイリー大型最低レシピは地味にボーキ消費が痛いので中止、イベントでの消費をどれ位とみるべきだろうか。
投稿: ブラックタグ | 2014.07.02 05:22
>投稿: 業界インサイダー | 2014.07.02 01:20
>今回も相当な(NHK=日本中央放送では余り報じられなかったけど)人達が国会前や官邸前に押しかけて
もしかしてこれ?
【NHK空撮画像】『集団的自衛権』抗議活動、主催者発表の2,000人がどうみても100人程度
http://hosyusokuhou.jp/archives/38920428.html
投稿: | 2014.07.02 07:06
>『飽和攻撃とかされるとミサイルたりるの?ESSM積んでないよね?アスロックの比率も結構あるんじゃない』とか聞くと最後には「米軍の船が居るから大丈夫」と言ったんです。それを聞いて何とも言えない気持ちになりました。これは最近の話です。
飽和攻撃には、それを行えるだけの船舶や航空機を戦場にそろえる必要がありますから事前に察知して逃げればよいだけです。
中国だってイージス一隻に対して飽和攻撃というオーバーキルは行わないでしょう。
飽和攻撃を心配するなら、核攻撃を心配した方がよいですね。
投稿: | 2014.07.02 07:10
まあ、君らのご子息をまずは国家に奉げるんだね。
新自由主義者の米帝代理総督もどきの売国奴だったら
安倍の昨日の会見にも高得点与えるだろうが。
投稿: リペラル | 2014.07.02 07:33
昨日の閣議決定、安倍ちゃんの会見を見ても何とも中途半端で実効性(今後の法整備を抜きしても)があるのか疑問なしとできない。
今回閣議決定をしたことで今後解釈変更はできなくなり、かえって手足を縛ることになるんじゃないんだろうか。
いずれにしても最終的には憲法改正でやるしかないんだろうけどこれもまた難しい。
今回の閣議決定が今後、失敗と評価されないことを祈るしかないね・・・。
投稿: | 2014.07.02 07:49
>ドシロウトがよくわからんままリバレッジ30倍くらいのFXをやるようなもの。
いやいやFXをやってもいいという閣議決定をしただけですよ。
できれば始めるのは出来るだけ人的被害を軽減できる装備が整ってからにして欲しいですけどね。
平たく言えば米国へのお付き合い=大人になったジャイアンのリサイタルでは「大盃の一升イッキ呑み」を披露で急アルbyのび太じゃなくて、「僕、運転手なんでノンアルコールビールで」byスネ夫で済ませたいじゃないですか。今までは「僕いかないけどお金だけ出すからジャイアンに宜しく言っておいて」でジャイアン以外の友達からも嫌味を言われていた訳ですが。
プレデターなりの無人機をいっぱい揃えて可能な限りソレで済ませて、それでもダメなら航空戦力と海洋戦力の展開で済ませると。
資源確保の発言権を得るためなら中東だろうが南米だろうが行くしかないかなあって思いますが、「自由と民主主義」の為にウクライナなんぞに展開するのは、せいぜい無人機を2~3機がいいところでしょう。
投稿: 営業マネージャー(所長) | 2014.07.02 08:06
昨今の集団的自衛権がらみの話は、あえて諸氏のご意見拝聴に回ろうと思っていたのですが、
集団的自衛権容認=徴兵制復活だの、自分の子供をまず差し出せだのという論調には、さすがに違和感ありまくりです。
これを口にして錦の御旗にすることで、容認派の意見はすべて頭から否定、
そこには議論するという民主主義の原則を放棄しているようにしか思えないんですよ。
安倍政権がまず閣内決定に動いたのは、議論のための下地づくりでしょう。
しかし大江とかの言いようを聞いていると、憲法は神聖、議論すらまかりならんとしか聞こえてこないんですね。
それは、現在の状況で仮に国民投票などを行ったとしても、護憲派が負けるのが彼らもわかっているから。
昨今の中韓のありようは、日本国民の目を覚まさせつつあるということを、
実はもっとも感じているのは彼ら左の人々なんだろうと思いますよ。
だから民主主義の原則たる、議論を行い多数決で決めるということすらも、頭から拒否しようとしている。
考えてみれば日本の保守政権、自民党が倒れて民主党に変わったとき、
最初は左の人々もついに我が世が来たと思ったことでしょう。
しかし鳩管があまりにもアレで退場したあとに残ったのは、やはり保守政権でした。
そしてその残骸は、しばらくは日本の表に立つことはないでしょう。
もはや自ら民主主義を否定することしか、彼らにはとる手段がなくなったんでしょうか?
投稿: PAN | 2014.07.02 08:18
かつては明治憲法の解釈から軍部が統帥権干犯だとか屁理屈こねて不磨の大典と持ち上げてたのが
今じゃサヨクが憲法九条護憲を叫んで不磨の大典にしようとしてんだから、バカは繰り返す。
業界インサイダー
>そういうクレージーさの文脈で、
放射脳のために放射能の臭いが嗅げちゃうのも神経内科とかそういったところへ
行った方がほうがよいと思うよ。
投稿: 九頭竜 | 2014.07.02 08:51
>そういうクレージーさの文脈で、集団的自衛権を巡るこの間の動きを見てるのですが。
業界インサイダー | 2014.07.02 01:20
傍観者、見ているだけなら集団的自衛権的行使容認を追認したのと同じ。
他人のブログのコメ欄にせっせと書き込んでもおまいらさんの声はどこにも届かない。
官邸前に集まった数百人の群衆や焼身オヤジの方がまだマシ。
投稿: | 2014.07.02 09:05
>>営業マネージャー(所長)さま
のび太は「宴会には参加できないけど、その代わりお金と運転手と休憩場所と宿泊場所と朝ごはんまで僕が面倒みるよ」と今までジャイアンをお世話し続けてきましたよ。
なんでカネだけ出してあとは知らんぷりなんてイメージが罷り通っているんだろう?
集団的自衛権を通すために安倍政権はあえて「仲間の危機にも手を貸さない日本」をアピールして、
兵站面での功績を目立たないようにしてるんじゃないですか?
集団的自衛権が国家の権利という主張には賛同しますが、今まで日本が何もしてこなかったみたいに国内外で勘違いされるのはマズイですよ。
集団的自衛権を行使する際に日本の意見が反映されにくくなる。
自国の功績は宣伝し不利な部分は隠すか無視する。国際社会の鉄則じゃないですか。
集団作業というのは立場の弱い人間に嫌な仕事が回ってくるのが相場なんですから。
投稿: 川副海苔 | 2014.07.02 09:15
>まあ、君らのご子息をまずは国家に奉げるんだね。
人口が小さい小国などは別にして、子息が軍隊に入って国家を守っていない国などどこにもない。集団的自衛権の行使うんぬんは別にしてもこれは地球上で自分たちの生活や命を保障する上で当たり前。
投稿: | 2014.07.02 09:41
国際法研究者(ノラ)さま
質問のような愚痴のような投げかけをしてすみません。
憲法が最高裁の判断を待たねばならないというのが最大の疑問で、憲法が成立した直後など憲法判断がなされるはずはない。質問自体も砂川事件ということではなく(お示し頂いた資料を斜め読みした限りは不都合はなかったように思いますが)、立法時に良くあるその成立の背景を見る必要があったと思ったからです。
要すれば「主権国家ではない国の自主的な制約とは」ということになるでしょうか。
軍事同盟にせよ国連憲章にせよいまの憲法の背景であることは間違いない。軍もそうです。
また軍は明らかに自主的な要素はありえない。
川副さまの話もありましたが、私には「社会党の9条解釈が限界にきた」というだけではないかと思います。憲法解釈が国際状況や時代によって変遷するわけですから、それに応じた下級法も変化を求められるのは当然です。
私の軍事同盟についての部分はやや強引すぎる点があるように思いますが、国連憲章が同盟を前提にした話であり、前提として想定はあった。
ただその相互補完的な部分のつめをどうするのかはたしかに論議されていない。
しかしそれは現状では新たな軍事同盟を結ぶかどうかの問題でしか過ぎません。その時点、その相手国との交渉が先で違憲論議はその後でしょう。
確かに日米安保の締結そのものの憲法との整合性の話はあるでしょう。が、これは今更でしょう。
(日米安保でアメリカの要求が変化しそれに応ずるべきかどうかの国内論議はあるでしょうね)
そして軍事同盟がイコールで即アメリカの戦争に荷担せねばならないということではない。
利益とのバランスでそれぞれの参加不参加を、政府が倒れることも含めて考えれば良いし、違憲判断もそこで行えばよいと考えます。
(ただ結果的には大石先生の見立て通りにはなるでしょう)
投稿: たつや | 2014.07.02 09:49
>ネトウヨは、なぜベトナム戦争における韓国みたいになりたがるのか。
ベトナムで大虐殺やったのが韓国人、一方日本は第二次大戦終戦後も700人から800人の日本軍将兵が残留し、軍事学校を設立し教官として活躍した
http://zaitokuclub.blog.fc2.com/blog-entry-535.html
投稿: | 2014.07.02 10:03
川副海苔さま
ご心中お察し申し上げます。私自身も交通事故や犯罪をみながら、結局法は誰も守ってはくれないものだと昔から感じておりました。
結局自分の身を守るためには自分で声を上げるしかない。
あと同盟ですけど嫌な汚れ仕事は、ありとあらゆる知恵を絞って代替案を出して逃げまくればいいんですよ。相手がキレる直前まで。
卑怯者?ののしりで気が済むなら喜んで甘んじますよ。
ただそのことと、建前とお上手で「あなたとは真の仲間です。地獄までお付き合いします」と言うのも別だと思います。
投稿: たつや | 2014.07.02 10:10
>投稿: モチキセキセキ | 2014.07.02 04:19
「イラクが大量破壊兵器がないと証明できなかったのが悪い」なんて言ってる安倍ちゃんやあんたの口約束に信用があるの?
投稿: | 2014.07.02 10:32
>投稿: たつや さま| 2014.07.02 09:49
>憲法が最高裁の判断を待たねばならないというのが最大の疑問で、
これは、日本の憲政の仕組みがそのように決めているとしかいいようがありません。
行政府・立法府は、それぞれの憲法解釈に基づき、法案を提出したり、法をつくったり、
その解釈・適用として日々の行政的活動を行うわけですが、これらが憲法に沿っているかを
最終的に判断する権限を、最高裁番所に与えているわけです。
ですから、今回の閣議決定は行政府としての判断の明示であり、これが最終的な答えがでたわけではありません
(ま、一応は有効な憲法解釈として扱われるが、それが変更できない確定的な解釈というわけじゃない)。
今後、法改正・新規立法の審議の過程で立法府による、チェックを受け、
最終的には、司法過程において、最高裁がその是非を判断することになるのです。
その最終的判断の過程で、国連憲章や安保条約をどの程度考慮に入れるかは、
最高裁の裁判官たちの判断次第といえるでしょう。
で、この点は、たつやさんの関心とは離れるかもしれませんが、
少なくとも現時点では、憲法の問題として、日本が集団的自衛権を行使できるかどうかについては、
最高裁は、直接的には何も言っていない。その最終的判断は下されていないわけです。
その意味で、岡崎氏の立論は一つの可能性としてはあるのだが、
あくまで彼自身の主張・解釈であり、最高裁の「判例」ではない。
そこはきちんと区別しないといけないと考えたわけです。
あと、同盟(集団的自衛権)と集団安全保障は別の概念です。
これは国際法の入門書でも必ずふれられていますから、
適当なのを図書館等でご覧になられるとよろしいかと……
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.02 10:33
>投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.02 10:33
おっと、変換ミス!
1パラ最終行、「最高裁番所」>「最高裁判所」ですね。
すみません。訂正させてください。
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.02 10:35
>そこには議論するという民主主義の原則を放棄しているようにしか思えないんですよ。
集団的自衛権を通すためなら、今でも可能なことを不可能とデマ飛ばして平然としているのも同様。左翼もホントは「個別的自衛権で核武装も可能なんですよ、集団的自衛権なんて米国の戦略に巻き込まれる可能性ばかり大きい下策」と言えば国民の対中不安にも対処できるのに、核アレルギー、国防アレルギーのせいでそういうこと言えないから自縄自縛になってる。
投稿: | 2014.07.02 10:45
国際法研究者(ノラ)さま
ご丁寧なご回答ありがとうございます。仕組みなどの仰ることはよく分かります。
また現状の最高裁判断が未だなされておらず、それを待たねばならないことも。
岡崎氏の論も国際法の入門書も読まずにつっかかっていった私をお許しください(笑)
日本国憲法やその成立をみるに「社会党の9条解釈」という見方しか今できなくてw
投稿: たつや | 2014.07.02 11:46
>投稿: たつや さま| 2014.07.02 11:46
謝る必要はないですし、私が許すも許さないもないですよ(笑)。
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.02 12:07
>「宴会には参加できないけど、その代わりお金と運転手と休憩場所と宿泊場所と朝ごはんまで僕が面倒みるよ」と今までジャイアンをお世話し続けてきましたよ。
事実はそうなんですけどねえ。
やっぱり大人になっても一緒にジャイアン歌を聞かないと、しずかちゃん(どこの国だ??)すら「のび太さんなんか知らない!」になっているとしか思えません。
どう考えても「のび太」ライフよりも「スネ夫」ライフの方が、ジャイアンと付き合っていく以上はメリットがありそうだと。
だってジャイアンと仲が悪い連中は、金だけ出している「のび太」なら見逃してやるって約束してくれるわけじゃない。逆に「のび太は常にジャイアンに金MAXで協力しやがる!!」って狙われないとも限らない。
投稿: 営業マネージャー(所長) | 2014.07.02 12:07
ノラさん
最高裁の判断については別というのはわかってますが、昔の自衛隊違憲だったか安保違憲だったの訴訟だったと思うんですが、司法としては高度に政治的な問題については介入できないというような判決が最高裁でなされたと思うのですが、現状はどうなんでしょうか?基地問題などもずいぶん扱われ始めてますし、選挙権の不公平に対する強い意見も出すようになってきてるので、変わってきてもいるのかと。
投稿: | 2014.07.02 12:57
>投稿: | 2014.07.02 12:57
ええ、上でも言及してますが、砂川事件(最高裁判決)なんかも、そのような判断をした例ですね。
ですから、今回の件についても、もし何らかの形で合憲性を争う事件が最高裁に係属した場合、
これまでとおなじように、司法権の自己抑制により、最高裁としては「違憲とは言わない」という判断を
くだす可能性は十分にあると思います(その場合は、対象は、一応合憲なものとして扱われ、
それを変更するのは政権交代など、政治的な手段によることになると思います)。
あと、たしかに、最近の最高裁は、これまでに比べると違憲判決を下すことに躊躇しなくなっている印象はあるので、
最高裁がどのようにするかは、その時にならないと分からないというのが正直なところです。
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.02 13:20
>もう半年も経ちゃ、「アベノミクスの失敗は想定の範囲内だった」とか麻生さんが口を滑らせるよw。
アベノミクス=リフレという意味ですか?
いまだにリフレ政策をブードゥー経済とか呼んでるんですか?すごいですね
景気が落ち込んでるのは消費増税のせいだというお話ですよね?w なんでリフレのせいになるの?
そもそも消費増税は麻生の政策だし、大石さんも法案可決までは推進してたでしょ?
投稿: しまゆ | 2014.07.02 13:27
2012.06.27
消費税私案
※ 民主57人が反対、16人欠席・棄権 消費増税法案採決
http://www.asahi.com/politics/update/0626/TKY201206260451.html
法案も通って、民主党も割れずに良かったんじゃないでしょうか。あとは、党内処分をなあなあに済ませて小沢さんの顔を立ててお終いにして欲しい。
そして、ノビー先生の、「増税しても景気は悪化しない」説が証明されることを祈りましょう、祈りましょう、切に。
投稿: しまゆ | 2014.07.02 13:37
>投稿: モチキセキセキ | 2014.07.02 04:19
>「イラクが大量破壊兵器がないと証明
>できなかったのが悪い」なんて言ってる
>安倍ちゃんやあんたの口約束に信用があるの?
イラクが国連決議に違反しまくったのは明白です。それどころかイランを牽制するために大量破壊兵器の所有を匂わせることすら行ってきたこともお忘れで。国連軍の侵攻を防ぎたければ、国際社会や国連に対する約束を守ればよかっただけ。
ファンタジーの世界にいる人に言っても無駄かもしれませんが、そもそも捨てハンすら付けない名無しが信用など書くことこそ笑止千万です。ただ、信用というなら、さんざん、グングツの音が、とか、子供を戦争に送る気か、とか言ってきた人たちの発言に対する責任こそ問われるべきでしょう。せいぜい100人か200人のデモも「参加者発表2000人」とか平気で詐称して恥じないメンタリティなんてどう思いますか?
少なくとも安倍さんは景気をよくする、と言って、道半ばではありますが、ちゃんとそちらに舵をとって結果を出しつつある。「政権交代すれば株価三倍」などという嘘八百を並べた夜郎自大な輩とは全然違いますよ。私ですか?まぁ私についてはここにもう5年くらいはいると思うので、過去の発言を見て私の発言が信用できるかどうか判断して下さい。そんなに間違えたことは言ってないとそれなりに自信はありますが、まぁあなたのような人には目障りでしょうね。
まぁ、大江さんにせよ、こういう輩にせよ、自分で自分の評判をこうやってせっせと落としてくれるのは、ありがたいと言うべきですか?どんどん、ばかげたことを言って一般の人たちから乖離していくんですから。個人的は、ちょっと自民党に議席を与えすぎてるという気はしてますが、対抗勢力の自爆というべきでしょうね。
投稿: モチキセキセキ | 2014.07.02 15:16
イラク戦争は国連軍じゃない。
投稿: | 2014.07.02 15:50
ノラさん
回答ありがとうございます。
私が聞きかじっていたのは長沼ナイキ訴訟でした。で、高裁で統治行為論が適用されたと。統治行為論、久しぶりにこの言葉を使いました。
時代が変わると最高裁も変わるってことでしょうか。自分たちの存在価値を明らかにするために。
投稿: | 2014.07.02 17:17
>今回の件についても、もし何らかの形で合憲性を争う事件が最高裁に係属した場合、これまでとおなじように、司法権の自己抑制により、最高裁としては「違憲とは言わない」という判断をくだす可能性は十分にあると思います。
国際法研究者(ノラ)様、専門家の書き込みは安心して読めますので、心が落ちつきます。
上の話はよく分かります。学生時代、某左派系法学者の講義で、左派らしい判例解説を聞かされました。40年近く前だったので、時代背景もあってらしさ満点でした。
ところが数年後、某公共団体の職員研修の講師にこの学者先生がいらして、全然違うことを話しました。ノラ様が上で書いている趣旨です。曰く、現実の社会制度や仕組みを否定するような判決を出すことはないし、それは許されないことであると。
そりゃまあそうでしょうけど、厳密に憲法判断を下さないことが正しいことなのですかねえ。そんなんで日本を法治国家と呼んでいいんかいなとか思いました。
訴訟内容は忘れましたが、ドイツにおいて現実の仕組みに大きな変更を要するような重大な違憲判決があった記憶があります。そういった違憲判決を出すのは健全なありようだと思うのですけど。あるいは、逆に憲法そのものに修正を加えのが真っ当なありようじゃないですかね。
いえ、私は法律の門外漢なので、分からないままに素人考えを書いているだけです。
投稿: ペンチ | 2014.07.02 19:43
>投稿: ペンチさま | 2014.07.02 19:43
社会の安定を重視すれば、現状を否定できないのだけど、たしかにすっきりしない部分はありますね
(それだけ慎重に扱うべき問題ということなのでしょうが……)。
最近の「事前統制」から「事後統制」への移行という傾向を考えると、
もっと積極的な裁判所の役割を認めてもよいのかもしれません
ただ、国民審査はありますが、裁判官というのは国民の選択を経たものではないので、
国家の行末を左右しかねない政治的に重大かつ論争的な点について判断するのに
裁判官が適した存在であるのかという疑問もありえますね(裁判官自身も自己をそのようにみている感もありますし……)。
このあたり正直いって、私も確固とした答えをすぐには出せません……
権力の分立という大原則をどう制度設計に盛り込んでいくか、国民ひとりひとりが考えていくことしかないのかと考えます
(施行前に国会・内閣の諮問にこたえる形で審査させる制度の新設なんかも、アイデアとしてはありかと思います)。
おそらく、お答えになっていないでしょうが、このあたりでご勘弁を……。
あと、自分は専門家といっても、駆け出しなんで、その辺は割り引いてみていただければと思います
(そもそも憲法は専門外ですし、専門の国際法も自分も研究対象以外はあまり分からないことも多いですし……)。
というわけで、仕事に戻ります。
投稿: 国際法研究者(ノラ) | 2014.07.02 20:34
>国家の行末を左右しかねない政治的に重大かつ論争的な点について判断するのに
>裁判官が適した存在であるのかという疑問もありえますね
いかに憲法があっても、最高裁が統治行為論を掲げていることは、妥当だと思います。
なぜなら、例えば9条に関して日米安保や自衛隊の存否に裁判所が口を挟んで国家国民の安全保障に支障が生じたら、裁判所は全然責任を負えないからです。そこら辺に思いを致さない馬鹿な憲法学者や弁護士が、「自衛隊(あるいは日米安保、PKO、等)は憲法違反ニダ!」と叫んで、今ではさっぱり影響力を失ったのは、国家にとって慶賀な現象でしょう。彼らは、「憲法9条は、人類最初の偉大な実験だ」と主張しますが、一体だれが、そんな実験のために、自分や家族(沖縄県民を含んで)を犠牲にしたいのでしょうか。ギャンブルなら、自分たちだけでやって欲しいものです。まぁ、集団的自衛権を認めたら、彼らがいうように「戦争のできる国家になる」のか?ドーナツでも食いながら見物させてもらうことにします。
関係薄いですが、いつの間にか日弁連も、個別的自衛権には賛成に趣旨替えした模様です。
投稿: | 2014.07.02 21:06
↑またもやコテハン忘れ。
法学者から裁判官に選任されると、それまでの学説をコロッと変える人があります。それはそれで正しい。立場が異なれば、言うことが変わるのは、むしろ正しいことで、そうならなかったら、人間が疑われます。
知人の裁判官いわく、「個人の良心と、法曹の良心は違う。上級審で覆されるような判決を書くことは、法曹の良心に反する」とのことでした。
投稿: 英知の人・エイチマン | 2014.07.02 21:12
> 国民審査
そういえば数パーセントしかないんだよな<白票が賛成という制度のせいもあるが。
違憲判決とか文句言っている所はもっと罰を付けるように運動しなきゃ。
投稿: 一般書店で | 2014.07.02 22:14
>>イラクが国連決議に違反しまくったのは明白です。それどころかイランを牽制するために大量破壊兵器の所有を匂わせることすら行ってきたこともお忘れで。国連軍の侵攻を防ぎたければ、国際社会や国連に対する約束を守ればよかっただけ。
あのさあ。
最初、911へのイラク関与を侵攻の理由にしようとしてシロと出たので、大量兵器の保有を理由に切り替えたのを忘れたのか?
プレイム事件の顛末見れば、アメリカが大量破壊兵器所有のシロクロに関わらずイラク侵攻は決めていたのは明らかだろ。
投稿: | 2014.07.02 22:38
>プレイム事件の顛末見れば、アメリカが大量破壊兵器所有のシロクロに関わらずイラク侵攻は決めていたのは明らかだろ。
それの何が悪いわけ?
いつから米国は正義の味方になったんだっけ?
投稿: | 2014.07.02 22:54
>>それの何が悪いわけ?
悪いに決まってるだろ。
石油確保が本当の目的だったくせに、その結果が産油地帯のど真ん中に破綻国家が出来るという間抜け振りを
全世界に披露するハメになったんだから。
投稿: | 2014.07.02 23:30
>石油確保が本当の目的だったくせに、その結果が産油地帯のど真ん中に破綻国家が出来るという間抜け振りを
結果論かよww
で、その石油確保で恩恵を受けたのは米国以外の国というのは理解できてる?
投稿: | 2014.07.02 23:40
>>結果論かよww
開戦の大義:イラクの大量破壊兵器保有→嘘っぱち
結果:米軍死者約4500人、負傷者約3万2000人を出して撤退。イラク分裂。イラク戦争に投入した8000億ドルがパーに。
開戦理由から結果まですべてケチがついた戦争だったじゃねえかよ。逆に、この戦争でアメリカにどんな恩恵があったか聞きたいわ!
投稿: | 2014.07.02 23:53
>開戦の大義:イラクの大量破壊兵器保有→嘘っぱち
だから?
嘘だと天罰でも下るの?
>結果:米軍死者約4500人、負傷者約3万2000人を出して撤退。イラク分裂。イラク戦争に投入した8000億ドルがパーに。
だから?
米国が弱体化して喜んだ国は多いねえ。
>逆に、この戦争でアメリカにどんな恩恵があったか聞きたいわ!
そんなことは米国人に聞けよ。
米国の失点を自分の利益に出来ずに自分と正義を同一視して喚くのは
中学生までにしておいた方が良い。
笑われるぞ。
投稿: | 2014.07.03 01:33
※ 金正恩政権を崩壊させるのがベストシナリオ
>皆それは解っているけど、周辺各国は、みんな
>嫌がっているわけで。
これ、ここで出てたかどうか。数日前の記事ですが、何となく眉に唾付けながら読んでました。
※ 中国と韓国が北朝鮮を崩壊させる戦略に転換~石油の供給を停止
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20140629/267727/
>北朝鮮は、中国に石油とドルを止められた。
>中国の対北政策のこの変化は、北朝鮮の
>「死」につながる。このため、北朝鮮は日本との
>関係改善に乗り出さざるを得なくなったのである。
本当かどうかは別としても、日本としてはうまく立ち回って拉致被害者をきっちり取り戻して欲しいものです。ただ、統一朝鮮っても、核を持った下朝鮮なんてあんまり想像したくないですがね。まぁ、日本は鐚一文出さずに勝手にやってもらいましょう。
===
※ 【オピニオン】日本の防衛政策のシフトは限定的
というか、このWSJのページここ数日、変なポップアップのページが出てきて、これ見よがしの右上のバッテンをクリックしてそのポップアップを消そうとすると、全く違うページに誘導されます。一体何なんでしょうか。かなり悪質な臭いがしますので、もうWSJのアドレスには近づかないようにしてます。
===
※ アルプス電気、会長が「侵略否定」発言?
ポリティカルコレクトネスもあったもんじゃない、とは思いますが、まぁそこでそういう発言をすればそうなるでしょうね。それが嫌なら、中国の工場を閉めちゃうことです。ひょっとすると株価も上がるかもしれません。w
===
※ 磁気で浮遊する「スカイトラン」は将来の公共交通機関?
どっちかというと、ずいぶん前に出てたこれに乗ってみたいです。ちょっと楽しそうな感じ。
※ジェットコースターが「市民の足」になる
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100712/215381/?P=1
イニシャルコストはミニ地下鉄の1/10、モノレールの1/5、一人当たりのエネルギー量は自動車の1/10以下、バスの1/3、鉄道の約半分ですと。
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>福島県警のパワハラ
こういう最悪の結果になった上に、更に裁判も待ってる。だからこそ、早めに潰しておくべきでしたね、こういう内部統制に引っかかるような事案は。セクハラと同じで、線引きが曖昧な部分があるだけに、ゼロトレランスを明確に打ち出す必要があったんだと思います。
投稿: モチキセキセキ | 2014.07.03 19:23